JP2004051340A - 紙搬送装置、紙搬送方法、原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

紙搬送装置、紙搬送方法、原稿搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Kisen Shin
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Abstract

【課題】紙のループを形成することにより、紙の先端位置及び紙の姿勢を整えた後に、搬送を開始する紙の搬送制御において、従来では、一定量のループを形成していたために、温度や湿度の変化により紙の挫屈が発生する等の問題があった。
【解決手段】ループ量を温度や湿度の変化に対応して変更する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙の搬送技術に関し、特に、ループを形成することにより紙の搬送タイミング及び姿勢を整えて紙搬送を行う搬送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置の画像形成位置の直ぐ上流において、また、原稿搬送装置の原稿読取位置の直ぐ上流において、記録紙や原稿紙の搬送を一時的に止めることにより、搬送タイミング及び姿勢を整えるのが一般的である。
【0003】
このような搬送制御のために、通常は、搬送ローラ及びその下流にレジストローラを設け、レジストローラが停止した状態で搬送ローラで紙を搬送することによりレジストローラの上流にループを形成する。ループを形成した場合に、紙の先端はその弾力性によりレジストローラに突き当たって一定した位置に停止するので、紙の先端が一定した位置に保持されるとともに、傾き等が無くなる。そして、レジストローラの起動時間を制御することにより、搬送時間の正確な制御が行われる。
【0004】
このようなループ形成を伴う紙の搬送制御において、従来は一定量のループを形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
紙は、温度や湿度の変化によりその剛性が変化する。通常の条件における紙の搬送においては、温度や湿度の変化による剛性の変化が搬送制御に及ぼす影響が問題になることは少ないが、高速搬送時や、高温、高湿下における搬送では、紙の剛性の変化による搬送制御への影響が問題になることが判明した。即ち、高温高湿下では、剛性が減少して挫屈するという現象が起きる場合がある。このような現象を防止するために、ループ量を小さくすると制御の正確度が低下するという問題が生ずる。
【0006】
本発明は、紙搬送における前記の問題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の本発明の目的は下記の発明により達成される。
【0008】
1.紙搬送手段、
該紙搬送手段により搬送される紙の先端を止める停止手段、
該停止手段により先端が停止された状態で前記紙搬送手段を作動させることにより、前記停止手段の上流に紙のループを形成する制御を行う制御手段を有する紙搬送装置において、
環境温度を検知する温度センサ及び環境湿度を検知する湿度センサの少なくともいずれか一方を有する環境検知手段を有し、前記制御手段は、前記環境検知手段の出力に基づいて、前記紙搬送手段を制御してループ量を制御することを特徴とする紙搬送装置。
【0009】
2.前記紙搬送手段と前記停止手段との間に紙検知手段を設け、前記制御手段は、前記紙検知手段の紙先端検知信号に基づいて、前記紙搬送手段の作動量を制御することにより前記ループ量を制御することを特徴とする前記1に記載の紙搬送装置。
【0010】
3.前記制御手段は、前記紙検知手段が紙先端検知信号を出力した時点からの時間を制御することにより、前記作動量を制御することを特徴とする前記2に記載の紙搬送装置。
【0011】
4.前記紙搬送手段を駆動するステッピングモータを有し、前記制御手段は、前記紙検知手段が紙先端検知信号を出力した時点からの前記ステッピングモータの駆動パルス数を制御することにより、前記作動量を制御することを特徴とする前記2に記載の紙搬送装置。
【0012】
5.前記制御手段は、高温又は高湿において、前記ループ量を少なくする制御を行うことを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の紙搬送装置。
【0013】
6.紙搬送手段により紙を搬送し、その先端を停止手段に突き当て、更に紙を搬送することにより、前記停止手段の上流側に紙のループを形成し、ループ形成後に、前記停止手段の停止を解除して、紙を搬送する紙搬送方法において、
環境温度及び環境湿度の少なくともいずれかを検知し、検知結果に基づいて前記紙搬送手段の作動量を制御することにより、前記ループのループ量を制御することを特徴とする紙搬送方法。
【0014】
7.紙の厚さの情報に基づいて、前記ループ量を制御することを特徴とする前記6に記載の紙搬送方法。
【0015】
8.紙搬送装置内に設けられた環境検知手段により検知された環境温度及び環境湿度の少なくともいずれかにより前記ループ量を制御することを特徴とする前記6又は前記7に記載の紙搬送方法。
【0016】
9.紙搬送装置の外部からの環境温度及び環境湿度の少なくともいずれかの情報に基づいて前記ループ量を制御することを特徴とする前記6〜8のいずれか1項に記載の紙搬送方法。
【0017】
10.高温又は高湿において前記ループ量を少なくすることを特徴とする前記6〜9のいずれか1項に記載の紙搬送方法。
【0018】
11.多数枚の原稿紙が載置される原稿給紙台、該原稿給紙台から給紙された原稿紙を搬送する前記1〜4のいずれか1項に記載の紙搬送装置及び該紙搬送装置により搬送され排紙された原稿紙が積載される原稿排紙台を有することを特徴とする原稿搬送装置。
【0019】
12.画像形成部、
記録紙を収納する記録紙収納部及び、
前記1〜4のいずれか1項に記載の紙搬送装置であって、前記記録紙収納部から給紙された記録紙を前記画像形成部に搬送する紙搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る紙搬送装置を示す図である。
【0021】
紙Pのループαを形成する紙搬送手段としての搬送ローラHRは駆動ローラR1と従動ローラR2からなり、ループαを形成する停止手段としてのレジストローラRRは駆動ローラR3と従動ローラR4からなる。なお、停止手段としては、図示のローラに代えて開閉するシャッタを用いることもできる。駆動ローラR1はモータM1により駆動され、駆動ローラR3はモータM2により駆動される。モータM1、M2にはステッピングモータを用いることが望ましい。また、駆動ローラR1、R3を共通のモータで駆動し、クラッチを用いて駆動ローラR1、R3を個別に制御することも可能である。G1、G2はガイドである。
【0022】
制御手段CRは紙センサPS、環境温度を検知する温度センサCS1及び環境湿度を検知する湿度センサCS2の検知信号に基づいてモータM1、M2を制御する。温度センサCS1及び湿度センサCS2は環境検知手段を構成する。紙センサPSはレジストローラRRの上流側近傍に配置される。
【0023】
矢印Wに示すように進入する紙Pを搬送ローラHRが搬送する。搬送ローラHRは紙センサPSが紙Pの先端を検知した後、ある時間作動して紙搬送を行う。その際、レジストローラRRは停止しているので、レジストローラRRの上流部、即ち、ガイドG1、G2間にループαが形成される。ループαが形成された時点で搬送ローラHRが停止する。レジストローラRRは、所定のタイミング、例えば、紙センサPSの紙先端検知から所定時間後、又は、予め定められたタイミングで起動して紙Pを搬送する。
【0024】
このような紙搬送制御は制御手段CRにより行われ、ループαを形成することにより、紙Pの先端位置及び姿勢が制御されて、紙Pの先端位置が一定になるとともに、先端の傾き等が除去される。
【0025】
制御手段CRは、環境温度を検知する温度センサCS1及び環境湿度を検知する湿度センサCS2の検知出力の少なくともいずれかに基づいてモータM1を制御してループαのループ量を制御する。
【0026】
紙の剛性は、高温下又は高湿下において低下する。従って、高温高湿下で通常と同程度のループαを形成すると、紙が挫屈する場合がある。逆に高温高湿下における適正なループαを低温低湿において形成し紙搬送を行うと、厚紙等の剛性の強い紙では、先端の規制が不十分になって搬送制御のバラツキが生ずる場合がある。
【0027】
本実施の形態においては、このような不具合を防止するために、温度センサCS1及び湿度センサCS2を出力に基づいて制御手段CRがループαのループ量が環境に応じた量になるように制御する。
【0028】
望ましくは制御手段CRは、温度センサCS1及び湿度センサCS2の出力に基づいてモータM1を制御するが、いずれか一方の出力に基づいて制御してもよい。適正な制御条件は実験結果により設定され、制御手段CR内のメモリにルックアップテーブルとして格納することが望ましい。
【0029】
制御の態様としては、温度センサCS1及び湿度センサCS2の出力に基づいてループαのループ量を連続変化させる態様又は、例えば、低温(15℃未満)・低湿(35%未満)、常温(15℃以上25℃未満)・常湿(35%以上65%未満)及び高温(25℃以上)・高湿(65%以上)のように複数段階に区分して、各区分に対応したループ量を設定する段階制御が用いられる。
【0030】
ループ量は、紙センサPSの紙先端検知信号を基準として制御される。即ち、該紙先端検知信号からの所定時間モータM1を駆動するか、又は該紙先端検知信号からの所定パルス数でモータM1を駆動することにより、ループαのループ量が制御される。
【0031】
さらに、ループ量を紙の厚さの情報に基づいて制御することが望ましい。
紙の厚さの情報は、装置の操作部において設定された紙厚情報又は紙厚検知手段により検知された紙厚情報が用いられる。
【0032】
図2は実施の形態にかかる原稿搬送装置を示す図である。原稿搬送装置1には、若干給紙方向が下がるように傾斜した状態で原稿紙Pを支持する給紙トレイ3が設けられている。
【0033】
給紙トレイ3には、原稿紙Pの側縁を規制する側板3Aが設けられている。側板3Aは図では一方のみが示されているが、給紙トレイ3の両側に設けられ、原稿紙幅方向に移動可能であり、その移動位置によって、原稿紙Pの幅が規制される。
【0034】
給紙トレイ3上の最上部の原稿紙Pより給紙するピックアップローラ4及びピックアップローラ4に原稿紙Pを押し当てる押圧板5が設けられており、原稿紙Pの先端がピックアップローラ4に確実に接触するように構成されている。
【0035】
ピックアップローラ4で給紙された原稿紙Pを、一枚のみ確実に搬送するように、図1における駆動ローラR1、従動ローラR2に相当する分離ローラ6とリタードローラ7とが対向して設けられている。
【0036】
分離ローラ6は駆動モータ(図1におけるモータM1)により駆動されて原稿紙Pを搬送する。リタードローラ7はトルクリミッタを内蔵しており、所定値以下の駆動力では停止しているが、分離ローラ6からの駆動力が所定値を超えた場合に分離ローラ6に従動する。分離ローラ6とリタードローラ7とのこのような作用により原稿紙が1枚に分離され搬送される。
【0037】
分離ローラ6で搬送された一枚の原稿紙Pを一時停止し、給紙のタイミングを取るための図1における駆動ローラR3、従動ローラR4に相当する一対のレジストローラ8,9が設けられており、レジストローラ8、9により、原稿紙Pの位置及び姿勢が規制され、制御されたタイミングで原稿紙が搬送される。このような原稿紙Pの位置及び姿勢の規制はレジストローラ8、9の上流部において原稿紙Pのループを形成することにより行われる。
【0038】
レジストローラ8,9の下流側に案内通路10が形成され、画像読取位置Rに原稿紙Pを搬送する一対の搬送ローラ11、12を設け、更に画像読取位置Rに搬送された原稿紙Pがプラテンローラ13を設けることにより、画像読取位置Rにおける原稿搬送を行う。
【0039】
読取を完了した原稿紙Pを案内通路19に案内して、一対の搬送ローラ20、21で搬送し、排紙用案内通路22又は再び案内通路10に搬送するための反転案内通路23に案内する。この搬送路の切換に切換案内部材24が設けられている。
【0040】
片面読取モードにおいては、画像読取位置Rを通過した原稿紙Pは、前記排紙用案内通路22に案内され、一対の排紙ローラ29、30により搬送されて排紙トレイ31に排紙される。
【0041】
両面読取モードにおいては、表面読取で画像読取位置Rを通過した原稿紙Pは点線の位置に切り換えられた切換案内部材24により案内されて、正逆回転可能な反転ローラ26、27で反転案内部23Aに搬送され後、反転ローラ26、27の搬送方向の反転で反転案内通路23を前記と反対方向に進行し案内通路10を走行する。案内通路10を走行する原稿紙は裏面が下の状態で画像読取位置Rを走行して裏面読取が行われる。裏面読取後の原稿紙は、頁揃えのために、反転ローラ26、27により搬送され、案内通路10から画像読取位置Rを通過した後に排紙トレイ31に排紙される。
【0042】
図2の原稿搬送装置においては、分離ローラ6及びリタードローラ7が図1における搬送ローラHRを構成し、レジストローラ8、9が図1におけるレジストローラRRを構成する。そして、図1における制御手段CRは、レジストローラ8、9の上流に設けられた紙センサPSの紙先端検知信号に基づいて、分離ローラ6及びレジストローラ8を制御して、ループ形成及び搬送を行い、ループ量を温度センサCS1及び湿度センサCS2の少なくともいずれかの出力、更には、紙センサPSの出力に基づいて制御する。なお、温度センサCS1及び湿度センサCS2を原稿搬送装置1に設けることなく、画像形成装置の画像形成装置本体内にこれらセンサを設け、画像形成装置本体からの情報に基づいてループ量を制御することもできる。
【0043】
図3は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
画像形成装置は、原稿搬送装置40、画像読取部50、画像形成部60、定着部62及び記録紙搬送部70を有する。
【0044】
原稿搬送装置40は前記に説明したように原稿の片面又は両面を画像読取位置に搬送する。画像読取部50は原稿搬送装置40により搬送される原稿又は原稿台に載置された原稿の画像を読み取って画像データを生成する。
【0045】
電子写真法により画像を形成する画像形成部60及び定着部62は記録紙に画像を形成する。
【0046】
記録紙搬送部70は3個の給紙トレイを有する記録紙収納部71、手差し給紙部72、給紙部73、排紙トレイ74及び裏面用給紙部75を有する。記録紙収納部71又は手差し給紙部72から供給された記録紙は給紙部73において、画像形成部60における画像形成と同期を取って搬送され、画像形成部60に給紙される。画像形成部60において記録紙に転写された画像は定着部62において定着される。
【0047】
片面モードにおいて画像が形成された記録紙又は両面モードにおける裏面画像が定着された記録紙は排紙トレイ74に排紙され、両面モードにおける表面画像が定着された記録紙は裏面用給紙部75から画像形成部60に再給紙される。
【0048】
図3の画像形成装置においては、給紙部73を構成するループ形成ローラ73Aに図1の搬送ローラHRが、給紙部73のレジストローラ73BにレジストローラRRが用いられ、制御手段CRは画像形成部60の近傍に設けられた温度センサCS1及び湿度センサCS2の出力に基づいてループ形成ローラ73Aを制御してレジストローラ73Bの上流に形成されるループのループ量を制御する。
【0049】
【実施例】
図1に示す紙搬送装置を図2に示す原稿搬送装置に用いた例、即ち、ピックアップローラ4により送り出された原稿を分離ローラ6とリタードローラ7とからなる紙搬送手段と、レジストローラ8からなる停止手段とを有する紙搬送装置の例について、表1に示すタイミング制御の下に紙の搬送を行った。
【0050】
【表1】
Figure 2004051340
【0051】
表1のmmで示す距離は、図2の紙センサPSをレジストローラ8に対して、レジストローラ8の上流側15mmの位置に配置した構成において、紙センサPSの紙先端検知後の紙の走行距離である。
【0052】
表1に示す走行距離だけ紙を走行させた場合に、低温・低湿から高温・高湿に亘る範囲でレジストローラ8における紙の位置制御、姿勢制御が良好に行われるとともに、紙の挫屈等の発生がなかった。
【0053】
10℃・20%の低温・低湿から30℃・80%の高温・高湿までの条件下において紙センサPSの先端検知から21mm走行させて一定ループ量を形成する従来のタイミング制御では、低温・低湿において、レジストローラ8における位置制御又は姿勢制御が十分でないとともに、高温・高湿において紙の挫屈が発生する場合があった。
【0054】
【発明の効果】
前記に記載の発明により、温度や湿度等の環境の変化による搬送タイミング、紙の姿勢等のバラツキが少なく、且つ、過大なループによる紙の挫屈等の搬送不良が防止され、正確で安定した紙搬送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る紙搬送装置を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る原稿搬送装置を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
【符号の説明】
1、40 原稿搬送装置
6 分離ローラ
7 リタードローラ
8、9、73B、RR レジストローラ
50 画像読取部
60 画像形成部
70 記録紙搬送部
73A ループ形成ローラ
HR 搬送ローラ
α ループ

Claims (12)

  1. 紙搬送手段、
    該紙搬送手段により搬送される紙の先端を止める停止手段、
    該停止手段により先端が停止された状態で前記紙搬送手段を作動させることにより、前記停止手段の上流に紙のループを形成する制御を行う制御手段を有する紙搬送装置において、
    環境温度を検知する温度センサ及び環境湿度を検知する湿度センサの少なくともいずれか一方を有する環境検知手段を有し、前記制御手段は、前記環境検知手段の出力に基づいて、前記紙搬送手段を制御してループ量を制御することを特徴とする紙搬送装置。
  2. 前記紙搬送手段と前記停止手段との間に紙検知手段を設け、前記制御手段は、前記紙検知手段の紙先端検知信号に基づいて、前記紙搬送手段の作動量を制御することにより前記ループ量を制御することを特徴とする請求項1に記載の紙搬送装置。
  3. 前記制御手段は、前記紙検知手段が紙先端検知信号を出力した時点からの時間を制御することにより、前記作動量を制御することを特徴とする請求項2に記載の紙搬送装置。
  4. 前記紙搬送手段を駆動するステッピングモータを有し、前記制御手段は、前記紙検知手段が紙先端検知信号を出力した時点からの前記ステッピングモータの駆動パルス数を制御することにより、前記作動量を制御することを特徴とする請求項2に記載の紙搬送装置。
  5. 前記制御手段は、高温又は高湿において、前記ループ量を少なくする制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙搬送装置。
  6. 紙搬送手段により紙を搬送し、その先端を停止手段に突き当て、更に紙を搬送することにより、前記停止手段の上流側に紙のループを形成し、ループ形成後に、前記停止手段の停止を解除して、紙を搬送する紙搬送方法において、
    環境温度及び環境湿度の少なくともいずれかを検知し、検知結果に基づいて前記紙搬送手段の作動量を制御することにより、前記ループのループ量を制御することを特徴とする紙搬送方法。
  7. 紙の厚さの情報に基づいて、前記ループ量を制御することを特徴とする請求項6に記載の紙搬送方法。
  8. 紙搬送装置内に設けられた環境検知手段により検知された環境温度及び環境湿度の少なくともいずれかにより前記ループ量を制御することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の紙搬送方法。
  9. 紙搬送装置の外部からの環境温度及び環境湿度の少なくともいずれかの情報に基づいて前記ループ量を制御することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の紙搬送方法。
  10. 高温又は高湿において前記ループ量を少なくすることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の紙搬送方法。
  11. 多数枚の原稿紙が載置される原稿給紙台、該原稿給紙台から給紙された原稿紙を搬送する請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙搬送装置及び該紙搬送装置により搬送され排紙された原稿紙が積載される原稿排紙台を有することを特徴とする原稿搬送装置。
  12. 画像形成部、
    記録紙を収納する記録紙収納部及び、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙搬送装置であって、前記記録紙収納部から給紙された記録紙を前記画像形成部に搬送する紙搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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