JPH08233429A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH08233429A JPH08233429A JP3830695A JP3830695A JPH08233429A JP H08233429 A JPH08233429 A JP H08233429A JP 3830695 A JP3830695 A JP 3830695A JP 3830695 A JP3830695 A JP 3830695A JP H08233429 A JPH08233429 A JP H08233429A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/065—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
- F25D2317/0653—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the mullion
Abstract
(57)【要約】
【目的】 夏場や設置条件等により野菜室の温度が高く
なり野菜室内の保鮮性を損なうことを防止する。 【構成】 冷蔵室用戻り風路27の反対サイドに冷蔵室
用吐出風路24の途中で分岐された野菜室吐出風路28
を設け、野菜室20に送られる冷気が、冷蔵室19を通
らずに野菜室20に達するようにした。
なり野菜室内の保鮮性を損なうことを防止する。 【構成】 冷蔵室用戻り風路27の反対サイドに冷蔵室
用吐出風路24の途中で分岐された野菜室吐出風路28
を設け、野菜室20に送られる冷気が、冷蔵室19を通
らずに野菜室20に達するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上から冷蔵室、冷凍
室、野菜室の順に形成された冷蔵庫に関するものであ
る。
室、野菜室の順に形成された冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冷凍食品の需要増加に伴って、冷
蔵室より冷凍室の方が使用頻度が高いこともあり冷蔵庫
の使い勝手から上から冷蔵室、冷凍室、野菜室の順に形
成された冷蔵庫の需要が増加している。
蔵室より冷凍室の方が使用頻度が高いこともあり冷蔵庫
の使い勝手から上から冷蔵室、冷凍室、野菜室の順に形
成された冷蔵庫の需要が増加している。
【0003】従来のこの種の冷蔵庫の各部屋の冷却方法
は、特開平3−267677号公報に示されているもの
がある。
は、特開平3−267677号公報に示されているもの
がある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫の各部屋の冷却方法を説明する。図7は、従来の冷蔵
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図8
は、同従来の冷蔵庫の縦断面図である。
庫の各部屋の冷却方法を説明する。図7は、従来の冷蔵
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図8
は、同従来の冷蔵庫の縦断面図である。
【0005】図7,図8において、1は断熱箱体、2は
断熱箱体1内に形成された冷蔵室、3は冷凍室、4は野
菜室、5は冷凍室3の背部に配設された冷却器、6は冷
却器室、7は冷却器5で冷却された冷気を送るためのフ
ァン装置、8は冷蔵室2に冷気を送風するための冷蔵室
用吐出風路、9は野菜室3に冷気を送風するための冷蔵
室用戻り風路、10は野菜室4に送風した冷気を冷却器
5に戻すための野菜室用戻り風路、11は冷凍室3に送
風した冷気を冷却器5に戻すための冷凍室用戻り風路、
12は冷蔵室用戻り風路9への冷気の戻り口、13は冷
蔵室用吐出風路8からの冷気吐出口、14は冷凍室用戻
り風路11への冷気の戻り口、15,16は断熱した仕
切り板となっている。
断熱箱体1内に形成された冷蔵室、3は冷凍室、4は野
菜室、5は冷凍室3の背部に配設された冷却器、6は冷
却器室、7は冷却器5で冷却された冷気を送るためのフ
ァン装置、8は冷蔵室2に冷気を送風するための冷蔵室
用吐出風路、9は野菜室3に冷気を送風するための冷蔵
室用戻り風路、10は野菜室4に送風した冷気を冷却器
5に戻すための野菜室用戻り風路、11は冷凍室3に送
風した冷気を冷却器5に戻すための冷凍室用戻り風路、
12は冷蔵室用戻り風路9への冷気の戻り口、13は冷
蔵室用吐出風路8からの冷気吐出口、14は冷凍室用戻
り風路11への冷気の戻り口、15,16は断熱した仕
切り板となっている。
【0006】以上のように構成された冷蔵庫の各部屋の
冷却方法について、以下その冷却方式について説明す
る。
冷却方法について、以下その冷却方式について説明す
る。
【0007】まず、冷却器5で冷却された冷気はファン
装置7により送風され、一部は直接冷凍室3内に送ら
れ、そして送られた冷気は冷凍室用戻り口14より冷凍
室戻り風路11を通じて冷却室に戻され、残りの送風さ
れた冷気は、冷蔵室吐出風路8を通じて冷蔵室吐出口1
3より冷蔵室2内に送られ、さらに冷蔵室用戻り口12
より冷蔵室用戻り風路9通じて野菜室4内に送られ、そ
して野菜室4内に送られた冷気は野菜室用戻り風路10
を通じて冷却器室6に戻される。
装置7により送風され、一部は直接冷凍室3内に送ら
れ、そして送られた冷気は冷凍室用戻り口14より冷凍
室戻り風路11を通じて冷却室に戻され、残りの送風さ
れた冷気は、冷蔵室吐出風路8を通じて冷蔵室吐出口1
3より冷蔵室2内に送られ、さらに冷蔵室用戻り口12
より冷蔵室用戻り風路9通じて野菜室4内に送られ、そ
して野菜室4内に送られた冷気は野菜室用戻り風路10
を通じて冷却器室6に戻される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、冷蔵室2を通じて野菜室4に冷気を供給
するので、冷蔵室用吐出風路8側の風量・風速を相当大
きくしないと冷蔵室用戻り風路9内での温度が高いので
夏場や設置条件等により目標温度に対して野菜室4の温
度が高くなると言う欠点があった。
来の構成では、冷蔵室2を通じて野菜室4に冷気を供給
するので、冷蔵室用吐出風路8側の風量・風速を相当大
きくしないと冷蔵室用戻り風路9内での温度が高いので
夏場や設置条件等により目標温度に対して野菜室4の温
度が高くなると言う欠点があった。
【0009】本発明は、従来の課題を解決するもので、
四季を通じてどのような環境下でも常に一定に野菜室4
の庫内温度を守ることができる新しい風路構造を提案す
ることを目的とする。
四季を通じてどのような環境下でも常に一定に野菜室4
の庫内温度を守ることができる新しい風路構造を提案す
ることを目的とする。
【0010】また、上記従来の構成は、冷蔵室2から冷
却器5に直接空気を戻す専用の冷蔵室用戻り風路が無い
ため一番温度の高い室内と連結している野菜室用戻り風
路10のみが高温側の戻り風路になっているので一番暖
湿の空気が冷却器室6に戻ることにより冷却器5を温め
る方法になり霜が付きやすい風路構成になっているとい
う欠点があった。
却器5に直接空気を戻す専用の冷蔵室用戻り風路が無い
ため一番温度の高い室内と連結している野菜室用戻り風
路10のみが高温側の戻り風路になっているので一番暖
湿の空気が冷却器室6に戻ることにより冷却器5を温め
る方法になり霜が付きやすい風路構成になっているとい
う欠点があった。
【0011】本発明の他の目的は、冷却器に至る直前で
一番温度の高い湿気を帯びた野菜室側からの戻り空気の
温度を下げて冷却器に戻すことにより冷却器の温度上昇
を抑え、冷却システムの効率化及び霜付きを緩和させる
ことである。
一番温度の高い湿気を帯びた野菜室側からの戻り空気の
温度を下げて冷却器に戻すことにより冷却器の温度上昇
を抑え、冷却システムの効率化及び霜付きを緩和させる
ことである。
【0012】また、さらに上記従来の構成は、周囲温度
が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に冷却器室6内
にある冷気が野菜室4と連結している野菜室用戻り風路
10を通じて逆流してくるため低外気温用温度保証ヒー
タの容量を大きくしないと野菜室4が冷えすぎるという
欠点があった。
が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に冷却器室6内
にある冷気が野菜室4と連結している野菜室用戻り風路
10を通じて逆流してくるため低外気温用温度保証ヒー
タの容量を大きくしないと野菜室4が冷えすぎるという
欠点があった。
【0013】本発明のさらに他の目的は、周囲温度が低
くなる冬場に、冷却室内にある冷気逆流による野菜室が
冷えすぎ防止し、低外気温用温度保証ヒータの容量をア
ップしなくて済むようにすることである。
くなる冬場に、冷却室内にある冷気逆流による野菜室が
冷えすぎ防止し、低外気温用温度保証ヒータの容量をア
ップしなくて済むようにすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷蔵庫は、冷却器により冷却された冷気を冷蔵
室に導く冷蔵室用吐出風路と、冷蔵室側に送られた冷気
を冷却器に戻す冷蔵室戻り風路と、冷蔵室用吐出風路の
途中で分岐され冷蔵室戻り風路の反対サイドに設けられ
た野菜室側に冷気を導く野菜室用吐出風路と、野菜室側
に送られた冷気を冷却器に戻す野菜室用戻り風路とを備
えているのである。
本発明の冷蔵庫は、冷却器により冷却された冷気を冷蔵
室に導く冷蔵室用吐出風路と、冷蔵室側に送られた冷気
を冷却器に戻す冷蔵室戻り風路と、冷蔵室用吐出風路の
途中で分岐され冷蔵室戻り風路の反対サイドに設けられ
た野菜室側に冷気を導く野菜室用吐出風路と、野菜室側
に送られた冷気を冷却器に戻す野菜室用戻り風路とを備
えているのである。
【0015】また、冷蔵室用戻り風路からの冷蔵室用戻
り空気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷
却器に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空
気を冷却器に戻す構造を備えているのである。
り空気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷
却器に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空
気を冷却器に戻す構造を備えているのである。
【0016】また、野菜室用戻り風路内に、トラップ構
造と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構を備えているの
である。
造と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構を備えているの
である。
【0017】
【作用】本発明の冷蔵庫は、冷蔵室用吐出風路の途中で
分岐され冷蔵室戻り風路の反対サイドに設けられた野菜
室用吐出風路を通じて野菜室に冷気を吐き出すので、夏
場や設置条件等により野菜室庫内温度が高くならず、特
別な技術的処置を講じなくても容易に所定温度を引き出
せる構造になっているので保鮮性を損なうことはない。
また、従来例のように冷却サイクルがこのような条件下
で連続状態にならないので冷蔵庫の電気代が高くなる事
もない。
分岐され冷蔵室戻り風路の反対サイドに設けられた野菜
室用吐出風路を通じて野菜室に冷気を吐き出すので、夏
場や設置条件等により野菜室庫内温度が高くならず、特
別な技術的処置を講じなくても容易に所定温度を引き出
せる構造になっているので保鮮性を損なうことはない。
また、従来例のように冷却サイクルがこのような条件下
で連続状態にならないので冷蔵庫の電気代が高くなる事
もない。
【0018】また、冷蔵室用戻り風路からの冷蔵室用戻
り空気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷
却器に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空
気を冷却器に戻すので、冷却器に戻る野菜室側の戻り空
気の温度が下がり、冷却器の温度上昇を抑えることがで
きるので、冷却システムの効率化及び冷却器の霜付きを
緩和させることができる。
り空気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷
却器に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空
気を冷却器に戻すので、冷却器に戻る野菜室側の戻り空
気の温度が下がり、冷却器の温度上昇を抑えることがで
きるので、冷却システムの効率化及び冷却器の霜付きを
緩和させることができる。
【0019】また、野菜室用戻り風路内に、トラップ構
造と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構を備えているの
で、周囲温度が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に
冷却室内にある冷気が野菜室と連結している野菜室用戻
り風路を通じて逆流することがなくなり、低外気温温度
保証ヒータの容量をアップしなくても済むので冷蔵庫の
電気代を節約できる。
造と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構を備えているの
で、周囲温度が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に
冷却室内にある冷気が野菜室と連結している野菜室用戻
り風路を通じて逆流することがなくなり、低外気温温度
保証ヒータの容量をアップしなくても済むので冷蔵庫の
電気代を節約できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同
一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明
を省略する。
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同
一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明
を省略する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施例による冷蔵
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図2
は同実施例による冷蔵庫の縦断面図である。
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図2
は同実施例による冷蔵庫の縦断面図である。
【0022】図1,2において、断熱箱体17内には2
つの断熱された仕切り板34,35が設置されており、
この仕切り板34,35によって、上から冷蔵室18、
冷凍室19、野菜室20が区分されている。冷凍室19
背部には、冷却器室22があり、この冷却器室22内に
はファン装置23、冷却器21、除湿ヒータ33が上か
ら順に配設されており、冷却器21で冷却された冷気を
ファン装置23で循環させる。
つの断熱された仕切り板34,35が設置されており、
この仕切り板34,35によって、上から冷蔵室18、
冷凍室19、野菜室20が区分されている。冷凍室19
背部には、冷却器室22があり、この冷却器室22内に
はファン装置23、冷却器21、除湿ヒータ33が上か
ら順に配設されており、冷却器21で冷却された冷気を
ファン装置23で循環させる。
【0023】その循環経路を以下に述べる。ファン装置
23により送風される冷気の一部は、冷凍室用吐出口3
1を通じて直接冷凍室19内に送られ、図2に示すよう
な冷凍室用戻り口32を通じて冷却器室22内に戻され
る。
23により送風される冷気の一部は、冷凍室用吐出口3
1を通じて直接冷凍室19内に送られ、図2に示すよう
な冷凍室用戻り口32を通じて冷却器室22内に戻され
る。
【0024】また、残りの冷気は、冷蔵室用吐出風路2
4の途中で冷蔵室18用と野菜室20用に分割される。
4の途中で冷蔵室18用と野菜室20用に分割される。
【0025】まず、冷蔵室18側に送られる冷気から説
明すると、冷却器室22から冷蔵室18側に送られる冷
気は、冷蔵室用吐出風路24を通り冷蔵室用冷気吐出口
25より冷蔵室18庫内に送られる。そして冷蔵室18
庫内に送られた冷気は冷蔵室用戻り口26より冷蔵庫サ
イドに設けられた冷蔵室用戻り風路27を通って直接冷
却器室22内に戻る。
明すると、冷却器室22から冷蔵室18側に送られる冷
気は、冷蔵室用吐出風路24を通り冷蔵室用冷気吐出口
25より冷蔵室18庫内に送られる。そして冷蔵室18
庫内に送られた冷気は冷蔵室用戻り口26より冷蔵庫サ
イドに設けられた冷蔵室用戻り風路27を通って直接冷
却器室22内に戻る。
【0026】一方、野菜室20側に送られる冷気は、冷
蔵室用吐出風路24の途中で分岐され冷蔵室戻り風路2
7の反対サイドに設けられた野菜室用吐出風路28を通
り野菜室20庫内に送られる。そして野菜室20庫内に
送られた冷気は、野菜室用戻り口29より野菜室用戻り
風路30を通って冷却器室22内に戻る。
蔵室用吐出風路24の途中で分岐され冷蔵室戻り風路2
7の反対サイドに設けられた野菜室用吐出風路28を通
り野菜室20庫内に送られる。そして野菜室20庫内に
送られた冷気は、野菜室用戻り口29より野菜室用戻り
風路30を通って冷却器室22内に戻る。
【0027】以上のように本実施例による冷蔵庫は、冷
蔵室用吐出風路24の途中で分岐され冷蔵室戻り風路2
7の反対サイドに設けられた野菜室用吐出風路28を通
じて野菜室20に冷気を吐き出すものであり、従来の冷
蔵庫のように冷蔵室を冷却した後の冷気を野菜室の冷却
用として使用しないので、外気温が高くなる夏場等に野
菜室の温度が高くならず、野菜室の保鮮性を損なわな
い。
蔵室用吐出風路24の途中で分岐され冷蔵室戻り風路2
7の反対サイドに設けられた野菜室用吐出風路28を通
じて野菜室20に冷気を吐き出すものであり、従来の冷
蔵庫のように冷蔵室を冷却した後の冷気を野菜室の冷却
用として使用しないので、外気温が高くなる夏場等に野
菜室の温度が高くならず、野菜室の保鮮性を損なわな
い。
【0028】次に、本発明による冷蔵庫の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の
実施例と同一構成については、同一符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の
実施例と同一構成については、同一符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0029】図3は、本発明の第2の実施例による冷蔵
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図4
は同実施例による冷蔵庫の縦断面図である。
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図4
は同実施例による冷蔵庫の縦断面図である。
【0030】本実施例と第1の実施例との違いは、冷蔵
室用戻り風路27からの冷蔵室18用戻り空気と野菜室
用戻り風路28からの野菜室20用戻り空気を冷却器に
戻す前に手前で両戻り空気を合流させる合流点36を設
け、合流した空気を冷却器21に戻すようにしたことで
ある。
室用戻り風路27からの冷蔵室18用戻り空気と野菜室
用戻り風路28からの野菜室20用戻り空気を冷却器に
戻す前に手前で両戻り空気を合流させる合流点36を設
け、合流した空気を冷却器21に戻すようにしたことで
ある。
【0031】以上のように本実施例による冷蔵庫は、冷
蔵室用戻り風路27からの冷蔵室18用戻り空気と野菜
室用戻り風路28からの野菜室20用戻り空気を冷却器
に戻す前に手前で両戻り空気を合流させる合流点36を
設け、合流した空気を冷却器21に戻すようにしたの
で、冷却器に戻る野菜室側の戻り空気の温度が下がり、
冷却器の温度上昇を抑えることができるので、冷却シス
テムの効率化及び冷却器の霜付きを緩和させることがで
きる。
蔵室用戻り風路27からの冷蔵室18用戻り空気と野菜
室用戻り風路28からの野菜室20用戻り空気を冷却器
に戻す前に手前で両戻り空気を合流させる合流点36を
設け、合流した空気を冷却器21に戻すようにしたの
で、冷却器に戻る野菜室側の戻り空気の温度が下がり、
冷却器の温度上昇を抑えることができるので、冷却シス
テムの効率化及び冷却器の霜付きを緩和させることがで
きる。
【0032】次に、本発明による冷蔵庫の第3の実施冷
について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と
同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と
同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0033】図5は、本発明の第3の実施例による冷蔵
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図6
は同実施例による冷蔵庫の縦断面図である。
庫の扉を除去した状態での風路構造を示す斜視図、図6
は同実施例による冷蔵庫の縦断面図である。
【0034】本実施例と第1の実施例との違いは、野菜
室用戻り風路30内に、トラップ構造37と、圧縮機停
止時に閉じるダンパ機構38を備えたことである。
室用戻り風路30内に、トラップ構造37と、圧縮機停
止時に閉じるダンパ機構38を備えたことである。
【0035】野菜室20庫内に送られた冷気は、野菜室
用戻り口29より野菜室用戻り風路30に導かれ、野菜
室用戻り風路30内のダンパ機構38及びトラップ構造
37通じて冷却室22内に戻る。圧縮機停止時には、冷
却室22から野菜室用戻り風路30を通じて冷気が逆流
してくるが野菜室用戻り風路30内に付加されているト
ラップ構造37のため空気に抵抗が加えられ冷気が逆流
しにくくなり、且つ野菜室用戻り風路30内のダンパ機
構38を閉じることで完全に冷気が遮断される。
用戻り口29より野菜室用戻り風路30に導かれ、野菜
室用戻り風路30内のダンパ機構38及びトラップ構造
37通じて冷却室22内に戻る。圧縮機停止時には、冷
却室22から野菜室用戻り風路30を通じて冷気が逆流
してくるが野菜室用戻り風路30内に付加されているト
ラップ構造37のため空気に抵抗が加えられ冷気が逆流
しにくくなり、且つ野菜室用戻り風路30内のダンパ機
構38を閉じることで完全に冷気が遮断される。
【0036】以上のように本実施例による冷蔵庫は、野
菜室用戻り風路30内に、トラップ構造37と、圧縮機
停止時に閉じるダンパ機構38を備えているので、周囲
温度が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に冷却室2
2内にある冷気が野菜室20と連結している野菜室用戻
り風路30を通じて逆流することがなくなり、低外気温
温度保証ヒータの容量をアップしなくても済むので冷蔵
庫の電気代を節約できる。
菜室用戻り風路30内に、トラップ構造37と、圧縮機
停止時に閉じるダンパ機構38を備えているので、周囲
温度が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に冷却室2
2内にある冷気が野菜室20と連結している野菜室用戻
り風路30を通じて逆流することがなくなり、低外気温
温度保証ヒータの容量をアップしなくても済むので冷蔵
庫の電気代を節約できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冷蔵室用
吐出風路の途中で分岐され冷蔵室戻り風路の反対サイド
に設けられた野菜室用吐出風路を通じて野菜室に冷気を
吐き出すので、夏場や設置条件等により野菜室庫内温度
が高くならず、特別な技術的処置を講じなくても容易に
所定温度を引き出せる構造になっているので保鮮性を損
なうことはない。また、従来例のように冷却サイクルが
このような条件下で連続状態にならないので冷蔵庫の電
気代が高くなる事もない。
吐出風路の途中で分岐され冷蔵室戻り風路の反対サイド
に設けられた野菜室用吐出風路を通じて野菜室に冷気を
吐き出すので、夏場や設置条件等により野菜室庫内温度
が高くならず、特別な技術的処置を講じなくても容易に
所定温度を引き出せる構造になっているので保鮮性を損
なうことはない。また、従来例のように冷却サイクルが
このような条件下で連続状態にならないので冷蔵庫の電
気代が高くなる事もない。
【0038】また、冷蔵室用戻り風路からの冷蔵室用戻
り空気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷
却器に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空
気を冷却器に戻すので、冷却器に戻る野菜室側の戻り空
気の温度が下がり、冷却器の温度上昇を抑えることがで
きるので、冷却システムの効率化及び冷却器の霜付きを
緩和させることができる。
り空気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷
却器に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空
気を冷却器に戻すので、冷却器に戻る野菜室側の戻り空
気の温度が下がり、冷却器の温度上昇を抑えることがで
きるので、冷却システムの効率化及び冷却器の霜付きを
緩和させることができる。
【0039】また、野菜室用戻り風路内に、トラップ構
造と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構を備えているの
で、周囲温度が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に
冷却室内にある冷気が野菜室と連結している野菜室用戻
り風路を通じて逆流することがなくなり、低外気温温度
保証ヒータの容量をアップしなくても済むので冷蔵庫の
電気代を節約できる。
造と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構を備えているの
で、周囲温度が低くなる冬場に、圧縮機が停止した時に
冷却室内にある冷気が野菜室と連結している野菜室用戻
り風路を通じて逆流することがなくなり、低外気温温度
保証ヒータの容量をアップしなくても済むので冷蔵庫の
電気代を節約できる。
【図1】本発明による冷蔵庫の第1の実施例の扉を除去
した状態での風路構造を示す斜視図
した状態での風路構造を示す斜視図
【図2】同実施例の冷蔵庫の縦断面図
【図3】本発明による冷蔵庫の第2の実施例の扉を除去
した状態での風路構造を示す斜視図
した状態での風路構造を示す斜視図
【図4】同実施例の冷蔵庫の縦断面図
【図5】本発明による冷蔵庫の第3の実施例の扉を除去
した状態での風路構造を示す斜視図
した状態での風路構造を示す斜視図
【図6】同実施例の冷蔵庫の縦断面図
【図7】従来の冷蔵庫の扉を除去した状態での風路構造
を示す斜視図
を示す斜視図
【図8】同従来の冷蔵庫の縦断面図
17 断熱箱体 18 冷蔵室 19 冷凍室 20 野菜室 21 冷却室 23 ファン装置 24 冷蔵室用吐出風路 27 冷蔵室用戻り風路 28 野菜室用吐出風路 30 野菜室用戻り風路 34 仕切り板 35 仕切り板 36 合流点 37 トラップ構造 38 ダンパ機構
Claims (3)
- 【請求項1】 断熱箱体の内部を上から冷蔵室、冷凍
室、野菜室の順に仕切る仕切り板と、これら各室を冷却
するための冷却器と、前記冷却器により冷却された冷気
を強制循環させるファン装置と、前記冷却器により冷却
された冷気を前記冷蔵室に導く冷蔵室用吐出風路と、前
記冷蔵室側に送られた冷気を前記冷却器に戻す冷蔵室戻
り風路と、前記冷蔵室用吐出風路の途中で分岐され前記
冷蔵室戻り風路の反対サイドに設けられた前記野菜室側
に冷気を導く野菜室用吐出風路と、前記野菜室側に送ら
れた冷気を前記冷却器に戻す野菜室用戻り風路とからな
る冷蔵庫。 - 【請求項2】 冷蔵室用戻り風路からの冷蔵室用戻り空
気と野菜室用戻り風路からの野菜室用戻り空気を冷却器
に戻す前に手前で両戻り空気を合流し、合流した空気を
冷却器に戻す構造を備えた請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 野菜室用戻り風路内に、トラップ構造
と、圧縮機停止時に閉じるダンパ機構とを備えた請求項
1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3830695A JPH08233429A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3830695A JPH08233429A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233429A true JPH08233429A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12521625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3830695A Pending JPH08233429A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08233429A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070023A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2011052907A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2012102920A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
JP2015090257A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
Citations (2)
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JPS5544186B2 (ja) * | 1973-02-20 | 1980-11-11 | ||
JPH04103984A (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-06 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP3830695A patent/JPH08233429A/ja active Pending
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