JPH10111060A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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Publication number
JPH10111060A
JPH10111060A JP26586996A JP26586996A JPH10111060A JP H10111060 A JPH10111060 A JP H10111060A JP 26586996 A JP26586996 A JP 26586996A JP 26586996 A JP26586996 A JP 26586996A JP H10111060 A JPH10111060 A JP H10111060A
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JP
Japan
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compartment
refrigerator
evaporator
freezer
cool air
Prior art date
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Pending
Application number
JP26586996A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kimura
義人 木村
Osamu Asakawa
修 浅川
Akira Hyodo
明 兵藤
Yoshinori Kawada
義則 河田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍冷蔵庫において、冷却システムの簡略化
と冷蔵庫端部への配置により、使い勝手のよい位置にあ
る冷凍室、冷蔵室の無効容積を削減することを目的とす
る。 【解決手段】 圧縮機7と凝縮器19と減圧手段20と
第一の蒸発器21と第二の蒸発器23とを順次接続した
冷却サイクルを有し、冷蔵室3の室内最上部位である天
面に蒸発器21を取り付け、奥部にファン29を設け、
冷凍室2の奥部に蒸発器23を設置し、上方近傍にファ
ン10を設けてあるので、各室独立に冷却を行い、冷凍
室2と冷蔵室3とを連絡する風路が不要であり、加えて
冷凍冷蔵庫箱体1の端部に冷却システムを構成でき、中
央部の無効容積を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つ以上の温度帯
の異なった室を有する冷凍冷蔵庫における冷却システム
の省スペース化及び冷凍冷蔵庫使いやすい高さ部分の無
効容積削減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に従来のこの種の冷凍冷蔵庫の一
例として、実開平7−159014号に開示されている
冷凍冷蔵庫の概略図を示す。
【0003】1は冷凍冷蔵庫箱体、2は冷凍室、3は冷
蔵室で、4は冷凍室温度検知手段、5は冷蔵室温度検知
手段で6は冷気の循環の遮断を行うダンパーである。
【0004】7は圧縮機、8は蒸発器、9は除霜ヒー
タ、10は冷気循環手段である電動ファン、11は冷蔵
室3へ冷気を送る冷気風路で構成されている。
【0005】以上のように従来例の冷凍冷蔵庫では、冷
蔵庫の通常運転時は、冷凍室に設置した冷凍室温度検知
手段4の信号により、圧縮機7が運転され同時に電動フ
ァン10が回転を行う。これにより冷凍室2及び冷蔵室
3からの戻り空気が蒸発器8を通過することで比較的低
温に冷却される。
【0006】冷却された空気は電動ファン10により冷
凍室2内に送り込まれ、冷凍室2を所定の温度まで冷却
する。冷蔵室温度検知手段5の検知温度が所定のカット
イン温度より高ければ、ダンパー6を開放状態とし、冷
気が冷気風路11を通過して冷蔵室3に送り込まれる。
冷蔵室3が冷却され室内温度が低下し、温度検知手段5
の検知温度が所定のカットオフ温度より低ければ、ダン
パー6は閉止する。
【0007】また、運転中に蒸発器8に付いた霜は、定
期的に除霜ヒータ9に通電されることで加熱し除霜を行
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような冷凍冷蔵庫では、蒸発器8で冷却した空気を各室
へ分配配送するために、往復2系統の風路が各室に必要
となる。加えて各室の温度調節を行うためのダンパー6
が設けられているため、非常に大きな冷却システムの無
効容積部が存在する。
【0009】また、冷凍冷蔵庫箱体1の上方に冷蔵室3
が設けてある場合にあっては、圧縮機7が停止している
冷却オフ中に冷蔵室3内の上部で温度上昇が大きく、温
度分布が悪い問題がある。
【0010】また、冷凍冷蔵庫箱体1の下部に冷凍室
2、上方に冷蔵室3があって、冷蔵室下部に引き出し式
野菜室のような冷蔵室区分が設けてある場合には、構成
上引き出しの高さが使い勝手から制限されるため、蒸発
器8が冷凍室2奥部に収まらず冷蔵室3の奥部まで設置
される。これにより中央部の使いやすい空間が多く無効
容積となる問題がある。加えて、冷凍室2と冷蔵室3の
断熱効率も悪くなる。
【0011】また、冷凍冷蔵庫箱体1の上方と下方に冷
蔵室3が設けてある、いわゆるミッドフリーザータイプ
の冷凍冷蔵庫にあっては、蒸発器8が冷凍室2の奥部に
あるため冷却風路構成がより複雑になる。吐出風路と戻
り風路が上下の各冷蔵室3へと、中央の冷凍室2奥部を
通ってそれぞれ配設される。また効率化のために風路で
の損失を少なくするためには風路断面積を確保する必要
があり、また戻り風路には冷凍室温度との断熱をはかる
断熱容積が必要である。さらに、吐出風路には冷凍室3
を冷却する空気が分配されるので冷蔵室温度との差によ
る結露防止のためやはり断熱容積が必要である。
【0012】これらのことから、中央の冷凍室2の奥部
及び冷蔵室3の下方奥部を多くの無効容積が占め、冷凍
冷蔵庫の中央部の内容積が小さいといった問題がある。
【0013】本発明は、以上のような従来の課題を解決
するもので、風路を含む冷却システムを簡略化する冷凍
冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0014】さらに中央に位置する使い勝手のよい冷凍
室、冷蔵室の無効容積を減少させ、かがんだり、背伸び
したりせずとも使える、使いやすい部分の内容積を大き
くできる冷凍冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0015】また、冷却停止中の冷蔵室内上部の温度上
昇防止による庫内温度均一化ができる冷凍冷蔵庫を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷凍冷蔵庫は、少なくとも一つの冷凍室と前
記冷凍室の上部に設けた少なくとも一つの冷蔵室とから
成る冷凍冷蔵庫箱体と、圧縮機と凝縮器と減圧手段と前
記冷蔵室の室内天面部に設けた第一の蒸発器と前記冷凍
室に設けた第二の蒸発器とを順次接合した冷却システム
とを設けてある。
【0017】前記第一の蒸発器近傍には第一の冷気循環
手段が設けてあり、前記第二の蒸発器近傍には第二の冷
気循環手段が設けてある。
【0018】また、各室の室温を検知する温度検知手段
と、前記圧縮機と第一の冷気循環手段と第二の冷気循環
手段とを制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】また、第二の蒸発器を冷凍室内底面部に設
け、前記蒸発器近傍に第二の冷気循環手段を設けたこと
を特徴とする。
【0020】さらに、冷凍室下部に他の冷蔵室(たとえ
ば野菜室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱体と、第
二の蒸発器下方部から前記他の冷蔵室へと通じる冷気通
路と、前記冷気通路に設けた冷気遮断手段と、前記他の
冷蔵室温度検知手段とを備えてある。
【0021】さらにまた、冷凍室下部に他の冷蔵室(た
とえば野菜室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱体
と、冷凍室内下部前方に設けた戻り冷気吸入口と、冷凍
室下部に前記戻り冷気吸入口から第二の蒸発器へと室内
空気を導く戻り冷気通路を設けてあり、前記戻り冷気通
路は前記他の冷蔵室の天面部が所定の温度となる断熱厚
さを有していることを特徴とする。
【0022】また、冷気吸入口から第二の蒸発器へと室
内空気を導く第一の戻り冷気通路と、冷気遮断手段を設
けた第二の戻り冷気通路とを設けてあり、前記第二の戻
り冷気通路は下部にある前記他の冷蔵室の天面部が所定
の温度となる断熱厚さを有していることを特徴とする。
【0023】また、冷凍室下部に他の冷蔵室(たとえば
野菜室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱体と、前記
冷凍室と前記他の冷蔵室とを仕切る断熱仕切と、内部に
冷媒を封入したプレートで前記断熱仕切をはさんで構成
したことを特徴とする。
【0024】この本発明によれば、風路を含む冷却シス
テムを簡略化する冷凍冷蔵庫を提供できる。
【0025】さらに中央に位置する使い勝手のよい冷凍
室、冷蔵室の無効容積を減少させ、かがんだり、背伸び
したりせずとも使える、使いやすい部位の内容積を大き
くできる冷凍冷蔵庫が得られる。
【0026】また、冷却停止中の冷蔵室内上部の温度上
昇防止による庫内温度均一化ができる冷凍冷蔵庫が得ら
れる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも一つの冷凍室と前記冷凍室の上部に設け
た少なくとも一つの冷蔵室とから成る冷凍冷蔵庫箱体
と、圧縮機と凝縮器と減圧手段と前記冷蔵室の室内天面
部に設けた第一の蒸発器と前記冷凍室に設けた第二の蒸
発器とを順次接合した冷却システムと、前記第一の蒸発
器近傍に設けた第一の冷気循環手段と、前記第二の蒸発
器近傍に設けた第二の冷気循環手段と、各室の室温を検
知する温度検知手段と、前記圧縮機と第一の冷気循環手
段と第二の冷気循環手段とを制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするものであり、前記冷蔵室の冷却にあ
っては冷蔵室内にある前記第一の蒸発器と第一の冷気循
環手段により冷却を行うので吸い込みと吐出の簡単な風
路構成で済む。
【0028】さらに天面部に前記第一の蒸発器を配置す
るので使い勝手の悪い上部に冷却システムを構成でき、
中央部の無効容積部を削減できる。また、冷却停止中に
最も室内温度が上昇する最上部に前記第一の蒸発器を配
置したので温度上昇を防止し、さらには冷却停止中にお
いても自然対流において上方より室内を冷却し温度分布
の均一化と温度維持を進めるものである。
【0029】冷凍室の冷却にあっては、第二の蒸発器は
冷凍室の熱負荷を冷却するのに十分な蒸発器能力を持つ
熱交換器であればよいので、従来の蒸発器より小型化が
可能である。また、風路構成は従来のように冷蔵室や冷
凍室へと多岐にわたることがなく、前記冷凍室内で、吸
い込みと吐出を構成すればよいので簡単化が可能であ
る。さらに風路での損失が小さく済むので冷気循環手段
の小型化が可能である。
【0030】請求項2に記載の発明は第二の蒸発器を冷
凍室内底面部に設け、前記蒸発器近傍に第二の冷気循環
手段を設けたことを特徴とするものであり、底面部に前
記第二の蒸発器を設置するので、使い勝手の悪い底部に
冷却システムの無効容積を配置し、前記冷凍室奥部の無
効容積が削減できる。また冷蔵室にある冷却システムは
前記冷蔵室内天面に配置してあるので、冷却システムに
よる室内の無効容積部を上下端部に配置し、使い勝手の
良い中央部を広く内容積とすることが可能である。
【0031】請求項3に記載の発明は冷凍室下部にさら
に他の冷蔵室(たとえば野菜室)を設けた構成から成る
冷凍冷蔵庫箱体と、第二の蒸発器下方部から前記他の冷
蔵室へと通じる冷気通路と、前記冷気通路に設けた冷気
遮断手段と、前記他の冷蔵室温度検知手段とを備えてい
るものであり、前記他の冷蔵室温度検知手段の信号を受
けての前記他の冷蔵室の冷却は前記冷凍室の冷気循環手
段が停止している間に冷気遮断手段を開放することで、
自然対流により比較的低温の冷凍室冷気が前記他の冷蔵
室に流入して冷却を行う。前記他の冷蔵室の温度が十分
低下すると、冷気遮断手段は再び冷気通路を遮断する。
【0032】これにより前記他の冷蔵室の冷却のため
に、複雑な風路構成が不必要であり、風路に要する無効
容積部を削減できる。例えば冷凍室上部の冷蔵室に設置
してある第一の蒸発器と第一の冷気循環手段によって冷
却を行うならば、冷凍冷蔵庫箱体の最上部から下部へと
往復の風路が必要であり、中央部の内容積を大きく無効
とするものである。
【0033】また、冷凍室に設置してある第二の蒸発器
と第二の冷気循環手段によって冷却を行う場合も同様に
前記冷凍室と前記他の冷蔵室を結ぶ往復の風路が必要と
なる。
【0034】請求項4に記載の発明は冷凍室下部にさら
に冷蔵室(たとえば野菜室)を設けた構成から成る冷凍
冷蔵庫箱体と、冷凍室内下部前方に設けた戻り冷気吸入
口と、冷凍室下部に前記戻り冷気吸入口から第二の蒸発
器へと室内空気を導く戻り冷気通路を設けてあり、前記
戻り冷気通路は前記他の冷蔵室の天面部が所定の温度と
なる断熱厚さを有していることを特徴とするものであ
り、前記他の冷蔵室の冷却は前記戻り冷気通路から断熱
材を通しての伝熱により行われる。この時冷凍室への温
度上昇影響は前記戻り冷気通路により軽減される。
【0035】これにより前記他の冷蔵室の冷却のため
に、複雑な風路構成が不必要であり、風路に要する無効
容積部を削減できる。
【0036】請求項5に記載の発明は冷気吸入口から第
二の蒸発器へと室内空気を導く第一の戻り冷気通路と、
冷気遮断手段を設けた第二の戻り冷気通路とを設けてあ
り、前記第二の戻り冷気通路は下部にある前記他の冷蔵
室の天面部が所定の温度となる断熱厚さを有しているこ
とを特徴とするものであり、前記他の冷蔵室の冷却は冷
気遮断手段が開放されて第二の戻り冷気通路へ冷凍室室
内の比較的低温の空気が流入通過することで、前記第二
の戻り冷気通路から断熱材を通しての伝熱により行われ
る。
【0037】前記他の冷蔵室の温度が十分低下すると、
冷気遮断手段は再び冷気通路を遮断することで第二の冷
気通路には比較的低温の冷蔵室空気が流入することがな
いので前記他の冷蔵室の冷却は停止される。
【0038】これにより前記他の冷蔵室の冷却のため
に、複雑な風路構成が不必要であり、風路に要する無効
容積部を削減できる。
【0039】請求項6に記載の冷凍室下部に他の冷蔵室
(たとえば野菜室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱
体と、前記冷凍室と前記他の冷蔵室とを仕切る断熱仕切
と、内部に冷媒を封入したプレートで前記断熱仕切をは
さんで構成したことを特徴とするものであり、前記他の
冷蔵室の冷却にあっては前記冷凍室の比較的低温の空気
により前記断熱仕切の冷凍室側に貼り付けられた前記プ
レートの放熱部が冷却される。
【0040】前記プレート内部の冷媒は液化されて下方
に位置する前記他の冷蔵室側に貼り付けられた前記プレ
ートの冷却部へ流入する。ここで前記他の冷蔵室の比較
的高温の空気と熱交換を行う。蒸発した冷媒は再び上方
に位置する前記放熱部へ移動する。
【0041】これにより、前記他の冷蔵室の冷却に、冷
凍室や冷蔵室に設置の蒸発器との連絡風路を設ける必要
がなく無効容積部を削減できる。
【0042】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図8を用いて説明する。従来例と同一構成についてはそ
の詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0043】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図、図2は同実施の
形態による冷却システム図、図3は同実施の形態による
タイムチャームである。
【0044】1は冷凍冷蔵庫箱体であり、下方部に冷凍
室2を、上方部に第一の冷蔵室12と第二の冷蔵室13
で構成される冷蔵室3を配置してある。冷凍室2内はバ
ケット14が冷凍室ドア15に支持されており、食品等
の収納物はバケット14内に収納されて用いられるもの
である。
【0045】また、第一の冷蔵室12内は仕切板16に
よって、いくつかの収納区分に仕切られており、食品等
が収納されて用いられる。第二の冷蔵室は第一の冷蔵室
の下方部にあって、冷蔵バケット17が第二の冷蔵室ド
ア18に支持されており、主に野菜等の食品が収納され
て用いられる。
【0046】冷却サイクルは圧縮機7と凝縮器19と減
圧手段である毛細管20と第一の蒸発器21と中間パイ
プ22と第二の蒸発器23とサクションライン24とを
順次接続して構成されており、毛細管20と中間パイプ
22は少なくとも一部分を熱交換可能に配設され、サク
ションライン24と凝縮器19とも少なくとも一部分を
熱交換可能に配設されている。
【0047】第一の蒸発器21は冷蔵室3の室内最上部
位である天面に取り付けられた所定のテーパをもった断
熱部材25に押し当てて設置してあり、結露水等の排水
処理のために奥行き方向に下降する所定のテーパを有す
る。第一の蒸発器21の下面には蒸発器カバー26を第
一の蒸発器21に押し当てて設けてあり、蒸発器カバー
26の手前ドア側には室内空気の吸入口27が、第一の
蒸発器21より奥側に排水処理用のドレン部28が形成
されてある。
【0048】また吸入口27には図示しないスリットが
設けられており、ドア側から第一の蒸発器21を目立た
なくするものである。
【0049】第一の蒸発器21の奥部には第一の冷気循
環手段であるクロスフロー型ファン29が設けられ、フ
ァン29より下方に通風口を備えた風路ガイド30が設
けてある。クロスフローファン29を用いることで冷気
の流れ方向を冷蔵室3の形状に沿って変換可能であり、
風路の構成が簡単で済む。
【0050】第二の蒸発器23は冷凍室2の奥部に室内
と断熱されて設置されており、上方近傍に第二の冷気循
環手段である軸流ファン10を、下方近傍には除霜を行
う除霜ヒータ9を設けてある。
【0051】冷凍室2と冷蔵室3とには温度検知手段で
ある冷凍室サーミスタ4と冷蔵室サーミスタ5とが設置
されており、制御手段31により冷却システムの運転制
御による室内温度調節が行われる。
【0052】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、図3のタイムチャートを元にその動作を説明する。
【0053】冷蔵室2内の温度が上昇すると、冷蔵室サ
ーミスタ5が、予め設定された所定のカットイン温度
(例えば3℃+1℃)を超えることを検知する。制御手
段31はこの信号を受けて、圧縮機7と第一の冷気循環
手段であるクロスフローファン29を作動する(T
1)。
【0054】圧縮機7の動作により吐出された高温高圧
の冷媒は、凝縮器19により凝縮液化し、毛細管20に
て減圧され、第一の蒸発器21と第二の蒸発器23とで
蒸発気化し冷却を行う。気化した冷媒は、再び、圧縮機
15に吸入される。
【0055】この時、毛細管20と中間パイプ22と
で、また、サクションライン24と凝縮器19とで熱交
換を行い冷凍効果の拡大をはかりシステムの効率を向上
させるものである。
【0056】クロスフローファン29が作動すると、冷
蔵室2から冷蔵室空気の吸入口27を通じて空気が吸い
込まれ、断熱部材25と蒸発器カバー26とにより構成
される風路を通って、第一の蒸発器21で熱交換を行
い、比較的低温の空気となって再び冷蔵室2へと吐出さ
れる。この時風路ガイド30により、仕切板16により
区分けされた収納区分へ冷気が分散され冷蔵室内が冷却
される。
【0057】また、冷凍室2内の温度が熱侵入及び冷凍
室ドア15の開閉、比較的高温の食品等の収納により上
昇すると、冷凍室サーミスタ4が、予め設定された所定
のカットイン温度(例えば−18℃+1℃)を超えるこ
とを検知する。制御手段31はこの信号を受けて、圧縮
機7と第二の冷気循環手段10を作動する(T2)。
【0058】室内温度が低下し、冷凍室サーミスタ4が
予め設定された所定のカットオフ温度(例えば−18℃
−1℃)を超えることを検知すると、制御手段31はこ
の信号を受けて圧縮機7と第二の冷気循環手段10を停
止する(T3)。
【0059】この時、制御手段31は再度、圧縮機7を
停止したままクロスフローファン29を作動する。これ
により、第一の蒸発器21の除霜と冷蔵室3の冷却とを
行う。所定時間経過後にクロスフローファン29は停止
される(T4)。除霜により発生する水滴は第一の蒸発
器21のテーパに沿って流れ落ち、蒸発器カバー26に
設けられたドレン部28を経由して冷凍冷蔵庫箱体1外
部へと送られる。
【0060】以上の動作が繰り返されることで冷却が行
われる。また、第二の蒸発器の着霜は定期的に除霜ヒー
タ9に通電することで除霜される。
【0061】冷凍室2の冷却を行う第二の蒸発器23の
吸入空気温度は冷蔵室3の空気が混入して比較的高温と
なることが無いので、第二の蒸発器23の吐出空気温度
は冷凍室3内の温度に対して温度差の少ない空気温度
(例えば−20℃前後)となることが無く、比較的低温
を維持でき、効率の良い運転が行える。
【0062】また、同様に冷蔵室3の冷却を行う第一の
蒸発器21の吸入空気温度は冷凍室2の空気が混入する
ことが無く、比較的低温となることが無いので、第一の
蒸発器21の吐出空気温度は冷蔵室3内の温度に対し
て、極端に低温になることが無く、風路ダクト30に断
熱厚さが少なくて済み省スペース化が可能であり、さら
に、冷蔵室3内の一部で氷結をおこす様なことが無い。
また、食品に対して冷凍サイクルのオン、オフで極端な
低温の空気を当てることが無く、温度ムラの少ない冷蔵
が可能であり、保鮮上好ましいものである。
【0063】加えて、冷蔵室3は温度調節を従来のよう
にダンパで行なわずに圧縮機7とクロスフローファン2
9の動作で行うので、冷蔵室の風路を含めた冷却システ
ムは非常に簡素な構成が可能である。
【0064】さらに、第一の蒸発器21を冷蔵室3の天
面部に構成することで、使い勝手の良い中央部の内容積
を大きくとることが可能であり、例えば第二の冷蔵室の
バケット奥行き方向に拡大することができる。加えて、
クロスフローファン29が停止しており積極的な冷蔵室
3の冷却が行われていない間も、伝熱と自然対流による
冷却を天面部から行うので、冷蔵室3上部の大きい温度
上昇を防止する事が可能である。
【0065】また、第二の蒸発器23は冷凍室2の冷却
のみを行えばよいので蒸発器能力が小さくて良い。ま
た、冷蔵室2空気が混入することがないので着霜量も減
少するため、フィン間隔を詰めることができる。これに
より蒸発器の小型化が可能であり、冷凍室2奥部の範囲
で冷却システムの構成が可能となる。従って冷蔵室3と
冷凍室2の断熱仕切をシンプルに構成でき、断熱効率も
良く無効容積が削減できる。
【0066】なお、第一の冷気循環手段にクロスフロー
ファン29を用いたが、軸流ファンを用いても同様の効
果が得られる。
【0067】またなお、冷却サイクルは圧縮機7と凝縮
器19と減圧手段である毛細管20と第一の蒸発器21
と中間パイプ22と第二の蒸発器23とサクションライ
ン24とを順次接続して構成したが第二の蒸発器から第
一の蒸発器へと接続してもかまわないし、減圧手段は電
動膨脹弁を用いても同様である。
【0068】さらになお、冷却の運転パターンにおいて
は冷蔵室3と冷凍室2の冷却を交互に切り替えたが、冷
却要求に従って同時に冷却をおこなうことがあっても良
い。
【0069】(実施の形態2)図4に本発明の他の実施
の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図を示す。
【0070】第二の蒸発器23を冷凍室2内底面部に手
前側に吸い込み口を奥側に吐出口を持つよう設け、第二
の蒸発器23の吐出側近傍に第二の冷気循環手段である
軸流ファン10を設けてある。
【0071】これにより冷凍室2の冷却は、冷却サイク
ルの運転と軸流ファン10の作動により、冷凍室2内の
空気が手前から奥側へと循環して行われる。
【0072】第二の蒸発器23を使い勝手の悪い底面部
に設置することで、冷凍室2奥部の冷却システムによる
無効容積が削減できる。これによって冷凍室2のバケッ
ト14は奥行きを拡大でき、使いやすい高さにある内容
積を拡大可能である。
【0073】なお、軸流ファン10のかわりにクロスフ
ロー型ファンを用いてもかまわない。
【0074】(実施の形態3)図5に本発明の他の実施
の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図を、図6に他の実
施の形態によるタイムチャートを示す。
【0075】1は冷凍室と冷蔵室を有する冷凍冷蔵庫箱
体であり、第一の冷蔵室12が上部に、冷凍室2が中央
部に、第二の冷蔵室13(例えば野菜室)が冷凍室の下
方部に構成されている。第二の蒸発器23と第二の冷気
循環手段である軸流ファン10は冷凍室2の奥部に構成
されている。
【0076】第二の蒸発器23の下方には第二の冷蔵室
13と通じる冷気通路32が設けてあり、冷気通路と3
2の開口部33に冷気遮断手段である電動ダンパ34が
設けられている。35は第二の冷蔵室温度検知手段であ
る第二の冷蔵サーミスタであり、第一の冷蔵サーミスタ
5は第一の冷蔵室12内に配設してある。
【0077】以下この動作について図6のタイムチャー
トを元にその動作を説明する。第一の冷蔵室12内の温
度が上昇すると、第一の冷蔵室サーミスタ5が、予め設
定された所定のカットイン温度(例えば3℃+1℃)を
超えることを検知する。制御手段31はこの信号を受け
て、圧縮機7と第一の冷気循環手段29を作動し、第一
の冷蔵室12を冷却開始する(T1)。
【0078】また、冷凍室2内の温度が熱侵入及び冷凍
室ドア15の開閉、比較的高温の食品等の収納により上
昇すると、冷凍室サーミスタ4が、予め設定された所定
のカットイン温度(例えば−18℃+1℃)を超えるこ
とを検知する。制御手段31はこの信号を受けて、圧縮
機7と第二の冷気循環手段10を作動し、冷凍室2の冷
却を開始する(T3)。
【0079】室内温度が低下し、冷凍室サーミスタ4が
予め設定された所定のカットオフ温度(例えば−18℃
−1℃)を超えることを検知すると、制御手段31はこ
の信号を受けて圧縮機7と第二の冷気循環手段10を停
止する(T4)。
【0080】この時、制御手段31は再度、圧縮機7を
停止したまま第一の冷気循環手段29を作動する。これ
により、第一の蒸発器21の除霜と冷蔵室3の冷却とを
行う。所定時間経過後に第一の冷気循環手段29は停止
される(T6)。
【0081】第二の冷蔵室13の冷却は第二の冷蔵サー
ミスタ35が予め設定された所定のカットイン温度(例
えば−5℃+1℃)を超え、かつ冷凍室2の冷却が停止
中で第二の冷気循環手段10が停止していることを検知
すると、制御手段31は電動ダンパ34を開放する(T
5)。これにより冷凍室2内の比較的低温の空気が開口
部33から冷気通路32を通って自然対流により第二の
冷蔵室13へと導かれる。
【0082】以上の動作が繰り返されることで冷却が行
われる。第二の冷蔵室13の温度が十分低下し、冷蔵サ
ーミスタ35が予め設定された所定のカットオフ温度
(例えば−5℃−1℃)を越えることを検知すると、制
御手段31は電動ダンパ34を閉止し冷気通路32を遮
断する(T2)。
【0083】これにより第二の冷蔵室13の冷却のため
に、複雑な風路構成が不必要であり、風路に要する無効
容積部を削減できる。例えば冷凍室2上部の第一の冷蔵
室12に設置してある第一の蒸発器21と第一の冷気循
環手段29にによって第二の冷蔵室13の冷却を行うな
らば、冷凍冷蔵庫箱体1の最上部から下部へと往復の風
路が必要であり、中央部の内容積を大きく無効とするも
のである。
【0084】また、冷凍室2に設置してある第二の蒸発
器23と第二の冷気循環手段10によって冷却を行う場
合も同様に前記冷凍室2と前記第二の冷蔵室13を結ぶ
往復の風路が必要となり、やはり中央部の内容積を大き
く無効容積とするものである。
【0085】(実施の形態4)図7に本発明の他の実施
の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図を示す。
【0086】1は冷凍室と冷蔵室を有する冷凍冷蔵庫箱
体であり、第一の冷蔵室12が上部に、冷凍室2が中央
部に、第二の冷蔵室13(例えば野菜室)が冷凍室の下
方部に構成されている。第二の蒸発器23と第二の冷気
循環手段である軸流ファン10は冷凍室2の奥部に構成
されている。
【0087】冷凍室2内下部前方には戻り冷気吸入口3
6が設けてあり、冷凍室2と第二の冷蔵室13とを区分
する断熱仕切37内に戻り冷気吸入口36から第二の蒸
発器23へと室内空気を導く戻り冷気通路38が設けて
ある。戻り冷気通路38は第二の冷蔵室13の天面部が
所定の温度、例えば室内温度を5℃とした場合に温度差
を10℃から15℃とるために−5℃から−10℃とな
る断熱厚さを有している。
【0088】この構成により、第二の冷蔵室13の冷却
は戻り冷気通路38から断熱材を通しての伝熱により行
われる。
【0089】これにより前記他の冷蔵室の冷却のため
に、複雑な風路構成が不必要であり、風路に要する無効
容積部を削減できる。
【0090】なお、より精密な第二の冷蔵室13の温度
調節を行うために温度検知手段と、天面部にパネルヒー
タを設けて天面部の表面温度を調節しても良い。
【0091】(実施の形態5)図8に本発明の他の実施
の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図を示す。
【0092】1は冷凍室と冷蔵室を有する冷凍冷蔵庫箱
体であり、第一の冷蔵室12が上部に、冷凍室2が中央
部に、第二の冷蔵室13(例えば野菜室)が冷凍室の下
方部に構成されている。第二の蒸発器23と第二の冷気
循環手段である軸流ファン10は冷凍室2の奥部に構成
されている。またそれぞれ室内に温度検知手段であるサ
ーミスタが設けられている。
【0093】39は冷気吸入口36から第二の蒸発器2
3へと室内空気を導く第一の戻り冷気通路であり、40
は冷気遮断手段である電動フラップ41を入口部と出口
部に設けた第二の戻り冷気通路である。第二の戻り冷気
通路40は下部にある第二の冷蔵室13の天面部が所定
の温度となる断熱厚さを有している。
【0094】以上の構成により第二の冷蔵室13の冷却
は、第二の冷蔵サーミスタ35の温度が所定の温度以上
を検知することにより、制御手段31が電動フラップ4
1を開放して第二の戻り冷気通路40へ冷凍室2内の比
較的低温の空気が流入通過する。これにより第二の戻り
冷気通路40から断熱材を通しての伝熱により第二の冷
蔵室13の冷却が行われる。十分温度が低下して、第二
の冷蔵サーミスタ35の温度が所定の温度以下を検知す
ることにより、制御手段31は電動フラップ41を閉止
する。これにより第二の戻り冷気通路40が遮断され
る。
【0095】第二の冷蔵室13の冷却時は、冷凍室2の
冷却に用いられる風路は第一の戻り冷気通路39と第二
の戻り冷気通路40とであり、第二の冷蔵室13が積極
的に冷却されないときは、冷凍室2の冷却に用いられる
風路は第一の戻り冷気通路39となる。
【0096】これにより第二の冷蔵室13の冷却のため
に、複雑な風路構成が不必要であり、風路に要する無効
容積部を削減できる。
【0097】(実施の形態6)図9に本発明の他の実施
の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図を示す。
【0098】42は内部に冷媒を封入したプレートであ
り、断熱仕切37をはさんで構成してあり、冷凍室2側
にプレート42の放熱部43を第二の冷蔵室13側に冷
却部44を貼り付けてある。
【0099】これにより、第二の冷蔵室13の冷却にあ
っては冷凍室2の比較的低温の空気により断熱仕切37
の冷凍室側に貼り付けられたプレート42の放熱部43
が冷却される。
【0100】図示しないプレート42内部の冷媒は液化
されて下方に位置する第二の冷蔵室13側に貼り付けら
れたプレート42の冷却部44へ流入する。ここで第二
の冷蔵室13の比較的高温の空気と熱交換を行う。蒸発
した冷媒は再び上方に位置する放熱部43へ移動する。
【0101】これにより、第二の冷蔵室13の冷却に、
冷凍室2や第一の冷蔵室3に設置の第一の蒸発器21、
第二の蒸発器23との連絡風路を設ける必要がなく無効
容積部を削減できる。
【0102】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、風路を含
む冷却システムを簡略化する冷凍冷蔵庫を提供出来る。
【0103】さらに中央に位置する使い勝手のよい冷凍
室、冷蔵室の無効容量を減少させ、かがんだり、背伸び
したりせずとも使える、使いやすい部位の内容積を大き
くできる冷凍冷蔵庫が得られる。
【0104】また、冷蔵室が冷凍室の上下に分かれて構
成される、いわゆるミッドフリーザータイプの冷蔵庫に
あっても、中央部の冷却システムによる無効容積を削減
でき、かがんだり、背伸びしたりせずとも使える、使い
やすい部位の内容積を大きくできる冷凍冷蔵庫が得られ
る。
【0105】また、冷却停止中の冷蔵室内上部の温度上
昇防止による庫内温度均一化ができる冷凍冷蔵庫が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による冷凍冷蔵庫の断面
概略図
【図2】同実施の形態による冷凍冷蔵庫の冷却システム
概略図
【図3】同実施の形態によるタイムチャート
【図4】他の実施の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図
【図5】他の実施の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図
【図6】他の実施の形態によるタイムチャート
【図7】他の実施の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図
【図8】他の実施の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図
【図9】他の実施の形態による冷凍冷蔵庫の断面概略図
【図10】従来の冷凍冷蔵庫の断面概略図
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫箱体 2 冷凍室 3 冷蔵室 4 冷凍室温度検知手段 5 冷蔵室温度検知手段 7 圧縮機 10 第二の冷気循環手段 12 第一の冷蔵室 13 第二冷蔵室 19 凝縮器 20 減圧手段 21 第一の蒸発器 23 第二の蒸発器 26 蒸発器カバー 29 第一の冷気循環手段 30 風路ガイド 31 制御手段 32 冷気通路 34 冷気遮断手段 37 断熱仕切 38 戻り冷気通路 39 第一の戻り冷気通路 40 第二の戻り冷気通路 42 プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河田 義則 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの冷凍室と前記冷凍室の
    上部に設けた少なくとも一つの冷蔵室とから成る冷凍冷
    蔵庫箱体と、圧縮機と凝縮器と減圧手段と前記冷蔵室の
    室内天面部に設けた第一の蒸発器と前記冷凍室に設けた
    第二の蒸発器とを順次接合した冷却システムと、前記第
    一の蒸発器近傍に設けた第一の冷気循環手段と、前記第
    二の蒸発器近傍に設けた第二の冷気循環手段と、各室の
    室温を検知する温度検知手段と、前記圧縮機と第一の冷
    気循環手段と第二の冷気循環手段とを制御する制御手段
    とを備えた冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 第二の蒸発器を冷凍室内底面部に設け、
    前記蒸発器近傍に第二の冷気循環手段を設けたことを特
    徴とする請求項1の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷凍室下部に他の冷蔵室(たとえば野菜
    室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱体と、第二の蒸
    発器下方部から前記他の冷蔵室へと通じる冷気通路と、
    前記冷気通路に設けた冷気遮断手段と、前記他の冷蔵室
    温度検知手段とを備えた請求項1の冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷凍室下部に他の冷蔵室(たとえば野菜
    室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱体と、冷凍室内
    下部前方に設けた戻り冷気吸入口と、冷凍室下部に前記
    戻り冷気吸入口から第二の蒸発器へと室内空気を導く戻
    り冷気通路を設けてあり、前記戻り冷気通路は前記他の
    冷蔵室の天面部が所定の温度となる断熱厚さを有してい
    ることを特徴とする請求項1の冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷気吸入口から第二の蒸発器へと室内空
    気を導く第一の戻り冷気通路と、冷気遮断手段を設けた
    第二の戻り冷気通路とを設けてあり、前記第二の戻り冷
    気通路は下部にある前記他の冷蔵室の天面部が所定の温
    度となる断熱厚さを有していることを特徴とする請求項
    4の冷凍冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷凍室下部に他の冷蔵室(たとえば野菜
    室)を設けた構成から成る冷凍冷蔵庫箱体と、前記冷凍
    室と前記他の冷蔵室とを仕切る断熱仕切と、内部に冷媒
    を封入したプレートで前記断熱仕切をはさんで構成した
    ことを特徴とする請求項1の冷凍冷蔵庫。
JP26586996A 1996-10-07 1996-10-07 冷凍冷蔵庫 Pending JPH10111060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235432A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Fuji Electric Co Ltd 冷媒回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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