JP6309156B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、電源投入直後、つまり、冷蔵庫内の温度と外気温度とがほぼ等しい状態において、冷却スピードを上げて冷蔵庫内の温度を従来よりも早く冷却することができる冷蔵庫に関するものである。
従来、電源投入直後におけるコンプレッサへの負荷を考慮した冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の冷蔵庫は、電源投入直後における冷蔵庫内の温度と外気温度とが予め設定された値以上の場合は、冷媒流量可変装置の開度を制御して冷媒循環量を減らすことにより、コンプレッサへの負荷を抑制している。
特開2002−195668号公報
特許文献1は、コンプレッサへ流れる冷媒量を強制的に少なくすることにより、電源投入直後におけるコンプレッサへの負荷を抑制しているが、冷媒量が少なくなるため冷蔵庫の各貯蔵室内の温度を安定させるまでに時間がかかってしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、貯蔵室内の温度を安定させるまでの時間を短くすることができる冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、被冷却物を保存する貯蔵室と、空気を前記貯蔵室へ搬送する風路と、が内部に形成された本体と、冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサからの前記冷媒と前記空気とで熱交換を行い、前記空気を冷却する冷却器と、前記冷却器で冷却された前記空気を前記貯蔵室へ供給する庫内ファンと、前記貯蔵室に供給される前記空気の量を調節するダンパと、前記本体の外部の温度を検知する外気温度センサと、前記貯蔵室内の温度を検知する室内温度センサと、前記貯蔵室内の温度が設定温度となるように前記コンプレッサ、前記庫内ファン、および、前記ダンパを制御する制御装置と、を備え、前記貯蔵室を複数有し、前記貯蔵室に対応して前記ダンパを複数有し、前記貯蔵室に対応して前記室内温度センサを複数有し、前記制御装置は、電源投入直後の初期区間において、前記外気温度センサで検知した値に応じて、前記コンプレッサの回転数を決定し、運転を開始させるものであり、電源投入後、設定温度に達した前記貯蔵室に対応する前記ダンパを制御して、該貯蔵室への前記空気の供給を止めるものであり、前記貯蔵室内の温度が予め定められた範囲外となったら対応する前記ダンパを開き、設定温度に達したら閉じるように制御するものであり、前記初期区間における前記予め定められた範囲は、前記初期区間後の運転が安定する安定区間における前記予め定められた範囲よりも広いものである。
本発明に係る冷蔵庫によれば、制御装置は、電源投入直後、本体の外部の温度と貯蔵室内の温度とに応じて、コンプレッサのモータプロテクタが作動しない範囲内で、冷却器での熱交換効率が最も高くなるコンプレッサの回転数を決定し、運転を開始させるため、貯蔵室内の温度が安定するまでの時間を短くすることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の背面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の側面から見た断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の扉を外した際の正面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の風路を示す側面から見た断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の電源投入後の動作の流れを示すフローチャートである。 従来の制御を行った際の冷蔵庫のコンプレッサの回転数と時間との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る制御を行った際の冷蔵庫のコンプレッサの回転数と時間との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る制御を行った際の冷蔵庫のコンプレッサの回転数と時間との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図、図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の背面図、図3は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の側面から見た断面模式図である。
本実施の形態1に係る冷蔵庫は、図1に示すように前面が開口した筐体10と、筐体10の開口を開閉する扉101、201、301、401、501と、からなる本体1000で外郭が構成されている。また、本体1000内には、図3に示すように被冷却物を保存する複数の貯蔵室を備えている。そして、扉を開閉することにより、各扉に対応した貯蔵室の開口が開閉され、貯蔵室に食品を出し入れできるようになっている。
貯蔵室は、図3に示すように、最上部に開閉式の扉101(101a、101b)を備えて配置される冷蔵室100と、冷蔵室100内に設けられたチルド室110と、冷蔵室100の下方に、スライド式の扉201を備え複数の温度帯に切り替えることができる切替室200(図示せず)と、切替室200と並列にスライド式の扉301を備える製氷室300と、最下部にスライド式の扉501を備えて配置される野菜室500と、切替室200と野菜室500との間にスライド式の扉401を備えて配置される冷凍室400と、から構成される。そして、各貯蔵室は、発泡ウレタンなどの断熱部材30で仕切られている。
冷蔵室100の扉101には、図1に示すように操作パネル20が設けられており、各貯蔵室内の(目標)温度設定、製氷設定などを使用者ができるようになっている。また、操作パネル20の下方には、冷蔵庫を設置した場所の温度(以下、外気温度と称する)を測定するための外気温度センサ50が設けられている。
なお、操作パネル20および外気温度センサ50が設けられている位置は、冷蔵室100の扉101に限定されるものではなく、他の貯蔵室の扉、筐体10の側面など、本体1000の外面側に設けられていればよい。
冷蔵室100の内部には、図3に示すように上下方向に所定の間隔を空けて食品等を載置する複数段の棚102が架設されており、複数の部屋が形成されている。そして、そのうちの最も下側に位置する部屋はチルド室110となっており、チルド室110内に設置されたチルドケース111は、レール等の案内冶具(図示せず)により、冷蔵室100の背面側から正面側へ引き出せるように構成されている。また、切替室200、製氷室300、冷凍室400、および、野菜室500も、それぞれの扉とともに、冷蔵庫の背面側から正面側へ引き出せるように構成されている。
また、この冷蔵庫は、各貯蔵室へ供給する空気を冷却する冷媒回路と、この冷媒回路によって冷却された空気(冷却空気)を各貯蔵室へ供給するための風路1010とを備えている。
図4は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷媒回路図である。なお、図4中の矢印は冷媒の流れを示している。
冷媒回路は、図4に示すようにコンプレッサ1001、凝縮器として機能するコンデンサパイプ1004、乾燥器として機能するドライヤ1005、減圧装置として機能する毛細管1006、冷却器1002、および、サクションパイプ1007が順次接続され、冷媒が循環するように構成されている。
コンプレッサ1001で圧縮された冷媒は、高温高圧のまま冷蔵庫側面や背面にはりめぐらせたコンデンサパイプ1004を通って低温になる。そして、低温になった冷媒はドライヤ1005を通り、毛細管1006で気化しやすいように減圧されて冷却器1002で空気と熱交換を行う。この時、冷却器1002で冷媒と熱交換して冷却された空気により、冷蔵庫内は冷却される。そして、冷却器1002で空気と熱交換器を終えた冷媒は、サクションパイプ1007を通り、コンプレッサ1001へ流れてこのサイクルを繰り返す。
なお、コンプレッサ1001は、図2および図3に示すように、例えば冷蔵庫の背面側の下部に設けられており、冷却器1002は、風路1010上に設けられている。また、風路1010上には、冷蔵庫内で空気を循環させ、冷却器1002で冷却された空気を各貯蔵室へ供給する庫内ファン1003も設けられている。
風路1010は、図3に示すように、例えば冷蔵庫(本体1000)の背面側に形成されており、冷却器1002にて冷却された空気が、各貯蔵室に搬送される通風路である。ここで、風路1010上には各貯蔵室に対応するダンパが設けられており、冷蔵室100へ向かう風路1010上には冷蔵室ダンパ103が、切替室200へ向かう風路1010上には切替室ダンパ203(図示せず)が、製氷室300へ向かう風路1010上には製氷室ダンパ303が、冷凍室400へ向かう風路1010上には冷凍室ダンパ403が、野菜室500へ向かう風路1010上には野菜室ダンパ503が、それぞれ設けられている。
そして、風路1010から各貯蔵室へ供給される冷却空気の量は、各ダンパの開閉によって調節される。
冷蔵庫の背面側の上部には制御基板1009が設けられており、制御基板1009は、コンプレッサ1001、庫内ファン1003、および、各ダンパを制御する。また、制御基板1009は、各種情報を記憶する記憶部(図示せず)を備えている。
なお、制御基板1009は、本発明の「制御装置」に相当する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の扉を外した際の正面模式図、図6は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫内の空気の流れを示す側面から見た断面模式図である。
各貯蔵室には、図5に示すように風路1010から搬送されてきた冷却空気を内部に供給するための吹き出し口が形成されており、また、貯蔵室内の温度を測定する室内温度センサが設けられている。
冷蔵室100には、図5に示すように風路1010から搬送されてきた冷却空気を内部に供給するための吹き出し口104(104a〜104d)が、棚102で仕切られた部屋毎に形成されており、冷蔵室100内の温度を測定する冷蔵室内温度センサ105が設けられている。また、チルド室110にも吹き出し口114が形成されており、チルド室内温度センサ115が設けられている。
他の貯蔵室も同様に、切替室200には吹き出し口204が形成されており、切替室内温度センサ205が設けられている。製氷室300には吹き出し口304が形成されており、製氷室内温度センサ305が設けられている。冷凍室400には吹き出し口404(404a、404b)が形成されており、冷凍室内温度センサ405が設けられている。野菜室500には吹き出し口504が形成されており、野菜室内温度センサ505が設けられている。
また、コンプレッサ1001には、図2および図3に示すようにコンプレッサ1001の(表面)温度を測定するコンプレッサ用温度センサ1008が設けられている。
そして、図6に示す矢印のように、冷却器1002で冷却された空気は、風路1010を通り、各ダンパが開いた状態で各吹き出し口から各貯蔵室に吹き出し、各貯蔵室内を冷却するようになっている。
図7は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の電源投入後の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本実施の形態1に係る冷蔵庫の電源投入後の動作の流れを、図7を用いて説明する。
冷蔵庫に電源が投入されたら(S1)、外気温度センサ50、および各貯蔵室内の温度センサにより、外気温度および各貯蔵室内の温度を検知する(S2)。
そして、外気温度(外気温度センサ50の検知値)に応じてコンプレッサ1001の回転数、各ダンパの開閉、庫内ファン1003の回転数を決定する(S3)。
なお、コンプレッサ1001の回転数の決定方法として、たとえば、制御基板1009の記憶部に式を記憶しておき、その式から検知した外気温度をパラメータとして、コンプレッサ1001の回転数を求めてもよい。また、制御基板1009の記憶部にテーブルを記憶しておき、そのテーブルから検知した外気温度をパラメータとして、コンプレッサ1001の回転数を選択してもよい。
また、電源投入直後では、前回の電源OFF時から(あまり)時間が経っていない場合を除いて、外気温度と各貯蔵室内の温度とが同じ、または近い状態となっており、各貯蔵室内の温度は設定温度(目標温度)と離れている。そして、外気温度が高いほど、各貯蔵室内の温度と設定温度との差は大きくなる。そのため、早く各貯蔵室内の温度と設定温度との差を縮められるように、つまり、早く各貯蔵室内を冷却できるように、通常時の各貯蔵室内の温度が安定しているときに比べて、高い回転数でコンプレッサ1001を運転させる必要がある。
コンプレッサ1001の回転数を上げれば冷媒回路を循環する冷媒量が多くなり、冷却器1002での熱交換効率が高くなるため、冷蔵庫の冷却能力が上がる。しかし、それと同時にコンプレッサ1001の負荷も重くなるため、回転数に応じてコンプレッサ1001の(表面)温度も高くなる。そして、コンプレッサ1001への負荷が重くなりすぎて、コンプレッサ1001の温度が上昇しすぎると、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動してしまう。
ここで、モータプロテクタとは、コンプレッサ1001の運転時に、コンプレッサ1001の温度が高くなって所定温度以上になったときに緊急停止させる安全装置のことである。
そのため、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動せずに、できるだけ早く各貯蔵室内を冷却できるように、モータプロテクタが作動しない範囲内で冷却器1002での熱交換効率が最も高くなるコンプレッサ1001の回転数を決定する必要がある。たとえば、安全率(マージン)を考慮して、モータプロテクタ作動温度からマージン温度を引いた温度を超えない範囲内で、最も高くなるコンプレッサ1001の回転数を決定する。つまり、外気温度が予め設定された温度(モータプロテクタ作動温度から予め設定されたマージン温度を引いた温度)のとき最も高い回転数に決定し、前記予め設定された値を超えたときは、最も高い回転数よりも低い値に決定する。
また、庫内ファン1003もコンプレッサ1001の回転数に応じて決定し、コンプレッサ1001の回転数を高い値に決定すれば庫内ファン1003の回転数も高い値に決定し、コンプレッサ1001の回転数を低い値に決定すれば庫内ファン1003の回転数も低い値に決定する。
また、ダンパについて、貯蔵室内の温度が設定温度から予め設定された範囲内であれば、その貯蔵室に対応するダンパを閉じ、外貯蔵室内の温度が設定温度から予め設定された範囲外となっていたら、その貯蔵室に対応するダンパを開く。なお、電源投入直後では、前回の電源OFF時から(あまり)時間が経っていない場合を除いて、全ての貯蔵室内の温度が設定温度から予め設定された範囲外となっているため、全てのダンパを開くことになる。
そして、決定した条件で冷蔵庫の運転を開始する(S4)。その後、各貯蔵室内の温度が(操作パネル20で設定した)設定温度(例えば、冷蔵室:3℃、冷凍室:−18℃など)に達したかどうかを判定し、設定温度に達した貯蔵室があれば、それに対応するダンパを閉じて、設定温度に達した貯蔵室内がそれ以上冷却されないようにする。このように、設定温度に達している貯蔵室がある場合、それに対応するダンパを閉じることで、設定温度に達していない貯蔵室を優先的に冷却しつつ、設定温度に達している貯蔵室が冷え過ぎないようにする。
また、設定温度に達した貯蔵室に対応するダンパを閉じた後、他の貯蔵室を冷却中に、設定温度から予め設定された範囲となってしまった場合は、再度ダンパを開いてその貯蔵室内を冷却する(S5)。
そして、全ての貯蔵室が設定温度に達したかどうかを判定し(S6)、全ての貯蔵室が設定温度に達していない状態で(S6のNO)、予め設定された時間(例えば、3時間)が経過したら(S7のYES)、コンプレッサ1001の回転数、庫内ファン1003の回転数を再決定し(S8)、冷蔵庫の運転を継続する。このように、予め設定された時間経過後、コンプレッサ1001の回転数、庫内ファン1003の回転数を再決定することで、状況に応じた最適な運転を行うことができる。
一方、全ての貯蔵室が設定温度に達している場合(S6のYES)、コンプレッサ1001の運転を停止し、庫内ファン1003を低速回転にする(S9)。
そして、コンプレッサ1001の運転を停止後、いずれかの貯蔵室が設定温度から予め設定された範囲外となった場合は、コンプレッサ1001の運転を再開(ON)し、庫内ファン1003の回転数を上げ、予め設定された範囲外となった貯蔵室に対応するダンパを開き、その貯蔵室内を冷却する。そして、貯蔵室内の温度が設定温度になったらダンパを閉じ、全てのダンパが閉じていたら、つまり、全ての貯蔵室内の温度が設定温度から予め設定された範囲内である場合は、コンプレッサ1001の運転を停止(OFF)し、庫内ファン1003を低速回転にする(S10)。
以降、この処理を繰り返すことにより、各貯蔵室内の温度を設定温度に維持することができる。
なお、(S3)において、本実施の形態1では、外気温度に応じてコンプレッサ1001の回転数、各ダンパの開閉、庫内ファン1003の回転数を決定したが、前回の電源OFF時から(あまり)時間が経っていない場合を考慮する場合は、外気温度に加え、各貯蔵室内の温度(各貯蔵室内の温度センサの検知値)に応じてコンプレッサ1001の回転数、各ダンパの開閉、庫内ファン1003の回転数を決定してもよい。
また、(S6)において、本実施の形態1では、全ての貯蔵室が設定温度に達したかどうかを判定したが、設定温度が一番低い貯蔵室が設定温度に達したかどうかを判定してもよい。
図8は、従来の制御を行った際の冷蔵庫のコンプレッサ1001の回転数と時間との関係を示す図である。なお、図8において、左の縦軸はコンプレッサ1001の回転数を、右の縦軸は冷蔵室100内の温度を、横軸は時間を、それぞれ示しており、後述する図9および図10も同様である。
以下、従来の制御を行なった際の、電源投入後におけるコンプレッサ1001の回転数RN、コンプレッサ1001の(表面)温度Tcs、および冷蔵室100内の温度Tirの変化を、図8を用いて説明する。なお、図8では、外気温度が例えば、30℃(中温)である場合を示している。また、図8、および後述する図9、図10では、冷蔵室100内の温度Tirの変化についてのみ図示するが、その他の貯蔵室内の温度の変化についてもおおむね同様である。
電源投入(t01)されると、コンプレッサ1001は回転(運転)し始めて、その回転数RNは(開発段階で)予め決められた上限値RNmax0まで上昇するが、回転数は0から一気に上限値まで上昇するわけではなく、段階的に上昇する。それと同時にコンプレッサ1001の温度Tcsも上昇し、最終的にMAX値Tcsmax0まで上昇する。一方、冷蔵室100内の温度Tirは、徐々に下降する。このとき、コンプレッサ1001の回転に合わせて、庫内ファン1003も高速回転する。
なお、RNmax0は、制御基板1009の記憶部に記憶された変更不可な値であり、コンプレッサ1001への負荷が重くなりすぎて、コンプレッサ1001の温度Tcsが、コンプレッサ1001のモータプロテクタ作動温度Thpに達するのを防ぐことができる回転数である。つまり、コンプレッサ1001の回転数が上がるにつれて、コンプレッサ1001への負荷が増え、コンプレッサ1001の温度が上昇するが、コンプレッサ1001のモータプロテクタ作動温度Thpまでは上昇しない回転数である。ここで、モータプロテクタ作動温度Thpとは、モータプロテクタが作動する温度のことである。
そして、モータプロテクタ作動温度Thpまで上昇しない回転数は、外気温度によって異なるため、RNmax0は、外気温度が高い場合でもモータプロテクタ作動温度Thpまで上昇しない回転数となっている。
上述した通り、冷却器1002で冷蔵庫内の空気と冷媒とで熱交換を行い、冷蔵庫内の熱を冷媒が吸収し、その熱は冷蔵庫外に放出されるため、冷蔵庫内の温度が徐々に下がっていくにつれて熱交換も少しずつ安定していく。そして、冷却器1002からコンプレッサ1001へ戻ってくる冷媒の温度も徐々に下がっていき、あるピーク点(t02)を過ぎるとコンプレッサ1001の温度Tcsも下がっていく。
その後、冷蔵室100内の温度は下がっていき、冷蔵室100内の温度が設定温度に達したら、冷蔵室ダンパ103を閉じる。このとき、他に設定温度に達していない貯蔵室があったら、コンプレッサ1001の運転は継続するが、冷蔵室ダンパ103を閉じて冷蔵室100に冷却空気が流れないようにすることで、他の貯蔵室内の温度を優先的に下げていく。そして、全ての貯蔵室内の温度が設定温度に達したら、コンプレッサ1001の運転を停止し、庫内ファン1003を低速回転にする(t03)。
電源投入(t01)してからコンプレッサ1001の運転が停止する(t03)までの区間を初期区間SecIとし、その後の区間は各貯蔵室内の温度が安定し、運転が安定する安定区間SecSとする。コンプレッサ1001の運転を停止後、冷蔵室100内の温度が上昇して、設定温度から予め設定された範囲外になると、冷蔵室ダンパ103を開いて、コンプレッサ1001の運転を回転数RN0で再開し、庫内ファン1003の回転数も上げる(t04)。
なお、運転が安定する安定区間SecSでは、電源投入後よりも貯蔵室内の温度と設定温度との差は小さく、初期区間SecIほどの冷却能力は必要ないため、回転数RN0<RNmax0となる。そして、庫内ファン1003の回転数も同様である。
その後、冷蔵室100内の温度が設定温度に達したら、冷蔵室ダンパ103を閉じて、全てのダンパが閉じていたら、コンプレッサ1001の運転を停止し、庫内ファン1003を低速回転にする(t05)。
以降、ダンパの開閉、コンプレッサ1001のON/OFF、庫内ファン1003の回転数変更が繰り返される。
また、予め設定された時間の間、霜取り運転(t06〜t07)が行われる。このときは、コンプレッサ1001の運転を停止して、冷却器1002に付いた霜を溶かす。そして、霜取り運転が終わると、冷却運転が再開される。
なお、扉の開閉頻度、冷蔵庫内の食品の量等、により、コンプレッサ1001の回転数および運転時間は変化し、霜取り運転の時間も変化する。
図9は、本発明の実施の形態1に係る制御を行った際の冷蔵庫のコンプレッサ1001の回転数と時間との関係を示す図である。なお、図9のt11〜t17は、図8のt01〜t07にそれぞれ内容が対応している。例えば、t01とt11は、どちらも電源投入時間を示しており、t02とt12は、どちらもピーク点に達する時間を示している。
以下、本実施の形態1に係る制御を行った際の、電源投入後におけるコンプレッサ1001の回転数RN、コンプレッサ1001の(表面)温度Tcs、および冷蔵室100内の温度Trの変化を、図9を用いて説明する。なお、図9では、図8と同様、外気温度が例えば、30℃(中温)である場合を示している。
ここで、上記の中温とは、電源投入後にコンプレッサ1001の回転数をRNmax0で運転した場合でも、冷却能力がオーバースペックにならない温度であり、後述する低温とは、電源投入後にコンプレッサ1001の回転数をRNmax0で運転した場合、冷却能力がオーバースペックになってしまう温度である。また、オーバースペックとは、貯蔵室内を設定温度から予め定められた範囲外となるまで冷却してしまう冷却能力のことである。
電源投入(t11)されると、コンプレッサ1001は回転(運転)し始める。このとき、外気温度に応じてコンプレッサ1001の回転数を決定し、運転を開始する。具体的に、図9に示すように外気温度が中温以上である場合においては、コンプレッサ1001の温度Tcsが、コンプレッサ1001のモータプロテクタ作動温度Thp(例えば、100℃)よりも低くなる回転数、かつ、従来のコンプレッサ1001の回転数の上限値(RNmax0)よりも高い回転数のRNmax1でコンプレッサ1001を運転させる。そうすることにより、従来に比べて冷却器1002での熱交換を最大限に生かすことができる。
つまり、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動しない範囲内で、冷却器1002での熱交換効率が最も高くなるコンプレッサ1001の回転数を決定し、運転を開始する。そうすることで、図8および図9に示すように、電源投入後、各貯蔵室内の温度(運転)が安定するまでの初期区間SecIを従来に比べてできるだけ短くすることができる。
そして、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動温度を超えずにコンプレッサ1001の温度Tcsは下がっていくため、コンプレッサ1001への負荷も小さくなっていく。その結果、従来に比べて早く貯蔵室内を冷却することができるため、被冷却物を早く保存することができる。
また、電源投入後、コンプレッサ1001の回転数に合わせて、庫内ファン1003の回転数も上げることにより、庫内ファン1003の回転数を上げない場合に比べ、冷却器1002での熱交換効率を高くすることができる。
一方、図示しないが、外気温度が例えば、20℃(低温)である場合においては、従来のコンプレッサ1001の回転数の上限値(RNmax0)よりも低い回転数のRN1でコンプレッサ1001を運転させる。そうすることで、従来では、電源投入後はコンプレッサ1001の回転数はRNmax0で固定されていたため、外気温度が低温である場合は冷却能力がオーバースペックになり、無駄にエネルギーを消費し、貯蔵室内が設定温度に対して冷え過ぎてしまうことがあったが、それを防ぐことができる。
電源投入後、コンプレッサ1001の運転が停止後(初期区間SecIの後)、安定区間SecSとなるが、霜取り運転の時間、扉の開閉頻度、冷蔵庫内の食品の量等、により、コンプレッサ1001の回転数および運転時間は変化する。
また、各ダンパは、対応する貯蔵室内の温度が設定温度に達したら閉じ、予め定められた範囲外となったら開くが、初期区間SecIでは安定区間SecSよりも、予め定められた範囲を広く設定する。例えば、初期区間SecIでの予め定められた範囲は±3℃、安定区間SecSでの予め定められた範囲は±1℃とする。
そうすることで、初期区間SecIではダンパが閉じている時間が長くなり、設定温度に達していない貯蔵室を優先的に冷却することができる。なお、初期区間SecIでの予め定められた範囲を広くすることで、ダンパが閉じている時間が長くなり、安定区間SecSよりも、貯蔵室内の温度が高くなる可能性があるが、設定温度に対してであり、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動温度を超えることはない。
なお、その他の内容については図8を用いて説明した内容と同じであるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態1に係る冷蔵庫によれば、電源投入後、外気温度に応じてコンプレッサ1001の回転数を決定し、運転させる。そうすることにより、外気温度が中温以上である場合においては、従来に比べて冷却器1002での熱交換を最大限に生かすことができる。そのため、電源投入後、各貯蔵室内の温度(運転)が安定するまでの初期区間SecIを従来に比べ短くすることができる。
その結果、従来に比べて早く貯蔵室内を冷却することができるため、被冷却物を早く保存することができる。なお、電源投入後、コンプレッサ1001の回転数に合わせて、庫内ファン1003の回転数も上げることにより、冷却器1002での熱交換効率をさらに高くすることができる。
一方、外気温度が低温である場合は冷却能力がオーバースペックになり、無駄にエネルギーを消費し、貯蔵室内が設定温度に対して冷え過ぎてしまうのを防ぐことができる。
また、設定温度に達している貯蔵室に対応するダンパから閉じていくことで、設定温度に達していない貯蔵室を優先的に冷却しつつ(または、冷蔵庫内を効率的に冷却しつつ)、設定温度に達している貯蔵室が冷え過ぎないようにすることができる。
なお、電源投入後の初期区間SecIの運転は、冷蔵庫の買い替え、引っ越し等、一つの冷蔵庫に対して多くても数回しか行われない。そのため、外気温度が中温以上の場合においては、省エネよりも使用者の利便性を優先し、被冷却物を早く保存することができるようにしている。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては(一部の)説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図10は、本発明の実施の形態2に係る制御を行った際の冷蔵庫のコンプレッサ1001の回転数と時間との関係を示す図である。なお、図10のt21〜t27は、図8のt01〜t07、および図9のt11〜t17にそれぞれ内容が対応している。
以下、本実施の形態2に係る制御を行った際の、電源投入後におけるコンプレッサ1001の回転数RN、コンプレッサ1001の(表面)温度Tcs、および冷蔵室100内の温度Trの変化を、図10を用いて説明する。なお、本実施の形態2では、実施の形態1よりも外気温度が例えば、35℃(高温)である場合を示している。例えば、t01、t11、t21は、いずれも電源投入時間を示しており、t02、t12、t22は、いずれもピーク点に達する時間を示している。
外気温度に関わらず、同じ回転数でコンプレッサ1001の運転を開始した場合、コンプレッサ1001の温度Tcsも一様に上がってしまう。そのため、外気温度が高温である高いにも関わらず高い回転数でコンプレッサ1001の運転を開始した場合、コンプレッサ1001の温度Tcsが、コンプレッサ1001のモータプロテクタ作動温度Thpに達してしまい、モータプロテクタが作動してしまう。
そこで、従来のRNmax0よりも高い回転数であるが、実施の形態1のRNmax1よりも低い回転数であるRNmax2でコンプレッサ1001を回転させることにより、外気温度が高温である場合でもモータプロテクタが作動するのを防ぎつつ、冷却器1002での熱交換を最大限に生かすことができる。
つまり、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動しない範囲内で、冷却器1002での熱交換効率が最も高くなるコンプレッサ1001の回転数を決定し、運転を開始する。
ここで、電源投入後、各貯蔵室内の温度(運転)が安定するまでの初期区間SecIは、図9および図10に示すように、本実施の形態2の方が実施の形態1に比べて長くなっている。これは、本実施の形態2の方がコンプレッサ1001の温度Tcsが元々高いため、コンプレッサ1001のモータプロテクタ作動温度Thpに達しないように、実施の形態1に比べてコンプレッサ1001の回転数を抑えているためである。しかし、図8および図10に示すように、初期区間SecIを従来に比べてできるだけ短くすることができる。
そして、コンプレッサ1001のモータプロテクタが作動温度を超えずにコンプレッサ1001の温度Tcsは下がっていくため、コンプレッサ1001への負荷も小さくなっていく。その結果、従来に比べて早く貯蔵室内を冷却することができるため、被冷却物を早く保存することができる。
また、電源投入後、コンプレッサ1001の回転数に合わせて、庫内ファン1003の回転数も上げることにより、庫内ファン1003の回転数を上げない場合に比べ、冷却器1002での熱交換効率を高くすることができる。
なお、電源投入後、コンプレッサ1001の運転が停止後(初期区間SecIの後)、安定区間SecSとなるが、霜取り運転の時間、扉の開閉頻度、冷蔵庫内の食品の量等、により、コンプレッサ1001の回転数および運転時間は変化する。
また、その他の内容については図8を用いて説明した内容と同じであるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態2に係る冷蔵庫によれば、電源投入後、外気温度に応じて、コンプレッサ1001の回転数を決定し、運転させる。このとき、コンプレッサ1001の温度Tcsが、コンプレッサ1001のモータプロテクタ作動温度Thpよりも低くなり、かつ、従来のコンプレッサ1001の回転数の上限値(RNmax0)よりも高い回転数である、RNmax1でコンプレッサ1001を運転させる。そうすることにより、従来に比べて冷却器1002での熱交換を最大限に生かすことができ、電源投入後、各貯蔵室内の温度(運転)が安定するまでの初期区間SecIを短くすることができる。
その結果、従来に比べて早く貯蔵室内を冷却することができるため、被冷却物を早く保存することができる。なお、電源投入後、コンプレッサ1001の回転数に合わせて、庫内ファン1003の回転数も上げることにより、冷却器1002での熱交換効率をさらに高くすることができる。
10 筐体、20 操作パネル、30 断熱部材、50 外気温度センサ、100 冷蔵室、101 扉、101a 扉、101b 扉、102 棚、103 冷蔵室ダンパ、104 吹き出し口、104a 吹き出し口、104b 吹き出し口、104c 吹き出し口、104d 吹き出し口、105 冷蔵室内温度センサ、110 チルド室、111 チルドケース、114 吹き出し口、115 チルド室内温度センサ、200 切替室、201 扉、203 切替室ダンパ、204 吹き出し口、205 切替室内温度センサ、300 製氷室、301 扉、303 製氷室ダンパ、304 吹き出し口、305 製氷室内温度センサ、400 冷凍室、401 扉、403 冷凍室ダンパ、404 吹き出し口、404a 吹き出し口、404b 吹き出し口、405 冷凍室内温度センサ、500 野菜室、501 扉、503 野菜室ダンパ、504 吹き出し口、505 野菜室内温度センサ、1000 本体、1001 コンプレッサ、1002 冷却器、1003 庫内ファン、1004 コンデンサパイプ、1005 ドライヤ、1006 毛細管、1007 サクションパイプ、1008 コンプレッサ用温度センサ、1009 制御基板、1010 風路。

Claims (6)

  1. 被冷却物を保存する貯蔵室と、空気を前記貯蔵室へ搬送する風路と、が内部に形成された本体と、
    冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    前記コンプレッサからの前記冷媒と前記空気とで熱交換を行い、前記空気を冷却する冷却器と、
    前記冷却器で冷却された前記空気を前記貯蔵室へ供給する庫内ファンと、
    前記貯蔵室に供給される前記空気の量を調節するダンパと、
    前記本体の外部の温度を検知する外気温度センサと、
    前記貯蔵室内の温度を検知する室内温度センサと、
    前記貯蔵室内の温度が設定温度となるように前記コンプレッサ、前記庫内ファン、および、前記ダンパを制御する制御装置と、を備え、
    前記貯蔵室を複数有し、
    前記貯蔵室に対応して前記ダンパを複数有し、
    前記貯蔵室に対応して前記室内温度センサを複数有し、
    前記制御装置は、
    電源投入直後の初期区間において、前記外気温度センサで検知した値に応じて、前記コンプレッサの回転数を決定し、運転を開始させるものであり、
    電源投入後、設定温度に達した前記貯蔵室に対応する前記ダンパを制御して、該貯蔵室への前記空気の供給を止めるものであり、
    前記貯蔵室内の温度が予め定められた範囲外となったら対応する前記ダンパを開き、設定温度に達したら閉じるように制御するものであり、
    前記初期区間における前記予め定められた範囲は、前記初期区間後の運転が安定する安定区間における前記予め定められた範囲よりも広い
    冷蔵庫。
  2. 前記制御装置は、
    前記外気温度センサで検知した値が大きい方が小さい場合に比べ、前記コンプレッサの回転数を高い値に決定し、予め設定された値のとき最も高い回転数を決定するが、前記予め設定された値を超えていたときは、前記最も高い回転数よりも低い値に決定するものである
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記予め設定された値は、前記コンプレッサのモータプロテクタが作動しない範囲内である
    請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御装置は、
    電源投入直後の初期区間において、前記外気温度センサで検知した値に加え、前記室内温度センサで検知した値に応じて、前記コンプレッサの回転数を決定し、運転を開始させるものである
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御装置は、
    運転を開始して予め設定された時間経過後、全ての前記貯蔵室内の温度が設定温度に達していなかったら前記コンプレッサの回転数を再決定するものである
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記制御装置は、
    運転を開始して予め設定された時間経過後、設定温度が一番低い前記貯蔵室内の温度が設定温度に達していなかったら前記コンプレッサの回転数を再決定するものである
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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