JP5322406B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関し、特に先行ページの記録完了を待たずに次ページの被記録媒体をセット位置から所定位置まで送る先行給送モードを備えた記録装置に関する。
プリンタに代表される記録装置においては、スループット向上のために、従来から特許文献1〜3に記載されるように先行ページへの記録終了を待たずに次ページの給送を先行して開始する制御(いわゆる先行給紙)が行われている。
特開2001−278472号公報 特開2002−145469号公報 特開2005−22792号公報
近年、ユーザの用紙セット作業の利便を図る観点で、用紙をセットするカセットには、より一層の大容量化が求められている。しかしながら大容量化された用紙カセットにおいては、最大枚数セット時と最小枚数セット時とで用紙の給送経路長が大きく異なることとなる。このため、最大枚数セット時と最小枚数セット時とにおいて、先行ページ後端と次ページ先端との距離(以下「媒体間距離」と言う)の差が大きくなり、特に最小枚数セット時においては媒体間距離が大きくなってスループット向上の弊害となる。或いは、媒体間距離のばらつきに伴い、次ページに対する給送制御に支障をきたす虞もある。
また、インクジェットプリンタの様に、主走査と副走査を交互に実行しながら記録を行うシリアルプリンタにおいては、上記特許文献1〜3に記載されるような感光体ドラムを用いるページプリンタとは異なり、先行ページの処理に要する時間がばらつき易く、このため媒体間距離に特にばらつきが生じ易くなる。この様な技術的課題及びその対策については、上記特許文献1〜3には記載も示唆もされていない。
また、媒体間距離の増大に伴うスループット低下を防止するために、次ページを先行給紙する際の用紙送り速度を、用紙セット枚数に拘わらず常に最大速度に設定することも考えられるが、この場合駆動系の動作音が常に大きくなるとともに、当該駆動系や用紙を給送するローラの耐久性を低下させる虞もある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、用紙セット枚数の増大に伴う先行給紙時の媒体間距離ばらつきを低減することにあり、特にシリアルプリンタにおいて先行ページに対する制御に応じた適切な先行給紙制御を行うことにより、媒体間距離ばらつきを低減することにある。また更には、先行給紙を実行する駆動系の動作音が小さく、且つ当該駆動系の耐久性低下を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体をセット位置から送り出す給送手段と、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、前記給送手段から下流側の位置において被記録媒体後端の通過を検出する第1検出手段と、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出されると、先行ページの記録完了を待たずに次ページの被記録媒体をセット位置から所定位置まで送る先行給送モードを実行する際に、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の所定のタイミングまでに、次ページの被記録媒体が前記所定位置まで到達する様前記給送手段を制御する制御手段と、を備え、前記記録ヘッドが、走査方向に移動しながら被記録媒体に記録を行うものであり、前記所定のタイミングが、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の当該先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査終了時であり、前記所定位置が、先行ページの後端と次ページの先端との間の距離が前記先行給送モード実行前の前記距離より短い距離Lgを形成する位置であり、前記先行給送モード実行後、前記距離Lgを維持しながら先行ページと次ページとを同期送りすることを特徴とする。
本態様によれば、制御手段は、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の所定のタイミング(以下「基準時」と表現する)までに、次ページの被記録媒体が前記所定位置まで到達する様前記給送手段を制御するので、前記基準時における次ページの位置が被記録媒体のセット枚数に拘わらず同じとなり、従って先行給送モード実行後の媒体間距離のばらつきを低減することができる。
また記録ヘッドの走査と被記録媒体の送り動作とを交互に実行するシリアル型の記録装置においては、先行ページの処理時間の長短に拘わらず、先行給送モード実行後の媒体間距離が同じとなり、媒体間距離のばらつきを低減することができる。
更に、本態様によれば、前記基準時(所定のタイミング)が、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の当該先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査終了時であるので、前記最初の記録ヘッドの走査に要する時間を利用して次ページの先行給送を比較的余裕をもって行いながらも、媒体間距離を極めて短くすることができる。
加えて、本態様によれば、先行給送モード実行後、先行ページの後端と次ページの先端との距離を維持しながら先行ページと次ページとを同期送りするので、先行ページの記録終了時には次ページを速やかに記録開始位置まで送ることができ、スループットの向上を図ることができる。
本発明の第の態様に係る記録装置は、第の態様において、前記制御手段は、前記先行給送モードの実行前に、記録データをもとにして先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査に要する時間Tcを求め、前記時間Tcをもとにして、前記給送手段を制御することを特徴とする。
記録データによって前記時間Tcは変化するため、前記時間Tcを一定値に設定した上で前記給送手段を制御する場合、前記基準時までに被記録媒体を前記所定位置まで到達させることができない場合が生じる。しかし本態様において制御手段は先行給送モードの実行前に前記時間Tcを予め求め、得られた時間Tcをもとにして給送手段を制御する(例えば、給送速度などを制御する)ので、前記時間Tcに拘わらず、先行給送モード実行後の媒体間距離のばらつきを低減することができる。
本発明の第の態様に係る記録装置は、第の態様において、前記制御手段は、前記時間Tcをもとにして、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査終了時までに次ページの被記録媒体が前記所定位置まで到達可能な範囲で、前記先行給送モードの実行に要する時間を伸長することを特徴とする。
給送手段の耐久性低下を防止するためには、先行給送モード実行時の被記録媒体の給送速度を極力抑えることが好ましい。ここで、前記時間Tcは記録データによって変化するので、従って前記時間Tcに余裕がある場合には、必ずしも先行給送モードを早めに終了させる必要はなく、むしろ前記時間Tcを全部利用することが好ましい。
そこで本態様においては、前記基準時までに次ページの被記録媒体が所定位置まで到達可能な範囲で、先行給送モードの実行に要する時間を伸長する、即ち先行給送モード実行時の被記録媒体の給送速度を可能な限り低く設定する。これにより、給送手段の耐久性低下を防止することができる。また被記録媒体の給送速度を低く設定することで、被記録媒体を所定位置に位置決めする際の位置決め精度も向上させることができる。
本発明の第の態様に係る記録装置は、第1から第の態様のいずれかにおいて、前記第1検出手段の上流側に、被記録媒体先端の通過を検出する第2検出手段を備え、前記先行給送モードにおいて前記制御手段が、前記第2検出手段による次ページ先端の検出情報をもとに、前記給送手段を制御して次ページの被記録媒体を前記所定位置に位置決めすることを特徴とする。
本態様によれば、第1検出手段の上流側に設けられた第2検出手段による次ページ先端の検出情報をもとに、次ページを所定位置に位置決めするので、先行給送モード実行時の次ページの位置決め精度が向上し、媒体間距離のばらつきを低減させることができる。
本発明の第の態様に係る記録装置は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記同期送りの開始前に、前記距離Lgを求め、前記距離Lgが予め定めた許容距離Lminより短い場合には、次ページの送りを停止しつつ先行ページの送りを行うことによって前記距離Lgを前記許容距離Lmin以上としてから先行ページと次ページとを同期送りすることを特徴とする。
前記距離Lg(媒体間距離)が短い場合には、例えば先行ページの記録終了時に次ページ先端が記録開始位置の間近にまで到達し、その結果スキュー取り動作等の記録開始前の予備動作を実行できない虞がある。本態様によれば、前記距離Lgが予め定めた許容距離Lminより短い場合には、次ページの送りを停止しつつ先行ページの送りを行うことによって前記距離Lgを前記許容距離Lmin以上としてから先行ページと次ページとを同期送りするので、先行ページに対するスキュー取り動作等の、記録開始前の予備動作を適切に実行することができる。
本発明の第の態様に係る記録装置は、第4のまたは第5の態様において、前記給送手段の下流側に、先行ページと次ページ以降とを分離する分離手段を備え、前記第1検出手段が、前記分離手段の下流側に設けられ、前記第2検出手段が、前記分離手段の上流側に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、先行ページと次ページ以降とを分離する分離手段の上流側に次ページ先端を検出する第2検出手段が設けられ、また分離手段の下流側には先行ページ後端を検出する第1検出手段が設けられているので、次ページ先端を精度良く分離手段の上流側に位置決めすることができ、意図しない次ページの重送を防止することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一実施形態であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の側断面概略図、図2は制御部8を中心とした駆動系のブロック図、図3はフロント給送装置3から搬送ローラ対5へ至る用紙給送経路の模式図、図4乃至図7は先行給送モード実行時の用紙位置を示す図、図8はフロント給送装置3の各構成要素の動作タイミングを示すチャート図、図9は先行給送モードの内容を示すフローチャートである。
以下では先ず、図1及び図2を参照しつつプリンタ1の全体構成について説明する。プリンタ1は、装置後部に第1の用紙給送手段としてリア給送装置2を、装置底部に第2の用紙給送手段として本発明に係るフロント給送装置3を備え、これら2つの給送装置から、搬送ローラ対5へと「被記録媒体」或いは「被噴射媒体」としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を給送する。用紙Pは搬送ローラ対5によって記録部4へと搬送され、記録が実行された後、排出ローラ対6によって図示しないスタッカへと排出される。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
リア給送装置2は、ホッパ12と、給送ローラ11と、リタードローラ13と、用紙戻しレバー14と、を備えて構成されている。ホッパ12は上部の揺動支点12aを中心に揺動することにより、ホッパ12上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ11に圧接させる姿勢と、給送ローラ11から離間させる姿勢とを切り換える。
リタードローラ13は、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられ、給送ローラ11との間でニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pと次ページ以降の用紙Pとを分離する。用紙戻しレバー14は用紙給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、リタードローラ13によって分離された次ページ以降の用紙Pを上流側へと戻す。
一方、プリンタ1の底部に設けられ、用紙を装置前方からセットする様構成されたフロント給送装置3は、給紙カセット20と、ピックアップローラ22と、中間ローラ24と、リタードローラ21と、用紙戻しレバー28と、アシストローラ25と、を備えている。
装置前方側から装着及び取り外し可能な給紙カセット20には複数枚の用紙Pを積層状態でセット可能であり、セットされた用紙Pの最上位のものが、ASFモータ43(図2)によって駆動されるピックアップローラ22によって一枚ずつ給紙カセット20から送り出される。ピックアップローラ22は揺動軸23aを中心に揺動する揺動部材23に設けられており、揺動部材23が図示しない付勢手段により用紙側に付勢されつつ揺動することにより、常に最上位の用紙に接する状態となっている。
用紙給送手段としてのピックアップローラ22によって送り出される用紙Pは、分離斜面20aによる予備分離が行われた後、分離手段を構成するリタードローラ21へと進む。リタードローラ21は中間ローラ24の外周面と対向する位置に設けられ、且つ、中間ローラ24に対して進退可能に設けられている。給紙カセット20から用紙が送り出される際には、中間ローラ24に圧接してニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙P(先行ページ)と、次ページ以降の用紙Pとを分離する。
用紙戻しレバー28は用紙給送経路を側視して回動可能に設けられており、その回動に際してレバー先端部が描く軌跡の内側に、中間ローラ24とリタードローラ21とのニップ点が含まれるように配設されている。用紙戻しレバー28は、給送待機時においては図1に示すようにその先端が給送経路に突出した姿勢をとり、用紙を給送する際には、図1の時計回り方向に回動し、用紙給送経路から退避して用紙給送経路を開放する。そして用紙給送動作が開始してから一定時間(または一定送り)経過後、図1の反時計回り方向に回動し、即ち用紙給送経路を塞ぐ方向に回動することによって、リタードローラ21と中間ローラ24との間のニップ点で滞留する次位以降の用紙先端を上流側(給紙カセット20)へと戻す。
搬送ローラ対5とともに、ピックアップローラ22により給送された用紙Pを更に下流側へ送る搬送手段を構成する中間ローラ24は、PFモータ42(図2)によって駆動され、給送されるべき用紙を湾曲反転させて、用紙を下流側の搬送ローラ対5へと送る。アシストローラ25は、中間ローラ24に接して中間ローラ24による用紙Pへの下流側への搬送をアシストする。
搬送ローラ対5は、PFモータ42(図2)によって回転駆動される搬送駆動ローラ31と、該搬送駆動ローラ31に圧接して従動回転する搬送従動ローラ32とを備えて構成され、先端が搬送ローラ対5に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ31と搬送従動ローラ22とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ31が回転することにより、下流側の記録部4へと搬送される。
記録部4は、用紙Pに向けてインクを吐出する記録ヘッド38と、用紙Pを支持することにより用紙Pと記録ヘッド38との距離を規制する紙案内前35とを備えて構成されている。記録ヘッド38はキャリッジ36の底部に設けられ、当該キャリッジ36は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸37にガイドされながら、CRモータ41(図2)によって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ36は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、このインクカートリッジから記録ヘッド38へとインクが供給される。なおインクカートリッジが筐体に収容される所謂オフキャリッジ方式を採用しても良い。
記録部4の下流側に設けられた排出ローラ対6は、PFモータ42(図2)によって回転駆動される排出駆動ローラ39と、当該排出駆動ローラ39に接して従動回転する排出従動ローラ40とを備えて構成され、記録部4によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ39と排出従動ローラ40とによってニップされた状態で排出駆動ローラ39が回転駆動されることにより、装置前方側に設けられた図示しないスタッカへと排出される。
以上の構成を備えたプリンタ1は、図2に示すようにCRモータ41、PFモータ42、ASFモータ43、ASFサブモータ44、のこれら4つのモータを備えており、制御部7は、これらモータを制御することにより、各モータを動力源とする各構成要素を駆動制御する。
PFモータ42は、搬送駆動ローラ31、排出駆動ローラ39、中間ローラ24、の共通の駆動源であり、PFモータ42の回転により、搬送駆動ローラ31、排出駆動ローラ39、中間ローラ24、のこれらが同期して回転するよう構成されている。PFモータ42の回転量は、回転量検出手段45により検出可能であり、これにより搬送駆動ローラ31、排出駆動ローラ39、中間ローラ24、のこれらローラの回転量や回転速度を検出可能となっている。
CRモータ41は、キャリッジ36の駆動源であり、CRモータ41の回転により、キャリッジ36(記録ヘッド38)が主走査方向に移動するよう構成されている。尚、キャリッジ36の主走査方向における位置は、キャリッジ位置検出手段46により検出可能となっている。
ASFモータ43は、図示しない動力伝達切替機構によって、リア給送装置2の給送ローラ11と、フロント給送装置3のピックアップローラ22と、のいずれかへ選択的に動力を伝達できる様になっている。また、ASFサブモータ44も同様に、図示しない動力伝達切替機構によって、リア給送装置2のホッパ12及びリタードローラ14と、フロント給送装置3の用紙戻しレバー28及びリタードローラ21と、のいずれかへ選択的に動力を伝達できる様になっている。
以上がプリンタ1の構成であり、以下、図3乃至図9を参照しながらフロント給送装置3において実行される先行給送モードについて説明する。
図3(A)に示すように、リタードローラ21の下流側近傍には、先行ページの後端を検出する「第1検出手段」としての用紙後端センサ15が設けられ、またリタードローラ21の上流側近傍には、次ページの先端を検出する「第2検出手段」としての用紙先端センサ16が設けられている。また、搬送駆動ローラ31の上流側には、用紙先端或いは後端の通過を検出する搬送ローラ前用紙センサ17が設けられている。
尚、本実施形態では用紙後端センサ15は先行ページの後端を検出することを目的として配置されているが、用紙先端の通過をも検出可能であり、同様に用紙先端センサ16についても用紙後端の通過を検出可能であることは言うまでもない。
次に、用紙給送動作について概説する。複数ページの記録を実行する際の最初の1ページ、或いは単ページのみの記録を実行する際の当該単ページ、つまり記録ジョブの最初の1ページについての用紙給送動作は、先ずピックアップローラ22及び中間ローラ24の回転開始、リタードローラ21の上昇動作開始、用紙戻しレバー28の給送経路からの退避動作開始、によりスタートする(図8のa時点)。これにより、給紙カセット20にセットされた用紙のうち最上位のものが、セット位置から送り出される。
送り出された用紙の先端が中間ローラ24とリタードローラ21とによってニップされると、以降は用紙先端が中間ローラ24とアシストローラ25とにニップされる迄の間、用紙はピックアップローラ22及び中間ローラ24から送り力を受けて下流側へ給送される。用紙先端が図4に示す様に中間ローラ21とアシストローラ25とによってニップされると、以降は中間ローラ24のみによって用紙を下流側に搬送可能であるので、ピックアップローラ22が停止するとともに、リタードローラ21が中間ローラ24から離間する(図8のb時点)。
またこのとき、用紙戻しレバー28が再び給送経路に進出して、中間ローラ24とリタードローラ21との間で滞留した次ページ以降の用紙(重送されようとした用紙)が給紙カセット20へ戻される(図8のb時点)。尚、図4において符号aは先行ページの先端を示し、図5乃至図7において符号bは先行ページの後端を、符号cは次ページの先端を示している。
給送された用紙はその後、搬送ローラ対5に食い付いた後に一定量下流側へ搬送され、次いで搬送駆動ローラ31の逆転動作により一旦搬送ローラ対5から上流側に吐き出される(図8のb−c区間において(図示は省略))。この動作により用紙のスキューが除去され(所謂食い付き吐き出し方式によるスキュー取り動作)、その後、用紙は頭出し位置に頭出しされて、記録が開始される(図8のc時点:1回目の主走査)。
尚、図8に示す様にプリンタ1はキャリッジ36(記録ヘッド38)の移動動作(主走査)と、搬送駆動ローラ31の正転動作(副走査)とを交互に実行することにより用紙に記録を行うシリアルプリンタであるが、厳密にはスループット向上を目的としてキャリッジ36が完全に停止する前に搬送駆動ローラ31の正転動作を開始したり、或いは搬送駆動ローラ31が完全に停止する前にキャリッジ36の移動動作を開始する場合がある。
即ち、キャリッジ36の動作と搬送駆動ローラ31の動作とを図8のチャート上重ね合わせる制御を行う場合もあるが、図8では図の複雑化を避けるため、その様な重ね合わせ制御は行わないものとして示している。また、キャリッジ36と搬送駆動ローラ31の動作には、加速制御と減速停止制御が含まれており、厳密にはタイムチャートは完全な矩形ではなく台形を示すが、同様に図8では図の複雑化を防ぐ為、矩形状に簡略図示している。
続いて用紙後端センサ15が1枚目の用紙(先行ページ)後端の通過を検出すると(図8のd時点)、これを契機としてピックアップローラ22が回転を開始するとともに、リタードローラ21の上昇、用紙戻しレバー28の給送経路からの退避動作、が開始される(図8のd時点)。即ち、用紙後端センサ15が先行ページ後端の通過を検出すると、先行ページの記録完了を待たずに、次ページの用紙をセット位置から所定位置(後述)まで送る先行給送モードが実行される。
図5は用紙後端センサ15が先行ページ後端の通過を検出した際の用紙搬送動作(図8のk回目の用紙搬送動作)が終了した時点(図8のe時点)の状態を示しており、この状態では先行ページ後端は用紙後端センサ15から或る程度下流側に進み、また次ページ先端はセット位置から或る程度下流側に進んだ状態となる。その後、用紙先端センサ16が次ページ先端を検出すると(図8のf時点)、これを契機としてピックアップローラ22(ASFモータ43)の減速停止制御が実行され、ピックアップローラ22は所定量回転した後に停止し、先行給送モードが終了する。
図6は先行給送モード実行後(図8のg時点)の状態を示しており、符号Lgは先行ページ後端を次ページ先端との距離を示している。この状態から、ピックアップローラ22、中間ローラ24(及び搬送駆動ローラ31)の同期回転が開始され、先行ページ後端と次ページ先端は距離Lg(以下「媒体間距離Lg」と言う)を維持しつつ下流側へ同期送りされる。
その後、次ページ先端が中間ローラ24とアシストローラ25とのニップ点に到達すると(図8のh時点)、ピックアップローラ22が停止するとともに、リタードローラ21が中間ローラ24から離間する。そしてこれ以降は中間ローラ24及び搬送駆動ローラ31により、先行ページと次ページが媒体間距離Lgを維持しつつ同期送りされる(図7)。
但し、制御部7は少なくとも図8のg時点より前に(例えば記録ジョブ開始前に)、先行給送モード終了後の媒体間距離Lgが予め定めた許容距離Lminより短いか否かを判断し、短い場合には、先行給送モード実行後、次ページの送り動作(ピックアップローラ22の回転動作)を停止しつつ先行ページの送り動作を実行することにより、媒体間距離Lgが予め定めた許容距離Lmin以上となるように制御する。これは、次ページに対する食い付き吐き出し方式のスキュー取り動作を実行する為に、一定以上の媒体間距離が必要な為である。
次に、上記先行給送モードにおいては、制御部7は、先行ページの後端が用紙後端センサ15により検出された後の所定のタイミングまでに、次ページの先端が所定位置まで到達するよう、ピックアップローラ22の回転速度を設定する。
ここで、本実施形態において「所定のタイミング」とは、先行ページに対する最初の主走査終了時(図8のg時点:以下「基準時」と言う)である。また、本実施形態において所定位置とは、用紙先端が用紙先端センサ16とリタードローラ21(中間ローラ24とリタードローラ21とのニップ点)との間に位置する、そのような用紙位置である(以下「先行給送目標位置」と言う)。
以下、図9を参照しながら更に詳説する。尚、図9は先行給送モードの内容を示すものであり、複数ページの記録を実行する際の最初の1ページ(或いは単ページのみの記録を実行する際の当該単ページ)の給送動作については適用されるものではない。
先ず、用紙後端センサ15が先行ページの紙有り状態から紙無し状態への変化を検出(先行ページ後端の通過を検出)すると(ステップS101の肯定枝)、次いで用紙先端センサ16が紙有り状態を検出しているか否かを判断する(ステップS103)。またこれと同時に、リタードローラ21の上昇動作を開始する(ステップS102)。
ステップS103でYesの場合(紙有りの場合)は、既に次ページの先端が用紙先端センサ16とリタードローラ21との間まで送られているので、ピックアップローラ22による用紙の先行給送は行わない。一方、ステップS103でNoの場合(紙無しの場合)には、ピックアップローラ22による次ページ用紙の先行給送を行う。
ピックアップローラ22による次ページ用紙の先行給送の際には、先ず変数N(後述)をゼロリセットし(ステップS104)、次いでピックアップローラ22による用紙給送速度を算出する(ステップS105)。
この用紙給送速度は、先行ページの後端が用紙後端センサ15により検出された後の基準時までに、次ページ先端が用紙先端センサ16とリタードローラ21との間(先行給送目標位置)に到達するように設定する。
以下、更に詳説する。図8においては先行ページの後端がk回目の用紙搬送動作(搬送駆動ローラ31の正転動作)の途中で用紙後端センサ15により検出されることを示している(図8のd時点)。また、この検出後に先行ページに対する最初の記録ヘッド38の主走査が、k+1回目の主走査であることを示している。また符号Tf1は、先行ページの後端検出時(図8のd時点)からk回目の用紙搬送動作終了時(図8のe時点)までの時間を示しており、符号Tcは、k+1回目の主走査に要する時間を示している。
給紙カセット20にセットされた用紙が最大枚数である場合と最小枚数である場合とでは給送経路長が異なるため、仮にピックアップローラ22の回転速度が用紙セット枚数に拘わらず一定であると、先行ページのk+1回目の用紙搬送動作を開始する際(図8のg時点)における媒体間距離Lgにばらつきが生じることとなる。
そこで最小セット枚数時の給送経路長を基準として、次ページの所定位置までの先行給送が時間[Tf1+Tc]以内に完了する様に(図8のg時点までに完了する様に)、ピックアップローラ22の回転速度を決定する。但し、時間Tf1については、予め求めることが困難であるので、実際には時間Tc以内に次ページの先行給送目標位置までの給送が完了する様に、ピックアップローラ22の回転速度を決定する。
ここで先行給送目標位置までの給送経路長は、本実施形態においては図3の[Lp+Ld]であり、符号Lpは最小セット枚数時の用紙先端から用紙先端センサ16までの経路長を、符号Ldは用紙先端センサ16から、リタードローラ21(リタードローラ21と中間ローラ24とのニップ点)のやや上流側の位置までの経路長を示している。
尚、経路長Ldは、本実施形態ではピックアップローラ22(ASFモータ43)の減速停止制御に必要な距離に設定されていて、換言すれば次ページ先端を用紙先端センサ16が検出してからピックアップローラ22の減速停止制御を開始した結果、経路長Ldを超えて停止しないような用紙給送速度(用紙先端がリタードローラ21と中間ローラ24とのニップ点に到達しないような速度)に設定される。
以上により、用紙先端センサ16が用紙先端を検出してから停止するまでに要する時間(ピックアップローラ22の減速停止制御に要する時間)をTΔとすると、経路長Lpにおける次ページ用紙の目標送り速度Vpは、一例として、
Vp=Lp/(Tc−TΔ)によって求められる。
図9に戻って、ASFモータ43(ピックアップローラ22)の回転を開始し(ステップS106)、用紙先端センサ106が紙無し状態から紙有り状態への変化を検出(次ページ先端の通過を検出)すると(ステップS107の肯定枝)、ASFモータ43(ピックアップローラ22)の減速停止制御を実行し(ステップS108)、変数Np(後述)をゼロリセットし(ステップS109)、先行給送動作が終了する。
一方、ピックアップローラ22の回転を開始したにも拘わらず用紙先端センサ16が次ページ先端の通過を検出しない場合(ステップS107の否定枝)、ASFモータ43(ピックアップローラ22)の回転負荷オーバーか否かを判断する(ステップS110)、ここでASFモータ43(ピックアップローラ22)の回転負荷がオーバーする場合とは、用紙無しの状態が想定できるので、リタードローラ21の下降動作を行い(ステップS112)、紙無しエラーとして先行給送モードを終了する。
尚、変数NpはASFモータ43(ピックアップローラ22)の回転負荷オーバーと判断した回数をカウントするものであり、ASFモータ43(ピックアップローラ22)の回転負荷オーバーと判断する毎にインクリメントする(ステップS111)。その結果、変数Npが所定値を超えた場合(例えば20回:ステップS113)、駆動系に何らかの異常が生じたものとみなし、フェータルエラーとして先行給送モードを終了する。
一方、ASFモータ43(ピックアップローラ22)の回転負荷オーバーではないと判断される場合(ステップS110の否定枝)、ASFモータ43の駆動ステップ数を示す変数Nをインクリメントする(ステップS114)。この変数Nが予め定めた値α2(step)を超えた場合には(ステップS115の肯定枝)、紙無しと判断し、変数Npをゼロリセットし(ステップS117)、リタードローラ21の下降動作を行い(ステップS118)、紙無しエラーとして先行給送モードを終了する。
以上のように、制御部7は、先行ページの後端が用紙後端センサ15により検出された後の所定のタイミング(基準時)までに、次ページが所定位置(先行給送目標位置)まで到達する様、ピックアップローラ22を制御するので、基準時における次ページの位置が給紙カセット20の用紙セット枚数に拘わらず同じとなり、また先行ページの処理時間(記録時間)の長短に拘わらず同じとなるので、従って先行給送モード実行後の媒体間距離Lgのばらつきを低減することができる。
また、本実施形態によれば、次ページ用紙の目標送り速度Vpは、Vp=Lp/(Tc−TΔ)によって求められるので、時間Tcが長くなるに従い、用紙給送速度が遅く設定される。即ち、時間Tcをもとにして、先行ページの後端が用紙後端センサ15により検出された後の先行ページに対する最初の記録ヘッド38の走査終了時までに、次ページの用紙が先行給送目標位置まで到達可能な範囲で、先行給送モードの実行に要する時間が伸長される。換言すれば、時間Tcをいっぱいに利用して、可能な限り用紙給送速度(ピックアップローラ22の回転速度)が遅く設定されることとなる。従って媒体間距離Lgのばらつきを低減すると同時にピックアップローラ22やその駆動機構の耐久性低下、また耳障りな騒音の発生を防止することができる。
尚、本実施形態においては、基準時(所定のタイミング)を、先行ページの後端が用紙後端センサ15により検出された後の先行ページに対する最初の主走査終了時(図8のg時点)に設定しているが、これに限られるものではなく、例えば2回目以降の主走査終了時に設定しても構わない。
本発明に係るプリンタの側断面概略図。 本発明に係るプリンタの制御部を中心とした駆動系のブロック図。 フロント給送装置から搬送ローラ対へ至る用紙給送経路の模式図。 先行給送モード実行時の用紙位置を示す図。 先行給送モード実行時の用紙位置を示す図。 先行給送モード実行時の用紙位置を示す図。 先行給送モード実行時の用紙位置を示す図。 フロント給送装置の各構成要素の動作タイミングを示すチャート図。 先行給送モードの内容を示すフローチャート。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 フロント給送装置、4 記録部、5 搬送ローラ対、6 排出ローラ対、8 制御部(制御手段)、11 給送ローラ、12 ホッパ、13 リタードローラ、14 用紙戻しレバー、15 用紙後端センサ(第1検出手段)、16 用紙先端センサ(第2検出手段)、17 搬送ローラ前用紙センサ(第3検出手段)、20 給紙カセット、20a 分離斜面、21 リタードローラ、22 ピックアップローラ、23 揺動部材、23a 揺動軸、24 中間ローラ、
25 アシストローラ、28 用紙戻しレバー、31 搬送駆動ローラ31 搬送従動ローラ、35 紙案内前、36 キャリッジ、37 キャリッジガイド軸、38 記録ヘッド、39 排出駆動ローラ、40 排出従動ローラ、41 CRモータ、42 PFモータ、43 ASFモータ、44 ASFサブモータ、45 回転量検出手段、46 キャリッジ位置検出手段、P 記録用紙

Claims (6)

  1. 被記録媒体をセット位置から送り出す給送手段と、
    被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    前記給送手段から下流側の位置において被記録媒体後端の通過を検出する第1検出手段と、
    先行ページの後端が前記第1検出手段により検出されると、先行ページの記録完了を待たずに次ページの被記録媒体をセット位置から所定位置まで送る先行給送モードを実行する際に、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の所定のタイミングまでに、次ページの被記録媒体が前記所定位置まで到達する様前記給送手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記記録ヘッドが、走査方向に移動しながら被記録媒体に記録を行うものであり、
    前記所定のタイミングが、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の当該先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査終了時であり、
    前記所定位置が、先行ページの後端と次ページの先端との間の距離が前記先行給送モード実行前の前記距離より短い距離Lgを形成する位置であり、
    前記先行給送モード実行後、前記距離Lgを維持しながら先行ページと次ページとを同期送りする、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記制御手段は、前記先行給送モードの実行前に、記録データをもとにして先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査に要する時間Tcを求め、
    前記時間Tcをもとにして、前記給送手段を制御する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記制御手段は、前記時間Tcをもとにして、先行ページの後端が前記第1検出手段により検出された後の先行ページに対する最初の前記記録ヘッドの走査終了時までに次ページの被記録媒体が前記所定位置まで到達可能な範囲で、前記先行給送モードの実行に要する時間を伸長する、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記第1検出手段の上流側に、被記録媒体先端の通過を検出する第2検出手段を備え、
    前記先行給送モードにおいて前記制御手段が、前記第2検出手段による次ページ先端の検出情報をもとに、前記給送手段を制御して次ページの被記録媒体を前記所定位置に位置決めする、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記同期送りの開始前に、前記距離Lgを求め、
    前記距離Lgが予め定めた許容距離Lminより短い場合には、次ページの送りを停止しつつ先行ページの送りを行うことによって前記距離Lgを前記許容距離Lmin以上としてから先行ページと次ページとを同期送りする、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4または請求項5において、前記給送手段の下流側に、先行ページと次ページ以降とを分離する分離手段を備え、
    前記第1検出手段が、前記分離手段の下流側に設けられ、
    前記第2検出手段が、前記分離手段の上流側に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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