JP2006035802A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内部へ記録媒体を給送するための給紙部を備えた記録装置において、小型化が容易であり、組立性を良好にすることができ、良好な耐衝撃性を確保することができ、良好で安定した搬送性能を維持することができる構成を提供する。
【解決手段】積載部21、822から記録部へ記録媒体を給送する複数の給送部と、記録部において記録ヘッド7およびキャリッジ50と対向配置されたプラテン34と、キャリッジの上流側に配置された搬送ローラ36と、を備え、キャリッジ、搬送ローラおよびプラテンをシャーシ11に固定する記録ユニットと、複数の給送部から搬送ローラへ至る搬送経路を形成する部品を記録媒体の幅方向の両側から側面シャーシ112、113で支持するマルチ給紙ユニット10と、を設け、記録ユニットとマルチ給紙ユニットとを側面シャーシで固定する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、キャリッジに搭載された記録ヘッドにより、プラテン上を通して搬送される記録媒体に記録する記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワードプロセッサ等を含む複合電子機器やワークステーションなどの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づいて紙やプラスチックシートなどの被記録材に画像を形成していくように構成されている。インクジェット式、熱転写式、レーザービーム式、ワイヤドット式など、種々の記録方式の記録装置がある。以上のような記録装置のうち、記録ヘッドの吐出口から記録媒体へインクを吐出して記録するインクジェット記録装置は、装置の小型化やカラー化が容易であり、低騒音で低ランニングコストにすることができるなどの利点を有している。
上記の記録装置には、記録ヘッドを記録媒体に対して移動(主走査)させながら記録するシリアルタイプの記録装置と、記録媒体を搬送方向に移動させる副走査のみで記録していくラインタイプの記録装置がある。また、上記記録装置においては、装置本体の後方上部で記録媒体を傾けた状態で積載した給紙部から記録媒体を1枚ずつ給送する構成のものが主に採用されている。
特開2002−192788号公報
しかしながら、記録媒体積載部から記録媒体を給送するための給紙部を備えた記録装置、特に、例えば複数の記録媒体積載からの記録媒体の給送を可能にするために複数の搬送経路が設けられた記録装置においては、次のような点で解決すべき課題があった。すなわち、第1には、記録装置のサイズが大型化しやすい点、第2には、記録装置の組立性を良くすることが難しい点、第3には、給紙部の重量増大により装置本体に加えられる衝撃に対する耐衝撃性を向上させることが難しい点、第4には、記録媒体を搬送する搬送性能を高めることが難しい点、などの課題があった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、記録媒体積載部から装置内部へ記録媒体を給送するための給紙部を備えた記録装置において、小型化が容易であり、組立性を良好にすることができ、良好な耐衝撃性を確保することができ、良好で安定した搬送性能を維持することができる構成を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、積載部から記録部へ記録媒体を給送するための複数の給送部と、記録部において記録ヘッドを搭載して往復移動するキャリッジと、該キャリッジと対向する位置で記録媒体を支持するプラテンと、前記キャリッジの上流側で記録媒体を搬送する搬送ローラと、を備えた記録装置において、前記キャリッジ、前記搬送ローラおよび前記プラテンをシャーシに固定する記録ユニットと、前記複数の給送部から前記搬送ローラへ至る搬送経路を形成する部品を記録媒体の幅方向の両側から側面シャーシで支持するマルチ給紙ユニットと、を有し、前記記録ユニットと前記マルチ給紙ユニットとを固定することを特徴とする。
上記構成によれば、記録媒体積載部から装置内部へ記録媒体を給送するための給紙部を備えた記録装置において、小型化が容易であり、組立性を良好にすることができ、良好な耐衝撃性を確保することができ、良好で安定した搬送性能を維持することができる構成を提供することができる。Uターン搬送経路等を含め複数の搬送経路を有する記録装置の場合に、特に有効である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明による記録装置の模式的外観斜視図であり、図2は図1の記録装置の使用しているときの状態を示す模式的外観斜視図である。図3は本発明による記録装置の内部構成を左前方から見て示す模式的斜視図であり、図4は図3の記録装置の内部構成を右前方から見て示す模式的斜視図であり、図5は本発明による記録装置の内部構成を示す模式的縦断面図である。
本実施形態では、記録装置が記録ヘッドから記録媒体へインクを吐出して記録するインクジェット記録装置である場合を例に挙げて説明する。図3〜図5において、記録装置1は、給紙部2、送紙部3、排紙部4、キャリッジ部5、回復機構部(クリーニング部)6、記録ヘッド7、両面搬送部及びUターン給紙部8、外装部9から構成されている。以下、これらの機構部について順を追って説明する。
〔給紙部〕
記録媒体積載部から装置内部へ記録媒体を給送するための給紙部2は、記録媒体であるシート材Pを積載する圧板21、シート材Pを給紙する給紙ローラ28、シート材Pを分離する分離ローラ241、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー22等をベース20に取り付けて構成されている。積載されたシート材Pを保持するための給紙トレイ26がベース20又は外装部9に取り付けられている。記録媒体積載部である給紙トレイ26は多段式であり、使用するときには引き出して用いる。給紙ローラ28は断面円弧状の棒状をしている。用紙基準寄りに1つの分離ローラゴム(給紙ローラゴム)が設けられており、これによってシート材Pを給送する。給紙ローラ28の駆動は、給紙部2に設けられたモータではあるが、回復機構部6の駆動源でもある不図示の共用モータ(以下、APモータという)273から駆動伝達ギア271(不図示)及び遊星ギア272(不図示)などによって伝達される。
圧板21には、シート材Pの積載位置を規制するための移動可能な可動サイドガイド23が設けられている。圧板21はベース20に設けられた回転軸を中心に回転可能で、圧板バネ212により給紙ローラ28に付勢される。給紙ローラ28と対向する圧板21の部位には、積載最上層近くのシート材Pの重送を防止するために人工皮等の摩擦係数の大きい材質で作られた分離シート213が設けられている。圧板21は、給紙ローラ28に対して当接及び離間するように、圧板カム214(不図示)によってその位置を規制されている。さらに、ベース20には、シート材Pを1枚ずつ分離するための分離ローラ241を保持する分離ローラホルダ24が回転軸を中心に回転可能に取り付けられている。分離ローラ241は分離ローラバネ242(不図示)により給紙ローラ28に付勢される。
分離ローラ241にはクラッチバネ243が取り付けられ、所定以上の負荷がかかったときに分離ローラ241が回転できる構成になっている。分離ローラ241は、分離ローラリリースシャフト244とコントロールカム25(不図示)によって、給紙ローラ28にに対して当接及び離間するように構成されている。これら圧板21、戻しレバー22及び分離ローラ241の位置は、ASFセンサ29(不図示)によって検知されている。また、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー22は、ベース20に回転可能に取り付けられ、戻しレバーバネ221(不図示)により解除方向に付勢されている。シート材Pを積載部へ戻すときは、コントロールカム25(不図示)によって回転させられる。
通常の待機状態では、圧板21は圧板カム214(不図示)によりリリースされ、分離ローラ241はコントロールカム25(不図示)によりリリースされている。さらに、戻しレバー22は、シート材Pを積載部へ戻すとともに、積載されるシート材Pが奥に入らないように積載口を塞ぐよう位置に配置されている。この状態から給紙が始まると、モータの駆動によって、まず分離ローラ241が給紙ローラ28に当接する。そして、戻しレバー22がリリースされ、圧板21が給紙ローラ28に当接する。この状態でシート材Pの装置内部への給送が開始される。
給紙ローラ28により送り出されるシート材Pの枚数はベース20に設けられた前段分離部201で制限され、シート材Pの所定枚数のみが給紙ローラ28と分離ローラ241のニップ部に送り出される。送り出されたシート材Pは前記ニップ部で分離され、最上位のシート材Pのみが装置内部へ給送される。シート材Pが搬送ローラ36とピンチローラ37の間に到達すると、圧板21は圧板カム214(不図示)によってリリースされ、分離ローラ241はコントロールカム25(不図示)によってリリースされる。戻しレバー22は、コントロールカム25(不図示)によってシート材を積載部へ戻すような積載位置に戻る。このとき、給紙ローラ28と分離ローラ241のニップ部近傍まで送り出された余分の(最上層以外の)シート材Pは元の積載位置まで戻される。
〔送紙部〕
送紙部3は、曲げ起こした板金部材などの剛固な組立て体であるシャーシ11に取り付けられている。送紙部3はシート材Pを搬送する搬送ローラ36とPE(ペーパーエンド)センサ32(不図示)を有している。搬送ローラ36は、例えば金属軸の表面にセラミックの微小粒をコーティングした構造をしており、その両端金属部分をシャーシ11に設けられた軸受38で軸支されることで、シャーシ11に取り付けられている。また、搬送ローラ36に回転時の負荷を与えることで安定した搬送を可能にするために、軸受38と搬送ローラ36との間に搬送ローラテンションバネ381(不図示)が装着されている。つまり、搬送ローラ36をバネ付勢することで所定の負荷を与えている。
搬送ローラ36には、従動する複数のピンチローラ37が当接するように配設されている。ピンチローラ37はピンチローラホルダ30に保持され、ピンチローラバネ31の付勢力でピンチローラ37を搬送ローラ36に圧接することでシート材Pの搬送力を生み出している。その際、ピンチローラホルダ30の回転軸がシャーシ11の軸受で軸支されている。さらに、シート材Pが搬送されてくる送紙部3の入口にはシート材Pをガイドするガイドフラッパー33及びプラテン34が配設されている。ピンチローラホルダ30には、シート材Pの先端及び後端の検出をPEセンサ32に伝えるPEセンサレバー321が回動可能に取り付けられている。プラテン34はシャーシ11に取り付けられている。ガイドフラッパー33は、搬送ローラ36の軸受部331(不図示)と同心の軸を中心に回転可能に軸支され、シャーシ11の一部に当接することで位置決めされる。
上記構成において、給紙部から送紙部3へ送られてきたシート材Pは、ピンチローラホルダ30及びガイドフラッパー33に案内されて搬送ローラ36とピンチローラ37とのニップ部(LFニップ部)へ送り込まれる。その際、送られてきたシート材Pの先端をPEセンサレバー321によって検知し、これにより記録部におけるシート材Pの記録位置が算出される。シート材Pは、搬送モータ35によりローラ対36が回転駆動されることでプラテン34上を搬送される。プラテン34上には搬送基準面になるリブが形成されており、該リブによって、記録ヘッド7とシート材とのギャップを管理するとともに、排紙部4と共にシート材Pの浪打が大きくならないように規制している。搬送ローラ36の駆動は、DCモータである搬送モータ35の回転力をタイミングベルト351を介して搬送ローラ36の軸上のプーリ361に伝達することで行われる。
また、搬送ローラ36の軸上には、該搬送ローラ36による搬送量を検出するための150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードホイール362が取り付けられている。シャーシ11には、コードホイール362を読み取るためのエンゴーダセンサ363が取り付けられている。搬送ローラ36のシート材搬送方向下流側には、画像情報に基づいて画像を記録する記録ヘッド7が配設されている。記録ヘッド7としては、各色インクタンク別体の交換可能なインクタンクが装着されるインクジェット記録ヘッドが用いられている。また、記録ヘッド7は、各吐出口内に配置されたヒータ等によりインクに熱を与えることで、吐出口内のインクを膜沸騰させ、この膜沸騰による気泡の成長又は収縮によって生じる圧力変化によって、記録ヘッド7の吐出口70(不図示)からインクを吐出し、記録媒体としてのシート材P上に画像を形成していく。
〔キャリッジ部〕
キャリッジ部5は、主走査のために記録ヘッド7を搭載して往復移動するものであり、記録ヘッド7を搭載して移動するキャリッジ50を有する。キャリッジ50は、シート材Pの搬送方向に対して略直角方向に設置されたガイドシャフト52に沿って移動可能に案内支持されている。さらに、キャリッジ50の後端部はガイドシャフト52と平行に設けられたガイドレール111によって摺動自在に支持され、キャリッジ50は記録ヘッド7とシート材Pとの隙間を維持するような一定の姿勢に保持されている。ガイドシャフト52はシャーシ11に取り付けられている。ガイドレール111はシャーシ11に一体に形成されている。
キャリッジ50は、シャーシ11に取り付けられたキャリッジモータ54によりタイミングベルト541を介して駆動される。タイミングベルト541は、アイドルプーリ542によって所定の張力を付与された状態で張架されている。タイミングベルト541はキャリッジ50に対しゴム等のダンパー55(不図示)を介して連結されている。このダンパー55(不図示)は、キャリッジモータ54等の振動を減衰することで画像ムラ等を低減するためのものである。キャリッジ50の位置および移動を検出するための150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に配置されている。それを読み取るエンコーダセンサ56(不図示)がキャリッジ50上のキャリッジ基板92(不図示)に搭載されている。
このキャリッジ基板92には、記録ヘッド7と電気な接続を行うためのコンタクト921(不図示)が設けられている。キャリッジ50には、記録装置の電気基板9(不図示)から記録ヘッド7へヘッド信号を伝えるためのフレキシブル基板57が接続されている。キャリッジ50には、記録ヘッド7を該キャリッジに位置決めするため、位置決めのための突き当て部501(不図示)と記録ヘッド7を押し付け固定するための押圧手段511(不図示)が設けられている。押圧手段511は、ヘッドセットレバー51に搭載されており、ヘッドセットレバー51を回動させると記録ヘッド7に作用する。
ガイドシャフト52の両端には偏心カム521が固定されている。回復機構部6のメインカム63(不図示)によりギア列591を介して、前記APモータ273の駆動を偏心カム521まで伝達することによって、ガイドシャフト52を上下に昇降させることができる。これによって、キャリッジ50を昇降させ、厚みの異なるシート材Pに対しても最適なギャップを確保することができる。キャリッジ50には、記録ヘッド7から吐出されてシート材に着弾するインクの着弾ズレを自動的に補正するための自動レジ調整センサ59が取り付けられている。このセンサ59は反射型の光センサであり、発光素子より発光し、記録媒体P上の画像パターンからの反射光を受光することで、最適なレジ調整値を求めることができる。
上記構成においてシート材Pに記録するときは、画像形成する行位置(シート材Pの搬送方向の位置)までシート材Pを搬送すると共に、キャリッジモータ54によりキャリッジ50を主走査方向の記録開始位置へ移動させ、そこから、電気基板9からの画像信号により記録ヘッド7を駆動してインクを吐出させるとともに該記録ヘッドで主走査することによりシート材P上に画像が記録される。
〔排紙部〕
排紙部4は、2本の排紙ローラ40、41、これらの排紙ローラ40、41に所定圧で当接されて従動回転する拍車42、搬送ローラ36の駆動を排紙ローラ40、41に伝達するためのギア列、等から構成されている。排紙ローラ40、41はプラテン34に取り付けられている。搬送方向で下流側の排紙ローラ40は、金属軸に複数個のゴム部401を固着した構造を有する。搬送ローラ36からの駆動がアイドラギアを介して排紙ローラ40に伝達されることによって2組の排紙ローラ対が駆動される。搬送方向上流側の排紙ローラ41は、樹脂の軸にエラストマーの弾性体411を複数取り付けた構造を有する。排紙ローラ40から排紙ローラ41への駆動はアイドラギアを介して伝達される。
拍車42は、周囲に複数の凸形状を有するSUSの薄板を樹脂部と一体成型したものである。この拍車42は拍車ホルダ43に取り付けられている。この場合、棒状のコイルバネからなる拍車バネ44(不図示)によって、拍車42の拍車ホルダ43への取り付けと排紙ローラ40、41への押圧とを行っている。拍車42には、排紙ローラ40のゴム部401及び排紙ローラ41の弾性体部411に対応する位置に設けられることで主に搬送力を生み出す機能を有するものと、排紙ローラ40のゴム部401及び排紙ローラ41の弾性体部411がない位置に設けられることで主にシート材Pの浮き上がりを抑える機能を有するものがある。
排紙ローラ40、41の間には、シート材Pの両端部を持ち上げて排紙ローラ40、41の先でシート材Pを保持することで、先出のシート材P上の記録画像を擦ってダメージを与えることを防止する紙端サポート45(不図示)が設けられている。この紙端サポート45は、先端にコロ451(不図示)が設けられた樹脂部材を紙端サポートバネ452(不図示)によって付勢することにより当該コロ451を所定圧でシート材Pに押し付け、シート材Pの両端を持ち上げてこしを作ることで保持するように構成されている。
以上の構成によって、キャリッジ部5で画像形成されたシート材Pは、排紙ローラ41と拍車42の間のニップに挟まれて搬送されることで、排紙トレイ46に排出される。排紙トレイ46はフロントカバー95に収納可能な構成になっており、使用時には引き出して用いる。排紙トレイ46は、その先端に向けて高くなり、更にその両端が高くなることで、排出されたシート材Pの積載性の向上と画像形成面の擦れ防止を図り得るように構成されている。
〔両面搬送部及びUターン給紙部〕
裏面記録を行うための両面搬送部8にはUターン搬送路が設けられており、Uターン搬送路に対してはUターン給紙部からもシート材を給紙できるように構成されている。以下、この両面搬送部及びUターン給紙部8について説明する。記録装置前面に設けられたUターン給紙用のカセット81にシート材Pが収納されている。このカセット81には、シート材Pを分離給紙するために、シート材Pを積載すると共に給紙ローラ821に圧接させる圧板822が設けられている。両面搬送部及びUターン給紙部8の本体を形成するUターンベース84には、シート材Pを給紙する給紙ローラ821、シート材Pを分離する分離ローラ831(不図示)、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー824、給紙ローラ821に対する圧板822の圧接・離間を制御するための制御手段825(不図示)などが取り付けられている。カセット81は2段の伸縮構造になっており、記録シートPのサイズにより使い分けることができる。小サイズ紙積載あるいはカセット不使用の場合には、カセット81を収縮させて外装部9の内部に収納することができる。
給紙ローラ821は断面円弧の棒状をしている。用紙基準寄りの位置に1つの給紙ローラゴムが設けられており、これによってシート材Pを給送する。給紙ローラ821の駆動は、両面搬送部8に設けられた両面搬送モータ85(不図示)から、駆動伝達ギア851(不図示)及び遊星ギア852(不図示)等によって伝達される。圧板822には可動サイドガイド827が移動可能に装着されており、シート材Pの積載位置を規制している。圧板822は、カセット81に結合された回転軸を中心に回転可能であり、Uターンベース84との間に設けられた圧板バネ828などからなる圧接離間制御手段825(不図示)により給紙ローラ821に付勢される。給紙ローラ821と対向する圧板822の部位には、最上層近くのシート材Pの重送を防止するための人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離シート829(不図示)が設けられている。圧板822は圧板カム826(不図示)によって給紙ローラ821に当接、離間できるように構成されている。
さらに、Uターンベース84には、シート材Pを1枚ずつ分離するための分離ローラ831(不図示)が設けられている。この分離ローラ831は、分離ベース83(不図示)に設けられた軸を中心に回動可能な分離ローラホルダ833(不図示)に対して回転可能に軸支されている。この分離ローラホルダ833は、分離ローラバネ837(不図示)により給紙ローラ821に付勢される。分離ローラ831にはクラッチバネ834(不図示)が取り付けられ、所定以上の負荷がかかると分離ローラ831が回転する構成になっている。分離ローラ831は、分離ローラリリースシャフト835(不図示)とコントロールカム836(不図示)によって、給紙ローラ821に当接、離間される。圧板822、戻しレバー824及び分離ローラ831の位置は、Uターンセンサ841(不図示)によって検知されている。
また、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー824は、Uターンベース84に取り付けられ、解除方向に戻しレバーバネ823(不図示)で付勢されている。シート材Pを戻すときは、コントロールカム836(不図示)によって戻しレバー824を回動させる。通常の待機状態では、圧板822は圧板カム826(不図示)によりリリースされ、分離ローラ831はコントロールカム836(不図示)でリリースされ、戻しレバー824はシート材Pを積載位置に戻している。この戻しレバー824は、積載されたシート材Pが移動しないように、積載口を塞ぐような位置に設けられている。この待機状態から給紙が始まると、モータ駆動によって分離ローラ831(不図示)が給紙ローラ821に当接される。そして、戻しレバー824がリリースされ、圧板822が給紙ローラ821に当接する。この状態で、シート材Pの給紙が開始される。
シート材Pの移動は分離ベース83に設けられた前段規制手段838で制限され、シート材Pの最上層の数枚のみが給紙ローラ821と分離ローラ831の間のニップ部へ送られる。送られたシート材Pはこのニップ部で分離され、最上層の1枚のシート材Pのみが給送(搬送)される。分離・搬送されたシート材Pが第1のUターンローラ86と第1のUターンピンチローラ861の間まで到達すると、圧板822は圧板カム826(不図示)によってリリースされ、分離ローラ831はコントロールカム836(不図示)によってリリースされる。戻しレバー824はコントロールカム836(不図示)によって積載位置に戻される。このとき、給紙ローラ821と分離ローラ831の間のニップ部に到達していたその他のシート材Pは積載位置まで戻される。
Uターン給紙部の下流側には、上記第1のUターンローラ86及び第1のUターンピンチローラ861と、第2のUターンローラ87及び第2のUターンピンチローラ871から成る2対の搬送ローラが配設されている。これらのUターンローラ86、87は、金属軸の芯金の4〜6箇所にゴム硬度40〜80度のEPDMを取り付けた構造を有する。このゴム部に対応した位置に、シート材Pを挟持するためのピンチローラ861、871が配設されている。各ピンチローラ861、871は、ばね軸に取り付けられることで、中間ローラ86、87に付勢されている。また、Uターン搬送経路(Uターン搬送経路)を形成するために、内側面を形成するインナーガイド881と外側面を形成するアウターガイド882が配置されている。
給紙部(ASF給紙部)2からの搬送経路と両面搬送部又はUターン給紙部8からの搬送経路との合流点は切り替え用のフラッパー883で形成され、両方の搬送経路の合流がスムーズに行われるように構成されている。給紙部2もしくは両面搬送部8から搬送されてきたシート材Pが搬送ローラ36に到達すると、停止している搬送ローラ36とピンチローラ37のニップ部にシート材Pの先端が当接し、レジ取り動作(斜行矯正、頭出し)が行われる。搬送ローラ36により搬送されるシート材Pに対して、記録ヘッド7による記録が行われる。記録されたシート材Pは搬送ローラ36とピンチローラ37の間を抜ける。
記録されたシート材Pに対する裏面記録を行う場合は、該シート材Pを後端から再度搬送ローラ36とピンチローラ37の間を通して逆向きに搬送する。この逆向き搬送は、排紙ローラ40、41の逆回転によって行われる。このとき、ピンチローラ37は昇降機構884により上昇して搬送ローラ36から離間しており、その間を通してシート材Pが送り込まれるので、スムーズに搬送することができる。切り替えフラッパー833で導入ド部を形成された両面搬送部8内へ再度送り込まれたシート材Pは、両面搬送ローラ891と両面ピンチローラ892に挟持され、両面搬送経路に沿って搬送される。
そして、シート材Pは、両面搬送経路を形成するUターン給送路を閉塞するとともに給紙ローラ821との間で両面搬送経路を確保する位置にセットされたガイド部材(フラッパー部材)893等に案内されながら搬送される。裏面記録用の両面搬送経路は、所定量の搬送を過ぎると前述のUターンローラ86、87に到達する。すなわち、両面搬送経路の一部でもある前述のUターン搬送経路に合流される。従って、これらのUターンローラ86、87による搬送が開始されると、その後の搬送経路の構成及び動作は前述の中間ローラ86、87によるUターン搬送の場合と同じである。
〔回復機構部〕
インクジェット記録装置の場合に設けられる回復機構部6は、インクジェット方式の記録ヘッド7のインク吐出性能を維持回復するためのものであり、記録ヘッド7の吐出口からのインク吸引などを行うためのポンプ60と、記録ヘッド7の吐出口近傍の乾燥を抑えるためのキャップ61と、記録ヘッド7の吐出口周辺を拭き取り清掃するためのワイパー62などを備えている。本実施形態では、回復機構部6の主な駆動は、前述の給紙部2の駆動源であるAPモータ273から伝達される。つまり、APモータ273の一方向の回転でポンプ60が作動し、反対方向の回転でワイパー62のワイピング動作及びキャップ61の密着離間動作が行われるように、ワンウエイクラッチ691(不図示)が設けられている。
前記ポンプ60としては、例えば、いわゆるチューブポンプを使用することができる。チューブポンプの場合、ポンプ60は2本のチューブ67をポンプコロ68(不図示)でしごくことで負圧を発生させるように構成され、キャップ61とポンプ60は開閉弁65(不図示)などを介して接続されている。キャップ61を記録ヘッド7に密着させた状態(キャッピング状態)でポンプ60を作動させることにより、記録ヘッドの吐出口からインクと共に固着インクや気泡等を含む不要インクを吸引除去することができる。キャップ61の内部には、吸引後の吐出口面上のインク残りを消滅させるためのキャップ吸収体611が装填されている。そして、このキャップ吸収体611にインクが残って固着することによる弊害を防止するために、キャップ61を開放した状態でポンプ60を作動することによりキャップ61内に残っているインクを吸引することができる。ポンプ60で吸引された廃インクは下ケース99に装着された廃インク吸収体991(不図示)に吸収・保持される。
ワイパー62のワイピング動作やキャップ61のキャッピング動作などの一連の動作は、複数のカムを有するメインカム63(不図示)によって制御される。つまり、メインカム63がそれぞれの部位のカムやアームに作用することにより、所定の動作が所定のタイミングで実行される。メインカム63(不図示)の位置は、フォトインタラプタ等の位置検出センサ64(不図示)で検出することができる。キャップ61が離間したときに、ワイパー62を吐出口面に摺擦させることにより、該吐出口面のワイピング(クリーニング)が行われる。また、本実施形態では、ワイパー62は、吐出口近傍をワイピングするものと、吐出口周辺部を含む吐出口面全体をワイピングするものとからなる複数のワイパーで構成されている。各ワイパー62は、ワイピング方向へ最も奥まで移動した際に、ワイパークリーナ66に当接することで、該ワイパー自体に付着したインク等を除去(クリーニング)される。
キャップ61とポンプ60との間の開閉弁65(不図示)の開閉駆動の伝達・制御は、排紙ローラ40で行われる。駆動すべき開閉弁65を選択することで、全色インクの一括吸引と各色インクごとの個別吸引とを必要に応じて対応させることができる構成になっている。開閉弁65の開閉位置は、弁位置検出センサ651で行われる。
〔外装部〕
前述した各機構部はシャーシ11に組み込まれ、記録装置の機構部分を構成している。そして、外装部9は、この機構部分の周りを覆うように取り付けられている。外装部9は、主に、下ケース99、上ケース98、アクセスカバー97、コネクタカバー96、フロントカバー95及びサイドカバー93から構成されている。フロントカバー95には排紙トレイ46が収納可能に装着され、非使用時に排紙口を塞ぐ構成になっている。フロントカバー95の開閉状態は不図示のセンサにより検出できる。上ケース98にはアクセスカバー97が回動可能に取り付けられている。上ケース98の上面の一部に開口部が形成され、この開口部を通して記録ヘッド7やインクタンク71を交換することができる。
また、上ケース98には、アクセスカバー97の開閉を検知するためのドアスイッチレバー981(不図示)、LEDの光を伝達・表示するLEDガイド982(不図示)、並びに、制御基板のSWに作用するキースイッチ983(不図示)などが設けられている。さらに、上ケース98には、回動可能でかつ伸縮可能な給紙トレイ26が取り付けられている。給紙トレイ26は、給紙部2を使用しないときには、収納することで該給紙部を覆うカバーとなる。上ケース98と下ケース99は弾性を持った嵌合爪で組み付けられている。その間の電気コネクタ部分が設けられている部分は、コネクタカバー96により覆われている。サイドカバー93は、左右から上ケース98と下ケース99を覆うように取り付けられている。
次に、本実施形態の特徴的な構成である給紙部2と両面搬送部8とを合わせたマルチ給紙ユニット10について説明する。前述のように、給紙部2のASFベース20には、ASF(オートシートフィーダ)給紙において記録媒体を分離し給送するための部品が取り付けられており、両面搬送部8のUターンベース84には、Uターン給紙において被記録材を分離し給送のための部品を取り付けられている。つまり、本実施形態においては、給紙部2の他にUターン給紙部が設けられ、2つの記録媒体積載部(圧板21、822)からそれぞれの搬送経路を介して上記搬送部ユニットへ記録媒体を給送するように構成されており、当該搬送部ユニットへ至る複数(2つ)の搬送経路が形成されている。
このような構成において、前記各部品が取り付けられた前記各ベース20及び84の両側面をそれぞれ右シャーシ112及び左シャーシ113で挟む形で固定することでマルチ給紙ユニット10が構成されている。シャーシ部材112、左シャーシ113は板金材料等の剛固な強度部材で構成されている。右シャーシ112、左シャーシ113を両面シャーシとも呼ぶ。
一方、シャーシ11には、前述したように、搬送ローラ36、ピンチローラ37及びプラテン34を含む搬送部ユニットとキャリッジ50及び記録ヘッド7を含む記録部ユニットとが固定されており、これら搬送部ユニットと記録部ユニットをシャーシ11によって一体化することにより、記録ユニット(搬送記録ユニット)が構成されている。
そこで、本発明を適用した記録装置によれば、積載部21、822から記録部へ記録媒体を給送するための複数の給送部と、記録部において記録ヘッド7を搭載して往復移動するキャリッジ50と、該キャリッジと対向する位置で記録媒体を支持するプラテン34と、キャリッジの上流側で記録媒体を搬送する搬送ローラ36と、を備えた記録装置において、キャリッジ、搬送ローラおよびプラテンをシャーシ11に固定する記録ユニットと、複数の給送部から搬送ローラへ至る搬送経路を形成する部品を記録媒体の幅方向の両側から側面シャーシ112、113で支持するマルチ給紙ユニット10と、を有し、前記記録ユニットとマルチ給紙ユニット10とを固定するように構成されている。そして、シャーシ11に側面シャーシ112、113を固定することによって、一体化されたシャーシ構造が構成されている。また、本実施形態では、上記搬送経路は、給紙部2の記録媒体積載部21とUターン給紙部の記録媒体積載部822のそれぞれから上記搬送部ユニットに至る複数(2つ)の搬送経路で構成されている。
図6は本発明による記録装置のマルチ給紙ユニット10及びシャーシ構造を右前方から見て示す模式的斜視図であり、図7は図6のマルチ給紙ユニット10及びシャーシ構造を右後方から見て示す模式的斜視図である。図8は本発明による記録装置のシャーシ構造において側面シャーシをシャーシに固定する部分の構成を示す模式的分解斜視図である。
図6〜図8に示すように、複数の積載部21、822から搬送ローラ36へ至る搬送経路を形成する部品を記録媒体の幅方向の両側から側面シャーシ112、113で支持するマルチ給紙ユニット10と、キャリッジ50、搬送ローラ36およびプラテン34をシャーシ11に固定する記録ユニットとは、側面シャーシ112、113をシャーシ11に固定することにより固定されている。
右シャーシ112及び左シャーシ113は、シャーシ11の左右方向に延びる壁状の平面部11aの背面に固定される。また、図7に示すように、右シャーシ112は、その上部112Aと下部112Bの2箇所でシャーシ11に固定され、左シャーシ113もその上部113Aと下部113Bの2箇所でシャーシ11に固定される。そして、これらの固定部112A、112B、113A及び113Bはいずれも実質的に同じ構成の取り付け構造によって固定されている。従って、右シャーシ112の上部112Aの固定方法を示す図8を用いて、各側面シャーシ112、113の固定方法、すなわちマルチ給紙ユニット10の組み付け方法を説明する。
図8において、右シャーシ112の取り付け側端部に形成された凸部112cをシャーシ11の孔(又は開口)に嵌合させることにより、シャーシ11に対する左右方向(図8中の矢印X方向)及び上下方向(図8中の矢印Z方向)の位置決めが行われ、右シャーシ112の取り付け側端部の2箇所に形成された凸部112a、112bをシャーシ11の背面の平面部11a(その背面)に突き当てることにより、前後方向(図8中の矢印Y方向)の位置決めが行われる。また、シャーシ112にはこのような位置決め状態でシャーシ11の平面部1a(その背面)と微小クリアランスで対面する取り付け部112dが設けられている。そこで、上記の位置決め状態で、上記取り付け部112dをビス121で締結して平面部1aに密着させることにより、右シャーシ112はシャーシ11に位置決め固定される。
こうして、右シャーシ112は、その上部112Aと下部112Bで図8と同様の構成でシャーシ11の背面に位置決め固定され、左シャーシ113も、その上部113Aと下部113Bで図8と同様の構成でシャーシ11の背面に位置決め固定される。そして、このような取り付け構成によれば、側面シャーシ112、113をシャーシ11に対して正確かつ確実かつ簡単に位置決め固定することができる。さらに、板金部材等からなるシャーシ(図示の例では右シャーシ112)の外面には、記録装置の制御回路を搭載したメイン基板91が取り付けられている。このような取り付け構造によれば、メイン基板91の耐ノイズ性及び放熱性などを向上させることができ、また、シャーシの略直方体の平面部を利用して略平板状の電気基板(メイン基板)91を接合させて取り付けることができ、空間の有効利用により装置本体のコンパクト化が可能である。
また、本実施形態においては、右シャーシ112には、給紙部2と回復機構部6で共用される前記APモータ273が取り付けられており、また、左シャーシ113には両面搬送及びUターン給紙に共用の前記両面搬送モータ85(図3)が取り付けられている。このような構成によれば、前記各モータ273、85の確実で高精度の位置決め固定により、該モータ273、85から前記搬送記録ユニットへの駆動伝達においても、伝達ロスの少ない構成が実現することができる。また、前記側面シャーシ112、113には、その表面を利用して、前記メイン基板(電気基板)91の他にも、駆動源としてのモータ及び制御のためのセンサなどを取り付けることが好ましい。これによって、電装部品の耐ノイズ性及び放熱性などを向上させることができる。
一方、シャーシ11の左右には、搬送ローラ36などの取り付け部を設けるための曲げ起こし部11A、11Bが形成されている。そこで、本実施形態では、図6に示すように、これら両側の曲げ起こし部11A、11Bに対して、ステー部材であるプラテンシャーシ114及びフロントシャーシ115の両端部がビス等により締結固定され、シャーシ11の両側板部が連結固定されている。すなわち、シャーシ11の搬送ローラ36を支持するための両側の側板部を、プラテン34の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に配置されるステー部材で連結して固定する構成が採られている。この場合は、シャーシ11と左右の側面シャーシ112、113に加えて、上記プラテンシャーシ114及びフロントシャーシ115によって記録装置のシャーシ構造が構成されている。
そして、前記プラテンシャーシ114及びフロントシャーシ115を加えることによりシャーシ11を立体構造(箱形)として剛性を高めることができ、これにマルチ給紙ユニット10が固定されることで記録装置の更なる振動低減効果を図ることができ、記録時の騒音を低減するとともに振動などによる印刷精度の劣化を防止することができる。さらに、本実施形態においては、前記複数の搬送経路(ASF搬送経路及び両面搬送経路)を形成する部品、すなわち図5におけるベース20及びUターンベース84は、各搬送経路ごとの成型品もしくは各搬送経路に共通の一体の成型品で形成されており、前記マルチ給紙ユニット10各部品を取り付けるための構造体を構成している。これによって、記録装置のさらなる小型化、並びに組立性の向上及び耐衝撃性の向上を図ることができる。
また、以上の構成によれば、右シャーシ112及び左シャーシ113によって、給紙部2のベース20と両面搬送部8のUターンベース84とを、高い精度で確実に固定することができる。その結果、両ベース20、84で構成しているASF搬送経路、Uターン搬送経路等の搬送経路の部品精度(搬送精度)の確保が容易になるとともに、構造体でもある両ベース20、84の変形やねじれ等の撓み低減又は防止することで安定した給紙性能及び搬送性能を確保することができる。さらに、シャーシ11に対して、マルチ給紙ユニット10を上述のごとく固定することで、シャーシ11及び側面シャーシ112、113から成る一体のシャーシ構造を構成するとともに、搬送記録ユニットとの相対位置も高い精度で確保することができ、記録媒体の斜行矯正等を容易に行うことができる。
以上より明らかなように、本実施形態について説明した構成によれば、小型化が容易であり、組立性を良好にすることができ、良好な耐衝撃性を確保することができ、良好で安定した搬送性能を維持することができる構成を提供することができる。Uターン搬送経路等を含め複数の搬送経路を有する記録装置の場合に、特に有効である。
なお以上の実施形態では、記録装置がインクジェット記録装置である場合を例に挙げて説明したが、本発明は、ワイヤドット式、感熱式、レーザービーム式の記録装置など、他の記録方式を用いる記録装置に対しても適用することができるものである。また、本発明は、単色記録を行う記録装置、1個または複数個の記録ヘッドを用いて複数の異なる色で記録するカラー記録装置、同一色彩で異なる濃度の複数濃度で記録する階調記録装置、さらには、これらを組み合わせた記録装置に対しても適用することができる。
本発明による記録装置の模式的外観斜視図である。 図1の記録装置の使用しているときの状態を示す模式的外観斜視図である。 本発明による記録装置の内部構成を左前方から見て示す模式的斜視図である。 図3の記録装置の内部構成を右前方から見て示す模式的斜視図である。 本発明による記録装置の内部構成を示す模式的縦断面図である。 本発明による記録装置のマルチ給紙ユニット及びシャーシ構造を右前方から見て示す模式的斜視図である。 図6のマルチ給紙ユニット及びシャーシ構造を右後方から見て示す模式的斜視図である。 本発明による記録装置のシャーシ構造において側面シャーシをシャーシに固定する部分の構成を示す模式的分解斜視図である。
符号の説明
1 記録装置
2 給紙部
3 送紙部
4 排紙部
5 キャリッジ部
6 回復機構部
7 記録ヘッド
8 両面搬送部及びUターン給紙部)
9 外装部
10 マルチ給紙ユニット
11 シャーシ
11A 曲げ起こし部
11B 曲げ起こし部
11a 平面部
111 ガイドレール
112 側面シャーシ(右シャーシ)
12A 上部(固定部)
112B 下部(固定部)
112a、112b、112c 凸部
112d 取り付け部
113 側面シャーシ(左シャーシ)
113A 上部(固定部)
113B 下部(固定部)
113a、113b、113c 凸部
113d 取り付け部
114 ステー部材(プラテンシャーシ)
115 ステー部材(フロントシャーシ)
121 ビス
20 ベース
21 圧板(記録媒体積載部)
22 戻しレバー
23 サイドガイド
24 分離ローラホルダ
241 分離ローラ
26 給紙トレイ
273 APモータ
28 給紙ローラ
30 ピンチローラホルダ
32 PEセンサ
33 フラッパー
34 プラテン
35 搬送モータ
36 搬送ローラ
37 ピンチローラ
40、41 排紙ローラ
42 拍車
43 拍車ホルダ
46 排紙トレイ
50 キャリッジ
51 ヘッドセットレバー
52 ガイドシャフト
521 偏心カム
54 キャリッジモータ
541 タイミングベルト
56 エンコーダセンサ(不図示)
561 コードストリップ
57 フレキシブル基板
591 ギア列
60 ポンプ
61 キャップ
62 ワイパー
63 メインカム
67 チューブ
68 ポンプコロ
71 インクタンク
81 カセット
821 Uターン給紙ローラ
822 圧板(記録媒体積載部)
824 戻しレバー
827 サイドガイド
83 分離ベース
831 分離ローラ
84 Uターンベース
841 両面搬送センサ
85 両面搬送モータ
86 第1のUターンローラ
861 第1のUターンピンチローラ
87 第2のUターンローラ
871 第2のUターンピンチローラ
881 インナーガイド
882 アウターガイド
883 フラッパー
884 ピンチローラ昇降機構
891 両面搬送ローラ
892 ピンチローラ
893 ガイド部材
91 メイン基板
92 キャリッジ基板
95 フロントカバー
97 アクセスカバー
98 上ケース
99 下ケース
P 記録媒体(シート材)

Claims (6)

  1. 積載部から記録部へ記録媒体を給送するための複数の給送部と、記録部において記録ヘッドを搭載して往復移動するキャリッジと、該キャリッジと対向する位置で記録媒体を支持するプラテンと、前記キャリッジの上流側で記録媒体を搬送する搬送ローラと、を備えた記録装置において、
    前記キャリッジ、前記搬送ローラおよび前記プラテンをシャーシに固定する記録ユニットと、前記複数の給送部から前記搬送ローラへ至る搬送経路を形成する部品を記録媒体の幅方向の両側から側面シャーシで支持するマルチ給紙ユニットと、を有し、前記記録ユニットと前記マルチ給紙ユニットとを固定することを特徴とする記録装置。
  2. 前記積載部から前記記録部へ至る給送部は複数の搬送パスであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記複数の搬送パスを形成する部品は、各搬送パスごとの成型品もしくは各搬送パスに共通の一体の成型品であり、前記マルチ給紙ユニットの構造体であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記側面シャーシに電気基板を取り付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれに1項に記載の記録装置。
  5. 前記側面シャーシに、駆動源としてのモータ及び制御のためのセンサを取り付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記シャーシの前記搬送ローラを支持するための両側の側板部を、前記プラテンの搬送方向上流側及び搬送方向下流側に配置されるステー部材で連結して固定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
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