JP2001278472A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2001278472A
JP2001278472A JP2000090131A JP2000090131A JP2001278472A JP 2001278472 A JP2001278472 A JP 2001278472A JP 2000090131 A JP2000090131 A JP 2000090131A JP 2000090131 A JP2000090131 A JP 2000090131A JP 2001278472 A JP2001278472 A JP 2001278472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roller
timing
feeding device
sheet feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000090131A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Nakamura
彰浩 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000090131A priority Critical patent/JP2001278472A/ja
Publication of JP2001278472A publication Critical patent/JP2001278472A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離機構でシートが分離された状態であるか
どうか、シートがカセット内にあるかどうかにかかわら
ず、ジャム率の低い、ループ量の一定したシート搬送を
実現するシート給送装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体1内に組み込まれたシ
ート給送装置100は、用紙(シート)を保持するカセ
ット2、同用紙カセット2から電子写真形成部8にシー
トを搬送する搬送路R、並びに同搬送路Rに沿って設け
られたフィードローラ4、リタードローラ5、及びレジ
ストローラ6を備える。またシート給送装置100は、
紙分離状況検知手段(シート位置センサ)12及びレジ
ストローラ前センサ13の2つのセンサを備える。これ
ら各種構成部材の動作を統括制御するCPU20は、各
センサ12,13の検出結果に基づきフィードローラ
5、レジストローラ6各々の回転開始時刻を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
いてシートの分離給送を行う各ローラ機構の制御構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られているこの種のシート給
送装置、及びこれを備えた画像形成装置を図10に示
す。
【0003】1は画像形成装置本体、2は用紙(シー
ト)を保持するカセット、3はピックアップローラ、4
はフィードローラ、5はリタードローラ、6はレジスト
ローラ、7は搬送ローラ、8は電子写真画像形成部、9
は画像定着部、10は排紙トレイ、11は画像形成制御
基板、13はレジスト前センサである。画像形成制御基
板11上には、画像形成及びシート搬送を制御するCP
U20が設けられている。
【0004】各構成部材の配置について: ピックアップローラ3は、カセット2内の給送すべきシ
ートに常に当接しているように配置されている。シート
搬送路上で次にフィードローラ4が配置されている。フ
ィードローラ4と一対になるようにリタードローラ5が
配置されている。シート搬送路上であって、レジストロ
ーラ6の前(シート搬送方向上流)でシートの搬送状態
を検知するためにレジスト前センサ13を配置する。以
下、レジスト前センサ13をRegSns13とも表記す
る。また、シート搬送路上で次にレジストローラ6が配
置されている。
【0005】ピックアップローラ3の動作について:フ
ィードローラ4、リタードローラ5、及びピックアップ
ローラ3は、同一の回転方向に回転するように構成され
ている。
【0006】レジストローラ6の動作について:このレ
ジストローラ6は、前述のピックアップローラ3、フィ
ードローラ4、リタードローラ5とは、相互に独立した
タイミングで回転できるように構成されている。
【0007】ピックアップローラ3の機能について:ピ
ックアップローラ3は、シートの蹴り出し(送り出し)
を行う。
【0008】リタードローラ4の機能:リタードローラ
4はいわゆる分離機構の一部を構成し、シート搬送方向
とは逆方向の回転力を与えられることによってシートを
分離する機能を有する。
【0009】RegSns13の機能について:RegSns1
3は、シートの搬送状況を監視し、(特にシートの先端
を検知することにより)レジストローラ6へのシートの
到達時間を予測し、ループ(シートのたわみ)を形成
し、シート搬送を続行するためのタイミングを形成す
る。
【0010】レジストローラ6の機能について:レジス
トローラ6は、回転を停止した状態で、シートの先端を
当接させ、ループ(シートのたわみ)を形成し、シート
の姿勢を安定させる機能を発揮する。シートが連続で給
送された場合のN枚目の状態をタイミングチャートに表
記する。前のシートとは、N−1枚目のシートを指す。
【0011】次に、図11には、シート搬送の動作のタ
イミングチャートを示す。N−1枚目のシートの後端が
抜けていってから、N枚目の給送がスタートし、シート
の先端がシート位置センサ12、RegSns13を「O
N」しながら、フィードローラ4、レジストローラ6を
通過する様子を示す。
【0012】なお、同タイミングチャート中の各パラメ
ータが意味するところは、以下に示す通りである。
【0013】TM1:印字命令受信時刻 TM2:RegSns13「OFF」検知タイミング(N−
1枚目の後端が抜けたことを確認するタイミング) TM3:ピックアップローラ3の回転開始時刻 TM4:RegSns13、すなわち、「ON」検知タイミ
ング(N枚目の先端がセンサを「ON」するタイミン
グ) TM5:シート先端(N枚目)がレジストローラ6に到
着するタイミング TM6:レジストローラ6回転開始時刻 Tb50:(50mm−(カセット先端からRegSnsま
での距離))/(搬送速度);なお、Tb50は、前の
シートと今回給送するシートの間隔が50mmとなるよ
うに計算された固定値である。
【0014】 TbReg:RegSNS13が「ON」するまでの時間
(シートの先端がRegSns13に到達した時間;シート
の搬送状況により変化する。) TbLoop:BetTime1+LoopTime1;なお、BetT
ime1は、レジストローラとレジストローラ前センサ間
の距離を搬送するのに必要な時間である。LoopTime1
は、ループを形成するのに必要な時間である。BetTim
e1とLoopTime1は、ともに固定値なので、TbLoop
も固定値となる。
【0015】ここで、図11のタイミングチャートに従
い動作するCPU20の動作について、同図11のタイ
ミングチャート及び図12のフローチャートを併せ参照
して説明する。
【0016】印字命令を受信したCPU20は、RegS
ns13の「OFF」を検知し、前のシート(N−1枚
目)が通過したことを確認する(S1,S2,S3)。
【0017】前のシートと今回給送するシートの間隔が
50mmとなるようにTb50を計算し、TM3を決定
する(S4)。
【0018】時刻がTM3となったことを確認すると
(S5)、CPU20は、ピックアップローラを回転開
始させることによりシートの搬送を開始させる(S2
0)。
【0019】ピックアップローラの回転とフィードロー
ラ4及びリタードローラ5との回転とは相互に一致する
ように制御される。
【0020】搬送を開始したシートは、フィードローラ
4及びリタードローラ5の機能によって1枚毎に分離さ
れ、その搬送が続行される。
【0021】CPU20は、シート先端がRegSns13
に到達したかどうかを監視し、その到達時刻をTM4と
して認識する(S9)。
【0022】CPU20は、レジストローラ6の回転開
始時刻(TM6)を計算する(S1O)。以下、この計
算内容について説明する。
【0023】先ず、レジストローラ6とRegSns13と
の距離をシートが設計上の速度で搬送されると想定し
て、この間のシートの移動時間を計算する。この時間を
BetTime1という。また、レジストローラ6における
ループ量をシートが設計上の速度で搬送されると想定
し、所望のループ形成に必要十分な時間を計算する。こ
の時間をLoopTime1という。レジ回転開始時刻をTM
6とすると、TM6は、「TM6=TM4+BetTime
1+LoopTime1」といった計算式に基づいて計算され
る。なお、(BetTime1+LoopTime1)の部分は、
給送を続行している間は、固定値となる。
【0024】そこでCPU20は、時刻がTM6となる
まで待機し(S11)、その後レジストローラ6の回転
をスタートする(S12)。
【0025】上記の方法により、シートが設計上の速度
とまったく同一の速度で搬送された場合には、設計上期
待されるループ量のループが形成される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、分離機構でシートが分離された状態であ
るかどうか、シートがカセット内に残留している状態で
あるかどうかにより、シートの搬送速度や、シートの先
端のスタート位置が変化するため、ループ量が設計値よ
りも増大し、シートにしわが発生したり、搬送音が増大
したり、シートが折れてしまう問題があった。
【0027】以下、この問題について詳述する。
【0028】分離機構でシートが分離された状態をCas
e1という。シートがカセット内に残留している状態を
Case2という。上記従来の装置では、Case1のシート
搬送速度は、Case2のシート搬送速度よりも速い。
【0029】Case1は、リタードローラ上にもう一枚
のシートがあり、そのシートの上を給送すべきシートが
滑っていくので、フィード方向と逆向きに働く力は、摩
擦力のみとなる。
【0030】Case2は、リタードローラに組み込まれ
たトルクリミッタの値が給送されるシートに対して、フ
ィード方向と逆向きに働く力となる。一般的には、シー
トとシートの動摩擦力よりもトルクリミッタの値が大き
いので、Case1のシート搬送速度が大きくなる。
【0031】従って、Case1では、実際のシートがRe
gSns13の位置からレジストローラ6に到達する時間
がCase2に比べて短い。
【0032】しかし、こうした従来の装置では、RegS
ns13「ON」を検知後(シートの先端を発見した
ら)、一定の時間(BetTime1+LoopTime1)経過
した後にレジストローラ6の回転を開始させることとな
る。
【0033】従って、Case1では、ループ量が必要以
上に増大する。すなわちループ量が設計値よりも増大す
ると、シートにしわが発生したり、搬送音が増大した
り、シートが折れてしまう問題があった。
【0034】図13には、Case1におけるタイミング
チャートを示す。
【0035】予測したTM5と実際のTM5のずれ分が
そのままループ量の変化となっていることがわかる。
【0036】また、上記従来の装置では、シート搬送全
体のスループットが、シートとシートの間隔が一定でな
いため安定しないという問題があった。
【0037】以下に問題の発生状況を詳述する。
【0038】Case1とCase2とでは、シートの先端位
置が異なるために、ピックアップローラ3(フィードロ
ーラ4,リタードローラ5と同一タイミング)の回転が
開始してからRegSns13が「ON」するまでの時間が
異なる。
【0039】Case1においてRegSns13が「ON」
となる時刻は、Case2においてRegSnsが「ON」と
なる時刻よりも早くなる。
【0040】その後、一定の時間(BetTime1+Loop
Time1)が経過した後にレジストローラが回転を開始
する。
【0041】すなわち、ピックアップローラが回転して
から、レジストローラの回転がスタートするまでの時間
が異なる。従って、前のシートと給送されたシートの間
隔が異なるように制御される。
【0042】シート搬送全体のスループットは、シート
とシートの間隔が一定でないため安定しないという問題
があった。
【0043】例えば図14には、Case1及びCase2の
シート間隔の状態を示す。
【0044】同図14によるように、Case2と比べ、
Case1ではシート間隔が短くなっている。
【0045】また上記従来の装置では、ジャムが発生し
やすいという問題もあった。
【0046】すなわち、上記の説明にあるようにCase
1とCase2では、シートとシートの間隔が異なる。Ca
se1の場合は、Case2の場合に比較してシート間隔が
せまいため、シート搬送路上に配置されたセンサが正常
に反応せず、常に「ON」や常に「OFF」の状態にな
ったりする状態が発生することがある。そのためシート
の先端や後端が検知できなくなる。そのため、シート搬
送においてジャムを発生するという問題があった。
【0047】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、分離機構で
シートが分離された状態であるかどうか、シートがカセ
ット内にあるかどうかにかかわらず、ジャム率の低い、
ループ量の一定したシート搬送を実現するシート給送装
置を提供することにある。
【0048】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、シートを積載するシート積載手段
と、シートを搬送する搬送路と、前記シート積載手段に
積載されたシートを前記搬送路に送り出すピックアップ
ローラと、互いに逆回転するローラ対を備え前記ピック
アップローラにより送り出されたシートを該ローラ対の
ニップ部にて一枚ずつ分離する分離機構と、前記搬送路
上であって前記ニップ部よりもシート搬送方向下流の姿
勢制御位置にてシートにループを形成することによって
同シートの給送方向の姿勢を制御したのち搬送するレジ
ストローラとを備え、積載されたシートを順次分離給送
するシート給送装置において、前記ニップ部に設けられ
シート先端の到達を検知する第1の検知手段と、前記ニ
ップ部及び前記姿勢制御位置の間に設けられて同シート
後端の通過を検知する第2の検知手段と、前記第2の検
知手段によって検知されるシート後端の通過タイミング
と前記第1の検知手段によって検知される後続シート先
端の到達タイミングとに基づいて、前記ピックアップロ
ーラと前記分離機構に備えられたローラ対とによる前記
後続シートの分離給送動作を制御する動作制御手段、及
び前記第2の検知手段によって検知されるシート後端の
通過タイミングと前記第1の検知手段によって検知され
る後続シート先端の到達タイミングとに基づいて、前記
レジストローラによる前記後続シートの搬送開始タイミ
ングを制御するタイミング制御手段のうち少なくとも一
方の制御手段とを備えることを要旨とする。
【0049】また、前記動作制御手段は、少なくとも前
記ピックアップローラと前記分離機構に備えられたロー
ラ対とによる回転動作の速度を制御するのがよい。
【0050】また、前記動作制御手段は、少なくとも前
記ピックアップローラと前記分離機構に備えられたロー
ラ対とによる回転動作の動作開始タイミングを制御する
のがよい。
【0051】また、第2の発明は、シートに画像を形成
する画像形成装置として、上記構成からなるシート給送
装置を備えることを要旨する。
【0052】上記構成によれば、例えば、第1のセンサ
のオン(「ON」)及びオフ(「OFF」)により、シ
ートが分離機構のところまで給送されているか、カセッ
ト内に残留しているかどうかを検出(認識)する。そし
て、分離機構の位置にシートがある場合には、カセット
内に残留している場合よりも、フィードローラ、リター
ドローラの回転速度が90%となるように制御すること
ができる。
【0053】こうした制御態様を適用することにより、
安定したスループットが実現できるようになる。
【0054】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
をレーザビームプリンタ、及びこれに内蔵されるシート
給送装置に適用した第1の実施形態について、図面を参
照して説明する。
【0055】図1は、本実施形態のレーザビームプリン
タ(以下、プリンタという)の内部構造を概略的に示す
側断面図である。
【0056】画像形成装置本体(プリンタ)1には、電
子写真画像形成部8とシート給送装置100とが組み込
まれている。シート給送装置100は、用紙(シート)
を保持するカセット(シート積載手段)2、同カセット
2から電子写真画像形成部8にシートを給送(搬送)す
るための搬送路R、同搬送路Rに沿って設けられたピッ
クアップローラ(送り出し手段)3、フィードローラ
4、リタードローラ(分離機構の一部)5、レジストロ
ーラ(姿勢制御手段)6、シート分離状況検知手段(シ
ート位置センサ;第1の検知手段)12、及びレジスト
前センサ(第2の検知手段)13等を備えて構成され
る。
【0057】画像形成装置本体1には、この他、搬送ロ
ーラ7、画像定着部9、排紙トレイ10、画像形成制御
基板11等が組み込まれている。なお、本実施形態にお
いてはプリンタ本体を意味することとなる画像形成装置
本体1は、FAXや、複写機等他の画像形成装置であっ
ても構わない。
【0058】カセット2は、シートを積載・保持するも
のである。ピックアップローラ3は、シートに常に当接
しているものであり、またその回転方向及び回転速度
は、フィードローラ4とリタードローラ5とで完全に一
致している。
【0059】シートの給送は、ピックアップローラ3、
フィードローラ4、リタードローラ5の回転を開始する
ことによりスタートする。リタードローラ5は、シート
搬送方向と逆転する方向に力を加えられており、トルク
リミッタの働きにより、シートを1枚のみ搬送している
場合には、搬送方向に回転するようにしてある。
【0060】レジストローラ6は、回転を停止した状態
で、シートの先端を当接させ、ループ(シートのたわ
み)を形成し、シートの姿勢を安定させる機能を発揮し
ている。
【0061】搬送ローラ7は、レジストローラ6により
姿勢の安定したシートを受け取り、画像形成部に搬送す
る。12のシート分離状況検知手段は、分離機構により
シートが分離されているかどうかを判別する位置に配置
された第1のセンサである。
【0062】13のレジスト前センサは、レジストロー
ラの前の第2センサである。レジスト前センサ13をR
egSns13とも表記する。
【0063】ピックアップローラ3、フィードローラ
4、リタードローラ5の速度は、画像形成制御基板上の
CPU20が制御している。ピックアップローラ3、フ
ィードローラ4、及びリタードローラ5は、後述の給送
モータ14で回転させる。レジストローラ6の回転のス
タート停止は、画像形成制御基板上のCPU20が制御
している。CPU20とレジストローラ6の回転制御部
との接続態様は、図2に示す。
【0064】図示されない外部装置(パソコン等)から
通信インタフェイス(通信I/F)を介して、制御基板
11と外部装置とが接続されている。外部装置とは、印
字すべき画像データを処理し、画像形成装置本体に対し
て、印字すべきデータを送信するものである。外部装置
は、パソコン、大型コンピュータ、プリンタサーバー等
が含まれる。通信I/F部分は、画像形成装置本体内に
組み込まれる場合や、パソコン側に持たせる場合があ
る。接続方法には、プリンタケーブルによる接続のほか
に、10Base−Tなどのネットワークケーブルや、I
rda等各種の接続方法が提案されている。
【0065】上記構成において、制御基板11は、上述
の外部装置からの印字命令に従って、シートの給送を開
始する。シートの給送開始とは、ピックアップローラ
3、フィードローラ4、リタードローラ5の回転開始を
意味する。給送を開始する時点で、センサ12の出力か
ら、シートの先端位置が分離機構(リタードローラ5等
によって構成される分離機構)にあるかカセット内に残
留しているかどうかを検知する。センサ12は、フィー
ドローラとリタードローラのニツプ位置に配置されてい
る。センサ12が「ON」の状態にあること、すなわち
シートがあるということは、シートの先端が分離機構内
に存在することを意味する。
【0066】センサ12が「OFF」の状態にあるこ
と、すなわちシートがないということは、シートの先端
がカセット内に残留していることを意味する。
【0067】センサ12の出力に応じて、フィードロー
ラ4リタードローラ5(ピックアップローラも含む)の
回転速度を変化させる。センサ12が「OFF」の状態
にある場合には、フィードローラ4の回転速度をシート
搬送の設計値と完全に一致させる。センサ12が「O
N」の状態にある場合には、フィードローラ4の回転速
度を、センサ12が「OFF」の状態にある場合の回転
速度の90パーセントとする。
【0068】図2は、CPU20と入出力要素との関連
を概略的に示す構成図である。
【0069】同図2示すように、制御基板11にCPU
20がある。CPU20は、シートの搬送の制御だけで
はなく、画像形成の制御も同時に実行する。
【0070】CPU20は、制御プログラムが格納され
ているROM(読み取り専用の不揮発性メモリ)と、変
数を処理するRAM(読み書きの可能な揮発性メモリ)
とを備えて構成されている。
【0071】センサ12の出力端子は、CPU20の入
力ポートに接続されている。RegSns13は、入力ポー
トに接続されている。出力ポートには、給送モータ14
の回転「ON」/「OFF」制御部が接続されている。
給送モータ14を回転させることにより、ピックアップ
ローラ3、フィードローラ4、リタードローラ5が回転
する。D/Aポート(デジタルーアナログ変換出力ポー
ト)には、給送モータ14の回転速度制御部が接続され
ている。
【0072】アナログ電圧の大小により回転速度がリニ
アに変化するように回転速度制御部が作られている。出
力ポートには、レジストローラ6の回転制御部が接続さ
れている。
【0073】図3は、本実施形態の画像形成装置本体1
に組み込まれた各種構成部材の動作態様を示すタイミン
グチャートである。このタイミングチャートは、連続で
給送された場合のN枚目に着目して表されたものであ
る。なお、前のシートとは、N−1枚目のシートのこと
を意味する。
【0074】また、同タイミングチャート中の各パラメ
ータが意味するところは、以下に示す通りである。 TM1:印字命令受信 TM2:RegSns13「OFF」検知タイミング(N−
1枚目の後端が抜けたことを確認するタイミング) TM3:ピックアップローラ3の回転開始時刻 TM4:RegSns13「ON」検知タイミング(N枚目
の先端がセンサを「ON」するタイミング) TM5:シート先端(N枚目)がレジストローラ6に到
着するタイミングTM6:レジストローラ6回転開始時
刻 Tb50:(50mm−(カセット先端からRegSnsま
での距離))/(搬送速度) Tb50は、前のシートと今回給送するシートの間隔が
50mmとなるように計算された固定値である。
【0075】TbReg:RegSNS13が「ON」する
までの時間(シートの先端がRegSns13に到達した時
間)(シートの搬送状況により変化する。) TbLoop:「BetTime1+LoopTime1」 ちなみに、BetTime1は、レジストローラとレジスト
ローラ前センサ間との距離を搬送するのに必要な時間で
ある。また、LoopTime1は、ループを形成するのに必
要な時間である。BetTime1とLoopTime1とは、と
もに固定値なので、TbLoopも固定値となる。図4
は、本実施形態におけるCPU20の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0076】以下のシーケンスは、すべてCPU20が
判断しているものである。
【0077】印字命令を受信したCPU20は、RegS
ns13の「OFF」を検知し、前のシート(N−1枚
目)が通過したことを確認する(S1,S2,S3)。
前のシートと今回給送するシートの間隔が50mmとな
るようにTb50を計算し、TM3を決定する(S
4)。時刻がTM3となったことを確認したら(S
5)、CPU20は、センサ12の状態を読み込み、給
送モータの速度を100%とすべきか、90パーセント
とすべきかを判断し、給送モータの回転をスタートさせ
る(S6,S7,S8)。
【0078】搬送を開始したシートは、フィードローラ
4とリタードローラ5との機能により、1枚ごとに分離
され搬送が続行する。CPU20は、RegS。S13が
「ON」する時刻を監視し、この時刻をTM4という
(S9)。CPU20は、レジストローラの回転開始時
刻(TM6)を計算する(S10)。
【0079】以下、この計算内容について説明する。
【0080】レジストローラ6とRegSns13との間の
距離をシートが設計上の速度で搬送されるとして、この
間のシートの移動時間を計算する。この時間をBetTim
e1という。レジストローラ6におけるループ量(距
離)をシートが設計上の速度で搬送されると想定して、
この距離(ループ量)のシートの移動時間をを計算す
る。この時間をLoopTime1という。
【0081】レジストローラ6の回転開始時刻をTM6
とすると、TM6は、 TM6=TM4+BetTime1+LoopTime1 といった計算式に基づいて計算される。
【0082】ちなみに、(BetTime1+LoopTime
1)の部分は、給送を続行している間は、固定値とな
る。
【0083】ここでCPU20は、時刻がTM6となる
まで待機し(S11)、その後レジストローラ6の回転
をスタートする(S12)。
【0084】画像形成については、(1)シート搬送と
完全に同期して実行される場合、(2)一旦シート搬送
を停止させ、画像形成を開始してからシート搬送を再開
する場合といった二通りの方法がある。
【0085】本実施形態では、シートの姿勢が安定して
いるので、上記(1)、(2)のどちらの方法を実施し
ても安定性の高いシートの給送をできるようになり、両
者間に差異のないことが発明者によって確認されてい
る。
【0086】(第1の実施形態の効果)TM4とTM5
の間に搬送される実際のシートの搬送速度が分離機構で
シートが分離されているかどうかにかかわりなく、一定
となるようにピックアップローラ3、フィードローラ
4、リタードローラ5の速度を補正しているので、CP
U20が予測したTM5の時刻に実際のシートの先端が
レジストローラ6に到着する。
【0087】従って、ループ量が設計値よりも増大する
ことがなくなり、シートにしわが発生したり、搬送音が
増大したり、シートが折れてしまう問題が解決される。
【0088】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に
説明する。なお、当該第2の実施形態は、第1の実施形
態にかかる画像形成装置及びこれに内蔵されたシート給
送装置とその基本的なハードウエア構成を同じくするた
め、各構成部材について、第1の実施形態と同等も構造
や機能を有するものについては同一の符号を付し、ここ
での重複する説明は省略する。
【0089】図5は、本実施形態の画像形成装置本体1
に組み込まれた各構成部材の動作態様を示すタイミング
チャートである。なお、同タイミングチャート中の各パ
ラメータが意味するところは、以下に示す通りである。
【0090】TM1:印字命令受信 TM2:RegSns「OFF」検知タイミング TM3:ピックアップローラ回転開始時刻 TM4:RegSns「ON」検知タイミング TM5:シート先端がレジローラに到着するタイミング TM6:レジローラ回転開始時刻 Tb50:(50mm−(カセット先端からRegSnsま
での距離))/(搬送速度) TbCasToRo1:(カセット先端からリタードローラま
での距離)/(搬送速度) TbReg:RegSNSが「ON」するまでの時間(各シ
ートの搬送状況により変化する。) TbLoop:BetTime1+LoopTime1(ループ形成に
必要な時間) なお、TbLoopは固定値である。
【0091】図6は、第2の実施形態におけるCPU2
0の処理手順を示すフローチャートである。
【0092】本実施形態で適用されるCPU20の処理
手順は、先の第1の実施形態において説明したフローチ
ャート(図4)とは、S15,S16が追加されている
点で異なる。すなわち、もし、センサ12が「ON」の
状態にあれば、シートは分離機構部分にあると判断でき
るので、フィードローラ4及びリタードローラ5の回転
開始時刻を遅らせる。遅らせる値(時間)は、分離機構
とカセットの先端までの距離との間をシートが設計上の
速度で搬送されると想定して計算した時間(TbCasTo
Ro1)である。実際の時刻計算は、以下のようにして行
う。
【0093】センサ12が「OFF」の状態にある場合
のフィードローラ4及びリタードローラ5の回転開始時
刻は、これから給送すべきシートの先端がカセット内に
いるとして、さらに、給送すべきシートとその前を搬送
しているシートの間隔が50mmとなるように決定す
る。
【0094】すなわち、時刻TM3は、 TM3=ThI2+Tb50 といった計算式に基づいて計算されることとなる。
【0095】センサ12が「ON」の状態にある場合の
フィードローラ4及びリタードローラ5の回転開始時刻
は、これから給送すべきシートの先端が分離機構内にい
るとして、さらに、給送すべきシートとその前を搬送し
ているシートの間隔が50mmとなるように決定する。
【0096】すなわち、時刻TM3は、 TM3=TM2+Tb50+TbCasToRo1 といった計算式に基づいて計算されることとなる。
【0097】図7は、本実施形態における実際のシート
のタイミングチャートである。
【0098】RegSns13の「OFF」を検知してか
ら、ピックアップローラ3が回転を開始するまでの時間
がCase1とCase2で異なるように制御されている。結
果として前のシートと給送されたシートの間隔がCase
1とCase2で等しくなっていることがわかる。
【0099】(第2の実施形態の特有の効果)本実施形
態では、シートの先端の位置を検出し、フィードローラ
4リタードローラ5およびピックアップローラ3の回転
開始のタイミングを変更しているので、常に、給送すべ
きシートとその前を搬送しているシートの間隔が50m
mとなるようシート搬送が実行される。従って、安定し
たスループットが得られる。
【0100】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に
説明する。なお、当該第3の実施形態は、第1の実施形
態にかかる画像形成装置及びこれに内蔵されたシート給
送装置とその基本的なハードウエア構成を同じくするた
め、各構成部材について、第1の実施形態と同等も構造
や機能を有するものについては同一の符号を付し、ここ
での重複する説明は省略する。
【0101】図8は、第3の実施形態におけるCPU2
0の処理手順を示すフローチヤートである。
【0102】本実施形態で適用されるCPU20の処理
手順は、S17が追加された一方、S6の部分が削除さ
れ、更にS9とS10の間にS18,S19が追加され
ている点で、先の第1の実施形態で説明したもの(図
4)とは異なる。
【0103】すなわち、本実施形態では、前のシートの
後端を検知したS3のステップの直後においてセンサ1
2の状態を変数MEM12に保存する(S17)。
【0104】次に、第1の実施形態では、センサ12の
出力で、給送モータの回転速度を変化させていたが、第
3の実施形態では、給送モータの回転速度は、100%
のみの一種類とした(S7)。
【0105】本実施形態では、記憶されていたセンサ1
2の状況に応じて、レジストローラの回転開始時刻TM
6に補正をかける。
【0106】そして、MEM12が「ON」であった場
合には、以下の計算を実行する。
【0107】すなわち、レジストローラにおけるループ
量(2mm)をシートが設計上の速度で搬送されると想
定して、同距離(ループ量)の移動にかかるシートの移
動時間を計算する。この時間をLoopTime1という。レ
ジストローラとレジストローラ前センサとの間の距離
を、シートが設計上の速度で搬送されると想定してし
て、この間のシートの移動時間を計算する。この時間を
BetTime1という。
【0108】すなわち、TbLoopは、 TbLoop=LoopTime1+BetTime1 といった計算式に基づいて計算される。
【0109】また、Tb2Loopを、シートが1mm搬
送する時間であると想定すると、TM6は、 TM6=TM4+TbLoop−Tb2Loop といった計算式に基づいて計算される。
【0110】上記の計算により、目標のループ量を1m
m小さくすることができる(S19)。
【0111】図9は、本実施形態における画像形成装置
本体1の各構成部材の動作態様を示すタイミングチャー
トである。
【0112】同図9に示すように、センサ12が「O
N」の状態にある場合には、TM6がTM4に近づく。
実際のシートは、センサ12が「ON」の状態にある場
合には、搬送速度が速くなる。
【0113】従って、TM6のタイミングが速くなって
いるCPU20の予測と現実のシートの搬送状態が一致
し、ループ量が一定となる。
【0114】(第3の実施形態の特有の効果)第3の実
施形態では、シートの先端の位置をセンサ12の「O
N」/「OFF」状態により検出し、CPU20がルー
プ量を補正している。これにより、実際のシートの位置
及び状態と、CPU20が認織しているシートの位置及
び状態とを一致させることが可能となるため、安定した
シート搬送が実行できるようになる。また本実施形態に
よれば、給送モータの回転速度を変化させる必要がない
ので、モータの駆動回路を安価に作成することが可能と
なる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給送を開始する前のシートの発端位置に応じ、(1)フ
ィードローラおよびリタードローラの速(2)フィード
ローラの回転時刻(3)レジストローラ回転時刻を補正
できるようになり、もって安定したシート搬送を実現で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるシート給送装置を備え
た画像形成装置の内部構造を概略的に示す側断面図。
【図2】第1の実施形態におけるCPUの接続態様を概
略的に示す構成図。
【図3】第1の実施形態における画像形成装置の各構成
部材の動作態様を示すタイミングチャート。
【図4】第1の実施形態におけるCPUの処理手順を示
すフローチヤート。
【図5】第2の実施形態における画像形成装置の各構成
部材の動作態様を示すタイミングチャート。
【図6】第2の実施形態におけるCPUの処理手順を示
すフローチャート。
【図7】第2の実施形態における画像形成装置の各構成
部材の動作態様を示すタイミングチャート。
【図8】第3の実施形態におけるCPUの処理手順を示
すフローチヤート。
【図9】第3の実施形態における画像形成装置の各構成
部材の動作態様を示すタイミングチャート。
【図10】従来の画像形成装置の内部構造を概略的に示
す側断面図。
【図11】従来の装置の各構成部材の動作態様を示すタ
イミングチャート。
【図12】従来の装置に備えられるCPUの処理手順を
示すフローチャート。
【図13】従来の装置の各構成部材の動作態様を示すタ
イミングチャート。
【図14】従来の装置の各構成部材の動作態様を示すタ
イミングチャート。。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 カセット(シート積載手段) 3 ピックアップローラ(送り出し手段) 4 フィードローラ 5 リタードローラ(分離機構の一部) 6 レジストローラ(姿勢制御手段) 11 制御基板 12 シート位置センサ(第1の検知手段) 13 レジスト前センサ(第2の検知手段) 20 CPU 100 シート給送装置 R 搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F102 AA01 AB01 BA02 BB02 CB01 DA08 EA03 FA04 FA08 3F343 FA02 FB01 FC03 GA01 GB01 GC01 GD01 JA01 JD09 JD34 KB04 KB05 KB06 KB20 LC09 MA03 MA13 MA14 MA15 MA54 MC08 MC09 MC23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを積載するシート積載手段と、シー
    トを搬送する搬送路と、前記シート積載手段に積載され
    たシートを前記搬送路に送り出すピックアップローラ
    と、互いに逆回転するローラ対を備え前記ピックアップ
    ローラにより送り出されたシートを該ローラ対のニップ
    部にて一枚ずつ分離する分離機構と、前記搬送路上であ
    って前記ニップ部よりもシート搬送方向下流の姿勢制御
    位置にてシートにループを形成することによって同シー
    トの給送方向の姿勢を制御したのち搬送するレジストロ
    ーラとを備え、積載されたシートを順次分離給送するシ
    ート給送装置において、 前記ニップ部に設けられシート先端の到達を検知する第
    1の検知手段と、 前記ニップ部及び前記姿勢制御位置の間に設けられて同
    シート後端の通過を検知する第2の検知手段と、 前記第2の検知手段によって検知されるシート後端の通
    過タイミングと前記第1の検知手段によって検知される
    後続シート先端の到達タイミングとに基づいて、前記ピ
    ックアップローラと前記分離機構に備えられたローラ対
    とによる前記後続シートの分離給送動作を制御する動作
    制御手段、及び前記第2の検知手段によって検知される
    シート後端の通過タイミングと前記第1の検知手段によ
    って検知される後続シート先端の到達タイミングとに基
    づいて、前記レジストローラによる前記後続シートの搬
    送開始タイミングを制御するタイミング制御手段のうち
    少なくとも一方の制御手段と、 を備えることを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート給送装置において、 前記動作制御手段は、少なくとも前記ピックアップロー
    ラと前記分離機構に備えられたローラ対とによる回転動
    作の速度を制御することを特徴とするシート給送装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のシート給送装置にお
    いて、前記動作制御手段は、少なくとも前記ピックアッ
    プローラと前記分離機構に備えられたローラ対とによる
    回転動作の動作開始タイミングを制御することを特徴と
    するシート給送装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のうち何れか1項に記載のシ
    ート給送装置を備え、当該シート給送装置によって給送
    されたシートに画像を形成する画像形成装置。
JP2000090131A 2000-03-29 2000-03-29 シート給送装置及び画像形成装置 Pending JP2001278472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000090131A JP2001278472A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 シート給送装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000090131A JP2001278472A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 シート給送装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278472A true JP2001278472A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18605780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000090131A Pending JP2001278472A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 シート給送装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001278472A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338091A (ja) * 2001-05-10 2002-11-27 Canon Inc シート搬送装置とこの装置を備えた画像形成装置
US6978113B2 (en) 2001-11-20 2005-12-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device regulating sheet conveying timings
JP2010013199A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Brother Ind Ltd シート供給装置および画像形成装置
US7883083B2 (en) 2007-12-26 2011-02-08 Seiko Epson Corporation Method of feeding medium in recording apparatus, and recording apparatus
US8047529B2 (en) 2007-12-26 2011-11-01 Seiko Epson Corporation Method of feeding medium in recording apparatus, and recording apparatus
US8439346B2 (en) 2007-12-26 2013-05-14 Seiko Epson Corporation Method of feeding medium in recording apparatus, and recording apparatus
US8740486B2 (en) 2007-07-04 2014-06-03 Seiko Epson Corporation Recording apparatus having an advanced feed more
US9376278B2 (en) 2014-01-31 2016-06-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet-conveying apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338091A (ja) * 2001-05-10 2002-11-27 Canon Inc シート搬送装置とこの装置を備えた画像形成装置
US6978113B2 (en) 2001-11-20 2005-12-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device regulating sheet conveying timings
US8740486B2 (en) 2007-07-04 2014-06-03 Seiko Epson Corporation Recording apparatus having an advanced feed more
US7883083B2 (en) 2007-12-26 2011-02-08 Seiko Epson Corporation Method of feeding medium in recording apparatus, and recording apparatus
US8047529B2 (en) 2007-12-26 2011-11-01 Seiko Epson Corporation Method of feeding medium in recording apparatus, and recording apparatus
US8439346B2 (en) 2007-12-26 2013-05-14 Seiko Epson Corporation Method of feeding medium in recording apparatus, and recording apparatus
JP2010013199A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Brother Ind Ltd シート供給装置および画像形成装置
JP4513908B2 (ja) * 2008-07-01 2010-07-28 ブラザー工業株式会社 シート供給装置および画像形成装置
US9376278B2 (en) 2014-01-31 2016-06-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet-conveying apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3357977B2 (ja) シート状物体の搬送方法及びその装置、並びにプリンタ
US6826384B2 (en) Apparatus for a pre-registration speed and timing adjust system
JP6802647B2 (ja) 画像形成装置およびシート搬送装置
JP2001278472A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2001206583A (ja) 画像形成装置、搬送速度決定方法、及び記憶媒体
JP2002326741A (ja) 画像形成装置
US7171153B2 (en) Image forming apparatus
JP2002068520A (ja) 用紙搬送装置
JP3824037B2 (ja) 電子写真印刷装置の転写制御方法
US10254701B2 (en) Paper correction apparatus, image forming system and non-transitory computer readable medium on which paper correction program is recorded
US7328898B2 (en) Image forming apparatus including timing determination unit, and corresponding sheet feeding method
US20120076564A1 (en) Image forming apparatus having preregistration mechanism
US6883800B2 (en) Paper convey method and device in image forming apparatus
JP2002029649A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US9994050B1 (en) Sheet conveying system and image forming system
JPH1111707A (ja) 給紙装置
JP2963717B2 (ja) シート材供給装置
JP3140153B2 (ja) シート搬送装置の制御方法
JP3403577B2 (ja) 画像形成装置
JPH10221907A (ja) 画像記録装置
JP2000335759A (ja) 給紙装置の給紙タイミング制御方法
JP4789343B2 (ja) シート搬送装置とこの装置を備えた画像形成装置
JPH086332A (ja) イメージ位置調整装置
JP2008063024A (ja) 画像形成装置及びシート供給制御方法
JP2008056407A (ja) 画像形成装置及びシート供給制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804