JP2007065411A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷機能を有する画像形成装置において、ユーザが用紙サイズの設定を間違った場合でも用紙を装置内に残したまま停止することがなく、用紙を装置外に排出する。
【解決手段】両面印刷時の第1の面の印刷時に現在画像形成している用紙の先端が排紙口の分岐点(排紙フラッパ208)を通過して両面反転口220へ進入した後に、当該用紙の紙サイズが指定された紙サイズと一致しない紙サイズ不一致が検出された場合、当該用紙を一旦、両面反転口220で反転し、両面印刷用の両面搬送路217を経由して再び前記用紙搬送路を通過させて第2の面の印刷を行うことなく排紙トレイ219へ排出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、感光体等のドラム上に形成されたトナー等の現像剤像を用紙へ転写する画像形成装置では、用紙と画像との同期をとるためのローラ(以下レジストローラと呼ぶ)を有し、停止した状態のレジストローラに用紙供給部から送られてきた用紙先端を押し付けることによって印刷前の用紙の位置決めを行っている。
複数枚の用紙の連続印刷においては、レジストローラは搬送中の用紙の後端が同ローラを通過するまで回転を続け、後続する給送紙が同ローラに到達する前に回転を停止するよう制御する必要がある。このため、従来からレジストローラの制御においては用紙サイズ毎にあらかじめ設定した所定時間だけレジストローラを駆動するような処理を行っている。
例えば特許文献1に記載されている技術では、印刷のための給紙動作前に給紙対象の用紙の紙サイズを検知できない給紙口については、印刷条件として外部から紙サイズを指定して印刷動作を行っている。その給紙後に、搬送路上に設けられた用紙センサによって紙サイズを検出する。この検出した紙サイズが指定された紙サイズと一致しない紙サイズ不一致を検出したら、プリントに失敗したことを意味する紙サイズ不一致ミスプリントエラーを出力したり、ジャムにならないように印刷動作を停止したりしている。
特開平10−194529号公報 特開2001−242730号公報
ところで、画像形成装置には印刷する用紙のサイズを外部から指定する方式のものがある。または、複数の給紙部のうちの一部に前記のような方式をとっている画像形成装置もある。このように、印刷する用紙のサイズを外部から指定する方式の画像形成装置においては、前記レジストローラの回転時間も指定サイズに応じて制御を行うことになる。
外部から用紙のサイズを指定した場合、ユーザが指定したサイズよりも長い用紙をセットした(またはセットした用紙よりも短いサイズをプリンタに対して指定した)場合、上述のように用紙サイズ毎に設定した時間だけレジストローラを回転させた後に停止する制御では、用紙後端がレジストローラを通過する前にレジストローラを停止することになり、印刷中の用紙後端がレジストローラによって引っ張られることになる。その結果、画像にぶれが生じたり、用紙が搬送できなくなってジャムが発生してしまう。
また、ジャムが発生しない場合にも、両面反転のための排紙口よりも画像形成が終了した用紙を出力する排紙口が搬送路において上流にある場合、両面印刷時に用紙サイズによっては紙サイズ不一致を検知したときに排紙口にそのまま排出することができない場合がある。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、ユーザが用紙サイズの設定を間違った場合でも用紙を装置内に残したまま停止することがなく、用紙を装置外に排出することができる画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、紙サイズ不一致と判断された用紙を無駄にすることない画像形成装置およびシステムを提供することにある。
本発明による画像形成装置は、両面印刷機能を有するとともに、両面反転のための反転口より排紙口が用紙搬送路の上流にある画像形成装置において、前記用紙搬送路上に搬送される用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段と、用紙の搬送および印刷を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、両面印刷時の第1の面の印刷時に現在画像形成している用紙の紙サイズが指定された紙サイズと一致しない紙サイズ不一致が検出された場合、現在の用紙の搬送位置に応じて、そのまま排出するか、両面印刷用の両面搬送路を経由して再び前記用紙搬送路を通過させて第2の面の印刷を行うことなく前記排紙口へ排出するかを選択する。
このように、両面反転のための反転口より排紙口が用紙搬送路の上流にあって、用紙を直ちに排紙口に排出できない場合でも、用紙を両面印刷用の両面搬送路を経由して再び前記用紙搬送路を通過させることにより、用紙を排紙口に排出することが可能になる。これにより、ユーザが用紙サイズの設定を間違った場合でも用紙を装置内に残したまま停止することがなく、用紙を装置外に排出することができる。
前記用紙サイズ検出手段は、前記用紙搬送路上に配置されたセンサを有し、このセンサにより、用紙の給紙タイミングから後端を検出するまでの時間に基づいて用紙の紙サイズを求めることを特徴とする。
前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、用紙が前記両面搬送路を通過する際の用紙搬送速度を通常の搬送速度よりも速くするようにしてもよい。これにより、紙サイズ不一致が検出されてから用紙が排出されるまでに要する時間を端出することができる。
前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、用紙が前記両面搬送路を通過した後、再度、前記用紙搬送路を通過する際の用紙搬送速度を通常の搬送速度よりも遅く搬送するようにしてもよい。これにより、用紙のジャム等の不具合の発生を未然に防止することができる。
加圧回転部材および加熱回転部材を有する定着装置を前記排紙口の上流に備え、前記制御手段は、前記紙サイズ不一致を検出して前記両面搬送路を経由して排紙を行う場合に、必要に応じて前記加圧回転部材のクリーニングを行うようにしてもよい。これにより、指定されたサイズとは異なるサイズの片面印刷済の用紙を無駄にすることなく、有効に利用することができる。
前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、前記指定された紙サイズと同サイズの用紙が他の給紙口に用意されていれば、その給紙口を指定して当該印刷ジョブを再開するようにしてもよい。
また、前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、前記検出された用紙サイズにあわせて、印刷対象の画像を縮小または拡大して当該印刷ジョブを再開するようにしてもよい。
本発明によれば、両面印刷機能を有するとともに、両面反転のための反転口より排紙口が用紙搬送路の上流にある画像形成装置において、両面印刷時に、外部から指示された用紙サイズと実際に設定された用紙サイズが異なる場合であっても、用紙を装置内に残したまま停止することがなくなり、さらに自動的に装置外に排出することができる。
また、用紙サイズの検出に既存のセンサを用いることができるので、装置コストを増加させることがない。
両面印刷時の用紙サイズ不一致時に排出される用紙を使用して加圧ローラクリーニングを行うようにすることにより、用紙を無駄に排出することがなくなる。
したがって、指定用紙サイズと実際の用紙サイズが異なった場合でもジャム処理を不要とし、画像形成装置を画像形成可能な状態に保つことができ、また、用紙の無駄をなくせるようになり、画像形成のユーザビリティを高めることができる。
また、紙サイズ不一致が発生しても、指定した用紙サイズが別給紙口に用意されていれば、ユーザの手間をかけずに印刷動作を再開することができる。さらに、指定した用紙サイズが別給紙口に用意されていない場合でも画像データの圧縮または拡大を行うことで、ユーザの手間をかけずに印刷動作を再開することができる。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態では、画像形成装置としてレーザビームプリンタについて説明するが、本発明はプリンタ以外に複写機やファクシミリ機にも適用可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、両面印刷機能および用紙後端検知機能を有するレーザビームプリンタ201の概略構成を示す断面図である。このレーザビームプリンタ201には、その本体に着脱可能な状態で両面ユニット230が装着されている。また、レーザビームプリンタ201は、用紙Sを収納するカセット202を有する。各カセット202に対して、そこから用紙をピックアップするピックアップローラ203が配設されている。また、レーザビームプリンタ201には、非定型用紙を手差しで給紙することのできるマルチパーパストレイ(以下MPTと呼ぶ)207を有し、MPT207から用紙をくり出すためのMPT給紙ローラ209が設けられている。MPT給紙ローラ209の近傍にはセンサ222が設けられ、この給紙口からの給紙を検知する。カセット202からの用紙搬送路205と、MPT207からの搬送路210とは合流点Cで合流し、後述のレジストローラ211に至る。
合流点Cの下流には、用紙Sを同期搬送するレジストローラ211が配設されている。レジストローラ211の直前には用紙センサであるレジ前センサ112が配設されている。このレジ前センサ112は、用紙の接触で遮光板がフォトインタラプタを遮光することで当該位置に用紙があることを検知するようになっている。但し、本発明は用紙の検知の方式は問わない。
レジストローラ211の下流には、レーザスキャナ部213からのレーザ光により画像を形成する画像形成部212が配設されている。
印刷に際してカセット202またはMPT207から給送されてきた用紙は、レジストローラ211の回転が停止した状態で、その上流側のローラ204または209によってレジストローラ211に先端を押し当てられることにより、位置決めが行われる。その後、後述するビデオコントローラ部102から出力される画像の垂直同期信号に同期してレジストローラ211の回転を開始することにより、ビデオコントローラ部102から送られてくる画像データと用紙との同期をとり、用紙上の所定の位置に画像を形成する。
さらに、画像形成部212の下流には定着器214が配設されており、ここで用紙上のトナー像を用紙に熱定着させる。その後、この用紙は排紙トレイ219まで搬送されて排出される。定着器214の排紙側にはセンサ221が設けられ、このセンサにより定着器214からの排紙を検知する。
給紙動作前に給紙対象の用紙の紙サイズを検知できない給紙口であるMPT207からの印刷に際しては、外部からレーザビームプリンタ201に対して用紙サイズに関する情報をあらかじめ設定するようになっている。
排紙口の分岐点である排紙フラッパ208は、排紙用紙を排紙トレイ219(本体側排紙部)に排出するか、両面反転口220(両面側排出部)に搬送するかを、後述の自動排紙制御部119により切り替える。
排紙フラッパ208の直後にある反転ローラ206は、排紙フラッパ208によって両面反転口220側に排出された用紙を、図中A方向に所定量搬送した後、逆方向回転によって用紙をD方向に移送し、両面ユニット230内の両面搬送路217へと搬送させる。両面搬送路217にあるローラ215は用紙を両面ユニット230の所定位置まで搬送し、再度本体側の搬送路へ送り込む。この際の用紙は当初の給紙時と表裏反転している。したがって、再度の印刷は用紙の裏面に行われ、両面印刷が可能となる。
図2は、図1に示したレーザビームプリンタ201の概略の制御ハードウェア構成を示すブロック図である。
レーザビームプリンタ201は、その全体を制御する主制御装置101を有している。主制御装置101は、CPU、ROM、RAM、ゲート素子等から構成され、その主要な制御はROMに書き込まれたソフトウェアプログラムをCPUが実行することにより実現されている。また、図3以降に示すフローチャートで実行されるCPUの制御の手順もROMに書き込まれている。
主制御装置101は、コントローラ通信部104およびコントローラインターフェース103を介してビデオコントローラ部102と接続されている。主制御装置101は、コントローラ通信部104、紙サイズ不一致検知部105、センサ読み込み部106、用紙サイズ情報記憶部107、印刷制御部108、レジストローラ制御部109、カセット給紙制御部110、MPT給紙制御部111等から構成されており、これらは前述したように、ROMに書き込まれたプログラムに従ってCPUにより制御される。カセット給紙機構113は、カセット202、ピックアップローラ203およびそれらの駆動機構から構成され、主制御装置101により制御される。MPT給紙機構114は、MPT207、MPT給紙ローラ209およびそれらの駆動機構から構成され、主制御装置101により制御される。レジストローラ機構115は、レジストローラ211、およびその駆動機構から構成され、主制御装置101により制御される。
両面ユニット230はレーザビームプリンタ201とは着脱可能であり、両面搬送ローラ215、216、反転ローラ206、排紙フラッパ208、およびその駆動機構から構成され、両面ユニット通信部118よりシリアル通信にて受信した主制御装置101からの駆動命令で動作する両面ユニット制御部120を具備している。
さらに、紙サイズ不一致検知部105は用紙サイズ測定部116と、用紙サイズ比較部117とにより構成されている。外部から与えられた用紙サイズ情報は用紙サイズ情報記憶部107に一時記憶される。
次に、各部の機能について説明する。
コントローラ通信部104はコントローラインターフェース103を介してビデオコントローラ部102との通信を制御する。コントローラ通信部104はビデオコントローラ部102との間でクロック同期式のシリアル通信を行い、ビデオコントローラ部102からレーザビームプリンタ201に対する各種コマンド、およびレーザビームプリンタ201からビデオコントローラ部102に対する各種状態情報のやり取りを行う。また、印刷動作に関連する各種タイミング信号のやり取りも行う。
前述したとおりMPT207からの用紙の印刷に際してビデオコントローラ部102からレーザビームプリンタ201に設定する用紙サイズ情報はクロック同期式シリアル通信を通して行われる。コントローラ通信部104は受け取った用紙サイズ情報を用紙サイズ情報記憶部107に記憶させる。また、レーザビームプリンタ201からビデオコントローラ部102に対して報知される後述の紙サイズ不一致の情報もクロック同期式シリアル通信を通して行われる。
用紙サイズ検出手段である用紙サイズ測定部116は、センサ読み込み部106を介して受け取るレジ前センサ112からの情報およびレジストローラ制御部109から受け取るレジストローラ駆動開始タイミングをもとに搬送中の用紙の長さを測定する。すなわち、用紙の給紙タイミングから用紙の後端を検出するまでの時間(および用紙搬送速度)に基づいて用紙の紙サイズを求める。
用紙サイズ比較部117は、用紙サイズ測定部116によって求められた用紙サイズ情報と用紙サイズ情報記憶部107に記憶されているビデオコントローラ部102が指定した用紙サイズの情報とを比較し、その結果指定された用紙サイズと実際の用紙サイズが異なると判断された場合には紙サイズ不一致の情報を印刷制御部108に報知すると共に、コントローラ通信部104を介してビデオコントローラ部102にも報知する。用紙サイズのチェックに際しては、レジ前センサ112の検知誤差を考慮し指定された用紙の長さの前後に所定の範囲を持たせ、測定した用紙長が前記範囲内に入っているかどうかで判断する。これらの制御については公知であるため詳細な説明は省略する。
印刷制御部108は、カセット給紙機構113、MPT給紙機構114、レジストローラ機構115、両面ユニット機構120等に指示を出して用紙搬送を制御するとともに、図1に示した画像形成部212、レーザスキャナ部213、定着器214等を制御することにより、ビデオコントローラ部102からの画像データに従ってイメージを用紙上に印刷する。
レジストローラ制御部109は、印刷制御部108からの指示に応じて所定のタイミングでレジストローラ機構115を制御することにより、用紙と画像データとの同期をとるようにレジストローラ211の駆動を制御する。
前述のように給送された用紙は停止状態のレジストローラ211に先端を押し当てられることによって印刷前の用紙位置(用紙待機位置)が設定されるため、連続プリントにおいてはレジストローラ211は同ローラによって搬送中の用紙の後端が同ローラを通過するまで回転を続け、後続する給紙紙が同ローラに到達する前に停止するよう動作する必要がある。このため、従来からレジストローラ211の制御においては用紙サイズ毎にあらかじめ設定した所定時間だけレジストローラ211を駆動するような処理を行っている。
一方、MPT207からの給紙においてはレジストローラ制御部109は、外部から指定された用紙サイズに応じた制御を行うことになるが、MPT207の構造上、ユーザはあらかじめ指定した用紙と異なるサイズの用紙を間違ってセットするおそれがある。もし、ユーザが指定したサイズよりも長い用紙をセットした(またはセットした用紙よりも短いサイズをプリンタに対して指定した)場合、前記従来例のように用紙サイズ毎に設定した時間だけレジストローラ211を回転させた後に停止する制御では、用紙後端がレジストローラ211を通過する前にレジストローラ211を停止することになる。その結果、印刷中の用紙がレジストローラ211によって引っ張られることによって画像にぶれが生じたり、用紙が搬送できなくなってジャムが発生してしまう。
また、図1のような構成で、両面反転のための排紙口(両面反転口220)よりも画像形成が終了した用紙を出力する排紙口(排紙トレイ219)が搬送路において上流にある場合、両面印刷時に用紙サイズによっては紙サイズを検知したときには出力すべき排紙トレイ219に直ちに排紙することができない場合がある。
そこで、本実施の形態のレジストローラ制御部109および両面ユニット制御部120では以下に説明するような制御によって、ユーザが用紙サイズの設定を間違った場合でも用紙を装置内に残したまま停止することなく装置外に排出できるようにしている。
図3に本実施の形態におけるレジストローラ制御部109および両面ユニット制御部120における両面印刷処理を表すフローチャートを示す。この処理は主制御装置101のCPUがROM内のプログラムを読み出して実行することにより実現される。後述する他のフローチャートについても同様である。
まず、S11で主制御装置101に対して印刷開始の指示があると、S12でカセット給紙機構113、およびMPT給紙機構114を制御して、カセットおよびMPTからの給紙制御を開始する。その後、レジ前センサ112によって用紙先端が検知されるまで待機し、レジ前センサ112が用紙先端を検知したら周知の用紙レジスト制御に進む。すなわち、用紙をレジ前センサ112で待機し、所定のタイミングでの指示に応じて用紙を画像形成部212へ搬送開始し、印刷を行う。
S13で紙サイズ不一致情報を受けた場合には、S14へ進み給紙動作を強制的に終了して用紙先端が図1の排紙フラッパ208を通過しているか否かをチェックする。排紙フラッパ208を通過していない場合には排紙トレイ219へ強制的に排紙する(S17)。排紙フラッパ208を通過していた場合は排紙トレイ219に排出できないため、用紙の後端が反転ローラ206に到達するまで待つ(S15)。用紙後端が反転ローラ206に到達すると、一定時間おいてから両面ユニット内に引き込むように搬送する(S16)。両面ユニット230内の両面搬送路217を経由してレジ前センサ112に到達した後、強制排紙を行う(S17)。
この実施の形態によって、紙サイズ不一致が検出された時点でその用紙を直接的に排紙トレイ219に排紙できない場合には、両面搬送路217を経由することにより、自動排紙を行うことができる。
(第2の実施の形態)
図4は本発明の第2の実施の形態におけるレジストローラ制御部109および両面ユニット制御部120における両面印刷処理のフローチャートを示す。図3の処理では紙サイズ不一致時に両面搬送路217を経由して用紙を搬送する際の搬送速度は通常のプロセス速度を想定したが、本実施の形態では通常のプロセス速度より速い第2の速度に変更して用紙を搬送する。
図4において、S21〜S25までの処理ステップは図3のS11〜S15までと同じなので、重複した説明は省略する。本実施の形態では、S25に続くS26において、画像形成したプロセス速度よりも速い速度で両面ユニット内に引き込むように搬送する。両面ユニット内を搬送してレジ前センサに到達すると(S27,Yes)、S28で通常の画像形成の速度(プロセススピード)で強制排紙を行う。これにより、排紙に要する時間を短縮することができる。図示しないが、両面ユニット内の両搬送ローラ215,216の駆動には、本体側の駆動源(例えばモータ)と別の駆動源を用いることにより、両面ユニット側と本体側の駆動を相互に独立して行うことが可能となる。
(第3の実施の形態)
図5は本発明の第3の実施の形態におけるレジストローラ制御部109および両面ユニット制御部120における両面印刷処理のフローチャートを示す。上記第1、第2の実施の形態では、紙サイズ不一致時に両面搬送路217を経由して用紙を搬送する際のレジ前センサ112への再突入時に画像形成部212に突っ込むようなジャムを起こさないようにするため、通常の画像形成の速度よりも遅くして強制排紙を行う。これは、片面に画像が熱定着された後の用紙は先端カール等が生じやすくなる一方、レジ前センサ112への再突入時はレジ前センサ112で一旦用紙を停止させる制御を行わないので、画像形成部212などでのジャムの発生の可能性が高くなることを考慮したものである。
図5において、S31〜S36までの処理ステップは図3のS11〜S16までと同じなので、重複した説明は省略する。本実施の形態では、S34でNoの場合には強制排紙を行って(S38)、処理を終了する。S36に続くS37において、速度を通常のプロセス速度よりも遅い第3の速度に変更して強制排紙を行う。
この第3の実施の形態は第2の実施の形態と併用することも可能である。
(第4の実施の形態)
図6は本発明の第4の実施の形態におけるレジストローラ制御部109および両面ユニット制御部120における両面印刷処理のフローチャートを示す。本実施の形態では、紙サイズ不一致が起きた場合、その用紙で加圧ローラクリーニングを行うようにしたものである。これは、片面に印刷した紙を加圧ローラ側に印刷面を向けて通紙することで、加圧ローラの汚れを清掃するものであり、特許文献2に記載のような公知の技術を利用することができる。この場合、あらかじめ図示しない操作部等から、そのような機能を初期設定しておく。
図6において、S61〜S66までの処理ステップは図3のS11〜S16までと同じなので、重複した説明は省略する。本実施の形態では、S64でNoの場合、強制排紙して(S70a)、処理を終了する。S66に続くS67において、用紙が両面ユニット内を経由してレジ前センサ112に到達すると、S68であらかじめユーザからクリーニングモードが必要であると設定されているかチェックする。この設定はユーザが任意の時点で行うことができる。必要であると設定されていた場合、サイズ不一致紙を利用してクリーニングモードを実施する。
すなわち、両面ユニットから搬送された用紙が再び定着器214へ入力したことが確認されたら、S69へ進み、クリーニングモードを開始する。定着器214は加熱回転部材であるフィルム(または加熱ローラ)および加圧回転部材である加圧ローラが圧接して回転する構成を有する。クリーニングモードでは、記録材を定着ニップにて挟持搬送しつつ、図示しないセラミックヒータによって記録材を加熱する。この際、加圧ローラの回転を制御することにより、用紙の送りを適宜に制御(例えば断続的な送り制御)することができる。その後、紙の後端が定着ニップに入ると、S70で、クリーニングモードを終了して、画像形成の速度と同速度で用紙を搬送し、通常の排紙口に排紙して、全ての駆動を停止する。
この実施の形態も上記の任意の実施の形態と併用することが可能である。
(第5の実施の形態)
図7は本発明の第5の実施の形態におけるエンジンコントローラ部(主制御装置101)及びビデオコントローラ部102の制御のフローチャートを示す。エンジンコントローラ部の処理であるS71〜S77は、図3のS11〜S17と同じであり、重複した説明は省略する。
本実施の形態において、S77に続くS78では、紙サイズ不一致をビデオコントローラ部102へ報知する。主制御部100はレジ前センサ112にて用紙長を測定しており、測定した用紙長から該当する用紙サイズを割り出す。ビデオコントローラ部102は、これに応じて、記録部121に対して指定した用紙サイズが画像形成装置内の別給紙口(給紙段)に用意されているかの確認を行う(S79)。指定した用紙が別給紙口で用意されているならばS80に進み、当該指定用紙サイズの給紙口から用紙を給紙・搬送する。別給紙口に指定した用紙が用意されていない場合にはS81へ進み、図示しない表示部に紙サイズ不一致が発生したことをユーザに知らせるメッセージと、ユーザに正しい用紙サイズをセットするように促す指示を表示する。
本実施の形態によれば、サイズ不一致の用紙を排出した後、指定サイズの給紙口がある場合には正しい用紙サイズでの印刷を継続して完了することができる。
(第6の実施の形態)
図8は、本発明の第6の実施の形態におけるエンジンコントローラ部(主制御装置101)の制御のフローチャートを示す。エンジンコントローラ部の処理であるS91〜S97は、図3のS11〜S17と同じであり、重複した説明は省略する。
本実施の形態において、S97に続くS98では、用紙搬送中に紙サイズ不一致を検出すると、測定した用紙長から該当する用紙サイズを割り出し、その用紙サイズをビデオコントローラ部102に報知する。指定した用紙サイズと指定給紙口に用意されている用紙サイズとが異なることを検知した場合、ビデオコントローラ部102は記録部121に記録されている画像データを指定給紙口に用意されている用紙サイズにあわせて縮小、または拡大する(S99)。その後、ビデオコントローラ部102はこの画像処理が終了すると、指定給紙口から再給紙を行い、画像形成動作を再開する(S100)。
この実施の形態によれば、サイズ不一致の用紙を排出した後、指定サイズの給紙口がない場合にも、利用できる用紙に対して印刷を継続して完了することができる。
図7と図8の処理は同一の画像形成装置において、選択的に実行することが可能である。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
本発明の実施の形態における両面印刷機能および用紙後端検知機能を有するレーザビームプリンタの概略構成を示す断面図である。 図1に示したレーザビームプリンタ201の概略の制御ハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における両面印刷処理を表すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における両面印刷処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における両面印刷処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における両面印刷処理のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるエンジンコントローラ部(主制御装置)及びビデオコントローラ部の制御のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態におけるエンジンコントローラ部(主制御装置)及びビデオコントローラ部の制御のフローチャートである。
符号の説明
101 主制御部(エンジンコントローラ部)
102 ビデオコントローラ部
103 両面ユニット制御装置
104 コントローラ通信部
105 紙サイズ不一致検知部
106 センサ読み込み部
107 用紙サイズ情報記憶部
108 印刷制御部
109 レジストローラ制御部
110 給紙制御部
111 MPT給紙制御部
112 レジ前センサ
113 カセット給紙機構
114 MPT給紙機構
115 レジストローラ機構
116 用紙サイズ測定部
117 用紙サイズ比較部
118 両面ユニット制御部
119 自動排紙制御部
120 両面ユニット機構
121 記録部
201 レーザビームプリンタ
202 カセット
203 ピックアップローラ
204 給紙ローラ
205 用紙搬送路(カセット給紙側)
206 反転ローラ
207 マルチパーパストレイ(MTP)
208 排紙フラッパ
209 MPT給紙ローラ
210 用紙搬送路(MPT給紙側)
211 レジストローラ
212 画像形成部
213 レーザスキャナ部
214 定着器
215,216 搬送ローラ(両面ユニット内)
219 排紙トレイ
220 両面反転口
221,222 センサ
230 両面ユニット

Claims (7)

  1. 両面印刷機能を有するとともに、両面反転のための反転口より排紙口が用紙搬送路の上流にある画像形成装置において、
    前記用紙搬送路上に搬送される用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段と、
    用紙の搬送および印刷を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、両面印刷時の第1の面の印刷時に現在画像形成している用紙の紙サイズが指定された紙サイズと一致しない紙サイズ不一致が検出された場合、現在の用紙の搬送位置に応じて、そのまま排出するか、両面印刷用の両面搬送路を経由して再び前記用紙搬送路を通過させて第2の面の印刷を行うことなく前記排紙口へ排出するかを選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙サイズ検出手段は、前記用紙搬送路上に配置されたセンサを有し、このセンサにより、用紙の給紙タイミングから後端を検出するまでの時間に基づいて用紙の紙サイズを求めることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、用紙が前記両面搬送路を通過する際の用紙搬送速度を通常の搬送速度よりも速くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、用紙が前記両面搬送路を通過した後、再度、前記用紙搬送路を通過する際の用紙搬送速度を通常の搬送速度よりも遅く搬送することを特徴とする請求項1または3に記載の画像形成装置。
  5. 加圧回転部材および加熱回転部材を有する定着装置を前記排紙口の上流に備え、前記制御手段は、前記紙サイズ不一致を検出して前記両面搬送路を経由して排紙を行う場合に、必要に応じて前記加圧回転部材のクリーニングを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、前記指定された紙サイズと同サイズの用紙が他の給紙口に用意されていれば、その給紙口を指定して当該印刷ジョブを再開することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記紙サイズ不一致が検出された場合に、前記検出された用紙サイズにあわせて、印刷対象の画像を縮小または拡大して当該印刷ジョブを再開することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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