JP2006010162A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Haruhiko Iwai
治彦 岩井
Hirotaka Matsukawa
浩貴 松川
Hideki Nakane
英樹 中根
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Abstract

【課題】冷蔵室のドア開閉回数が増加する夏場においても、製氷スピードを確保し、野菜室の保鮮性を高める冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の冷却器17で冷蔵室2のみを冷却し、第2の冷却器20で製氷室4と切替室3と第2の冷凍室5と野菜室6とを冷却し、野菜室6は野菜ケース24を密閉するための野菜ケースカバー25を介して冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室2のドア開閉回数が増えて冷蔵室2に暖湿気が流入しても、製氷室4を冷却する第2の冷却器20には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の貯蔵室を有し複数の冷却器で各室を冷却する冷蔵庫に関するものである。
近年、使い勝手の向上を図るため、様々なレイアウトの冷蔵庫が発売されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図4に示すように冷蔵庫本体101と、この本体の上部に設けられた冷蔵室102と、冷蔵室の下に設けられた切替室103と、冷蔵室の下で切替室に並列に設けられた製氷室104と、本体下部設けられた冷凍室105と、並列に設置された切替室及び製氷室と冷凍室の間に設けられた野菜室106と、冷気を生成する冷却器107と、冷気を各室に供給するファン装置108とを有し、冷凍室に冷気を供給するための冷凍室用送風路109と、製氷室に冷気を供給するための製氷用送風路110と、製氷室から冷気を冷却室に戻す製氷室用帰還風路111と、製氷室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、切替室に送る切替室用送風路112と、切替室から冷気を冷却器に戻すための切替室用帰還風路113と、切替室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、冷蔵室に送る冷蔵室用送風路114と、冷蔵室に送られた冷気を野菜室に戻すための冷蔵室用帰還風路115と、野菜室に送ら冷気を冷却器に戻すための野菜室用帰還風路116から構成される。
特許第3212954号公報
しかしながら上記従来の構成では、一つの冷却器で冷蔵庫本体全体の冷却を負担せねばならず、特に設定温度の高い冷蔵室と野菜室に囲まれた製氷室は冷却能力の確保が困難であり、更に夏場において冷蔵室の扉開閉回数が増えた場合、大量の霜が冷却器に付着することにより冷却器の能力が大幅にダウンし、製氷スピードが落ちるという課題を有していた。また、野菜室に直接、冷気を送風するため保存食品が乾燥しやすいという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室のドア開閉回数が増加する夏場においても、製氷スピードを確保するとともに、野菜室の保鮮性を高める冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、冷蔵室の下部で第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、製氷室及び第1の冷凍室と第2の冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、第1の冷凍室及び製氷室と野菜室とを仕切る仕切り壁と、冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、野菜室及び製氷室及び第1の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第1の冷凍室から仕切り壁を貫通し更に野菜室を経由して第2の冷却器へと連通する第1の冷凍室用帰還風路とを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室を冷却し、第2の冷却器で製氷室と第1の冷凍室と第2の冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却することができる。
また本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた肉や魚を貯蔵する特定低温室と、冷蔵室の下部で特定低温室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、製氷室及び特定低温室と冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、特定低温室及び製氷室と野菜室とを仕切る仕切り壁と、冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、野菜室及び製氷室及び特定低温室の奥に設置した第2の冷却器と、特定低温室から仕切り壁を貫通し更に野菜室を経由して第2の冷却器へと連通する特定低温室用帰還風路とを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室を冷却し、第2の冷却器で製氷室と特定低温室と冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却することができる。
また本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、前記野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、前記切替室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記切替室から前記仕切り壁を貫通し更に前記野菜室を経由して前記第2の冷却器へと連通する切替室用帰還風路とを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却することができる。
本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と第1の冷凍室と第2の冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。
また本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と特定低温室と冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。また、特定低温室を設置したことにより肉、魚を最適に保存できる。
また本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。また、切替室を設けたことにより、使い勝手を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、冷蔵室の下部で第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、製氷室及び第1の冷凍室と第2の冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、第1の冷凍室及び製氷室と野菜室とを仕切る仕切り壁と、冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、野菜室及び製氷室及び第1の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第1の冷凍室から仕切り壁を貫通し更に野菜室を経由して第2の冷却器へと連通する第1の冷凍室用帰還風路とを備ええたものであり、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と第1の冷凍室と第2の冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却することにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。
請求項2に記載の発明は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた肉や魚を貯蔵する特定低温室と、冷蔵室の下部で特定低温室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、製氷室及び特定低温室と冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、特定低温室及び製氷室と野菜室とを仕切る仕切り壁と、冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、野菜室及び製氷室及び特定低温室の奥に設置した第2の冷却器と、特定低温室から仕切り壁を貫通し更に野菜室を経由して第2の冷却器へと連通する特定低温室用帰還風路とを備えたものであり、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と特定低温室と冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。また、特定低温室を設置したことにより肉、魚を最適に保存できる。
請求項3に記載の発明は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、前記野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、前記切替室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記切替室から前記仕切り壁を貫通し更に前記野菜室を経由して前記第2の冷却器へと連通する切替室用帰還風路とを備えたものであり、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、野菜室カバーに調湿機能を備えたものであり、野菜室内の湿度を適度に制御することができ、野菜ケース内の野菜類の鮮度を更に向上させることができ、さらに使い勝手を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、製氷室の扉を回転式機構としたものであり、製氷室の氷が取り出しやすくすることができ、さらに使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は、本発明の実施の形態1における断面図である。
図1において1は冷蔵庫本体であり、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2の下部に設けられた切替室3と、冷蔵室2の下部に設けられ切替室3に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、冷蔵庫本体1の下部に設けられた冷凍室5と、製氷室4及び切替室3と冷凍室5との間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室6を有する。
図2及び図3において、17は第1の冷却器であり冷蔵室奥面に設置される。18は冷蔵室冷却用ダクトであり、第1の冷却器17と冷蔵室2を仕切り、第1の冷却器17によって冷却された冷気を冷蔵室2に導くための冷蔵室用吐出風路18aと冷蔵室2を冷却した冷気を第一の冷却器17に戻すための冷蔵室用帰還風路18bを有する。19は冷蔵室用冷却ファン装置であり、第1の冷却器17で発生した冷気を冷蔵室2内部に循環させる。20は、第2の冷却器であり、野菜室6及び製氷室4及び切替室3の奥に設置され、製氷室4及び切替室3及び冷凍室5を冷却する。21は仕切り壁であり、製氷室4及び切替室3と野菜室6とを仕切る。22は冷凍室用ダクトであり、第2の冷却器20で冷却された冷気を製氷室4及び切替室3及び冷凍室5へと導く冷凍系吐出風路22aと、各室からの戻り冷気を第2の冷却器20へと導く冷凍系帰還風路22bを内蔵しており、第2の冷却器20の前に設置される。23は冷凍室用冷却ファン装置であり、第2の冷却器20で発生した冷気を循環させる。24は野菜ケースであり野菜類が収納される。25は野菜ケースカバーであり、野菜ケース24を密閉する。野菜ケースカバー25の奥面には複数個の通気孔26を備えている。
また、製氷室4の扉は、上部回転支持部27と下部回転支持部28を備えた回転式機構としている。
このような構成において作用を説明する。第1の冷却器17によって発生した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用吐出風路18aに導かれ冷蔵室2に供給される。冷蔵室2を冷却した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用帰還風路18bに導かれ第1の冷却器17に帰還する。
また第2の冷却器20によって発生した冷気は冷凍室用ダクト22の冷凍系吐出風路22aに導かれ製氷室4及び切替室3及び冷凍室5に供給され、各部屋を冷却した後に冷凍室用ダクト22の冷凍系帰還風路22bへ導かれ、第2の冷却器20に帰還する。そして、野菜室6は切替室3から帰還する冷気によって野菜ケース24の外部から冷却される。
以上のように本実施の形態においては、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2との下方に切替室3と、並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室6とを有し、冷蔵室2の背面に第1の冷却器17を、野菜室6及び製氷室4及び切替室3の奥に第2の冷却器20を設置したものにおいて、第1の冷却器17で冷蔵室2のみを冷却し、第2の冷却器20で冷蔵室2以外の製氷室4、切替室3、冷凍室5及び野菜室6を冷却し、野菜室6は切替室3から帰還する冷気によって野菜ケース24の外部から冷却することにより、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え冷蔵室2に暖湿気が流入しても製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず製氷室4の冷却能力を確保することができ、製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室6内は野菜ケース24を密閉するための野菜ケースカバー25を介して冷却することで野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となる。
また、野菜ケースカバー25の奥面には複数個の通気孔26を備えているので、野菜室内が多湿になりすぎた場合、通気孔26から水分を拡散させ、庫内に水滴を生じさせず、保存食品をさらに新鮮に保存することができる。
なお、本実施の形態では、野菜ケースカバー25の奥面に通気孔26を設けたもので説明したが、調湿機能を備えたものであればよく、非多孔質膜や多孔質材料等で構成してもよい。
また、本実施の形態では、製氷室4に並列配置した貯蔵室を、冷凍からチルド、冷蔵温度まで切替え可能な切替室3として説明したが、製氷室4に並列配置した貯蔵室を冷凍室としてもよい。この場合、貯蔵室温度制御のための部材が不要となり、コスト低減を図ることができるとともに、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え冷蔵室2に暖湿気が流入しても製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず製氷室4の冷却能力を確保することができる。
また、製氷室4に並列配置した貯蔵室を肉や魚を貯蔵する0℃から−3℃程度の特定低温室としてもよい。この場合、肉、魚を新鮮に保存でき、貯蔵室を過度に冷却する必要がなく省エネを図れるとともに、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え冷蔵室2に暖湿気が流入しても製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず製氷室4の冷却能力を確保することができる。
なお、本実施の形態では、製氷室4の回転式扉を上下で支持する機構のもので説明したが、左右で支持する機構のものとしてもよい。この場合、開放時の扉が平面を構成することで使い勝手を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室、切替室、冷凍室、野菜室を冷却し、第2の冷却器で製氷室と第1の冷凍室と第2の冷凍室と野菜室とを冷却し、野菜室は野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーを介して冷却することにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができるとともに、野菜室内の乾燥を抑え新鮮保存が可能となるので、冷凍装置を備えた貯蔵庫等の用途にも適用できる。
本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫風路正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫断面図 従来の冷蔵庫の冷蔵庫風路正面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
17 第1の冷却器
20 第2の冷却器
21 仕切り壁
22b 冷凍系帰還風路
24 野菜ケース
25 野菜ケースカバー
26 通気孔

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、前記製氷室及び前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、前記野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、前記第1の冷凍室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記第1の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第1の冷凍室から前記仕切り壁を貫通し更に前記野菜室を経由して前記第2の冷却器へと連通する第1の冷凍室用帰還風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室を冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室と野菜室とを冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた肉や魚を貯蔵する特定低温室と、前記冷蔵室の下部で前記特定低温室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記特定低温室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、前記野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、前記特定低温室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記特定低温室の奥に設置した第2の冷却器と、前記特定低温室から前記仕切り壁を貫通し更に前記野菜室を経由して前記第2の冷却器へと連通する特定低温室用帰還風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室を冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記特定低温室と前記冷凍室と野菜室とを冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記野菜室の内部に設けられた野菜類を収納する野菜ケースと、前記野菜ケースを密閉するための野菜ケースカバーと、前記切替室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記切替室から前記仕切り壁を貫通し更に前記野菜室を経由して前記第2の冷却器へと連通する切替室用帰還風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室を冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室と野菜室とを冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 前記野菜室カバーに調湿機能を備えたことを特徴とした請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記製氷室の扉を回転式機構としたことを特徴とした請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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