JP2015222885A - 撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

撮像装置及びその駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015222885A
JP2015222885A JP2014106770A JP2014106770A JP2015222885A JP 2015222885 A JP2015222885 A JP 2015222885A JP 2014106770 A JP2014106770 A JP 2014106770A JP 2014106770 A JP2014106770 A JP 2014106770A JP 2015222885 A JP2015222885 A JP 2015222885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
photoelectric conversion
conversion unit
frame period
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014106770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6482186B2 (ja
JP2015222885A5 (ja
Inventor
和男 山崎
Kazuo Yamazaki
和男 山崎
誠一郎 酒井
Seiichiro Sakai
誠一郎 酒井
雄 前橋
Yu Maehashi
雄 前橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014106770A priority Critical patent/JP6482186B2/ja
Priority to US14/710,084 priority patent/US9762840B2/en
Priority to CN201510255663.2A priority patent/CN105100650B/zh
Priority to CN201811028460.XA priority patent/CN108924444A/zh
Publication of JP2015222885A publication Critical patent/JP2015222885A/ja
Publication of JP2015222885A5 publication Critical patent/JP2015222885A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6482186B2 publication Critical patent/JP6482186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
    • H04N25/75Circuitry for providing, modifying or processing image signals from the pixel array
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/672Focus control based on electronic image sensor signals based on the phase difference signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/42Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by switching between different modes of operation using different resolutions or aspect ratios, e.g. switching between interlaced and non-interlaced mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/703SSIS architectures incorporating pixels for producing signals other than image signals
    • H04N25/704Pixels specially adapted for focusing, e.g. phase difference pixel sets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/766Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors comprising control or output lines used for a plurality of functions, e.g. for pixel output, driving, reset or power
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components
    • H04N25/778Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components comprising amplifiers shared between a plurality of pixels, i.e. at least one part of the amplifier must be on the sensor array itself
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/78Readout circuits for addressed sensors, e.g. output amplifiers or A/D converters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】画質を劣化することなく焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すことができる撮像装置及びその駆動方法を提供する。
【解決手段】第1及び第2の光電変換部と、第1及び第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素を有する撮像装置において、第1のフレーム期間に、複数の画素の一部から、第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出し、第1のフレーム期間とは異なる第2のフレーム期間に、複数の画素の他の一部から、第1の光電変換部において生成された信号電荷及び第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す。
【選択図】図5

Description

本発明は、焦点検出情報と画像情報とを出力する撮像装置及びその駆動方法に関する。
位相差検出方式の焦点検出に利用可能な信号を出力する撮像装置として、マイクロレンズ下に1対の光電変換部を配置した画素を2次元マトリクス状に配列したものが提案されている。
特許文献1には、撮像領域に、焦点検出情報と画像情報の両方を取得する焦点検出領域と、画像情報のみを取得する画像領域とを設定した撮像装置が記載されている。この撮像装置では、焦点検出領域の画素からは、1対の光電変換部のうちの一方のみに基づく信号(A信号)と、1対の光電変換部の双方で生じた電荷に基づく信号(A+B信号)とを読み出す。その後、これら信号を演算して1対の光電変換部のうちの他方のみに基づく信号(B信号)を算出し、A信号とB信号とを用いて焦点検出を行う。A+B信号は、そのまま画像信号として用いられる。また、画像領域の画素からは、A信号の読み出しは行わずにA+B信号のみを読み出すことで、読み出し時間の短縮化が図られている。
特開2013−211833号公報
しかしながら、焦点検出領域から読み出されるA+B信号には、画像領域から読み出されるA+B信号と比較してより多くのノイズ成分が重畳されるため、画質が劣化することがあった。また、1つのフレーム期間において、焦点検出領域と画像領域とで行走査の駆動方法を変える必要があり、制御方法が困難であった。
本発明の目的は、画質を劣化することなく焦点検出用信号と画像取得用信号とを容易に読み出すことができる撮像装置及びその駆動方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素を有する撮像装置の駆動方法であって、第1のフレーム期間に、前記複数の画素の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出し、前記第1のフレーム期間とは異なる第2のフレーム期間に、前記複数の画素の前記一部とは異なる他の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出すことを特徴とする撮像装置の駆動方法が提供される。
また、本発明の他の一観点によれば、第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素を有する撮像装置の駆動方法であって、第1のフレーム期間に、前記複数の画素から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出し、前記第1のフレーム期間とは異なる第2のフレーム期間に、前記複数の画素から、前記第1のフレーム期間における前記画素の行走査とは異なる駆動方法により、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出すことを特徴とする撮像装置の駆動方法が提供される。
また、本発明の更に他の一観点によれば第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素と、前記複数の画素からの信号の読み出しを制御する信号処理部であって、前記複数の画素の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出す第1のフレーム期間と、前記第1のフレーム期間とは異なるフレーム期間であって、前記複数の画素の前記一部とは異なる他の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す第2のフレーム期間とを実行するように構成された、信号処理部とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
また、本発明の更に他の一観点によれば、第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素と、前記複数の画素からの信号の読み出しを制御する信号処理部であって、前記複数の画素から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出す第1のフレーム期間と、前記第1のフレーム期間とは異なるフレーム期間に、前記複数の画素から、前記第1のフレーム期間における前記画素の行走査とは異なる駆動方法により、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す第2のフレーム期間とを実行するように構成された、信号処理部とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明によれば、一対の光電変換部を備える画素を複数有する撮像装置において、画質を劣化することなく焦点検出用信号及び画像取得用信号の双方を容易に読み出すことができる。
図1は、本発明の第1実施形態による撮像装置の構成を示す回路図である。 図2は、本発明の第1実施形態による撮像装置の画素部の構成を示す平面図及び断面図である。 図3は、本発明の第1実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図(その1)である。 図4は、本発明の第1実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図(その2)である。 図5は、本発明の第1実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図(その3)である。 図6は、本発明の第2実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図である。 図7は、本発明の第3実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図である。 図8は、本発明の第4実施形態による撮像システムの構成を示す概略図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による撮像装置及びその駆動方法について図1乃至図5を用いて説明する。
図1は、本実施形態による撮像装置の構成を示す回路図である。図2は、本実施形態による撮像装置の画素の構成を示す平面図及び断面図である。図3乃至図5は、本実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図である。
はじめに、本実施形態による撮像装置の構成の概略について図1及び図2を用いて説明する。
本実施形態による撮像装置100は、図1に示すように、画素アレイ10、信号処理回路40、垂直走査回路12、水平走査回路14、タイミングジェネレータ(以下、「TG」と表す)16、ランプ信号発生回路52を有している。
画素アレイ10は、行方向及び列方向に沿って2次元マトリクス状に配列された複数の画素20を有している。図1には図面の簡略化のために2行2列の画素アレイ10を示しているが、行方向及び列方向に配置される画素20の数は特に限定されるものではない。なお、本明細書において、行方向とは図面において横方向を示し、列方向とは図面において縦方向を示すものとする。一例では、行方向が撮像装置における水平方向に対応し、列方向が撮像装置における垂直方向に対応する。
画素20は、フォトダイオード22,26、転送MOSトランジスタ24,28、リセットMOSトランジスタ30、増幅MOSトランジスタ32、選択MOSトランジスタ34を、それぞれ有している。
第1の光電変換部を構成するフォトダイオード22のアノードは接地電圧線に接続され、カソードは転送MOSトランジスタ24のソースに接続されている。第2の光電変換部を構成するフォトダイオード26のアノードは接地電圧線に接続され、カソードは転送MOSトランジスタ28のソースに接続されている。転送MOSトランジスタ24,28のドレインは、リセットMOSトランジスタ30のソース及び増幅MOSトランジスタ32のゲートに接続されている。転送MOSトランジスタ24,28のドレイン、リセットMOSトランジスタ30のソース及び増幅MOSトランジスタ32のゲートの接続ノードは、フローティングディフュージョン領域(以下、「FD領域」という)36を構成する。リセットMOSトランジスタ30及び増幅MOSトランジスタ32のドレインは、電源電圧線に接続されている。増幅MOSトランジスタ32のソースは、選択MOSトランジスタ34のドレインに接続されている。転送MOSトランジスタ24,28、リセットMOSトランジスタ30、増幅MOSトランジスタ32、選択MOSトランジスタ34は、フォトダイオード22,26において生成された電荷に基づく画素信号を読み出すための画素内読み出し回路を構成する。
なお、トランジスタのソースとドレインの呼称は、トランジスタの導電型や着目する機能等に応じて異なることがあり、上述のソースとドレインとは逆の名称で呼ばれることもある。
図2(a)は画素アレイ10の上面模式図であり、図2(b)は図2(a)のA−A′線断面図である。図1に示す回路構成の画素アレイ10は、例えば図2(a)に示す平面レイアウトによって実現することができる。図2(a)において点線で囲まれた単位領域が、単位画素(画素20)である。各画素20上には、マイクロレンズ60がそれぞれ配置されている。フォトダイオード22,26とマイクロレンズ60との間には、図2(b)に示すように、カラーフィルタ62が配置されている。
本明細書において、1つの画素20が有するフォトダイオード22,26を一括して示す際は、「受光部」と表記するものとする。1つのマイクロレンズ60は、1つの受光部を覆うように配置され、光束を受光部に集光する。つまり、1つのマイクロレンズ60は1つの受光部に対応して設けられている。また、1つのマイクロレンズ60によって集光された光は、1つのマイクロレンズ60に対応して設けられた画素20が有する複数の光電変換部に入射する。本実施形態の撮像装置100は、複数のマイクロレンズ60を有するマイクロレンズアレイを有する。
画素アレイ10の各行には、行方向に延在して、信号線TX1、信号線TX2、信号線RES、信号線SELが、それぞれ配置されている。信号線TX1は、行方向に並ぶ画素20の転送MOSトランジスタ24のゲートにそれぞれ接続され、これら画素20に共通の信号線をなしている。信号線TX2は、行方向に並ぶ画素20の転送MOSトランジスタ28のゲートにそれぞれ接続され、これら画素20に共通の信号線をなしている。信号線RESは、行方向に並ぶ画素20のリセットMOSトランジスタ30のゲートにそれぞれ接続され、これら画素20に共通の信号線をなしている。信号線SELは、行方向に並ぶ画素20の選択MOSトランジスタ34のゲートにそれぞれ接続され、これら画素20に共通の信号線をなしている。なお、図1では、各信号線の名称に、行番号に対応した番号をそれぞれ付記している(例えば、RES1,RES2、TX11,TX12)。
垂直走査回路12は、TG16からのタイミング信号に基づいて画素20を行ごとに選択して、画素20から画素信号を出力させるものである。信号線TX1、信号線TX2、信号線RES、信号線SELは、垂直走査回路12に接続されている。信号線TX1には、垂直走査回路12から、転送MOSトランジスタ24を駆動するための転送パルス信号PTX1が出力される。信号線TX2には、垂直走査回路12から、転送MOSトランジスタ28を駆動するための転送パルス信号PTX2が出力される。信号線RESには、垂直走査回路12から、リセットMOSトランジスタ30を駆動するためのリセットパルス信号PRESが出力される。信号線SELには、垂直走査回路12から、選択パルス信号PSELが出力される。これら信号線にHighレベル(以下、「Hレベル」と表記する)の信号が印加されると、対応するトランジスタが導通状態(オン状態)となる。また、Lowレベル(以下、「Lレベル」と表記する)の信号が印加されると、対応するトランジスタが非導通状態(オフ状態)となる。
画素アレイ10の各列には、列方向に延在して、垂直信号線38がそれぞれ配置されている。垂直信号線38は、列方向に並ぶ画素20のそれぞれの選択MOSトランジスタ34のソースに接続され、これら画素20に共通の信号線をなしている。各列の垂直信号線38には、信号処理回路40と電流源42とが、それぞれ接続されている。
信号処理回路40は、画素アレイ10から出力された画素信号を処理するためのものである。信号処理回路40は、図1に示すように、クランプ容量C0,C3,C4、フィードバック容量C2、スイッチSW1,SW2,SW3、オペアンプ44、比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50を、それぞれ有している。
オペアンプ44の反転入力端子は、クランプ容量C0を介して垂直信号線38に接続されている。オペアンプ44の正転入力端子には、基準電圧Vrefが与えられている。オペアンプ44の反転入力端子と出力端子との間には、フィードバック容量C2とスイッチSW1とが並列に接続されている。オペアンプ44の出力端子は、クランプ容量C3を介して比較回路46の一方の入力端子に接続されている。クランプ容量C3と比較回路46との接続ノードと、固定電圧線(例えば、電源電圧線)との間には、スイッチSW2が接続されている。比較回路46の他方の入力端子には、クランプ容量C4を介してランプ信号発生回路52が接続されている。ランプ信号発生回路52は、TG16からのタイミング信号に基づいて、信号処理回路40における画素信号の処理の際に用いられるランプ信号を発生するための回路である。クランプ容量C4と比較回路46との接続ノードと、固定電圧線(例えば、電源電圧線)との間には、スイッチSW3が接続されている。比較回路46の出力端子には、カウンタ回路48が接続されている。カウンタ回路48には、TG16とメモリ50とが接続されている。メモリ50には、水平走査回路14が接続されている。
スイッチSW1,SW2,SW3には、これらスイッチのオン/オフを切り替えるためのスイッチパルス信号PSW1,PSW2,PSW3が、それぞれ印加される。これら信号がHレベルのときに対応するスイッチは導通状態(オン状態)となり、これら信号線がLレベルのときに対応するスイッチは非導通状態(オフ状態)となる。
次に、本実施形態による撮像装置の駆動方法について図1乃至図5を用いて説明する。
本実施形態による撮像装置の駆動方法は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間を実行するステップと、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間を実行するステップとを含む。
まず、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における読み出し動作について、図3を用いて説明する。なお、図3において、信号HDは行の識別信号を表し、信号V1はオペアンプ44の出力を表し、信号VRAMPはランプ信号発生回路52から出力されるランプ信号を表し、信号LATは比較回路46から出力されるラッチ信号を表す。
まず、時刻t11において、信号HDがHレベルとされ、1行目の画素20からの読み出し動作が開始される。
信号HDに応じて、垂直走査回路12は、同じく時刻t11において、信号線RESにHレベルのリセットパルス信号PRESを出力し、リセットMOSトランジスタ30をオン状態とする。これにより、増幅MOSトランジスタ32の入力ノードがリセットMOSトランジスタ30を介して電源電圧線に電気的に接続され、増幅MOSトランジスタ32の入力ノードがリセットレベルの電位にリセットされる。
また、同じく時刻t11において、垂直走査回路12は、信号線SELにHレベルの選択パルス信号PSELを出力し、選択MOSトランジスタ34をオン状態とする。これにより、増幅MOSトランジスタ32は、ソースには垂直信号線38及び選択MOSトランジスタ34を介して電流源42からバイアス電流が供給された状態となり、ソースフォロワ回路を構成する。そしてこれによって、垂直信号線38には、増幅MOSトランジスタ32の入力ノードがリセットレベルの電位であるときの画素信号が、選択MOSトランジスタ34を介して出力される。
また、同じく時刻t11において、スイッチパルス信号PSW1,PSW2,PSW3をHレベルとし、スイッチSW1,SW2,SW3をオン状態とする。これにより、オペアンプ44の出力端子と入力端子とを短絡状態としてオペアンプ44をリセットするとともに、クランプ容量C4、C3をリセットする。
次いで、時刻t12において、リセットパルス信号PRESをLレベルとし、リセットMOSトランジスタ30をオフ状態とする。リセットパルス信号PRESがHレベルからLレベルに遷移するとき、リセットMOSトランジスタ30で生じるチャージインジェクションによって増幅MOSトランジスタ32の入力ノードの電位が変化する。これにより、垂直信号線38に出力される画素信号の信号レベルも変化する。この時刻t12において出力される画素信号を、以下、「N信号」と表記する。また、同じく時刻t12において、スイッチパルス信号PSW1,PSW2,PSW3をLレベルとする。これにより、クランプ容量C0,C3,C4には、スイッチパルス信号PSW1,PSW2,PSW3がLレベルになるときの電位が、それぞれ保持される。
垂直信号線38に出力された画素20からの画素信号は、クランプ容量C0を介してオペアンプ44の反転入力端子に入力される。これにより、オペアンプ44は、クランプ容量C0を介して垂直信号線38から与えられた画素信号を増幅し、クランプ容量C3に出力する。このとき、オペアンプ44の帰還経路にはフィードバック容量C1が接続されているため、クランプ容量C0とフィードバック容量C2との比によってゲインが決定される。クランプ容量C3に与えられる信号には、クランプ容量C0を介して画素20から入力された信号をオペアンプ44が増幅した信号に、オペアンプ44のオフセット信号Voffが重畳されている。比較回路46には、オペアンプ44から出力された信号がクランプ容量C3を介して入力される。
次いで、時刻t13において、ランプ信号発生回路52は、クランプ容量C4を介して比較回路46へ供給するランプ信号VRAMPの増加を開始する。ここで、ランプ信号VRAMPとは、時間に依存して電圧値が徐々に変化(増加)する信号である。ランプ信号VRAMPは、比較回路46においてアナログ信号と比較される参照信号の一例である。
比較回路46は、クランプ容量C3を介してオペアンプ44から入力された信号と、クランプ容量C4を介してランプ信号発生回路52から供給されたランプ信号VRAMPとの比較動作を開始する。比較回路46は、比較結果に基づく信号であるラッチ信号LATをカウンタ回路48に出力する。すなわち、比較回路46は、ランプ信号VRAMPとオペアンプ44から出力される信号との大小関係が逆転したときに、カウンタ回路48に出力するラッチ信号LATの信号レベルをLレベルからHレベルに変化する。
カウンタ回路48には、TG16からクロックパルス信号CLKが入力されている。カウンタ回路48は、ランプ信号発生回路52がランプ信号VRAMPの電圧値の増加を開始すると同時にクロックパルス信号CLKの計数を開始し、計数結果であるカウント信号をメモリ50に出力する。そして、比較回路46から出力されるラッチ信号LATがHレベルに変化したとき、カウンタ回路48はクロックパルス信号CLKの計数を終了し、メモリ50はラッチ信号LATが変化したときのカウント信号を保持する。
例えば、クランプ容量C3を介してオペアンプ44から入力された信号と、クランプ容量C4を介して入力されたランプ信号VRAMPとの大小関係が、時刻t14において逆転したものとする。すると、比較回路46は、カウンタ回路48にHレベルのラッチ信号LATを出力する。このHレベルのラッチ信号LATを受けたカウンタ回路48は、カウント信号のメモリ50への出力を停止する。メモリ50は、この時刻t14でのカウント信号を保持する。ランプ信号発生回路52は、時刻t15でランプ信号VRAMPを増加するのを終了する。なお、本例では、Hレベルのラッチ信号LATを受けたカウンタ回路48は、カウント信号のメモリ50への出力を停止するが、カウンタ回路48は、Hレベルのラッチ信号LATを受けると、カウント動作を停止するように構成しても良い。以下で説明する動作についても同様である。
なお、後述するS信号をデジタル信号に変換する場合と比較して、このN信号をデジタル信号に変換する場合には、ランプ信号VRAMPを変化させる期間を短縮している。これは、一般的に、N信号はノイズ成分やオフセット成分が主であるために、N信号の信号範囲がS信号の信号範囲よりも狭いことによるものである。したがって、ランプ信号VRAMPを変化させる期間をより短いものとすることが可能である。このようにすることによって、1行の画素が出力する画素信号の変換動作に要する時間を短縮することができる。
この時刻t13から時刻t15までにおいて行われる比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50の動作によって、オペアンプ44からクランプ容量C3を介して出力されたアナログ信号が、デジタル信号に変換される。時刻t13から時刻t15までにおいて行う、比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50が行う動作を総称して、以下、「N変換」と表記する。このN変換によってメモリ50に保持されたデジタル信号が、デジタルN信号である。
次いで、時刻t16において、垂直走査回路12は、信号線TX1にHレベルの転送パルス信号PTX1を出力し、転送MOSトランジスタ24をオン状態とする。これにより、フォトダイオード22において光電変換により生成された信号電荷が増幅MOSトランジスタ32の入力ノードに転送される。そして、垂直信号線38には、フォトダイオード22から転送された信号電荷の量に応じた増幅MOSトランジスタ32の入力ノードの電位に基づく画素信号が、選択MOSトランジスタ34を介して出力される。この画素信号を、以下、「A信号」と表記する。
本明細書では、受光部が入射光を光電変換した信号電荷を保持した増幅MOSトランジスタ32の入力ノードの電位に基づいて垂直信号線38に出力される画素信号を、以下、「S信号」と表記する。S信号には、上述のA信号と、後述するA+B信号とが含まれる。本実施形態による撮像装置の駆動方法では、S信号としてA信号とA+B信号とを時分割で出力する。
画素20からA信号を垂直信号線38を介してクランプ容量C0に出力した後、転送パルス信号PTX1をLレベルとする。オペアンプ44は、画素20からクランプ容量C0を介して入力されるA信号を増幅し、クランプ容量C3を介して比較回路46に出力する。
次いで、時刻t17において、ランプ信号発生回路52は、クランプ容量C4を介して比較回路46へ供給するランプ信号VRAMPの増加を開始する。また、比較回路46は、オペアンプ44からクランプ容量C3を介して入力された信号とランプ信号VRAMPとの比較動作を開始する。また、カウンタ回路48も、先のN信号の場合と同様に、ランプ信号VRAMPが信号レベルの増加を開始すると同時にクロックパルス信号CLKの計数を開始する。
例えば、クランプ容量C3を介してオペアンプ44から入力された信号と、クランプ容量C4を介して入力されたランプ信号VRAMPとの大小関係が、時刻t18において逆転したものとする。すると、比較回路46は、カウンタ回路48にHレベルのラッチ信号LATを出力する。このラッチ信号LATを受けたカウンタ回路48は、カウント信号のメモリ50への出力を停止する。メモリ50は、この時刻t18でのカウント信号を保持する。ランプ信号発生回路52は、時刻t19でランプ信号VRAMPを増加するのを終了する。
この時刻t17から時刻t19までにおいて行われる比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50の動作によって、オペアンプ44からクランプ容量C3を介して出力されたアナログ信号が、デジタル信号に変換される。時刻t17から時刻t19までにおいて行う、比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50が行う動作を総称して、以下、「A変換」と表記する。このA変換によってメモリ50に保持されたデジタル信号が、デジタルA信号である。
次いで、時刻t20において、メモリ50に保持されたデジタルN信号及びデジタルA信号を、出力信号SIGOUTとして、メモリ50から撮像装置の外部へ転送する。ここで、撮像装置の外部とは、例えば後述の第4実施形態において説明する、撮像システム800の映像信号処理部830(図8参照)が該当する。なお、映像信号処理部830は、撮像装置の一部、すなわち、撮像装置と同一のチップ上に配置されていてもよい。水平走査回路14は、TG16からのタイミング信号に基づいて各列のメモリ50を順次選択し、各列のメモリ50が保持しているデジタルN信号及びデジタルA信号を、映像信号処理部830へ順次転送する。
なお、本実施形態では、デジタルN信号及びデジタルA信号の撮像装置の外部への転送を時刻t20から行っているが、後述する時刻t21の動作と順番が前後しても差し支えない。デジタルA信号及びデジタルN信号の転送は、後述するA+B変換が終了する時刻t24までに終了することが好ましい。これにより、後述するデジタルA+B信号及びデジタルN信号の転送をA+B変換の終了後に直ちに行うことができるため、読み出し時間を短くすることができる。
次いで、時刻t21において、垂直走査回路12は、信号線TX2にHレベルの転送パルス信号PTX2を出力し、転送MOSトランジスタ28をオン状態とする。これにより、フォトダイオード26において光電変換により生成された信号電荷が増幅MOSトランジスタ32の入力ノードに転送される。このとき、増幅MOSトランジスタ32の入力ノードには、フォトダイオード22からの信号電荷がすでに保持されている。したがって、転送パルス信号PTX2をHレベルとすることにより、FD領域36には、フォトダイオード22,26の両方からの信号電荷が保持されることになる。そしてその結果、垂直信号線38には、フォトダイオード22,26の信号電荷の総量に応じた増幅MOSトランジスタ32の入力ノードの電位に基づく画素信号が、選択MOSトランジスタ34を介して出力される。この画素信号を、以下、「A+B信号」と表記する。
画素20がA+B信号を垂直信号線38を介してクランプ容量C0に出力した後、転送パルス信号PTX2をLレベルとする。オペアンプ44は、画素20からクランプ容量C0を介して入力されるA+B信号を増幅し、クランプ容量C3を介して比較回路46に出力する。
次いで、時刻t22において、ランプ信号発生回路52は、クランプ容量C4を介して比較回路46へ供給するランプ信号VRAMPの増加を開始する。また、比較回路46は、オペアンプ44からクランプ容量C3を介して入力された信号とランプ信号VRAMPとの比較動作を開始する。また、カウンタ回路48も、先のN信号の場合と同様に、ランプ信号VRAMPが信号レベルの変化を開始すると同時にクロックパルス信号CLKの計数を開始する。
例えば、クランプ容量C3を介してオペアンプ44から入力された信号と、クランプ容量C4を介して入力されたランプ信号VRAMPとの大小関係が、時刻t23において逆転したものとする。すると、比較回路46は、カウンタ回路48にHレベルのラッチ信号LATを出力する。このラッチ信号LATが出力されたカウンタ回路48は、カウント信号のメモリ50への出力を停止する。メモリ50は、この時刻t23でのカウント信号を保持する。ランプ信号発生回路52は、時刻t24でランプ信号VRAMPを変化させるのを終了する。
この時刻t22から時刻t24までにおいて行われる比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50の動作によって、オペアンプ44からクランプ容量C3を介して出力されたアナログ信号が、デジタル信号に変換される。時刻t22から時刻t24までにおいて行う、比較回路46、カウンタ回路48、メモリ50が行う動作を総称して、以下、「A+B変換」と表記する。このA+B変換によってメモリ50に保持されたデジタル信号が、デジタルA+B信号である。
次いで、時刻t25において、N変換によって得たデジタルN信号と、A+B変換によって得たデジタルA+B信号とを、出力信号SIGOUTとして、メモリ50から撮像装置の外部、例えば、前述の映像信号処理部830に転送する。映像信号処理部830は、デジタルA信号とデジタルN信号との差分、デジタルA+B信号とデジタルN信号との差分を得る処理や、デジタルA+B信号とデジタルA信号との差分を演算して、デジタルB信号を得る処理などを行う。なお、デジタルB信号とは、フォトダイオード26のみが保持する信号電荷の量に応じた増幅MOSトランジスタ32の入力ノードの電位に基づく画素信号を上記AD変換手順と同様にデジタル信号に変換した場合に得られるものと想定されるデジタル信号である。
このようにして、フォトダイオード22において生成された信号電荷に基づく信号、フォトダイオード26において生成された信号電荷に基づく信号、フォトダイオード22,26において生成された信号電荷に基づく信号を得ることができる。
映像信号処理部830は、デジタルA信号とデジタルB信号とを用いて、位相差検出方式の焦点検出を行うことができる。また、デジタルA+B信号を用いて、画像を形成することができる。また、デジタルA信号、デジタルA+B信号に重畳されている画素20、オペアンプ44などから生じるノイズ成分については、デジタルA信号とデジタルA+B信号のそれぞれからデジタルN信号を差し引くことによって低減することができる。このような信号処理は、いわゆる相関二重サンプリングと呼ばれるものである。
この後、時刻26において、信号HDがHレベルとされ、上述の手順と同様にして2行目以降の画素20からの読み出し動作が開始される。
このようにして、焦点検出用信号と画像取得用信号とを取得するように定められた総ての行の読み出しを行い、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における一連の読み出し動作を完了する。
次に、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間における読み出し動作について、図4を用いて説明する。なお、図4において、信号HDは行の識別信号を表し、信号V1はオペアンプ44の出力を表し、信号VRAMPはランプ信号発生回路52から出力されるランプ信号を表し、信号LATは比較回路46から出力されるラッチ信号を表す。
画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間においても、N変換に関わる動作手順は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における読み出し動作と同様である。すなわち、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間における時刻t31〜時刻t35のそれぞれでの動作は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における時刻t11〜時刻t15のそれぞれでの動作と同様である。
画像取得用信号のみを読み出す場合は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における、時刻t16のA信号の転送動作、時刻t17〜時刻t19のA変換の動作は行わない。また、A変換を行わないため、時刻t20におけるデジタルA信号とデジタルN信号とを転送する動作についても行わない。つまり、N変換の後、A+B信号を画素20から出力し、映像信号処理部830によってデジタルA+B信号を得る動作を行う。
これには、まず、時刻t36において、転送パルス信号PTX1,PTX2をともにHレベルとし、転送MOSトランジスタ24,28をオン状態とする。これにより、フォトダイオード22,26において光電変換によって生成された信号電荷が、ともに増幅MOSトランジスタ32の入力ノードに転送される。そしてその結果、垂直信号線38には、フォトダイオード22,26の信号電荷の総量に応じた増幅MOSトランジスタ32の入力ノードの電位に基づく画素信号、すなわちA+B信号が、選択MOSトランジスタ34を介して出力される。
以降、A+B信号をデジタル信号に変換するためのA+B変換に関わる動作手順は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間におけるA+B変換の手順と同様とすることができる。すなわち、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間における時刻t37〜時刻t39における動作は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における時刻t22〜時刻t24における動作と同様とすることができる。
時刻t40で行う、A+B変換によって得られたデジタルA+B信号をメモリ50から転送する動作についても、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出す場合の時刻t25における動作と同様とすることができる。
このようにして、画像取得用信号のみを取得するように定められた総ての行の読み出しを行い、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間の一連の読み出し動作を完了する。
画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間では、A信号の読み出し動作は行わず、A+B信号のみの読み出し動作を行う。したがって、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間は、A信号の読み出し動作及びA変換の動作を行わない分、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間に比べて、読み出し時間を短縮することができる。
ここで、図3に示す期間Xと、図4に示す期間Zとに着目する。期間Xは、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間におけるN信号のAD変換からA+B信号のAD変換までの期間である。期間Zは、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間におけるN信号のAD変換からA+B信号のAD変換までの期間である。図3及び図4の比較からも明らかなように、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間における期間Zは、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間における期間Xに対して短い。
1/fノイズなどのノイズ成分は、FD領域36、オペアンプ44、比較回路46の入力がフローティング状態の期間が短い程に小さくなる。つまりは、期間X或いは期間Zに相当する期間が短いほど、A+B信号に重畳するノイズ成分は小さくなる。例えば、図3及び図4に信号VDDで表した低周波のノイズが信号に混入した場合、S信号からN信号を差し引いた後に残存するノイズ信号Yは、図4の場合の方が小さくなる。このほか、増幅MOSトランジスタ32や周辺回路の1/fノイズや、リセットMOSトランジスタ30のリーク電流などにより、期間X或いは期間Zに相当する期間が長い場合には、画質の劣化は大きくなる。
つまり、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間において読み出したA+B信号に基づいて画像取得用信号を取得することにより、画像取得用信号に重畳するノイズ成分を低減することができる。
次に、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間と、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間とを含む一連の読み出し動作の構成例について図5を用いて説明する。
図5(a)は、16×16の画素20を含む画素アレイ10を模した平面図であり、図5(b)は、この画素アレイ10における行ごとの動作順序を示したタイミング図である。図5(b)において、横軸は時間を示しており、縦方向は図5(a)の画素アレイ10の行位置に対応している。
図5(b)中、期間101は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出す行走査を行う期間であり、図3に記載のタイミング図の動作を行う期間に相当する。期間103は、画像取得用信号のみを読み出す行走査を行う期間であり、図4に記載のタイミング図の動作を行う期間に相当する。
図5(b)中、信号HDは行の識別信号であり、信号HDがHレベルになると次の行の読み出しに移行する。例えば、時刻t50で信号HDがHレベルとなると3行目の行の読み出しの期間101を開始し、次に信号HDがHレベルになる時刻t51で6行目の行の読み出しの期間101を開始する。このようにして、画素アレイ10から3行目、6行目、9行目、12行目、15行目の行を順次抽出し、焦点検出用信号及び画像取得用信号の読み出しのための行走査を行う。焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すこのフレーム期間を、以後、「フレームA」と呼ぶ。
また、図5(b)中、信号VDはフレーム識別信号であり、信号VDがHレベルになると次のフレームに移行する。例えば、時刻t50で信号VDがHレベルになることでフレームAの読み出しが開始され、次に信号VDがHレベルになる時刻t53から次のフレームの読み出しが開始される。
図5(b)中、期間102は、フォトダイオード22,26に蓄積された電荷をリセットするリセット期間である。具体的には、対応する行の転送パルス信号PTX1,PTX2、リセットパルス信号PRESをHレベルとすることで、フォトダイオード22,26の電荷をリセットする。この際、選択パルス信号PSELはLレベルであるため、読み出し期間とは無関係にリセット操作を行うことができる。例えば、時刻t52において、9行目の行は読み出しの期間101であるのに対して、3行目の行はフォトダイオード22,26のリセットの期間102である。
時刻t53において、信号VDが再びHレベルになると、画像取得用信号のみを読み出すフレームへと移行する。この画像信号のみを読み出すフレーム期間を、以後、「フレームB」と呼ぶ。このフレームBにおける行走査では、期間103において図4に記載のタイミング図の動作が行われる。
図5の例では、フレームBにおいて、フレームAで読み出されなかった1行目、2行目、4行目、5行目、7行目、8行目、10行目、11行目、13行目、14行目、16行目の行の読み出しを行っている。フレームBの読み出し動作は、信号VDが次にHレベルとなるt55で終了する。
図5(b)中、期間104は、画像取得用信号のみを読み出した行のリセット期間であり、リセットの手順は前述の期間102における手順と同じである。フレームBの読み出しが終了した時刻t55の後は、前述したと同様に、フレームAの読み出し動作及びフレームBの読み出し動作を繰り返す。
このようにすることで、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出すフレーム期間と、画像取得用信号のみを読み出すフレーム期間とを含む一連の読み出し動作を実現することができる。
なお、特許文献1に記載の技術においてN信号、A信号及びA+B信号を読み出す際には、焦点検出のための情報と画像情報との両方を取得していた。このため、N信号を読み出してからA+B信号を読み出すまでの読み出し時間が長くなり、増幅MOSトランジスタのゲートで生じるノイズが大きくなっていた。このノイズは、焦点検出のためには問題のないレベルでも、よりノイズに厳しい画像信号としては、視認出来るノイズとなって画質が劣化するおそれがあった。
これに対し、本実施形態においては、N信号→A信号→A+B信号の順で信号を読み出す場合には、A+B信号は画像情報としては取り扱わず、焦点検出用信号の取得の目的のみに用いる。画像情報を取得する場合には、N信号とA+B信号のみを読み出し、N信号→A信号→A+B信号の順で信号を読み出した場合よりもノイズが小さいA+B信号を画像情報として用いる。これにより、特許文献1に記載の技術と比較して、画質を向上することができる。
また、特許文献1に記載の技術では、N信号→A信号→A+B信号の読み出しと、N信号→A+B信号の読み出しとを、同一のフレーム期間内で行っていた。この場合、N信号→A信号→A+B信号の読み出しを行う行と、N信号→A+B信号の読み出しを行う行とでは、読み出し時間の長さが異なることとなり、ひいては蓄積期間の連続性が損なわれてしまう。その結果、動きのある被写体を撮影した場合、特に動画を撮影した場合において、被写体の境界がギザギザに見えるなど画質が劣化する虞があった。また、システム上においても、行単位で駆動方法を切り替える必要があり、読み出しが複雑になることが懸念された。
これに対し、本実施形態においては、N信号→A信号→A+B信号の順に信号を読み出すフレームAと、N信号→A+B信号の順に信号を読み出すフレームBとを分けるため、蓄積期間の連続性を確保することが可能となる。これにより、被写体の境界のギザギザをなくし、スリットローリングシャッター時に生じる移動物体の歪も抑制することができる。また、駆動方法の切り替えはフレーム単位で行うことができるため、システムの簡略化の効果もある。
また、本実施形態の特徴は、焦点検出情報取得のための行と画像情報取得のための行とを分けた点にもある。すなわち、いわゆる画像の間引き行を焦点検出情報の取得のための行に割り当てるため、画像領域と焦点検出領域とで蓄積期間を独立に設定することができる。
また、本実施形態の駆動方法では、フレームAの期間とフレームBで読み出す行の蓄積期間(蓄積期間B)とを、時間的に重ねることが可能である。同様に、フレームBの期間とフレームAで読み出す行の蓄積期間(蓄積期間A)とを、時間的に重ねることが可能である。本実施形態では、このように読み出し動作と蓄積期間とを多重化することができるため、各行の蓄積期間を容易に設定することができ、連続性の高い良好な画像を得ることができる。
このように、本実施形態によれば、一対の光電変換部を備える画素を複数有する撮像装置において、画質を劣化することなく焦点検出用信号及び画像取得用信号の双方を容易に読み出すことができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による撮像装置の駆動方法について図6を用いて説明する。図1乃至図5に示す第1実施形態による撮像装置及びその駆動方法と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を省略し或いは簡潔にする。
図6は、本実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図である。
本実施形態では、図1及び図2に示す第1実施形態による撮像装置の他の駆動方法について説明する。
本実施形態による撮像装置の駆動方法は、図6に示すタイミング図にしたがって、フレームAの読み出し及びフレームBの読み出しが行われる。図6中、期間101は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出す行走査を行う期間であり、図3に記載のタイミング図の動作を行う期間に相当する。期間102は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出した行のリセット期間である。期間103は、画像取得用信号のみを読み出す行走査を行う期間であり、図4に記載のタイミング図の動作を行う期間に相当する。期間104は、画像取得用信号のみを読み出した行のリセット期間である。
本実施形態による撮像装置の駆動方法では、図6に示すように、フレームAの期間(時刻t60〜時刻t62)に、総ての行の画素から焦点検出用信号を読み出している。また、フレームBの期間(時刻t62〜時刻t64)に、総ての行の画素から画像取得用信号を読み出している。
この場合も、第1実施形態の場合と同様、フレームBにおける行走査の読み出しはフレームAにおける焦点検出用信号の読み出しよりも短期間で行うことができるため、ノイズの影響の小さい良好な画像を得ることができる。
また、本実施形態の駆動方法においても、フレームAの期間とフレームBで読み出す行の蓄積期間(蓄積期間B)とを、時間的に重ねることが可能である。同様に、フレームBの期間とフレームAで読み出す行の蓄積期間(蓄積期間A)とを、時間的に重ねることが可能である。これにより、連続性の高い良好な画像を得ることができる。
このように、本実施形態によれば、一対の光電変換部を備える画素を複数有する撮像装置において、画質を劣化することなく焦点検出用信号及び画像取得用信号の双方を容易に読み出すことができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による撮像装置の駆動方法について図7を用いて説明する。図1乃至図5に示す第1実施形態による撮像装置及びその駆動方法と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を省略し或いは簡潔にする。
図7は、本実施形態による撮像装置の駆動方法を示すタイミング図である。
本実施形態では、図1及び図2に示す第1実施形態による撮像装置の他の駆動方法について説明する。
本実施形態による撮像装置の駆動方法は、図7に示すタイミング図にしたがって、フレームAの読み出し、フレームBの読み出し、フレームA′の読み出し、フレームB′の読み出しが行われる。図7中、期間101は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出す行走査を行う期間であり、図3に記載のタイミング図の動作を行う期間に相当する。期間102は、焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出した行のリセット期間である。期間103は、画像取得用信号のみを読み出す行走査を行う期間であり、図4に記載のタイミング図の動作を行う期間に相当する。期間104は、画像取得用信号のみを読み出した行のリセット期間である。
本実施形態による撮像装置の駆動方法では、図7に示すように、フレームAの期間(時刻t70〜時刻t72)に、総ての行の画素から焦点検出用信号を読み出している。また、フレームBの期間(時刻t72〜時刻t74)に、総ての行の画素から画像取得用信号を読み出している。この場合も、第2実施形態の場合と同様、フレームBにおける行走査の読み出しはフレームAにおける焦点検出用信号の読み出しよりも短期間で行うことができるため、ノイズの影響の小さい良好な画像を得ることができる。
また、本実施形態による撮像装置の駆動方法では、フレームBに続くフレームA’の期間(時刻t74〜時刻t75)、フレームA’に続くフレームB’の期間(時刻t75〜時刻76)において、行を間引いて読み出しを行っている。すなわち、フレームA’では、1行目、4行目、7行目、10行目、13行目、16行目の行から焦点検出用信号を読み出している。また、フレームB’では、2行目、3行目、5行目、6行目、8行目、9行目、11行目、12行目、14行目、15行目の行から画像取得用信号の読み出しを行っている。このように行の間引き率を変化して読み出しを行っても、ノイズの影響の小さい読み出しを行えることに変わりはない。
また、本実施形態の駆動方法においても、フレームAの期間とフレームBで読み出す行の蓄積期間(蓄積期間B)とを、時間的に重ねることが可能である。同様に、フレームBの期間とフレームAで読み出す行の蓄積期間(蓄積期間A)とを、時間的に重ねることが可能である。これにより、連続性の高い良好な画像を得ることができる。フレームA′の期間と蓄積期間B′、フレームB′の期間と蓄積期間A′についても同様である。
また、本実施形態では、フレームA′及びフレームB′の期間において行間引き動作を行う場合を説明したが、複数の画素の信号を加算して読み出す動作や、画素アレイ10の一部の領域を切り出して読み出す動作を行う場合も、同様の効果を得ることができる。
このように、本実施形態によれば、一対の光電変換部を備える画素を複数有する撮像装置において、画質を劣化することなく焦点検出用信号及び画像取得用信号の双方を容易に読み出すことができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態による撮像システムについて図8を用いて説明する。図1乃至図7に示す第1乃至第3実施形態による撮像装置及びその駆動方法と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を省略し或いは簡潔にする。
図8は、本実施形態による撮像システムの構成を示す概略図である。
本実施形態による撮像システム800は、例えば、光学部810、撮像装置100、映像信号処理部830、記録・通信部840、タイミング制御部850、システム制御部860、及び再生・表示部870を含む。撮像装置100は、先の実施例で説明した撮像装置100が用いられる。
レンズ等の光学系である光学部810は、被写体からの光を撮像装置100の、複数の画素20が2次元マトリクス状に配列された画素アレイ10に結像させ、被写体の像を形成する。撮像装置100は、タイミング制御部850からの信号に基づくタイミングで、画素アレイ10に結像された光に応じた信号を出力する。撮像装置100から出力された信号は、映像信号処理部830に入力され、映像信号処理部830が、プログラム等によって定められた方法に従って信号処理を行う。映像信号処理部830での処理によって得られた信号は画像データとして記録・通信部840に送られる。記録・通信部840は、画像を形成するための信号を再生・表示部870に送り、再生・表示部870に動画や静止画像を再生・表示させる。記録・通信部840は、また、映像信号処理部830からの信号を受けて、システム制御部860と通信を行うほか、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
システム制御部860は、撮像システムの動作を統括的に制御するものであり、光学部810、タイミング制御部850、記録・通信部840、及び再生・表示部870の駆動を制御する。また、システム制御部860は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラム等が記録される。また、システム制御部860は、例えばユーザの操作に応じて駆動モードを切り替える信号を撮像システム内に供給する。具体的な例としては、読み出す行やリセットする行の変更、電子ズームに伴う画角の変更や、電子防振に伴う画角のずらし等である。タイミング制御部850は、システム制御部860による制御に基づいて撮像装置100及び映像信号処理部830の駆動タイミングを制御する。
撮像システム800は、上述の各実施形態で説明したA信号とA+B信号とに基づいて焦点検出を行う。また、フレームAで取得したA+B信号は画像の形成には利用せず、フレームBで取得したA+B信号のみを用いて画像を形成してもよい。
このようにして、第1乃至第3実施形態による撮像装置を用いて撮像システムを構成することにより、高性能の撮像システムを実現することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記第1実施形態では、nを0以上の整数として、フレームAでは3n+1行目の行の読み出しを行い、フレームBでは3n+2行目及び3n行目の行の読み出しを行ったが、各フレームにおいて読み出す行の選択は、これに限定されるものではない。第3実施形態のフレームA′及びフレームB′についても同様である。
また、上記実施形態では、フレームAにおいて図3に示す手順で焦点検出用信号と画像取得用信号とを読み出す場合を示したが、フレームAの期間では、画像取得用信号の読み出しは必須ではなく、少なくとも焦点検出用信号のみを検出できればよい。
したがって、図3に示したようなA信号及びA+B信号の読み出しではなく、フォトダイオード22及びフォトダイオード26の信号を、それぞれA信号及びB信号として読み出してもよい。A+B信号及びB信号のいずれも、少なくともフォトダイオード26において生成された信号電荷に基づく信号、或いは、フォトダイオード26において生成された信号電荷を反映した信号、であるといえる。
その場合の具体的な読み出し方法としては、例えば、図3に示した動作において、時刻t19から時刻t20までの間に、リセットパルス信号PRESをハイレベルにして、増幅MOSトランジスタ32の入力ノードをリセットすることが考えられる。この場合には、フォトダイオード22に基づく信号成分がリセットされるので、時刻t22から時刻t24の間にAD変換される信号は、フォトダイオード26に基づく信号成分のみとなる。これがB信号となる。
なお、B信号の読み出しに先立って増幅MOSトランジスタ32の入力ノードをリセットすることで生じるN信号は、時刻t12において生じるN信号とは異なる。このため、このときのN信号もAD変換し、B信号との差分を取ることで、ノイズを低減することができる。ただし、焦点検出にのみ用いる信号には画像信号ほどのS/N比が要求されないことに鑑みて、B信号の読み出しの前に生じるN信号の読み出しは行わず、動作の高速化を優先してもよい。
また、上記実施形態では、フレームAの動作を行った後にフレームBの動作を行う場合を示したが、フレームBの動作を行った後にフレームAの動作を行うようにしてもよい。この場合にも、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、信号処理回路40として、AD変換器を搭載したデジタル出力センサを用いた例を示したが、デジタル出力センサの代わりにアナログ出力センサを用いてもよい。アナログ出力センサにおいても、N信号、A信号、A+B信号を読み出す方式であれば、A信号を読み出すか読み出さないかでN信号からA+B信号を読み出すまでの時間が異なるため、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1乃至第3実施形態では、リセット電位に基づく出力信号を取得して相関二重サンプリングを行うことによりノイズ成分を除去したが、必ずしも相関二重サンプリングを行う必要はない。
また、上記実施形態では、1つの画素に含まれる光電変換部(フォトダイオード)が2つの場合を示したが、必ずしも2つである必要はなく、2つ以上であればよい。また、画素内読み出し回路の構成も、図1に示すものに限定されるものではない。
また、上記第1乃至第3実施形態の撮像装置を適用しうる撮像システムは、第4実施形態に記載のものに限定されるものではなく、撮像装置を用いる種々の撮像システムに広く適用することができる。
また、上記実施形態は、本発明を適用しうる幾つかの態様を例示したものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜修正や変形を行うことを妨げるものではない。
10 画素アレイ
12 垂直走査回路
14 水平走査回路
16 タイミングジェネレータ(TG)
20 画素
22,26 フォトダイオード
24,28 転送MOSトランジスタ
30 リセットMOSトランジスタ
32 増幅MOSトランジスタ
34 選択MOSトランジスタ
38 垂直信号線
40 信号処理回路
44 オペアンプ
46 比較回路
48 カウンタ回路
50 メモリ
52 ランプ信号発生回路
60 マイクロレンズ
62 カラーフィルタ
100 撮像装置
800 撮像システム

Claims (14)

  1. 第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素を有する撮像装置の駆動方法であって、
    第1のフレーム期間に、前記複数の画素の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出し、
    前記第1のフレーム期間とは異なる第2のフレーム期間に、前記複数の画素の前記一部とは異なる他の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す
    ことを特徴とする撮像装置の駆動方法。
  2. 第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素を有する撮像装置の駆動方法であって、
    第1のフレーム期間に、前記複数の画素から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出し、
    前記第1のフレーム期間とは異なる第2のフレーム期間に、前記複数の画素から、前記第1のフレーム期間における前記画素の行走査とは異なる駆動方法により、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す
    ことを特徴とする撮像装置の駆動方法。
  3. 前記第2のフレーム期間では、前記第3の信号のみを読み出す
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置の駆動方法。
  4. 前記第1のフレーム期間の少なくとも一部と、前記第2のフレーム期間で読み出される前記画素の前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部における前記信号電荷の蓄積期間の少なくとも一部、及び/又は、前記第2のフレーム期間の少なくとも一部と、前記第1のフレーム期間で読み出される前記画素の前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部における前記信号電荷の蓄積期間の少なくとも一部、が重なっている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置の駆動方法。
  5. 前記第1のフレーム期間における各行の行走査の期間よりも、前記第2のフレーム期間における各行の行走査の期間が短い
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置の駆動方法。
  6. 前記第2の信号は、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置の駆動方法。
  7. 前記第2の信号は、前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置の駆動方法。
  8. 第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素と、
    前記複数の画素からの信号の読み出しを制御する信号処理部であって、
    前記複数の画素の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出す第1のフレーム期間と、
    前記第1のフレーム期間とは異なるフレーム期間であって、前記複数の画素の前記一部とは異なる他の一部から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す第2のフレーム期間と、
    を実行するように構成された信号処理部と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  9. 第1の光電変換部と、第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部に入射光を集光するマイクロレンズとをそれぞれ含む複数の画素と、
    前記複数の画素からの信号の読み出しを制御する信号処理部であって、
    前記複数の画素から、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第1の信号と、少なくとも前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第2の信号とを読み出す第1のフレーム期間と、
    前記第1のフレーム期間とは異なるフレーム期間に、前記複数の画素から、前記第1のフレーム期間における前記画素の行走査とは異なる駆動方法により、前記第1の光電変換部において生成された信号電荷及び前記第2の光電変換部において生成された信号電荷に基づく第3の信号を読み出す第2のフレーム期間と、
    を実行するように構成された信号処理部と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 前記信号処理部は、前記第1のフレーム期間の少なくとも一部と、前記第2のフレーム期間で読み出される前記画素の前記第1の光電変換部及び前記第2の光電変換部における前記信号電荷の蓄積期間の少なくとも一部、及び/又は、前記第2のフレーム期間と、前記第1のフレーム期間で読み出される前記画素の蓄積期間の少なくとも一部、が重なるように、前記蓄積期間を実行するように更に構成されている
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の撮像装置。
  11. 前記第1のフレーム期間における各行の行走査の期間よりも、前記第2のフレーム期間における各行の行走査の期間が短い
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 請求項8乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置へ被写体の像を結像する光学系と
    を有することを特徴とする撮像システム。
  13. 前記第1のフレーム期間で取得した前記第1の信号及び前記第2の信号に基づいて焦点検出を行う
    ことを特徴とする請求項12記載の撮像システム。
  14. 前記第2のフレーム期間で取得した前記第3の信号のみに基づいて画像を形成する
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の撮像システム。
JP2014106770A 2014-05-23 2014-05-23 撮像装置及びその駆動方法 Active JP6482186B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106770A JP6482186B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 撮像装置及びその駆動方法
US14/710,084 US9762840B2 (en) 2014-05-23 2015-05-12 Imaging device and method of driving the same
CN201510255663.2A CN105100650B (zh) 2014-05-23 2015-05-19 成像装置及其驱动方法
CN201811028460.XA CN108924444A (zh) 2014-05-23 2015-05-19 成像装置及其驱动方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106770A JP6482186B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 撮像装置及びその駆動方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015222885A true JP2015222885A (ja) 2015-12-10
JP2015222885A5 JP2015222885A5 (ja) 2017-06-29
JP6482186B2 JP6482186B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=54556981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014106770A Active JP6482186B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 撮像装置及びその駆動方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9762840B2 (ja)
JP (1) JP6482186B2 (ja)
CN (2) CN108924444A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019050486A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法
US10638066B2 (en) 2018-02-05 2020-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus
JP2021034963A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の駆動方法
WO2021241014A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02 ソニーグループ株式会社 撮像装置、撮像方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9509433B2 (en) * 2013-05-14 2016-11-29 Applied Optoelectronics, Inc. Aligning and directly optically coupling photodetectors to optical demultiplexer outputs in a multichannel receiver optical subassembly
JP6480768B2 (ja) 2015-03-17 2019-03-13 キヤノン株式会社 固体撮像装置及びその駆動方法
JP6727814B2 (ja) * 2016-01-14 2020-07-22 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP6748454B2 (ja) 2016-03-10 2020-09-02 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP6774224B2 (ja) 2016-05-26 2020-10-21 キヤノン株式会社 固体撮像装置及び撮像システム
US10319765B2 (en) 2016-07-01 2019-06-11 Canon Kabushiki Kaisha Imaging device having an effective pixel region, an optical black region and a dummy region each with pixels including a photoelectric converter
JP6889571B2 (ja) * 2017-02-24 2021-06-18 キヤノン株式会社 撮像装置および撮像システム
JP6877203B2 (ja) 2017-03-24 2021-05-26 キヤノン株式会社 撮像装置および移動体
JP7102161B2 (ja) 2018-02-15 2022-07-19 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、及び、移動体
JP7089390B2 (ja) 2018-03-30 2022-06-22 キヤノン株式会社 光電変換装置及びその駆動方法
JP7161317B2 (ja) 2018-06-14 2022-10-26 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム及び移動体
US10834354B2 (en) 2018-06-25 2020-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Imaging device, imaging system, movable object, and signal processing device
JP7299680B2 (ja) * 2018-08-23 2023-06-28 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
JP7245014B2 (ja) 2018-09-10 2023-03-23 キヤノン株式会社 固体撮像装置、撮像システム、および固体撮像装置の駆動方法
JP7353752B2 (ja) 2018-12-06 2023-10-02 キヤノン株式会社 光電変換装置及び撮像システム
JP7374639B2 (ja) 2019-07-19 2023-11-07 キヤノン株式会社 光電変換装置及び撮像システム
JP7303682B2 (ja) 2019-07-19 2023-07-05 キヤノン株式会社 光電変換装置及び撮像システム
JP7393162B2 (ja) 2019-09-09 2023-12-06 キヤノン株式会社 光電変換装置
CN113497905B (zh) 2020-04-01 2024-03-12 佳能株式会社 光电转换设备、成像系统和移动物体
JP2023023220A (ja) 2021-08-04 2023-02-16 キヤノン株式会社 光電変換装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003156677A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Canon Inc 撮像素子、撮像装置及びその制御方法、及び焦点検出方法
JP2013057915A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2014048591A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Canon Inc 撮像装置

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3501138A1 (de) 1984-01-18 1985-07-18 Canon K.K., Tokio/Tokyo Bildaufnahmevorrichtung
US4663669A (en) 1984-02-01 1987-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus
US7423790B2 (en) 2004-03-18 2008-09-09 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion apparatus and contact-type image sensor
JP4459099B2 (ja) * 2005-03-18 2010-04-28 キヤノン株式会社 固体撮像装置及びカメラ
US7751700B2 (en) * 2006-03-01 2010-07-06 Nikon Corporation Focus adjustment device, imaging device and focus adjustment method
JP5066996B2 (ja) * 2007-04-23 2012-11-07 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の信号処理方法および撮像装置
JP5180537B2 (ja) 2007-08-24 2013-04-10 キヤノン株式会社 光電変換装置及びマルチチップイメージセンサ
JP5142696B2 (ja) 2007-12-20 2013-02-13 キヤノン株式会社 光電変換装置、及び光電変換装置を用いた撮像システム
JP5173493B2 (ja) 2008-02-29 2013-04-03 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
JP4500862B2 (ja) 2008-04-11 2010-07-14 キヤノン株式会社 固体撮像装置の駆動方法
JP4891308B2 (ja) 2008-12-17 2012-03-07 キヤノン株式会社 固体撮像装置及び固体撮像装置を用いた撮像システム
JP2010160313A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Sony Corp 撮像素子および撮像装置
KR101786069B1 (ko) * 2009-02-17 2017-10-16 가부시키가이샤 니콘 이면 조사형 촬상 소자, 그 제조 방법 및 촬상 장치
JP5529613B2 (ja) 2009-04-17 2014-06-25 キヤノン株式会社 光電変換装置及び撮像システム
US8582003B2 (en) 2010-05-21 2013-11-12 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state imaging apparatus
JP5562172B2 (ja) 2010-08-10 2014-07-30 キヤノン株式会社 定電流回路及びそれを用いた固体撮像装置
JP2012048065A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Canon Inc 光電変換装置、焦点検出装置、および撮像システム
JP5817154B2 (ja) 2011-03-10 2015-11-18 株式会社ニコン 撮像装置
JP5901212B2 (ja) 2011-10-07 2016-04-06 キヤノン株式会社 光電変換システム
JP5484422B2 (ja) 2011-10-07 2014-05-07 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP5979896B2 (ja) 2012-02-09 2016-08-31 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP5893572B2 (ja) 2012-03-01 2016-03-23 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法
JP6004685B2 (ja) 2012-03-19 2016-10-12 キヤノン株式会社 固体撮像装置及びその駆動方法
US9093351B2 (en) 2012-03-21 2015-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state imaging apparatus
JP5968146B2 (ja) * 2012-07-31 2016-08-10 キヤノン株式会社 固体撮像装置およびカメラ
JP5886806B2 (ja) 2013-09-17 2016-03-16 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP6246004B2 (ja) 2014-01-30 2017-12-13 キヤノン株式会社 固体撮像装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003156677A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Canon Inc 撮像素子、撮像装置及びその制御方法、及び焦点検出方法
JP2013057915A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2014048591A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Canon Inc 撮像装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019050486A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法
US10638066B2 (en) 2018-02-05 2020-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus
JP2021034963A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の駆動方法
JP7389586B2 (ja) 2019-08-28 2023-11-30 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の駆動方法
WO2021241014A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02 ソニーグループ株式会社 撮像装置、撮像方法
US12114087B2 (en) 2020-05-25 2024-10-08 Sony Group Corporation Imaging apparatus and imaging method for performing first and second readouts during a vertical period

Also Published As

Publication number Publication date
CN105100650B (zh) 2018-09-28
JP6482186B2 (ja) 2019-03-13
CN108924444A (zh) 2018-11-30
US9762840B2 (en) 2017-09-12
CN105100650A (zh) 2015-11-25
US20150341580A1 (en) 2015-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6482186B2 (ja) 撮像装置及びその駆動方法
US10205894B2 (en) Imaging device and imaging system
JP6688165B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP6740067B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
KR101450904B1 (ko) A/d 변환 회로, a/d 변환 회로의 제어 방법, 고체 촬상장치 및 촬상 장치
WO2016147885A1 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び、電子機器
JP6694605B2 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び、電子機器
JP6120091B2 (ja) 固体撮像素子および駆動方法、並びに電子機器
US9635290B2 (en) Solid-state image sensing device and electronic device
JP6406977B2 (ja) 光電変換装置、撮像システム
JP4289244B2 (ja) 画像処理方法並びに物理量分布検知の半導体装置および電子機器
JP2013211833A (ja) 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法、撮像システムの駆動方法
JP2014039159A (ja) 固体撮像装置および駆動方法、並びに電子機器
US9325919B2 (en) Image sensing apparatus
WO2011083541A1 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
JP2013051575A (ja) 固体撮像装置、撮像装置および撮像方法
US8553121B2 (en) Imaging apparatus and control method thereof
JP5400428B2 (ja) 撮像装置、撮像素子およびその駆動方法
JP2017216626A (ja) 撮像素子及びその制御方法、撮像装置及びその制御方法
JP6740230B2 (ja) 固体撮像装置および電子機器
JP6574653B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
EP3035669B1 (en) Driving method for image pickup apparatus
JP2016092792A (ja) 撮像装置
JP6672356B2 (ja) 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法、撮像システムの駆動方法
JP2015002415A (ja) 光電変換装置、光電変換システム、光電変換装置の駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170519

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20171214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6482186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151