JP3499396B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3499396B2
JP3499396B2 JP06845397A JP6845397A JP3499396B2 JP 3499396 B2 JP3499396 B2 JP 3499396B2 JP 06845397 A JP06845397 A JP 06845397A JP 6845397 A JP6845397 A JP 6845397A JP 3499396 B2 JP3499396 B2 JP 3499396B2
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正人 田子
裕子 本郷
稔 天明
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に冷蔵庫は、冷凍室、冷蔵室、野菜
室等複数の冷却室を有し、蒸発器の熱交換器において熱
交換された冷気は、ダクトを通り電動ダンパにより分流
され、冷凍室、冷蔵室、野菜室を通り、再び熱交換器に
戻る循環を繰返すことで庫内の冷却が行われるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫の庫内は、冷凍
室、冷蔵室等において設定温度が異なり、冷凍室が一番
低い庫内温度となるよう設定されている。冷凍室内の冷
気は約−20℃以下となる。冷蔵室の冷気は約3℃前後
と冷凍室との温度差が大きいために、冷凍室内の冷気が
冷蔵室へ送り込まれる時に、結露発生が起こらないよう
にダクトに、あるいは仕切壁に断熱材を施し、結露防止
を図っている。ところが、断熱材によって厚みが増すよ
うになると共に、断熱ダクト及び仕切壁に加えて冷気の
流れを制御する電動ダンパによって多くの配置スペース
を必要とする。
【0004】特に、近年は冷蔵庫の庫内の高容積化を図
る傾向にあるが、前記断熱ダクト及び電動ダンパ等の影
響で容積率(内容積/外形寸法)は限界であった。
【0005】また、庫内の温度は、マイナスの温度を必
要とする冷凍室を中心として冷凍サイクルが構成され、
霜取りの際には、冷凍サイクルが停止するため、冷凍室
を始めとして、冷蔵室、野菜室等のすべての庫内温度が
上昇する問題が起きる。
【0006】 そこで、この発明は、目的別の庫内温度
が得られると共に、庫内の高容積化を図るようにした
蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、冷蔵庫本体内に、開閉可能な開閉扉を
それぞれ備えた庫内を多段構成し、多段構成した庫内
を、断熱仕切壁により設定温度が異なる複数の独立した
目的温度別室に仕切り、仕切られた複数の目的温度別室
内に、蒸発器及び冷気循環ファンをそれぞれ配置し、最
上位に位置する目的温度別室内に設けられた前記蒸発器
及び冷気循環ファンを、その目的温度別室の背壁面最上
位にまとめて配置する。
【0008】 これにより、複数に仕切られた各目的温
度別室は、蒸発器及び冷気循環ファンによって、設定さ
れた目的別の庫内温度が得られる。しかも、断熱ダクト
や電動ダンパ等が不要となるため、庫内の高容積化が図
れると共に、蒸発器及び冷気循環ファンを邪魔にならな
いデッドスペースにまとめて配置することが可能とな
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】 また、この発明は、一方の目的温度別室
内側に、蒸発器の片側半分を臨ませ、他方の片側半分
を、他方の目的温度別室内側にそれぞれ臨むよう配置
し、蒸発器を一つで済ます構造としてもよい。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7の図面を参照
しながらこの発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0020】図1において、1は冷蔵庫3の冷蔵庫本体
を示しており、外装パネル5の内側に断熱材7が設けら
れた構造となっている。冷蔵庫本体1内には、上方から
冷蔵室9、低温用野菜室11、第1冷凍室13、第2冷
凍室15が多段構成され、冷蔵室9、低温用野菜室1
1、第1,第2冷凍室13,15にはそれぞれ開閉扉1
7,18,19,20を有し、各開閉扉17,18,1
9,20の開閉により食品の出し入れが可能となる。
【0021】低温用野菜室11と第1冷凍室13の間は
断熱仕切壁21により、設定温度が異なる第1の目的温
度別室23と第2の目的温度別室25に独立して上下に
仕切られている。
【0022】第1の目的温度別室23は、冷蔵室9と低
温用野菜室11とで構成され、冷蔵室9と低温用野菜室
11は、仕切板27により冷気が循環するよう上下に仕
切られている。仕切板27は、同一温度の冷気が循環す
る所から、断熱材は必要とせず、庫内に設けられた脱着
可能な棚29及び収納容器31と同一部材で薄く形成さ
れ、占有スペースが小さくて済むよう設定されている。
【0023】第1の目的温度別室23の冷蔵室9のデッ
ドスペースとなる背壁面最上位には、第1の蒸発器33
及び第1の冷気循環ファン35が配置されている。
【0024】第1の蒸発器33は、図2に示す如く冷媒
管37と冷却ファン39とで構成され、野菜等からの水
分が多くフィンに着霜し易い所から、着霜しても冷却風
の流れが確保されるよう冷却フィン39のフィンピッチ
は粗い形状となっている。
【0025】第1の蒸発器33において、熱交換された
冷気は、第1の冷気循環ファン35によって開閉扉17
側となる前方へ送り出された後、冷蔵室9、低温用野菜
室11を矢印の如く流れ、後方の冷気流路41から再び
第1の蒸発器33に戻る循環を繰返すことで、0℃以上
の庫内温度が得られるよう設定されている。冷気流路4
1は、図2に示す如く、棚にあっては、背面の一部分を
切欠くことで形成される。また、仕切板27にあっては
背面の一部分を切欠くことで形成され、前方側は、冷蔵
庫9から低温用野菜室11へ抜ける開口部43を設ける
ことで形成される。
【0026】この場合、図4と図5に示す如く、仕切板
27及び棚29の後端に冷気流路ダクト45を、仕切板
及び棚の同一材料で形成することが望ましい。あるい
は、図6に示す如く棚29の左右後側両サイドのコーナ
ー部に冷気流路ダクト47を設けるようにしてもよい。
【0027】第2の目的温度別室25は、第1,第2冷
凍室13,15とで構成され、第1冷凍室13と第2冷
凍室15は、仕切板49により冷気が循環するよう上下
に仕切られている。仕切板49は、同一温度の冷気が循
環する所から、断熱材は必要とせず、庫内に設けられた
収納容器51と同一部材により薄く形成され、占有スペ
ースが小さくて済むよう設定されている。
【0028】第2の目的温度別室25の背壁面には、第
2の蒸発器53及び第2の冷気循環ファン55が配置さ
れている。
【0029】第2の蒸発器53は、後述する図10に示
す如く、冷媒管57と冷却フィン59とで構成され、庫
内はマイナス温度となり着霜しにくい所から冷却フィン
59のフィンピッチは密の形状となっている。
【0030】第2の蒸発器53において熱交換された冷
気は、第2の冷気循環ファン55によって一方は、仕切
板49の冷気流路61から第1冷凍室13内へ、他方は
隅壁63と仕切板49の間から第2冷凍室15へ送り出
された後、第1冷凍室13内を通過した冷気は、第1冷
凍室13から第2冷凍室15へ抜ける前方の開口部65
を介して第2冷凍室15内で合流し、再び第2の蒸発器
53へ戻る循環を繰返すことで、マイナスの庫内温度が
得られるよう設定されている。
【0031】第1の蒸発器33と第2の蒸発器53は、
図3に示す如く直列に接続されていて、機械室67内に
配置された圧縮機69から吐出される冷媒は、凝縮器7
1→絞り弁73→第1の蒸発器33→第2の蒸発器53
を通り、再び圧縮機69に戻る冷凍サイクルを構成する
ようになっている。
【0032】圧縮機69は、庫内に設けられた各温度セ
ンサSの検知信号と制御部75に入力された設定温度に
応じて第1,第2の目的温度別室23,25のいずれか
一方の温度帯となるよう回転数が制御される。
【0033】また、第1,第2の冷気循環ファン35,
55は、各温度センサSの検知信号に応じて、制御部7
5から出力される信号に基づきそれぞれ回転数が可変に
制御されることで設定された庫内温度が得られるように
なる。
【0034】例えば、通常の場合は第1冷凍室13と第
2冷凍室15は−18℃〜−20℃、冷蔵室9と低温用
野菜室11は0〜3℃に設定される。いずれの庫内も設
定温度に達していない場合、第2の目的温度別室25
は、冷凍温度帯優先モードとなり、冷凍温度帯の温度に
合わせることになる。つまり、圧縮機69は第1の蒸発
器35と第2の蒸発器53の蒸発温度が−28℃程度と
なるよう回転数が設定され、第1の冷気循環ファン35
と第2冷気循環ファン55の駆動が行われる。
【0035】第2の目的温度別室25では第2の冷気循
環ファン55の駆動によって第2の蒸発器53を通過し
た冷気は第1冷凍室13と第2冷凍室15に供給されて
いるが、この時の冷気吹出温度は、−24℃程度となる
ように第2の冷気循環ファン55の回転数が制御され
る。
【0036】一方、第1の目的温度別室23内は−1℃
〜3℃に保つ必要があるが、前述したように第1の蒸発
器33と第2の蒸発器53は図3の如く直列に接続され
ているため、第1の蒸発器33の温度は第2の蒸発器5
3とほぼ同一温度となる。そこで、第1の冷気循環ファ
ン35の回転数は、冷気吹出温度が−3℃程度となるよ
うに制御される。また、外気温度変化あるいは開閉扉1
9,20の開閉によって庫内温度が変化した場合、圧縮
機69の回転数は庫内温度に応じて可変される。そし
て、第2の蒸発器53の温度が変わると、第1の蒸発器
35の温度も変化するが、冷蔵室9への冷気吹出温度が
設定温度になるよう第1の冷気循環ファン35の回転数
が可変され、第1の目的温度別室23内の温度を任意に
保つことが可能となる。尚、第1の目的温度別室23が
設定温度に達している場合、第1の冷気循環ファン35
は停止し、第2の冷気循環ファン55のみの運転とな
る。
【0037】次に、第2の目的温度別室25が設定温度
に達し、第1の目的温度別室23が設定温度に達してい
ない冷蔵温度帯優先モードの場合についてみると、冷媒
の蒸発温度を第1の目的温度別室23の温度に合わせる
よう圧縮機69の回転数が制御される。つまり、冷凍温
度帯優先モードの場合に比べ、圧縮機69の回転数を下
げ、冷媒の蒸発温度を上げるよう制御するものである。
なお、このモードでは、冷凍温度帯優先モードの場合よ
り、蒸発温度を高くすることが可能となり冷凍サイクル
効率は高くなる。
【0038】一方、この時の圧縮機69の回転数は、第
1の蒸発器33及び第2の蒸発器53が−5℃程度とな
るようにし、第2の冷気循環ファン55を停止させる。
この時、第1の冷気循環ファン35による吹出温度を、
前述の冷凍温度帯優先モードの場合と同じく−3℃程度
に保つ必要があるが、蒸発温度が高いため、回転数を上
げて風量を増加させることで達成する。これより、冷気
風量を増せば庫内温度分布の均一化が図れ、しかも第1
の目的温度別室23内が効率良く早く任意の温度に冷却
することが可能となる。
【0039】次に、冷蔵温度帯除霜モード時の圧縮機6
9と第1,第2の冷気循環ファン35,55との関係に
ついてみると、圧縮機69において、第1の蒸発器33
は、常に0℃以下であるため、徐々に着霜が進行する。
しかも、第1の目的温度別室23は野菜等により第2の
目的温度別室25に比べて湿度が発生しやすいため着霜
しやすい空間となっている。従って、第1,第2の目的
温度別室23,25がそれぞれ設定温度に達すると、圧
縮機69、第1,第2の冷気循環ファン35,55を停
止させるようにする。
【0040】そして、第1の蒸発器33の温度が0℃以
上の任意温度まで上昇したら、第1の冷気循環ファン3
5を起動させるものである。これにより、庫内温度は3
℃程度であるから、第1の冷気循環ファン35の駆動に
よって、庫内は0℃以上の空気が第1の蒸発器33を介
して循環することになり、第1の蒸発器33に付着した
霜は徐々に融解し、除霜が行われるようになる。この場
合、除霜水を庫外に排出させずに食品保存に良好な高湿
度に保つように設定されている。
【0041】図7は、第1の蒸発器33及び第1の冷気
循環ファン35を低温用野菜室11の背壁面側に配置
し、第1の蒸発器33の背面側に、配置スペースが小さ
くて済む霜取り用の面状ヒータ77を設ける別の実施の
形態を示したものである。
【0042】面状ヒータ77は、庫内側に設けることも
可能で、面状ヒータ77による霜取りの水は排水せず、
庫内において蒸発させ、庫内の高い湿度が確保されてい
る。したがって、第1の蒸発器33において熱交換され
た冷気は、第1の冷気循環ファン35によって一方は、
仕切板27の背面に形成された冷気流路79から各棚2
9に設けられた冷気流路41を介して冷蔵室9内へ、他
方は、隅壁81に設けられた冷気流路83から低温用野
菜室11内へそれぞれ送り出された後、合流し、再び第
1の蒸発器33に戻る循環を繰返すようになっている。
【0043】この場合、図5に示す如く、棚29に冷気
流路ダクト45を設けるようにしたり、図6に示す如く
両コーナー部に冷気流路ダクト47を設ける構成とする
ことも可能である。
【0044】また、この実施の形態の場合は、第1,第
2の蒸発器33,53及び第1,第2の冷気循環ファン
35,55が接近した構造となる所から、図9に示す如
く断熱部材17に、第1,第2の蒸発器33,53と第
1,第2の冷気循環ファン35,55を、断熱仕切壁2
1を挟んで上下に組付けたユニット構造としてもよい。
【0045】これにより迅速な組付けが可能となり、作
業性の面で大変好ましいものとなる。
【0046】このように構成された冷蔵庫3によれば、
第1の蒸発器33によって熱交換された冷気は、第1の
冷気循環ファン35によって冷蔵室9、低温用野菜室1
1内を通り、再び第1の蒸発器33に戻る循環を繰返す
ことで設定された目的の庫内温度が得られる。
【0047】同時に、第2の蒸発器53によって熱交換
された冷気は、第2の冷気循環ファン55によって第
1,第2冷凍室13,15内を通り、再び第2の蒸発器
53に戻る循環を繰返すことで設定された目的の庫内温
度が得られるようになる。
【0048】この運転時において、第1,第2の蒸発器
33,53は小型で済むようになると共に断熱ダクトや
冷気を分流する電動ダンパ等が不要となるため、庫内の
高容積化が図れる。
【0049】また、第1の蒸発器33の冷却フィン39
には、野菜等からの水分によってフィンに着霜が起きる
が、冷却フィン39のフィンピッチが粗く形成されてい
るため、長期間に亘り冷却風の通過が可能となるため、
霜取りの回数が減るようになる。一方、霜取り運転時に
おいて、第1の冷気循環ファン35による前サイクル除
霜が可能となるため、消費電力は少なくて済むと共に、
第2の目的温度別室25は何等影響はなく、設定された
目的の庫内温度が確保される。
【0050】図10は蒸発器の変形例を示したもので、
第1,第2の目的温度別室23,25内を、1つの蒸発
器85で対応するようにしたものである。
【0051】即ち、第2の目的温度別室25内に、断熱
仕切壁86によって蒸発器配置スペース87を作り、そ
の蒸発器配置スペース87内に、断熱仕切壁86を挟ん
で、冷媒管57と冷却フィン59とから成り、熱交換率
がそれぞれ異なるよう形成した蒸発器85の片側半分を
臨ませると共に、もう片側半分を、第2の冷気循環ファ
ン91が設けられた第2の目的温度別室25内に臨ませ
るものである。蒸発器配置スペース87内に臨む冷却フ
ィン59は、着霜し易い所から、粗いフィンピッチとな
っている。また、第2の目的温度別室25側の冷却フィ
ン59は、着霜しにくい所から密のフィンピッチとなっ
ている。この場合、図10に示す如く上流側から下流側
へ向けてフィンピッチが順次密となる形状とすることが
望ましい。
【0052】また、蒸発器配置スペース87内には、第
1の冷気循環ファン93と、図11に示す如く、第1の
目的温度別室23内へ冷気を送り出すための冷気流路9
5と、戻り用の冷気流路97とを有している。
【0053】これにより、断熱ダクト、電動ダンパを用
いなくても、1つの蒸発器85で、第1,第2の目的温
度別室23,25内へそれぞれ冷気を送り込むことが可
能となり、コンパクトに集約でき、庫内の高容積化が図
れる。
【0054】なお、図13に示す如く蒸発器85を構成
する平行に配置された各冷媒管57全部を、断熱仕切壁
85を貫通させて構成する手段としてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の冷蔵
庫によれば、設定された目的温度別室毎に冷却すること
ができると共に、蒸発器及び冷気循環ファンを邪魔にな
らない位置に配置できる。また、蒸発器は一つで済むた
めコンパクトな構造にすることが可能となる一方、庫内
の高容積化が図かれる。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る冷蔵庫の概要切断面図。
【図2】棚に冷気流路を設けた一部庫内の説明図。
【図3】冷蔵庫の冷凍サイクル図。
【図4】棚に冷気流路ダクトを設けた一部庫内の説明
図。
【図5】冷気流路ダクトを設けた棚の説明図。
【図6】棚の左右両コーナー部に冷気流路ダクトを設け
た説明図。
【図7】第1の蒸発器及び第1の冷気循環ファンを低温
用野菜室の背面側に設けた冷蔵庫の概要説明図。
【図8】図7の実施形態において、棚に冷気流路を設け
た一部庫内の説明図。
【図9】断熱部材に、第1,第2の蒸発器と第1,第2
の冷気循環ファンとを設けてユニット構造とした説明
図。
【図10】一つの蒸発器を、断熱仕切壁を挟んで第1,
第2の目的温度別室内に片側半分を臨ませた説明図。
【図11】図10のA−A線断面図。
【図12】図10のB−B線断面図。
【図13】蒸発器の変形例を示した図10と同様の説明
図。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 17,18,19,20 開閉扉 21 断熱仕切壁 23,25 目的温度別室 33,53 蒸発器 35,55 冷気循環ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 理 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 住空間システム技術研究 所内 (72)発明者 田子 正人 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 住空間システム技術研究 所内 (72)発明者 本郷 裕子 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 住空間システム技術研究 所内 (72)発明者 天明 稔 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 住空間システム技術研究 所内 (72)発明者 朝倉 啓明 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−263080(JP,A) 特開 平5−133670(JP,A) 特開 平6−241502(JP,A) 実開 平4−14985(JP,U) 特公 昭46−32031(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 5/02 530 F25B 1/00 383 F25D 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体内に、開閉可能な開閉扉をそ
    れぞれ備えた庫内を多段構成し、多段構成した庫内を、
    断熱仕切壁により設定温度が異なる複数の独立した目的
    温度別室に仕切り、仕切られた複数の目的温度別室内
    に、蒸発器及び冷気循環ファンをそれぞれ配置し、最上
    位に位置する目的温度別室内に設けられた前記蒸発器及
    び冷気循環ファンを、その目的温度別室の背壁面最上位
    にまとめて配置することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫本体内に、開閉可能な開閉扉をそ
    れぞれ備えた庫内を多段構成し、多段構成した庫内を、
    断熱仕切壁により設定温度が異なる2つの独立した目的
    温度別室に仕切り、仕切られた2つの目的温度別室内
    に、1つの蒸発器の片側半分がそれぞれ臨むよう配置す
    ると共に、冷気循環ファンをそれぞれ配置したことを特
    徴とする冷蔵庫。
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