JP2008056407A - 画像形成装置及びシート供給制御方法 - Google Patents

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Yoshiyuki Takeda
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Abstract

【課題】給紙カセットから複数のシートが連なって給送された場合であっても、シートを1枚ずつ最適な間隔に分離してレジストローラに給送可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】本画像形成装置は、給紙カセットと、搬送路と、給紙ローラと、レジストローラと、2つのシート検出センサと、コントローラとを備える。第1のシート検出センサは給紙ローラよりも搬送方向下流に設けられ、第2のシート検出センサは第1のシート検出センサよりも下流、かつ、レジストローラよりも上流に設けられる。そして、第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されていることを判断した場合には、連なりの2枚目以後の用紙搬送を停止させ、その後、第2のシート検出センサの検出信号に基づいて連なりの1枚目の用紙が通過したことを判断した場合に、連なりの2枚目以後の用紙搬送を再開させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置のシート供給制御に関する。
従来より、給紙カセット内に装填されたシートを給紙ローラによって像担持体側に給送し、給紙ローラにより給送されてきたシートを、レジストローラによって像担持体の手前で一旦待機させ、所定のタイミングで像担持体に供給するように構成された画像形成装置のシート供給装置が知られている。
このようなシート供給装置において、複数の用紙が給紙カセットから一度に給送され、レジストローラへ複数の用紙が送られる重送給紙が発生しても、紙詰まり状態と判別せず、給紙を可能としたものが、特許文献1に記載されている。
特開平6−72592号公報
ところで、シート供給装置は、停止しているレジストローラ対のニップにシート先端を突き当て、シートを撓ませた状態で停止させることにより、シートのスキュー(シート先端の直線が、シート搬送方向に対して垂直でない状態)を補正し、トナー像がシートへ斜めに転写されることを防止している。また、レジストローラにてシート搬送を一旦停止させることにより、レジストローラより上流(給紙側)でシートの搬送が遅れた場合でも、搬送遅れを吸収し、シート先端がレジストローラから搬送開始されるタイミングを一定に保ち、これによって、像担持体上に形成されたトナー像とシートとにおける搬送方向の位置ずれ(印刷位置ずれ)を防止している。
一方、上記特許文献1記載の発明は、重送給紙が発生しても、レジストローラから1枚ずつ給紙可能としているが、用紙が複数重なった状態でスキュー補正を行うため、停止状態での用紙の撓みが緩くなり、用紙の斜行を取りきれず印刷位置ずれが生じる可能性が指摘されている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、給紙カセットから複数のシートが連なって給送された場合であっても、シートを1枚ずつ最適な間隔に分離してレジストローラに給送可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による画像形成装置は、シートを装填する給紙カセットと、給紙カセットから送り出されたシートを搬送する搬送路と、給紙カセットから搬送路へシートを送り出して搬送するための給紙ローラと、搬送路を搬送されてきたシートを一旦停止させ、像担持体の回転とタイミングを合わせて像担持体に供給するレジストローラと、給紙ローラよりも搬送方向下流に設けられ、シートが連なって搬送されていることを検出する第1のシート検出センサと、第1のシート検出センサよりも搬送方向下流、かつ、レジストローラよりも搬送方向上流に設けられ、シートの通過を検出する第2のシート検出センサと、第1及び第2のシート検出センサの検出信号を受信して、前記給紙ローラ及び前記レジストローラの回転を制御するコントローラと、を備える。このとき、コントローラは、第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されていることを判断した場合には、連なりの2枚目以後の用紙搬送を停止させるべく給紙ローラの回転を停止するよう制御し、給紙ローラの回転を停止させた後、第2のシート検出センサの検出信号に基づいて連なりの1枚目の用紙が通過したことを判断した場合に、連なりの2枚目以後の用紙搬送を再開させるべく給紙ローラの回転を再開するよう制御する。
かかる発明によれば、シート搬送中に、シートを一定時間停止するためのレジストローラを備える画像形成装置において、シート供給装置の連れ出しにより2枚のシートが連なって搬送されても、1枚ずつ適度な間隔に分離することで、印刷位置ずれや紙詰まりを防止する画像形成装置を提供できるようになる。
なお、本発明において「連れ出し」とは、前頁のシートが給紙カセットから送り出されるときに、次頁がシートの摩擦力で一緒に連れ出され、次頁の供給開始位置が搬送方向下流にずれることをいう。
好適には、コントローラは、第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されていないことを判断した場合には、給紙ローラの回転を停止させず、給紙を継続するよう制御する。かかる発明によれば、連なりがない場合には、従来どおり制御すればよいので、本発明を製品化する際のコストを抑えることが可能となる。
また、コントローラは、第1のシート検出センサの検出信号が、所定時間を越えてシート有りを検出している場合に、シートが連なって搬送されていることを検知することが好ましい。かかる発明によれば、従来より使用されるシート検出センサを用いて、シートの連なりを検知できる。そのため、従来よりシート幅検出センサとして画像形成装置に組み込まれているセンサの設置位置を調整するだけで本発明に係る第1のシート検出センサを実現できる。従って、従来の画像形成装置と比較して新たな部品を追加する必要がなく、安価に実現可能である。
さらに、コントローラは、搬送路を搬送されるシートの搬送速度が一定になるよう、給紙ローラ及びレジストローラの回転を制御することが望ましい。かかる発明によれば、給紙ローラ及びレジストローラの回転を可変にする必要なく、定速で制御すればよいので、メカ機構が複雑にならないという効果がある。
また、本発明によるシート供給制御方法は、シートを装填する給紙カセットと、給紙カセットから送り出されたシートを搬送する搬送路と、給紙カセットから前記搬送路へシートを送り出して搬送するための給紙ローラと、搬送路を搬送されてきたシートを一旦停止させ、像担持体の回転とタイミングを合わせて像担持体に供給するレジストローラと、給紙ローラよりも搬送方向下流に設けられ、シートが連なって搬送されていることを検出する第1のシート検出センサと、第1のシート検出センサよりも搬送方向下流、かつ、レジストローラよりも搬送方向上流に設けられ、シートの通過を検出する第2のシート検出センサと、第1及び第2のシート検出センサの検出信号を受信して、給紙ローラ及びレジストローラの回転を制御するコントローラと、を備える装置において、シートの供給を制御する方法である。このとき、コントローラは、第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されているか否かを判断するステップと、判断の結果、連なり有りを判断した場合には、連なりの2枚目以後の用紙搬送を停止させるべく給紙ローラの回転を停止するよう制御するステップと、給紙ローラの回転を停止させた後、第2のシート検出センサの検出信号に基づいて連なりの1枚目の用紙が通過したことを判断した場合に、連なりの2枚目以後の用紙搬送を再開させるべく給紙ローラの回転を再開するよう制御するステップと、を備える。
本発明のプログラムは、本発明のシート供給制御方法の各処理ステップを画像形成装置の備えるコンピュータに実行させることを特徴とする。本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
なお、本明細書等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参酌しつつ説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の給紙装置(シート供給装置)2の概略構成を示す図である。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、画像情報に対応した静電潜像が形成される像担持体(感光体)(不図示)と、像担持体上に形成された静電潜像を顕像化して用紙に転写する作像部(不図示)と、給紙カセット4内の用紙を用紙搬送路8を介して供給する給紙装置2と、作像部にて転写されたトナー像を用紙に定着させる定着部(不図示)とを備えている。
図1に示すとおり、給紙装置2は、給紙カセット4に装填された用紙に上方から接触し、給紙カセット4内の用紙を像担持体側、すなわち、レジストローラ10側に給送するピックアップローラ(給紙ローラ)6と、ピックアップローラ6の作用によって給紙された用紙を案内する用紙搬送路8と、ピックアップローラ6と像担持体との間に配置され、ピックアップローラ6により給送されてきた用紙を、像担持体の手前で一旦に待機させ、像担持体の回転とタイミングをあわせて像担持体に供給する対のレジストローラ(搬送停止手段)10を備えている。
そして、給紙カセット4から、レジストローラ10に至る用紙搬送経路内には、第1の紙検出センサ12と、第2の紙検出センサ14が配置される。第1の紙検出センサ12は、本発明に新規な構成であり、ピックアップローラ6よりも用紙搬送方向(矢印16)下流側、かつ、第2の紙検出センサ14の搬送方向上流側に配置され、用紙搬送路8を搬送中の用紙が複数連なった状態で搬送されていることを検出する。第2の紙検出センサ14は、従来より存在する構成であり、レジストローラ10の搬送方向上流側に配置され、レジストローラ10に用紙が待機しているか否か、すなわち、レジストローラ10にて待機していた用紙が像担持体に向かって通過したか否かを検出する。そして、これら紙検出センサ12,14からの出力信号が、本発明における用紙給送制御に使用される。
それぞれの紙検出センサ12,14は、例えば、図示しないフォトインタラプタとセンサフラグとによって構成され、用紙がセンサフラグに当接してこれを回転させることによって、用紙がセンサに到達したことを検知できるようにしたものを使用できる。また、傾倒可能に設けられたスイッチによって構成され、用紙の先端が接触することにより傾倒してOFFからONに切り替わり、用紙が通過することにより元の姿勢に復帰してONからOFFに切り替わるものを使用してもよい。
また、第1の紙検出センサ12は、用紙搬送路8を搬送中の用紙の紙幅を検出する機能を兼ね備えることが好ましい。従来より、紙幅を検出する紙幅センサがレジストローラの上流に、紙検出センサ(本実施形態に係る第2の紙検出センサに相当)と並んで設置されているものが知られているが、この紙幅センサを紙検出センサよりも上流に設置することによって、従来の紙幅センサを、本実施形態に係る第1の紙検出センサ12として用いることができるようになる。
なお、図1には、次に給紙される用紙20の先端位置22が、連れ出しのため、給紙カセット4における用紙先端セット位置24よりも搬送方向下流にずれている状態を示している。
図2は、本実施形態に係る給紙装置2制御系の構成を示すブロック図である。図2に示すとおり、第1の紙検出センサ12及び第2の紙検出センサ14からの出力信号はコントローラ30に入力され、これらの紙検出センサ12,14からの出力信号等に基づいて、コントローラ30はピックアップローラ6、レジストローラ10の回転を制御する。このとき、各ローラ6,10は、メインモータMによって駆動力をうけ、コントローラ30からの信号によって、それぞれの駆動回路6a,10aを介して、クラッチ(CL)6b,10bによって各ローラのON/OFF制御がなされるように構成されている。
なお、コントローラ30は、CPU、データRAM、及びプログラムROMを備えたマイクロコンピュータを含み、予めROMに記憶されているプログラムに従って制御を行う。また、メインモータMは、コントローラ30からの信号によって、駆動回路32を介して駆動制御され、各ローラ6,10を駆動するほか、像担持体34等を駆動する。
次に、本実施形態における給紙装置2の用紙供給制御について説明する。
図3は、第1の紙検出センサ12の検出信号を示す図である。横軸に時間、縦軸に検出信号を示す。ここでは、第1の紙検出センサ12が用紙を検出したときの検出信号はロー(Low)であり、用紙を検出しないときはハイ(High)である。第1の紙検出センサ12は、ハイ信号からロー信号への切り替わり検出することにより、用紙先端が通過したことを検知し、ロー信号からハイ信号への切り替わりを検出することにより、用紙後端が通過したことを検知する。また、同図(A)は、正常時、すなわち、用紙搬送路8を用紙が1枚ずつ搬送される場合における検出信号を示している。一方、同図(B)は、用紙の連なり検出時、すなわち、用紙搬送路8を用紙が複数連なって(図3では2枚連なって)搬送される場合における検出信号を示している。
同図(A)に示すとおり、用紙が1枚ずつ搬送される場合、第1の紙検出センサ12は、用紙長に対応する時間分だけ、ロー信号を検出する。すなわち、用紙の搬送方向長さをL、用紙の搬送速度をVとすると、所定時間L/Vの間だけロー信号を検出し、その後、ハイ信号を検出することになる。
これに対し、2枚目の用紙の連れ出しにより、2枚の用紙が連なって搬送された場合には、同図(B)に示すとおり、第1の紙検出センサ12は、所定時間L/Vを経過しても、ロー信号が検出されたままの状態が続くことになる。そこで、コントローラ30は、搬送される用紙の後端が第1の紙検出センサ12を通過完了する予定のタイミングで紙有りを検出した場合に「連なり有り」を判断し、紙無しを検出した場合に「連なり無し」を判断する。すなわち、第1の紙検出センサ12が所定時間L/Vを経過してもロー信号が検出され続ける場合には、2枚あるいはそれ以上の用紙が連なって搬送されているものと判断する(連なり検出処理)。
図4は、本実施形態に係る給紙装置2の用紙供給制御のフローチャートである。なお、以後では、2枚の用紙が連なる場合について説明するが、本実施形態に係る用紙供給制御は、任意の複数の用紙が連なる場合に適用可能である。
まず、コントローラ30は、連なり検出処理を行い、第1の紙検出センサ12がロー信号を検出してから所定時間L/Vを経過してもロー信号が検出され続けているか否かを判断し(S41)、検出され続けている場合、すなわち、「連なり有り」を判断した場合には(S41:YES)、ピックアップローラ6のクラッチ6bをOFFにして、ピックアップローラ6の回転を止めて、連続搬送する2枚の用紙のうち2枚目のみを停止させる(S42)。
その後、コントローラ30が、1枚ずつ用紙を分離したことを判断した後、停止中の2枚目の用紙を搬送開始させる(S43)。このとき、コントローラ30は、第2の紙検出センサ14が、1枚目の用紙後端通過を検出したことによって、用紙を1枚ずつ適度な間隔に分離したことを判断するのが好ましい。または、コントローラ30が、搬送方向の用紙長及び搬送速度に基づいて2枚の用紙が分離されるタイミングを見積もり、「連なり有り」判断後の2枚目停止から所定時間をカウントすることによって、用紙の分離を予想するものとしてもよい。
また、ステップS41において、コントローラ30が「連なり無し」を判断した場合は(S41:NO)、ピックアップローラ6のクラッチ6bのONを継続し、連続搬送する2枚目は停止せず搬送を継続する。
図5は、本実施形態に係る給紙装置2の用紙供給制御のタイミングチャートである。横軸に時刻(時間)、縦軸に搬送距離を示す。実線51及び52はそれぞれ、搬送される1枚目の用紙の先端及び後端を示す。また、実線53及び54はそれぞれ、搬送される2枚目の用紙に連れ出しが有る場合の用紙先端及び後端を示す。破線55及び56はそれぞれ、連れ出しが無い場合の2枚目の先端及び後端を示す。
同図に示すように、所定の給紙タイミング(時刻T0)で給紙開始された用紙(1枚目)は、所定の搬送速度にて搬送され、時刻T1にて停止しているレジストローラ10に1枚目の用紙が突き当たる。用紙はここで搬送が停止され、その後時刻T2に、レジストクラッチ10bがONされ、これによってレジストローラ10が駆動され、搬送を再開する。
このレジストクラッチ10bをONした時点から次の用紙におけるレジストクラッチ10bのON時点までの時間t1(=T7−T2)が、この画像形成装置における用紙搬送の間隔であり、本実施形態では、この時間t1が常に一定になるように、つまり、一定時間間隔でレジストクラッチ10bをONすることができるように制御される。なお、制御可能範囲を超えてしまい一定時間間隔でレジストクラッチ10bをONできない場合には、そのずれを最小にとどめるよう制御される。
レジストローラ10を駆動して1枚目の用紙を搬送した後、所定時間経過後に、ピックアップローラ6を駆動して2枚目の搬送を開始する。ところで、図5の実線53及び54に示すように、1枚目の用紙搬送時に2枚目の用紙が一緒に連れ出された場合には、連れ出された2枚目の用紙の先端位置(図5の連れ出し位置)が規定の先端セット位置(図5の給紙開始位置)より下流にあるため、2枚目を連続給紙するときは1枚目の後端と2枚目の先端が一部重なるなど、2枚が連なって搬送される(時間T3〜T4の間)。なお、図5において2枚目の先端位置と1枚目の先端位置との距離が2枚目の連れ出し分であり、図1の位置22と24の距離に相当する。
そして、2枚目が搬送された後に、第1の紙検出センサ12の検出結果に基づいて、コントローラ30が用紙の連なりを判定する。具体的には、1枚目の用紙後端が第1の紙検出センサ12を通過する予定のタイミング(時刻T4)で、第1の紙検出センサ12が用紙の有無を検出し、「用紙有り」が検出された場合には「連なり有り」との判断をする。一方、1枚目の用紙後端が第1の紙検出センサ12を通過する予定のタイミングで「用紙無し」が検出された場合には「連なり無し」との判断をする。
そして、「連なり有り」判定の場合には、ピックアップローラ6のクラッチ6bをOFFにしてピックアップローラ6の回転を停止させ、これにより、2枚目の搬送を停止させる(実線53及び54)。このとき、1枚目の用紙は、レジストローラ10の作用によって搬送が継続されていく。そして、第2の紙検出センサ14の検出結果に基づいて、コントローラ30が1枚目の用紙が通過したことを判断した時点(時刻T5)で、ピックアップローラ6のクラッチ6bをONに切り替えてピックアップローラ6の回転を再開させ、これにより、2枚目の搬送が再開される。また、「連なり無し」判定の場合には、時刻T4でピックアップローラ6の回転を停止させることなく、2枚目の搬送を続ける。こうして、2枚目の連れ出しの有無に関わらず、時刻T6にレジストローラ10に2枚目の用紙が到達することになる。
なお、2枚の用紙の間隔は、第1の紙検出センサ12と第2の紙検出センサ14の間の搬送方向の距離によって調整可能である。
また、紙検出センサにアクチュエータ型センサを用いた場合、センサON/OFFの検出タイミングに時間差があるため、1枚目後端と2枚目先端との間隔が物理的に空いていても、紙検出センサはONのままOFFにならない場合がある。このため、アクチュエータ型センサで紙検出を行う場合には、2枚の用紙が物理的に空いていても、用紙間隔が小さい場合には、「連なり有り」とコントローラ30が判断することがある。
こうして、給紙装置2の連れ出しにより、2枚の用紙が連なって搬送されても、1枚ずつ適度な用紙間隔に分離して搬送することが可能となり、印刷位置ずれや紙ジャムを防止する安価な画像形成装置が提供可能となる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述の各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
また、本実施形態においては、用紙の供給制御について説明したが、本発明は用紙を含むシート全般の供給制御に適用可能である。
画像形成装置の給紙装置2の概略構成を示す図である。 給紙装置2の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の紙検出センサ12の検出信号を示す図である。 給紙装置2の用紙供給制御のフローチャートである。 給紙装置2の用紙供給制御のタイミングチャートである。
符号の説明
2 給紙装置(シート供給装置)
4 給紙カセット
6 ピックアップローラ(給紙ローラ)
8 用紙搬送路(搬送路)
10 レジストローラ
6a,10a 駆動回路
6b,10b クラッチ
12 第1の紙検出センサ
14 第2の紙検出センサ
30 コントローラ

Claims (7)

  1. シートを装填する給紙カセットと、
    前記給紙カセットから送り出されたシートを搬送する搬送路と、
    前記給紙カセットから前記搬送路へシートを送り出して搬送するための給紙ローラと、
    前記搬送路を搬送されてきたシートを一旦停止させ、像担持体の回転とタイミングを合わせて前記像担持体に供給するレジストローラと、
    前記給紙ローラよりも搬送方向下流に設けられ、シートが連なって搬送されていることを検出する第1のシート検出センサと、
    前記第1のシート検出センサよりも搬送方向下流、かつ、前記レジストローラよりも搬送方向上流に設けられ、シートの通過を検出する第2のシート検出センサと、
    前記第1及び第2のシート検出センサの検出信号を受信して、前記給紙ローラ及び前記レジストローラの回転を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されていることを判断した場合には、連なりの2枚目以後の用紙搬送を停止させるべく前記給紙ローラの回転を停止するよう制御し、
    前記給紙ローラの回転を停止させた後、前記第2のシート検出センサの検出信号に基づいて連なりの1枚目の用紙が通過したことを判断した場合に、前記連なりの2枚目以後の用紙搬送を再開させるべく前記給紙ローラの回転を再開するよう制御する、
    画像形成装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されていないことを判断した場合には、前記給紙ローラの回転を停止させず、給紙を継続するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記第1のシート検出センサの検出信号が、所定時間を越えてシート有りを検出している場合に、シートが連なって搬送されていることを検知する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラは、
    前記搬送路を搬送されるシートの搬送速度が一定になるよう、前記給紙ローラ及び前記レジストローラの回転を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. シートを装填する給紙カセットと、
    前記給紙カセットから送り出されたシートを搬送する搬送路と、
    前記給紙カセットから前記搬送路へシートを送り出して搬送するための給紙ローラと、
    前記搬送路を搬送されてきたシートを一旦停止させ、像担持体の回転とタイミングを合わせて前記像担持体に供給するレジストローラと、
    前記給紙ローラよりも搬送方向下流に設けられ、シートが連なって搬送されていることを検出する第1のシート検出センサと、
    前記第1のシート検出センサよりも搬送方向下流、かつ、前記レジストローラよりも搬送方向上流に設けられ、シートの通過を検出する第2のシート検出センサと、
    前記第1及び第2のシート検出センサの検出信号を受信して、前記給紙ローラ及び前記レジストローラの回転を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されていることを判断した場合には、連なりの2枚目以後の用紙搬送を停止させるべく前記給紙ローラの回転を停止するよう制御し、
    前記給紙ローラの回転を停止させた後、前記第2のシート検出センサの検出信号に基づいて連なりの1枚目の用紙が通過したことを判断した場合に、前記連なりの2枚目以後の用紙搬送を再開させるべく前記給紙ローラの回転を再開するよう制御する、
    シート供給装置。
  6. シートを装填する給紙カセットと、
    前記給紙カセットから送り出されたシートを搬送する搬送路と、
    前記給紙カセットから前記搬送路へシートを送り出して搬送するための給紙ローラと、
    前記搬送路を搬送されてきたシートを一旦停止させ、像担持体の回転とタイミングを合わせて前記像担持体に供給するレジストローラと、
    前記給紙ローラよりも搬送方向下流に設けられ、シートが連なって搬送されていることを検出する第1のシート検出センサと、
    前記第1のシート検出センサよりも搬送方向下流、かつ、前記レジストローラよりも搬送方向上流に設けられ、シートの通過を検出する第2のシート検出センサと、
    前記第1及び第2のシート検出センサの検出信号を受信して、前記給紙ローラ及び前記レジストローラの回転を制御するコントローラと、
    を備える装置において、シートの供給を制御する方法であって、
    前記コントローラが、前記第1のシート検出センサの検出信号に基づいてシートが連なって搬送されているか否かを判断するステップと、
    前記コントローラが、前記判断の結果、連なり有りを判断した場合には、連なりの2枚目以後の用紙搬送を停止させるべく前記給紙ローラの回転を停止するよう制御するステップと、
    前記コントローラが、前記給紙ローラの回転を停止させた後、前記第2のシート検出センサの検出信号に基づいて連なりの1枚目の用紙が通過したことを判断した場合に、前記連なりの2枚目以後の用紙搬送を再開させるべく前記給紙ローラの回転を再開するよう制御するステップと、
    を備えるシート供給制御方法。
  7. 請求項6に記載のシート供給制御方法を、画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2006234190A 2006-08-30 2006-08-30 画像形成装置及びシート供給制御方法 Pending JP2008056407A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008280130A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Sharp Corp 用紙搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置。
CN113470247A (zh) * 2021-06-02 2021-10-01 深圳怡化电脑股份有限公司 一种薄片类介质控制方法及装置、电子设备、存储介质

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