JP4285245B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵室内に脱臭装置を配置して庫内を脱臭するようにした冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫においては、庫内の食品に起因する各種の臭気の低減や他の食品への臭い移りを防止するために、冷気の流通経路となるダクト内に脱臭装置を配置して冷蔵室ファンの送風作用によって庫内脱臭が行われている。中でも、脱臭手段として、脱臭触媒フィルタによる吸着、分解作用による脱臭と共に、オゾン発生手段によってオゾンを発生させ、その強力な酸化力を利用して、庫内の脱臭及び除菌を行う技術が普及している。
従来の冷気流通ダクト内に配し、冷蔵室ファンの送風作用によって庫内脱臭を行うオゾン発生手段を搭載した脱臭装置を備えた冷蔵庫としては、高電圧放電方式のオゾン発生器を搭載したもの(例えば、特許文献1参照)がある。また、冷気流通ダクト外に配置する冷蔵庫用の脱臭装置としては活性炭を用いた臭気吸着脱臭剤が公知の技術である。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫について説明する。
図4は、従来の冷蔵庫の構成を示す断面図である。図5は要部拡大図である。図4、5に示すように、断熱箱体からなる冷蔵庫本体11の内部は断熱仕切壁12により上部の冷蔵室13と下部の冷凍室14に仕切られている。
前記冷蔵室13内の下部には、仕切板15により野菜室16が形成されている。前記野菜室16内には下ケース17及びこの下ケース17の上部に搭載された上ケース18が収納されている。前記上ケース18上面には冷気流出孔19aを有するケースカバー19が開閉可能に装着されており、前記ケースカバー19と前記仕切板15との間に冷気の循環経路たる冷気通路20が形成されている。また、前記仕切板15の上部の後部には脱臭装置21が配置されている。
次に図7を用いて脱臭装置21の構成について説明する。前記脱臭装置21には冷気の流通経路となるダクト42の内部には高電圧放電によって紫外線及びオゾンを発生させる空間放電機構44、光触媒フィルタ45、オゾン分解手段であるオゾン分解触媒46が配置されている。前記脱臭装置21は、前記冷蔵用ファン装置29の駆動時に冷蔵室13及び野菜室16内を循環する冷気が、前記ダクト42の流入口42aから流入し、ダクト42内を流通して流出口42bから流出するように配置されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
冷蔵庫の冷蔵室を冷却するための冷蔵室ファン(図示せず)が駆動すると、それと共に脱臭装置21の運転が開始される。すると、空間放電機構44で高電圧放電が行われて紫外線やオゾンが発生する。このとき、臭気成分を含んだ庫内の冷気は、冷蔵室ファン29の送風作用によって流入口42aからダクト42内に流入し空間放電機構44に向かう。空間放電機構44においては、高電圧放電により紫外線及びオゾンが発生し、この紫外線が光触媒フィルタ45に照射されると、光触媒作用によって冷気に含まれる臭気成分や野菜の劣化を促進するエチレンガスを分解する。
また、高電圧放電によって発生したオゾンは光触媒フィルタ45を通過した冷気と共にオゾン分解触媒46に至る。オゾン分解触媒46においては、オゾンが分解されて活性酸素が発生し、その酸化力によって臭気成分が分解される。
以上のように、従来の冷蔵庫でオゾンを利用した脱臭方法としては、冷気の流通経路となるダクト内にオゾン脱臭装置を配置して冷蔵室ファンの送風作用によって庫内脱臭をおこなうものがある。
特開2002−277152号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫の構成は、脱臭装置を冷気流通ダクト内に配し、冷却ファンの送風作用によって庫内脱臭を行うことから、冷蔵庫の除霜運転や、外気温によって冷却ファンの運転率が低下すると、脱臭運転も低下するという欠点があった。
本発明は、従来の課題を解決するもので、脱臭装置を貯蔵室上面に配し貯蔵室の冷却運転とは連動しない専用の脱臭ファンによって冷蔵室内の冷気を循環させ脱臭、除菌することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
また、上記従来の冷蔵室内に設置する活性炭吸着方式の脱臭剤は冷蔵庫の制御運転とは連動していないため、庫内の臭気強度の強弱に対しての対応が出来ないという欠点があった。
本発明の他の目的は、専用の脱臭ファンを持ち、風路から独立した脱臭装置を冷蔵庫の運転制御と連動させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体上部に備えた冷蔵室内に庫内の脱臭を行うための脱臭装置を配置した冷蔵庫において、前記脱臭装置を、内部に冷気を強制通風させる脱臭用ファンと、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷気中に含まれる臭気成分などを吸着する吸着脱臭フィルタとから構成すると共に、前記脱臭装置は前記冷蔵室の上面に備え、冷蔵室の冷気送風路とは独立して配置したものであり、低濃度のオゾンを含むきれいな冷気を冷蔵室の上方から下方に向けて冷蔵室全体に行き渡らせることができる。また庫内冷気を独立して脱臭することができる。
本発明の冷蔵庫によれば、冷蔵庫本体上部に備えた冷蔵室内に庫内の脱臭を行うための脱臭装置を配置した冷蔵庫において、前記脱臭装置を、内部に冷気を強制通風させる脱臭用ファンと、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷気中に含まれる臭気成分などを吸着する吸着脱臭フィルタとから構成すると共に、前記脱臭装置は前記冷蔵室の上面に備え、冷蔵室の冷気送風路とは独立して配置したものであり、脱臭性能が冷蔵庫の運転率に左右されず、冷蔵室内の冷気を循環するので、高い脱臭性能が得られる。
請求項1に記載の冷蔵庫の発明は、冷蔵庫本体上部に備えた冷蔵室内に庫内の脱臭を行うための脱臭装置を配置した冷蔵庫において、前記脱臭装置を、内部に冷気を強制通風させる脱臭用ファンと、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷気中に含まれる臭気成分などを吸着する吸着脱臭フィルタとから構成すると共に、前記脱臭装置は前記冷蔵室の上面に備え、前記冷蔵室には複数段の棚が備えられており、前記脱臭用ファンは前記複数段の棚の中で最上部に位置する棚の上方空間に配置されるとともに前記最上部に位置する棚に対して傾斜させて配置され、前記冷蔵室の冷気送風路とは独立して配置したものであり、低濃度のオゾンを含むきれいな冷気を冷蔵室の上方から下方に向けて冷蔵室全体に行き渡らせることができる。また、複数の棚が備えられる冷蔵室の上面に脱臭装置を配置した場合であっても庫内容積を確保することができ、庫内の壁面や棚を積極的に脱臭除菌することができ、また庫内冷気を独立して脱臭することができる。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷蔵室の冷気送風路は前記冷蔵室の上面に形成されると共に、脱臭装置内の通風路は冷蔵室の前後方向で通風し、冷蔵室奥側を上流側、冷蔵室開口部側を下流側とした通風路を設けるものであり、冷蔵室の冷気送風路から吐出される冷気と同方向に脱臭装置の通風路を形成することで、脱臭した冷気を効率よく庫内に循環できる。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、オゾン発生装置は吸着脱臭フィルタよりも上流側に配置したものであり、オゾンによって酸化分解した後、臭気成分を吸着脱臭フィルタで吸着し脱臭、除菌を行うことができる。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1から3記載の発明において、冷蔵室上面に庫内照明装置を備え、脱臭装置は、前記庫内照明装置内に配置されたものであり、庫内照明とのスペースの共有化を図れる。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3記載の発明において、脱臭用ファンと吸着脱臭フィルタは、冷蔵室の高さ方向に対して傾斜させて設置したものであり、冷蔵室の庫内容積を確保できる。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5記載の発明において、冷蔵室を冷却する冷蔵室冷却器の除霜時には脱臭用ファンを駆動させるものであり、除霜時の冷却器温度上昇に伴ない冷蔵室内に流れ込んだ悪臭を脱臭する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図である。図2は同実施例の形態の脱臭装置の断面図である。図3は同実施例の形態の脱臭装置の正面図である。
図1、図2、図3において、冷蔵庫本体51の上部には冷蔵室52が配置され、チルド室53は前記冷蔵室52の下部に設けられている。
冷蔵室52の背面に冷却室61が備えられ、前記冷却室61内に冷蔵室用冷却器62が備えられている。また、前記冷蔵室用冷却器62上部で前記冷蔵室52の上部には強制通風装置である冷蔵室ファン63がある。
冷蔵室52の背面には送風路71を形成する送風路カバー72が配置され、前記送風路カバー72には複数個の冷気吐出孔73が形成されている。
また冷蔵室52の上面には冷蔵室52の前面に向かって上面送風路80を形成する上面送風路カバー81が配置され、前記上面送風路カバー81には上面吐出孔82が形成されている。
また、冷蔵室52には複数段に亘って棚83が備えられている。
脱臭装置91はオゾン発生装置92と吸着脱臭フィルタ93と脱臭用ファン94と前記脱臭装置91を覆う脱臭装置カバー95から形成され、前記脱臭装置カバー95には吸入口91aと吐出口91bを備えている。
オゾン発生装置92は紫外線を発光する紫外線ランプ92aを用い、庫内照明と兼用し、脱臭装置91の運転時に加えて、ドア開放時には点灯するように制御されたもので、吸入口91aの近傍で、冷気の流通に対して吸着脱臭フィルタ93の上流側に配置したものである。
吸着脱臭フィルタ93はハニカム形状のセラミック製基材に活性炭やゼオライト等の物理吸着剤あるいは酸化マンガン、酸化銅等の複合無機酸化物から成る化学吸着剤の触媒材料を担持したフィルタで、冷気の気流に対して紫外線ランプ92aの下流で、且つ脱臭ファン94の上流に位置するよう配置したものである。
フィルタの基材としては、生産工程上焼成を伴う無機酸化物の化学吸着剤を用いる場合は、シリカやアルミナから成るセラミック基材が良い。また、物理吸着剤あるいは化学吸着剤以外の触媒材料としては酵素等からなる有機物を用いても良く、この場合はフィルタの基材として、不織布、合成紙、ポリプロピレン等のプラスチック系基材を用いることが出きる。
脱臭用ファン94は前記脱臭装置92の高さ方向に対して所定角度傾斜させて設置されており、冷気の流通に対して紫外線ランプ92aと吸着脱臭フィルタ93の下流側に備えられたものである。
脱臭装置カバー95は前記脱臭装置を覆うように形成されたもので、半透明で耐UV性、耐オゾン性の高いプラスチック材料やガラス材料を用いる。
以上のように構成された脱臭装置を備えた冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
冷蔵室冷却器62で生成された冷気は冷蔵室ファン63で強制通風され上面送風路80と送風路71に分配され、上面吐出孔81と冷気吐出孔73から冷蔵室52内に吐出され、食品から発生する臭気と混合する。
また、冷蔵室冷却器62および冷蔵室ファン63が停止すると冷蔵室冷却器62から悪臭が離脱し、庫内に流入する。
一方、脱臭装置91は脱臭用ファン94の作動と共に紫外線ランプ92aが点灯し、オゾンを発生する。
冷蔵庫に保存される食品から発生するガスとしては主に、にんにく臭である硫黄系ガスのメチルメルカプタン、ジメチルサルファイド、ジメチルジサルファイド、魚腐敗臭であるアミン系ガスのトリメチルアミンがあり、これらの臭気成分は、吸着脱臭フィルタ93に到達する。ここで、吸着脱臭フィルタ93は、酸化マンガン、酸化銅等の複合酸化物から成る化学吸着剤の触媒材料が担持されているため、臭気成分の硫黄系ガスであるメチルメルカプタンを分解する。また、同じ硫黄系ガスのジメチルジサルファイドや魚の腐敗臭であるアミン系ガスのトリメチルアミンは、主として物理的に吸着される。
そして、吸着脱臭フィルタ93に吸着した臭気成分は、紫外線ランプ92aから発生した酸素ラジカルやオゾンによって酸化分解して再生される。
再生された冷気は冷蔵室52の上面に設けられた吐出口91bより冷蔵室52内に下方向に吐出される。同時に、臭気成分等と未反応の低濃度オゾンガスが冷吐出口91bより冷蔵室52内に吐出され冷蔵室52内に拡散し、脱臭装置91の背面から吸込み上面前方から吐出する冷気気流により庫内オゾン濃度を均一化する。
したがって、脱臭装置91は、庫内の食品から発生する複合臭を効果的に除去することができる。また、脱臭装置91を通過した冷気は冷気中に含まれる細菌やカビなどをオゾンガスによって効率的に除去することができる。また、庫内の壁面や棚を低濃度のオゾンガスによって積極的に脱臭・除菌することができる。
以上のように本実施の形態の冷蔵庫は、冷蔵室52と、前記冷蔵室52内を冷却する冷気を生成する冷蔵室冷却器62と、前記冷蔵室52への冷気の流路である吐出冷気通路71と、前記送風路71内に設けられた冷気を冷蔵室52内に送風するための冷蔵室ファン63と前記冷蔵室52内上面に設けられた脱臭装置91と、前記脱臭装置91に具備されたオゾン発生装置92と吸着脱臭フィルタ93と脱臭用ファン94と、前記脱臭装置を覆う脱臭装置カバー95とから構成され、前記脱臭装置カバー95は吸入口91aと吐出口91bを備え、前記脱臭用ファン94を前記冷蔵室ファン63の運転と同期せずに独立して運転するようにしたものである。
これによって、従来脱臭装置は冷蔵室ファンなどの冷却ファンの送風動作に連動しているため、除霜時などに冷蔵室ファン63が送風停止した場合、温度上昇により、冷却器から悪臭が冷蔵室52内に流入していたが、本実施例の脱臭装置91では脱臭性能が冷蔵室ファン63の運転に左右されず除霜時も必ず脱臭装置91を運転することから、常時上面より低濃度オゾンガスを含むクリーンな冷気を冷蔵室53内に循環し、常に高い脱臭性能を維持することができる。
また、脱臭用ファン94を前記脱臭装置91の高さ方向に所定角度傾斜して設置するようにしたことで、前記脱臭装置91の高さ寸法を小さくすることができる。
尚、本実施の形態では脱臭用ファン94を冷気の流通に対して吸着脱臭フィルタ95の下流側に配したが、冷気の流通に対して吸着脱臭フィルタ95の上流側に配しても同様の効果が期待できる。
さらに、本実施の形態では脱臭装置91の適用の対象として冷蔵庫を挙げたが、冷蔵庫に限らず冷凍サイクルを組み込んだ所謂冷却貯蔵庫であれば同様に適用が可能であり、たとえば、業務用の冷蔵ショーケースや自動販売機も貯蔵室内に臭気成分の発生が予想される物品を収納するものであれば同様の効果が期待できる。
また、本実施の形態では一般的に0℃以上の冷蔵室が対象となっているが、吸着脱臭フィルタ51の吸着能力,触媒活性が適正範囲で確保できるのであれば0℃以下の温度帯を有する貯蔵室への適用も可能であり、トリメチルアミン系の臭気を発生しやすい魚介類などの生鮮品を貯蔵する概ね0℃以下で−10℃以上までの所謂チルド,氷温,パーシャルフリージング,ソフトフリージング等の低温貯蔵室に対しても適用できる。また、それ以下の冷凍温度帯への適用についても効果度合を勘案すれば適用の余地はある。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷蔵庫の運転率に左右されず高い脱臭性能が得られるので、冷却機器全般の安定した庫内脱臭技術として有用である。
本発明の冷蔵庫の実施の形態1の冷蔵庫の断面図 本発明の冷蔵庫の実施の形態1脱臭装置の断面図 本発明の冷蔵庫の実施の形態1の脱臭装置の正面図 従来の冷蔵庫の断面図 従来の要部拡大図
符号の説明
51 冷蔵庫本体
52 冷蔵室
61 冷却室
62 冷蔵室冷却器
63 冷蔵室ファン
71 送風路
91 脱臭装置
91a 吸入口
91b 吐出口
92 オゾン発生装置
92a 紫外線ランプ
93 吸着脱臭フィルタ
94 脱臭用ファン
95 脱臭装置カバー

Claims (6)

  1. 冷蔵庫本体上部に備えた冷蔵室内に庫内の脱臭を行うための脱臭装置を配置した冷蔵庫において、前記脱臭装置を、内部に冷気を強制通風させる脱臭用ファンと、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷気中に含まれる臭気成分などを吸着する吸着脱臭フィルタとから構成すると共に、前記脱臭装置は前記冷蔵室の上面に備え、前記冷蔵室には複数段の棚が備えられており、前記脱臭用ファンは前記複数段の棚の中で最上部に位置する棚の上方空間に配置されるとともに前記最上部に位置する棚に対して傾斜させて配置され、前記冷蔵室の冷気送風路とは独立して配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵室の冷気送風路は前記冷蔵室の上面に形成されると共に、脱臭装置内の通風路は冷蔵室の前後方向で通風し、冷蔵室奥側を上流側、冷蔵室開口部側を下流側とした通風路を設けることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. オゾン発生装置は吸着脱臭フィルタよりも上流側に配置したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵室上面に庫内照明装置を備え、脱臭装置は、前記庫内照明装置内に配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 脱臭用ファンと吸着脱臭フィルタは、冷蔵室の高さ方向に対して傾斜させて設置したことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  6. 冷蔵室を冷却する冷蔵室冷却器の除霜時には脱臭用ファンを駆動させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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