JPH09229532A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH09229532A
JPH09229532A JP6215196A JP6215196A JPH09229532A JP H09229532 A JPH09229532 A JP H09229532A JP 6215196 A JP6215196 A JP 6215196A JP 6215196 A JP6215196 A JP 6215196A JP H09229532 A JPH09229532 A JP H09229532A
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JP
Japan
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compartment
temperature
evaporator
cooling
refrigerating compartment
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Pending
Application number
JP6215196A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kimura
義人 木村
Osamu Asakawa
修 浅川
Masatsugu Fujimoto
眞▲つぐ▼ 藤本
Akira Hyodo
明 兵藤
Yoshinori Kawada
義則 河田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH09229532A publication Critical patent/JPH09229532A/ja
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/02Evaporators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫において、低コストにて、冷蔵室の食
品凍結や室内着氷の防止、および冷蔵室の乾燥低減を行
い、食品の保鮮性向上を目的とする。 【解決手段】 一つの蒸発器19を、仕切部材20によ
って第一の蒸発器領域21と第二の蒸発器領域22とに
仕切る。冷凍室冷却風路23は第一の蒸発器領域21と
冷凍室冷気循環手段24とを含んでいる。冷蔵室冷却風
路26は第二の蒸発器領域22と冷蔵室冷気循環手段2
7とを含んでいる。以上の構成により冷凍室空気と冷蔵
室空気が互いに独立して冷却され、それぞれ適切な吐出
空気温度が得られるので、低コストで各室部内温度の均
一化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍室と冷蔵室を
有する冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫は冷凍室と冷蔵室を有する
ものが一般的に使用されており、その冷却方式として特
開平7−159014号公報に記載されたもの等が知ら
れている。以下、図面を基に従来の冷蔵庫について説明
する。図9は従来の冷蔵庫の概要図である。
【0003】1は冷凍室、2は冷蔵室で互いに仕切られ
ている。3は冷凍室1に設けられた冷凍室温度検知手
段、4は冷蔵室2に設けられた冷蔵室温度検知手段であ
る。
【0004】5は冷凍室1に取付けられた冷凍室扉であ
り、その開閉は冷凍室ドアスイッチ6によって検知され
る。また冷凍室1の後部には蒸発器7、および冷気循環
手段である電動ファン8が設置され、蒸発器7によって
冷媒を蒸発させることで冷凍室1内を冷却し、電動ファ
ン8で冷気を循環させる。さらに蒸発器7の近傍には、
付着する霜を除去する除霜ヒータ9、除霜状態を検知す
る除霜温度センサ10が取り付けられている。
【0005】11は冷蔵室2に取付けられた冷蔵室扉で
あり、その開閉は冷蔵室ドアスイッチ12によって検知
される。また、冷凍室1および冷蔵室2をつなぐ冷気通
路13に電動ダンパ14が設置され、この電動ダンパ1
4の開閉動作によって冷凍室1からの冷気が冷蔵室2に
循環される。また冷蔵室2の後背部には、冷凍サイクル
を構成する圧縮機15が設置されている。
【0006】冷凍室1の温度制御は冷蔵庫後部上方に設
置した制御装置16により行われる。
【0007】以下、動作について説明する。圧縮機15
の運転により、圧縮機15より吐出された高温高圧の冷
媒は、図示していないが凝縮器により凝縮液化され、減
圧手段にて減圧され、蒸発器7で蒸発気化し空気を冷却
する。電動ファン8が運転することで冷気は冷凍室1,
冷蔵室2へ送られる。蒸発器7で気化した冷媒は、再び
圧縮機15に吸入される。
【0008】このような冷却運転を行うことにより、冷
凍室1,冷蔵室2が冷却される。ここで、冷凍室1の温
度変化と、圧縮機15および電動ファン8による冷却動
作との関係について説明する。
【0009】冷凍室1の温度は予め設定された所定の温
度範囲内で制御される。冷凍室1の温度が温度範囲上限
より高くなると冷凍室温度検知手段3で検知し、制御装
置16は圧縮機15および電動ファン8を作動させて冷
却を開始する。冷凍室1の温度が温度範囲下限より低く
なると制御装置16は圧縮機15および電動ファン8を
停止させて冷却を停止する。
【0010】これらの動作を繰り返すことにより、冷凍
室1の温度を設定範囲内に維持している。
【0011】冷蔵室2の温度も予め設定された所定の温
度範囲内で制御する。冷蔵室2の温度が温度範囲上より
高くなると冷蔵室温度検知手段4で検知し、制御装置1
6は電動ダンパ14および電動ファン8を作動させて冷
却を開始する。冷気通路13を介して冷気が冷蔵室2に
流れ込み、冷蔵室2の温度が下がる。冷蔵室2の温度が
温度範囲下限より低くなると制御装置16は電動ダンパ
14を閉じ電動ファン8を停止して冷却を停止する。
【0012】これらの動作を繰り返すことにより、冷蔵
室2の温度を設定範囲内に維持している。
【0013】このように冷却動作を続けると、蒸発器7
を循環する空気に含まれる水分が、熱交換の際に霜とし
て、蒸発器7の表面に付着する。この着霜が進むと、通
風抵抗の増加による風速の低下や、霜層による蒸発器7
の外側熱伝達率の減少により蒸発器7の熱交換性能が低
下し、所定の冷却性能が得られなくなってくる。
【0014】この状態の防止のため、所定のタイミング
で圧縮機15を停止し除霜ヒータ9を通電して除霜を行
う。蒸発器7の表面の霜が融解すると、除霜温度センサ
10は除霜が完了したことを所定温度(一般的には10
から20℃)以上になることで検知し、除霜ヒータ9の
通電を停止する。その後、通常の冷却動作に復帰する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、冷蔵室2を冷却する場合、冷凍室1の温度
状態により、次の二通りが考えられる。一つは冷凍室1
の温度が所定の温度範囲下限より高い場合であり、圧縮
機15が動作している場合である。他の一つは冷凍室1
の温度が所定の温度範囲上限より低い場合であり、圧縮
機15が停止している場合である。
【0016】前者の場合、冷凍室1と冷蔵室2とへの風
量分配比率によって冷却能力が冷凍室1と冷蔵室2とに
分配される。この場合、冷蔵室2に送られる冷気は冷蔵
室2の庫内温度に比べて極端に低い温度であり、冷気が
直接吹き付ける庫内に位置する食品が冷凍する等、食品
保鮮上好ましくない。
【0017】後者の場合、冷凍室1の冷気のみで冷蔵室
2を冷却するので冷却能力は小さい。また、この場合で
も冷凍室1の空気温度が冷蔵室2庫内温度に比べてかな
り低いので食品保鮮上好ましくない。また、冷凍室1の
温度が上昇したり不均一になりやすい。
【0018】いずれの場合も、冷蔵室2の冷却は冷凍室
1の冷却に付随して行われるものであり、冷蔵室2の室
内温度は不均一であり、室内の一部では食品凍結や室内
着氷等が発生する場合がある。
【0019】また、前記従来の構成は、冷凍室1の乾燥
した空気により冷蔵室2を冷却するので冷蔵室2の室内
が非常に乾燥し、食品保鮮上好ましくない状態であっ
た。
【0020】また、前記従来の構成は、冷蔵室2の温度
調節に電動ダンパ14が必要不可欠であり、冷気通路1
3は複雑な構成となり、また電動ダンパ14での空気抵
抗が大きく、電動ファン8の風量低下の要因であった。
さらに、電動ダンパ14の氷結防止のための断熱部材、
補助ヒータ等が必要であり冷蔵庫の無効容積の増加、材
料費用の増加等の問題があった。
【0021】また、前記従来の構成は、着霜による蒸発
器7の効率低下防止に、所定の間隔で除霜を行うが、除
霜により蒸発器7の熱交換性能は回復するものの、通常
除霜は一日に二〜三回行われるが蒸発器7は大半は着霜
した状態で運転される。このため本来の無着霜状態に比
べて蒸発器7の熱交換性能が低下する。
【0022】また、除霜は除霜ヒータ9の輻射加熱で行
うため、除霜ヒータ9の加熱により冷凍室1の温度が上
昇する問題があり、消費電力量の増加となっていた。
【0023】さらに、除霜ヒータ9は通常除霜効率の良
い蒸発器7の下方部に設置されるが、蒸発室7周りのコ
ンパクト化に対して課題があった。
【0024】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、冷蔵室2および冷凍室1の温度均一化を可
能とし、冷蔵室2の食品凍結や室内着氷を防止する冷蔵
庫を提供することを目的とする。
【0025】また、本発明の目的は冷蔵室2の乾燥を低
減し、食品の保鮮性の向上を可能とする冷蔵庫を提供す
ることである。
【0026】また、本発明の他の目的は電動ダンパ14
を削減し、簡素で低コストの冷蔵室冷却風路を構成する
ことが可能な冷蔵庫を提供することである。
【0027】また、本発明の他の目的は蒸発器の熱交換
性能を高度に維持することが可能な冷蔵庫を提供するこ
とである。
【0028】さらにまた、本発明の他の目的は除霜ヒー
タ9による蒸発器7の受熱損失を減少することで、冷凍
室1の温度上昇を防止し、再冷却のための消費電力量低
減を可能とする冷蔵庫を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、圧縮機と凝縮器と毛細管と蒸発器とを順次
環状に接続してなる冷凍サイクルを設置し、断熱された
少なくとも一つの冷凍室と少なくとも一つの冷蔵室とを
有し、前記冷凍室内に冷凍室温度検知手段と前記冷蔵室
内に冷蔵室温度検知手段とを設け、前記蒸発器を2つの
領域に仕切る仕切部材と、仕切られた第一の蒸発器領域
を含む冷凍室冷却風路と前記冷凍室冷却風路内にあって
前記第一の蒸発器領域近傍に設置した冷凍室冷気循環手
段と、仕切られた第二の蒸発器領域を含む冷蔵室冷却風
路と前記冷蔵室冷却風路内にあって前記第二の蒸発器領
域近傍に設置した冷蔵室冷気循環手段と、前記圧縮機と
前記冷凍室冷気循環手段と前記冷蔵室冷気循環手段の動
作を制御し、各室の冷却を行う冷却制御手段とを備えた
冷蔵庫であり、一つの冷凍サイクルの蒸発器を仕切部材
により、冷凍室冷却風路内に位置する第一蒸発器領域
と、冷蔵室風路内に位置する第二の蒸発器領域に仕切
り、冷凍室の冷却風路と冷蔵室の冷却風路を独立して構
成することにより、従来のように冷蔵室の冷却を冷蔵室
ダンパの調節によって冷気を冷凍室と冷蔵室に分配す
る。つまり冷蔵室の冷却に付随して行うのではなく、圧
縮機とそれぞれ独立した冷凍室冷気循環手段と冷蔵室冷
気循環手段により冷却するので、冷凍室と冷蔵室から吸
込む空気の混入や、冷凍室への冷気と冷蔵室への冷気が
混入することがなく、冷凍室は効率よく所定の低温を維
持することができる。また冷蔵室内へ冷凍室への極端な
低温の冷気が流入しないので、前記冷蔵室内の一部で氷
結を起こすことがない。さらに、食品に対して冷凍サイ
クルのオン,オフで極端な冷気が当たることがなく、乾
燥した空気も流入しないので、温度ムラの少ない冷蔵に
より良好な保鮮ができる。また前記冷蔵室の温度調節は
圧縮機と冷蔵室冷気循環手段を制御して行うので、従来
の冷蔵庫ダンパが不要となり冷蔵室冷却通路が非常に簡
素な構成となり、風路抵抗が減少して効率が向上し、ま
た冷蔵庫の無効容積が低減する。
【0030】
【発明の実施の形態】前記の課題を解決するため、本発
明の請求項1に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と毛細管
と蒸発器とを順次環状に接続してなる冷凍サイクルを設
置し、断熱された少なくとも一つの冷凍室と少なくとも
一つの冷蔵室とを有し、前記冷凍室内に冷凍室温度検知
手段と前記冷蔵室内に冷蔵室温度検知手段とを設け、前
記蒸発器を2つの領域に仕切る仕切部材と、仕切られた
第一の蒸発器領域を含む冷凍室冷却風路と前記冷凍室冷
却風路内にあって前記第一の蒸発器領域近傍に設置した
冷凍室冷気循環手段と、仕切られた第二の蒸発器領域を
含む冷蔵室冷却風路と前記冷蔵室冷却風路内にあって前
記第二の蒸発器領域近傍に設置した冷蔵室冷気循環手段
と、前記圧縮機と前記冷凍室冷気循環手段と前記冷蔵室
冷気循環手段の動作を制御し、各室の冷却を行う冷却制
御手段とを備えた冷蔵庫であり、前記圧縮機の動作によ
り、前記圧縮機より吐出された高温高圧の冷媒は、前記
凝縮器により凝縮液化し、前記毛細管にて減圧され、前
記蒸発器で蒸発気化し空気を冷却する。前記蒸発器で気
化した冷媒は、再び前記圧縮機に吸入される。
【0031】冷凍室の室内温度が上昇すると、冷凍室温
度検知手段が、予め設定された所定の冷凍室の温度(例
えば−18℃)の温度範囲(例えば±1deg)の上限
より高くなったことを検知する。冷却制御手段はこの信
号を受けて、圧縮機と前記冷凍室冷気循環手段を作動さ
せる。
【0032】冷凍室冷気循環手段作動によって、冷凍室
から空気が吸い込まれ、冷凍室冷却風路内に位置する仕
切られた第一の蒸発器領域で熱交換を行い、より低温の
空気となって再び前記冷凍室へと吐出される。この時、
仕切部材によって仕切られた第二の蒸発器領域に空気が
流入することはない。
【0033】冷凍室の室内温度が低下し、冷凍室温度検
知手段が所定の冷凍室温度の温度範囲の下限より低くな
ったことを検知すると、冷却制御手段はこの信号を受け
て圧縮機と冷凍室冷気循環手段を停止する。
【0034】同様に冷蔵室の室内温度が上昇すると、冷
蔵室温度検知手段が、予め設定された所定の冷蔵室の温
度(例えば3℃)の温度範囲(例えば±1deg)の上
限より高くなったことを検知する。冷却制御手段はこの
信号を受けて、圧縮機と冷蔵室冷気循環手段を作動す
る。
【0035】冷蔵室冷気循環手段の動作によって、冷蔵
室から空気が吸い込まれ、冷蔵室冷却風路内に位置する
区分けされた第二の蒸発器領域で熱交換を行い、より低
温の空気となって再び前記冷蔵室へと吐出される。
【0036】冷蔵室の室内温度が低下し、冷蔵室温度検
知手段が所定の冷蔵室温度の温度範囲の下限より低くな
ったことを検知すると、冷却制御手段はこの信号を受け
て圧縮機と冷蔵室冷気循環手段を停止する。
【0037】これらの冷却運転によって冷凍室の室内空
気と冷蔵室の室内空気がそれぞれ独立して冷却される。
【0038】冷凍室の冷却を行う仕切られた第一の蒸発
器領域の吸い込み空気温度は冷蔵室の空気が混入して比
較的高温となることがないので、前記第一の蒸発器領域
の吐出空気温度は比較的低温を維持できる。
【0039】また、同様に冷蔵室の冷却を行う仕切られ
た第二の蒸発器領域の吸い込み空気温度は冷凍室の空気
が混入して比較的低温となることがないので、前記第二
の蒸発器領域の吐出空気温度は冷蔵室の室内温度に対し
て極端に低温になることがない。
【0040】加えて、冷凍室と冷蔵室を独立に冷却する
ので冷蔵室の温度調節を従来のようにダンパで行なわず
に、圧縮機と冷蔵室冷気循環手段の動作で行うので、冷
蔵室冷却風路は非常に簡素な構成が可能であり、ダンパ
での通風抵抗がなく、風路抵抗を小さくすることが可能
である。かつ、ダンパおよびダンパ凍結防止のための断
熱部材,補助ヒータを必要としないので冷蔵庫の無効容
積の低減が可能である。
【0041】さらに、仕切部材によって1つの蒸発器を
2つの領域に仕切って冷凍室冷却風路と冷蔵室冷却風路
を独立させることが実現でき、構成が簡素であり、既存
の冷却システムに簡単な変更で適応可能である。
【0042】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
圧縮機停止中に所定の時間だけ冷蔵室冷気循環手段を動
作させることを特徴とするものであり、冷蔵室冷却動作
中、圧縮機の停止中に冷蔵室冷気循環手段を作動するこ
とにより冷蔵室冷却風路内に位置する仕切られた第二の
蒸発器領域に付着した霜を融解しつつ冷蔵室の冷却維持
も行い、前記冷蔵室の温度調節をより安定させる。ま
た、このことが前記冷蔵室の冷却動作時間の低減になり
消費電力量が低減できる。
【0043】また、冷蔵室冷却風路内に位置する仕切ら
れた第二の蒸発器領域の着霜を低減できるので蒸発器の
熱交換を高効率に維持できる。また、前記第二の蒸発器
領域の除霜の間隔を延長することが可能である。
【0044】加えて、仕切部材によって一つの蒸発器を
2つの領域に区分けして冷凍室冷却風路と冷蔵室冷却風
路を独立して形成しているので、前記冷蔵室冷却風路側
で圧縮機の停止中に冷蔵室冷気循環手段を作動させる
と、前記冷蔵室冷却風路内に位置する第二の蒸発器領域
と前記冷凍室冷却風路内に位置する第一の蒸発器領域は
一つの蒸発器で形成されているので、冷媒が移動し熱搬
送を行う。これにより、冷蔵室の冷却に第一の蒸発器領
域の着霜の融解熱を利用できるので、前記冷蔵室の冷却
維持に役立つ。
【0045】また、第一の蒸発器領域の着霜を低減でき
るので蒸発器の熱交換を高効率に維持できる。また、前
記第一の蒸発器領域の除霜の間隔を延長することが可能
である。前記の効果により熱効率の低減ができ消費電力
の削減ができる。
【0046】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
冷凍室の温度が所定の温度より高く、かつ冷蔵室の温度
が所定の温度より高い場合に、冷凍室冷気循環手段と冷
蔵室冷気循環手段を順次切り替えて動作させることを特
徴とするものであり、冷凍室冷却風路内に位置する第一
の蒸発器領域と冷蔵室冷却風路内に位置する第二の蒸発
器領域とが同時に冷却作動することがないので、動作中
の最大冷却負荷量を減少させることができ、必要な冷媒
量を減少させることが可能である。また、凝縮器は冷凍
室,冷蔵室それぞれの運転時に見掛け上大きくできるた
め、凝縮温度の低減が可能である。
【0047】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
少なくとも2つの周波数で動作可能な周波数可変型圧縮
機と、少なくとも2つの絞り量を可変とする減圧手段
と、冷凍室冷却時は比較的低い所定の蒸発温度で、冷蔵
室冷却時は比較的高い所定の蒸発温度で切り替えて冷却
運転を行うことを特徴とするものであり、冷凍室冷却時
は比較的高い周波数で圧縮機を作動し、減圧手段は比較
的大きい絞り量に切り替えることで、比較的低い蒸発温
度で冷却を行う。
【0048】冷蔵室冷却時は比較的低い周波数で圧縮機
を作動し、減圧手段は比較的小さい絞り量に切り替える
ことで、比較的高い蒸発温度で冷却を行う。
【0049】このように蒸発温度を切り替えて冷却を行
うことにより比較的高い蒸発温度での運転時は圧縮機の
効率が非常によくなるため、消費電力量の低減が可能で
ある。
【0050】さらに、冷蔵室冷却時の蒸発温度を比較的
高温にできるため、空気の除湿量が低減されるので冷蔵
室庫内の湿度低下を防止できる。
【0051】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
除霜ヒータを冷蔵室冷却風路に位置する第二の蒸発器領
域の下方部に配設し、所定の間隔で除霜時間を設け、除
霜時間には除霜ヒータを通電することで前記第二の蒸発
器領域を加熱除霜し、他方、仕切られた冷凍室冷却風路
内に位置する第一の蒸発器領域の除霜を、前記第二の蒸
発器領域で加熱された冷媒の蒸発器内の移動により行う
ことを特徴とするものであり、前記第一の蒸発器領域の
下方部に除霜ヒータを設置する必要がなく省スペースな
配置が可能である。
【0052】さらに、冷凍室冷却風路内で除霜ヒータを
発熱させる必要がないので、必要以上の冷凍室の温度上
昇を防止できる。
【0053】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1から図8
を基に説明する。但し、従来と同一構成については、同
一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0054】(実施例1)図1は本発明の実施例1およ
び2の冷蔵庫の冷却システム概要図、図2は同冷蔵庫の
要部縦断面図である。圧縮機15と凝縮器17と減圧手
段である毛細管18と蒸発器19とを順次環状に接続し
てなる冷凍サイクルを設置し、断熱された少なくとも一
つの冷凍室1と少なくとも一つの冷蔵室2とを有してい
る。
【0055】冷凍室1内に例えばサーミスタである冷凍
室温度検知手段3と冷蔵室2内に例えばサーミスタであ
る冷蔵室温度検知手段4とを設けている。
【0056】蒸発器19はフィンコイル型熱交換器であ
り、仕切部材20によって蒸発器19の熱交換部が2つ
の領域に仕切られている。これにより蒸発器19の配管
内を流れる冷媒は仕切られた第一の蒸発器領域21と仕
切られた第二の蒸発器領域22とを交互に通過する。
【0057】冷凍室冷却風路23は第一の蒸発器領域2
1と第一の蒸発器領域21の上方に設置した例えば電動
ファンである冷凍室冷気循環手段24と第一の蒸発器領
域21下方に設けた冷凍室空気吸入口25を含んでお
り、冷凍室1から空気を吸込んで、第一の蒸発器領域2
1を通過して再び冷凍室1へ空気が吐出されるものであ
る。
【0058】冷蔵室冷却風路26は第二の蒸発器領域2
2と第二の蒸発器領域22の上方に設置した例えば電動
ファンである冷蔵室冷気循環手段27と第二の蒸発器領
域22下方に設けた冷蔵室空気吸入口28を含んでお
り、冷蔵室2から空気を吸込んで、第二の蒸発器領域2
2を通過して再び冷蔵室2へ空気が吐出されるものであ
る。
【0059】冷却制御手段29は圧縮機15と冷凍室冷
気循環手段24と冷蔵室冷気循環手段27の動作を制御
し、各室の冷却を行うものである。
【0060】以上のように構成されており、以下作用効
果について説明する。冷凍室1の室内の温度が上昇し、
冷凍室温度検知手段3が、予め設定された所定の冷凍室
1の温度(例えば−18℃)の温度範囲(例えば±1d
eg)の上限より高くなったことを検知すると、冷却制
御手段29はこの信号を受けて、圧縮機15と冷凍室冷
気循環手段24を作動させる。
【0061】圧縮機15の作動により吐出された高温高
圧の冷媒は、凝縮器17により凝縮液化し、毛細管18
にて減圧され、蒸発器19で蒸発気化し冷却を行う。蒸
発器19で気化した冷媒は、再び圧縮機15に吸入され
る。
【0062】また、冷凍室冷気循環手段24の作動によ
り、冷凍室1から冷凍室空気吸入口25を通じて空気が
吸い込まれ、冷凍室冷却風路23内に位置する第一の蒸
発器領域21で熱交換を行い、より低温の空気となって
再び冷凍室1へと吐出される。
【0063】冷凍室1の室内温度が低下し、冷凍室温度
検知手段3が冷凍室1の温度の温度範囲下限より低くな
ったことを検知すると、冷却制御手段29はこの信号を
受けて圧縮機15と冷凍室冷気循環手段24を停止す
る。
【0064】この時、仕切部材20によって仕切られた
第二の蒸発器領域22に空気が出入りすることがない。
【0065】同様に冷蔵室2の室内の温度が上昇し、冷
蔵室温度検知手段4が予め設定された所定の冷蔵室2の
温度(例えば3℃)の温度範囲(例えば±1deg)の
上限より高くなったことを検知すると、冷却制御手段2
9はこの信号を受けて、圧縮機15と冷蔵室冷気循環手
段27を作動させる。
【0066】冷蔵室冷気循環手段27の作動により、冷
蔵室2から冷蔵室空気吸入口28を通じて空気が吸い込
まれ、冷蔵室冷却風路26内に位置する第二の蒸発器領
域22で熱交換を行い、より低温の空気となって再び冷
蔵室2へと吐出される。
【0067】冷蔵室2の室内温度が低下し、冷蔵室温度
検知手段4が所定の冷蔵室2の温度の温度範囲下限より
低くなったことを検知すると、冷却制御手段29はこの
信号を受けて圧縮機15と冷蔵室冷気循環手段27を停
止する。
【0068】この時、仕切部材20によって仕切られた
第一の蒸発器領域21に空気が出入りすることはない。
【0069】以上のような冷却動作によって冷凍室1と
冷蔵室2の空気がそれぞれ独立して冷却される。
【0070】従って、冷凍室1の冷却を行う第一の蒸発
器領域21の吸入空気温度は冷凍室1の空気温度と比較
して高温の冷蔵室2の空気が混入して比較的高温となる
ことがないので、第一の蒸発器領域21の吐出空気温度
は冷凍室1室内の温度に対して温度差の少ない空気温度
(例えば−20℃前後)となることがなく、比較的低温
を維持できる。
【0071】また、同様に冷蔵室2の冷却を行う第二の
蒸発器領域22の吸入空気温度は冷蔵室2の空気温度と
比較して低温の冷凍室1の空気が混入することがなく、
比較的低温となることがないので、第二の蒸発器領域2
2の吐出空気温度は冷蔵室2の室内の温度(例えば3
℃)に対して、例えば−15℃から−25℃といった極
端な低温になることがなく、冷蔵室2の室内の一部で氷
結を起こすようなことがない。更に、食品に対して冷凍
サイクルのオン,オフで極端な低温の空気を当てること
がなく、温度ムラの少ない冷蔵が可能であり、保鮮上好
ましい温度性能を得ることができる。
【0072】加えて、冷凍室1と冷蔵室2を独立に冷却
するので冷蔵室2の温度調節を従来のようにダンパで行
なう必要がなく、圧縮機15と冷蔵室冷気循環手段27
の動作で行うので、冷蔵室冷却風路26は非常に簡素な
構成となり、ダンパでの通風抵抗がなく、風路抵抗を小
さくすることができる。かつ、ダンパおよびダンパ凍結
防止のための断熱部材、補助ヒータを必要としないので
冷蔵庫の無効容積の低減が可能である。
【0073】さらに、仕切部材20によって1つの蒸発
器19を第一の蒸発器領域21と第二の蒸発器領域22
に仕切って冷凍室冷却風路23と冷蔵室冷却風路26を
独立させることが可能となり、構成が簡素であり、既存
の冷却システムに簡単な変更で適応可能である。
【0074】また、図3は本発明の実施例1の冷蔵庫の
動作を示すフローチャートであり、図4は同冷蔵庫の動
作のタイムチャートである。
【0075】ステップ1は入力取り込みであり、冷凍室
温度検知手段3,冷蔵室温度検知手段4からそれぞれの
検知温度情報を取り込む。
【0076】ステップ2は冷凍室1の冷凍室温度検知手
段3の検知温度に対する判断であり、図4の動作のタイ
ムチャートに示すように冷凍室1の温度が所定の上限温
度(FTH)より高い時はステップ3へ進み、圧縮機1
5と冷凍室冷気循環手段24をともにオンし、冷凍室1
の冷却を行う。冷凍室1の温度が所定の下限温度(FT
L)より低い時はステップ7へ進む。
【0077】冷凍室1の冷却中、ステップ4では冷蔵室
2の冷蔵室温度検知手段4の検知温度に対する判断を行
い、冷蔵室2の温度が所定の上限温度(RTH)より高
い時はステップ5へ進み、さらに冷蔵室冷気循環手段2
7をオンして冷蔵室2の冷却を行う。冷蔵室2の温度が
所定の下限温度(RTL)より低い場合は、ステップ6
へ進んで冷蔵室冷気循環手段27をオフし停止する。
【0078】ステップ7では冷凍室冷気循環手段24を
オフし、ステップ8で冷蔵室2の冷蔵室温度検知手段4
の検知温度に対する判断を行う。検知温度が所定の上限
温度(RTH)より高い場合はステップ5へと進み、検
知温度が所定の下限温度(RTL)より低い場合はステ
ップ9へ進む。
【0079】冷凍室1も冷蔵室2もともにそれぞれの検
知温度がそれぞれの所定の下限温度(FTL),(RT
L)よりも低いので、ステップ9では圧縮機15をオフ
して停止する。さらに、ステップ10で内部タイマ30
をスタートさせる。
【0080】ステップ11では内部タイマ30のスター
トにより冷蔵室冷気循環手段27をオンして作動し、予
め内部タイマ30にセットしてある所定の時間がくるま
で作動させる。ステップ12で内部タイマ30がカウン
トアップになれば、ステップ15に進んで冷蔵室冷気循
環手段27をオフし停止する。
【0081】また、内部タイマ30のカウント中であれ
ばステップ13で冷凍室1と冷蔵室2の検知温度を取り
込み、ステップ14で冷凍室1の検知温度が所定の上限
温度(FTH)より高いか、もしくは冷蔵室2の検知温
度が所定の上限温度(RTH)より高い場合は内部タイ
マ30のカウントを中断し、ステップ15へと進む。
【0082】以上の動作により、圧縮機15停止中に所
定の時間だけ冷蔵室冷気循環手段27を動作させること
により、冷蔵室2の冷却動作中、圧縮機15の停止中に
冷蔵室冷気循環手段を作動することにより、冷蔵室冷却
風路26内に位置する第二の蒸発器領域22に付着した
霜を融解しつつ冷蔵室2の冷却維持も行い、冷蔵室2の
温度調節をより安定させる。また、このことが冷蔵室2
の冷却動作時間の低減になり消費電力量が低減できる。
【0083】また、冷蔵室冷却風路26内に位置する仕
切られた第二の蒸発器領域22の着霜を低減できるの
で、熱交換を高効率に維持できる。また、第二の蒸発器
領域22の除霜の間隔を延長することが可能である。
【0084】加えて、仕切部材20によって蒸発器19
を2つの領域に仕切って冷凍室冷却風路23と冷蔵室冷
却風路26を独立させているので、冷蔵室冷却風路26
側で圧縮機15の停止中に冷蔵室冷気循環手段27を作
動させることにより、第二の蒸発器領域22と第一の蒸
発器領域21は一つの蒸発器で形成されているので冷媒
が移動し熱搬送を行う。これにより、冷蔵室2の冷却に
第一の蒸発器領域21の着霜の融解熱を利用できるの
で、冷蔵室2の冷却維持に役立つ。
【0085】また、第一の蒸発器領域21の着霜を低減
できるので熱交換を高効率に維持できる。また、第一の
蒸発器領域21の除霜の間隔を延長することが可能であ
る。
【0086】なお、以上の説明では蒸発器19は縦置き
型で説明したが横置き型であっても同様の効果が得られ
るし、蒸発器19はフィンコイル型としたが1パスであ
っても多パスであっても構わないし、プレート型,積層
型,スパインフィン型,スパイラルフィン型およびロー
ルボンド型のものであっても同様な効果を得ることがで
きる。
【0087】また、冷凍室冷気循環手段24,冷蔵室冷
気循環手段27は蒸発器上方に設置としたが風路を通じ
て蒸発器19と離反して設置しても構わないし、また電
動ファンとしたが、プロペラ型であってもシロッコ型で
あっても、クロスフロー型であっても同様の効果が得ら
れる。
【0088】また、蒸発器19の仕切部材20は断熱性
能のよい材料、例えばスラブ,発砲スチロール,ウレタ
ン,真空断熱材等であれば一層良い。
【0089】また、蒸発器19の入口,出口は第一の蒸
発器領域21,第二の蒸発器領域22のどちらにあって
も同様の効果が得られる。
【0090】また、本実施例の説明においては蒸発器1
9の設置場所は冷凍室後背部としたが、冷蔵室後背部で
あっても冷蔵室2と冷凍室1の仕切部後背部であっても
良い。
【0091】(実施例2)図5は本発明の実施例2にお
ける冷蔵庫の動作を示すフローチャートであり、図6は
同冷蔵庫の冷凍室と冷蔵室の冷却時の動作タイムチャー
トである。以下その動作について図面を基に説明する。
【0092】ステップ1は内部タイマ30のスタートで
あり、ステップ2で冷凍室温度検知手段3により冷凍室
1の温度情報を取り込む。
【0093】ステップ3は冷凍室1の温度に対する判断
であり、動作タイムチャートに示すように冷凍室1の温
度が所定の温度の上限(FTH)より高い時はステップ
4に進む。冷凍室1の温度が所定の温度の下限(FT
L)より低い場合はステップ15へと進む。
【0094】ステップ4では圧縮機15と冷凍室冷気循
環手段24がオンされ作動する。ステップ5は予め設定
されているタイマ時間(TC1)の到達判定であり、時
間が未到達ならばステップ2へ進み、完了ならばステッ
プ6へ進む。
【0095】ステップ6では冷凍室冷気循環手段24を
オフして停止し、ステップ7で再び内部タイマ30をス
タートさせる。ステップ8で冷蔵室温度検知手段4によ
り冷蔵室2の温度を取り込む。
【0096】ステップ9は冷蔵室2の温度に対する判断
であり、冷蔵室2の温度が所定の温度の上限(RTH)
より高い時はステップ10へ進み、冷蔵室2の温度が所
定の温度の下限(RTL)より低い場合はステップ13
へ進む。
【0097】ステップ10で圧縮機15と冷蔵室冷気循
環手段27をオンし作動させる。ステップ11は予め設
定されているタイマ時間(TC2)の到達判定であり、
未到達ならステップ8へ、到達完了ならステップ12へ
進む。ステップ12で冷蔵室冷気循環手段27をオフし
て停止した後ステップ1へと戻る。
【0098】タイマカウント中、冷蔵室冷却要求判断ス
テップ9で冷蔵室2の温度が所定の温度の下限(RT
L)より低い場合、冷却不必要となりステップ13へ進
む。ステップ13では冷蔵室冷気循環手段27をオフし
て停止し、ステップ14で内部タイマ30を強制的に時
間到達させる。この後ステップ11へと進み、内部タイ
マ30が時間到達しているのでステップ12を経てステ
ップ1へと戻る。
【0099】同じくタイマカウント中の冷凍室1の温度
に対する判断のステップ3で冷凍室1の温度が所定の温
度の下限(RTL)より低い時、冷却不必要となりステ
ップ15に進み、冷凍室冷気循環手段24をオフし停止
される。この後ステップ16で冷蔵室2の温度情報を取
り込み、ステップ17で冷蔵室2の温度に対する判断を
行う。冷蔵室2の温度が所定の温度の上限(RTH)よ
り高い時ステップ7へ進み、以下冷蔵室2の冷却を行
う。また、冷蔵室2の温度が所定の温度の下限(RT
L)より低い場合は、ステップ18で圧縮機15と冷蔵
室冷気循環手段27とをオフして停止しステップ1へと
戻る。
【0100】以上のように動作することで、冷凍室温度
検知手段3が冷凍室1の温度が所定の温度より高いこと
を検知し、かつ冷蔵室温度検知手段4が冷蔵室2の温度
が所定の温度より高いことを検知した場合に、冷凍室冷
気循環手段24と冷蔵室冷気循環手段27とを所定の時
間間隔で順次切り替えて作動させることが可能となり、
第一の蒸発器領域21と第二の蒸発器領域22とで同時
に熱交換をすることがないので、運転中の最大冷却負荷
量を減少させることが可能となり、必要な冷媒量を減少
させることが可能である。また、それぞれの運転時、凝
縮器17の容量を大きくしたことと同等の効果となり、
凝縮温度の低減が可能である。
【0101】(実施例3)図7は本発明の実施例3の冷
蔵庫の冷却システム概要図である。以下図面を基に説明
する。
【0102】少なくとも2つの周波数(例えば基本周波
数(60Hz)と、2/3基本周波数(40Hz)、も
しくは1/2基本周波数(30Hz))で動作可能な周
波数可変型圧縮機31と、少なくとも2つの絞り量を可
変する絞り量可変減圧手段32とを用いる。例えば絞り
量可変減圧手段32は減圧量の異なる2本の毛細管で抵
抗の比較的小さい毛細管33と抵抗の比較的大きい毛細
管34と、抵抗の比較的小さい毛細管33の入口部に設
けた電磁弁35とで構成されている。
【0103】以下、その作用,効果を説明する。冷凍室
1の冷却時は比較的高い周波数(例えば60Hz)で周
波数可変型圧縮機31の動作を行い、絞り量可変減圧手
段32は電磁弁35を閉鎖することで冷媒を抵抗の比較
的大きい毛細管34へと流して大きい絞り量とする。こ
れにより比較的低い所定の蒸発温度(例えば−30℃)
で冷凍室の冷却を行う冷凍サイクルを形成するものであ
る。
【0104】冷蔵室2の冷却時は比較的低い周波数(例
えば40Hz)で周波数可変型圧縮機31を動作し、絞
り量可変減圧手段32は電磁弁35を開放することで冷
媒を抵抗の比較的小さい毛細管33へ流して小さい絞り
量とする。これにより比較的高い蒸発温度(例えば−2
5℃)で冷蔵室2の冷却を行う冷凍サイクルを形成する
ものである。
【0105】このように蒸発温度を切り替えて冷却を行
うので比較的高い蒸発温度の時は周波数可変型圧縮機3
1の効率が非常によくなるため、消費電力量の低減が可
能である。
【0106】さらに、冷蔵室2の冷却時に蒸発温度が比
較的高温にできるため、空気の除湿量が低減されるので
冷蔵室2の室内の湿度低下を防止できる。
【0107】なお、本実施例における説明では冷気循環
手段は固定風量としたが、例えばDCファンのように可
変型のファンを用いることで、圧縮機の動作周波数と同
期させて変動させると、さらに最適な冷却が行えるし、
過負荷時にも対応可能である。
【0108】(実施例4)図8は本発明の実施例4の冷
却システム蒸発器近傍の概要図である。以下、図面を基
に説明する。
【0109】36は例えばラジアントヒータである除霜
ヒータであり、冷蔵室冷却風路26に位置する第二の蒸
発器領域22下部に配設してある。冷凍室冷却風路23
内に位置する第一の蒸発器領域21の上部に除霜終了検
知手段37が設けてある。
【0110】冷凍サイクルの動作により蒸発器19には
着霜が進む。着霜が進むと熱交換器の効率が悪くなり、
さらに通風抵抗の増加により風量も低下し一層の効率低
下となる。これを防止するために、予め所定の間隔で設
けられた除霜時間に除霜が行われる。
【0111】除霜は冷凍サイクルの動作停止と除霜ヒー
タ36の通電により行われる。除霜ヒータ36を通電す
ることで仕切部材20により仕切られた第二の蒸発器領
域22を加熱する。この加熱によって第二の蒸発器領域
22に付着した霜が融解する。一方加熱により暖められ
た冷媒は、仕切られた他方の第一の蒸発器領域21へと
移動し熱搬送を行う。
【0112】この加熱された冷媒の移動により第一の蒸
発器領域21に付着した霜は融解される。
【0113】除霜の終了を除霜終了検知手段37が検知
し、除霜ヒータ36への通電を終了する。
【0114】以上により冷凍室冷却風路23内に位置す
る第一の蒸発器領域21の下方部に除霜ヒータを設置す
る必要がなく省スペースな配置が可能である。
【0115】さらに、冷凍室冷却風路23内で除霜ヒー
タ36を発熱させることがないので、必要以上の冷凍室
1の温度上昇を防止できる。
【0116】なお、除霜ヒータ36はラジアントヒータ
としたが、パイプヒータであっても構わない。
【0117】
【発明の効果】前記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、一つの冷凍サイクルの蒸発器を
仕切部材により、冷凍室冷却風路内に位置する第一の蒸
発器領域と、冷蔵室風路内に位置する第二の蒸発器領域
に仕切り、冷凍室の冷却風路と冷蔵室の冷却風路を独立
して構成しており、従来のように冷蔵室の冷却を冷蔵室
のダンパの調節によって冷気を冷凍室と冷蔵室に分配す
る、つまり冷凍室の冷却に付随して行うのではなく、圧
縮機とそれぞれ独立した冷凍室冷気循環手段と冷蔵室冷
気循環手段により冷却するので、冷凍室と冷蔵室から吸
込む空気の混入や、冷凍室への冷気と冷蔵室への冷気が
混入することがなく、冷凍室は効率よく所定の低温を維
持することができる。また、冷蔵室内への冷凍室への極
端な低温の冷気が流入しないので前記冷蔵室内に一部で
氷結を起こすことがない。さらに、食品に対して冷凍サ
イクルのオン,オフで極端な冷気が当たることがなく、
温度ムラの少ない冷蔵が可能であり、良好な保鮮ができ
る。
【0118】また、冷凍室と冷蔵室を独立して冷却する
ので前記冷蔵室の温度調整を従来のように冷蔵室ダンパ
で行うのでなく、圧縮機と冷蔵室冷気循環手段を制御し
て行うので、冷蔵室冷却風路は非常に簡素な構成とな
り、ダンパでの通風抵抗がなく、風路抵抗を小さくする
ことができる。かつ、ダンパおよびダンパ凍結防止のた
めの断熱部材、補助ヒータを必要としないので冷蔵庫の
無効容積が低減する。
【0119】さらに、仕切部材によって一つの蒸発器を
第一の蒸発器領域と第二の蒸発領域に仕切り、独立した
冷凍室冷却風路と冷蔵室冷却風路を実現できるので、構
成が簡素で、既存の冷却システムに簡単な変更で適応可
能である。
【0120】また、請求項2記載の発明のように、圧縮
機停止中に所定の時間だけ冷蔵室冷気循環手段を作動さ
せることにより、冷蔵室冷却動作中に冷蔵室冷却風路内
に位置する第二の蒸発器領域に付着した霜を融解するこ
とで、除霜とともに冷気を冷蔵室に送り冷却維持を行
い、前記冷蔵室の温度調節をより安定させることができ
る。
【0121】さらに、冷蔵室の冷却動作時間の低減にな
り消費電力量が低減できる。また、冷蔵室冷却風路内に
位置する第二の蒸発器領域の着霜を低減できるので、熱
交換を高効率に維持できる。また、前記第二の蒸発器領
域の除霜の間隔を延長することが可能である。
【0122】また、仕切部材によって一つの蒸発器を2
つの領域に仕切って冷凍室冷却風路と冷蔵室冷却風路を
独立に実現するので、前記冷蔵室冷却風路側で圧縮機の
停止中に冷蔵室冷気循環手段を動作させることにより、
第二の蒸発器領域と第一の蒸発器領域とで冷媒が移動し
熱搬送を行う。これにより、冷蔵室の冷却に前記第一の
蒸発器領域の除霜を行うとともに融解熱を利用できるの
で、前記冷蔵室の冷却維持に役立つ。
【0123】また、第一の蒸発器領域の着霜を低減でき
るので熱交換を高効率に維持できる。
【0124】また、第一の蒸発器領域の除霜の間隔を延
長することが可能である。以上のように各種熱効率の向
上を図ることにより消費電力を削減することができる。
【0125】また、請求項3記載の発明のように、冷凍
室の温度が所定の温度より高く、かつ、冷蔵室の温度が
所定の温度より高い場合に、冷凍室冷気循環手段と冷蔵
室冷気循環手段を順次切り替えて作動させるので、第一
の蒸発器領域と第二の蒸発器領域とで同時に熱交換する
ことがなく、運転中の最大冷却負荷量を減少させること
が可能となり、必要な冷媒量を減少させることが可能で
ある。また、凝縮器は冷凍室,冷蔵室それぞれの交互に
運転するため、容量を大きくしたのと同等の効果とな
り、凝縮温度の低減が可能である。
【0126】また、請求項4記載の発明のように、少な
くと2つの周波数で動作可能な周波数可変型圧縮機と、
少なくとも2つの絞り量を可変とする減圧手段と、冷凍
室冷却時は比較的低い所定の蒸発温度で、冷蔵室冷却時
は比較的高い所定の蒸発温度で切り替えて冷却運転を行
うので比較的高蒸発温度での運転時は圧縮機の効率が非
常によくなるため、消費電力量の低減が可能である。
【0127】また、冷蔵室の冷却運転時に蒸発温度が比
較的高温にできるため、空気の除湿量が低減されるので
冷蔵室内の湿度低下を防止できる。
【0128】また、請求項5記載の発明のように、除霜
ヒータを冷蔵室冷却風路内に位置する仕切られた第二の
蒸発器領域の下方部に配設し、所定の間隔で除霜時間を
設け、除霜時間には除霜ヒータを通電することで前記第
二の蒸発器領域を加熱除霜し、他方の仕切られた冷凍室
冷却風路内に位置する第一の蒸発器領域の除霜を、前記
第二の蒸発器領域で加熱された冷媒の蒸発器内の移動に
より行うので、前記第一の蒸発器領域の下方部に除霜ヒ
ータを設置する必要がなく省スペースな配置が可能であ
る。
【0129】さらに、冷凍室冷却風路内で除霜ヒータを
発熱させることがないので、必要以上の冷凍室の温度上
昇を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および2の冷蔵庫の冷却シス
テム概要図
【図2】本発明の実施例1,2および3の冷蔵庫の要部
縦断面図
【図3】本発明の実施例1の冷蔵庫の動作を示すフロー
チャート
【図4】同冷蔵庫の動作のタイムチャート
【図5】本発明の実施例2の冷蔵庫の動作を示すフロー
チャート
【図6】同冷蔵庫の動作のタイムチャート
【図7】本発明の実施例3の冷蔵庫の冷却システム概要
【図8】本発明の実施例4の冷蔵庫の蒸発器近傍概要図
【図9】従来の冷蔵庫の概要図
【符号の説明】
1 冷凍室 2 冷蔵室 3 冷凍室温度検知手段 4 冷蔵室温度検知手段 15 圧縮機 17 凝縮器 18 毛細管 19 蒸発器 20 仕切部材 21 第一の蒸発器領域 22 第二の蒸発器領域 23 冷凍室冷却風路 24 冷凍室冷気循環手段 26 冷蔵室冷却風路 27 冷蔵室冷気循環手段 29 冷却制御手段 30 内部タイマ 31 周波数可変型圧縮機 32 絞り量可変減圧手段 33 抵抗の比較的小さい毛細管 34 抵抗の比較的大さい毛細管 35 電磁弁 36 除霜ヒータ 37 除霜終了検知手段
フロントページの続き (72)発明者 兵藤 明 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 河田 義則 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と凝縮器と毛細管と蒸発器とを順
    次環状に接続してなる冷凍サイクルを設置し、断熱され
    た少なくとも一つの冷凍室と少なくとも一つの冷蔵室と
    を有し、前記冷凍室内に冷凍室温度検知手段と前記冷蔵
    室内に冷蔵室温度検知手段とを設け、前記蒸発器を2つ
    の領域に仕切る仕切部材と、仕切られた第一の蒸発器領
    域を含む冷凍室冷却風路と前記冷凍冷却風路内にあって
    前記第一の蒸発器領域近傍に設置した冷凍室冷気循環手
    段と、仕切られた第二の蒸発器領域を含む冷蔵室冷却風
    路と前記冷蔵室冷却風路内にあって前記第二の蒸発器領
    域近傍に設置した冷蔵室冷気循環手段と、前記圧縮機と
    前記冷凍室冷気循環手段と前記冷蔵室冷気循環手段の動
    作を制御し、各室の冷却を行う冷却制御手段とを備えた
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 圧縮機停止中に所定の時間だけ冷蔵室冷
    気循環手段を動作させることを特徴とする請求項1記載
    の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷凍室の温度が所定の温度より高く、か
    つ冷蔵室の温度が所定の温度より高い場合に、冷凍室冷
    気循環手段と冷蔵室冷気循環手段を順次切り替えて動作
    させることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵
    庫。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの周波数で動作可能な周
    波数可変型圧縮機と、少なくとも2つの絞り量を可変と
    する減圧手段と、冷凍室冷却時は比較的低い所定の蒸発
    温度で、冷蔵室冷却時は比較的高い所定の蒸発温度で切
    り替えて冷却運転を行うことを特徴とする請求項1、な
    いし3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 除霜ヒータを冷蔵室冷却風路内に位置す
    る仕切られた第二の蒸発器領域の下方部に配設し、所定
    の間隔で除霜時間を設け、除霜時間には除霜ヒータを通
    電することで前記第二の蒸発器領域を加熱除霜し、他
    方、仕切られた冷凍室冷却風路内に位置する第一の蒸発
    器領域の除霜を前記第二の蒸発器領域で加熱された冷媒
    の蒸発器内の移動により行うことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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