JP3397575B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3397575B2
JP3397575B2 JP10348096A JP10348096A JP3397575B2 JP 3397575 B2 JP3397575 B2 JP 3397575B2 JP 10348096 A JP10348096 A JP 10348096A JP 10348096 A JP10348096 A JP 10348096A JP 3397575 B2 JP3397575 B2 JP 3397575B2
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洋治 荒
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純 片柳
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J11/48Apparatus for condensed record, tally strip, or like work using two or more papers, or sets of papers, e.g. devices for switching over from handling of copy material in sheet form to handling of copy material in continuous form and vice versa or point-of-sale printers comprising means for printing on continuous copy material, e.g. journal for tills, and on single sheets, e.g. cheques or receipts
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    • B65H5/06Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers
    • B65H5/062Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers between rollers or balls

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単票状の被記録媒体
と長尺状の被記録媒体(例えば、カット紙とファンフォ
−ルド紙)を選択して使用できる画像記録装置に関し
て、特に搬送手段に特徴のある画像記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の画像記録装置として
例えばパソコンやワープロ、ファクシミリ等の出力装置
としてピンフィードトラクタを有する画像記録装置が用
いられている。
【0003】従来技術の構成について図9を参照して説
明する。
【0004】図9は従来の画像記録装置の構造を示す概
略断面図であり、被記録媒体の搬送手段として搬送ロー
ラ450およびこれに押圧して従動回転するピンチロー
ラ451a,451bを設け、前記搬送ローラ450に
被記録媒体を巻き付けて搬送するように所謂Uターンパ
スAを設けている。
【0005】例えば、被記録媒体としてカット紙を用い
る場合には、前記搬送ローラ450及びピンチローラ4
51a,451bとの間にカット紙を挟圧してこれらの
間に生ずる摩擦力により搬送する。
【0006】一方、被記録媒体として連続紙(以下、フ
ァンフォールド紙という)を用いる場合には、ピンフィ
ードトラクタ(以下、トラクタという)452に設けて
あるピン452aにファンフォールド紙のピン穴を係合
させると共に、前記搬送ローラ450及びピンチローラ
451a,451bとの間に挟圧させてこれらの間に生
ずる摩擦力により記録部に搬送するものである。
【0007】このとき、前記トラクタ452と搬送ロー
ラ450との搬送量が常に同一に設定できるのであれば
問題ないが、実際には両者の寸法精度、あるいは環境に
よる寸法変化等により搬送速度差が生じるため、搬送ロ
ーラを押圧しているピンチローラ451a,451bの
押圧状態を解除して搬送ローラ450による搬送力をフ
ァンフォールド紙に与えないようにしている。
【0008】そして、搬送された被記録媒体は記録ヘッ
ド453により画像情報に応じた記録が行われた後、排
紙ローラ454及びこれに押圧するピンチローラ455
により引き上げられて排出されるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、ファンフォールド紙を搬送する場合
にも搬送ローラ450に巻き付けて搬送しているため、
ピンチローラ451a,451bの押圧は解除されてい
ても搬送力を完全に失わせることができず、トラクタ4
52と前記搬送ローラ450との搬送速度差により紙ジ
ャムが発生するおそれがあった。
【0010】例えば、トラクタ452の搬送速度をS
t、搬送ローラの搬送速度Sfとすると、St<Sfの
場合、前記トラクタ452と搬送ローラ450の間でフ
ァンフォールド紙に必要以上の張力が加わり、破損して
ジャムを生ずるおそれがあった。
【0011】また、前記搬送ローラ50の表面を滑らか
にしてファンフォールド紙が巻きついた場合の搬送力を
低下させたとしても、カット紙を搬送する場合に必要な
搬送ローラ450とピンチローラ451a,451bと
の間の搬送力が低下して、搬送不良(スリップ)を生ず
るおそれがある。
【0012】さらに、前記搬送ローラ450は一般的に
ゴム等の比較的摩擦係数の高い部材により構成されてい
るため、環境の変化により表面の滑り状態が変化し、特
に高温多湿の環境下においては摩擦係数が著しく増大し
てしまい、ファンフォールド紙が巻きついた場合の搬送
力を安定的に低下させる手段とはならない。
【0013】一方、St>Sfの場合、トラクタ452
と搬送ローラ450との間でファンフォールド紙が弛
み、前記トラクタ452のピン452aからファンフォ
ールド紙のピン穴が外れてジャムを生ずるおそれがあっ
た。
【0014】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、単票
状の被記録媒体と長尺状の被記録媒体(例えば、カット
紙とファンフォ−ルド紙)のどちらも適正に搬送可能な
搬送手段を有した画像記録装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、記録手段により被記録媒体に記録
を行う画像記録装置において、前記記録手段に向けて被
記録媒体を搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラに向
けて連続紙を搬送するピンフィードトラクタと、被記録
媒体が単票紙である場合には前記搬送ローラに付勢さ
れ、被記録媒体が連続紙である場合には前記搬送ローラ
から離間する従動ローラと、被記録媒体と前記搬送ロー
ラとの接触面積を変えるために、被記録媒体が単票紙で
ある場合には前記搬送ローラ表面から突出せず、被記録
媒体が連続紙である場合には前記搬送ローラ表面から
記録媒体搬送側へ突出するガイド部材と、を備えること
を特徴とする。このように構成することで、被記録媒体
が単票紙である場合には、単票紙は搬送ローラ表面に接
触し、かつ、搬送ローラと従動ローラによって挟持され
ながら搬送される。一方、被記録媒体が連続紙である場
合には、連続紙は搬送ローラ表面から突出するガイド部
材によってガイドされ、かつ、搬送ローラと従動ローラ
により挟持されないため、連続紙は搬送ローラからの駆
動力をほとんど受けなくなる。そして、ガイド手段によ
り搬送される被記録媒体に応じて駆動搬送ローラとの接
触面積を変化させることで駆動搬送ローラからの駆動伝
達力を変化させることができる。前記ガイド部材は被記
録媒体の搬送方向と直交する方向に対して、部分的に設
けるとよい。前記ガイド部材は、被記録媒体を前記搬送
ローラから前記記録手段に向けて導くガイドを兼ねると
よい。前記ガイド部材は、被記録媒体を前記ピンフィー
ドトラクタから前記搬送ローラに向けて導くガイドを兼
ねるとよい。前記ガイド部材を導電性材料で構成すると
よい。これにより、記録媒体とガイド部材の摩擦による
静電気によって、悪影響を及ぼされることもない。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。 (参考例)図1乃至図6には本発明の参考例が示されて
いる。以下に本参考例の画像記録装置の特徴とする搬送
手段について特に詳細に説明する。
【0037】図1はこの装置本体の自動給紙ユニット
(以下、ASFともいう)を装着した状態を示す外観斜
視図であり、図2は、図1のASFを2ビン構成にした
状態の要部構成を示す断面図である。また、図3は画像
記録装置に連続紙をセットする状態を示す外観斜視図で
あり、図4は連続紙を給紙する場合を示す要部断面図で
ある。
【0038】画像記録装置1は、被記録媒体として、通
常の記録紙やハガキ等の単票紙(以下、カット紙ともい
う)およびファンフォールド紙のような連続紙を用いる
ことができるものである。
【0039】すなわち、単票状の被記録媒体としてのカ
ット紙を用いる場合、通常はASFを用いて給紙を行う
かあるいはいわゆる手差しによる給紙を行う。
【0040】ASFは、図2に明らかなように、2つの
ビン30aおよび30bからなり、これにより、例えば
サイズの異なるカット紙を同時にセットし、ユーザーの
選択操作に応じて、2種類のサイズのカット紙を用いる
ことができる。各ピン30a,30bの給紙機構は、同
一の機構からなる。すなわち、押圧板31a,31b上
に積層された複数枚のカット紙(図2ではカット紙の図
示は省略されている)は、ばね32a,32bの押圧力
によって、ピックアップローラ33a,33bに対して
付勢されており、給紙開始命令に応じて回転するピック
アップローラ33a又は33bにより、1枚づつ分離さ
れながら、給紙される。
【0041】次にカット紙を用いる場合の第1の搬送手
段について説明すると、切り替え手段としてのリリース
レバー251がカット紙選択状態にセットされると、ピ
ンチローラホルダ5に保持された従動ロ−ラとしてのピ
ンチローラ11がピンチローラばね245により駆動搬
送ロ−ラとしての搬送ローラ10に付勢される。同様
に、ピンチローラホルダ5に上下動可能に保持された従
動ロ−ラとしての補助ローラ16は、同じくピンチロー
ラホルダ5に設けられた補助ローラばね248により搬
送ローラ10に付勢される。これによりASFから給紙
されたカット紙は、搬送ローラ10の回転によってその
周囲に形成された搬送路を記録領域側まで搬送される。
【0042】記録領域側では、ニードルローラ12がニ
ードルローラホルダ223に保持されており、ニードル
ローラばね246により搬送ローラ10に付勢される。
このとき、上記ニードルローラばね246は、リリース
軸241の突起241cによりたわみを生じ、その交点
246aを中心とするばね弾性力により圧接力を発生し
ている。カット紙にはさらにここで搬送力が作用し、画
像記録部としての記録ヘッド20とプラテン24との間
を搬送される。
【0043】ここにおける搬送は、記録ヘッド20の1
走査毎に、間欠的に行われるものであり、その搬送量
は、記録ヘッド20に設けられる複数の画像記録手段
(インクジェットプリンタの場合はインク吐出口、ワイ
ヤーインパクトプリンタの場合はワイヤー)の上記カッ
ト紙の搬送方向における配列長さに対応して行われる。
【0044】このような1走査毎の搬送とその間の記録
ヘッド20によって記録が行われたカット紙は、ギャッ
プローラ13および排紙ローラ14の回転(およびこれ
らに押圧されるそれぞれピンチローラ13a,14a)
によって、装置上方へ順次搬送され、ピンチローラ14
bにより排紙される。
【0045】次に、長尺状の被記録媒体としての連続紙
(ファンフォールド紙)を用いる場合はASFは用いら
れず、図3に示すように給紙口35から給紙される連続
紙は第2の搬送手段としてのピンフィードトラクタ(以
下、トラクタともいう)3の駆動によって搬送される。
【0046】連続紙を用いる場合の第1の搬送手段につ
いて説明すると、リリースレバー251(図1参照)が
連続紙選択状態にセットされると、リリース軸241が
回動し、図4に示すようにその突起241bがピンチロ
ーラホルダ5を押圧し、ピンチローラ11を搬送ローラ
10から離間させ搬送経路から退避させる。ピンチロー
ラホルダ5は、その回動支点をニードルローラホルダ2
23側に設けられており、ピンチローラホルダ5に上下
動可能に保持された補助ローラ16は、同様に搬送ロー
ラ10より離間する方向へ動こうとするが、補助ローラ
ばね248により搬送ローラ10への搬送力を弱めるに
留められる。さらに、突起241cによるニードルロー
ラばね246に対する押圧が解除される。
【0047】しかしながらニードル補助ばね247の付
勢力は解除されることはなく、これにより連続紙搬送時
のニードルローラ12の搬送ローラ10への圧接力は、
ピンチローラばね等のニードル補助ばね247以外のば
ねの付勢状態に左右されることがなく、常に適性圧を保
つことができる。
【0048】記録領域側まで搬送された連続紙は、上述
のカット紙の場合と同様、記録ヘッド20の1走査毎の
間欠的な搬送によって順次装置上方へ搬送され、この間
に記録がなされて行く。
【0049】次に、カット紙、連続紙それぞれの搬送状
態における搬送ローラ部の詳細機構について説明する。
【0050】図5は用紙搬送系の搬送部の模式断面図で
あり、(a)はカット紙搬送状態を示し、(b)は連続
紙搬送状態を示す。図6は、送紙ローラに対するピンチ
ローラ、補助ローラ、ニードルローラの圧接位置を説明
するための配置図である。
【0051】図5の(a)に示すように、ピンチローラ
11、補助ローラ16、ニードルローラ12は前述のよ
うにそれぞれ搬送ローラ10に対して圧接されている。
ガイド部材26は搬送ローラ10を後述する図6のよう
に搬送方向と垂直方向に分割するように搬送ローラ10
の表層面を切り欠いて、この切り欠き部にガイド部材2
6設け、ガイド表面とローラ表面が交互に現れるように
なっており、且つ、搬送ローラ10と同軸に保持されて
いる。また、被記録媒体の搬送方向Bに対して、上記ピ
ンチローラ11、補助ローラ16、ニードルローラ12
の各圧接部10a,10b,10cにおいては、搬送ロ
ーラ10の直径に対して凸部を形成しないように設定し
ている。
【0052】さらに、図6において、ガイド部材26の
配設位置は101,102であり、搬送ローラ10と被
記録部材の当接間隔が被記録媒体の搬送方向に対して直
交する主走査方向でほぼ一定になるようになされてい
る。ガイド部材26を上記配置とすることによって、所
謂Uターンパスで搬送力の必要とされる給紙部、用紙反
転部における搬送力の低減を防ぐことができる。
【0053】図5の(b)は連続紙を搬送する場合を示
し、ピンチローラ11及び補助ローラ16は完全に離間
しており、ニードルローラ12は圧接力を弱められてい
る。さらに連続紙は、ガイド部材26の搬送ローラ10
に対する突出部としての凸部26a,26b上を搬送さ
れる。前述のように、ガイド部材26は被記録媒体の搬
送方向に対して直交する主走査方向でほぼ一定間隔に配
設されており、このためニードルローラ12の圧接部以
外において、連続紙は搬送ローラ10とは当接されてお
らず、よって搬送ローラ10による搬送駆動力はほとん
ど伝達されない。同時に、ガイド部材26は搬送ローラ
10と同軸に保持されているため、その凸部26a,2
6bの凸量の管理を正確に行うことができる。
【0054】このように、カット紙と連続紙の場合で搬
送ローラ10との接触面積を変えることで搬送ローラ1
0による搬送駆動の伝達力を変え、カット紙の場合は搬
送ローラ10により十分に駆動力が伝達され、連続紙の
場合には搬送ローラ10による駆動力はほとんど伝達さ
れないので、ピンフィードトラクタ3の駆動伝達力によ
ってのみ搬送され、搬送ローラ10とピンフィードトラ
クタ3の搬送量の違いによる不具合を起こすこともな
く、どちらの場合にも適正に搬送できる。
【0055】なお、本参考例では、例えば、搬送ローラ
10の直径DはD=φ38.808mmとし、上記ロー
ラ類11,16,12の圧接部におけるガイド部材の半
径Rは、R=18.9mmとすることによって、ガイド
部材26の凹部10a,10b,10cは搬送ローラ1
0より約0.5mmの凹となっている。またガイド部材
26の凸部26a,26bは搬送ローラ10より0.5
mmの凸となっている。 (第の実施の形態)図7には、本発明第の実施の形
態が示されている。上記参考例では、ガイド部材を搬送
ローラと同軸に設け、搬送ローラに対するその凸量を管
理することにより連続紙の巻き付き負荷による搬送力を
軽減する構成であったが、実施の形態では搬送ローラ
に対するガイド部材の位置を可変として連続紙の巻き付
き負荷を軽減する構成となっている。その他の構成およ
び作用については参考例と同一なので、同一の構成部分
については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0056】図7は本実施の形態における用紙搬送系の
搬送部の模式断面図であり、(a)はカット紙搬送状態
を示し、(b)は連続紙搬送状態を示す。
【0057】図7の(a)において、ピンチローラ1
1、補助ローラ16、ニードルローラ12はそれぞれ圧
接状態に有る。圧接ばね29は、フレーム4の曲げ起こ
し部4aとガイド部材の凸片26cとの間に付勢力を持
ち、切り替えレバー28の選択により、ガイド部材26
の位置を可変とする。
【0058】すなわち、カム面28aが選択されている
場合、圧接ばね29の付勢力によりガイド部材26の外
形が搬送ローラ10の外径と同一か凹になる第2の位置
としての凹位置まで引き上げられ、上記ローラ類11,
16,12の圧接状態が保たれる。
【0059】一方、図7の(b)においてカム面28b
が選択されると、圧接ばね29の付勢力に反してガイド
部材26が押し下げられ、ガイド部材26は搬送ローラ
10の外径より第1の位置としての凸位置で安定する。
これにより、ニードルローラ12の圧接部以外において
連続紙は搬送ローラ10に巻き付くことがなく、よって
紙ジャムを起こすことがない。 (第の実施の形態)図8には、本発明の第の実施の
形態が示されている。本実施の形態ではガイド部材に画
像記録部の正しい位置へ被記録媒体を導くガイドを兼ね
る構成となっている。その他の構成および作用について
は上記の参考例あるいは第1の実施の形態と同一なの
で、同一の構成部分については同一の符号を付して、そ
の説明は省略する。
【0060】これまでガイド部材とプラテンをそれぞれ
別部品として説明したが、図に示すように、本実施の形
態ではガイド部材をプラテンと兼ねる構成なっている。
これにより、部品点数を削減し、コストダウンが可能と
なる。 (その他の実施の形態)ガイド部材の、搬送ローラ10
とピンチローラ11との圧接点10aより被記録媒体の
搬送方向上流側に凸部を設け、被記録媒体のレジスト取
りのためのガイドとしてもよい。これにより、第2の搬
送手段から第1の搬送手段へ被記録媒体を正しく導くこ
とができ、よって被記録媒体のニップ突き当てがより確
実となり、被記録媒体の搬送性能もより向上することと
なる。
【0061】また、ガイド部材26の凸部26a,26
b上を連続紙が搬送されることにより、静電気の発生に
よる搬送不良のおそれが考えられるので、ガイド部材を
導電性材料で構成し、前記搬送ローラ10あるいは保持
板4より接地することにより、凸部で発生する静電気を
除電することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明により、記録媒体が単票紙と連続
紙のいずれの場合にも、適正な搬送が可能となる。
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は参考例に係る画像記録装置本体に自動給
紙装置を装着した状態を示す外観斜視図である。
【図2】図2は参考例に係る画像記録装置本体に自動給
紙装置を2ビン装着した状態の要部構成を示す断面図で
ある。
【図3】図3は参考例に係る画像記録装置に連続紙をセ
ットする状態を示す外観斜視図である。
【図4】図4は参考例に係る画像記録装置において連続
紙を給紙する場合の要部構成を示す断面図である。
【図5】図5は参考例に係る画像記録装置における第1
の搬送手段部の模式断面図であり、(a)はカット紙を
搬送する場合で(b)は連続紙を搬送する場合である。
【図6】図6は参考例に係る画像記録装置において、駆
動搬送ローラに対するピンチローラと補助ローラとニー
ドルローラの圧接位置を説明するための配置図である。
【図7】図7は第の実施の形態に係る画像記録装置に
おける第1の搬送手段部の模式断面図であり、(a)は
カット紙を搬送する場合で(b)は連続紙を搬送する場
合である。
【図8】図8は第の実施の形態に係る画像記録装置に
おける第1の搬送手段部の模式断面図である。
【図9】図9は従来技術に係る画像記録装置における要
部断面図である。
【符号の説明】
3 ピンフィードトラクタ 4 保持板 5 ピンチローラホルダ 10 搬送ローラ 11 ピンチローラ 12 ニードルローラ 13 ギャップローラ 14 排紙ローラ 16 補助ローラ 20 記録ヘッド 24 プラテン 26 ガイド部材 28 切り替えレバー 29 圧接ばね 35 給紙口 223 ニードルローラホルダ 241 リリース軸 245 ピンチローラばね 246 ニードルローラばね 247 ニードル補助ばね 248 補助ローラばね 251 リリースレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒 洋治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社 内 (72)発明者 小笠原 誠司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社 内 (72)発明者 片柳 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−232461(JP,A) 特開 昭62−53858(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録手段により被記録媒体に記録を行う画
    像記録装置において、 前記記録手段に向けて被記録媒体を搬送する搬送ローラ
    と、 前記搬送ローラに向けて連続紙を搬送するピンフィード
    トラクタと、 被記録媒体が単票紙である場合には前記搬送ローラに付
    勢され、被記録媒体が連続紙である場合には前記搬送ロ
    ーラから離間する従動ローラと、被記録媒体と前記搬送ローラとの接触面積を変えるため
    に、 被記録媒体が単票紙である場合には前記搬送ローラ
    表面から突出せず、被記録媒体が連続紙である場合には
    前記搬送ローラ表面から被記録媒体搬送側へ突出するガ
    イド部材と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材は被記録媒体の搬送方向と
    直交する方向に対して、部分的に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は、被記録媒体を前記搬送
    ローラから前記記録手段に向けて導くガイドを兼ねるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材は、被記録媒体を前記ピン
    フィードトラクタから前記搬送ローラに向けて導くガイ
    ドを兼ねることを特徴とする請求項1,2または3に記
    載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記ガイド部材を導電性材料で構成するこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画
    像記録装置。
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