JP2015014423A - 冷蔵庫 - Google Patents

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起子 広田
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Abstract

【課題】従来の技術は、貯蔵室空間内の温度変動の抑制と温度分布を均一にし、湿度調整手段を設けることで食品の保存性を高めるものであるが、貯蔵室内が密閉されているため、食品から放出されるエチレンガスや臭い成分、カビ、菌等が容器内に充満し食品が劣化しやすく、貯蔵期間が短くなるという課題を有していた。
【解決手段】各貯蔵室が断熱区画された本体の一室に、−1℃〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、その貯蔵室の一部に大気調節部材を備え、大気調節部材は調湿やガス吸着分解する機能を有することを特徴とすることで、食品の保存性を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品貯蔵時の鮮度維持を可能とする冷蔵庫に関するものである。
従来の冷蔵庫の技術は、温度変動を抑制し、かつ温度分布を均一化しながら調湿することで、食品の冷凍保存性を高めることができるものである。(例えば、特許文献1参照)
以下、図面を参照しながら、上記従来の技術について説明する。
図6において、貯蔵室には、容器60、内側容器60a、外側容器60b、区画壁61、吹出口61a、支持手段62、カバー65、内側カバー65a、外側カバー65b、傾斜面65c、外側容器接続部66、調湿部材68、冷気戻口69を備えている。
上記構成において、内側カバー65aと外側カバー65bの間、及び内側容器66aと外側容器66bの間には、それぞれわずかな隙間が設けてある。これにより、内側カバー65aと外側カバー65bの間、及び内側容器66aと外側容器66bの間に、それぞれ空気層が形成され、容器内を均一に冷却することができる。また、内側カバー65aの後部(図において右側部分)には、吹出口61aの下方であって、かつ区画壁61に接する傾斜面65cが設けられている。これにより、吹出口61aから吹き出された冷気を効率良く案内して、空気層を形成することができる。カバー65(内側カバー65a及び外側カバー65b)は、冷蔵庫本体側に取り付けられる。すなわち、第二冷凍室扉63を開く場合、容器60と共に引き出されない構成である。これにより、使用者が第二冷凍室扉63を開くだけで、内側容器66aの上方が開口し、貯蔵室内に食品を出し入れできるので、使い勝手が向上する。また、調湿部材68は、第二冷凍室扉63開閉時に空気中の水分を吸収し、容器60が低湿になった際に水分を放出する。これにより、容器60内の食品の収納量が少ない場合でも、安定した湿度を保つことができる。
特許第5011267号公報
しかしながら、上記従来の技術は、貯蔵室空間内の温度変動の抑制と温度分布を均一にし、湿度調整手段を設けることで食品の保存性を高めるものであるが、貯蔵室内が密閉されているため、食品から放出されるエチレンガスや臭い成分、カビ、菌等が容器内に充満し食品が劣化しやすく、貯蔵期間が短くなるという課題を有していた。例えば、カットした野菜を貯蔵したとき、野菜の切り口からエチレンガスが放出されやすく、これが密閉の貯蔵室内に充満することで野菜の老化が促進され、更には腐敗へと進行しやすくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、温度変動や温度分布を均一化し、貯蔵室内の湿度調整やガスを吸着、分解することで、食品の保存性を高めることができる貯蔵室を有する冷蔵庫を得ることを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、各貯蔵室が断熱区画された本体の一室に、−1℃〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、前記貯蔵室の内部に大気調節部材を備え、前記大気調節部材は調湿とガス吸着分解機能を有することを特徴としたもの
である。
これによって、貯蔵室内の食品の温度変動の低減や貯蔵室内の温度ムラの低減や、湿度を高く保ちながら、食品から出る老化を促進させるガスを吸着、分解することで、食品の保存性を高めることができる。
本発明の冷蔵庫は、各貯蔵室が断熱区画された冷蔵庫の一室に、−1〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、その貯蔵室の一部に大気調節部材を備え、大気調節部材は湿度調節と、ガス吸着の機能を有することを特徴としたものであり、貯蔵室内の食品の温度変動の低減や貯蔵室内の温度ムラの低減や、湿度を高く保ちながら、食品から出る老化を促進させるガスを吸着することで、食品の保存性を高めることができる。
本発明の実施の形態1または2を示す冷蔵庫の構成図 本発明の実施の形態1におけるパーシャル室側面からの構成図 本発明の実施の形態1におけるパーシャル室の大気調節部材の斜視図 本発明の実施の形態1におけるパーシャル室正面からの構成図 本発明の実施の形態1におけるビタミンC測定結果を示す図 従来の冷凍室を示す図
請求項1に記載の発明は、各貯蔵室が断熱区画された本体の一室に、−1℃〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、前記貯蔵室の内部に大気調節部材を備え、前記大気調節部材は調湿とガス吸着分解機能を有することにより、貯蔵室内の食品の温度変動の低減や貯蔵室内の温度ムラの低減や、湿度を高く保ちながら、食品から出る老化を促進させるエチレンガスなどを吸着、分解することで、食品の保存性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記大気調節部材は除菌や抗菌機能を有することを特徴とするものであり、貯蔵室内の浮遊菌が大気調節部材に付着した場合、浮遊菌を除菌したり、大気調節部材自体にカビが繁殖するのを防止することで、貯蔵室内を清潔に保つことができ、その結果食品の保存性を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記大気調節部材は着脱可能であることを特徴とするものであり、貯蔵室ケースを取り外して洗浄する際に、大気調節部材を取り外すことが出来るので、大気調節部材を濡らすことなくケースのみを洗うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記貯蔵室ケースは、熱伝導の高い材料を用いたことを特徴とするものであり、間接冷却であっても貯蔵室内を素早く冷やすことができる。また、貯蔵室内の温度ムラも低減することができる。これによってドア開閉時に貯蔵室内の温度が上昇しても、早く冷やすことができるため、食品の保存性を高めることができる。また、食品を投入する際に、冷却スピードが上がり、付着菌や自己消化酵素の活性が抑制され、鮮度が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図である。図2は実施の形態1にお
ける冷蔵庫パーシャル室の断面図である。図3は実施の形態1における冷蔵庫パーシャル室に設置された大気調節部材である。図4は実施の形態1における冷蔵庫パーシャル室の正面図である。図5は実施の形態1における冷蔵庫パーシャル室で貯蔵したカットキャベツのビタミンC測定結果を示す図である。
図1において、冷蔵庫本体1は断熱材に覆われた複数の断熱区画に区分されており上部を回転扉式、下部を引出し式とする構成をとっている。上から冷蔵室2、並べて設けた引出し式の冷凍室上段4と、図示しないが冷凍室上段4の隣に製氷室、引出し式の冷凍室下段5と引出し式の野菜室6となっている。冷蔵室の中にはパーシャル室3が備えられている。
冷蔵室2は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1〜5℃で設定されているが、収納物によって、使用者が自由に上記のような温度設定を切り替えることを可能としている場合もある。また、ワインや根野菜等の鮮度保持のために、例えば10℃前後の若干高めの温度設定をとる場合もある。
パーシャル室3は微凍結温度帯である−1℃〜−5℃のパーシャルフリージング温度帯に設定されている。パーシャル室3はパーシャル室ケース蓋7により密閉構造となっており、パーシャル室ダンパー8によって取り入れられた冷気がパーシャル室3を間接的に冷却する。
冷凍室上段4は冷凍保存のために−22〜−18℃で設定されているが、食品を素早く凍結させ、冷凍品質を向上させるための急速冷凍機能を持ち、図示しないが急速冷凍ボタンを押すと−35℃の冷風が一時的に冷凍室上段4に流れることもある。
また、冷凍室上段4の横に備えられた製氷室は独立の氷保存室であり、図示しない自動製氷装置を備えて、氷を自動的に作製、貯留するものである。氷を保存するために冷凍温度帯であるが、氷の保存が目的であるために冷凍温度帯よりも比較的高い冷凍温度設定も可能である。
冷凍室は冷凍保存のために通常−22〜−18℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、たとえば−30や−25℃の低温で設定されることもある。
各断熱区画にはそれぞれ断熱扉が図示しないガスケットを介して設けられている。
図2において、パーシャル室3は、パーシャル室ケース11とケース蓋12によって密閉構造となっている。また、パーシャル室ケース11の底面には、ケース底支持手段16が備えられ、パーシャル室ケース11とその下の断熱材の間に空間を設けている。また、パーシャル室ドア3aの縁にはガスケットが設けられ、パーシャル室ケース11を閉めたとき、冷気が冷蔵室へ逃げないように密閉されている。ケース蓋12の天面には、大気調節部材固定凸部13が設けられ、そこに大気調節ユニット14がはめ込まれており、この大気調節ユニット14は着脱可能である。
また、パーシャル室ダンパー8によってパーシャル室へ入った冷気は戻り口15から出ていく。
図3において、大気調節ユニット14は、大気調節部材ケース20の中に、大気調節部材22が入っており、大気調節部材ケース開閉ロック23により大気調節部材22は取り外し可能となっている。また、大気調節部材ケース20には、大気調節部材22がケース外の大気と接触するための大気調節部材スリット21が大気調節部材ケース20の両面に
設けられている。
図4において、大気調節部材固定凸部13はケース蓋12からL字型に形成されており、大気調節ユニット14がその内側に設置されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。圧縮機の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器にて放熱して凝縮液化し、キャピラリで減圧されて低温低圧の液冷媒となり蒸発器に至る。
冷却ファンの動作により、庫内の空気と熱交換されて蒸発器内の冷媒は蒸発気化する。低温の冷気をダンパなどで分配することで各室の冷却を行う。また複数の蒸発器や減圧器を用いる場合は流路制御手段により必要な蒸発器へ冷媒が供給される。蒸発器を出た冷媒は圧縮機へと吸い込まれる。このようにサイクル運転を繰り返すことで庫内の冷却が行われる。
パーシャル室3では、微凍結温度帯である−1℃〜−5℃のパーシャル温度帯に設定されており、この温度帯の中で更にパーシャル強は−5℃、パーシャル中は−3℃、パーシャル弱は−1℃を中心とした温度に設定可能である。パーシャル室3内に貯蔵された食品を取り出すときは、パーシャル室ケース11と、パーシャル室ドア3aとケース底支持手段16とが同時に手前に引き出され、パーシャル室ケース11を閉めると、パーシャル室ケース11はケース蓋12と密着し、パーシャル室ドア3aはパーシャル室3の上下側面と密着する。
背面ダクト10からの冷気は、パーシャル室ダンパー8によってパーシャル室3の天面へ流入し、パーシャル室ケース全体を間接的に冷却し、パーシャル室ケース11の底を通り、戻り口15から冷気が出る。
パーシャル室3は、例えば肉や魚等を貯蔵するのに適している。例えば鶏肉の場合、チルド温度帯の0℃で貯蔵した場合では、付着菌の増殖や自己消化酵素の働きを完全に抑制することは不可能である。パーシャル温度帯である−3℃付近の場合、肉の細胞内の水分が凍るため肉の自己消化酵素の働きや付着菌の増殖が抑制されるため、鮮度K値を保持することができ、チルド温度帯よりも比較的長期間保存することができる。更に大気調節部材22は除菌機能も備えているため、パーシャル室3内に浮遊する菌は大気調節部材22に接触することで菌が抑制され、更に長期間保存することができる。また、パーシャル室3は密閉構造のため、直接冷気が入り込むことがないため比較的高湿度に保たれ、例えば食品を包むラップ包装の緩み部分から冷気が流入しても、乾燥することがない。更にパーシャル室ダンパー8の開閉によって生じる温度変動も間接冷却であるため、直接冷気が入る直冷式よりも温度変動や温度ムラが抑制されるため、氷結晶の肥大化を抑制することができ、その結果解凍後のドリップが抑制でき、長期間貯蔵が可能となる。
また、微凍結状態であるため、例えば刺身のサクを貯蔵した場合であれば、包丁が入る適度な硬さでスライスすることができるため、簡単に薄切りができる。
また、肉や魚以外に、パーシャル室3はカット野菜を貯蔵するのにも適している。カット野菜は手軽に調理できるメリットがあり、スーパーやコンビニエンスストアーにもカット野菜が多数販売されるようになり、利用率は増加している。また、働く女性が増加し、1週間分の料理の下ごしらえとして野菜を自分でカット貯蔵し、平日の忙しいときでも手
作りの料理を簡便に作る工夫をしている人が増加している。しかしながらカット野菜は野菜の切り口から水分が蒸発したり、褐変が生じたり、カット前の野菜の状態に比べ傷みやすく保存期間が短く課題が多い。
−3℃前後のパーシャル温度帯は、野菜や果物の凍結点であり、パーシャル温度帯で温度を一定に管理しながら貯蔵することで凍結することなく、長期間保存が可能であり、更に貯蔵中に野菜の甘味が増加する。また、パーシャル室3は密閉、高湿であるためカット面からの蒸発を抑制したり、冷風による部分凍結を防止できるため、乾燥による縮れや凍結による損傷がなく、高品位に貯蔵が可能である。また、野菜の切り口からエチレンガス等が放出されやすいが、大気調節部材により、エチレンガスを吸着、分解することでパーシャル室3内にガスの充満を防ぎ、野菜の老化を防止する。
図4はキャベツの軸を中心に均等にカットしたキャベツを大気調節ユニット14を取り外したパーシャル室3と、大気調節ユニット14を装着したパーシャル室3に入れた2条件で、7日間貯蔵したときのビタミンCの変化についての結果である。
大気調節部材なしで貯蔵したキャベツの場合は、貯蔵7日目にはビタミンCが初期100%に対し、167%と有意に増加した。一方、大気調節部材ありで貯蔵したキャベツの場合は、貯蔵7日目にはビタミンCが初期100%に対し、92%と維持された。また、図には示さないが、これら2条件での7日後のキャベツの状態を比較すると、大気調節部材なしのキャベツは、キャベツの芯に近い内側の葉が貯蔵前に比べ盛り上がり、成長していた。一方、大気調節部材なしで貯蔵したキャベツは、貯蔵前の状態を維持していた。この結果より、大気調節部材なしのキャベツは、キャベツの切り口からエチレンガスが放出され、そのエチレンガスによりキャベツの成長、老化が促進されたことが示唆される。一方、大気調節部材ありのキャベツは、キャベツの切り口から放出されたエチレンガスを大気調節部材が吸着、分解したため、ビタミンCや外観の状態が貯蔵前を維持したことが示唆される。
また、カット野菜の量がパーシャル室3の容量に対して多い場合、密閉空間であるために野菜から放出される水分の逃げ場がなく、結露が生じやすいが、大気調節部材22が余分な水分を吸収するため、結露を防止し、その結果野菜の水腐れによる腐敗も防止することができる。そして、水分を吸収した大気調節部材22は、パーシャル室3のドア開閉でパーシャル室3が乾燥した場合に放湿し、常にパーシャル室3を高湿状態に維持する。
なお、大気調節ユニット14の設置位置は、図2のようにケース蓋12奥に限らず、例えばパーシャル室ケース11側面や手前等設置してもよい。この場合、使用者が大気調節ユニット14を目視しやすくなるため、大気調節ユニット14の着脱も簡単にできる。
なお、大気調節部材22は、大気調節部材ケース20内の設置に限定されるものではなく、例えばケース蓋12内側に塗布してもよい。この場合、パーシャル室3内の容量が増えることで食品収納量が増加する。また、大気調節部材固定凸部13や大気調節部材ケース20が必要なくなるため、コスト削減につながる。
なお、パーシャル室3はチルド温度帯の1℃と切替室にしてもよい。この場合、例えば使いかけのハムやチーズを保存した場合、密閉、高湿状態であるため、フィルムの間から蒸発しやすい水分が蒸発せずに、貯蔵前の状態を維持したまま長期保存することができる。
なお、パーシャル室3は冷蔵室内に限定されるものではなく、例えば冷凍室上段4に設置されてもよい。
また、パーシャル室ケース11底面に、蓄冷材やアルミ板を設置してもよい。これによって食品を投入する際に、冷却スピードが上がることで付着菌や自己消化酵素の活性が抑制され、鮮度が向上する。また、庫内の温度ムラが更に抑制され、食品の温度がより均一になり、長期保存へと繋がる。
また、パーシャル室ケース11は、アルミなどの熱伝導の高い材料を用いることで、熱伝導率を高め、間接冷却であっても早くパーシャル室3内を冷却することができる。
以上のように本実施の形態においては、各貯蔵室が断熱区画された本体の一室に、−1℃〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、その貯蔵室の一部に大気調節部材を備え、大気調節部材は調湿やガス吸着分解、除菌機能を有することで、貯蔵室内の食品の温度変動の低減や貯蔵室内の温度ムラの低減や、湿度を高く保ちながら、食品から出る老化を促進させるエチレンガスなどを吸着、分解し、貯蔵室内の浮遊菌を除菌することで、食品の保存性を高めることができる
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、−1〜−5℃に間接冷却された貯蔵室の一部に大気調節部材を備え、貯蔵室内の食品の温度変動の低減や貯蔵室内の温度ムラの低減や、湿度を高く保ちながら、食品から出る老化を促進させるガスを吸着することで、食品の保存性を高めることができる。よって家庭用冷蔵庫だけでなく、業務用冷蔵庫やワインセラー等の用途にも適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 パーシャル室
4 冷凍室上段
5 冷凍室下段
6 野菜室
7 パーシャル室ケース蓋
8 パーシャル室ダンパー
10背面ダクト
11 パーシャル室ケース
12 ケース蓋
13 大気調節部材固定凸部
14 大気調節ユニット
15 戻り口
16 ケース底支持手段
20 大気調節部材ケース
21 大気調節部材スリット
22 大気調節部材
23 大気調節部材ケース開閉ロック
3a パーシャル室ドア

Claims (4)

  1. 各貯蔵室が断熱区画された本体の一室に、−1℃〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、前記貯蔵室の内部に大気調節部材を備え、前記大気調節部材は調湿とガス吸着分解機能を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記大気調節部材は除菌や抗菌機能を有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記大気調節部材は着脱可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記貯蔵室のケースは、熱伝導の高い材料を用いたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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