JP2006101479A - 固体撮像装置及びそれを用いたカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画や高速撮影に対しても画像の歪等の発生を抑えることが可能で、更にS/N比が優れ安定した信号出力を行うことのできる高フレームレートの固体撮像装置及びそれを用いたカメラを提供する。
【解決手段】 光電変換手段2の各画素と各々対応する複数のメモリ素子14を有するフレームメモリ手段15と、光電変換手段2の各画素の信号をフレームメモリ手段15のメモリ素子4に記録する手段とを具備する。また、光電変換手段2とフレームメモリ手段15は少なくとも1対の垂直走査手段3、16により駆動する。更に、フレームメモリ手段15に記録された信号を読み出す少なくとも1対のラインメモリ手段と水平走査手段とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体撮像装置、特に動画或いは高フレームレートで画像を取得し、それらを合成してひとつの画像を形成する撮像システムに好適な固体撮像装置及びそれを用いたカメラに関するものである。
図10は従来例の固体撮像装置を示すブロック図である。これは、例えば、特開平11−196332号公報等に開示されている(特許文献1)。図10の固体撮像装置は、光信号を電気信号に変換する画素1と、画素1を複数個2次元配列した光電変換部2と、2次元配列された画素を垂直方向に行単位で順次選択する垂直シフトレジスタ3(VSR1)と、選択された行の各画素信号を保持するラインメモリ部4と、ラインメモリ部4に蓄えられた各画素の信号を水平方向に順次走査し、読出し回路10へ転送する水平シフトレジスタ5(HSR1)とから構成されている。
ここで、光電変換部2は6行8列の例を示しているが、画素配列はこれに限らず任意である。また、読出し回路10はラインメモリ部4からの信号をインピーダンス変換する演算増幅器6と、信号ゲインを調整し且つDA変換器7で設定されるオフセットレベルを信号レベルから減算し、オフセットレベルを調整するゲインコントロールアンプ(AGC)8と、ゲインコントロールアンプ8の出力をデジタル信号に変換するAD変換器9とから構成されている。
固体撮像装置を用いて画像を取得する際には、シャッター動作により一定の蓄積期間に画素に照射された光信号を電気信号に変換して出力する方法が一般的である。シャッターとしてはカメラ装置のように機械的なシャッターを用いて撮像装置に照射される光を遮蔽する手段もあるが、固体撮像装置自身が電気的にシャッター動作を行うものもある。
特に、CMOS(相補型電界効果トランジスタ)を用いた固体撮像装置では、スリットローリングシャッター動作、即ち、1回の撮影期間中に垂直シフトレジスタを2回走査し、最初の走査で各画素のリセットを行って蓄積を開始し、2回目の走査で蓄積を終了し信号を出力する方法が一般的である。
この固体撮像装置の動作について図11、図12を用いて詳細に説明する。図11は図10に示す光電変換部2、ラインメモリ部4及び読出し回路10の一部である、ラインメモリ部4からの信号をインピーダンス変換する演算増幅器6を示す回路図である。画素1は、光信号を電気信号に変換するフォトダイオードD1と、蓄積期間中のフォトダイオードD1に蓄えられた電荷をソースフォロアを構成するトランジスタQ2のゲートへ転送するための転送スイッチQ1と、Q2のゲートをリセットするためのリセットスイッチQ3と、行選択スイッチQ4より構成されている。
ここでは画素配列は2行2列の例で説明するが、画素配列はこれに限らない。Q5は各画素の行選択スイッチが接続される垂直出力線11の負荷となる定電流回路、CTS1〜2、CTN1〜2は各々ラインメモリであるところの容量、Q6、Q7は選択された行の画素出力をラインメモリへ書き込むための転送スイッチ、Q8、Q9はラインメモリから水平出力線12、13へ信号を読み出す転送スイッチ、CHS、CHNは水平出力線12、13の負荷容量、Q10、Q11は水平出力線の容量CHS、CHNをリセットするためのリセットスイッチである。なお、垂直シフトレジスタ3及び水平シフトレジスタ5は簡単のために省略している。
図12は図11の回路の動作タイミングを示す図である。垂直シフトレジスタ3が動作すると、選択された第1行に対してリセットパルスPRESB1、転送パルスPTX1、行選択パルスPSEL1が出力される。まず、上述した通り、第1回目の垂直シフトレジスタの走査でシャッターライン走査を行うが、説明を分かりやすくするため第2回目の垂直シフトレジスタの走査、即ち、読出しライン走査について先に説明する。
図12において、時刻t14に読出しライン走査が開始されると、行選択パルスPSEL1がハイレベル、リセットパルスPRES1Bがローレベルになり、選択された行のソースフォロワQ2は垂直出力線11へ接続され、且つ、そのゲートはフローティング状態となり、フォトダイオードD1からの信号電荷を受け入れ可能となる。
しかしながら、この時、ソースフォロワQ2のゲートにはリセットノイズVnが発生するため、S/N低下の原因となるので補正の必要がある。そこで、時刻t15に転送スイッチQ7を転送パルスPTNによってオンさせ、リセットノイズVnをラインメモリCTN1〜2へ転送する。次に時刻t16〜t17期間、転送パルスPTX1により転送スイッチQ1がオンし、フォトダイオードD1に蓄積されていた信号電荷がソースフォロワQ2のゲートへ転送され、Q2のゲート容量により電圧変換される。
この時のゲート電圧は信号電荷による成分Vsとリセットノイズ成分Vnとの和Vs+Vnとなる。この後、時刻t18に転送スイッチQ6を転送パルスPTSによってオンさせ信号をラインメモリCTS1〜2へ転送する。次に時刻t19にPTX1及びPRES1Bがハイレベルに戻り、フォトダイオードD1とソースフォロワQ2のゲートはリセットスイッチQ3によってリセット電位(ここでは電源)へ短絡され、共にリセットされる。その後、時刻t20に行選択パルスPSEL1がローレベルとなり、各画素のソースフォロワQ2は垂直出力線11から切り離され、選択された行の画素からラインメモリ部4への信号転送が完了する。
これまでの動作が終了すると、時刻t21より水平読出し動作へ移行する。水平読出し動作では各ラインメモリCTS1〜2、CTN1〜2に保持された信号を各々水平出力線12、13の負荷容量CHS、CHNへ転送する。水平読出しでは、まず、水平出力線リセットパルスPCHRがハイレベルとなってQ10〜11がオンし、CHS、CHNをリセットする。次に水平シフトレジスタ5のシフトパルスPH1がハイレベルとなって転送スイッチQ8、9がオンしラインメモリCTS1,CTN1と水平出力線12、13が導通する。
こうしてラインメモリCTS1、CTN1へ保持されていた信号は各々CHS、CHNと容量分割され、読出し回路6へ入力される。読出し回路6では転送された各々の信号をバッファした後、減算処理を行う。即ち、読出し回路6の出力は、
CTS1×(Vs+Vn)/(CTS1+CHS)
−CTN1×(Vn)/(CTN1+CHN)
=CTS×(Vs)/(CTS+CHS) (∵CTS1=CTN1)
となって、前述したリセットノイズVnがキャンセルされていることが分かる。
次に、再びPHCRによって水平出力線12、13がリセットされ、水平シフトパルスPH2により次の画素の信号がCTS2、CTN2より読み出される。以上、一連の垂直動作と水平動作により選択された1行分の読出しが全て完了する。この後、垂直シフトレジスタの走査により次の行が時刻t22に選択され、上述の動作を繰り返す。
以上説明したように光電変換部2での光信号の蓄積は、信号電荷がソースフォロワQ2のゲートへ転送されて、転送スイッチQ1がオフした時点(時刻t17)で終了するので、シャッターが下りてから転送が完了するまでが蓄積時間となる。スリットローリンングシャッター動作は、前述した読出し動作と全く同じ動作を読出し走査の前に行うことで、固体撮像装置内で電気的にシャッター動作を行わせるものである。
即ち、図12において、第1回目の垂直シフトレジスタの動作が時刻t1に開始される。前述した読出しライン走査との違いは行選択パルスPSEL1がローレベルのままであることである。その理由は、シャッター動作は画素をリセットすることが目的なので、ラインメモリにはアクセスする必要がないからである。
その後、時刻t5で画素及びソースフォロワQ2のゲートのリセットが開始され、時刻t6で終了しフォトダイオードはフローティングとなって光電荷を蓄積可能となる。即ち、時刻t6から時刻t17までが蓄積時間となる。また、各行の蓄積時間を等しくするために、各画素と垂直出力線とは導通していないが、シャッター動作時においても、ラインメモリへの書込み期間、と水平読出し動作での本読みと同じだけの空読み期間が必要である。これらシャッター期間中のパルスは図12では破線で示しているが、これらのパルスは必ずしも出力される必要は無い。
特開平11−196332号公報
上述のような従来の固体撮像装置の構成では、図13に示すように各行の出力を読み出すまでには、
シャッター→転送1(画素→ラインメモリ)→空読み(ラインメモリ→水平出力)→蓄積→転送1(画素→ラインメモリ)→本読み(ラインメモリ→水平出力)
の一連の動作期間が必要であることから、1フレーム分の出力を読出す期間T1が長くかかってしまい、動画等を撮影する場合に必要なコマ数が得られない。また、各行の蓄積開始時刻が異なるために、図14に示すように画像が流れてしまい画質を劣化させる。或いは撮影した画像を後に繋ぎ合わせて1枚の画像を形成するようなシステムでは、画像の繋ぎ目がずれてしまう等の欠点があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的は、動画や高速撮影に対しても画像の歪等の発生を抑えることが可能で、更にS/N比が優れ、安定した信号出力を行うことのできる高フレームレートの固体撮像装置及びそれを用いたカメラを提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、上記目的を達成するため、2次元に配列された複数の画素を有する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力を順次読み出すための読出し手段とを有する固体撮像装置において、複数のメモリ素子を有するフレームメモリ手段と、前記光電変換手段の各画素の信号を前記フレームメモリ手段のメモリ素子に記録する手段とを具備し、前記メモリ素子は少なくともサンプルホールド回路より構成され、前記サンプルホールド回路は容量手段とインピーダンス変換手段を有し、前記インピーダンス変換手段は電圧増幅手段により構成されることを特徴とする。
更に、本発明の固体撮像装置は、上記目的を達成するため、2次元に配列された複数の画素を有する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力を順次読み出すための読出し手段とを有する固体撮像装置において、複数のメモリ素子を有するフレームメモリ手段と、前記光電変換手段の各画素の信号を前記フレームメモリ手段のメモリ素子に記録する手段とを具備し、前記メモリ素子は少なくともサンプルホールド回路より構成され、前記サンプルホールド回路は容量手段とインピーダンス変換手段を有し、前記インピーダンス変換手段は演算増幅器により構成されることを特徴とする。
本発明においては、フレームメモリ部は容量手段と演算増幅器、または、電圧増幅手段により構成されるメモリ素子からなるため、1倍より大きい電圧ゲインをかけて信号を増幅でき、後段読出し回路部のランダムノイズの影響を軽減し、S/N比を向上せしめることが可能となる。また、更に演算増幅器を用いることで、電源電圧除去比などの特性がソースフォロワなど他のバッファ手段に比べて優れているため、安定した回路を構成できる。
また、本発明によれば、全画素の出力をフレームメモリ上に記録することで、高フレームレートでの画像出力が可能となり、光電変換部のシャッター及び蓄積動作中でも画像情報の外部読み出しが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る固体撮像装置の第1の実施形態を示すブロック図である。なお、図1では図10と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図1と図10との違いは光電変換部2の後に、メモリ素子14を光電変換部2と等しく2次元配列したフレームメモリ部15と、フレームメモリ部15を駆動する第2の垂直シフトレジスタ16(VSR2)とを有している点である。なお、ここでの画素並びにメモリ素子の配列は6行8列であるが、配列はこれに限らず任意である。
また、光電変換部2の各画素と、フレームメモリ部15の各メモリ素子とは1対1に対応しており、第1の垂直シフトレジスタ3で選択された光電変換部2の各行の出力は、同時に第2の垂直シフトレジスタ16で選択されたフレームメモリ部15の各行のメモリ素子に各々記録される。垂直シフトレジスタ3、16の走査により全ての画素出力がフレームメモリ部15に記録されると、次に第2の垂直シフトレジスタ16が単独で動作し、フレームメモリ部15の選択された行のメモリ素子出力をラインメモリ部4へ転送し、以下、図10と同様に水平出力線へと信号転送し読み出すよう動作する。また、このフレームメモリ部15から水平読出しを行っている期間中に、光電変換部2は第1の垂直シフトレジスタ3の走査によりシャッター動作が可能である。
次に、本実施形態の固体撮像装置の動作について図2、図3を用いて更に詳細に説明する。図2は図11と同様に図1に示す光電変換部2と、フレームメモリ部15と、ラインメモリ部4及び読出し回路10の一部である、ラインメモリ部4からの信号をインピーダンス変換する演算増幅器6とを示す回路図である。同図において図11と同一符号のものについては説明を省略する。
図2と図11との違いは光電変換部2とラインメモリ部4との間に、メモリ素子14を光電変換部2と等しく2次元配列したフレームメモリ部15が付加されている点である。ここでは2行2列の例で説明するが、光電変換部2及びフレームメモリ部15の配列はこれに限らず任意である。
同図において、メモリ素子14は第1、第2のサンプルホールド容量CMS、CMNと、第1、第2のサンプルホールドスイッチQ12、Q13と、第1、第2の演算増幅器OP1、OP2と、第1〜第3の行選択スイッチQ15、Q16およびQ17とから構成されている。なお、Q18、Q19は各々メモリ素子14の第1、第2の演算増幅器OP1、OP2のバイアス源となる定電流源である。ここでも簡単のために第1、第2の垂直シフトレジスタ3、16及び水平シフトレジスタ5は省略している。
図3(a)、(b)は図2の回路の動作タイミングを示す図であり、図3(a)は光電変換部2からフレームメモリ部15へ信号を記録するまでの動作タイミングを、図3(b)はフレームメモリ部15から水平読出しまでの動作タイミングを示している。まず、図3(a)において、第1、第2の垂直シフトレジスタ3、16が動作すると、光電変換部2では図11の従来例と同様に第1の垂直シフトレジスタ3により選択された第1行に対して、リセットパルスPRESB1、転送パルスPTX1、行選択パルスPSEL1が出力される。
一方、フレームメモリ部15では、第2の垂直シフトレジスタ16により選択された第1行に対して、第1、第2のサンプルホールドパルスPMS1、PMN1及び第1、第2の行選択パルスMSEL1B、MSEL1が出力される。ここで、第1と第2の行選択パルスMSEL1BとMSEL1は反転関係にある。図12での説明と同様にここでも説明を分かりやすくするため、読出しライン走査について先に説明する。
図3(a)において、時刻t13に光電変換部2の読出しライン走査が開始されると、光電変換部2では行選択パルスPSEL1がハイレベル、リセットパルスPRES1Bがローレベルになり、選択された行のソースフォロワQ2は垂直出力線11へ接続され、且つ、そのゲートはフローティング状態となり、フォトダイオードD1からの信号電荷を受け入れ可能となる。
この時フレームメモリ部15では第1の行選択パルスMSEL1Bがローレベル(図示しない)、第2の行選択パルスMSEL1がハイレベルとなり、演算増幅器OP1とOP2は各々のバイアス源Q18,Q19と導通状態となる。この時発生する画素のソースフォロワQ2のゲートのリセットノイズVnは、フレームメモリ部15において、時刻t14に第1と第2のサンプルホールドパルスPMS1とPMN1を同時にハイレベルにし、第1と第2のサンプルホールドスイッチQ12、Q13は共にオンすることで、第1の演算増幅器OP1を介して第2のサンプルホールド容量CMNにサンプリングされる。
次に、第2のサンプルホールドパルスPMN1はローレベルに下がり第2のサンプルホールド容量CMNはホールド状態に入るが、第1のサンプルホールドパルスPMS1はハイレベルの状態のままである。その後、光電変換部2において、転送パルスPTX1が時刻t15〜t16期間ハイレベルとなって転送スイッチQ1がオンし、フォトダイオードD1に蓄積されていた信号電荷がソースフォロワQ2のゲートへ転送され、Q2のゲート容量により電圧変換され、ソースフォロワQ2は信号電荷による成分Vsとリセットノイズ成分Vnの和Vs+Vnを出力し、第1のサンプルホールドスイッチQ12により第1のサンプルホールド容量CMSにサンプリングされる。
この後、時刻t17にサンプルホールドパルスPMS1がローレベルになり、第1のサンプルホールド容量CMSはホールド状態になる。次に、時刻t18にPTX1及びPRES1Bがハイレベルに戻り、フォトダイオードD1とソースフォロワQ2のゲートはリセットスイッチQ3によってリセット電位(ここでは電源)へ短絡され共にリセットされ、更に時刻t19に光電変換部2、フレームメモリ部15共に行選択パルスPSEL1及びMSEL1がローレベルとなって行選択が解除される。
図12の従来例では、この後水平読出し動作に入るが、本実施形態では水平読出しを行わず、直ちに第1、第2の垂直シフトレジスタの走査により時刻t20に行選択パルスPSEL2及びMSEL2がハイレベルになり、再び上述した動作を行うことで、光電変換部2の次に選択された行からフレームメモリ部15の次に選択された行への記録を行う。
本実施形態においても、図12に示す従来例と同様に出し動作と全く同じ動作を読出し走査の前に行うことで、固体撮像装置内で電気的にスリットローリングシャッター動作を行う。即ち、図3(a)において、第1回目の垂直シフトレジスタの動作が時刻t1に開始される。前述した読出しライン走査との違いは光電変換部2の行選択パルスPSEL1がローレベルのままであることである。その理由は、シャッター動作は画素をリセットすることが目的なので、フレームメモリにはアクセスする必要がないからである。
そのため、本実施形態によれば、シャッター動作中は光電変換部2とフレームメモリ部15は完全に切り離され、独立に駆動することが可能となる。また、ここでも蓄積時間を一定にするためシャッター動作時においても、フレームメモリへの書込みに要するのと等しい時間が必要となる。図3(a)ではこれらのパルスを破線で示しているが、これらのパルスは必ずしも出力される必要はない。
図3(b)はシャッター動作期間中にフレームメモリ部15から水平読み出しを行う動作タイミングを示す図である。なお、ここで読み出される信号は、1フレーム前の信号である。同図によれば、第2の垂直シフトレジスタ16の走査により時刻t27(時刻t1と同時刻)に行選択パルスMSEL1がハイレベルとなって第1、第2の演算増幅器OP1、OP2は各々のバイアス源Q18、Q19と導通する。
次に、時刻t28にラインメモリへの転送パルスPTNがハイレベルとなって、第2のサンプルホールド容量CMNに記録されていた信号、即ち、画素のリセットノイズVnがラインメモリCTN1〜CTN2へ転送される。次に第2のサンプルホールドパルスPMN1がハイレベルになってサンプルホールドスイッチQ13がオンし、第1のサンプルホールド容量CMSに記録されていた信号、即ち、Vs+Vnは第2のサンプルホールド容量CMNへサンプリングされ、しかる後時刻t31に転送パルスPTSがハイレベルとなってラインメモリCTS1〜CTS2へ転送される。そして、時刻t32に行選択パルスMSEL1はローレベルとなり、フレームメモリ部15とラインメモリ部4は切り離される。
こうしてフレームメモリ部15の選択された行からラインメモリ部4への信号転送が完了すると、時刻t33に水平シフトレジスタ5の走査によりラインメモリ部4に保持された各画素の信号を順次読み出していく。この動作については図12に示す動作と同様なので説明を省略する。そうして水平読み出し動作が終了すると、第2の垂直シフトレジスタ16の走査によってフレームメモリ部15の次の行が選択されて上述の動作を繰り返す。
フレームメモリ部15の最後の行選択が終了する時刻t38は、光電変換部2からの読み出しライン走査の開始される時刻t13より前になるようにする。こうしてシャッター動作期間中に1フレーム前の全ての画像情報の読み出しが可能となる。
本第1の実施形態に示したように、フレームメモリ部15は従属接続された第1、第2のサンプルホールド回路より構成される。この構成の利点は画素のリセットノイズ成分Vnと、信号成分とノイズ成分の和Vs+Vnが同一経路を通ってラインメモリ部4へ信号転送されることにある。すなわち第1、第2の演算増幅器OP1、OP2のオフセット電圧をおのおのVof1、Vof2とすると、フレームメモリ部15からラインメモリCTN1およびCTS1へ転送される電圧は各々、
VCTN1=Vn+Vof1+Vof2
VCTS1=Vs+Vn+Vof1+Vof2
と表される。このラインメモリ上の電圧は、後の読出し回路部10で減算処理されるので、おのおのキャンセルされる。すなわち、
VCTS1−VCTN1=Vs
となり信号電圧のみが読み出される。フレームメモリ部15から信号、ノイズを別経路で読み出すと経路ごとのオフセットが除去できないため誤差を生じる原因となる。
また、ここではフレームメモリ部15中のサンプルホールド動作を第1、第2の演算増幅器OP1、OP2を用いて説明した。図15は演算増幅器OP1、OP2の内部回路を示した図であり、同図において演算増幅器OP1、OP2はPMOSトランジスタの差動対Q20、Q21およびNMOSトランジスタの能動負荷Q22、Q23よりなるバッファアンプで構成されている。
ここで先の行選択スイッチQ15、Q16が、MSELB1がローになることでオンすると、バイアス源Q18、Q19が各々演算増幅器OP1、OP2の差動対と導通し、演算増幅器OP1、OP2は動作可能となる。ここでは演算増幅器はバッファアンプの構成で説明したが、これには限らない。例えば、電圧ゲインを1倍より大きくかけることにより信号を増幅する構成とすることで、後段読出し回路部10のランダムノイズの影響を軽減し、S/N比を向上せしめることも演算増幅器を用いることで可能となる。
更に言えば、演算増幅器でなくとも、電圧ゲインを1倍より大きくかけることができる電圧増幅手段であればよい。本発明では、電圧ゲインを1倍より大きくかけることができる手段を電圧増幅手段と定義する。また、演算増幅器には、電源電圧除去比などの特性がソースフォロワなど他のバッファ手段に比べて優れているため、安定した系を構成できるなどの更なるメリットを有する。
以上説明したように本実施形態による固体撮像装置はフレームメモリ部15を有するので、図4に示すように光電変換部2を駆動する垂直シフトレジスタ3の1走査期間中に水平読み出しを行う必要がなく、また光電変換部2のシャッター動作期間中にフレームメモリ部15からの読み出しが可能となるので、1フレームの読み出し期間T2は図13に示す従来例よりも大幅な短縮が可能となる。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。なお、図5では図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図5と図1との違いは光電変換部2及びフレームメモリ部15は各々第2の垂直シフトレジスタ17、18を有し、更に第2のラインメモリ19と水平シフトレジスタ20及び演算増幅器6を有し、第1、第2の演算増幅器6の出力はスイッチ21によって切り替えられ、ゲインコントロールアンプ8へ入力されている点である。なお、ここでの画素並びにメモリ素子の配列は6行8列であるが、配列はこれに限らず任意である。
また、これら2個ずつの垂直シフトレジスタ3、17及び16、18は各々180度位相のずれたシフトパルスで駆動され、光電変換部2及びフレームメモリ部15を1行おきに選択するように動作する。即ち、光電変換部の第1の垂直シフトレジスタ3で選択された行の画素信号は、フレームメモリ部の第1の垂直シフトレジスタ16で選択された行のメモリ素子に記録される。光電変換部及びフレームメモリ部の各々第2の垂直シフトレジスタ17、18の動作についても同様である。
一方、フレームメモリ部15からの読み出し動作についても垂直シフトレジスタ16、18は180度位相がずれたシフトパルスで駆動され、第1の垂直シフトレジスタ16で選択された行のメモリ素子信号は、第1のラインメモリ部4へ転送される。また、第2の垂直シフトレジスタ18で選択された行のメモリ素子信号は、第2のラインメモリ部19へ転送される。ラインメモリからの水平読み出しは、まず、第1の水平シフトレジスタ5の走査により第1のラインメモリ部4に保持された信号が読み出されるが、この時、切り替スイッチ21は第1のラインメモリ部4の信号電荷をインピーダンス変換のための演算増幅器6と導通してゲインコントロールアンプ8へ入力する。
第1のラインメモリ部4の読み出しが終了すると、第2の水平シフトレジスタ20の走査により第2のラインメモリ部19に保持された信号が読み出される。この時はスイッチ21は第2のラインメモリ部19の側へ切り替えられる。以上、2行分のラインメモリからの読み出しが完了すると、垂直シフトレジスタ3及び16の走査によって光電変換部2及びフレームメモリ部15の次の行が選択され、以下、上述の動作を繰り返す。
次に、本実施形態の固体撮像装置の動作について図6、図7を用いて詳細に説明する。図6は図2と同様に図5に示す光電変換部2と、フレームメモリ部15と、ラインメモリ部4、19及び読出し回路10の一部である、ラインメモリ部4、19からの信号をインピーダンス変換する演算増幅器6とを示す回路図である。同図において図2と同一符号のものについては説明を省略する。また、ここでは2行2列の例で説明するが、光電変換部2及びフレームメモリ部15の配列はこれに限らず任意である。
図6と図2との違いは、光電変換部2の第1行の画素はフレームメモリ部15の第1行のメモリ素子と、光電変換部2の第2行の画素はフレームメモリ部15の第2行のメモリ素子と各々接続さている点と、フレームメモリ部15の第1行の演算増幅器OP2の出力が第1のラインメモリCTS11〜CTS12、CTN11〜CTN12と、第2行の演算増幅器OP2の出力が第1のラインメモリCTS21〜CTS22、CTN21〜CTN22と各々接続され、各々のラインメモリは水平読出し線12、13及び22、23に各々接続されて、演算増幅器6及び切り替えスイッチ21を介して後段へ出力されるよう構成されている点である。
図7(a)、(b)は図6の回路の動作タイミングを示す図であり、図7(a)は光電変換部2からフレームメモリ部15へ信号を記録するまでの動作タイミングを、図7(b)はフレームメモリ部15から水平読出しまでの動作タイミングを示している。まず、図7(a)において、光電変換部2及びフレームメモリ部15の第1の垂直シフトレジスタ3、16が動作すると、光電変換部2では第1の実施形態で説明した図3(a)と同様に光電変換部2では垂直シフトレジスタ3により選択された第1行に対して、リセットパルスPRESB1、転送パルスPTX1、行選択パルスPSEL1が出力される。
一方、フレームメモリ部15では、垂直シフトレジスタ16により選択された第1行に対して、第1、第2のサンプルホールドパルスPMS1、PMN1及び第1、第2の行選択パルスMSEL1B、MSEL1が出力される。第1の実施形態との違いは光電変換部2及びフレームメモリ部15は各々第2の垂直シフトレジスタ17、18を有するので、第1の垂直シフトレジスタ3、16と独立に駆動可能である。
光電変換部2では垂直シフトレジスタ17により選択された第2行に対して、リセットパルスPRESB2、転送パルスPTX2、行選択パルスPSEL2が出力される。一方、フレームメモリ部15では、垂直シフトレジスタ18により選択された第2行に対して、第1、第2のサンプルホールドパルスPMS2、PMN2及び第1、第2の行選択パルスMSEL2B、MSEL2が出力される。第1、第2の垂直シフトレジスタ3、16及び17、18のシフトパルスを180度位相シフトさせておけば、第1の垂直シフトレジスタ3、16の走査の中間で、第2の垂直シフトレジスタ17、18の走査が開始される。
即ち、図7(a)において、時刻t13に第1の走査が開始されて終了する前、時刻t17に第2の走査が開始されるので、隣り合う各行の時間差は1/2行に短縮される。また、シャッター動作期間中のフレームメモリからの水平読出し動作については図7(b)に示すように、まず、第1の垂直シフトレジスタ16の走査により時刻t25(時刻t1と同時刻)に行選択パルスMSEL1によってフレームメモリ部15の選択された行から第1のラインメモリ4へ信号が転送され、時刻t31に第1のラインメモリ部4から水平読出しが開始されるが、フレームメモリ部15は第2の垂直シフトレジスタ18を有するので、この走査により第1の垂直シフトレジスタ16で駆動される以外の行の信号を第2のラインメモリ20へ転送することが可能である。
即ち、図7(b)において、時刻t30に第2の垂直シフトレジスタ18の走査によって行選択パルスMESL2が出力され、第1のラインメモリ4の水平読出し期間中に第2のラインメモリ20へ転送される。こうして図7(a)と同様に水平の読出し時間も隣り合う各行の時間差は1/2行に短縮される。
以上説明したように本実施形態では光電変換部2及びフレームメモリ部15の各2個の垂直シフトレジスタを180度位相の異なるシフトパルスで駆動するので、図8に示すように隣り合う行を並列走査することが可能となり、1フレームの読み出し期間T3は図4に示す第1の実施形態よりも更に短縮が可能となる。
(第3の実施形態)
図9は上述のような本発明の固体撮像装置を用いたスチルカメラの一実施形態を示すブロック図である。図9において、101はレンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねたバリア、102は被写体の光学像を固体撮像素子104に結像させるレンズ、103はレンズ2を通った光量を可変するための絞り、104はレンズ102で結像された被写体を画像信号として取り込むための固体撮像素子である。固体撮像素子104は上述の本発明の固体撮像装置に対応する。
106は固体撮像素子104から出力された画像信号のデジタル−アナログ変換を行うA/D変換器、107はA/D変換器106から出力された画像データに各種の補正を行ったり、データ圧縮を行う信号処理部、108は固体撮像素子104、撮像信号処理回路105、A/D変換器106、信号処理部107に各種タイミング信号を出力するタイミング発生部である。
また、109は各種演算とスチルビデオカメラ全体を制御する全体制御・演算部、110は画像データを一時的に記憶するためのメモリ部、111は記録媒体に記録又は読み出しを行うための記録媒体制御I/F(インターフェース)部、112は画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリ等の着脱自在な記録媒体、113は外部コンピュータ等と通信するための外部I/F(インターフェース)部である。
次に、本実施形態のスチルビデオカメラの撮影時の動作を説明する。まず、バリア101がオープンされると、メイン電源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、更に、A/D変換器106等の撮像系回路の電源がオンされる。それから、露光量を制御するために、全体制御・演算部109は絞り103を開放にし、固体撮像素子104から出力された信号はA/D変換器106でデジタル信号に変換された後、信号処理部107に入力される。そのデータをもとに露出の演算を全体制御・演算部109で行う。
この測光を行った結果により明るさを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部109は絞り103を制御する。次に、固体撮像素子104から出力された信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を全体制御・演算部109で行う。その後、レンズ102を駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断した時は再びレンズ102を駆動し測距を行う。そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。
露光が終了すると、固体撮像素子104から出力された画像信号はA/D変換器106でA/D変換され、信号処理部107を通り全体制御・演算部109によりメモリ部110に書き込まれる。その後、メモリ部110に蓄積されたデータは全体制御・演算部109の制御により記録媒体制御I/F部111を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体112に記録される。また、外部I/F部113を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行っても良い。
本発明による固体撮像装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 第1の実施形態の光電変換部と、フレームメモリ部と、ラインメモリ部及び読出し回路の一部である演算増幅器6とを示す回路図である。 第1の実施形態の動作タイミングを示す図である。 第1の実施形態の1フレーム読出し時間を説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 第2の実施形態の光電変換部と、フレームメモリ部と、ラインメモリ部及び読出し回路の一部である演算増幅器6とを示す回路図である。 第2の実施形態の動作タイミングを示す図である。 第2の実施形態の1フレーム読出し時間を説明する図である。 本発明の固体撮像装置を用いたスチルカメラの一実施形態を示すブロック図である。 従来例の固体撮像装置を示すブロック図である。 図10の固体撮像装置の光電変換部、ラインメモリ部及び読出し回路の一部である演算増幅器を示す回路図である。 図10の固体撮像装置の動作タイミングを示す図である。 図10の固体撮像装置の1フレーム読出し時間を説明する図である。 図10の固体撮像装置の課題を説明する図である。 演算増幅器の内部回路の例を説明する図である。
符号の説明
1 画素
2 光電変換部
3 第1の垂直シフトレジスタ
4 第1のラインメモリ部
5 第1の水平シフトレジスタ
6 演算増幅器
7 DA変換器
8 ゲインコントロールアンプ
9 AD変換器
10 読出し回路部
11 垂直出力線
12〜13 第1の水平読出し線
14 メモリ素子
15 フレームメモリ部
16〜18 第2〜第4の垂直シフトレジスタ
19 第2のラインメモリ部
20 第2の水平シフトレジスタ
21 切替スイッチ
22〜23 第2の水平読出し線
101 バリア
102 レンズ
103 絞り
104 固体撮像素子
105 撮像信号処理回路
106 A/D変換器
107 信号処理部
108 タイミング発生部
109 全体制御・演算部
110 メモリ部
111 記録媒体制御I/F部
112 記録媒体
113 外部I/F部

Claims (6)

  1. 2次元に配列された複数の画素を有する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力を順次読み出すための読出し手段とを有する固体撮像装置において、複数のメモリ素子を有するフレームメモリ手段と、前記光電変換手段の各画素の信号を前記フレームメモリ手段のメモリ素子に記録する手段とを具備し、前記メモリ素子は少なくともサンプルホールド回路より構成され、前記サンプルホールド回路は容量手段とインピーダンス変換手段を有し、前記インピーダンス変換手段は電圧増幅手段により構成されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 2次元に配列された複数の画素を有する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力を順次読み出すための読出し手段とを有する固体撮像装置において、複数のメモリ素子を有するフレームメモリ手段と、前記光電変換手段の各画素の信号を前記フレームメモリ手段のメモリ素子に記録する手段とを具備し、前記メモリ素子は少なくともサンプルホールド回路より構成され、前記サンプルホールド回路は容量手段とインピーダンス変換手段を有し、前記インピーダンス変換手段は演算増幅器により構成されることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記メモリ素子は、前記サンプルホールド回路を2つ有し、各々はスイッチを介して直列に接続されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  4. 前記光電変換手段と前記フレームメモリ手段は少なくとも1対の垂直走査手段により駆動されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記フレームメモリ手段に記録された信号を読み出す少なくとも一対のラインメモリ手段と水平走査手段とを有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、被写体の光学像を前記固体撮像装置に結像させるレンズと、前記固体撮像装置からの信号を処理する信号処理手段とを有することを特徴とするカメラ。
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