JP2008039247A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2008039247A
JP2008039247A JP2006212010A JP2006212010A JP2008039247A JP 2008039247 A JP2008039247 A JP 2008039247A JP 2006212010 A JP2006212010 A JP 2006212010A JP 2006212010 A JP2006212010 A JP 2006212010A JP 2008039247 A JP2008039247 A JP 2008039247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defrosting
air
refrigerator
room
temperature zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006212010A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shimizu
武 清水
Hirokuni Imada
寛訓 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006212010A priority Critical patent/JP2008039247A/ja
Publication of JP2008039247A publication Critical patent/JP2008039247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】可燃性冷媒を用いた冷却システムにおいて、除霜時の冷凍室の庫内温度上昇を抑えることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】除霜手段39による除霜が終了した後の圧縮機が停止している任意の時間は、各空気調整手段40、42、45の少なくとも1つの空気調整手段を開にすることで除霜による冷却室の暖気は冷凍温度帯の貯蔵室には流入せず、冷凍温度帯の貯蔵室の温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができる冷蔵庫を提供することができるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫の冷却構成に関するものである。
近年、可燃性冷媒を用いた冷蔵庫が発売されており、例えば特許文献1のような冷蔵庫が知られている。
すなわち、可燃性冷媒が漏洩した場合での安全性を確保するため、除霜時のガラス管表面の温度を下げる必要がある。その手段として例えば、特許文献1に示すような方法がある。図4は、特許文献1に記載された冷蔵庫の断面を示すものであり、ガラス管ヒータ19、20は、ガラス管内に金属材料、たとえばニッケルクロムなどからなるヒータ線をスパイラル状に成形して設けている。そして、ガラス管ヒータ19、20は、蒸発器10の下部に前後方向に並べて配置し、一方のガラス管ヒータ19、20を蒸発器の最下位配管21の近傍に配置している。冷却室22には、蒸発器10やファン11や屋根16やガラス管ヒータ19、20が設置されている。
特開2002−267331号公報
しかしながら上記従来の構成では、ガラス管ヒータを複数個設置するためガラス管表面積が多くなり、不必要な箇所への加熱量が増大し除霜時の冷却室内空気温度を高くしてしまう。これにより除霜後のファン運転時には冷凍室へ高温の空気が流入し、冷凍室温度が高くなり、最悪の場合冷凍食品等が解けてしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷凍室温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器の除霜手段と、冷気を送風する冷却ファンと、冷蔵温度帯の貯蔵室と、冷凍温度帯の貯蔵室と、製氷室と、特定温度帯の貯蔵室を有し、前記冷蔵温度帯の貯蔵室及び製氷室及び特定温度帯の貯蔵室は、各空気調整手段により温度を調節し、前記除霜手段による除霜が終了した後の前記圧縮機が停止している任意の時間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を開にするものである。
これによって、除霜による冷却室の暖気は冷凍室には流入せず、冷凍温度帯の貯蔵室の温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができる。
本発明の冷蔵庫は、空気調整手段の開閉の制御をするだけで、簡単に冷凍室温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができる。また、冷凍室へは高温の湿気を含んだ空気の流入がなく、冷凍温度帯の貯蔵室の側壁等への着霜を防止できる。
請求項1に記載の冷蔵庫は、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器の除霜手段と、冷気を送風する冷却ファンと、冷蔵温度帯の貯蔵室と、冷凍温度帯の貯蔵室と、製氷室と、特定温度帯の貯蔵室を有し、前記冷蔵温度帯の貯蔵室及び製氷室及び特定温度帯の貯蔵室は、各空気調整手段により温度を調節し、前記除霜手段による除霜が終了した後の前記圧縮機が停止している任意の時間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を開にするものであり、除霜による冷却室の暖気は冷凍室には流入せず、冷凍温度帯の貯蔵室の温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができる。
請求項2に記載の冷蔵庫は、除霜後の前記圧縮機動作開始より任意の時間、前記冷却ファンを停止させる間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を開にするものであり、冷凍温度帯の貯蔵室へは高温の湿気を含んだ空気の流入がなく、冷凍温度帯の貯蔵室の側壁等への着霜を防止できる。
請求項3に記載の冷蔵庫は、除霜後の前記冷却ファン動作開始より任意の時間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を閉にするものであり、冷凍温度帯の貯蔵室に送り込まれる冷気を低くでき、冷凍温度帯の貯蔵室を短時間で設定温度に復帰でき、冷凍食品等への悪影響をなくすことができる。
請求項4に記載の冷蔵庫は、除霜後の前記冷却ファン動作開始より、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を任意の時間間隔で開閉を繰り返すものであり、冷凍温度帯の貯蔵室以外の貯蔵室への温度上昇による悪影響をも極力抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路を示す正面図である。図3は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図である。
図1に示すように、冷蔵庫本体23は、上下方向の全高で左右に分断された左区画24と、右区画25に区画されている。左区画24は中央付近に製氷室26が配置され、製氷室26の上方には引出し扉で構成された冷蔵スライド室27を、製氷室26の下方には引出し扉で構成された冷凍スライド室28が配置されている。
一方、右区画25には、上から冷蔵室29、野菜室30、冷凍室31が配置されていて、それぞれの部屋の前面開口は扉により塞がれている。なお、冷蔵スライド室27と冷蔵室29は上下方向の同一線上で区画されているが、冷蔵スライド室27の高さと、冷蔵室29の高さが違う、すなわち段差がつくよう構成されていても構わない。
図2、3において、第1の仕切り壁32は、冷蔵スライド室27及び冷蔵室29と製氷室26及び野菜室30を仕切っている。第2の仕切り壁33は、製氷室26と冷凍スライド室28を仕切っている。第3の仕切り壁34は、野菜室30と冷凍室31を仕切っている。冷却器35と2本のガラス管ヒータ39と冷却ファン36は冷凍室31及び野菜室30の背面に設置される。冷却ファン36から吐出された冷気は冷凍室31内と製氷室用吐出風路37及び冷蔵室用吐出風路38に分岐している。冷蔵室用吐出風路38は、冷蔵室29奥面に配置し、冷蔵室ダンパー40を介して冷蔵室29及び冷蔵スライド室27に冷気を吐出し、チルド室ダンパー44を介して冷蔵室29内に配置するチルド室(図示せず)に冷気を吐出する。
製氷室用吐出風路37内の製氷室ダンパー45を介して製氷室26内に冷気を吐出し製氷室26を冷却した冷気は、製氷室戻り風路41から冷凍スライド室28に流入し、冷凍スライド室を冷却した後冷却器吸込口46に戻る。
野菜室30は、冷蔵室戻り風路から吐出された冷気により冷却され、野菜室戻り風路43から冷却器吸込口46に戻る。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作について説明する。
冷蔵庫の運転状態によって所定の除霜のタイミングがくると、ガラス管ヒータ39に通電し除霜を開始する。除霜中は、冷蔵室ダンパー40及びチルド室ダンパー44及び製氷室ダンパー45は閉じることで冷却器35周辺の暖気を各室に漏らすことなく効率的に除霜を行い、冷却器周辺の各部の温度が所定の温度となると除霜を終了させる。
そして除霜終了後は、任意の時間遅延させた後圧縮機(図示せず)を運転させ、また冷却ファン36は、圧縮機運転開始から任意の時間遅延させた後運転させる。この時冷蔵室ダンパー40及びチルド室ダンパー44及び製氷室ダンパー45は強制的に開とし、除霜時の暖湿気を冷蔵室29、製氷室26、チルド室に逃がすことで、冷凍室31への除霜時の暖湿気の流入を防止し、冷凍室31の温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができ、さらに湿気による庫内の壁の着霜も防止できる。
冷却ファン36運転後は、冷凍室31を所定の設定温度に冷却するまでは、任意の時間間隔で強制的に冷蔵室ダンパー40及びチルド室ダンパー44及び製氷室ダンパー45の開閉を繰り返す。これにより、冷凍室31に送り込まれる冷気を低くでき、冷凍室31を短時間で設定温度に復帰でき、冷凍食品等への悪影響をなくすことができる。
なお本実施の形態では2本のガラス管ヒータとしたが、1本のガラス管ヒータでの同様の効果が得られる。また、除霜後の冷蔵室ダンパー40及びチルド室ダンパー44及び製氷室ダンパー45の開閉を同様に行ったが、どれか一つのダンパーのみの開閉においても同様の効果を得られる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ダンパーの開閉の制御をするだけで、簡単に冷凍室温度上昇を極力抑え、冷凍食品等への影響をなくすことができる。また、冷凍室へは高温の湿気を含んだ空気の流入がなく、冷凍温度帯の貯蔵室の側壁等への着霜を防止できるので、可燃性冷媒を用いた冷凍機器全般の除霜方法の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路を示す正面図 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図 従来の冷蔵庫の断面図
符号の説明
26 製氷室
27 冷蔵スライド室
28 冷凍スライド室
29 冷蔵室
31 冷凍室
35 冷却器
36 冷却ファン
39 ガラス管ヒータ
40 冷蔵室ダンパー(空気調整手段)
42 チルド室ダンパー(空気調整手段)
45 製氷室ダンパー(空気調整手段)

Claims (4)

  1. 圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、冷却器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器の除霜手段と、冷気を送風する冷却ファンと、冷蔵温度帯の貯蔵室と、冷凍温度帯の貯蔵室と、製氷室と、特定温度帯の貯蔵室を有し、前記冷蔵温度帯の貯蔵室及び製氷室及び特定温度帯の貯蔵室は、各空気調整手段により温度を調節し、前記除霜手段による除霜が終了した後の前記圧縮機が停止している任意の時間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を開にすることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 除霜後の前記圧縮機動作開始より任意の時間、前記冷却ファンを停止させる間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を開にすることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 除霜後の前記冷却ファン動作開始より任意の時間は、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を閉にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 除霜後の前記冷却ファン動作開始より、前記各空気調整手段の少なくとも1つの空気調整手段を任意の時間間隔で開閉を繰り返すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
JP2006212010A 2006-08-03 2006-08-03 冷蔵庫 Pending JP2008039247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212010A JP2008039247A (ja) 2006-08-03 2006-08-03 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212010A JP2008039247A (ja) 2006-08-03 2006-08-03 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008039247A true JP2008039247A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39174466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212010A Pending JP2008039247A (ja) 2006-08-03 2006-08-03 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008039247A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221719A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP7386133B2 (ja) 2020-06-29 2023-11-24 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221719A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP7386133B2 (ja) 2020-06-29 2023-11-24 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4867758B2 (ja) 冷蔵庫
US20080092566A1 (en) Single evaporator refrigerator/freezer unit with interdependent temperature control
KR102418005B1 (ko) 냉장고 및 그 제어방법
JP2006266585A (ja) 冷蔵庫
JP4364098B2 (ja) 冷蔵庫
JP6422513B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP6890502B2 (ja) 冷蔵庫
JP6143458B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008039247A (ja) 冷蔵庫
JP2015036600A (ja) 冷蔵庫
KR101811496B1 (ko) 냉장고 및 냉장고 제어 방법
KR100678777B1 (ko) 냉장고
JP2012063026A (ja) 冷蔵庫
JP2009293808A (ja) 冷蔵庫
JP2022013044A (ja) 冷蔵庫
JP5404549B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP6584525B2 (ja) 冷蔵庫
JP2007040654A (ja) 冷凍装置
JP6261535B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2019027649A (ja) 冷蔵庫
KR20190091986A (ko) 냉장고
EP4261483A1 (en) Refrigerator and controlling method thereof
JP7365821B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JP2006105407A (ja) 冷蔵庫
JP7286008B2 (ja) 冷蔵庫