JP2003042645A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003042645A
JP2003042645A JP2001225942A JP2001225942A JP2003042645A JP 2003042645 A JP2003042645 A JP 2003042645A JP 2001225942 A JP2001225942 A JP 2001225942A JP 2001225942 A JP2001225942 A JP 2001225942A JP 2003042645 A JP2003042645 A JP 2003042645A
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JP
Japan
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refrigerating
cold air
voltage electrode
region
refrigerator
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Application number
JP2001225942A
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English (en)
Inventor
Takumi Kida
琢己 木田
Kahoru Tsujimoto
かほる 辻本
Takuya Matsumoto
卓也 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0416Treating air flowing to refrigeration compartments by purification using an ozone generator

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロナ放電を行う高電圧電極装置の脱臭効果
持続とオゾン臭抑制を両立する冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 吐出冷気通路67内に配置される針状電
極を備えた高電圧電極装置70の運転・停止を冷蔵室5
2の冷却ファン57の運転に連動して行うので、発生す
るイオン及びオゾンを効率的に拡散させることができ、
冷蔵室52全体で脱臭効果を維持できる。またオゾンの
濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン臭を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の冷蔵室に
備えられたマイナスイオン発生装置の制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫としては、例えば特許登録
2621739号公報に示されるものがある。以下、図
面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
【0003】図20〜図23は従来の冷蔵庫の断面図で
ある。
【0004】図20、図21において、1はチルドケー
スであり、冷蔵室2の一部に区画された低温室3内を前
後に摺動する前方及び上方を開口している。
【0005】4はそのチルドケース1外周を形成し庫内
に固定設置された低温ボックスである。5はチルドケー
ス1の前方開口部を閉塞するフタ体である。6は前記チ
ルドケース1の上方開口部を閉塞する上面冷却板で、前
記低温ボックス4の外周フランジ部に取り付け固定され
ている。
【0006】7は低温ボックス4背面部に設置された低
温ボックス4専用の脱臭ボックスで、脱臭ボックス7内
にはチルドケース1内の空気を強制循環させる送風機
8、ファン9と脱臭用触媒10、オゾン発生用電源電極
11が設置されている。低温ボックス4及びチルドケー
ス1には吹出口穴部12と吸込口穴部13があり、14
は中仕切壁で冷凍室15と冷蔵室2を区画し、冷凍室1
5の床面を形成する仕切壁14aと断熱部材14bによ
り形成されている。
【0007】冷蔵室2への冷気通路17の冷気吐出口1
7aよりダンパーサーモスタット18で制御された冷気
の一部が低温室3を冷却するための冷気通路19を前記
区画壁14内に構成し、冷蔵室2の天井面14cを一部
開口した冷気吐出口20より吹き出し、冷蔵室2天井面
と、前記上面冷却板6の間に冷気を流し、上面より間接
的に冷却する。21は冷却器、22は冷凍室用庫内ファ
ンである。
【0008】次に作用について説明する。冷却器21に
より冷却された冷気は、庫内ファン22で送風され冷凍
室15に吹き出される。その冷気の一部は、冷蔵室2へ
の冷気風路17を介して冷気吐出口17aへ導かれるそ
の冷気吐出口17aを開閉するダンパーサーモスタット
18により冷気量を制御して、冷蔵室2内を所定温度3
℃に冷却する。
【0009】一方、その冷気の一部は区画壁14内に設
けられた冷気通路19を介して、冷蔵室2、天井面14
cを一部開口した冷気吐出口20より吹出し、親水性多
孔質樹脂材23によって形成された上面冷却板6の上側
に冷気が流れ上面より間接的に低温室3内を所定温度0
℃に冷却する。
【0010】また、チルドケース1と低温ボックス4間
の背面、下面に冷気通路24を設け、上面冷却板6を冷
却後、冷気の一部が前記冷気通路24に流れ上面、背
面、底面より冷却を行う。最初に冷気を流す上面が最も
低温度となるよう構成しているので下面や背面の温度は
あまり低温度とならず食品が凍結することはない。
【0011】次に低温室3内は低温ケース1の前面開口
部はフタ体5により閉塞され、上面開口部は親水性多孔
質樹脂材23によって形成された上面冷却板6で閉塞さ
れているため、冷気はチルドケース1には直接は入らな
い密閉構造となっているので食品をラップなしで保存す
ると食品からの若干の水分の蒸散でチルドケース1内は
高湿度となる。
【0012】食品をラップなしで保存した場合の食品か
ら発生する臭いは、吸込口穴部13より送風機8及びフ
ァン9により強制的に脱臭ボックス7内に循環され、脱
臭触媒10、オゾン発生電源電極11により臭いのない
分子に分析され吹出口穴部12より再びチルドケース1
内に循環される。
【0013】次にこの発明の脱臭装置の運転制御につい
て説明する。図22で冷蔵室などの扉開閉検出する手段
としてスイッチなどの扉開閉検出装置25があり、扉開
閉の状態をマイクロコンピュータ26に出力する。駆動
部27が通電されるかはマイクロコンピュータ26によ
り決定され、脱臭装置7は運転される。
【0014】次に図23を用いて脱臭装置7の運転決定
手段28の内容について制御ブロック図で説明する。扉
開閉入力手段29で扉が開状態になったことを検出し、
扉開閉頻度積算手段30で入力された扉の開信号を入力
として単位時間ごとの扉開数を積算しておく。
【0015】扉開閉頻度時間検出手段31で単位時間毎
の扉開数を入力として頻繁な時間を検出し、脱臭装置運
転決定手段32で扉開閉が頻繁でよく食品が保存される
時間に脱臭装置7を運転し、臭いの発生や食品への臭い
移りを防止するように運転を決定するよう構成さてい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、冷蔵庫の扉開閉が頻繁な時、脱臭ボッ
クス7が運転されることで臭い成分は酸化分解される
が、それ以外の時間はオゾンが発生されず臭い成分がチ
ルドケース1内に拡がってしまう。
【0017】また、扉開閉が多いと脱臭ボックス7の運
転が頻繁になり常にオゾンが出ることで食品臭とオゾン
臭が混じり、比較的小さい容積のチルドケース1内に異
臭が充満し、フタ体5を開いた時に異臭がすると共に、
さらに異臭が冷蔵室2内に拡散し、冷蔵室2の食品や、
庫内の壁面、棚に臭いが付くという課題を有していた。
【0018】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、冷蔵室の冷気搬送装置の運転に連動して、冷蔵室に
設置されたコロナ放電を行う高電圧電極装置を運転する
ことで冷蔵室内の脱臭効果持続とオゾン臭抑制を両立す
る冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、冷凍システムの冷却器で生成された冷気によ
り冷却される冷却室と、前記冷却室に冷気を循環させる
冷気通路と、前記冷気通路内に備えた強制通風装置と、
前記冷気通路のうち吐出冷気通路内に設けたコロナ放電
を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装置の運転,停
止に連動して前記高電圧電極装置を運転,停止させる制
御手段を備えたものであり、強制的な冷却気流が発生す
る時のみ、高電圧電極装置が運転されることで、室内で
のイオンによる脱臭効果を維持できる共に、室内のオゾ
ンの濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン臭が抑制でき
る。
【0020】請求項2に記載の発明は、冷蔵領域と、冷
凍領域と、前記領域内をそれぞれ独立して冷却する冷却
器および強制通風装置と、前記冷蔵領域内の吐出冷気通
路内に設けたコロナ放電を行う高電圧電極装置と、前記
冷蔵領域内の強制通風装置の運転,停止に連動して前記
高電圧電極装置を運転,停止させる制御手段を備えたも
のであり、冷蔵領域を冷却する強制通風装置に連動し
て、イオン及びオゾンが発生し、かつ冷蔵領域内にのみ
に効率的に拡散させることができ、一般的に雑多な食品
臭が混在し、臭気強度も高い冷蔵領域全体で食品や、内
壁面、棚のイオンによる脱臭効果を維持できると共に、
領域内のオゾンの濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン
臭が抑制できる。
【0021】請求項3に記載の発明は、冷蔵領域と、冷
凍領域と、前記両領域内を冷却する冷却器および強制通
風装置と、前記冷蔵領域内の吐出冷気通路の入口に設け
た冷気量調整装置と、前記吐出冷気通路内に設けたコロ
ナ放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装置の運
転,停止に連動して前記高電圧電極装置を運転,停止さ
せる制御手段を備えたものであり、冷気量調整装置によ
り冷却器で冷却した冷気を冷蔵室に搬送する冷蔵庫にお
いて、強制通風装置の運転に連動して発生するイオン及
びオゾンが冷気量調整装置の開放時に冷気流に伴って冷
蔵領域内に供給され、冷蔵領域内に効率的に拡散させる
ことができ、冷蔵領域全体で食品や、内壁面、棚のイオ
ンによる脱臭効果を維持できると共に、庫内のオゾンの
濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン臭を抑制できる。
【0022】請求項4に記載の発明は、冷蔵領域と、冷
凍領域と、前記両領域内を冷却する冷却器および強制通
風装置と、前記冷蔵領域内の吐出冷気通路の入口に設け
た冷気量調整装置と、前記吐出冷気通路内に設けたコロ
ナ放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装置の運
転時であって、前記冷気量調整装置の開放時に連動して
前記高電圧電極装置を運転させる制御手段を備えたもの
であり、冷蔵領域内への強制的な冷気流が発生する場合
にのみイオン及びオゾンが発生して供給され、冷蔵領域
全体で食品や、内壁面、棚のイオンによる脱臭効果を無
駄が無く維持できると共に、庫内のオゾンの濃度が上昇
するのも抑えられ、オゾン臭を抑制できる。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、高電圧電
極装置の運転を時間的な間欠運転とする制御手段を備え
たものであり、外気温や庫内負荷及び設定される運転モ
ードにより変化する冷蔵庫の冷却システムの運転状況の
変動に対しても、イオン及びオゾンの発生量を大きな過
不足なく安定して供給することができ、食品や、内壁
面、棚のイオンによる脱臭効果を維持できると共に、庫
内のオゾンの濃度の上昇も抑えられ、オゾン臭を低いレ
ベルに抑制できる。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、高電圧電
極装置への通電時間が所定時間以上連続して続く冷却条
件となる場合には高電圧電極装置を時間的な間欠運転と
する制御手段を備えたものであり、外気温や庫内負荷及
び設定される運転モードにより、可変する冷蔵庫の冷却
システムの運転に伴って開時間が可変する冷気量調整装
置に連動して、イオン及びオゾンの発生量を過不足なく
安定化して冷蔵領域内に拡散させることができ、冷却条
件が変動しても冷蔵領域全体で食品や、内壁面、棚のイ
オンによる脱臭効果を維持できる共に、庫内のオゾンの
濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン臭を低いレベルに
抑制できる。
【0025】請求項7に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵領域
内に温度検知手段を設け、前記温度検知手段により検知
した温度Tが所定温度T1と比較してT≧T1で冷蔵領
域に強制通風する強制通風装置がON時の場合は高電圧
電極装置を連続運転とし、T<T1で冷蔵領域に強制通
風する強制通風装置がON時の場合は高電圧電極装置を
間欠運転としたものであり、温度が上昇すると運転時間
比率を上げ、温度が低下すると運転時間比率を下げるな
どの運転時間制御や、温度が上昇すると連続運転し、温
度が低下するとON/OFF運転するなどの運転制御を
行うことで、温度の増減に対し逆傾向となるオゾンの発
生特性に合わせてオゾンの発生量を持続かつ一定化でき
る。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵領域
内に湿度検知手段を設け、この湿度検知手段により検知
した湿度Sが所定湿度S1と比較してS≧S1で冷蔵領
域に強制通風する強制通風装置がON時の場合は高電圧
電極装置を連続運転とし、S<S1で冷蔵領域に強制通
風する強制通風装置がON時の場合は高電圧電極装置を
間欠運転としたものであり、湿度が上昇すると運転時間
比率を上げ、湿度が低下すると運転時間比率を下げるな
どの運転時間制御や、湿度が上昇すると連続運転し、湿
度が低下するとON/OFF運転するなどの運転制御を
行うことで、湿度の増減に対し逆傾向となるオゾンの発
生特性に合わせてオゾンの発生量を持続かつ一定化する
と共に、湿度の増減に対し同傾向となるイオンの発生特
性に合わせてイオンの発生量を増加させることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷蔵庫の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による冷蔵庫の断面図である。図2は、同実施の
形態の冷蔵庫の正面図である。図3は同実施の形態の冷
蔵庫の要部正面図である。図4は同実施の形態の冷蔵庫
の制御装置のブロック回路図である。図5は同実施の形
態の冷蔵庫の制御装置のブロック図である。図6は同実
施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の運転のタイムチャ
ートである。
【0029】図1,図2において、51は冷蔵庫本体
で、上部に冷蔵室52を設け、53は前記冷蔵室52の
下段に設けられた野菜室である。54は新温度帯室であ
るチルド室であり、冷蔵室52の下部に設けられ、室内
を1℃から2℃に維持されている。冷蔵室52,野菜室
53,チルド室54により冷蔵領域を形成している。5
5は冷蔵庫51の最下部に備えた冷凍室であり冷凍領域
を形成している。また、冷蔵領域と冷凍領域はそれぞれ
冷気によって冷却される冷却室であるという共通項を有
する。
【0030】56は冷蔵室52の背面に備えた冷蔵室用
冷却器であり、冷蔵室冷却器56上部で冷蔵室52の上
部には強制通風装置である冷蔵室ファン57がある。5
8は断熱仕切壁であり、冷蔵室空間と冷凍室空間を仕切
っている。59は冷凍室冷却器であり、冷凍室55の背
面に設置される。60は冷凍室冷却器59の上部に備え
た強制通風装置である冷凍室ファンである。
【0031】冷蔵室52の背面には吐出冷気通路61を
形成する冷気通路カバー62が配置され、前記冷気通路
カバー62には複数個の吐出孔63が形成されている。
【0032】また冷蔵室52の天面には天面吐出通路6
4が形成され、冷蔵室52の開口部に向かって通路を形
成し天面吐出孔65を形成している。
【0033】冷蔵室52には複数段に亘って棚66が備
えられている。67は冷蔵室冷却器56で生成した冷気
を冷蔵室52と野菜室53へ導く吐出冷気通路であり、
68は野菜室53の上部に形成され吐出冷気通路67か
らの冷気で間接的に冷却させる冷却板である。
【0034】69は吐出孔63から吐出した冷気を吸込
む吸込み孔である。70は冷気吐出風路67内に形成さ
れた高電圧電極装置としてのイオン発生装置である。
【0035】図3において、70はイオン発生装置全体
であり、高電圧発生回路(図示せず)と出力線71、針
状電極部72で形成されている。
【0036】図4、図5において、151はファン運転
信号を検知する回路などの冷蔵室ファン57のファン運
転検出手段であり、152はマイクロコンピュータ73
などのイオン発生装置運転決定手段であり、153はイ
オン発生装置70の運転用電圧回路などのイオン発生装
置運転手段である。
【0037】以上のような構成において、次に動作を説
明する。
【0038】冷蔵室冷却器56で生成された冷気はファ
ン57で強制通風され天面吐出通路64と吐出冷気通路
67に分配される。吐出冷気通路67を通過する冷気は
イオン発生装置70から出力され、針状電極部72で放
電して発生するイオンを一緒に含み各吐出孔63から吐
出される。そして食品の臭い成分を含んだ空気を取り込
んで吸込み孔69から吸込まれ、脱臭触媒(図示せず)
で臭い成分を吸着し、脱臭される。
【0039】そして、清浄された空気は冷却器56で熱
交換し、再びファン57で強制循環され、上記の冷気循
環を繰返す。
【0040】また冷気通路67は野菜室53に連通し、
冷却板68上面に導かれ、冷却板68を間接冷却するこ
とで野菜室53内を冷却している。
【0041】また、冷凍室55は冷凍室用冷却器59か
らの冷気がファン60で強制循環されて冷凍室55を冷
却する。
【0042】また、冷蔵室52内は基本的に冷蔵室冷却
器56の蒸発温度と冷蔵室内温度との温度差を小さくす
ることや圧縮機OFF時にファン57を運転させること
で冷蔵室内を高湿に保存冷却している。このとき、図
4、図5、図6で示すように、イオン発生装置70を冷
蔵室ファン57と同期運転させている。これは、電極部
72はコロナ放電によってイオンを発生するがこの際オ
ゾンも同時に発生する。すなわちイオンの発生を増大さ
せるとオゾンの発生量も増大し、このためオゾンの不快
な臭いや人体に悪影響を及ぼす可能性もあり、イオン発
生装置70の運転時間を冷蔵室ファン57と連動して運
転を行うことで、イオンは冷蔵室ファン57が運転して
いる時のみ連続的に発生し、かつ冷蔵室52内に効率的
に拡散させることができ、冷蔵室52全体で食品や、通
路カバー62などの庫内壁面や、棚66のイオンによる
脱臭効果を維持できる共に、庫内のオゾンの濃度が上昇
するのも抑えられ、オゾン臭抑制できる。
【0043】また、本形態の実施例の場合、冷蔵室ファ
ン57が運転時のみ常にイオン発生装置70に通電し、
停止時は通電しない。しかし、外気温の上昇や冷蔵庫5
1内に入れられる食品の負荷及び設定される運転モード
により、冷蔵庫51の冷却システムの運転に伴って運転
時間が一定時間以上運転される場合、図7で示すよう
に、冷蔵室ファン57の運転に連動して、イオン発生装
置70をON/OFFを繰り返す間欠運転を行う。これ
によりイオン及びオゾンの発生量を持続かつ安定化で
き、冷蔵室52全体で食品や、通路カバー62などの庫
内壁面や、棚66のイオンによる脱臭効果を維持できる
共に、庫内のオゾンの濃度が上昇するのも抑えられ、オ
ゾン臭を抑制できる。
【0044】また、高湿時には常湿時にくらべ湿気が多
くイオンはより放出し、オゾンは放出し難くなる効果が
あり、高湿貯蔵時に適したものになる。
【0045】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の
形態2による冷蔵庫の断面図である。図9は、同実施の
形態の冷蔵庫の正面図である。図10は同実施の形態の
冷蔵庫の制御装置のブロック回路図である。図11は同
実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック図である。図
12は同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の運転の
タイムチャートである。
【0046】図8、図9において、82は冷蔵庫本体8
1の上部に設けた冷蔵室であり、83は前記冷蔵室82
の下段に設けられた野菜室である。84は新温度帯室で
あるチルド室であり、冷蔵室82の下部に設けられ、室
内を1℃から2℃に維持されている。冷蔵室82,野菜
室83,チルド室84によって冷蔵領域を形成してい
る。
【0047】70は高電圧電極装置としてのイオン発生
装置であり、高電圧発生回路(図示せず)と出力線7
1、針状電極部72で形成されている。
【0048】85は冷却器、86は冷却器85の上方に
備えられたファン、87は冷却器85やファン86を備
えた冷却器室である。88は冷却器室87から上方に向
かって形成される往路冷気通路であり、89は冷蔵室8
2の天面から下方に向かって形成された復路冷気通路で
ある。90は往路冷気通路88内に配置した冷気量調節
装置である。
【0049】前記往路冷気通路88と前記復路冷気通路
89は最上部で連通路91で連通している。また、冷蔵
室82には複数段に棚92が備えられおり、往路冷気通
路88に形成された冷気吹出孔93は各棚92間に形成
され冷気を吐出する。また、復路冷気通路89にも棚9
2に吐出する吹出孔94が形成されており冷蔵室内に冷
気を吐出する。前記イオン発生装置70は冷気通路近傍
で独立して配置されている。実施例の場合、連通路91
と復路冷気通路89に囲まれた位置にある。また電極部
72は連通路91内に配置されている。
【0050】95は吸込孔であり、冷蔵室82の下方に
形成されている。96は冷気通路部材の前面を覆う化粧
板であり、樹脂製材料で形成されている。
【0051】図10、図11において、154は冷気量
調節装置の開閉状態の信号を検知する回路などの冷気量
調節装置90の開閉検出手段であり、152はマイクロ
コンピュータ73などのイオン発生装置運転決定手段で
あり、153は、イオン発生装置70の運転用電圧回路
などのイオン発生装置運転手段である。
【0052】以上のような構成において、次に動作につ
いて説明する。
【0053】冷却器85で生成した冷気は冷却器室87
よりファン86で強制的に分配され、冷蔵室82へ向か
う冷気は往路冷気通路88内に配置した冷気量調節装置
90で分配量を調節して、往路冷気通路88を上昇し吹
出孔93から冷気が吹出される。
【0054】その他の冷気はさらに連通路91に導か
れ、電極部72から放射されるイオンを含みながら冷気
通路の下流側に備えられた吹出孔94から吐出される。
【0055】吐出された冷気は冷蔵室82内を循環し、
臭い成分を含んだ空気を取り込んで吸込孔95に吸込ま
れ冷却器室87へ戻る。また冷蔵室82と野菜室83を
仕切る仕切板97の前部に開口された連通孔(図示しな
い)から野菜室83に導かれ野菜収納容器98の周囲を
冷却して野菜室背面に備えられた野菜室戻り口99か
ら、冷蔵室戻り通路100に連通して冷却器室87へ戻
る。
【0056】この時、冷却器室87へ戻る前に脱臭触媒
(図示しない)で臭い成分を吸着し、脱臭される。
【0057】そして、清浄された空気は冷却器85で熱
交換し、再びファン86で強制循環され、上記の冷気循
環を繰返す。
【0058】また、イオンを発生させる電極部72が連
通路91内に配置され、吸込孔95が冷蔵室82の下方
に形成されるので冷蔵室82上部からイオンを含んだ冷
気を冷蔵室82全体に行き渡らせることができ、各棚9
2に置かれた食品の臭い成分を万遍なく取り込むことが
できる。
【0059】また、図10、図11、図12で示すよう
に、イオン発生装置70を冷気量調節装置90の開閉と
同期運転させている。これは、電極部72はコロナ放電
によってイオンを発生するがこの際オゾンも同時に発生
する。
【0060】すなわちイオンの発生を増大させるとオゾ
ンの発生量も増大し、このためオゾンの不快な臭いや人
体に悪影響を及ぼす可能性もあり、イオン発生装置70
の運転時間を冷気量調節装置90の開閉と連動して運転
を行うことで、イオンは冷気量調整装置90が開いてい
る時のみ連続的に発生し、かつ冷蔵室82内に効率的に
拡散させることができ、冷蔵室82全体で食品や、化粧
板96などの庫内壁面、棚92のイオンによる脱臭効果
を維持できる共に、庫内のオゾンの濃度が上昇するのも
抑えられ、オゾン臭抑制できる。
【0061】また、本形態の実施例の場合、冷気量調整
装置90が開時のみ常にイオン発生装置70に通電し、
閉時は通電しない。しかし、外気温の上昇や冷蔵庫81
内に入れられる食品の負荷及び設定される運転モードに
より、冷蔵庫の冷却システムの運転に伴って運転時間が
一定時間以上運転される場合、図13で示すように、冷
気量調整装置90の開時に連動して、イオン発生装置7
0をON/OFFを繰り返す間欠運転を行う。
【0062】これによりイオン及びオゾンの発生量を持
続かつ安定化でき、冷蔵室82全体で食品や、化粧板9
6などの庫内壁面、棚92のイオンによる脱臭効果を維
持できる共に、庫内のオゾンの濃度が上昇するのも抑え
られ、オゾン臭抑制できる。
【0063】(実施の形態3)図14は本発明の実施の
形態3による冷蔵庫の制御装置のブロック回路図であ
る。図15は同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロッ
ク図である。図16は同実施の形態の冷蔵庫のイオン発
生装置の運転のタイムチャートである。
【0064】図14、図15において、155は温度セ
ンサー101などの冷蔵庫庫内の温度を検知する温度検
出手段であり、151は冷蔵室ファン57の運転信号を
検知する回路などの冷蔵室ファン駆動検出手段であり、
152はマイクロコンピュータ73などのイオン発生装
置運転決定手段であり、153はイオン発生装置70の
運転用電圧回路などのイオン発生装置運転手段である。
【0065】以上のような構成において、次に動作につ
いて説明する。
【0066】図16で示すように、温度センサー101
により検知した温度に基づき、冷蔵室52内の温度Tが
所定温度T1より高い場合は、冷蔵室ファン57の運転
に連動しイオン発生装置70に通電し、連続的にコロナ
放電を行うものであり、冷蔵室52内の温度Tが所定温
度T1より低い場合は、冷蔵室ファン57の運転に連動
して、イオン発生装置70をON/OFFを繰り返す間
欠運転を行う。
【0067】これにより、冷蔵庫51の外気温条件、食
品負荷などによる庫内温度の変動に合わせて、オゾンの
発生量を持続かつ一定化でき、庫内のオゾンの濃度が上
昇するのも抑えられ、オゾン臭抑制できる。
【0068】(実施の形態4)図17は本発明の実施の
形態4による冷蔵庫の制御装置のブロック回路図であ
る。図18は同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロッ
ク図である。図19は同実施の形態の冷蔵庫のイオン発
生装置の運転のタイムチャートである。
【0069】図17、図18において、156は湿度セ
ンサー102などの冷蔵室82内の温度を検知する湿度
検出手段であり、151は冷蔵室ファン57の運転信号
を検知する回路などの冷蔵室ファン駆動検出手段であ
り、152はマイクロコンピュータ73などのイオン発
生装置運転決定手段であり、153は、イオン発生装置
70の運転用電圧回路などのイオン発生装置運転手段で
ある。
【0070】以上のような構成において、次に動作につ
いて説明する。
【0071】図19で示すように湿度センサー102に
より検知した湿度に基づき、冷蔵室52内の湿度Sが所
定湿度S1より高い場合は、冷蔵室ファン57の運転に
連動しイオン発生装置70に通電し、連続的にコロナ放
電を行うものであり、冷蔵室52内の湿度Sが所定湿度
S1より低い場合は、冷蔵室ファン57の運転に連動し
て、イオン発生装置70をON/OFFを繰り返す間欠
運転を行う。
【0072】これにより、湿度が高いとイオンはより放
出し、オゾンは放出し難くなり、湿度が低いとその逆の
傾向を示す特性により、冷蔵庫51の食品負荷などによ
る庫内湿度の変動に合わせて、オゾンの発生量を持続か
つ一定化すると共に、高湿時にはイオンはより放出し、
イオンによる脱臭効果が最適なものになる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の発明は、冷凍システムの冷却器で生成された冷
気により冷却される冷却室と、前記冷却室に冷気を循環
させる冷気通路と、前記冷気通路内に備えた強制通風装
置と、前記冷気通路のうち吐出冷気通路内に設けたコロ
ナ放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装置の運
転,停止に連動して前記高電圧電極装置を運転,停止さ
せる制御手段を備えたので、室内でのイオンによる脱臭
効果を合理的に維持できる共に、室内のオゾンの濃度が
上昇するのも抑えられ、オゾン臭が抑制できる。
【0074】また、請求項2に記載の発明は、冷蔵領域
と、冷凍領域と、前記領域内をそれぞれ独立して冷却す
る冷却器および強制通風装置と、前記冷蔵領域内の吐出
冷気通路内に設けたコロナ放電を行う高電圧電極装置
と、前記冷蔵領域内の強制通風装置の運転,停止に連動
して前記高電圧電極装置を運転,停止させる制御手段を
備えたので、冷蔵領域内の脱臭効果を独立して維持でき
ると共に、領域内のオゾンの濃度が上昇するのも抑えら
れ、オゾン臭が抑制できる。
【0075】また、請求項3に記載の発明は、冷蔵領域
と、冷凍領域と、前記両領域内を冷却する冷却器および
強制通風装置と、前記冷蔵領域内の吐出冷気通路の入口
に設けた冷気量調整装置と、前記吐出冷気通路内に設け
たコロナ放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装
置の運転,停止に連動して前記高電圧電極装置を運転,
停止させる制御手段を備えたので、イオン及びオゾンが
冷気量調整装置の開放時に冷気流に伴って冷蔵領域内に
供給され、冷蔵領域内の脱臭効果を効率よく維持できる
と共に、領域内のオゾンの濃度が上昇するのも抑えら
れ、オゾン臭を抑制できる。
【0076】また、請求項4に記載の発明は、冷蔵領域
と、冷凍領域と、前記両領域内を冷却する冷却器および
強制通風装置と、前記冷蔵領域内の吐出冷気通路の入口
に設けた冷気量調整装置と、前記吐出冷気通路内に設け
たコロナ放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装
置の運転時であって、前記冷気量調整装置の開放時に連
動して前記高電圧電極装置を運転させる制御手段を備え
たので、冷蔵領域内への強制的な冷気流が発生する場合
にのみイオン及びオゾンが発生して供給され、イオンに
よる脱臭効果を無駄なく維持できると共に、庫内のオゾ
ンの濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン臭を抑制でき
る。
【0077】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、高
電圧電極装置の運転を時間的な間欠運転とする制御手段
を備えたので、冷却システムの運転状況の変動に対して
も、イオン及びオゾンの発生量を大きな過不足なく安定
して供給することができ、脱臭効果を維持できると共
に、オゾン濃度の上昇も抑えられ、オゾン臭を低いレベ
ルに抑制できる。
【0078】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、高
電圧電極装置への通電時間が所定時間以上連続して続く
冷却条件となる場合には高電圧電極装置を時間的な間欠
運転とする制御手段を備えたので、冷気量調整装置に連
動して、イオン及びオゾンの発生量を過不足なく安定化
して冷蔵領域内に拡散させることができ、冷却条件が変
動してもイオンによる脱臭効果を維持できる共に、庫内
のオゾンの濃度が上昇するのも抑えられ、オゾン臭を低
いレベルに抑制できる。
【0079】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、冷
蔵領域内に温度検知手段を設け、前記温度検知手段によ
り検知した温度Tが所定温度T1と比較してT≧T1で
冷蔵領域に強制通風する強制通風装置がON時の場合は
高電圧電極装置を連続運転とし、T<T1で冷蔵領域に
強制通風する強制通風装置がON時の場合は高電圧電極
装置を間欠運転としたので、温度の増減に対し逆傾向と
なるオゾンの発生特性に合わせてオゾンの発生量を持続
かつ一定化できる。
【0080】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、冷
蔵領域内に湿度検知手段を設け、この湿度検知手段によ
り検知した湿度Sが所定湿度S1と比較してS≧S1で
冷蔵領域に強制通風する強制通風装置がON時の場合は
高電圧電極装置を連続運転とし、S<S1で冷蔵領域に
強制通風する強制通風装置がON時の場合は高電圧電極
装置を間欠運転としたので、湿度の増減に対し逆傾向と
なるオゾンの発生特性に合わせてオゾンの発生量を持続
かつ一定化すると共に、湿度の増減に対し同傾向となる
イオンの発生特性に合わせてイオンの発生量を増加させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の正面図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の要部正面図
【図4】同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック回
路図
【図5】同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック図
【図6】同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の1つ
の運転制御のタイムチャート
【図7】同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の他の
運転制御のタイムチャート
【図8】本発明の実施の形態2による冷蔵庫の断面図
【図9】同実施の形態の冷蔵庫の正面図
【図10】同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック
回路図
【図11】同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック
【図12】同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の1
つの運転制御のタイムチャート
【図13】同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の他
の運転制御のタイムチャート
【図14】本発明の実施の形態3による冷蔵庫の制御装
置のブロック回路図
【図15】同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック
【図16】同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の運
転制御のタイムチャート
【図17】本発明の実施の形態4による冷蔵庫の制御装
置のブロック回路図
【図18】同実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック
【図19】同実施の形態の冷蔵庫のイオン発生装置の運
転制御のタイムチャート
【図20】従来の冷蔵庫の冷蔵室側断面図
【図21】従来の冷蔵庫の要部断面図
【図22】従来の冷蔵庫の制御装置のブロック回路図
【図23】従来の冷蔵庫の制御装置のブロック図
【符号の説明】
52,82 冷蔵室(冷蔵領域) 55 冷凍室(冷凍領域) 56,85 冷却器 57 冷蔵室ファン(強制通風装置) 67 吐出冷気通路 70 イオン発生装置(高電圧電極装置) 86 ファン(強制通風装置) 88 連通路(吐出冷気通路) 90 冷気量調整装置 155 温度検知手段 156 湿度検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 卓也 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 KA11 LA09 LA17 MA02 MA07 NA03 NA06 PA01 PA02 PA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍システムの冷却器で生成された冷気
    により冷却される冷却室と、前記冷却室に冷気を循環さ
    せる冷気通路と、前記冷気通路内に備えた強制通風装置
    と、前記冷気通路のうち吐出冷気通路内に設けたコロナ
    放電を行う高電圧電極装置と、前記強制通風装置の運
    転,停止に連動して前記高電圧電極装置を運転,停止さ
    せる制御手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵領域と、冷凍領域と、前記領域内を
    それぞれ独立して冷却する冷却器および強制通風装置
    と、前記冷蔵領域内の吐出冷気通路内に設けたコロナ放
    電を行う高電圧電極装置と、前記冷蔵領域内の強制通風
    装置の運転,停止に連動して前記高電圧電極装置を運
    転,停止させる制御手段を備えたことを特徴とする冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 冷蔵領域と、冷凍領域と、前記両領域内
    を冷却する冷却器および強制通風装置と、前記冷蔵領域
    内の吐出冷気通路の入口に設けた冷気量調整装置と、前
    記吐出冷気通路内に設けたコロナ放電を行う高電圧電極
    装置と、前記強制通風装置の運転,停止に連動して前記
    高電圧電極装置を運転,停止させる制御手段を備えたこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷蔵領域と、冷凍領域と、前記両領域内
    を冷却する冷却器および強制通風装置と、前記冷蔵領域
    内の吐出冷気通路の入口に設けた冷気量調整装置と、前
    記吐出冷気通路内に設けたコロナ放電を行う高電圧電極
    装置と、前記強制通風装置の運転時であって、前記冷気
    量調整装置の開放時に連動して前記高電圧電極装置を運
    転させる制御手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 高電圧電極装置の運転を時間的な間欠運
    転とする制御手段を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 高電圧電極装置への通電時間が所定時間
    以上連続して続く冷却条件となる場合には高電圧電極装
    置を時間的な間欠運転とする制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の
    冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 冷蔵領域内に温度検知手段を設け、前記
    温度検知手段により検知した温度Tが所定温度T1と比
    較してT≧T1で冷蔵領域に強制通風する強制通風装置
    がON時の場合は高電圧電極装置を連続運転とし、T<
    T1で冷蔵領域に強制通風する強制通風装置がON時の
    場合は高電圧電極装置を間欠運転としたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵
    庫。
  8. 【請求項8】 冷蔵領域内に湿度検知手段を設け、この
    湿度検知手段により検知した湿度Sが所定湿度S1と比
    較してS≧S1で冷蔵領域に強制通風する強制通風装置
    がON時の場合は高電圧電極装置を連続運転とし、S<
    S1で冷蔵領域に強制通風する強制通風装置がON時の
    場合は高電圧電極装置を間欠運転としたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵
    庫。
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