JP6261535B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、信頼性が向上された冷凍冷蔵庫に関する。
従来の冷凍冷蔵庫としては、庫内の温度変化幅を小さく抑えて庫内の冷却を行うために、ダンパー装置のバッフルを開閉させて、庫内に冷気を流入させるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開昭61−138072号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の冷凍冷蔵庫は、バッフルの開閉動作を頻繁に行う場合には、ダンパー装置の寿命を縮めてしまうため、信頼性が悪い。
この発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、信頼性が向上された冷凍冷蔵庫を得ることを目的としている。
この発明に係る冷凍冷蔵庫は、食品を貯蔵する貯蔵室と、貯蔵室に連通したダクト部と、ダクト部の空気を、貯蔵室に送風する送風機構と、送風機構が送風する送風量を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、送風機構を制御する制御周期を有し、制御周期内の送風量を制御するものであり、送風機構が送風を行う送風状態と送風機構が送風を停止する送風停止状態とが、制御周期内で交互に先になるように、送風機構を制御するものである。
この発明によれば、信頼性が向上された冷凍冷蔵庫を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る冷凍冷蔵庫を正面側から見た模式図である。 図1のA−A断面を模式的に記載した図である。 この発明の実施の形態1に係る貯蔵室の制御系を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵室用送風機構の制御の一例を示す図である。 図4(b)のC部分を拡大した図である。 図5の変形例1である。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
(冷凍冷蔵庫)
図1は、この発明の実施の形態1に係る冷凍冷蔵庫を正面側から見た模式図であり、図2は、図1のA−A断面を模式的に記載した図である。図1及び図2で示されるように、この実施の形態に係る冷凍冷蔵庫100は、貯蔵室としての、冷蔵室1、製氷室2、切替室3、冷凍室4及び野菜室5を備えている。上記の各貯蔵室は、図2に示すように、断熱仕切り壁6によって仕切られている。また、各貯蔵室は、前面が開閉自在に取り付けられた扉を有している。具体的には、冷蔵室1については冷蔵室扉1a、製氷室2については製氷室扉2a、切替室3については切替室扉3a、冷凍室4については冷凍室扉4a、そして、野菜室5については野菜室扉5aが備えられ、各扉を開くことによって、内部に食品等の貯蔵物を載置する等して保存することができる。また、この実施の形態に係る冷凍冷蔵庫100の上面、背面、側面及び下面は、内箱17によって形成されている。
なお、各貯蔵室のレイアウトは、図1及び図2で示されるものに限定されるものではない。図1及び図2に示す例では、冷蔵室1が最上段に配置されているが、例えば、冷凍室4が最上段に配置されていてもよい。また、貯蔵室の数および種類は、図1及び図2に記載の例に限定されるものではなく、冷凍冷蔵庫100は、1つ以上の貯蔵室を備えていればよい。
冷蔵室1の背面側の内箱17内には、制御装置12が配設されており、この制御装置12は、各貯蔵室に設置された温度検出センサによって検知される信号を温度換算し、その温度に基づいて各貯蔵室の温度制御を実施し、または後述する圧縮機25の運転及び停止等の制御を実施する。なお、各貯蔵室の温度を検出する温度検出センサは、例えば、サーミスター等である。
冷蔵室1の内部は、樹脂製又はガラス製の棚1b,1c,1dによって区画されている。このうち、最下段の棚1dの下には小物収納ケース1eが設置されており、この小物収納ケース1e内は、上部の棚部分よりも1〜2[℃]低い温度となっている。これは、冷蔵室1内の冷気の戻り口(後述する戻り風路42の入口)が小物収納ケース1eの下に形成されており、低温の冷気は、それよりも温度が高い冷気よりも浮力が小さいため下方に滞留しやすいからである。なお、図2に記載の冷蔵室1は、3個の棚を有しているが、棚の数は特に限定されるものではない。
また、冷蔵室扉1aの内側には、複数のポケット1f(図2の例においては3個)が設置されている。また、冷蔵室1の奥部の壁面は、コントロールパネル47によって形成されている。このコントロールパネル47は、意匠面側(庫内側)の樹脂部品48、及び、奥側の発泡ダクト部品49によって形成されている。この発泡ダクト部品49と、冷凍冷蔵庫100の背面を形成する内箱17との間には、後述する冷却器18によって生成された冷気が送られてくるダクト部50が形成されている。そして、コントロールパネル47の各棚に対応した位置には、ダクト部50から冷気を取り込むための風路孔56が形成されている。さらに、樹脂部品48の中央近傍には、図1に示すように、冷蔵室1の庫内温度を検知する冷蔵室サーミスター51が設置されている。冷蔵室サーミスター51と制御装置12とは電気的に接続されており、制御装置12は、冷蔵室サーミスター51が検知した温度情報を取得することができる。
製氷室2は、冷蔵室1の下部、かつ、冷凍冷蔵庫100の正面視において左側に形成された貯蔵室であり、その内部には自動製氷機(図示せず)が備えられており、その扉である製氷室扉2aは引き出し式となっている。製氷室2内には、製氷室ケース2bが設置されており、引き出し式の製氷室扉2aを手前に引くことで製氷室ケース2bが引き出される。また、製氷室2内の奥部の壁面には、製氷室2の庫内温度を検知する製氷室サーミスター52が設置されている。製氷室サーミスター52と制御装置12とは電気的に接続されており、制御装置12は、製氷室サーミスター52が検知した温度情報を取得することができる。
切替室3は、冷蔵室1の下部、かつ、冷凍冷蔵庫100の正面視において右側に形成された貯蔵室であり、その扉である切替室扉3aは引き出し式となっている。切替室3内には、切替室ケース3bが設置されており、切替室扉3aを手前に引くことで切替室ケース3bが引き出される。また、切替室3内の奥部の壁面には、切替室3の庫内温度を検知する切替室サーミスター53が設置されている。切替室サーミスター53と制御装置12とは電気的に接続されており、制御装置12は、切替室サーミスター53が検知した温度情報を取得することができる。
冷凍室4内には、長期保存(例えば、一ヶ月程度)を目的とした下部大型貯蔵ケース4bが設置されている。また、冷凍室4内の奥部の壁面には、冷凍室4の庫内温度を検知する冷凍室サーミスター54が設置されている。冷凍室サーミスター54と制御装置12とは電気的に接続されており、制御装置12は、冷凍室サーミスター54が検知した温度情報を取得することができる。
また、製氷室2、切替室3及び冷凍室4の奥部の壁面は、共通したファングリル16によって形成されている。このファングリル16と冷凍冷蔵庫100の背面を形成する内箱17との間には、冷却器18が設置された空間(以下、冷却室という)が形成されている。また、冷却室の上方において、ファングリル16と内箱17との間に、ダクト部50が形成されている。冷却室には、冷却器18を除霜するための除霜ヒーター19が設置されている。また、冷却室の底には、除霜ヒーター19によって溶解された冷却器18のドレン水を、後述する機械室に設置された蒸発皿21に送り込むために形成された冷却室から機械室へ挿通する排水管20が形成されている。
冷却器18で生成された冷気は、ダクト部50を通じて、冷蔵室1、製氷室2、切替室3および冷凍室4のそれぞれに送り込まれる。冷蔵室1、製氷室2、切替室3および冷凍室4のそれぞれに送り込まれる冷気の送風量は、冷蔵室1、製氷室2、切替室3および冷凍室4のそれぞれに対応して配設された送風機構のそれぞれによって調整される。この実施の形態の例の送風機構は、冷蔵室用送風機構24と冷凍室用送風機構26と製氷室用送風機構27と切替室用送風機構28とを含んでおり、例えば、ダクト部50の内部で、ファングリル16、内箱17またはコントロールパネル47に取り付けられる。なお、この実施の形態の例の送風機構のそれぞれは、例えば1個または複数個の送風ファンを含んで構成されている。
冷蔵室1には風路孔56が形成されており、冷蔵室1は、ダクト部50と連通している。冷蔵室用送風機構24は、ダクト部50の空気を、冷蔵室1に送風するものであり、後述のように、制御装置12によってその動作が制御される。なお、冷蔵室用送風機構24は、複数の風路孔56のそれぞれに対応させて複数個が配設されてもよいが、図2に示すように、複数の風路孔56の下方に配設された冷蔵室用送風機構24が、上方に向けて送風する構成とすることによって、冷蔵室用送風機構24の数量を減らすことができる。
製氷室2には風路孔(図示せず)が形成されており、製氷室2は、ダクト部50と連通している。製氷室用送風機構27は、ダクト部50の空気を、製氷室2に送風するものであり、後述のように、制御装置12によってその動作が制御される。切替室3には風路孔(図示せず)が形成されており、切替室3は、ダクト部50と連通している。切替室用送風機構28は、ダクト部50の空気を、切替室3に送風するものであり、後述のように、制御装置12によってその動作が制御される。冷凍室4には風路孔(図示せず)が形成されており、冷凍室4は、ダクト部50と連通している。冷凍室用送風機構26は、ダクト部50の空気を、冷凍室4に送風するものであり、後述のように、制御装置12によってその動作が制御される。
また、この実施の形態の冷凍冷蔵庫100の背面下部には、機械室が設けられており、この機械室には、前述のように、冷却器18で発生したドレン水が排水管20を経由して排出される蒸発皿21、及び、冷却器18内に冷媒を流通させる圧縮機25が設置されている。
野菜室5は、この実施の形態に係る冷凍冷蔵庫100において、最下段に配置された貯蔵室であり、冷蔵室1よりもわずかに高い温度であるが、基本的には冷蔵温度帯の貯蔵室である。この野菜室5内には、大きめの野菜等を収納する下部収納ケース5bが設置されている。野菜室5の冷却は、冷蔵室1からの戻り風路42を利用して実施される。この戻り風路42は、冷蔵室1の下部にその入り口が形成されており、切替室3及び冷凍室4の背面を下方に向けて延設され、野菜室5内の壁面の開口部(図示せず)へ接続されている。したがって、戻り風路42に流入した冷蔵室1内の冷気は、戻り風路42を通って、この開口部から野菜室5へ流れ込む。そして、この野菜室5へ流れ込んだ冷気は、冷却室へ連通する別の開口部(図示せず)から吸い込まれて、冷却室へ戻る。
各貯蔵室の庫内温度は、冷蔵室1の扉である冷蔵室扉1aに設置された温度操作パネル(図示せず)を操作することによって調整することができる。
(送風機構の制御動作)
図3は、この発明の実施の形態1に係る貯蔵室の制御系を説明する図であり、具体的には、図3(a)は、冷凍室の制御系に関する図であり、図3(b)は、冷蔵室の制御系に関する図であり、図3(c)は、製氷室の制御系に関する図であり、図3(d)は、切替室の制御系に関する図である。図3(a)に示すように、冷凍室4について、制御装置12は、冷凍室サーミスター54によって検知された冷凍室4の冷凍室庫内温度実測温度Frと冷凍室設定温度Fsとを用いて、圧縮機25および冷凍室用送風機構26をPI制御するための演算を行って、圧縮機25および冷凍室用送風機構26への操作量を出力する。
PI制御は、庫内温度実測温度と設定温度との偏差に比例した値で出力量を設定するP動作と、偏差の時間積分に比例した値で出力量を設定するI動作とを組み合わせて出力量を設定する連続制御である。PI制御は、単純なON/OFF制御と比較して、きめ細かな制御であるため、庫内の温度変動の幅を小さくすることができる。
圧縮機25への操作量は、圧縮機25の最大動作周波数を100%として、0〜100%の間の値で動作周波数指令が出力される。しかしながら、圧縮機25は、圧縮機25の軸受または圧縮機25の潤滑状態等の制約から最低動作周波数が規定されており、圧縮機25への操作量が最低動作周波数より下回った場合には、圧縮機25を停止する。すなわち、必要冷凍能力が圧縮機25の最低動作周波数での冷凍能力よりも低くなると、圧縮機25はON/OFF運転となる。
図3(b)に示すように、冷蔵室1について、制御装置12は、冷蔵室サーミスター51によって検知された冷蔵室1の冷蔵室庫内温度実測温度Rrと冷蔵室設定温度Rsとを用いて、冷蔵室用送風機構24をPI制御するための演算を行って、冷蔵室用送風機構24への操作量を出力する。図3(c)に示すように、製氷室2について、制御装置12は、製氷室サーミスター52によって検知された製氷室2の製氷室庫内温度実測温度Irと製氷室設定温度Isとを用いて、製氷室用送風機構27をPI制御するための演算を行って、製氷室用送風機構27への操作量を出力する。図3(d)に示すように、切替室3について、制御装置12は、切替室サーミスター53によって検知された切替室3の切替室庫内温度実測温度Srと切替室設定温度Ssとを用いて、切替室用送風機構28をPI制御するための演算を行って、切替室用送風機構28への操作量を出力する。なお、上記の説明では、冷凍室4の冷凍室設定温度Fsが最も低くなるため、冷凍室4の冷凍室庫内温度実測温度Frと冷凍室設定温度Fsとを用いて、圧縮機25の制御を行う例についての説明を行ったが、圧縮機25は、例えば、冷凍室4以外の他の貯蔵室の実測温度と設定温度とに基づいて制御されてもよい。また、圧縮機25は、2つ以上の貯蔵室の実測温度と設定温度とに基づいて制御されてもよい。
次に、図4および図5を用いて、冷蔵室1の温度制御について説明する。なお、製氷室2、切替室3、冷凍室4及び野菜室5の温度制御については、冷蔵室1の温度制御の動作と同様であるため説明を省略する。図4は、冷蔵室用送風機構の制御の一例を説明する図であり、図5は、図4のC部分を拡大した図である。この実施の形態の例では、ダクト部50の冷気を冷蔵室1に送風する送風量を調整することによって、冷蔵室1の温度を調整する。図4(a)に示すように、図3(b)の制御装置12は、入力である冷蔵室1の冷蔵室庫内温度実測温度Rrと冷蔵室設定温度Rsとを用いてPI制御のための演算を行って、出力である送風機構操作量を算出する。図4(b)に示すように、制御装置12は、図4(a)で算出された送風機構操作量に基づいて、制御周期Tにおける冷蔵室用送風機構24のON時間(送風時間)とOFF時間(送風停止時間)との比を用いて、制御周期T内で冷蔵室用送風機構24が送風する送風量の制御を行う。例えば、図4(a)において送風機構操作量が少ない場合には、図4(b)に示すように、冷蔵室用送風機構24のON時間が短くなり、送風機構操作量が多い場合には、冷蔵室用送風機構24のON時間が長くなる。
図5は、図4(b)のC部分の拡大図である。この実施の形態の例では、制御周期T内で冷蔵室用送風機構24のON時間とOFF時間との比を制御することによって、冷蔵室用送風機構24の送風量を制御して、冷蔵室1の温度制御を行う。なお、好適には、冷凍冷蔵庫100が安定動作しているときの制御周期Tは600秒以下であり、制御周期Tを600秒以下とすることによって、庫内温度の変化の幅を、抑制することができる。
上記のように、この実施の形態では、送風機構がダクト部の空気を貯蔵室に送風することによって、貯蔵室の温度の制御を行っている。送風機構は、バッフルを開閉動作させるダンパー装置等と比較して、信頼性が高い送風ファン等を含んで構成されている。その結果、この実施の形態によれば、信頼性が向上された冷凍冷蔵庫100が得られる。
また、この実施の形態では、一定の制御周期Tを有しており、制御周期T内の送風機構の運転状態の切り替えを行うことで、送風量を調整しているため、送風量の調整が容易である。
また、この実施の形態では、送風機構をPI制御で制御しているため、貯蔵室の温度制御が擬似的に連続となり、庫内温度の変化幅を小さくすることができる。その結果、この実施の形態によれば、食品等の貯蔵物の品質に与える影響を小さくすることができる。また、この実施の形態の構成とすることによって、各貯蔵室の冷気の風量の変動を抑制することができるため、温度制御を精度良く行うことができる。さらに、複数の貯蔵室に同時に冷気を供給するときには、冷却器18に流れる風量が増加するため、冷却器18の熱交換効率が向上する。したがって、この実施の形態の例において、複数の貯蔵室に同時に冷気を供給するときには、省エネルギー化が達成される。さらに、制御周期Tに基づいて動作することから、冷凍冷蔵庫100の動作時間における送風機構の最大ON/OFF回数を容易に予測することができる。なお、上記の説明では、圧縮機25および送風機構をPI制御によって制御する例についての説明を行ったが、制御装置12は、P制御またはPID制御等の連続制御で圧縮機25および送風機構の制御を行うこともできる。
(変形例1)
図6は、図5の変形例1である。変形例1では、制御周期T内で、送風機構が送風を行う送風状態と送風機構が送風を停止する送風停止状態とを切り替える回数を、1回以下としている。例えば、図6に示す例では、第1制御周期t1にて、送風機構をONからOFFに1回切り替えている。また、第1制御周期t1の後の第2制御周期t2では、送風機構をOFFからONに1回切り替えている。なお、例えば、第1制御周期t1にて、送風機構をONからOFFに1回切り替えて、第1制御周期t1の後の第2制御周期t2では送風機構の動作の切り替えを行わずに、第2制御周期t2の後の制御周期にて、送風機構をOFFからONに1回切り替えることもできる。変形例1では、制御周期内で、送風機構の運転状態の切り替えが1回以下となっているため、送風機構の消耗または故障等のおそれが抑制されている。さらに、変形例1では、送風機構の運転状態の切り替えの回数が抑制されているため、省エネルギー化も達成されている。
この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々に改変することができる。すなわち、上記の実施の形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施の形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
例えば、上記の実施の形態では、冷蔵室1内の冷気が、戻り風路42を通って、野菜室5へ流れ込むように構成した例を説明したが、野菜室5は、冷蔵室1などと同様に、冷却器18によって生成された冷気を直接に野菜室5へ送風機構を制御して供給し、かつ温度制御するように構成してもよい。
また、この実施の形態に係る冷凍冷蔵庫100は、貯蔵室のそれぞれからダクト部への空気の逆流を抑制する構成を含んでいてもよい。空気の逆流を抑制する構成としては、例えば、送風機構の送風口、または貯蔵室のそれぞれとダクト部とを連通する風路に、空気の逆流を防止する弁機構等を配設すればよい。
また、上記の実施の形態では、制御周期T内で送風機構のON時間とOFF時間との比を制御することによって、送風機構が送風する送風量を調整する例についての説明を行ったが、送風機構の回転数等を調整することによって、送風機構が送風する送風量を調整することもできる。送風機構の回転数等を調整して送風量を調整することによって、送風量の調整をさらに精度良く行うことができるため、貯蔵室の温度制御をさらに精度良く行うことができる。また、送風停止状態とならないように制御を行うことによって、送風機構が氷着するおそれを抑制することもできる。
1 冷蔵室、1a 冷蔵室扉、1b 棚、1c 棚、1d 棚、1e 小物収納ケース、1f ポケット、2 製氷室、2a 製氷室扉、2b 製氷室ケース、3 切替室、3a 切替室扉、3b 切替室ケース、4 冷凍室、4a 冷凍室扉、4b 下部大型貯蔵ケース、5 野菜室、5a 野菜室扉、5b 下部収納ケース、6 断熱仕切り壁、12 制御装置、16 ファングリル、17 内箱、18 冷却器、19 除霜ヒーター、20 排水管、21 蒸発皿、24 冷蔵室用送風機構、25 圧縮機、26 冷凍室用送風機構、27 製氷室用送風機構、28 切替室用送風機構、42 戻り風路、47 コントロールパネル、48 樹脂部品、49 発泡ダクト部品、50 ダクト部、51 冷蔵室サーミスター、52 製氷室サーミスター、53 切替室サーミスター、54 冷凍室サーミスター、56 風路孔、100 冷凍冷蔵庫、Fr 冷凍室庫内温度実測温度、Fs 冷凍室設定温度、Ir 製氷室庫内温度実測温度、Is 製氷室設定温度、Rr 冷蔵室庫内温度実測温度、Rs 冷蔵室設定温度、Sr 切替室庫内温度実測温度、Ss 切替室設定温度、T 制御周期、t1 第1制御周期、t2 第2制御周期、t3 第3制御周期。

Claims (4)

  1. 食品を貯蔵する貯蔵室と、
    前記貯蔵室に連通したダクト部と、
    前記ダクト部の空気を、前記貯蔵室に送風する送風機構と、
    前記送風機構が送風する送風量を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記送風機構を制御する制御周期を有し、
    前記制御周期内の前記送風量を制御するものであり、
    前記送風機構が送風を行う送風状態と前記送風機構が送風を停止する送風停止状態とが、前記制御周期内で交互に先になるように、前記送風機構を制御する、
    庫。
  2. 前記制御装置は、前記送風機構が送風を行う送風時間と前記送風機構が送風を停止する送風停止時間との比を用いて、前記送風量の制御を行う、
    請求項1に記載の冷庫。
  3. 前記制御装置が、前記制御周期内で、前記送風状態と前記送風停止状態とを切り替える回数は、1回以下である、
    請求項または請求項に記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記送風機構は、送風ファンを含む請求項1〜請求項の何れか一項に記載の冷凍冷蔵庫。
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