JP6802647B2 - 画像形成装置およびシート搬送装置 - Google Patents
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Description
搬送路においてシートを搬送する搬送手段と、
前記搬送路においてシートを検知する第一検知手段と、
前記搬送路において前記第一検知手段よりもシートの搬送方向の下流側に配置され、シートを検知する第二検知手段であって、前記第二検知手段で検知可能な最小紙間よりも前記第一検知手段で検知可能な最小紙間のほうが短い、第二検知手段と、
前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された先行シートの後端から後続シートの先端までの間隔と目標間隔との差分に応じて前記先行シートの後端から前記後続シートの先端までの間隔の調整量を決定する決定手段と、
前記先行シートの搬送方向における長さの基準値に対する、前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された前記先行シートの搬送方向における長さの測定値の誤差に応じて、前記調整量を補正する補正手段と、
前記補正手段によって補正された前記調整量に応じた時間にわたり前記搬送手段の搬送速度が増速または減速するよう前記搬送手段を制御する制御手段と
を有し、
前記補正手段は、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知できるように前記誤差に応じて前記調整量を補正することを特徴とする画像形成装置を提供する。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置100の概略断面図である。本実施例での画像形成装置100は電子写真方式のプリンタであるが、本発明を適用可能な画像形成装置はインクジェット方式、熱転写方式など、他の画像形成方式を採用していてもよい。感光ドラム122は、感光体であり、かつ、像担持体であり、時計方向に所定の周速度(プロセススピード)vpsで回転する。帯電ローラ123は感光ドラム122の表面を一様に帯電させる。光学走査装置140は画像信号に応じた光ビームを出力する。光ビームは反射ミラー141によって反射されて、感光ドラム122の表面に照射され、静電潜像を形成する。現像ローラ121はトナーを付着させて静電潜像を現像し、トナー画像を形成する。
図2は各ローラと、各ローラを駆動する駆動源との関係を表す図である。画像形成装置100では、駆動源として給紙モータ301とメインモータ302が使用されている。給紙モータ301とメインモータ302も搬送手段の一部として理解されてもよい。給紙モータ301は給紙クラッチ310を介して給紙ローラ102と分離ローラ103を駆動する。さらに、給紙モータ301は、搬送ローラ104とレジローラ106を駆動している。メインモータ302は感光ドラム122、現像ローラ121、加圧ローラ134、排出ローラ110を駆動する。給紙モータ301の回転速度を制御することでシート間隔が調整される。なお、増速によるシート間隔調整(以下、加速制御と呼ぶ)の説明を容易にするために給紙モータ301としてはステッピングモータが採用される。ただし、給紙モータ301としてはDCブラシレスモータやブラシモータ等も採用可能である。シート間隔調整が実行されていない期間では搬送ローラ104とレジローラ106の周速度も周速度vpsに制御される。なお、レジローラ106の周速度が常に周速度vpsに制御される場合、レジローラ106はメインモータ302によって駆動されてもよい。この場合、シート間隔を検知するためのシートセンサは搬送ローラ104の近くに配置される。
図3は制御系を示すブロック図である。搬送制御部202はマイクロプロセッサ、ASIC(application specific integrated circuits)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの演算装置と、RAMおよびROMなどの記憶装置を有している。搬送制御部202はトップセンサ107や排紙センサ109を用いて搬送方向におけるシートSの長さやシート間隔を検知または測定する。搬送制御部202は、シート間隔の測定値に基づき給紙モータ301を制御して、シートの搬送速度を一時的に変更し、シート間隔を目標間隔に制御する。また、搬送制御部202は、トップセンサ107がシートSの先端を検知したタイミングを画像形成の開始タイミングとして利用する。搬送制御部202は排紙センサ109の検知結果に基づきジャムを検知する。たとえば、搬送制御部202は、トップセンサ107がシートSの先端を検知したタイミングから所定期間が過ぎても排紙センサ109がシートSの先端を検知できなかったりすると、ジャムが発生したと判定する。とりわけ、搬送制御部202は、排紙センサ109がシートSの先端を検知してから所定期間が過ぎても後端を検知できなければ、定着装置130でジャムが発生したと判定する。搬送制御部202は、適宜、メインモータ302や給紙クラッチ310を制御する。搬送制御部202は、操作パネル211を通じて操作者により入力された情報に基づき、シートサイズを特定する。
図4Aないし図4Fはトップセンサ107や排紙センサ109などのシートセンサ400の構造と動作を説明する図である。シートセンサ400は、シートSによって押されて回動軸403を中心に回動するフラグ402と、フラグ402の回動によって透光状態と遮光状態とが切り替わるフォトインタラプタ401と、フラグ402を所定の位置に戻すためのバネ407を有している。なお、図4Dが示すように、フォトインタラプタ401は発光素子405と受光素子406を有している。フラグ402が発光素子405と受光素子406との間にある状態が遮光状態であり、フラグ402が発光素子405と受光素子406との間にない状態が透光状態である。
遮光期間Txに搬送速度vpsを乗算して得られる距離がシート間隔Lintrvlの元になる距離である。しかしこの距離には、図4Aないし図4Cが示すように、フォトインタラプタ401のタイムラグが考慮されなければならない。後続シートの先端が端部検知位置P1に到達したときには、先行シートの後端は端部検知位置P1から距離Lfを進み、さらに、戻り時間Tbに搬送速度vpsを乗算して得られる距離も下流に進んでいる。それ故、Eq.1が成立する。
連続プリント中の給紙モータ301の増速によるシート間隔調整(以下、加速制御と呼ぶ)が説明される。搬送制御部202はトップセンサ107によるシート先端検知からシート後端検知までの給紙モータ301のステップ数をカウントすることで、シート有り距離L1を求める。つまり、搬送制御部202はフォトインタラプタ401の受光素子406が検知信号を出力している間は継続的に給紙モータ301のステップ数をカウントする。さらに、搬送制御部202は、先行シートの後端検知から後続シートの先端検知までのステップ数をカウントすることで、シート無し距離L2を求める。つまり、搬送制御部202はフォトインタラプタ401の受光素子406が検知信号の出力を停止している間も継続的に給紙モータ301のステップ数をカウントする。図4Cに示したように、トップセンサ107の端部検知位置P1から抜け位置P2までの距離をLfとする。また、フラグ402が抜け位置P2から端部検知位置P1に戻るまでの戻り時間をTbとする。先行シートについてのシート長の測定結果Lmsrと先行シートと後続シートのシート間隔Lintrvlはこれらのパラメータを用いて表現される。
Lintrvl = L2 + Lf + Tb * vps・・・Eq.3
シート有り距離L1は、シートSの先端が端部検知位置P1に到着してからフラグ402が端部検知位置P1に戻るまでにシートSの先端が進む距離を含む。つまり、シート有り距離L1には、端部検知位置P1から抜け位置P2までの距離Lfに加え、戻り時間Tb中に先端が進んだ距離(Tb*vps)が含まれてしまっている。よって、シートSの長さの測定結果Lmsrは、シート有り距離L1から距離LfとTb*vpsとを減算することで求められる。Eq.3はEq.1から求められる。すなわち、シート無し距離L2は遮光期間Txの間に先行シートの後端が進む距離に相当する。
ここで、距離Lfと戻り時間Tbは排紙センサ109を構成するメカの公差とシートSの種類との組み合わせによって決定される値のうちで、下限間隔Lmin_intrvlを最大にする値である。これらは実験やシミュレーションによって工場出荷時に決定される。最終的に求められた下限間隔Lmin_intrvlは搬送制御部202に内蔵されたROMに格納される。
図5のフローチャートを用いて加速制御による削減量Qの決定方法が説明される。削減量Qは測定されたシート間隔Lintrvlと目標間隔Ltとの誤差に応じて決定されるものであり、シート間隔の削減量である。搬送制御部202はトップセンサ107で後続シートの先端を検知すると以下の処理を実行する。
図6を用いて加速制御について説明する。本実施例では加速制御の実施時に搬送制御部202は給紙モータ301の回転速度を増速することで、シートSの搬送速度をvpsからvaccまで増速させる。図6に示すようにvpsからvaccに加速するに必要となる加速時間をTacc[msec]とする。vaccからvpsに減速するために必要となる減速時間をTdec[msec]とする。加速期間における削減量をQacc[mm]とし、減速期間における削減量をQdec[mm]とする。これらの値はROMに保持されている給紙モータ301のスピードアップテーブルやスローダウンテーブルより決定される。説明を簡単にするため、削減量QがQacc+Qdecより大きい場合を一例とする。加速制御で所望の削減量Qを得るには速度vaccに到達してからQ − Qacc − Qdec[mm]だけ、シート間隔が短縮さればよい。これをQsteadyとする。搬送制御部202は、速度vaccでの搬送時間Tsteady[msec]を以下の式から求める。
Tsteady=(Q − Qacc − Qdec)/(vacc−vps)・・・Eq.5
以上のように、連続プリントの2枚目以降はトップセンサ107でシートの先端を検知したタイミングで削減量Qが決定される。そして、搬送制御部202は削減量Qから加速期間Tsteadyを決定する。搬送制御部202は時刻t1に給紙モータ301の加速を開始すると、時刻t1からTacc+Tsteady[msec]だけ経過したときに、給紙モータ301の減速を開始する。これにより搬送速度がvaccからvpsに戻る。
実施例1では先行シートのシート長の測定結果Lmsrと操作者により指定された公称値との差Δを用いて削減量Qの決定方法が選択された。これは操作者がシートSのサイズを正しく指定することが前提とされている。よって、操作者が誤ったサイズを指定してしまうと、削減量Qが正しく決定されなくなってしまう。そこで、実施例2では予め測定した測定誤差の範囲から削減量を決定する例について説明する。なお、実施例2において実施例1と共通する事項については説明を省略する。
・フラグ402の形状の公差
・フラグ402とフォトインタラプタ401の取り付け公差
・バネ407のばね定数の公差
・シートSの先端やシートSの後端が搬送路の上側(図4E)を通るのか、下側(図4F)を通るか
これらの組み合わせを変えながら実験を行うことで、シート間隔の測定誤差がとり得る範囲が判明する。シート長Lpの測定結果はLp−ΔLminからLp+ΔLmaxまでの範囲でばらつくものとする。1枚のシートについてのシート長Lpの下限値と上限値との差ΔLはΔLmin+ΔLmaxである。よって、シート長の測定結果Lmsrの測定誤差のとり得る範囲は−ΔLmaxないし+ΔLminまでの範囲である。
実施例1、2ではトップセンサ107としてフォトインタラプタ401とフラグ402を有したシートセンサ400が説明された。しかし、本発明では他のタイプのシートセンサが採用されてもよい。実施例3では回転式のシートセンサについて説明する。なお、実施例3において実施例1、2と共通する事項については説明が省略される。
Lintrvl = L2 − Lf’・・・Eq.7
ここで、Lf’は、図8Dに示すように、先端検知位置P3から後端検知位置P4までの距離である。Lf’は代表的なシートSを搬送する実験を工場出荷時に実行することで求められる。したがって、上述したように、実際の先端検知位置P3から後端検知位置P4までの距離に対して誤差が生じうる。実施例3は、シート長の測定結果Lmsrとシート間隔の測定結果Lintrvlについての求め方が異なる以外は実施例1と同じである。回転式のシートセンサ400’を用いたシート間隔の測定誤差の取りうる範囲は以下の要因が影響する。
・フラグ902の形状の公差
・フラグ903の形状の公差
・軸904の取り付け公差
・フォトインタラプタ901の取り付け公差
・シートSの先端やシートSの後端が搬送路の上側(図8E)を通るのか、下側(図8F)を通るか
これらの組み合わせに応じて測定誤差の取りうる範囲が予め実験により求められる。よって、実施例2は回転式のシートセンサ400’にも適用できる。
図10を用いて実施例1ないし3に関する搬送制御部202の機能について説明する。これらの機能は、マイクロプロセッサがプログラムを実行することで実現されても良いし、ASICやFPGAのハードウエアによって実現されても良い。あるいは、一部の機能がソフトウエアによって実現され、残りの機能がハードウエアによって実現されてもよい。長さ測定部501はトップセンサ107の検知結果に基づきシートSの先端から後端までの長さLmsrを測定する。指定部506は操作者により指定されたシートのサイズに基づいて先行シートの搬送方向における長さの公称値L0を取得する取得手段として機能する。間隔測定部502はトップセンサ107の検知結果に基づき先行シートの後端から後続シートの先端までのシート間隔Lintrvlを測定する。ジャム検知部503は排紙センサ109の検知結果に基づきジャムの発生を検知する。
Claims (16)
- 搬送路においてシートを搬送する搬送手段と、
前記搬送路においてシートを検知する第一検知手段と、
前記搬送路において前記第一検知手段よりもシートの搬送方向の下流側に配置され、シートを検知する第二検知手段であって、前記第二検知手段で検知可能な最小紙間よりも前記第一検知手段で検知可能な最小紙間のほうが短い、第二検知手段と、
前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された先行シートの後端から後続シートの先端までの間隔と目標間隔との差分に応じて前記先行シートの後端から前記後続シートの先端までの間隔の調整量を決定する決定手段と、
前記先行シートの搬送方向における長さの基準値に対する、前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された前記先行シートの搬送方向における長さの測定値の誤差に応じて、前記調整量を補正する補正手段と、
前記補正手段によって補正された前記調整量に応じた時間にわたり前記搬送手段の搬送速度が増速または減速するよう前記搬送手段を制御する制御手段と
を有し、
前記補正手段は、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知できるように前記誤差に応じて前記調整量を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 前記目標間隔、前記誤差および前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知可能な所定間隔に基づき、前記先行シートの後端から前記後続シートの先端までの間隔から前記差分および前記誤差を削減しても前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知できるかどうかを判定する判定手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記判定手段の判定結果に応じて前記調整量を増加、維持または減少させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された前記先行シートの搬送方向における長さの測定値が前記先行シートの搬送方向における長さの基準値以上であるかどうかを判定する第一判定手段と、
前記測定値が前記基準値以上である場合に、前記目標間隔から前記誤差を減算して得られる差が、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知可能な所定間隔以上であるかどうかを判定する第二判定手段とをさらに有し、
前記補正手段は、前記測定値が前記基準値以上であり、かつ、前記目標間隔から前記誤差を減算して得られる差が前記所定間隔以上である場合に、前記調整量を増加させ、前記測定値が前記基準値以上であるものの、前記目標間隔から前記誤差を減算して得られる差が前記所定間隔以上でない場合に、前記調整量を補正しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補正手段は、前記測定値が前記基準値以上であり、かつ、前記目標間隔から前記誤差を減算して得られる差が前記所定間隔以上である場合に、前記調整量を前記誤差の分だけ増加させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記測定値が前記基準値以上でない場合に、前記基準値に対する前記測定値の差を前記目標間隔から減算して得られる差が前記所定間隔以下であるかどうかを判定する第三判定手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記測定値が前記基準値以上でなく、かつ、前記基準値に対する前記測定値の差を前記目標間隔から減算して得られる差が前記所定間隔以下である場合に、前記調整量を補正せず、前記測定値が前記基準値以上でなく、かつ、前記基準値に対する前記測定値の差を前記目標間隔から減算して得られる差が前記所定間隔以下でない場合に、前記調整量を削減することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記補正手段は、前記測定値が前記基準値以上でなく、かつ、前記基準値に対する前記測定値の差を前記目標間隔から減算して得られる差が前記所定間隔以下でない場合に、前記基準値から前記測定値を減算して得られる差の分だけ前記調整量を削減することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記調整量に応じた時間にわたり、前記搬送手段の搬送速度を、前記画像形成装置のスループットに基づき決定された第一搬送速度から前記第一搬送速度よりも速い第二搬送速度に増速することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記搬送手段の搬送速度の増速を開始したタイミングを起点とした第一期間において前記搬送手段の搬送速度を線形に増速させ、前記搬送手段の搬送速度が前記第二搬送速度に到達したタイミングを起点とした第二期間において前記搬送手段の搬送速度を前記第二搬送速度に維持し、前記第二期間に続く第三期間において前記搬送手段の搬送速度を線形に減速させて前記第一搬送速度に戻すことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 操作者により指定された前記シートのサイズに基づいて前記先行シートの搬送方向における長さの基準値を取得する取得手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第一検知手段において発生しうる前記先行シートの搬送方向における長さの測定値の誤差の上限値を前記目標間隔から減算して得られる値が、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知可能な所定間隔以上であるかどうかを判定する判定手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記目標間隔から減算して得られる値が前記所定間隔以上である場合に前記調整量を増加させ、前記目標間隔から減算して得られる値が前記所定間隔以上でない場合に前記調整量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補正手段は、前記目標間隔から減算して得られる値が前記所定間隔以上である場合に前記調整量を前記上限値の分だけ増加させ、前記目標間隔から減算して得られる値が前記所定間隔以上でない場合に前記調整量を前記上限値の分だけ減少させることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記上限値は、前記第一検知手段を構成する複数の部材の形状のバラツキ、前記複数の部材の取り付け公差、および前記第一検知手段を通過する際のシートの姿勢のバラツキに基づき予め決定されることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記第一検知手段は、
シートの先端に押されて回動軸を中心に回動するフラグと、
前記フラグの位相に応じて遮光状態と透光状態とが切り替わるフォトインタラプタとを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記フラグは前記シートの先端に押されて第一方向に回動し、前記シートの後端が前記フラグを通過すると前記第一方向と反対の第二方向に回動することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 前記シートが通過する間に一定角度ずつ前記フラグが回動するように規制するカム機構をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 搬送路においてシートを搬送する搬送手段と、
前記搬送路においてシートを検知する第一検知手段と、
前記搬送路において前記第一検知手段よりもシートの搬送方向の下流側に配置され、シートを検知する第二検知手段であって、前記第二検知手段で検知可能な最小紙間よりも前記第一検知手段で検知可能な最小紙間のほうが短い、第二検知手段と、
前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された先行シートの後端から後続シートの先端までの間隔と目標間隔との差分に応じて前記先行シートの後端から前記後続シートの先端までの間隔の調整量を決定する決定手段と、
前記先行シートの搬送方向における長さの基準値に対する、前記第一検知手段の検知結果に基づき測定された前記先行シートの搬送方向における長さの測定値の誤差に応じて、前記調整量を補正する補正手段と、
前記補正手段によって補正された前記調整量に応じた時間にわたり前記搬送手段の搬送速度が増速または減速するよう前記搬送手段を制御する制御手段と
を有し、
前記補正手段は、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端とを前記第二検知手段で検知できるように前記誤差に応じて前記調整量を補正することを特徴とするシート搬送装置。
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