JP2015102320A - 冷蔵庫 - Google Patents

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林 秀竹
Hidetake Hayashi
秀竹 林
野口 明裕
Akihiro Noguchi
明裕 野口
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Abstract

【課題】冷却温度の異なる複数の貯蔵室に対する冷気の供給が適切にできる冷蔵庫を提供する。【解決手段】庫本体1の、冷蔵室2及び野菜室3や冷凍室4など複数有する貯蔵室に対し、冷却温度の異なる複数の冷却器24,26と、それらの冷却器24,26により生成する冷気を上記貯蔵室に供給する複数のファン25,27とを設け、主として、冷凍モードで、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気を、上記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室である冷凍室4に供給し、冷蔵モードで、冷却温度の高い側の第2の冷却器26により生成する冷気を、上記冷凍室4よりも高温に維持すべき貯蔵室である冷蔵室2及び野菜室3に供給するようにした。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
従来より、冷蔵庫においては、一般的に、冷凍室や冷蔵室など複数の貯蔵室が庫本体に設けられると共に、それらの貯蔵室に共通に単独の冷却器及び単独のファンが設けられており、その冷却器により生成する冷気をファンにより上記複数の貯蔵室に分配供給するようになっている。
又、このものの場合、各貯蔵室の冷気吹出し口部分にはダンパが設けられ、このダンパを開閉もしくは開度調節することにより、各貯蔵室に対する冷気の供給量を調節して各貯蔵室の温度調整をするようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−127345号公報
しかしながら、従来のものにおいては、各貯蔵室に応じたダンパの最適な調節ができておらず、そのために、例えば低い温度が必要でもないのに多くの冷気が供給されてしまっているなど、冷気が効率良く使用されていない。又、この場合、低い温度の冷気が供給される貯蔵室の冷気吹出し口部分近くでは、貯蔵品が凍結する等の問題があった。更に、低い温度の冷気が通る部分では、より強力な断熱が必要なため、風路が狭くなり、冷気の供給効率が低下していた。
そのほか、冷蔵室冷却時の冷却器の温度を上げることにより、冷凍サイクルのサイクル効率を上げてエネルギーの省減化を図る方法があるが、この場合には、冷蔵室の温度が高くなり、その状況で、扉が開放されることにより暖かい外気が浸入すると、冷蔵室の温度、特には軽い暖気が行きやすい冷蔵室上部の温度が一層高くなって冷蔵貯蔵品の貯蔵に適さなくなるという問題もあった。
加えて、冷蔵室に、凍結寸前の温度を維持すべきチルドルームがある場合、そのチルドルームに供給する冷気の確保が困難であるという問題もあった。
そこで、冷却温度の異なる複数の貯蔵室に対する冷気の供給が適切にできる冷蔵庫を提供する。
本実施形態の冷蔵庫は、複数の貯蔵室を有する庫本体と、この庫本体に設けられた、冷却温度の異なる複数の冷却器、並びにそれらの冷却器により生成する冷気を前記貯蔵室に供給する複数のファンとを具備し、前記冷却器のうちの冷却温度の低い側の冷却器により生成する冷気を、前記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室に供給し、前記冷却器のうちの冷却温度の高い側の冷却器により生成する冷気を、前記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室よりも高温に維持すべき貯蔵室に供給するようにしたことを特徴とする。
第1の実施形態を示す全体の縦断側面図 冷凍サイクルの概略構成図 冷蔵モードにおける冷気循環経路を示す冷蔵エリア部分の縦断側面図 冷凍モードにおける冷気循環経路を示す冷凍エリア部分の縦断側面図
以下、一実施形態につき、図面を参照して説明する。
まず、図1には、冷蔵庫の全体を縦断面で右側方より見て示しており、縦長の断熱筐体から成る庫本体1の上側が冷蔵エリアR、下側が冷凍エリアFとなっており、そのうちの冷蔵エリアRに貯蔵室である冷蔵室2と野菜室3とが存在し、冷凍エリアFに同じく貯蔵室である冷凍室4が存在している。これらの貯蔵室につき、冷蔵室2と野菜室3との間は仕切板5で仕切っており、野菜室3と冷凍室4との間(冷蔵エリアRと冷凍エリアFとの間)は庫本体1の断熱仕切壁6で仕切っている。冷凍室4の上部は今一つの貯蔵室である製氷室7となっている。
上記貯蔵室2〜4,7は、いずれも前面が開口するものであり、その各開口部を個々の扉8〜11で開閉するようにしている。
冷蔵室2の扉8の裏側にはポケット12を複数段設けており、冷蔵室2には棚13を同じく複数段設けている。更に、冷蔵室2には、最下部にチルド容器14を、単独に引出し可能に設けており、このチルド容器14の内部が更に今一つの貯蔵室であるチルドルーム15として機能するようになっている。従って、冷蔵室2は、最下部にチルドルーム15を有している。
野菜室3には、野菜容器16を、野菜室3の扉9の開閉と共に出し入れされるように設けており、製氷室7には、貯氷容器17aを、製氷室7の扉10の開閉と共に出し入れされるように設けている。このほか、製氷室7には、貯氷容器17aに貯留する氷を製造する製氷皿17bや、この製氷皿17bから氷を剥離させる離氷駆動部17c、及び貯氷容器17aに貯留した氷の量(嵩)を検知する貯氷検知レバー17d等から成る製氷機構17を設けている。冷凍室4には、上貯蔵容器18と下貯蔵容器19を、ともに冷凍室4の扉11の開閉と共に出し入れされるように設けている。
そして、冷凍室4の奥部には、第1と第2の、複数の冷却器室20,21を隔壁22,23で前後に隔てて設けており、そのうち前側の第1の冷却器室20に、第1の冷却器(蒸発器)24と第1のファン25とを配置している。又、後側の第2の冷却器室21には、第2の冷却器(蒸発器)26と第2のファン27とを配置している。
なお、第1及び第2のファン25,27の配置については、ファンの形状にもよるが、第1及び第2の冷却器24,26を左右(横方向)に並べて置けば、ファンが角形であれば、より効率良く風路を構成できるが、冷却器サイズは、この種冷蔵庫で一般的な上下複数段の蛇行状を成す冷媒流通パイプに多数の伝熱フィンを付着して成る冷却器の場合、その段数に応じた数の折返し部分が占めるスペースを必要とするために、冷却有効面積が小さくなり、冷却効率が悪くなる。それに対して、第1及び第2の冷却器24,26を前後に配置すれば、その前後の重なり分だけ風路効率は下がるが、冷却器サイズはほゞ同等で実現でき、それに有効に送風できるので、冷却効率的に効果がある。
又、この場合、第1及び第2のファン25,27は、ともに送風方向が前方となる水平状の向きに配置している。
第1と第2の、複数の冷却器24,26は、庫本体1外(庫外)後下部の機械室28に配置した圧縮機29や、図2に示す凝縮器30及び絞り器であるキャピラリチューブ31とで周知の冷凍サイクル32を構成するもので、圧縮機29が作動することにより、同図に矢印で示すように、該圧縮機29から、凝縮器30、キャピラリチューブ31、第1の冷却器24、第2の冷却器26、そして又圧縮機29の順に図示しない冷媒が流れて循環される。これにより、第1の冷却器24には、図2にL1で概略的に示すように、液状態の多い冷媒が流れて蒸発し、第2の冷却器26には、図2にLで同じく概略的に示すように、第1の冷却器24で蒸発した分を除く残りの液状態の冷媒が流れて蒸発することで、第1の冷却器24が高い冷却能力を奏して冷却温度が低く、第2の冷却器26は第1の冷却器24よりも冷却能力が低くて冷却温度が高くなるようになっている。
そして、第1の冷却器24は第1の冷却器室20を通る空気の冷却に供し、第2の冷却器26は第2の冷却器室21を通る空気の冷却に供するようになっており、これらの冷却器24,26のそれぞれ上方に第1及び第2のファン25,27が位置している。
第1及び第2の冷却器室20,21からそれぞれ上方の庫本体1壁中には、図1のほか、図3にも示すように、前記冷蔵室2奥部の上部まで延びる冷気送りダクト33,34を設けており、そのうちの第1の冷却器室20から延びた冷気送りダクト33の、冷蔵室2上部(特には最上部)に臨む部分に、冷気吹出し口35を設け、同冷気送りダクト33の、前記チルドルーム15(チルド容器14)に臨む部分には、冷気吹出し口36を設けることにより、第1の冷却器室20が冷気送りダクト33を介して冷蔵室2の上部とチルドルーム15とに連通するようにしている。
なお、図3には、冷気送りダクト33,34を実線と破線の太線でも併せて示している。又、チルド容器14は上面部が開口し、その開口部と冷蔵室2最下段の棚13とは間隙を余し、この間隙を通じて冷気送りダクト33が冷気吹出し口36を介してチルドルーム15に連通している。
第2の冷却器室21から延びた冷気送りダクト34の、冷蔵室2(特には冷蔵室2の最上部とチルドルーム15との間)に臨む部分には、冷気吹出し口37を上下に複数設けることにより、第2の冷却器室21が冷気送りダクト34を介して冷蔵室2に連通するようにしている。
又、冷蔵室2の奥底部である前記仕切板5の奥部には、冷蔵室2の冷気の戻り口である通気口38を形成し、これによって冷蔵室2と野菜室3とが連通するようにしている。
更に、冷気送りダクト33の第1の冷却器室20と連なる部分と、冷気送りダクト34の第2の冷却器室21と連なる部分には、それぞれ冷気の流通を制御する制御手段であるダンパ39,40を設けている。
一方、冷蔵室2の前記冷気吹出し口35,36と対応する前側の部分には、図3に示すように、それぞれ冷気戻り口41,42を形成し、これらにそれぞれ冷気戻りダクト43,44を連通させて、この冷気戻りダクト43,44を更に前記第1の冷却器24が存する第1の冷却器室20に連通させることにより、冷蔵室2とチルドルーム15が冷気戻り口41,42から冷気戻りダクト43,44をそれぞれに介して第1の冷却器室20に連通するようにしている。
なお、冷気戻り口41,42と冷気戻りダクト43,44は、庫本体1に設けているが、図3にはそれらを便宜的に実線の太線のみで示している。
又、冷蔵室2の前記通気口38下の下部には冷気戻り口45を形成し、これに冷気戻りダクト46を連通させて、この冷気戻りダクト46を更に前記第2の冷却器26が存する第2の冷却器室21に連通させることにより、冷蔵室2が冷気戻り口45から冷気戻りダクト46を介して第2の冷却器室21に連通するようにしている。
この場合も、冷気戻りダクト46は、庫本体1に設けているが、図3にはそれを便宜的に破線の太線のみで示している。
これらに対して、第1の冷却器室20(隔壁22)の、前記製氷室7を除く冷凍室4に臨む部分には、図1のほか、図4にも示すように、冷気吹出し口47を上下に複数設けることにより、第1の冷却器室20が各冷気吹出し口47を介して冷凍室4に連通するようにしている。
一方、第2の冷却器室21(隔壁22から隔壁23)の、製氷室7に臨む部分には、冷気吹出し口48を設けることにより、第2の冷却器室21が冷気吹出し口48を介して製氷室7に連通するようにしている。
なお、図4には、第1の冷却器室20から上記冷気吹出し口47を介しての冷凍室4への冷気の供給経路を便宜的に実線の太線Cで示し、第2の冷却器室21から冷気吹出し口48を介しての製氷室7への冷気の供給経路を便宜的に破線の太線Cで示している。
上記冷気吹出し口47,48にはダンパ49,50を設けている。これらのダンパ49,50も冷気の流通を制御する制御手段である。
第1の冷却器室20の下端部には冷気戻り口51を形成しており、これによって冷凍室4が冷気戻り口51を介して第1の冷却器室20に連通するようにしている。なお、図4には、冷凍室4から冷気戻り口51を介しての第1の冷却器室20への戻り経路を、便宜的に実線の太線Cで示している。
又、前記製氷室7の上記冷気吹出し口48と対応する前側の部分には、冷気戻り口52を形成し、これに冷気戻りダクト53を連通させて、この冷気戻りダクト53を更に前記第2の冷却器26が存する第2の冷却器室21に連通させることにより、製氷室7が冷気戻り口52から冷気戻りダクト53を介して第2の冷却器室21に連通するようにしている。
この場合も、冷気戻り口52と冷気戻りダクト53は、庫本体1に設けているが、図4にはそれを便宜的に破線の太線のみで示している。
このほか、図示はしないが、前記庫本体1には、例えばマイクロコンピュータから成る制御装置を設けていて、この制御装置により冷蔵庫の作動全般を制御するようにしている。又、前記ダンパ39,40,49,50は、例えば電磁石やモータ等の電気的駆動源により開閉並びに開度調節されるようになっている。
次に、上記構成の冷蔵庫の作用を述べる。
上記構成の冷蔵庫においては、運転のモードに冷蔵モードと冷凍モードとがある。図3は、そのうちの冷蔵モードを示しており、この冷蔵モードにおいては、ダンパ39,40が開放され、この状態で、圧縮機29と第1及び第2のファン25,27とが作動される。そのうち、圧縮機29の作動により、第1及び第2の冷却器24,26が冷却機能を奏し、第1のファン25の作動により、冷蔵室2の空気が冷気戻り口41,42から冷気戻りダクト43,44を通じて第1の冷却器室20に吸入される。この第1の冷却器室20に吸入された空気は、その後、第1の冷却器24と接することにより冷気と化し、この冷気が、開放したダンパ39を通り、更に冷気送りダクト33を通って冷気吹出し口35,36から冷蔵室2の上部とチルドルーム15とに供給される。この冷蔵室2の上部とチルドルーム15とに供給された冷気は、その後、上記冷気戻り口41,42から冷気戻りダクト43,44を通じて第1の冷却器室20に吸入され、戻される。これを繰返す循環を行って、冷蔵室2の上部とチルドルーム15とが冷却される。
このとき、冷蔵室2の上部とチルドルーム15とに供給される冷気は、第1の冷却器24で生成された冷気であり、第1の冷却器24は第2の冷却器26よりも冷却能力が高くて冷却温度が低いので、当該冷蔵室2の上部とチルドルーム15はより低温に冷却される。
一方、第2のファン27の作動により、冷蔵室2の空気が仕切板5奥部の通気口38から野菜室3に吸入され、更にその野菜室3の空気が冷気戻り口45から冷気戻りダクト46を通り、第2の冷却器室21に吸入される。この第2の冷却器室21に吸入された空気は、その後、第2の冷却器26と接することにより冷気と化し、この冷気が、開放したダンパ40を通り、更に冷気送りダクト34を通って冷気吹出し口37から冷蔵室2(特には冷蔵室2の最上部とチルドルーム15との間)に供給される。この冷蔵室2に供給された冷気は、その後、上記通気口38から野菜室3に吸入された後、冷気戻り口45から冷気戻りダクト46を通り、第2の冷却器室21に吸入され、戻される。これを繰返す循環を行って、冷蔵室2と野菜室3とが冷却される。
このとき、冷蔵室2と野菜室3とに供給される冷気は、第2の冷却器26で生成された冷気であり、第2の冷却器26は第1の冷却器24よりも冷却能力が低くて冷却温度が高いので、当該冷蔵室2と野菜室3は前記冷蔵室2の上部とチルドルーム15よりも高温に冷却される。
これに対して、図4は、冷凍モードを示しており、この冷凍モードにおいては、ダンパ49,50が開放され、この状態で、前述のように、圧縮機29と第1及び第2のファン25,27とが作動される。これにより、第1及び第2の冷却器24,26が冷却機能を奏し、第1のファン25の作動により、冷凍室4の空気が第1の冷却器室20下端部の冷気戻り口51から第1の冷却器室20に吸入される。この第1の冷却器室20に吸入された空気は、その後、前述同様に第1の冷却器24と接することにより冷気と化し、この冷気が、開放したダンパ49を通り、冷気吹出し口47から冷凍室4に供給される。この冷凍室4に供給された冷気は、その後、上記冷気戻り口51から第1の冷却器室20に吸入され、戻される。これを繰返す循環を行って、冷凍室4が冷却される。
このとき、冷凍室4に供給される冷気は、第1の冷却器24で生成された冷気であり、前述のように、第1の冷却器24は第2の冷却器26よりも冷却能力が高くて冷却温度が低いので、当該冷凍室4はより低温に冷却される。
一方、第2のファン27の作動により、製氷室7の空気が冷気戻り口52から冷気戻りダクト53を通り、第2の冷却器室21に吸入される。この第2の冷却器室21に吸入された空気は、その後、前述同様に第2の冷却器26と接することにより冷気と化し、この冷気が、開放したダンパ50を通り、冷気吹出し口48から製氷室7に供給される。この製氷室7に供給された冷気は、その後、上記冷気戻り口52から冷気戻りダクト53を通り、第2の冷却器室21に吸入され、戻される。これを繰返す循環を行って、製氷室7が冷却される。
このとき、製氷室7供給される冷気は、第2の冷却器26で生成された冷気であり、前述のように、第2の冷却器26は第1の冷却器24よりも冷却能力が低くて冷却温度が高いので、当該製氷室7は前記冷凍室4よりも高温に冷却される。
このように本実施形態によれば、庫本体1の、冷蔵室2及び野菜室3や冷凍室4など複数有する貯蔵室に対し、冷却温度の異なる複数の冷却器24,26と、それらの冷却器24,26により生成する冷気を上記貯蔵室に供給する複数のファン25,27とを設け、主として、冷凍モードで、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気を、上記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室である冷凍室4に供給し、冷蔵モードで、第1の冷却器24よりも冷却温度の高い第2の冷却器26により生成する冷気を、上記冷凍室4よりも高温に維持すべき貯蔵室である冷蔵室2及び野菜室3に供給するようにしている。このようにして冷却温度の異なる複数の貯蔵室に対する冷気の供給が適切にできる。
これにより、低い温度が必要でもないのに多くの冷気が供給されてしまうなどの不具合を解消でき、冷気を効率良く使用することができるし、低い温度の冷気が供給される貯蔵室の冷気吹出し口部分近くで貯蔵品が凍結する等の問題を生じないようにもできる。更に、無駄に低い温度の冷気が通る部分がなくなるので、その部分ではより強力な断熱をする必要がなくなり、風路を広く確保できるので、冷気の供給効率を良くすることができる。
又、本実施形態によれば、冷蔵室2にチルドルーム15があり、このチルドルーム15に、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気を供給するようにしている。これにより、チルドルーム15に供給する冷気の確保ができ、チルドルーム15を適温(冷蔵室2の中で、より低い温度であって、凍結寸前の温度)に確実に維持できる。
更に、冷蔵室2冷却時の第2の冷却器26の温度を上げることにより、冷凍サイクル32のサイクル効率を上げてエネルギーの省減化を図るようにしている(本実施形態もそのようにしている)ものにおいては、前述のように、冷蔵室の温度が高くなり、その状況で、冷蔵室2の扉8が開放されることにより暖かい外気が浸入すると、冷蔵室2の温度、特には軽い暖気が行きやすい冷蔵室上部の温度が一層高くなって冷蔵貯蔵品の貯蔵に適さなくなる懸念があるが、本実施形態によれば、冷蔵室2の上部に、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気を供給するようにしているので、扉8開放時に暖気が行きやすい冷蔵室2上部の温度を低く維持でき、冷蔵貯蔵品の貯蔵を問題なく継続できる。
一方、本実施形態においては、冷凍室4に、維持すべき温度の異なる複数の冷凍室として、冷凍室4の製氷室7を除く部分と、製氷室7とがあり、そのうちの、より低温に維持すべき冷凍室である、冷凍室4の製氷室7を除く部分に、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気を供給するようにしている。又、この冷凍室4の製氷室7を除く部分は、製氷室7に比して容積が大きいこともあり、より低温の冷気を必要とする。このようにな冷凍室4の製氷室7を除く部分により低温の冷気を供給できることにより、効率の良い冷却ができる。
加えて、本実施形態においては、製氷室7に、冷却温度の高い側の第2の冷却器26により生成する冷気を供給するようにしている。製氷室7は容積が小さく、少々温度が高くても製氷が可能な室である。従って、冷却温度の高い側の第2の冷却器26により生成する冷気を供給しても差し支えない。その分、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気を上記冷凍室4の製氷室7を除く部分に多く供給できるので、冷気を効率良く使用でき、効率の良い冷却ができる。
なお、製氷室7では、圧縮機29を停止させている場合でも、風を循環させた方が早く氷を製造できるものであり、従って、その場合には第2のファン27のみを作動させることにより、無駄な冷却を避けて、エネルギーの省減化ができる。
そのほか、本実施形態においては、冷蔵モードにおいて、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気が冷気吹出し口35,36から供給される部分は、冷蔵室2の上部とチルドルーム15であり、これらの部分が低温となる。又、冷却温度の高い側の第2の冷却器26により生成する冷気が冷気吹出し口37から供給される部分は、冷蔵室2の上部とチルドルーム15との間並びに野菜室3であり、これらの部分が上記冷蔵室2の上部とチルドルーム15より高温となる。
これに対して、冷蔵室2の上記冷気吹出し口35,36と対応する前側の部分には、それぞれ冷気戻り口41,42を設け、これらにそれぞれ冷気戻りダクト43,44を連通させて、冷却温度の低い側の第1の冷却器24が位置する第1の冷却器室20に冷気を戻させるようにしている。又、上記冷気吹出し口37と対応する冷気戻り口については、冷蔵室2の奥底部に冷蔵室2の冷気の戻り口である通気口38を設けると共に、野菜室3の奥底部に当該冷気戻り口45を設けて、これに冷気戻りダクト46を連通させ、冷却温度の高い側の第2の冷却器26が位置する第2の冷却器室21に冷気を戻させるようにしている。
すなわち、本実施形態においては、貯蔵室のうちの高温に維持すべき貯蔵室に対する冷気の供給による当該貯蔵室の温度分布に合わせて、当該冷気の戻り口41,42,38,45を設定しており、それによって、冷却温度の低い供給冷気は低温の箇所から冷却温度の低い側の第1の冷却器24に戻し、冷却温度の高い供給冷気は高温の箇所から冷却温度の高い側の第2の冷却器26に戻すようにしている。これにより、低温の冷気と高温の冷気とが混合されるのを避けて、それぞれ温度変化少なく循環されるので、冷却効率を一層良くすることができる。
更に、本実施形態においては、冷凍モードにおいて、冷却温度の低い側の第1の冷却器24により生成する冷気が冷気吹出し口47から供給される部分は、冷凍室4の、製氷室7を除く部分であり、この部分が低温となる。又、冷却温度の高い側の第2の冷却器26により生成する冷気が冷気吹出し口48から供給される部分は製氷室7であり、この部分が上記冷凍室4の、製氷室7を除く部分より高温となる。
これに対して、冷凍室4の上記冷気吹出し口47と対応する前側の部分には冷気の戻り口を設けておらず、当該冷気の戻り口(冷気戻り口51)は第1の冷却器室20の下端部に設けて、冷却温度の低い側の第1の冷却器24が位置する第1の冷却器室20に冷気を戻させるようにしている。一方、冷気戻り口52は、記冷気吹出し口48と対応する製氷室7の前側の部分に設け、これに冷気戻りダクト53を連通させて、冷却温度の高い側の第2の冷却器26が位置する第2の冷却器室21に冷気を戻させるようにしている。
すなわち、この場合は、貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室に対する冷気の供給による当該貯蔵室の温度分布に合わせて、当該冷気の戻り口51,52を設定しており、それによって、上述同様に、冷却温度の低い供給冷気は低温の箇所から冷却温度の低い側の第1の冷却器24に戻し、冷却温度の高い供給冷気は高温の箇所から冷却温度の高い側の第2の冷却器26に戻すようにしている。従って、この場合も、低温の冷気と高温の冷気とが混合されるのを避けて、それぞれ温度変化少なく循環されるので、冷却効率を一層良くすることができる。
なお、上記実施形態では、第1及び第2のファン25,27を水平状の向きに配置したが、これらのファン25,27の駆動軸を支承する軸受をボールベアリングとすることにより、上向きや下向きあるいは上向き気味の斜め向きや下向き気味の斜め向きの配置で使用することができる。
又、第1及び第2のファン25,27については、第1のファン25の回転速度を第2のファン27のそれよりも高く設定したり、第1のファン25の送風羽根径を第2のファン27のそれよりも大きくしたりして、冷却温度の低い側の第1の冷却器24で生成する冷気の供給率を、冷却温度の高い側の第2の冷却器26で生成する冷気の供給率よりも大きくすることも可能である。
そのほか、以上説明した冷蔵庫は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は庫本体、2は冷蔵室(貯蔵室)、3は野菜室(貯蔵室)、4は冷凍室(貯蔵室)、7は製氷室(貯蔵室)、15はチルドルーム(貯蔵室)、20は第1の冷却器室、21は第2の冷却器室、24は第1の冷却器(冷却温度の低い側の冷却器)、25は第1のファン、26は第2の冷却器(冷却温度の高い側の冷却器)、27は第2のファン、38は通気口(冷気の戻り口)、41,42は冷気戻り口、45は冷気戻り口、51,52は冷気戻り口を示す。

Claims (7)

  1. 複数の貯蔵室を有する庫本体と、
    この庫本体に設けられた、冷却温度の異なる複数の冷却器、並びにそれらの冷却器により生成する冷気を前記貯蔵室に供給する複数のファンとを具備し、
    前記冷却器のうちの冷却温度の低い側の冷却器により生成する冷気を、前記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室に供給し、
    前記冷却器のうちの冷却温度の高い側の冷却器により生成する冷気を、前記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室よりも高温に維持すべき貯蔵室に供給するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室の一つが冷蔵室であり、この冷蔵室にチルドルームがあって、このチルドルームに、前記冷却器のうちの冷却温度の低い側の冷却器により生成する冷気を供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯蔵室の一つが冷蔵室であり、この冷蔵室の上部に、前記冷却器のうちの冷却温度の低い側の冷却器により生成する冷気を供給するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記貯蔵室の一つが冷凍室であり、更にその冷凍室に、維持すべき温度の異なる複数の冷凍室があって、そのうちの、より低温に維持すべき冷凍室に、前記冷却器のうちの冷却温度の低い側の冷却器により生成する冷気を供給するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室の一つが冷凍室であり、更にその冷凍室に製氷室があって、この製氷室に、
    前記冷却器のうちの冷却温度の高い側の冷却器により生成する冷気を供給するようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  6. 前記貯蔵室のうちの高温に維持すべき貯蔵室に対する冷気の供給による当該貯蔵室の温度分布に合わせて、当該冷気の戻り口を設定したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室のうちの低温に維持すべき貯蔵室に対する冷気の供給による当該貯蔵室の温度分布に合わせて、当該冷気の戻り口を設定したことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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