JP2002081827A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002081827A
JP2002081827A JP2000272369A JP2000272369A JP2002081827A JP 2002081827 A JP2002081827 A JP 2002081827A JP 2000272369 A JP2000272369 A JP 2000272369A JP 2000272369 A JP2000272369 A JP 2000272369A JP 2002081827 A JP2002081827 A JP 2002081827A
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JP
Japan
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refrigerator
food
concave portion
cold air
plate
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JP2000272369A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tanigawa
淳 谷川
Akira Tokui
明 徳井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品載置板上の食品の過度の冷え過ぎを防止
すること。 【解決手段】 氷温室の上蓋16に断熱空間23を形成
することで氷温室15からの熱伝導を抑制し、該食品載
置板22に載置された該食品の過度の冷え過ぎによる凍
結を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内背面部に設け
られた冷気供給ダクトと、該ダクトから供給される冷気
により収納する食品を冷蔵室の温度より低い一定温度下
で冷蔵する氷温室等の低温貯蔵室とを備えた冷蔵庫に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の冷蔵庫は、特開平8−1596
36号公報などに開示されている。一方、冷凍室で冷凍
保存した食品を食する場合には、食する前に冷蔵庫から
取出して自然解凍するか、ビニール製の袋に入れて水の
中に入れて解凍するなどが一般的である。また、常温状
態にある食品を急冷したい場合には、特開平5−106
958号公報などに開示されているように特別に設けら
れた急冷室にて冷蔵させるのが一般的である。しかし、
前述したような解凍では急に温度が高くなり過ぎたり、
甚だ面倒な作業が必要であり、一方急冷室を設けるので
はコスト高な冷蔵庫となる。このため、前記氷温室の上
蓋に凹部を形成し、該凹部内に熱伝導性の良好な金属製
の食品載置板を着脱可能に載置することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような氷
温室の上蓋上に載置した食品載置板上の食品は、過度の
冷え過ぎにより凍ってしまうことがあった。
【0004】そこで本発明は、前記食品載置板上の食品
の過度の冷え過ぎを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、庫内
背面部に設けられた冷気供給ダクトと、該ダクトから供
給される冷気により収納する食品を一定温度下で冷蔵す
る氷温室(低温貯蔵室)とを備えた冷蔵庫において、前
記氷温室の上蓋に凹部を形成し、該凹部内に熱伝導性の
良好な金属製の食品載置板を着脱可能に載置すると共
に、前記氷温室の上蓋には断熱空間を形成したことを特
徴とする。
【0006】またこの発明は、前記氷温室の上蓋を上板
及び下板で構成し、該上板又は下板にリブを形成して両
板間に断熱空間を形成したことを特徴とする。
【0007】更にこの発明は、庫内背面部に設けられた
冷気供給ダクトと、該ダクトから供給される冷気により
収納する食品を一定温度下で冷蔵する氷温室とを備えた
冷蔵庫において、前記氷温室の上蓋に凹部を形成し、該
凹部内に両端部にキャップが設けられた熱伝導性の良好
な金属製の食品載置板を着脱可能に載置したことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1において、冷蔵庫1は前面を除く
両側面、背面、天井面及び底面を断熱壁として構成され
る箱状の本体2を有する。該本体2は鋼板から成る外箱
3と硬質樹脂材料から成る内箱4との間に発泡ウレタン
等の断熱材5を充填して構成される。
【0009】前記本体2の内部は夫々仕切壁10により
冷蔵室6、野菜室7、2つの冷凍室8、9に区画されて
いる。そして、最上部の冷蔵室6の前面開口は開閉可能
な回動式の断熱扉により閉塞可能であり、冷蔵室6の下
側の野菜室7、冷凍室8、9は引出し式の断熱扉により
夫々閉塞されている。
【0010】前記断熱扉は、夫々鋼板から成る扉外箱と
硬質樹脂材料から成る扉内箱との間に発泡ウレタン等の
断熱材を充填して構成される。
【0011】そして、当該冷蔵庫1には公知の冷凍サイ
クルユニットが設けられる。即ち、本体2の底部に設け
られた圧縮機が冷媒を吸入圧縮して高温高圧にし、該圧
縮機からの高温高圧のガス状冷媒を凝縮器が凝縮し、キ
ャピラリーチューブにより低温低圧となった冷媒を冷蔵
室用蒸発器及び冷凍室用蒸発器で気化させる。冷気供給
ダクト11内の冷蔵室用蒸発器で冷却された冷気は同じ
く冷気供給ダクト11内の冷気循環用送風ファンにより
冷気吹出口を介して前記冷蔵室6、野菜室7に導入され
る。
【0012】そして、前記冷蔵室6には所定間隔を存し
て食品を載置可能な棚板12が3枚設けられ、最下の棚
板12の下方には仕切壁10上に食品をマイナス1度C
近くで保存する氷温室15が形成されている。該氷温室
15は底壁が前記仕切壁10、両側壁が本体2の内箱4
の両側壁、上壁が本体2の内箱4の両側壁に沿って出し
入れ可能な氷温室の上蓋16で構成され、該氷温室15
の前面には開閉可能な扉が設けられ、該氷温室15には
公知のスライド式保存容器17(例えば、特開平10−
103854号公報などに開示)が備えられる。
【0013】即ち、前記保存容器17は前記本体2の内
箱4の両側壁に設けられる主ガイドに沿って該保存容器
15の両側部に突設した係合部が案内され、また前記両
側壁に設けられる支持部材上を該保存容器17の両側部
に突設した補助ガイドが摺動して氷温室15に出し入れ
可能である。図3、図4及び図5に示すように、前記氷
温室の上蓋16は概ね矩形形状を呈して形成され、その
中央部には平面視概ね長方形状の凹部20が形成されて
いる。更に詳述すれば前記凹部20の後部及び両側部は
外方にはみ出すように膨出部21が形成されている。
【0014】そして、該凹部20には熱伝導性の良好な
金属材料、例えばアルミニウムで形成された食品載置板
22が載置され、庫内背面部に設けられた前記冷気供給
ダクト11からの冷気が該食品載置板22の後部から導
入されて該食品載置板22裏面と前記凹部20を形成す
る底面との間の通路25を経るようにして、該食品載置
板22の裏面全体が冷却されると共に前記冷気供給ダク
ト11からの冷気が供給されて直接該食品載置板22の
表面全体が冷却される。
【0015】該食品載置板22の両側壁には開口26が
所定間隔を存して開設され、また冷気を左右の前記開口
26に導くために通路28を形成するよう複数条の壁面
27が前記食品載置板22裏面に左右方向に列設されて
いる。
【0016】尚、前記氷温室の上蓋16には上面や下面
に、又は上蓋16の中に断熱層を形成しても良いし、或
いは前記氷温室の上蓋16を上板18及び下板19で構
成し、図3に示すように該上板18又は下板19に複数
本のリブ24を端部からもう一方の端部にかけ格子状に
形成することにより、両板18,19間に断熱空間23
を形成する。これにより前記氷温室の上蓋16が過度に
冷え過ぎることがなく、該氷温室の上蓋16の食品載置
板22上に載置された食品が凍ることが防止される。ま
た、格子状にリブ24を形成することで、前記食品載置
板22に食品を載置した時に、食品載置板22が食品の
重量により変形して断熱空間23が減少することが防止
され、しかも断熱空間23が格子状に区分されること
で、対流による熱伝導が抑制される。
【0017】そして、該食品載置板22の左右両側部に
は、該食品載置板22の端面処理を不要にするために合
成樹脂材料で形成された,キャップ29が被されてい
る。該キャップ29により、前記氷温室の上蓋16と該
食品載置板22の間に前記通路25が形成され、冷蔵庫
1の使用時及び、又は輸送時などに該食品載置板22の
揺動により該氷温室の上蓋16が損傷するのが防止され
る。
【0018】尚、前記キャップ29は、食品載置板22
の通路28を閉塞しないように開口されている。
【0019】また、前記凹部20の前部中央には前方に
向けて連なる指挿入用凹部30が形成されており、該指
挿入用凹部30に指を入れて前記食品載置板22を持ち
上げ、凹部20から食品載置板22を取り外すことが容
易となり、該凹部20及び食品載置板22の掃除を簡単
に行うことができる。
【0020】以上のように構成したために、庫内背面部
に設けられた前記冷気供給ダクト11からの冷気が冷蔵
室6内に供給され、棚板12上の食品を冷却すると共に
更には前記氷温室15内にも冷気が導入され該氷温室1
5内の食品をも冷却する。
【0021】ここで、冷凍室8、9内で冷凍保存された
食品を食する場合においては、該冷凍室8、9より冷凍
保存された食品を取出し、前記氷温室の上蓋16の前記
凹部20に設置された食品載置板22に載置する。
【0022】すると、冷蔵室6内に供給された冷気は該
食品載置板22の後部、特に後部の膨出部21から導入
されて該食品載置板22裏面と前記凹部20を形成する
底面との間の通路25を経由して、複数条の壁面27に
より通路28を通って該食品載置板22の両側壁の開口
26を流れ、該食品載置板22の裏面全体が冷却され、
また前記冷気供給ダクト11からの冷気が供給されて直
接該食品載置板22の表面全体が冷却され該食品載置板
22上に載置された前記食品は緩やかに解凍することと
なるが、前記氷温室の上蓋16に断熱空間23を形成す
ることで前記氷温室15からの熱伝導を抑制し、解凍時
間を短縮することができる。
【0023】また、常温状態にある食品を急冷したい場
合にも、前記食品載置板22に該食品を載置することに
より急速に冷却することができるが、前記氷温室の上蓋
16に断熱空間23を形成することで前記氷温室15か
らの熱伝導を抑制し、該食品載置板22に載置された該
食品の過度の冷え過ぎによる凍結を防止することができ
る。
【0024】更には、前記凹部20の前部中央には前方
に向けて連なる指挿入用凹部30が形成されており、該
指挿入用凹部30に指を入れて前記食品載置板22を持
ち上げ、凹部20から食品載置板22を取り外すことが
容易となり、該凹部20及び食品載置板22の掃除を簡
単に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、食品載置板上の食品の過
度の冷え過ぎを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は冷蔵庫の縦断側面図である。
【図2】図2は図1のA−A‘断面図である。
【図3】図3は氷温室の上蓋の平面図である。
【図4】図4は図2のB−B‘断面図である。
【図5】図5は図2のC−C‘断面図である。
【符号の説明】 6 冷蔵室 11 冷気供給ダクト 15 氷温室 16 上蓋 18 上板 19 下板 20 凹部 21 膨出部 22 食品載置板 23 断熱空間 24 リブ 29 キャップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内背面部に設けられた冷気供給ダクト
    と、該ダクトから供給される冷気により収納する食品を
    一定温度下で冷蔵する氷温室とを備えた冷蔵庫におい
    て、前記氷温室の上蓋に凹部を形成し、該凹部内に金属
    製の食品載置板を着脱可能に載置すると共に、前記氷温
    室の上蓋には断熱空間を形成したことを特徴とする冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 前記氷温室の上蓋を上板及び下板で構成
    し、該上板又は下板にリブを形成して両板間に断熱空間
    を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 庫内背面部に設けられた冷気供給ダクト
    と、該ダクトから供給される冷気により収納する食品を
    一定温度下で冷蔵する氷温室とを備えた冷蔵庫におい
    て、前記氷温室の上蓋に凹部を形成し、該凹部内に両端
    部にキャップが設けられた金属製の食品載置板を配置し
    たことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 庫内背面部に設けられた冷気供給ダクト
    と、該ダクトから供給される冷気により収納する食品を
    一定温度下で冷蔵する低温貯蔵室とを備えた冷蔵庫にお
    いて、前記低温貯蔵室の上蓋に凹部を形成し、該凹部内
    に金属製の食品載置板を着脱可能に載置すると共に、前
    記低温貯蔵室の上蓋には断熱空間を形成したことを特徴
    とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記低温貯蔵室の上蓋を上板及び下板で
    構成し、該上板又は下板にリブを形成して両板間に断熱
    空間を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 庫内背面部に設けられた冷気供給ダクト
    と、該ダクトから供給される冷気により収納する食品を
    一定温度下で冷蔵する低温貯蔵室とを備えた冷蔵庫にお
    いて、前記低温貯蔵室の上蓋に凹部を形成し、該凹部内
    に両端部にキャップが設けられた金属製の食品載置板を
    配置したことを特徴とする冷蔵庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005016848A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室内機
JP2015014423A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2015117922A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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