JP2005344965A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005344965A JP2005344965A JP2004162887A JP2004162887A JP2005344965A JP 2005344965 A JP2005344965 A JP 2005344965A JP 2004162887 A JP2004162887 A JP 2004162887A JP 2004162887 A JP2004162887 A JP 2004162887A JP 2005344965 A JP2005344965 A JP 2005344965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- cooler
- refrigerator
- ice making
- compartment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
【課題】冷蔵室のドア開閉が増加する夏場においても、冷凍室の能力を確保する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の冷却器17で冷蔵室2及び製氷室4を冷却し、第2の冷却器20で切替室3及び冷凍室5を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え、冷蔵室2に暖湿気が流入し、第1の冷却器17の冷却能力が低下しても、第2の冷却器20は全く影響を受けないため、冷凍室5の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室3を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】第1の冷却器17で冷蔵室2及び製氷室4を冷却し、第2の冷却器20で切替室3及び冷凍室5を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え、冷蔵室2に暖湿気が流入し、第1の冷却器17の冷却能力が低下しても、第2の冷却器20は全く影響を受けないため、冷凍室5の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室3を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の貯蔵室を有し複数の冷却器で各室を冷却する冷蔵庫に関するものである。
近年、使い勝手の向上を図るため、様々なレイアウトの冷蔵庫が発売されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図4に示すように冷蔵庫本体101と、この本体の上部に設けられた冷蔵室102と、冷蔵室の下に設けられた切替室103と、冷蔵室の下で切替室に並列に設けられた製氷室104と、本体下部設けられた冷凍室105と、並列に設置された切替室及び製氷室と冷凍室の間に設けられた野菜室106と、冷気を生成する冷却器107と、冷気を各室に供給するファン装置108とを有し、冷凍室に冷気を供給するための冷凍室用送風路109と、製氷室に冷気を供給するための製氷用送風路110と、製氷室から冷気を冷却室に戻す製氷室用帰還風路111と、製氷室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、切替室に送る切替室用送風路112と、切替室から冷気を冷却器に戻すための切替室用帰還風路113と、切替室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、冷蔵室に送る冷蔵室用送風路114と、冷蔵室に送られた冷気を野菜室に戻すための冷蔵室用帰還風路115と、野菜室に送ら冷気を冷却器に戻すための野菜室用帰還風路116から構成される。
特許第3212954号公報
しかしながら上記従来の構成では、一つの冷却器で冷蔵庫本体全体の冷却をカバーせねばならず、特に夏場において冷蔵室の扉開閉が増えた場合、大量の暖湿気が冷却器に付着することにより冷却器の能力が大幅にダウンし、冷凍室の冷却能力が落ちるという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室のドア開閉が増加する夏場においても、冷凍室の能力を確保する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を冷蔵室及び製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室と第2の冷凍室を仕切り、前記キャビネット本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器で冷却された冷気を第1の冷凍室及び第2の冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で第1の冷凍室及び第2の冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、第2の冷凍室の冷凍能力を十分確保することができる。また第1の冷却器で第2の冷凍室を冷却する必要がないため、第1の冷凍室の冷却能力も同時に高めることができる。
また本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた肉や魚を貯蔵する特定低温室と、前記冷蔵室の下部で前記特定低温室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記特定低温室と前記冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を冷蔵室及び製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室と前記冷凍室を仕切り、前記キャビネット本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器で冷却された冷気を特定低温室及び冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で特定低温室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ特定低温室を設置したことにより肉、魚の最適保存できるようになる。
また本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍からチルド、冷蔵まで切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、並列配置された製氷室及び切替室と前記冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を冷蔵室及び製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第一の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室と冷凍室を仕切り、冷蔵庫本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器で冷却された冷気を切替室及び冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で切替室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることができる。
本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で第1の冷凍室及び第2の冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため第2の冷凍室の冷凍能力を十分確保することができる。また第1の冷却器で第2の冷凍室を冷却する必要がないため、第1の冷凍室の冷却能力も同時に高めることができる。
また本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で特定低温室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ特定低温室を設置したことにより肉、魚の最適保存できるようになる。
また本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で切替室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、冷蔵室の下部で第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、並列配置された製氷室及び第1の冷凍室と第2の冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を冷蔵室及び製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室と第2の冷凍室を仕切り、キャビネット本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器で冷却された冷気を第1の冷凍室及び第2の冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備えたものであり、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で第1の冷凍室及び第2の冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入して第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、第2の冷凍室の冷凍能力を十分確保することができる。また第1の冷却器で第2の冷凍室を冷却する必要がないため、第1の冷凍室の冷却能力も同時に高めることができる。
請求項2記載の発明は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた肉や魚を貯蔵する特定低温室と、冷蔵室の下部で特定低温室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、並列配置された製氷室及び特定低温室と冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を冷蔵室及び製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室と冷凍室を仕切り、キャビネット本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器で冷却された冷気を特定低温室及び冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備えたものであり、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で特定低温室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ特定低温室を設置したことにより肉、魚の最適保存できるようになる。
請求項3記載の発明は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた冷凍からチルド、冷蔵まで切替え可能な切替室と、冷蔵室の下部で第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、並列配置された製氷室及び切替室と冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を冷蔵室及び製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室と冷凍室を仕切り、冷蔵庫本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器で冷却された冷気を切替室及び冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備えたものであり、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で切替室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、第2の冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることができる。
請求項4記載の発明は、冷蔵室用ダクトに第1の冷却器で冷却された冷気を野菜室へ導く吐出風路を内蔵させたものであり、さらに野菜室の冷却能力が高めることができ、野菜の鮮度を高めることができる。
請求項5記載の発明は、貯氷室の扉を回転式機構としたものであり、製氷室の氷が取り出しやすくすることができ、さらにお客様の使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は本発明の実施の形態1における断面図である。
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は本発明の実施の形態1における断面図である。
図1において1は冷蔵庫本体であり、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2との下方に切替室3と、並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室6を有する。
図2、3において、17は第1の冷却器であり冷蔵室背面に設置される。18は冷蔵室冷却用ダクトであり第1の冷却器17と冷蔵室2を仕切り、第1の冷却器17によって冷却された冷気を冷蔵室2、製氷室4及び野菜室6に導くための冷蔵系吐出風路18a及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器17に戻すための冷蔵系戻り風路18bを有する。19は冷蔵室用冷却ファンであり第1の冷却器17で発生した冷気を循環させる。20は、第2の冷却器であり、冷凍室5の奥に設置され、切替室3及び冷凍室5を冷却する。21は仕切り壁であり野菜室6と冷凍室5を仕切り、冷蔵庫本体1の発泡充填前に設置されている。22は冷凍室用ダクトであり、第2の冷却器20で冷却された冷気を切替室3及び冷凍室5へ導く冷凍系吐出風路22a及び冷凍系戻り風路22bを内蔵しており、第2の冷却器20の前に設置される。23は冷凍室用冷却ファンであり、第2の冷却器20で発生した冷気を循環させる。
また、製氷室4の扉は、上部回転支持部24と下部回転支持部25を備えた回転式機構としている。
このような構成において作用を説明する。第1の冷却器17によって発生した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵系吐出風路18aに導かれ、冷蔵室2、製氷室4及び野菜室6に供給される。各部屋を冷却した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵系戻り風路18bに導かれ第1の冷却器17に帰還し、冷蔵室2、製氷室4及び野菜室6を所定の温度に冷却する。
また、第2の冷却器20によって発生した冷気は冷凍室用ダクト22の冷凍系吐出風路22aに導かれ、切替室3及び冷凍室5に供給され、冷凍室用ダクト22の冷凍系戻り風路22bに導かれ第2の冷却器20に帰還し、切替室3及び冷凍室5を所定の温度に冷却する。
以上のように本実施の形態においては、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2との下方に切替室3と、並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室6とを有し、冷蔵室2の背面に第1の冷却器17を、野菜室6及び製氷室4及び切替室3の奥に第2の冷却器20を設置したものにおいて、第1の冷却器で冷蔵室、製氷室及び野菜室を冷却し、第2の冷却器で切替室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、製氷室4に並列配置した貯蔵室を、冷凍からチルド、冷蔵温度まで切替え可能な切替室3として説明したが、製氷室4に並列配置した貯蔵室を冷凍室としてもよい。この場合、貯蔵室温度制御のための部材が不要となり、コスト低減を図ることができるとともに、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え冷蔵室2に暖湿気が流入しても製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず製氷室4の冷却能力を確保することができる。
また、製氷室4に並列配置した貯蔵室を肉や魚を貯蔵する0℃から−3℃程度の特定低温室としてもよい。この場合、肉、魚を新鮮に保存でき、貯蔵室を過度に冷却する必要がなく省エネを図れるとともに、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え冷蔵室2に暖湿気が流入しても製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず製氷室4の冷却能力を確保することができる。
なお、本実施の形態では、製氷室4の回転式扉を上下で支持する機構のもので説明したが、左右で支持する機構のものとしてもよい。この場合、開放時の扉が平面を構成することで使い勝手を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室及び製氷室を冷却し、第2の冷却器で切替室及び冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入し、第1の冷却器の冷却能力が低下しても、第2の冷却器は全く影響受けないため、冷凍室の冷凍能力を十分確保することができ、かつ切替室を設けたことにより、お客様の使い勝手を向上させることが可能となるので、冷却貯蔵庫等の用途にも適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
17 第1の冷却器
18 冷蔵室冷却用ダクト
20 第2の冷却器
21 仕切り壁
22 冷凍室用ダクト
2 冷蔵室
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
17 第1の冷却器
18 冷蔵室冷却用ダクト
20 第2の冷却器
21 仕切り壁
22 冷凍室用ダクト
Claims (5)
- 冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、前記第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り、前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室及び前記製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、前記野菜室と前記第2の冷凍室を仕切り、前記冷蔵庫本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記第1の冷凍室及び前記第2の冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、前記第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室及び前記製氷室を冷却し、前記第2の冷却器で第1の冷凍室及び前記第2の冷凍室を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
- 冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた肉や魚を貯蔵する特定低温室と、前記冷蔵室の下部で前記特定低温室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記特定低温室と前記冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、前記第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り、前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室及び前記製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第一の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、前記野菜室と前記冷凍室を仕切り、前記キャビネット本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、前記冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記特定低温室及び前記冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、前記第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室及び前記製氷室を冷却し、前記第2の冷却器で前記特定低温室及び前記冷凍室を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
- 冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍からチルド、冷蔵まで切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、前記第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り、前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室及び前記製氷室に導くための冷蔵系吐出風路及び各部屋を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、前記野菜室と前記冷凍室を仕切り、前記冷蔵庫本体の発泡充填前に設置した仕切り壁と、前記冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記切替室及び前記冷凍室へ導く吐出風路を内蔵した、前記第2の冷却器の前に設置された冷凍室用ダクトとを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室及び前記製氷室を冷却し、前記第2の冷却器で前記切替室及び前記冷凍室を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
- 前記冷蔵室用ダクトに第1の冷却器で冷却された冷気を前記野菜室へ導く吐出風路を内蔵させたことを特徴とした請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記製氷室の扉を回転式機構としたこと特徴とした請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004162887A JP2005344965A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004162887A JP2005344965A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005344965A true JP2005344965A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35497518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004162887A Pending JP2005344965A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005344965A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015102320A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
-
2004
- 2004-06-01 JP JP2004162887A patent/JP2005344965A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015102320A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6138708B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006242463A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008057917A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008256349A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008106993A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2017072336A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006010162A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006214641A (ja) | 冷蔵庫 | |
WO2007010267A2 (en) | Improvements in or relating to cold storage | |
JP2007187362A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100678777B1 (ko) | 냉장고 | |
JP2008111640A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2002013864A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006010167A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3327278B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005344963A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005344964A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005344965A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006250465A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005344966A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006010163A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006220316A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005344962A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006250464A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006010125A (ja) | 冷蔵庫 |