JP4296449B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタには、被記録媒体としての用紙を複数枚セット可能な給送装置(オートシートフィーダ(ASF)とも呼ばれる)が設けられている。給送装置は、例えば、用紙と接して回転することにより用紙を下流側へ送る給送ローラと、用紙を支持するとともに支持した用紙を前記給送ローラに圧接させる姿勢と離間させる姿勢とを切換可能なホッパと、給送時に重送されようとする用紙を上流側へ戻す戻しレバーとを備えており、積層状態でホッパに支持された複数枚の用紙を最上位のものから1枚ずつ給送する。
ここで戻しレバーには、用紙給送経路を塞ぐ第1のポジションと、給送時に用紙給送経路を開放する第2のポジションとの2つのポジションをとるものがある他、特許文献1に示すように、更に第3のポジションをとる様に駆動制御されるものもある。第3のポジションは第1のポジションから更に上流側に回動した位置であり、特許文献1におけるその目的の一つは、給送開始前に戻しレバーを上流側に僅かに回動させることにより、給送開始前に用紙束をホッパ上の正しい位置に戻すことにより、給送待機時における最上位の用紙と給送ローラとの接触を防止し、もって用紙の重送を防止することにある。
特開2003−26349号公報
ところで上記第3のポジションは、記録実行中における用紙の姿勢を最適化する機能をも果たす。即ち戻しレバーは、第1のポジションにおいて用紙給送経路を塞ぐよう、用紙給送経路に大きく突出している為、このポジションのまま用紙に記録が実行されると、用紙後端側に顕著な湾曲姿勢が形成され、大きなバックテンションが生じて記録品質を低下させる虞がある。また用紙うら面に擦り傷が形成される虞もある。そこで用紙への記録実行中は、戻しレバー先端が用紙給送経路から僅かに退避する第3のポジションに切り換え、先行ページが排出された後に、第1のポジションに復帰するよう制御することにより、上記のような問題を解消することができる。
しかし近年、高スループット化の要請が著しく、上記のように戻しレバーに第3のポジションを設けると、第3のポジションから第1のポジションへの復帰動作が介在するぶん次ページの給送動作開始が遅れ、高スループット化の要請に応えることができない。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、戻しレバーの第3のポジションから第1のポジションへの復帰動作を効率的に行うことにより、より一層の高スループット化を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、複数枚の被記録媒体を積層状態でセット可能な被記録媒体セット部と、前記被記録媒体セット部にセットされた被記録媒体を給送方向へ送り出す給送ローラと、給送されるべき被記録媒体に連れられて前記被記録媒体セット部から繰り出された次ページ以降の被記録媒体を前記被記録媒体セット部に向けて戻す被記録媒体戻しレバーと、前記被記録媒体戻しレバーを制御する制御手段と、被記録媒体に記録を行う記録手段と、を備え、前記制御手段は、給送待機時のポジションであって前記給送経路を塞ぐ第1のポジションと、その先端が前記第1のポジションより下流側に位置することにより前記給送経路を開放する第2のポジションと、その先端が前記第1のポジションより上流側に位置する第3のポジションと、の順に前記被記録媒体戻しレバーを切り換えるよう制御し、次ページの給送動作を控えている場合、先行ページに関して実行される動作と並行して、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作の一部又は全部を行う制御モードを備えていることを特徴とする。
本態様によれば、記録装置の制御部は、次ページの給送動作を控えている場合、先行ページに関して実行される動作と並行して、被記録媒体戻しレバーの第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作の一部又は全部を行う制御モードを備えているので、この制御モードが実行されると、次ページの給送動作を開始する際には、被記録媒体戻しレバーの前記復帰動作が或る程度終了しているか、或いは完全に終了した状態となる。従って次ページの給送動作を開始するに際して、被記録媒体戻しレバーの前記復帰動作を待つ時間が短縮し、或いはゼロとなるので、より一層の高スループット化を図ることができる。
尚、「先行ページに関して実行される動作」とは、先行ページの給送動作、記録動作、排出動作など、被記録媒体戻しレバーが第3のポジションに切り換わった時点から先行ページの排出を完了するまでの、先行ページに関して実行される全ての動作を意味する。
本発明の第2の態様は、複数枚の被記録媒体を積層状態でセット可能な被記録媒体セット部と、前記被記録媒体セット部にセットされた被記録媒体を給送方向へ送り出す給送ローラと、給送されるべき被記録媒体に連れられて前記被記録媒体セット部から繰り出された次ページ以降の被記録媒体を前記被記録媒体セット部に向けて戻す被記録媒体戻しレバーと、前記被記録媒体戻しレバーを制御する制御手段と、被記録媒体に記録を行う記録手段と、を備え、前記制御手段は、給送待機時のポジションであって前記給送経路を塞ぐ第1のポジションと、その先端が前記第1のポジションより下流側に位置することにより前記給送経路を開放する第2のポジションと、その先端が前記第1のポジションより上流側に位置する第3のポジションと、の順に前記被記録媒体戻しレバーを切り換えるよう制御し、前記制御手段は、次ページの給送動作を控えている場合、次ページの給送動作が開始可能となる迄に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を完了する制御モードを備えていることを特徴とする。
本態様によれば、記録装置の制御部は、次ページの給送動作を控えている場合、次ページの給送動作が開始可能となる迄に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を完了する制御モードを備えていることから、上記第1の態様と同様に、前記制御モードを実行することにより、次ページの給送動作を開始する際には、被記録媒体戻しレバーの前記復帰動作が完全に終了した状態となっている。従って次ページの給送動作を開始するに際して、被記録媒体戻しレバーの前記復帰動作を待つ時間がゼロとなり、より一層の高スループット化を図ることができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様に係る記録装置において、前記制御手段は、前記制御モードにおいて、先行ページへの記録の為の最後の副走査送りが終了した後に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を開始することを特徴とする。
本態様によれば、前記制御手段は、前記制御モードにおいて、先行ページへの記録の為の最後の副走査送りが終了した後に、被記録媒体戻しレバーの前記復帰動作を開始するので、被記録媒体戻しレバーが前記第1のポジションに復帰することにより被記録媒体にバックテンションが生じ得る状態となっても、既に先行ページへの記録の為の副走査送りは終了しているので、副走査送り精度の低下による記録品質の低下を招くことが無い。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかに係る記録装置において、前記制御手段は、被記録媒体の種類に応じて、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を実行することを特徴とする。
例えば被記録媒体がコート層を有する専用紙などの場合、剛性が高く、第1のポジションにある被記録媒体戻しレバーによって被記録媒体が押し上げられた状態になると、大きなバックテンションが生じる虞がある。そこで前記制御手段は、被記録媒体の種類に応じて、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの復帰動作を実行するので、被記録媒体が第1のポジションにある被記録媒体戻しレバーによって押し上げられた状態となることを防止でき、従って大きなバックテンションが生じることがなく、また被記録媒体裏面にダメージを与えることもない。
本発明の第5の態様は、第1から第3の態様のいずれかに係る記録装置において、記録の行われた被記録媒体を反転させる反転装置を備え、前記制御手段は、被記録媒体の両面に記録を実行する場合であって前記第2面への記録実行前に前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を行う場合、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記復帰動作を実行することを特徴とする。
被記録媒体の両面に記録を実行する場合、最初に記録が行われる第1面の反対側の面(第2面)に傷が形成されると、第2面の記録品質を低下させることとなる。そこで本態様においては、制御手段は、被記録媒体の両面に記録を実行する場合には、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な領域より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの復帰動作を実行するので、被記録媒体の第2面が、第1のポジションにある被記録媒体戻しレバーと接触することがなく、従って大きなバックテンションが生じることがないとともに、被記録媒体の第2面に傷等が形成されず、第2面の記録品質低下を防止できる。
本発明の第6の態様は、第1から第3の態様のいずれかに係る記録装置において、前記制御手段は、被記録媒体に記録を実行する際の記録モードに応じて、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を実行することを特徴とする。
被記録媒体に記録を実行する際の記録に係るモードには、例えば「きれい」モード(記録品質優先モード)や「はやい」モード(スループット優先モード)等、記録品質の高低に応じた複数のモードがある。そこで前記制御手段は、被記録媒体に記録を実行する際の記モードに応じて、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの復帰動作を実行するので、記録品質を優先するモードにおいては、被記録媒体が第1のポジションにある被記録媒体戻しレバーによって押し上げられた状態となることを防止でき、従って大きなバックテンションが生じることがなく、記録品質の低下を防止できる。
以下、図面に基づいて本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の実施形態について説明する。
<<インクジェットプリンタの構成>>
先ず、図1乃至図3を参照しながら、「記録装置」、「液体噴射装置」の一実施形態としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)の構成について概説する。ここで図1はプリンタ1の側断面概略図、図2はリア給送装置2の駆動源とその駆動対象との関係を示すブロック図、図3は戻しレバー19の各ポジションを示す説明図である。
プリンタ1は、装置後部にリア給送装置2を、装置下部にフロント給送装置3を備え、これら2つの給送装置から、搬送手段5へと「被記録媒体」或いは「被噴射媒体」としての記録用紙(以下「用紙P」と言う)を給送する。用紙Pは搬送手段5によって記録ヘッド38と対向する位置へ副走査送りされ、記録が実行された後、排出手段6によって図示しないスタッカへと排出される。また、リア給送装置2の後部には反転装置7が設けられており、最初に記録の行われた用紙Pの第1面に対して反対側の第2面に記録が可能となるよう、用紙Pを反転させ、これにより用紙Pの両面への記録も実行可能となっている。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
図1においてリア給送装置2は、用紙給送経路上の構成要素として、ホッパ16と、給送ローラ11と、リタードローラ18と、戻しレバー19と、を備えている。
複数枚の用紙Pを積層状態でセット可能な用紙セット部を構成するホッパ16は、上部の揺動支点16aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ16上に支持された用紙Pを給送ローラ11に圧接させる第1の姿勢(以下では「上昇姿勢」と言う)と、給送ローラ11から離間させる第2の姿勢(以下では「下降姿勢」と言う)と、を切り換える。尚このホッパ16の姿勢切り換え動作は、後述するホッパ駆動手段52によって実行される。
給送ローラ11は円形状を成し、外周が高摩擦材によって形成され、ホッパ16によって押し上げられた用紙Pの最上位のものと接触し且つ回転することにより、最上位の用紙Pを下流側へ給送する。尚この給送ローラ11は、後述する給送ローラ駆動手段51によって駆動される。
分離部材としてのリタードローラ18は外周が高摩擦材によって形成されているとともに、給送ローラ11と対向する位置において給送ローラ11に対して進退可能に設けられ、且つ、トルクリミッタ機構によって、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられている。従って、リタードローラ18と給送ロ−ラ11との間に給送されるべき最上位の用紙Pのみが存在する場合には、リタードローラ18は従動回転し、次位以降の用紙Pが存在する場合には、用紙間の滑り作用により従動回転せずに停止し、これにより次位以降の用紙Pの重送を防止する。尚リタードローラ18の給送ローラ11に対する進退動作は、後述するホッパ駆動手段52によって実行される。
戻しレバー19は、用紙幅方向に延びる回動軸20の軸線方向に適宜の間隔を置いて複数設けられ、回動軸20の回動により、用紙給送経路を側視して揺動可能となっていて、後述するホッパ駆動手段52(図2)によって駆動される。
ここで戻しレバー19は、図3に示すように給送待機時のポジションであってその先端が用紙給送経路に最も大きく突出するポジション(第1ポジション:以下場合により「Pos.1」と表記する)と、この第1ポジションから、その先端が下流側に向かうよう回動することにより用紙給送経路を開放するポジション(第2ポジション:以下場合により「Pos.2」と表記する)と、この第2ポジションから、その先端が第1ポジションにおける先端位置よりも上流側に位置するよう上流側に向かって回動することにより、記録実行中の用紙後端の姿勢を規制するポジション(第3ポジション:以下場合により「Pos.3」と表記する)と、の順に切り換わるよう制御部50(図2)により制御される。
戻しレバー19は、その先端が描く回動軌跡内に給送ローラ11とリタードローラ18とのニップ点が含まれるよう回動可能に設けられている。給送動作開始前の待機状態では、第1ポジションに位置決めされ、給送動作開始後間もなく第2ポジションへと切り換えられる。そして給送されるべき最上位の用紙P先端が戻しレバー19を通過した後は、第2ポジションから第3ポジションに切り換えられ、この過程において重送されようとした次位以降の用紙Pがホッパ16に向けて戻される。そして給送動作が終了すると、第3ポジションから第1ポジションへの復帰動作が行われる。
尚、用紙Pへの記録実行中は、戻しレバー19は基本的に第3ポジションに保持される。これは、用紙Pへの記録実行中に第1ポジションへ復帰させると、第1ポジションが最も給送経路に大きく突出する姿勢であり、この為用紙Pが上方に顕著に押し上げられてバックテンションが増大し、記録品質の低下を招いたり、用紙うら面への擦り傷等が形成される等、不具合が生じるからである。しかしながら、用紙Pの種類、記録モード、両面印刷実行の有無、用紙後端位置、等に応じて、場合によっては用紙Pへの記録実行中に第3ポジションから第1ポジションへの復帰動作が行われる場合もある(後に詳述)。
次に、図1に戻ってプリンタ1の底部に設けられ、用紙Pを装置前方からセットする様構成されたフロント給送装置3は、給紙カセット25と、ピックアップローラ26と、給送ローラ27と、リタードローラ24と、を備えている。
後述する給送ローラ駆動手段51によって回転駆動されるピックアップローラ26は、装置前方側から装着及び取り外し可能な給紙カセット25にセットされた用紙Pの最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙Pを給紙カセット25から繰り出す。給送ローラ27は図示しない駆動手段によって回転駆動され、給紙カセット25から繰り出された最上位の用紙Pを湾曲反転させて、紙案内後33を経て搬送手段5へと給送する。
給送ローラ27の外周面と対向する位置には、給送ローラ27に対して進退可能となるようリタードローラ24が設けられており、給紙カセット25から最上位の用紙Pが繰り出される際には、給送ローラ27に圧接してニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pに連れられて給紙カセット25から繰り出された次位以降の用紙P先端を当該ニップ点近傍に留める。
次に、リア給送装置2及びフロント給送装置3の下流側には、給送される用紙Pを搬送手段5へと案内する紙案内後33と、紙案内上32と、が設けられており、リア給送装置2及びフロント給送装置3によって給送される用紙Pは、紙案内後33と紙案内上32とによって搬送手段5へ案内される。尚、符号29は、リア給送装置2から給送される用紙Pの給送姿勢を規制するガイドローラを示している。
また、紙案内後33と紙案内上32とによって形成される用紙搬送経路には、用紙Pの通過を検出する用紙センサ(例えば、光学センサ)35が設けられており、プリンタ1の制御部50は、用紙センサ35からの情報により用紙先端或いは後端の通過を知ることができるようになっている。
搬送手段5は、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に上方から弾接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えて構成されている。搬送従動ローラ31は、搬送駆動ローラ30の回転軸線方向に複数配置されるとともに、紙案内上32によって軸支される。リア給送装置2或いはフロント給送装置3から給送された用紙Pは、搬送手段5によって下流側の記録手段4(記録ヘッド38)の側へと搬送される。
記録ヘッド38はキャリッジ36の底部に設けられ、当該キャリッジ36は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸37にガイドされながら、図示しないモータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ36は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、このインクカートリッジから記録ヘッド38へとインクが供給される。記録ヘッド38と対向する位置には、用紙幅方向に延びる形状を成し、用紙を下から支持するとともに下流側へ案内する紙案内前34が設けられ、当該紙案内前34によって、用紙Pと記録ヘッド38との間の間隔が規定される。
記録ヘッド38の下流側には、記録の行われた用紙Pを排出する排出手段6が設けられている。排出手段6は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ39と、当該排出駆動ローラ39に接して従動回転する排出従動ローラ40とを備えて構成され、記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出手段6によって装置前方側に設けられた図示しないスタッカへと排出される。
尚、プリンタ1は両面印刷モードを有しており、両面印刷を行う場合には、第1面に記録を実行すると用紙を装置外部へ排出せずに、用紙を上流側に引き戻し、反転装置7へと引き込む。反転装置7はフィードローラ42と反転ローラ41とを備えており、反転ローラ41によって用紙Pを湾曲反転させる経路が形成されている。用紙Pはフィードローラ42によって送られながら反転ローラ41により反転させられ、最初に記録の行われた第1面とは反対側の第2面が記録ヘッド38と対向する面となり、第1面と同様に搬送手段5によって下流側へ副走査送りされながら、第2面への記録が実行される。
また、プリンタ1は用紙Pの四辺に余白無く印刷を行う縁無し印刷モードを有しており、縁無し印刷を行う場合には、用紙先端が排出手段6に到達するまでの間、搬送手段5により副走査送りされながら記録ヘッド38により記録が実行される。用紙先端が排出手段6に到達すると、用紙Pは搬送手段5と排出手段6の双方から送り力を受けながら記録ヘッド38により記録が実行される。用紙後端が搬送手段5から抜けると、用紙Pは排出手段6により副走査送りされながら記録ヘッド38により記録が実行される。以上により搬送手段5と排出手段6は、記録ヘッド38とともに用紙Pに記録を実行する為の記録手段4を構成する。
続いて、図2を参照しながら、リア給送装置2の動力源について説明する。リア給送装置2は、給送ローラ駆動手段51と、ホッパ駆動手段52の、2つの駆動系統を有している。給送ローラ駆動手段51は、駆動源としてのASFモータ55と、動力伝達切換装置53とを有し、ASFモータ55の動力を、動力伝達切換装置53を介し、リア給送装置2の給送ローラ11及びフロント給送装置3のピックアップローラ26のいずれか一方へ選択的に伝達する。
ホッパ駆動手段52は、駆動源としてのASFサブモータ56と、動力伝達切換装置54とを有し、ASFサブモータ56から、ホッパ16の姿勢を切り換えるホッパカム(図示せず)及び戻しレバー19を揺動させる戻しレバーカム(図示せず)の双方への動力伝達のオンオフ切り換えを、動力伝達切換装置51を介して行う。尚、リタードローラ18は、上述の通りホッパ16の姿勢切り換え動作に連動して給送ローラ11への進退動作を行う。
以上がプリンタ1の大略構成である。
<<戻しレバーのポジション切換え制御>>
以下、図4乃至図7を参照しながら戻しレバー19のポジション切換モードについて説明する。ここで図4は戻しレバー19のポジション切換モードの選択方法を示すフローチャート、図5は戻しレバー19のポジション切換モードの内容を示すための、プリンタ1の各モータの動作タイミングチャート、図6は用紙給送経路の側面図である。また図7は戻しレバー19のポジション切換モードの他の実施形態を示すための、プリンタ1の各モータの動作タイミングチャートである。
制御部50は、戻しレバー19のポジション切換モードとして、第1切換モードと、第2切換モードの、2つの制御モードを有している。大略的には、第1切換モードは画質優先モード、第2切換モードはスループット優先モードであり、第1切換モードでは、戻しレバー19の第3ポジションから第1ポジションへの復帰動作は、先行ページの排出動作完了後に実行される。また、第2切換モードでは、第1切換モードとは異なり前記復帰動作が先行ページに関して実行される動作と並行して実行される。
即ち、用紙後端が、第1ポジションにある戻しレバー19によって下方から押し上げられた状態となると、用紙に形成される湾曲の度合いが強くなり、バックテンションが増大するとともに、うら面(第2面)に擦り傷等のダメージを与えることから、画質優先の第1切換モードでは、先行ページをの排出動作を完了した後に、上記復帰動作を実行する。
一方で用紙が普通紙等の剛性の低いものであれば、バックテンションはそれ程増大しない。従ってスループット優先の第2切換モードでは、用紙後端が第1ポジションにある戻しレバー19によって下方から押し上げられた状態となることが想定されても、次ページの用紙給送動作を速やかに実行する為に、先行ページの排出動作完了を待たずに、先行ページに関して実行される動作と並行して、上記復帰動作を実行する。これにより、スループットの向上を図ることができる。
ここで、「先行ページに関して実行される動作」とは、先行ページの給送動作、記録動作、排出動作など、戻しレバー19が第3ポジションに切り換わった時点から先行ページの排出を完了するまでの、先行ページに関して実行される全ての動作を意味し、より具体的には先行ページを搬送或いは排出する為の搬送手段5或いは排出手段5の動作、記録ヘッド38により記録を実行する為のキャリッジ36の動作などを意味する。
尚、本実施形態において用紙の「記録動作」とは、記録ヘッド38による最初の主走査から最後の主走査までを意味する。また用紙の「排出動作」とは、用紙Pを搬送手段5、又は排出手段6、又はその双方によって所定の位置まで送る動作を意味し、必ずしも用紙Pを完全に装置外部へ排出することを意味するものではないが、本実施形態では一例として用紙後端が排出手段6の下流側に位置するまで用紙Pを送る動作、つまり用紙Pを装置外部へ完全に排出するものとして説明する。
上記第1切換モード、第2切換モードの2つのモードのいずれを選択するかは、図4に示す条件判断により行われる。尚この判断は、一例として先行ページへの記録動作における最後の主走査を実行する際に行われるが、この判断をいずれのタイミングで行うかは、適宜変更することができることは言うまでもない。
先ず、次ページ印刷の有無を判断する(ステップS101)。次ページ印刷が無ければ(否定枝)、スループットを優先させる必要は無いので、第1切換モードが選択される(ステップS107)。
次に両面印刷を実行するか否かを判断する(ステップS102)。両面印刷を行う場合は(肯定枝)、うら面(第2面)に戻しレバー19によって擦り傷が形成されないよう、基本的には第1切換モードが選択される。但し、用紙後端位置によっては、第2切換モードを選択する(ステップS105:後に詳述)。
次に用紙種類を判断する(ステップS103)。用紙が普通紙以外の場合は(否定枝)、用紙剛性が高く、第1の姿勢にある戻しレバー19によって上方に押し上げられるとバックテンションが大きくなる虞があるので、基本的には第1切換モードが選択される。但し、用紙後端位置によっては、第2切換モードを選択する(ステップS105:後に詳述)。
次に記録モードが高速モードであるか否かを判断する(ステップS104)。記録モードが高速モード以外の場合は(否定枝)、画質が優先されるので、基本的には第1切換モードが選択される。但し、用紙後端位置によっては、第2切換モードを選択する(ステップS105:後に詳述)。
続いて、ステップS101〜S104において一旦は第1切換モードが選択されても、この時点で既に用紙後端が戻しレバー19と接触可能な位置より下流側に進んでいれば、第2切換モードを選択する(ステップS105の肯定枝)。以下これを、図6を参照しつつ詳説する。
図6において符号Tは、戻しレバー19の裏側角部(用紙うら面(第2面)と接触する虞のある部分)が描く回動軌跡を示しており、また符号10bはリア給送装置2の基体を構成するフレーム10において、用紙Pの先端を下流側にガイドするガイド面を示している。また、符号10aは、ホッパ上に積載された用紙Pの先端を支持する先端支持面を示している。また、図6の戻しレバー19は第1ポジションにあるときの姿勢を示しており、符号Y1はこのときの戻しレバー19の裏側角部の位置を示している。
先に給送された用紙(先行ページ:符号P1で示す)の後端(符号e1で示す)が、位置Y1より下流側にあれば、戻しレバー19が第3ポジションから第1ポジションへの復帰動作を行っても、先行する用紙P1の後端が戻しレバー19によって下方から押し上げられることはない。
従って先行する用紙P1の後端e1が既に位置Y1より下流側にあれば、戻しレバー19を第3ポジションから第1ポジションへ切り換えても、用紙P1が戻しレバー19によって押し上げられることがなく、バックテンションの増大や用紙うら面(第2面)への擦り傷形成等を防止することができるので、このような場合はスループットの向上を図ることを目的として第2切換モードを選択する。
尚、用紙給送経路を側視して、ガイド面10bと軌跡Tとの交点位置Y2から上流側は、用紙後端が戻しレバー19と接触する虞のある領域であるので、図4のステップS105において、先行する用紙P1の後端が位置Y2を通過したか否かを判断するようにしても良い。
更に、先行する用紙P1の後端e1の位置は、用紙P1の先端が用紙センサ35(位置Y3)を通過した後の給送ローラ11の回転量と、プリンタドライバが把握する用紙P1のサイズ(長さ)情報とから把握することができるが、仮にプリンタドライバ上で指定された用紙のサイズと、実際にセットされた用紙のサイズとが異なっている場合、先行する用紙P1の後端e1の正確な位置を把握することができない。そこで、図4のステップS105において、先行する用紙P1の後端e1が、用紙センサ35を通過したか否か(検出されたか否か)を判断するようにしても良い。
以上説明したように、第1切換モードにおいては、戻しレバー19の第3ポジションから第1ポジションへの復帰動作は、用紙の排出動作が完了した後に実行される(図5(A)のチャート上の位置c)。従って第1切換モードでは、先行ページ後端(図6の符号e1)が戻しレバー19と接触することが無く、バックテンションの低減と用紙うら面への擦り傷等の形成を防止することができる。尚、チャート上の位置dは、第1切換モードにおいて、次ページの給送動作(戻しレバー19の第1ポジションから第2ポジションへの切換動作による始まる)が開始されるタイミングを示している。
次に第2切換モードにおいては、先行ページへの記録動作のうち最後の主走査開始時(図5(B)のチャート上の位置a)を契機として前記復帰動作の実行を開始する。これにより前記復帰動作が、先行ページへの記録動作及び排出動作と並行して実行されることとなり、前記復帰動作の終了後速やかに次ページの給送動作を開始することができ(図5(B)のチャート上の位置b)、スループットの向上を図ることができる。
また、用紙種類に応じて、或いは両面印刷実行の有無に応じて、或いは記録モードに応じて、上記2つの切換モードのいずれかを選択するので、用紙種類、両面印刷の有無、記録モード、のこれら記録条件に対応した最も適切な記録実行結果(記録品質、或いはスループット)を得ることが可能となる。
以上の例では、第2切換モードにおいて先行ページへの記録動作のうち最後の主走査開始時(図5(B)のチャート上の位置a)を契機として前記復帰動作の実行を開始しているが、これに限られず、先行ページに関して実行される動作と並行して前記復帰動作の一部または全部を行うものであれば、前記復帰動作に要する時間を全て待つことなく、次ページの給送動作を速やかに開始することができ、スループットの向上を図ることが可能である。例えば、第2ポジションから第3ポジションへの切り換え後、直ちに第1ポジションへの復帰動作を実行することも可能であるし、最初の主走査開始時を契機として前記復帰動作を実行することも可能である。
また特に、前記復帰動作が、少なくとも先行ページの排出動作完了時までに完了するように、或いは、より望ましくは先行ページへの記録動作完了時までに完了するように、前記復帰動作の開始タイミングを設定すれば、次ページの給送動作を開始するに際して戻しレバー19の動作を全く待つ必要なく、速やかに次ページの給送動作を開始することができる。
このような観点から、他の実施形態として、次ページの給送動作が開始可能となる迄に、前記復帰動作が完了するように、前記復帰動作の開始タイミングを設定することも可能である。
ここで次ページの給送動作が開始可能となる条件としては、例えば図6に示す様に先行ページの後端e1が給送ローラ11とリタードローラ18とのニップ点より下流側に進み、且つこの後端e1と、次ページの先端n2との間隔が所定の安全間隔Lに達したとき、が挙げられる。この様な条件が整うまでに、前記復帰動作が完了していれば、次ページの給送動作を開始するに際して前記復帰動作の完了を待つことなく、迅速に開始することができる。尚、次ページの給送動作が開始可能となる上記条件は一例であり、装置構成により次ページ給送動作が開始可能となる条件は異なるので、これに限られないことは言うまでもない。
また、以上説明した実施形態では、戻しレバー19の動作モードとして、第1ポジションから第2ポジションへの動作モード、第2ポジションから第3ポジションへの動作モード、第2ポジションから第1ポジションへの動作モード、のこれら3つの動作モードを備え、各動作モードを各々実行することによって戻しレバー19のポジション制御を行っていたが、更に第3ポジションから第2ポジションへの動作モードを備えることにより、より一層の高スループット化を図ることができる。
即ち、図5において「Pos.3→1」の動作後に一旦ASFサブモータを停止させ、その後改めて「Pos.1→2」の動作を行うことにより、戻しレバー19を第2ポジションに切り換えていたが、図6に示す様に「Pos.3→(1)→2」の動作を行う(第3ポジションから第2ポジションへ、ASFサブモータを停止させることなく一気にポジション切換を行う)ことによって、より一層の高スループット化を図ることができる。
本発明に係るプリンタの側断面概略図。 リア給送装置の駆動源とその駆動対象との関係を示すブロック図。 戻しレバーの各ポジションを示す説明図。 戻しレバーのポジション切換制御モードの選択方法を示すフローチャート。 各モータの動作タイミングチャート。 用紙給送経路の側面図。 各モータの動作タイミングチャート。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 フロント給送装置、4 記録手段、5 搬送手段、6 排出手段、7 反転装置、10 フレーム、11 給送ローラ、12 給送ローラ回転軸、16 ホッパ、16a 揺動支点、18 リタードローラ、19 戻しレバー、20 (戻しレバーの)回動軸、24 リタードローラ、25 給紙カセット、26 ピックアップローラ、27 給送ローラ、29 ガイドローラ、30 搬送駆動ローラ、31 搬送従動ローラ、32 紙案内上、33 紙案内後、34 紙案内前、35 用紙センサ、36 キャリッジ、37 キャリッジガイド軸、38 記録ヘッド、39 排出駆動ローラ、40 排出従動ローラ、41 反転ローラ、42 送りローラ、50 制御部、51 給送ローラ駆動手段、52 ホッパ駆動手段、53、54 動力伝達切換装置、55 ASFモータ、56 ASFサブモータ、P 記録用紙

Claims (4)

  1. 複数枚の被記録媒体を積層状態でセット可能な被記録媒体セット部と、
    前記被記録媒体セット部にセットされた被記録媒体を給送方向へ送り出す給送ローラと、
    給送されるべき被記録媒体に連れられて前記被記録媒体セット部から繰り出された次ページ以降の被記録媒体を前記被記録媒体セット部に向けて戻す被記録媒体戻しレバーと、
    前記被記録媒体戻しレバーを制御する制御手段と、
    被記録媒体に記録を行う記録手段と、を備え、
    前記制御手段は、給送待機時のポジションであって前記給送経路を塞ぐ第1のポジションと、
    その先端が前記第1のポジションより下流側に位置することにより前記給送経路を開放する第2のポジションと、
    その先端が前記第1のポジションより上流側に位置する第3のポジションと、の順に前記被記録媒体戻しレバーを切り換えるよう制御し、
    前記制御手段は、次ページの給送動作を控えている場合、次ページの給送動作が開始可能となる迄に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を完了する制御モードを備え
    前記制御手段は、前記制御モードにおいて、先行ページへの記録の為の最後の副走査送りが終了した後に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を開始する、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記制御手段は、被記録媒体の種類に応じて、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を実行することを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置において、記録の行われた被記録媒体を反転させる反転装置を備え、
    前記制御手段は、被記録媒体の両面に記録を実行する場合であって前記第2面への記録実行前に前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を行う場合、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記復帰動作を実行することを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の記録装置において、前記制御手段は、被記録媒体に記録を実行する際の記録モードに応じて、被記録媒体後端が前記被記録媒体戻しレバーと接触可能な位置より下流側に進んだ後に、前記被記録媒体戻しレバーの前記第3のポジションから前記第1のポジションへの復帰動作を実行することを特徴とする記録装置。
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