JPH086332A - イメージ位置調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントモード別に像担持体上の像の先端と
用紙の画像記録位置を調整し、プリント品質の向上、給
紙信頼性の向上および画像先端のバラツキ解消を図る。 【構成】 トレイフィードユニット４〜８の動作により
給送される用紙のサイズ、厚さ、含水量をセンサＳ１〜
Ｓ６で検出し、この検出値とプリント条件により、イメ
ージ出力コントロール回路基板１は各プリントモード毎
の先端レジ調整、サイドレジ調整、ループ量調整のノー
マル値を記憶された各プリントモード毎のそれぞれの調
整値によって微調整し、この調整後の値をそれぞれの調
整手段のレジスタに設定し、その調整手段を制御する。
例えばサイドレジ調整ではレーザ書込み装置を制御する
インターフェース（ＲＯＳ ＡＳＩＣ）のレジスタに設
定し、レーザーの書き込みタイミングを制御する。この
ようにプリントモード別にイメージ位置調整を行うこと
により、プリント品質や給紙信頼性が向上、画像先端の
バラツキを無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の画像形成装置におけるイメージ位置調
整装置に係り、特にプリントモード別に用紙上のイメー
ジ位置を調整してプリント品質等を向上させるのに好適
なイメージ位置調整装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】画像形成装置はプリント品質の向上、給
紙信頼性の向上および画像先端のバラツキ解消のため、
先端レジストレーション調整（以下先端レジ調整と称
す）、サイドレジストレーション調整（以下サイドレジ
調整と称す）、およびループ量調整が行われている。こ
れらの調整は用紙の画像記録位置と像担持体、例えば感
光ドラム、転写ベルト上に形成された像の先端を合わせ
るイメージ位置調整と呼ばれている。

【０００３】一方プリントモードには記録条件、用紙条
件、装置の機械的条件などを組み合わせたさまざまの設
定要件を有し、これらの設定要件とイメージ位置調整は
上記のさまざまな条件の下で、プリント品質と給紙信頼
性の向上および画像先端のバラツキ解消を同時に満足さ
せるため密接に関係している。画像形成装置として、代
表的な複写機で説明すると、図４に示すようにドラム２
０上のイメージ２１と用紙２２の画像記録位置を合わせ
るため、ドラム手前の用紙搬送路上にレジストレーショ
ンゲート（以下レジゲートと称す）というゲート２３が
配備されている。用紙２２は給紙トレイ２４から給送サ
レ、レジゲート２３に一旦停止され、用紙送りのタイミ
ングが取られると同時にスキュー補正や位置補正を行っ
てイメージ位置調整が行われる。

【０００４】先端レジ調整は、レジゲートを開けるタイ
ミングを早くしたり、遅くしたりすることで、ドラム上
のイメージの先端に対して用紙の送り出しを変えること
により、用紙の先端側の画像記録位置を調整する。サイ
ドレジ調整は、ドラム上のイメージ書出しタイミング調
整、もしくは機械的な用紙位置調整によって用紙のサイ
ド側の画像記録位置を調整する。レーザ方式によるイメ
ージ書込み装置（ＲＯＳ）の場合は、レーザの書出しタ
イミングの基本になる位置にセンサが設けられており、
サイドレジではセンサ位置からどの位離れた位置からイ
メージを書出すかを調整する。機械的な用紙位置調整
は、レジゲートに突き当てた状態で用紙をニップしてい
る搬送ロール２５を用紙搬送方向に対して直行する方向
に移動させ、用紙を横方向にシフトさせる。

【０００５】ループ量調整は、紙質に関係するもので、
紙の厚さや含水量等によって転写不良を起こさないよう
に調整する。すなわち、ループ量が同じであっても、用
紙の条件によっては折れなどのダメージが発生する。こ
のようなダメージがある用紙は紙詰まりが発生しやす
い、又ダメージ部分に対してイメージが転写されないな
ど品質に問題がでる。実際には用紙をレジゲートに突き
当てた後に、タイミングを取って搬送ロール２５を停止
させることにより、用紙を後ろから押して所定量のルー
プを形成する。この種のイメージ位置調整技術の一例と
して、用紙サイズと給紙トレイによって制御するもの
は、特開昭６２−１９２７６５号公報に開示されてい
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし、現在の複写
機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置には多
くのプリントモードが存在し、用紙の短辺側を先端にし
てフィード（ＳＥＦ）や用紙の長辺側を先端にしてフィ
ード（ＬＥＦ）を用紙のサイズ別に設定する用紙サイズ
モードや各種サイズの用紙が収容された給紙トレイの中
から前記用紙サイズモードに応じて設定する給紙トレイ
モード以外にも給紙信頼性や画像の先端バラツキに関係
する因子が多く存在する。その主なプリントモードとし
ては、シンプレックスモード（片面モード）とデュープ
レックスモード（両面モード）、普通紙や封筒や葉書な
どの用紙の種類に関する用紙種類モード、用紙の厚さに
関する用紙厚さモード、用紙含水量に関する用紙含水量
モードなどがある。

【０００７】ところで、プリント品質を向上させるに
は、上記のプリントモードをすべて包括した制御が必要
となるにもかかわらず、従来ではその一部分しか適用さ
れていなかった。例えば、両面モードでは、最初の面の
画像記録時に調整するだけで、反転後の面でも最初の面
と同じ調整値でコントロールされていた。例えば、用紙
種類別に調整は行われていても用紙厚さによる調整は行
われていなかった。

【０００８】本発明の目的は、プリントモード別に像担
持体上の像の先端と用紙の画像記録位置を調整し、プリ
ント品質の向上、給紙信頼性の向上および画像先端のバ
ラツキ解消を図ったイメージ位置調整装置を提供するこ
とである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１に記載された発明は設定されたプリントモ
ードに応じて用紙上の画像記録位置を調整するイメージ
位置調整装置において、用紙のサイズを検知するセンサ
と、用紙の厚さを検知するセンサと、用紙の含水率を検
知するセンサと、フィードされた用紙の先端と像担持体
上の像の先端を合わせる先端レジストレーション調整手
段と、用紙のサイド側の画像記録位置を調整するサイド
レジストレーション調整手段と、前記先端レジストレー
ション調整時に、用紙の種類、厚さ、含水量等の紙質に
応じて所定量のループを形成するループ量調整手段と、
プリントモード毎の前記各調整のノーマル値に対するイ
メージ位置調整値を記憶する記憶手段と、設定されたプ
リントモードに対応して、前記センサにより検知された
検出値に基づいて、前記ノーマル値を前記記憶手段に記
憶されたイメージ位置調整値で調整する制御手段とを備
えた構成にある。

【００１０】また請求項２に記載された発明は、上記請
求項１に記載の発明において、プリントモードは用紙の
両面に記録するときの１面と２面、用紙のサイズ、用紙
の種類、用紙の厚さ、含水量、給紙トレイとし、各プリ
ントモードによってイメージ位置調整値が設定された構
成にある。

【００１１】

【作用】上記発明の構成によれば、用紙の種類、サイ
ズ、両面または片面記録のプリントモードを設定し、ス
タートさせると、給紙トレイから給送される用紙のサイ
ズ、厚さ、含水量がセンサにて検知される。制御手段は
用紙サイズ、厚さ、含水量の検出値と用紙の種類、１面
目のプリントか２面目のプリントかに基づいて、各プリ
ントモード毎の先端レジ調整、サイドレジ調整、ループ
量調整のノーマル値を記憶手段に記憶された各プリント
モード毎の先端レジ調整値、サイドレジ調整値、ループ
量調整値によって微調整する。この調整後のそれぞれの
調整値によって、それぞれの調整手段を制御する。すな
わち、先端レジ調整の場合はゲートの開放タイミング、
サイドレジ調整の場合は書込みタイミング、機械的なシ
フト調整、またループ量調整の場合は搬送ロールの停止
タイミングなどの制御が行われ、像担持体上の像の先端
と用紙の画像記録位置を一致させる。このようにプリン
トモード別にイメージ位置調整を行うことにより、プリ
ント品質や給紙信頼性が向上、画像先端のバラツキを無
くすことができる。

【００１２】

【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。図１は
本発明のイメージ位置調整装置のハードウエア構成を示
す。本実施例は画像形成装置として、複写機に適用した
ものである。ここで、プリントは用紙に画像記録を施し
て出力することを意味する。図において、イメージ出力
コントロール回路基板（IOT Board）１は、図示を省略
したユーザインターフェース（UI）により入力された用
紙情報や画像記録条件や排紙処理条件に基づいて、メイ
ンコトローラ２から出されるイメージ出力指令により各
ユニットを動作させ、プリントモード毎に最適なイメー
ジ位置調整を行って用紙に画像を記録し、排出する。

【００１３】ＩＯＴ１は、プリント出力のスタート信号
により、給紙に関してメインコトローラ２から入力され
た用紙情報に応じて、図４に示す給紙トレイ（１）２４
ａ、給紙トレイ（２）２４ｂおよび給紙トレイ（３）２
４ｃ、又は大容量用紙収容装置（ＨＦＣ）２４ｄ、手差
しトレイ２４ｅの各フィードユニット４〜８のいずれか
を動作させ、設定された用紙を給送する。このとき、給
送された用紙サイズを用紙サイズセンサＳ１〜Ｓ４にて
検出する。給送された用紙は、フィードモータ１０によ
って作動する搬送装置により搬送され、用紙後方を搬送
ロール２５にニップされた状態でレジゲート２３に到達
する。ここで、フィードモータ１０の停止タイミングを
制御し用紙に所定量のループを形成する。具体的には搬
送路に配置されたレジセンサ（Ｓ７）の検出信号によ
り、用紙先端がレジセンサに到達してからフィードモー
タを停止させるタイミング値を制御する。イメージ入力
コントロールボード１５は、原稿画像の画像入力を制御
し、読取った画像情報をメインコントローラ２に送る。
ユーザインタフェースＵＩ１６は、用紙の種類や給紙ト
レイを選択し、画像記録条件を入力する。

【００１４】次に画像形成に関するＩＯＴの機能につい
て説明する。メインコトローラ２から送られてくるプロ
セスタイミング信号により、ドラムユニット１２とイメ
ージ書込みユニット３を動作させ、画像記録条件に基づ
いてドラム２０上にイメージ２１を書込む、このイメー
ジ２１の先端と用紙２２の画像記録位置を合わせるよう
に、レジゲートソレノイド１１を作動させてレジゲート
２３をオープンし、フィードモータ１０にて用紙２２を
ドラム２０に給送する。ドラム上のイメージ２１を用紙
２２に転写した後、フューザ２６において定着し、片面
モードの場合はアウトプットトレイユニット１４に排出
され、また両面モードの場合は定着後に反転搬送路２７
を通して反転させ、もう一方の面に記録を行ってからア
ウトプットトレイユニット１４に排出される。アウトプ
ットトレイユニット１４に排出された用紙は、図示を省
略したソートやステープルなどの排紙処理条件によって
処理される。上記実施例では、先端レジストレーション
調整を用紙搬送路に出没自在に設けられたゲートが搬送
路から没する、すなわちゲートを開けるタイミングによ
って行っているが、ロール対（レジロール）によって構
成し、このロールの回転タイミングによっても同様であ
る。

【００１５】次に先端レジ調整、サイドレジ調整、ルー
プ量調整について説明する。先端レジ調整は、レジゲー
トの開放タイミング／レジロールの回転開始タイミング
の調整である。サイドレジ調整は、ＲＯＳによるイメー
ジ書出しタイミング／機械的な用紙位置調整である。ル
ープ量調整はレジゲート、レジロールに用紙突き当て後
のフィードモータ、クラッチ類のＯｆｆタイミングを調
整する。これらの調整は、以下の条件に応じて個別に行
う。

【００１６】すなわち、デュープレックス・モード時
の１面目（シンプレックス）と２面目、用紙サイズ、
用紙の種類（普通紙、封筒、葉書、ＯＨＰ），用紙
の厚さ、給紙トレイ、用紙含水量である。ここで、
両面モードでは１面目において定着装置（フューザー）
を通った用紙でカールしているために、このカール量を
考慮して２面目を調整する。また給紙トレイでは製造工
程で各トレイのサイドレジにバラツキがあるため、この
バラツキを調整したり、あるいは各トレイでペーパーパ
ス長や搬送ロール（手差しトレイのみ）が異なるため、
これによる先端レジ、ループ量のバラツキを調整したり
する。

【００１７】これらの条件は、ＵＩによりユーザが入力
する、またはＩＯＴが、センサなどにより自動検知す
る、いずれかの方法によって検知される。また上記の各
条件における各調整値は、ＵＩにより全ての量をユーザ
が入力する、プリンタの場合のみＥＳＳからのコマンド
により全ての値を設定する、あるいは機械固有の基準
値、例えば両面（デュープレックス）モード時の１面
目、Ａ４Ｌ普通紙、用紙の厚さ：Ｌ紙、トレイ１：用紙
含水量：新しい用紙時の値のみをＵＩにより設定する。
そして、各条件での設定値はＩＯＴが自動計算する。な
お、プリンタの場合は、上記の条件をＥＳＳからのコマ
ンドにより設定する。ＥＳＳはホストコンピュータから
送られてきたプリント情報をＩＯＴが認識できる通信体
系に変換するとともに、ホストコンピュータからのイメ
ージデータをビデオデータに展開する機能を有する。図
３はイメージ位置調整算出のためのテーブルの一例を示
す。図中の調整「０」は、調整をしないことを意味す
る。

【００１８】本例のテーブルを用いて調整値を算出する
場合、先端レジ調整、サイドレジ調整、ループ量調整の
ソレゾレにノーマル値をもっており、そのノーマル調整
値に対してテーブルの値で微調整する。 調整値＝ノーマル値＋＋＋＋＋＋ ・・・（１） 例えば、１面目・Ａ３ＳＥＦ・普通紙・厚さＡｍｍ以下
・トレイ（Ｔｒａｙ）３・含水量Ｄ％以上の場合 先端レジ調整値＝ノーマル値＋０＋（−２）＋０＋（−
２）＋２＋２ 計算された各設定値は、バッテリーでバックアップされ
たメモリ、ＥＥＰＲＯＭ、ＩＣカード、フロッピィーデ
ィスク、ハードディスク、光ディスク、その他のメモリ
からなる記憶手段に格納される。

【００１９】次にイメージ位置調整の処理手順について
説明する。図２に画像形成１ページ毎の先端レジ、サイ
ドレジおよびループ量の各調整を行うための処理フロー
を示す。給紙トレイから用紙が給送されると（Ｓ１０
０）、レーザ書込み装置（ＲＯＳ）を制御するインター
フェース（ＲＯＳ ＡＳＩＣ）に設定されたイメージ書
込みタイミングを判断する（Ｓ１０１）。イメージ書込
みタイミングになっていれば、まずサイドレジ調整にお
いて、１面・２面／サイズ／用紙種類／用紙厚さ／含水
量／給紙トレイの各調整値を図３に示すテーブルから取
出し、式（１）により調整値（設定値）を算出する（Ｓ
１０２）。算出された調整値をインターフェース（ＲＯ
Ｓ ＡＳＩＣ）のレジスタに設定する（Ｓ１０３）。続
くループ量調整において、ループタイマのセットタイミ
ングを判断し（Ｓ１０４）、セットタイミングになって
いれば１面・２面／サイズ／用紙種類／用紙厚さ／含水
量／給紙トレイの各調整値をテーブルから取出し、式
（１）によりタイマ値を算出する（Ｓ１０５）。

【００２０】算出されたタイマ値をループ量タイマに設
定し、搬送ロールの駆動をスタートさせる（Ｓ１０
６）。その後の先端レジ調整において、レジタイマのセ
ットタイミングを判断し（Ｓ１０７）、セットタイミン
グになっていれば１面・２面／サイズ／用紙種類／用紙
厚さ／含水量／給紙トレイの各調整値をテーブルから取
出し、式（１）によりタイマ値を算出する（Ｓ１０
８）。算出されたタイマ値をレジゲートオープンタイマ
に設定し、スタートさせる（Ｓ１０９）。

【００２１】本実施例では機械式のサイドレジの調整値
をインターフェース（ＲＯＳ ＡＳＩＣ）のレジスタに
設定したもので説明したが、タイミング値または移動パ
ルスによるローラ移動量を設定しても良い。また先端レ
ジ調整ではレジゲートのオープン（開）タイミングを変
更する方法として、イメージ書き込みタイミングを変更
しても良い。

【００２２】

【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、全ての
プリントモード別に、イメージと用紙を一致されるため
の調整を行うため、プリントモードの違いによる用紙上
のイメージ位置のバラツキが無くなり、全てのモードで
安定した品質のプリント出力が可能となる。また紙質に
よりループ量を変化させることにより、用紙への損傷が
減少するとともに、給紙品質（給紙信頼性）が向上す
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明を適用したプリンタにおけるイメージ
位置調整装置のハードウエア構成を示す。

【図２】 画像形成１ページ毎の先端レジ、サイドレジ
およびループ量の各調整処理のフローチャートである。

【図３】 イメージ位置調整算出のためのテーブルの一
例を示す説明図である。

【図４】 画像形成装置としての複写機の模式図であ
る。

【符号の説明】

１…イメージ出力コントロール回路基板（ＩＯＴ）、２
…メインコントローラ、３…レーザ書込みユニット（Ｒ
ＯＳ）、４〜６…トレイフィードユニット、７…大容量
用紙収容装置（ＨＣＦ）フィードユニット、８…ＭＳＩ
フィードユニット、９…デュープレックスユニット、１
０…フィードモータ、１１…レジストレーションゲート
ソレノイド、１２…ドラムユニット、１３…フューザユ
ニット、１４…アウトプットトレイユニット、２０…ド
ラム（像担持体）、２１…ドラム上の像、２２…用紙、
２３…レジストレーションゲート、２４…給紙トレイ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 設定されたプリントモードに応じて用紙
   上の画像記録位置を調整するイメージ位置調整装置にお
   いて、 用紙のサイズを検知するセンサと、 用紙の厚さを検知するセンサと、 用紙の含水率を検知するセンサと、 フィードされた用紙の先端と像担持体上の像の先端を合
   わせる先端レジストレーション調整手段と、 用紙のサイド側の画像記録位置を調整するサイドレジス
   トレーション調整手段と、 前記先端レジストレーション調整時に、用紙の種類、厚
   さ、含水量等の紙質に応じて所定量のループを形成する
   ループ量調整手段と、 プリントモード毎の前記各調整のノーマル値に対するイ
   メージ位置調整値を記憶する記憶手段と、 設定されたプリントモードに対応して、前記センサによ
   り検知された検出値に基づいて、前記ノーマル値を前記
   記憶手段に記憶されたイメージ位置調整値で調整する制
   御手段と、 を備えていることを特徴とするイメージ位置調整装置。
2. 【請求項２】 プリントモードは用紙の両面に記録する
   ときの１面と２面、用紙のサイズ、用紙の種類、用紙の
   厚さ、含水量、給紙トレイとし、各プリントモードによ
   ってイメージ位置調整値を設定することを特徴とする請
   求項１記載のイメージ位置調整装置。