JP2020007123A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 種類の異なるセンサへ交換された場合に、いずれのセンサへ交換されたかを判定することが困難であった。【解決手段】 画像形成装置にはシートを検知するセンサAと、種類の異なるセンサBとのいずれも取り付け可能であって、搬送路に沿ってシートを搬送する搬送ローラR10と、シートに画像を形成するレーザスキャナ1Y、1M、1C、及び1Bkと、センサから出力された信号に基づいて、搬送ローラR10を制御するCPU301と、を備え、CPU301は、搬送ローラR10によってシートを搬送させ、取り付けられたセンサによってシートを検知させ、シートの先端が検知されてからシートの後端が検知されるまでの検知時間と閾値時間とを比較し、前記比較結果に基づいてセンサAが取り付けられているかセンサBが取り付けられているかを判定する。【選択図】 図8
Description
本発明は搬送されるシートを検知するセンサを有する画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置はカセットやトレイからシートを給送し、シートを搬送路に沿って搬送し、搬送されるシートへトナー画像を転写することで成果物を作成する。シートの搬送が高精度に行えなければシートの所望の位置に画像が形成されず、成果物の品質が低下してしまう。また、装置内でジャムが発生した場合、シートが蛇腹状に変形する可能性もある。蛇腹状に変形したジャムシートを取り除くのは大変な労力がいる。そして、ジャムシートの除去には時間がかかるので、印刷できないダウンタイムが長大になってしまう可能性がある。
そこで、一般的な画像形成装置は搬送路に複数のシート検知センサを配置している。そして、画像形成装置は所定のタイミングにてシート検知センサがシートを検知しなければシートの搬送を停止する。このように制御することで、ダウンタイムが長大になることを防止している。
例えば、特許文献1には搬送路に反射型の光学センサを備えた画像形成装置が開示されている。反射型の光学センサならば応答性が速いので、画像形成装置が高速化された場合であっても高精度にシートの有無を検知できる。
画像形成装置は取り付け可能な光学センサは、外見形状が似通っている。そのため、異なる種類の光学センサであっても画像形成装置に取り付け可能になっている。また、異なる種類の光学センサのなかから画像形成装置に取り付ける光学式センサを選択することができれば、設計自由度を高めることができるので画像形成装置を製造するメーカーにとってもメリットがある。しかしながら、これら光学式センサは、外見形状が似ていても、その光学特性が異なっていることが多い。そのため、画像形成装置に取り付けられた光学式センサを種類の異なる光学式センサへ交換した場合には、交換後に光学式センサに適したパラメータを設定する必要がある。
もし、交換前の光学式センサと交換後の光学式センサの検知特性が異なっている場合には、ループ量制御が適正に実施されずに、シートに形成される画像が斜めになってしまう可能性がある。さらに、交換前の光学式センサと交換後の光学式センサの検知特性が異なっている場合、シートがジャムしているか否かを高精度に検知できない可能性がある。
しかしながら、光学式センサを交換したサービスマンがパラメータの設定を行う場合、光学式センサの種類が外観からその種類を判別する必要があるので、種類をきちんと判定することができない可能性がある。または、サービスマンが交換後の光学式センサに適したパラメータを誤って設定してしまう可能性や、パラメータの設定自体を忘れてしまう可能性もある。さらに、光学式センサが取り付けられたユニットごと交換する場合には、ユニットに実装された光学式センサを全て確認するために部品を取り外さなければならず、メンテナンス作業が煩雑になる。
そこで、本発明は、種類の異なるセンサへ交換された場合であっても、いずれのセンサへ交換されたかを判定することが目的である。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、シートを検知する第1センサと、前記シートを検知する前記第1センサと異なる第2センサとのいずれも取り付け可能な画像形成装置であって、搬送路に沿ってシートを搬送する搬送手段と、前記シートに画像を形成する画像形成手段と、センサから出力された前記シートの検知結果を示す信号に基づいて、前記搬送手段を制御する制御手段と、前記搬送手段によってシートを搬送させ、前記取り付けられたセンサによって前記シートを検知させ、前記シートの先端が検知されてから前記シートの後端が検知されるまでの検知時間を前記取り付けられたセンサから出力された信号に基づき決定し、前記検知時間と閾値時間とを比較し、前記比較結果に基づいて前記センサが第1センサであるか第2センサであるかを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、種類の異なるセンサへ交換された場合であっても、いずれのセンサへ交換されたかを判定できる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。図1に、本発明の画像形成装置100の一例としてのカラーデジタルプリンタの概略断面図を示す。
まず画像形成部を説明する。4つのレーザスキャナ1Y、1M、1C、1Bkはそれぞれ4つの感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkに静電潜像を形成し、それぞれ4つの現像器3Y、3M、3C、3Bkによりトナー画像を形成する。4つの感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkに形成された各色トナー画像は、それぞれ4つの一次転写部4Y、4M、4C、4Bkにより中間転写ベルト130上に転写される。これによって中間転写ベルト130上にはフルカラーのトナー画像が形成される。中間転写ベルト130上のトナー画像は、中間転写ベルト130が回転することによって、二次転写部R11へと搬送される。
シートはカセットCST1〜CST3のいずれかからピックアップユニットPU1〜PU3により給送され、搬送ローラ対R5〜R9によりレジストレーションローラ対R10に向けて搬送される。また、シートが手差しトレイMFから給送される場合にも給送されたシートがレジストレーションローラ対R10に搬送される。
レジストレーションローラ対R10は、中間転写ベルト130上のトナー画像がシートの目標位置に転写されるように、シートの送り出しタイミングを制御する。レジストレーションローラ対R10は、搬送タイミングではなく、シートの搬送速度を制御する構成としてもよい。トナー像は、二次転写部R11によってシートに転写される。その後、トナー像が転写されたシートは定着器UN3へ搬送される。定着器UN3は、シート上のトナー像を加熱及び加圧し、トナー像をシートに定着させる。画像が定着されたシートは反転排出部UN4からデカールユニットUN5にてカール取りされた後、ローラ対R15から装置本体の外へ排出される。また両面印刷時の1面目の印刷後は、反転排出部UN4から両面反転部UN6、両面搬送パスUN8を経由し、再びレジストレーションユニットUN1へ給送され、同様に印刷、排出される。
シートが搬送される搬送路上には、シートの有無を検知するシート検知センサPS1〜PS23が配置されている。シート検知センサPS1〜PS23は反射型センサである。
以下、シート検知センサPS1〜PS23の一例としてシート検知センサPS9について説明する。図2はシート検知センサPS9の要部断面図である。シート検知センサPS9は、発光素子233と受光素子234とを有する反射型の光学式センサである。シート検知センサPS9は、発光素子233、受光素子234、発光素子233と受光素子234が実装された基板200、レンズ230、及び231、樹脂製のケース部材220を備える。接合部236a、236bはシート検知センサPS9を画像形成装置100へ取り付けるために用いられる。接合部236a、及び236bはスナップフィットによって取り付けられる。発光素子233から発せられた光はレンズ230を介して検知エリアに照射される。検知エリアからの反射光はレンズ231を介して受光素子234に受光される。受光素子234は反射光量(反射光の強度)に応じた出力値を出力する。なお、出力値は電圧、又は電流のアナログ値である。
シート検知センサPS9の光学特性は、発光素子233、受光素子234、レンズ230、レンズ231の構造によって予め決まる。そして、シート検知センサPS9の種類ごとにレンズ230、231の形状や、発光素子233の強度分布、受光素子234の感度特性が異なる。そのため、例えば、シート検知センサPS9の検知エリアの面積はシート検知センサの種類ごとに異なっている。
図3は、画像形成装置100の制御ブロック図である。制御部300はCPU301、EEPROM302、RAM303、入出力部304、操作部305を備える。
CPU301は内部メモリに予め記憶されているプログラムに基づいて各種センサやモータを制御したり、演算処理を実行する。EEPROM302は画像形成装置100の不揮発性のメモリである。また、EEPROM302のレジスタには、シート検知センサPS1〜PS23のセンサの種類が記憶されている。RAM303はシステムワークメモリとして機能する。入出力部304はシート検知センサPS1〜PS23からの信号を受け入れる入力回路と、搬送ローラを駆動するモータM1〜M11を動かすための駆動回路を有する。操作部305は画像形成装置の印刷設定やプリント動作の開始、又は停止を指示する。また、操作部305には、後述のシート検知センサの判別制御の実行を指示するためのボタンを備える。
シート検知センサPS1はシートを検知したときに制御部300へHighレベルの信号(検知結果を示す信号)を出力する。シート検知センサPS2〜PS23も同様である。なお、本実施形態のシート検知センサPS1〜PS23の出力論理はシートが検知されたときにHighレベルの信号が出力される構成に限定されない。例えば、シート検知センサPS1がシートを検知したときに制御部300へLowレベルの信号(検知結果を示す信号)を出力する構成としてもよい。
次に、シート検知センサが異なるタイプのシート検知センサへ交換された場合の課題について説明する。図4は光学特性の異なるシート検知センサPS9(センサA)とシート検知センサPS9(センサB)を例にシート搬送方向のシートPの先端の検知位置を示したものである。
図4(a)はシート検知センサPS9にセンサAが取付けられたときのシートPの検知位置を示しており、シート搬送方向に対してセンサの光軸から1.0mm手前でシートPの先端を検知する。一方、図4(b)はシート検知センサPS9にセンサBが取付けられたときのシートPの検知位置を示しており、シート搬送方向に対してセンサの光軸から2.0mm手前でシートPの先端を検知する。したがって、シート検知センサPS9(センサB)の方がシート検知センサPS9(センサA)に対してシートPの先端を1.0mm早く検知する。同様にして、シートPが通過して抜ける際はシート検知センサPS9(センサB)の方がシート検知センサPS9(センサA)に対してシートPの後端を1.0mm遅く検知する。
図5は画像形成装置のシート搬送制御で、シートPの斜行を補正するためのループ量制御技術における課題を説明するものである。図5はシート検知センサPS9(センサA)からシート検知センサPS9(センサB)にメンテナンス等でセンサが交換された際の斜行補正ループ量の違いを示している。図5(a)はシート検知センサPS9としてセンサAが取付けられたときのシートPのループ状態を示しており、図5(b)はシート検知センサPS9としてセンサBが取付けられたときのシートPのループ状態を示している。
制御部300は、シート検知センサPS9によりシートPの先端が検知されたタイミングに基づいて、搬送ローラR9の停止タイミングを制御する。このとき、レジストレーションローラR10は停止しているので、レジストレーションローラR10のニップ部にシートPが押し込まれる状態になる。この押し込みによってシートPの斜行が補正される。
シート検知センサPS9(センサB)の検知タイミングは、シート検知センサPS9(センサA)の検知タイミングよりも早い。そのため、シート検知センサPS9(センサB)に交換された場合、搬送ローラR9の停止タイミングが早くなり、図5(b)で示すようにシートPがレジストレーションローラR10へ押し込まれる量(押し込み量)が減少する。しかし、シートPの押し込み量が減少してしまうと、シートPの斜行が十分に補正されない可能性がある。
レジストレーションローラR10の後工程はトナー像のシートPへの転写であり、シートPの斜行が十分に補正されなければ、シートPに対して画像が斜めに形成されてしまう。図6はシートPの斜行が十分に補正された状態での成果物とシートPの斜行が十分に補正されていない状態での成果物とを示している。
図6(a)は、シートPの斜行を補正するためのループ量制御が適切に行われているので、シートPに対して画像が正常に形成されている。一方、図6(b)は、シートPの斜行を補正するためのループ量制御が適切に行われていないので、シートPに対して画像が斜めに形成されている。
実験によれば、シート検知センサPS9(センサB)のシートPの先端を検知するタイミングが、シート検知センサPS9(センサA)のシートPの先端を検知するタイミングよりも0.1秒早いだけで図6に示すように成果物に差が出てしまうことがわかった。このように、タイプの異なるセンサに交換された場合には、交換後のセンサに適した検知タイミングにてシートPの搬送を制御しなければ、成果物の品位が低下しまう可能性がある。
そのため、サービスメンテナンスでシート検知センサPS9やシート検知センサPS9を含むユニットを交換した際に、どの種類のセンサが取付けられたか正しく装置に認識させないと成果物の品位の低下や、ジャムを引き起こす可能性がある。しかし、センサの種類を外観から判別して装置に設定する方法では誤設定や設定漏れが生じる可能性がある。そこで、本実施形態の画像形成装置100は、サービスメンテナンスにおいてセンサの交換が行われた後にシート検知センサの種類を判別するための判別制御を実行する。
次に、本実施形態におけるシート検知センサの判別制御について説明する。図7は、A4サイズのシートPが搬送速度300mm/secで搬送されてきたときのシート検知センサPS9のセンサ出力値の遷移図を示している。センサ出力がLowレベルのときに紙無し、Highレベルのときに紙有となる。
ここで、破線はシートPのエッジがセンサの光軸に到達したタイミングを示している。A4サイズのシートPの先端および後端をシート検知センサPS9の光軸で検知できた場合、A4サイズのシートPの検知時間T=700.0msecとなる。しかしながら、図7(a)および図7(b)に示すように、シート検知センサPS9として、センサAまたはセンサBが取付けられた場合、シートPの端部が検知タイミングはシートPの端部が光軸に到達するタイミングとは異なる。つまり、シートPの先端はシートPの先端が光軸に到達したタイミングよりも早く検知され、シートPの後端はシートPの後端が光軸に到達したタイミングより遅く検知される。
図7(a)はシート検知センサPS9としてセンサAが取付けられたときのセンサ出力を示しており、センサ出力がHighレベルの期間、すなわち、シートPの検知時間Taは703.3msecとなる。一方、図7(b)はシート検知センサPS9としてセンサBが取付けられたときのセンサ出力を示しており、センサ出力がHighレベルの期間、すなわち、シートPの検知時間Tbは706.7msecとなる。
そこで、シート検知センサの判別制御は、シートPの先端がシート検知センサにより検知されてからシートPの後端がシート検知センサにより検知されるまでの時間を閾値時間と比較する処理と、比較結果に基づいてセンサの種類を決定する処理とを含む。具体的に述べると、CPU301は、検知時間が閾値時間Tth以下ならシート検知センサPS9としてセンサAが取付けられたと判定し、検知時間が閾値時間Tthより長ければシート検知センサPS9としてセンサBが取付けられたと判定する。CPU301は、シート検知センサの判別制御を実施することによって、シート検知センサとして取付けられたセンサの種類を判別可能である。
ここで、閾値時間は、例えば、センサAでの検知時間TaとセンサBの検知時間Tbとの中間値とする。即ち、閾値時間Tthは(Ta+Tb)/2=705.0msecとする。なお、閾値時間TthはセンサAとセンサBとを区別できる時間であればよく、上記の値に限定されるものではない。また、本実施形態においては搬送するシートのサイズをA4として説明するが、シートのサイズはA4に限らず、いかなるサイズのシートであってもよい。ただし、A4以外のシートを搬送する場合には、閾値時間Tthがシートのサイズやシートを搬送するときのシートの向きに応じて異なる。
また、画像形成装置100は、判別制御において、シートPが給送されてから排出されるまでシートPを所定速度にて搬送する。つまり、シートPの斜行を補正するためにレジストレーションローラR10でシートPは一旦停止せずに搬送する。
続いて、シート検知センサの判別制御を図8のフローチャート図に基づいて説明する。CPU301は操作部305から判別制御の実行を指示するコマンドが入力された場合、不図示のメモリに記憶されたプログラムをRAM303に読み出し、シート検知センサの判別制御を実施する。なお、判別制御の実行を指示するコマンドは、操作部305の判別制御の実行を指示するためのボタンが押された場合にCPU301に入力される構成とする。なお、以下では説明を簡略化するため、シート検知センサPS9が交換された場合を例に説明する。しかしながら、複数のシート検知センサが交換された場合であってもシート検知センサ毎に検知時間と閾値時間とを比較することによって、各センサの種類を判別可能である。
シート検知センサの判別制御が開始されると、CPU301はカセットCST1〜CST3に収容されたシートのサイズをEEPROM302から取得し(S001)、判別制御用の搬送モードでシートPを搬送する(S002)。次いで、CPU301は、シート検知センサPS9によってシートPの先端を検知するまで待機する(S003)。
ステップS003においてシート検知センサPS9がシートPの先端を検知すると、CPU301は検知時間の計測を開始し(S004)、シート検知センサPS9によってシートPの後端を検知するまで待機する(S005)。
ステップS005においてシート検知センサPS9がシートPの後端を検知すると、CPU301は検知時間の計測を停止する(S006)。次いで、CPU301はステップS006により取得された検知時間を算出し(S007)、前記算出された検知時間が閾値時間Tth以下か否かを判定する(S008)。A4サイズのシートPが搬送された場合、閾値時間Tthは705.0msecである。
ステップS008において検知時間が閾値時間Tth以下である場合、CPU301はシート検知センサPS9としてセンサAが取付けられたと判別し(S009)、シート検知センサPS9の検知位置をセンサA用に設定する(S010)。これによって、ループ量制御に用いる搬送ローラR10の停止タイミング(パラメータ)やジャムと判定するための判定用時間(パラメータ)がセンサAに応じて設定される。そして、CPU301はシート検知センサの検知位置を設定し終えた後、判別制御の処理を終了させる。
一方、ステップS008において検知時間が閾値時間Tthより大きい場合、CPU301はシート検知センサPS9としてセンサBが取付けられたと判別し(S011)、シート検知センサPS9の検知位置をセンサB用に設定する(S012)。これによって、ループ量制御に用いる搬送ローラR10の停止タイミング(パラメータ)やジャムと判定するための判定用時間(パラメータ)がセンサBに応じて設定される。そして、CPU301はシート検知センサの検知位置を設定し終えた後、判別制御の処理を終了させる。
本実施形態では、シート検知センサPS9を例にシート検知センサ判別制御を説明したが、他のシート検知センサPS1〜PS8、シート検知センサPS10〜PS23についても同様に適用することは可能である。また、シート検知センサPS1〜PS23のいずれが交換されてもCPU301がセンサを判別できるように、例えば、シートPは反転排出部UN4から両面反転部UN6、両面搬送パスUN8を経由し、再びレジストレーションユニットUN1へ搬送されればよい。
また、本実施形態の画像形成装置100は操作部305のボタンが押された場合に判別制御が実施される構成としたが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、画像形成装置100のセンサが交換された場合に判別制御が自動的に実施されて判定結果に基づき搬送ローラのパラメータが制御される構成としてもよい。
以上のようにして、画像形成装置内に異なる種類のシート検知センサが取付けられても、自動的にシート検知センサの種類を判別して、シート搬送制御を適切に設定することが可能となる。
R5〜R11、R15 搬送ローラ
PS1〜PS23 シート検知センサ
1Y、1M、1C、1K レーザスキャナ
301 CPU
PS1〜PS23 シート検知センサ
1Y、1M、1C、1K レーザスキャナ
301 CPU
Claims (3)
- シートを検知する第1センサと、前記シートを検知する前記第1センサと異なる第2センサとのいずれも取り付け可能な画像形成装置であって、
搬送路に沿ってシートを搬送する搬送手段と、
前記シートに画像を形成する画像形成手段と、
センサから出力された前記シートの検知結果を示す信号に基づいて、前記搬送手段を制御する制御手段と、
前記搬送手段によってシートを搬送させ、前記取り付けられたセンサによって前記シートを検知させ、前記シートの先端が検知されてから前記シートの後端が検知されるまでの検知時間を前記取り付けられたセンサから出力された信号に基づき決定し、前記検知時間と閾値時間とを比較し、前記比較結果に基づいて前記センサが第1センサであるか第2センサであるかを判定する判定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記搬送手段によるシートの搬送制御に用いるパラメータを、前記判定手段の判定結果に基づいて設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、シートを反転する反転部と、前記反転されたシートが搬送される他の搬送路とをさらに有し、
前記他の搬送路にはセンサが取り付け可能であり、
前記判定手段は、前記反転部によって前記シートを反転させ、前記他の搬送路へ前記シートを搬送させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018131066A JP2020007123A (ja) | 2018-07-10 | 2018-07-10 | 画像形成装置 |
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JP2018131066A JP2020007123A (ja) | 2018-07-10 | 2018-07-10 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2018131066A Pending JP2020007123A (ja) | 2018-07-10 | 2018-07-10 | 画像形成装置 |
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