JP3549358B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP3549358B2
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    • F25D2700/123Sensors measuring the inside temperature more than one sensor measuring the inside temperature in a compartment

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換え可能とした切り換え室を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、従来よりある冷凍室及び冷蔵庫に加えて、使用者の用途に応じて冷凍,冷蔵、あるいはこれらの中間温度であるパーシャルフリージングやチルドなどの低温の温度帯に切り換えられる切り換え室を備えた冷蔵庫が考えられている。これらの代表例は例えば実公平4−38214号公報にその一例が示されており、以下図8および図9を参照しながら説明を行う。
【0003】
1は外箱2,内箱3及び前記外箱2,内箱3間の空間に充鎮された断熱材4によって構成された冷蔵庫本体である。5,6は庫内を上下に区画する区画壁である。7は前記区画壁5の上方で本体1の上部に区画形成された冷凍室であり、8は前記区画壁6の下方で本体1の下部に区画形成された冷蔵室である。9は前記冷凍室7と冷蔵室8の中間で区画壁5,6に挟まれて区画形成された切り換え室である。
【0004】
10は冷凍サイクルの圧縮機、11は冷凍室7の背面に収めた冷却器であり、12は前記冷却器11で冷却された冷気を庫内に強制通風させるための送風機である。13は前記切り換え室9に冷気を送り込むためのダクトであり、14は前記ダクト13の出口に設けて切り換え室9に必要な冷気量を調節するためのダンパー装置である。15は切り換え室9内に設けた温度検知手段、16は冷凍室7内に設けた温度検知手段、17は切り換え室9の温度を切り換えるための切り換え手段である。
【0005】
また、18は切り換え室の温度制御装置であり、19は切り換え回路、20はダンパー装置14の駆動回路、21,22はそれぞれ切り換え室を冷蔵,低温に設定する場合の比較回路である。
【0006】
以上のように構成された冷蔵庫についてその動作を説明する。
まず、切り換え室9を冷蔵とする場合、温度検知手段15の検知温度に応じた電圧との比較で決定された比較回路21の出力と、切り換え手段17の接点d−cを介して導通した出力とを併せて切り換え回路19の出力が決定される。そして、この出力に応じて駆動回路20によりダンパー装置14が開閉制御され、冷凍室の温度検知手段16の出力に基づいて運転制御される圧縮機10および送風機12の運転期間中に冷気が導入されて、切り換え室9が冷蔵温度に冷却維持される。
【0007】
次に、切り換え室9を低温とする場合、温度検知手段15の検知温度に応じた電圧との比較で決定された比較回路22の出力と、切り換え手段17の接点d−bを介して導通した出力とを併せて切り換え回路19の出力が決定される。そして、この出力に応じて駆動回路20によりダンパー装置14が開閉制御され、冷凍室の温度検知手段16の出力に基づいて運転制御される圧縮機10および送風機12の運転期間中に冷気が導入されて、切り換え室9がパーシャルフリージングやチルドなどの低温冷蔵温度に冷却維持される。
【0008】
次に、切り換え室9を冷凍とする場合、切り換え手段17の接点d−aを介して導通した出力は温度検知手段15の出力に関わらず、切り換え回路19の出力となる。このため、駆動回路20には常時駆動電圧が印可された状態となり、ダンパー装置14が強制的に開放され、冷凍室の温度検知手段16の出力に基づいて運転制御される圧縮機10および送風機12の運転期間中に冷気が導入されて、切り換え室9は冷凍温度に冷却される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の構成では、切り換え室9を冷凍に設定した場合に強制的にダンパー装置14を開放させるため、切り換え室9の温度が圧縮機10および送風機12の運転状態、即ち冷凍室7の温度制御に依存する。このため、切り換え室9の温度がまだ高い状態でも冷凍室7が通常に冷却されていれば冷却作用は停止するなど実用面での問題点があった。さらには、切り換え室9は送風機12からの距離があり、ダクト13やダンパー装置14などを冷却過程に設けて通風抵抗や吸熱損失が大きくなるため、もともと冷凍室7より冷凍温度が高めになってしまうという設計面の問題点も併せ持っていた。
【0010】
また逆に、切り換え室9の温度が十分に低い場合でも冷凍室7の温度が高い状態では、冷気が導入され続けて切り換え室9が大きく過冷却されてしまうという不合理な点もあった。
【0011】
本発明は、特に切り換え室の冷凍温度を合理的に適温に維持できる冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0012】
また、上記従来構成はダンパー装置14からの冷気が切り換え室9内の食品収納空間に直接流入するため、切り換え室9を冷蔵、低温で使用する場合、特に野菜や魚肉類などの生鮮食品の乾燥が促進されて長期間鮮度を維持できないという問題点もあった。
【0013】
本発明の他の目的は、切り換え室を冷凍以外の温度帯で使用する場合、収納食品の乾燥を抑えて鮮度を長期間維持させることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体を上下に区画する区画壁を有し、前記区画壁にて上部より回転式扉を有する冷蔵室、室温を切り換え可能とした引き出し式扉を有する切り換え室、引き出し式扉を有する冷凍室を形成するとともに、冷凍室と、冷蔵室と、室温を切り換え可能とした切り換え室と、前記冷凍室、冷蔵室、切り換え室内に設けた温度検知手段と、切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え手段と、冷凍サイクルの圧縮機、冷却器と、前記冷却器で冷却された冷気を強制通風する送風機と、冷凍室より上方に配置し、送風機からの距離が冷凍室より遠く、冷凍室より通風抵抗が大きい切り換え室の入口に設けたダンパー装置と、前記切り換え手段の冷凍設定時以外には、前記冷凍室の温度検知手段に基づいて前記圧縮機および送風機を運転制御し、前記切り換え室の温度検知手段に基づいて前記ダンパー装置を開閉制御する制御手段と、切り換え手段の冷凍設定時には、切り換え室の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機を運転制御するとともにダンパー装置を開閉制御する制御手段とを備えたものである。
【0017】
これにより切り換え手段の設定が冷凍の場合に、切り換え室の温度は冷凍室の温度制御に依存せず過不足なく適温に維持できる。また、冷凍室より冷却損失が大きいという設計上の課題にも対応できる。
【0018】
また、切り換え室に引き出し式の容器を備えて、容器の上部開口面に調湿手段を一体に備えた蓋体を設けたものである。
【0019】
これにより、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、容器に収納された食品から蒸散する水分を保持して乾燥を抑制し、鮮度を維持できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明は冷凍室と、冷蔵室と、切り換え室と、各室内に設けた温度検知手段と、切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え手段と、圧縮機と、送風機と、切り換え室の入口に設けたダンパー装置と、切り換え手段の設定が冷凍あるいは冷凍以外のいづれの場合でも、冷凍室の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機を運転制御する制御手段と、切り換え室の温度検知手段に基づいてダンパー装置を開閉制御する制御手段を備えたものである。
【0021】
そして、切り換え手段の設定が冷凍の場合に、冷凍室の温度が高く冷却運転が続く時でも、切り換え室が所定の温度になればダンパー装置が閉じ過冷却されない。
【0022】
また、冷凍室と、冷蔵室と、切り換え室と、各室内に設けた温度検知手段と、切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え手段と、圧縮機と、送風機と、切り換え室の入口に設けたダンパー装置と、切り換え手段の冷凍設定時以外には、冷凍室の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機を運転制御し切り換え室の温度検知手段に基づいてダンパー装置を開閉制御する制御手段と、切り換え手段の冷凍設定時には、切り換え室の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機を運転制御するとともにダンパー装置を開閉制御する制御手段を備えたものである。
【0023】
そして、切り換え手段の設定が冷凍の場合に、切り換え室の温度は、切り換え室自体の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機が運転されダンパー装置が開閉されることにより、冷凍室に依存せず過不足なく適温に実用上維持できるとともに、通風抵抗や吸熱による冷却損失をカバーして設計上の所望温度を確保できる。
【0024】
また、切り換え室に引き出し式の容器を備えて、容器の上部開口面に調湿手段を一体に備えた蓋体を設けたものである。
【0025】
そして、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、容器に収納された食品から蒸散する水蒸気量を調整することにより、野菜などの生鮮食品を高湿状態で保存し鮮度を維持できる。
【0026】
また、切り換え室の天面に冷気吐出風路を形成し、調湿手段の前方に冷気吐出口を開口させたものである。
【0027】
そして、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、調湿手段を過冷却しないようにして調湿特性を安定させるとともに、容器に収納された食品から蒸散して調湿手段より通過する水分が局部的に結露、凍結の発生を抑制するものである。
【0028】
また、調湿手段に対向して切り換え室の天面に加熱装置を設け、切り換え手段の冷凍設定時以外に通電制御するよう構成したものである。
【0029】
そして、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に必要に応じて加熱装置に通電されて室温を維持したり、調湿手段より通過する水分の結露、凍結の発生を防止するものである。
【0030】
また、切り換え室の容器を熱良導性の金属で構成したものである。
そして、切り換え手段の設定が冷凍の場合に、容器に蓋体があっても外周より冷却促進され冷凍速度が速まる。併せて、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、容器全体からの間接冷却作用が促進されて冷却速度が速まり、保存中の食品の温度むらが抑制されるものである。
【0031】
【実施例】
以下本発明による冷蔵庫の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0032】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1による冷蔵庫の縦断面図である。
【0033】
図1において、23は冷蔵庫本体である。24,25,26はそれぞれ庫内を上下に区画する区画壁である。27は前記区画壁24の上方で本体23の上部に区画形成された冷蔵室であり、回転式の扉28を備えている。29は前記区画壁24と25の間に区画形成され引き出し式の扉30を備えた切り換え室であり、「冷凍」,「冷蔵」のほかパーシャルフリージング(−3℃)、チルド(0℃)などの「低温」の温度帯に任意に切り換え可能に構成されている。31は前記区画壁25と26の間に区画形成された冷凍室であり、引き出し式の扉32を備えている。33は前記区画壁26も下方で本体23の下部に区画形成された野菜室であり、引き出し式の扉34を備えている。35は前記冷蔵室27内の下部に設けられた主に魚,肉類などを保存する低温室である。
【0034】
36は本体底部に設けた冷凍サイクルの圧縮機であり、37は冷却器、38は前記冷却器37で冷却された冷気を庫内に強制通風させるための送風機である。39は冷蔵室27,低温室35に、また40は前記切り換え室29に必要な冷気量を送り込むためのダンパー装置である。
【0035】
41は冷凍室吐出ダクトであり、一端を前記冷却器37の近傍に開口し、他端を冷凍室31に開口している。42は冷凍室吸い込みダクトであり、一端を冷凍室31に開口し、他端を冷却器37の下部近傍に開口している。43は冷蔵室吐出ダクトであり、一端をダンパー装置39を介して冷却器37の近傍に開口し、他端を冷蔵室27に開口している。44は冷蔵室吸い込み口であり、冷蔵室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37の下部近傍に連通している。45は低温室吐出ダクトであり、一端をダンパー装置39を介して冷却器37の近傍に開口し、他端を低温室35に開口している。46は冷蔵室底部に設けた低温室吸い込み口であり、低温室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37の下部近傍に連通している。47は切り換え室天面に形成した切り換え室吐出ダクトであり、一端をダンパー装置40を介して冷却器37の近傍に開口し、他端を切り換え室29に開口している。48は切り換え室吸い込みダクトであり、一端を切り換え室29に開口し、他端を冷却器37の下部近傍に開口している。49は野菜室吐出ダクトであり、一端をダンパー装置39に連通し、他端を野菜室33に開口している。50は野菜室吸い込みダクトであり、一端を野菜室33に開口し、他端を冷却器37の下部近傍に開口している。
【0036】
51は切り換え室の扉30と一体に引き出される上面が開口された容器であり、開口部を透湿機能膜などの調湿手段52を一体に設けた蓋体53で覆われている。そして、切り換え室天面に形成した前記切り換え室吐出ダクト47は、その開口部54を前記調湿手段52の前方部に位置するよう設定されている。また、55は調湿手段52に相対するよう切り換え室29の天面部に設けたヒーターなどの加熱装置である。
【0037】
56は冷蔵室27内に設けた温度検知手段である。57は前記温度検知手段により検知された室内温度が設定温度の範囲内かを判断する室内温度判定手段である。58は前記室内温度判定手段57の出力に基づいてダンパー装置39の開閉を指令するダンパー装置制御手段である。59は切り換え室29の温度帯を「冷凍」,「冷蔵」,「低温(パーシャルフリージング、チルドなど)」に切り換えるための切り換え手段である。60は切り換え室29に設けた温度検知手段である。61は前記温度検知手段により検知された室内温度が前記切り換え手段59によって選択された設定温度の範囲内かを判断する室内温度判定手段である。62は前記室内温度判定手段60の出力に基づいてダンパー装置40の開閉を指令するダンパー装置制御手段である。63は冷凍室31に設けた温度検知手段である。64は前記温度検知手段63により検知された室内温度が設定温度の範囲かを判断する室内温度判定手段である。65は前記室内温度判定手段64の出力に基づいて圧縮機36の運転を指令する圧縮機制御手段であり、66は室内温度判定手段64の出力に基づいて送風機38の運転を指令する送風機制御手段である。そして67は前記加熱装置55への通電を指令する加熱装置制御手段である。
【0038】
かかる構成において、次に図2のフローチャート、図3のタイムチャートをもとにその動作を説明する。
【0039】
まず、温度検知手段63により冷凍室31の温度を検出し(Step1)、室内温度判定手段64により室内温度がON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step2)。即ち、室内温度がON設定温度T1より高ければ圧縮機制御手段65により圧縮機36が運転され(Step3)、同時に送風機制御手段66により送風機38が運転される(Step4)。一方、室内温度がOFF設定温度T2より低ければ圧縮機36,送風機38は運転されない。
【0040】
次に、温度検知手段56により冷蔵室27の温度を検出(Step5)し、室内温度判定手段57により室内温度がON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step6)。即ち、室内温度がON設定温度より高ければ、ダンパー装置制御手段58によって冷蔵室27のダンパー装置39が開放される(Step7)。一方、室内温度がOFF設定温度より低ければダンパー装置39は開放されない。
【0041】
また、切り換え手段59の設定が「冷凍」と判断されれば(Step8)、温度検知手段60により切り換え室29内の温度を検出し(Step9)、室内温度判定手段61が室内温度が「冷凍」のON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step10)。即ち、室内温度がON設定温度より高ければ、切り換え室のダンパー装置制御手段62によって切り換え室29のダンパー装置40が開放される(Step11)。一方、室内温度がOFF設定温度より低ければダンパー装置40は開放されない。
【0042】
次に、切り換え手段59の設定が「冷蔵」と判断されれば(Step12)、加熱装置制御手段67によって加熱装置55に通電制御される(Step13)。そして、温度検知手段60により切り換え室29内の温度を検出し(Step14)、室内温度判定手段61が室内温度が「冷蔵」のON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step15)。即ち、室内温度がON設定温度より高ければ、ダンパー装置制御手段62によって切り換え室29のダンパー装置40が開放される(Step16)。一方、室内温度がOFF設定温度より低ければダンパー装置40は開放されない。
【0043】
またさらに、切り換え手段59の設定が「低温」と判断されれば(Step12)、温度検知手段60により切り換え室29内の温度を検出し(Step17)、室内温度判定手段61が室内温度が「低温」のON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step18)。即ち、室内温度がON設定温度より高ければ、ダンパー装置制御手段62によって切り換え室の29ダンパー装置40が開放される(Step19)。一方、室内温度がOFF設定温度より低ければダンパー装置40は開放されない。
【0044】
このように、圧縮機36の運転中は同時に送風機38も運転され、冷却器37で冷却された冷気が冷凍室吐出ダクト41を介して冷凍室31に吐出され、冷凍室吸い込みダクト42より冷却器37に帰還して、冷凍室31が−18℃などの適温に維持される。また、ダンパー装置39を介して冷蔵室吐出ダクト43より冷蔵室27に吐出され、冷蔵室吸い込み口44より冷蔵室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37に帰還して、冷蔵室27が4℃などの適温に維持される。この時、ダンパー装置39を通過した冷気の一部は低温室吐出ダクト45を介して低温室35に吐出され、低温室吸い込み口46より低温室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37に帰還して、低温室35が−3℃などの適温に維持される。また同時に、ダンパー装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐出ダクト49を介して野菜室33に吐出され、野菜室吸い込みダクト50を介して冷却器37に帰還して、野菜室33が6℃などの適温に維持される。
【0045】
一方、冷却器37で冷却されたが冷気はダンパー装置40を介して切り換え室吐出ダクト47より切り換え室29内に吐出され、切り換え室吸い込みダクト48を介して冷却器37に帰還して、切り換え室29内が設定温度に維持される。この時の室温は、切り換え手段59によって使用者が任意に選択した設定温度帯によって異なり、「冷凍」を選択した場合はダンパー装置40の開放時間が長く−18℃などの適温に冷却される。また「冷蔵」を選択した場合はダンパー装置40の開放時間が短く、併せて加熱装置55の適度な加熱作用で4℃などの適温に維持される。さらに「低温」を選択した場合はダンパー装置40の開放時間が「冷凍」と「冷蔵」間となり、パーシャルフリージング(−3℃)、チルド(0℃)などの適温に冷却される。
【0046】
このように、切り換え手段59が「冷凍」を選択された場合は、たとえば冷凍室31の使用頻度が高く冷凍室31の室温が高くなった場合、圧縮機36,送風機38の運転が継続されるが、切り換え室29に対してはダンパー装置40が所定温度で閉鎖されるため不必要に過冷却されることがない(図3斜線部)。
【0047】
そして、ダンパー装置40を介して切り換え室吐出ダクト47より切り換え室29内に吐出される冷気は、透湿機能膜などの調湿手段52を一体に設けた蓋体53で覆われた容器51の外周を対流しながら容器51内の食品を間接冷却する。このため、切り換え手段59によって「冷蔵」を選択した場合には容器51内に野菜などの生鮮食品を収納することによって食品から蒸散する水分が調整され容器51内が高湿状態になり、野菜などの鮮度を長期間維持できるため切り換え室29を本体中央部に位置した使い勝手のよい野菜室として利用できる。また、「低温」を選択した場合にも食品から蒸散する水分で容器51内の湿度が高まり、食品の乾燥を抑えて保存期間を延長できる。
【0048】
そして、切り換え室29の天面に形成した切り換え室吐出ダクト47は開口部54を調湿手段52の前方部に設けているため、吐出される冷気は調湿手段52の上方を通過して調湿手段52に直接作用せず容器51の外周を対流しながら容器51内の食品を間接冷却する。このため、調湿手段52の温湿度環境の変化が抑えられて安定した調湿性能が得られ、容器51内の湿度も安定して食品の保存状態が良好になる。
【0049】
そして、切り換え室天面には調湿手段52に対向する位置にヒーターなどの加熱手段55を設けているため、必要に応じて冷蔵温度を保温維持するための補償機能を果たすと同時に、調湿手段52から透過する湿気(水分)が天面近傍に結露、凍結することを防止できる。
【0050】
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2による冷蔵庫の縦断面図である。
【0051】
図4において、68,69は切り換え手段59が「冷蔵」,「低温」を選択された時に、冷凍室31の室内温度検知手段63,温度判定手段64の出力に基づいて圧縮機36,送風機38の運転を指令する圧縮機制御手段、送風機制御手段である。また、70,71は切り換え手段59が「冷凍」を選択された時に、切り換え室29の室内温度検知手段60,温度判定手段61の出力に基づいて圧縮機36,送風機38の運転を指令する圧縮機制御手段、送風機制御手段である。72は切り換え手段59の選択に関わらず、切り換え室29の室内温度検知手段60,温度判定手段61の出力に基づいてダンパー装置40の開閉を指令するダンパー装置制御手段である。
【0052】
かかる構成において、次に図5のフローチャート,図6のタイムチャートをもとにその動作を説明する。
【0053】
まず、切り換え手段59が「冷蔵」,「低温」を選択された場合(Step101)、温度検知手段63により冷凍室31内の温度を検出する(Step102)。すると、室内温度判定手段64により室内温度がON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step103)。即ち、室内温度がON設定温度より高ければ、圧縮機制御手段68によって圧縮機36が運転され(Step104)、同時に送風機制御手段69によって送風機38が運転される(Step105)。一方、室内温度がOFF設定温度より低ければ圧縮機36,送風機38は運転されない。
【0054】
次に、切り換え手段59が「冷蔵」を選択された場合(Step106)、加熱装置制御手段67により加熱装置55に通電される(Step17)。そして、温度検知手段60によって切り換え室29内の温度を検出する(Step108)。そして、室内温度判定手段61により切り換え室29の室内温度が「冷蔵」のON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step109)。その結果、室内温度がON設定温度より高い場合は、ダンパー装置制御手段72によって切り換え室29のダンパー装置40が開放される(Step110)。一方、室内温度がOFF設定温度より低い場合は切り換え室29のダンパー装置40は開放されない。
【0055】
またさらに、切り換え手段59の設定が「低温」と判断されたときは(Step106)、温度検知手段60によって切り換え室29内の温度を検出する(Step111)。そして、室内温度判定手段61によって切り換え室29の室内温度が「低温」のON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step112)。その結果、室内温度がON設定温度より高い場合は、ダンパー装置制御手段72によって切り換え室29のダンパー装置40が開放される(Step113)。また、室内温度がOFF設定温度より低い場合は切り換え室29のダンパー装置40は開放されない。
【0056】
一方、切り換え手段59が「冷凍」を選択された場合(Step101)、温度検知手段60により切り換え室29内の温度を検出する(Step114)。室内温度判定手段61により室内温度が「冷凍」のON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step115)。即ち、室内温度がON設定温度T3より高ければ、圧縮機制御手段70によって圧縮機36が運転され(Step116)、送風機制御手段71によって送風機38が運転される(Step117)。これと同時に、ダンパー装置制御手段72によって切り換え室29のダンパー装置40が開放される(Step118)。また、室内温度がOFF設定温度T4より低ければ圧縮機36、送風機38は運転されずダンパー装置40は開放されない。
【0057】
次に、切り換え手段59の設定に関わらず、温度検知手段56により冷蔵室27内の温度を検出する(Step119)。すると、室内温度判定手段57により室内温度がON/OFF設定温度に対して高いか低いかを判断する(Step120)。即ち、室内温度がON設定温度より高ければ、ダンパー装置制御手段58によって冷蔵室27のダンパー装置39が開放される(Step121)。また、室内温度がOFF設定温度より低ければ、ダンパー装置39は開放されない。
【0058】
このように、切り換え手段59が「冷蔵」,「低温」を選択された場合、冷凍室31の温度検知手段63の出力に基づいて圧縮機36,送風機38が運転され、冷却器37で冷却された冷気が冷凍室吐出ダクト41を介して冷凍室31内に吐出され、冷凍室吸い込みダクト42より冷却器37に帰還して冷凍室31内が−18℃などの適温に維持される。
【0059】
また、ダンパー装置39を介して冷蔵室吐出ダクト43より冷蔵室27内に吐出され、冷蔵室吸い込み口44より冷蔵室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37に帰還して、冷蔵室27内が4℃などの適温に維持される。この時、ダンパー装置39を通過した冷気の一部は低温室吐出ダクト45を介して低温室35内に吐出され、低温室吸い込み口46より低温室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37に帰還して、低温室35内が−3℃などの適温に維持される。また同時に、ダンパー装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐出ダクト49を介して野菜室33内に吐出され、野菜室吸い込みダクト50を介して冷却器37に帰還して、野菜室33内が6℃などの適温に維持される。
【0060】
一方、冷却器37で冷却された冷気はダンパー装置40を介して切り換え室吐出ダクト47より切り換え室29内に吐出され、切り換え室吸い込みダクト48を介して冷却器37に帰還して、切り換え室29内が設定温度に維持される。この時の室温は、切り換え手段59によって使用者が選択した設定温度帯によって異なり、「冷蔵」を選択した場合はダンパー装置40の開放時間が短く4℃などの適温に冷却される。また、「低温」を選択した場合はダンパー装置40の開放時間が延長され、パーシャルフリージング(−3℃),チルド(0℃)などの適温に冷却される。
【0061】
次に、切り換え手段59が「冷凍」を選択された場合について述べる。切り換え室29の温度検知手段60の出力に基づいて圧縮機36,送風機38が運転され、冷却器37で冷却された冷気がダンパー装置40を介して切り換え室吐出ダクト47より切り換え室29内に連続的に吐出され、切り換え室吸い込みダクト48を介して冷却器37に帰還して、切り換え室29内が−18℃などの適温に維持される。このとき同時に、冷凍室31内には冷凍室吐出ダクト41を介して連続的に冷気が吐出され、冷凍室吸い込みダクト42より冷却器37に帰還するが、送風機38からの距離が近く、ダンパー装置40もなくて通風抵抗や吸熱損失が切り換え室29に比べて小さいため、冷凍室31内も−18℃以下の適温が確保される。
【0062】
また、ダンパー装置39を介して冷蔵室吐出ダクト43より冷蔵室27内に吐出され、冷蔵室吸い込み口44より冷蔵室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37に帰還して、冷蔵室27が4℃などの適温に維持される。この時、ダンパー装置39を通過した冷気の一部は低温室吐出ダクト45を介して低温室35に吐出され、低温室吸い込み口46より低温室吸い込みダクト(図示せず)を介して冷却器37に帰還して、低温室35が−3℃などの適温に維持される。また同時に、ダンパー装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐出ダクト49を介して野菜室33内に吐出され、野菜室吸い込みダクト50を介して冷却器37に帰還して、野菜室33内が6℃などの適温に維持される。
【0063】
このように、切り換え手段59が「冷凍」を選択された場合に、切り換え室29の温度検知手段60によって圧縮機36,送風機38が運転制御されるため、たとえば図3のように、冷凍室31より切り換え室29の使用頻度が高く、冷凍室31の室温は所定温度に到達していても切り換え室29の室温が所定温度に未だ到達しない場合などは切り換え室29の室温が所定温度に到達するまで冷却運転を続行して冷却不足を防止することができる。なお、切り換え室29は送風機38からの距離があり、ダンパー装置40などを冷却過程に設けて通風抵抗や吸熱損失が大きくなって設計的に冷凍室31より冷凍温度が高めになるため、切り換え室29によって冷却制御をした場合にも切り換え室29が所定温度に到達すれば冷凍室31の室温も所定冷凍温度を確保できる。即ち、実用面で切り換え室29も冷凍室31も所望の冷凍温度以下に維持することが可能となり、設計面でも切り換え室29の冷却上のハンデを制御的に補償できるものである。
【0064】
(実施例3)
図7は、本発明の実施例3による冷蔵庫の縦断面図である。
【0065】
図7において、73は切り換え室29の扉30と一体に引き出される上面が開口された金属製の容器であり、アルミなど熱良導性の材料で成形されている。また開口部は調湿手段52を一体に設けた蓋体53で覆われている。
【0066】
かかる構成において、まず、切り換え手段59が「冷蔵」,「低温」を選択された場合について述べる。冷却器37で冷却された冷気がダンパー装置40を介して切り換え室吐出ダクト47より切り換え室29内に吐出される。吐出された冷気は、透湿機能膜などの調湿手段52を一体に設けた蓋体53と金属製の容器73の外周を対流しながら容器73内の食品を間接冷却するが、容器73内に直接冷気の流入がなくても熱良導性の金属容器のため温度むらが少なく、収納した食品が速く所定温度まで冷却される。このため、野菜や魚肉類などの生鮮食品は特に鮮度を維持することができる。
【0067】
次に、切り換え手段59が「冷凍」を選択された場合について述べる。冷却器37で冷却された冷気がダンパー装置40を介して切り換え室吐出ダクト47より切り換え室29内に連続的に吐出される。吐出された冷気は、蓋体53と金属製の容器73の外周を対流しながら容器73内の食品を間接冷却するが、容器73内に直接冷気の流入がなくても熱良導性の金属容器のため収納した食品が素速く所定冷凍温度まで冷却される。このため、ホームフリージングなどの食品は特に凍結時間が短縮されて冷凍保存品質を向上することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体を上下に区画する区画壁を有し、前記区画壁にて上部より回転式扉を有する冷蔵室、室温を切り換え可能とした引き出し式扉を有する切り換え室、引き出し式扉を有する冷凍室を形成するとともに、冷凍室と、冷蔵室と、室温を切り換え可能とした切り換え室と、前記冷凍室、冷蔵室、切り換え室内に設けた温度検知手段と、切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え手段と、冷凍サイクルの圧縮機、冷却器と、前記冷却器で冷却された冷気を強制通風する送風機と、冷凍室より上方に配置し、送風機からの距離が冷凍室より遠く、冷凍室より通風抵抗が大きい切り換え室の入口に設けたダンパー装置と、前記切り換え手段の冷凍設定時以外には、前記冷凍室の温度検知手段に基づいて前記圧縮機および送風機を運転制御し、前記切り換え室の温度検知手段に基づいて前記ダンパー装置を開閉制御する制御手段と、切り換え手段の冷凍設定時には、切り換え室の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機を運転制御するとともにダンパー装置を開閉制御する制御手段とを備えたことにより、切り換え手段の設定が冷凍の場合に、切り換え室の温度は冷凍室の温度制御に依存せず過不足なく合理的に適温を維持できる。また、冷凍室より冷却損失が大きいという設計上の課題にも対応して所望温度が得られる。
【0070】
また、切り換え室に引き出し式の容器を備えて、容器の上部開口面に調湿手段を一体に備えた蓋体を設けたため、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、容器に収納された食品から蒸散する水分で、野菜,魚肉類などの生鮮食品を高湿状態で保存し鮮度を長期間維持できる。
【0071】
また、切り換え室の天面に冷気吐出風路を形成し、調湿手段の前方に冷気吐出口を開口させたため、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、調湿手段か過冷却されず調湿特性が安定し、調湿手段より通過する水分な部的な結露,凍結の発生を抑制するものである。
【0072】
また、調湿手段に対向して切り換え室の天面に加熱手段を設け、切り換え手段の冷凍設定時以外に通電制御するよう構成したため、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、外気温度が低下したときなどに通電されて室温を維持し、調湿手段より通過する水分の結露,凍結の発生を防止するものである。
【0073】
また、切り換え室の容器を熱良導性の金属で構成したものであるため、切り換え手段の設定が冷凍の場合に、容器に蓋体があっても外周より冷却促進され冷凍速度が速まる。併せて、切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、容器全体からの間接冷却作用が促進されて冷却速度が速まり、保存中の食品の温度管理のむらが抑えられて長期間鮮度が維持されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例1の縦断面図および制御ブロック図
【図2】同実施例1によるフローチャート
【図3】同実施例1におけるタイミングチャート
【図4】本発明による冷蔵庫の実施例2の縦断面図および制御ブロック図
【図5】同実施例2によるフローチャート
【図6】同実施例2におけるタイミングチャート
【図7】本発明による冷蔵庫の実施例3の縦断面図
【図8】従来の冷蔵庫の縦断面図
【図9】従来の冷蔵庫の電気的構成図
【符号の説明】
27 冷蔵室
29 切り換え室
31 冷凍室
36 圧縮機
37 冷却器
38 送風機
40 切り換え室のダンパー装置
47 切り換え室の吐出ダクト
51 容器
52 調湿手段
53 蓋体
54 切り換え室の吐出口
55 加熱装置
59 切り換え手段
60 切り換え室の温度検知手段
62,72 切り換え室のダンパー制御手段
63 冷凍室の温度検知手段
65,70 圧縮機制御手段
66,71 送風機制御手段
67 加熱装置制御手段
73 金属製の容器

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体を上下に区画する区画壁を有し、前記区画壁にて上部より回転式扉を有する冷蔵室、室温を切り換え可能とした引き出し式扉を有する切り換え室、引き出し式扉を有する冷凍室を形成するとともに、冷凍室と、冷蔵室と、室温を切り換え可能とした切り換え室と、前記冷凍室、冷蔵室、切り換え室内に設けた温度検知手段と、切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え手段と、冷凍サイクルの圧縮機、冷却器と、前記冷却器で冷却された冷気を強制通風する送風機と、冷凍室より上方に配置し、送風機からの距離が冷凍室より遠く、冷凍室より通風抵抗が大きい切り換え室の入口に設けたダンパー装置と、前記切り換え手段の冷凍設定時以外には、前記冷凍室の温度検知手段に基づいて前記圧縮機および送風機を運転制御し、前記切り換え室の温度検知手段に基づいて前記ダンパー装置を開閉制御する制御手段と、切り換え手段の冷凍設定時には、切り換え室の温度検知手段に基づいて圧縮機および送風機を運転制御するとともにダンパー装置を開閉制御する制御手段とを備えた冷蔵庫。
  2. 切り換え室に引き出し式の容器を備えて、前記容器の上部開口面に調湿手段を一体に備えた蓋体を設けた請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 切り換え室の天面に形成した冷気吐出風路と、調湿手段の前方に開口させた冷気吐出口を設けた請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 調湿手段に対向して切り換え室の天面に設けた加熱装置と前記加熱装置を切り換え手段の冷凍設定時以外に通電制御する制御手段を備えた請求項2、または3記載の冷蔵庫。
  5. 切り換え室の容器を熱良導性の金属で形成した請求項2、または3、または4記載の冷蔵庫。
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