JP6426915B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷却器で生成された冷気を送風するための送風機を備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は、冷凍室、冷蔵室、製氷室及び野菜室を備えたものが普及している。特に、最近の冷蔵庫は、冷蔵庫の外形寸法を変更せずに冷凍室の内容積を増加させるため、冷蔵室及び冷凍室の間に、冷蔵室の略幅半分の製氷室を設け、製氷室の側方となる残り半分を冷蔵室とする場合がある。このような冷蔵庫として、次のものが開示されている。
図11は、特許文献1に開示された冷蔵庫101において、冷却器室107の配置を示した正面図である。冷蔵庫101は、冷凍室102、冷凍室102の上方に冷蔵室103、冷凍室102の下方に野菜室104、冷蔵室103及び冷凍室102の間に冷蔵室103の略幅半分の製氷室105、及び製氷室105の側面に冷蔵室103の略幅半分の冷蔵室106を備える。
また、冷蔵庫101は、冷凍室102の背面に冷却器107、冷却器107の上方に送風機108、及び送風機108の上方にダンパ装置109を設ける。送風機108及びダンパ装置109は、製氷室105の後方に設置される。送風機108は、冷却器107で生成された冷気を流通させている。そして、ダンパ装置109を開くことによって、送風機108から送られる冷気は、図示しない冷気通路を介して冷蔵室103へ供給される。
特開2008−292093号公報
しかしながら、特許文献1に開示された冷蔵庫では、送風機が製氷室の背後に設置されるため、冷却器で生成された冷気のうち、製氷室の反対側となる側面付近で生成される冷気は、送風機までの距離が離れており、流通させるための冷気として十分に利用することができない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却器で生成された冷気全体を、流通させるための冷気として十分に利用することが可能な冷蔵庫を提供することにある。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室、冷蔵室の下方に配置されて貯蔵物を冷凍保存する冷凍室、冷蔵室及び冷凍室の間に配置されて氷を製造する製氷室、冷気を生成する冷却器、冷蔵室へ冷気を送り出す通路となる冷蔵室通風路、並びに冷蔵室通風路への冷気の流通を開閉制御する冷蔵室ダンパを備えた冷蔵庫において、冷蔵室は、製氷室の上方及び側方に設けられ、冷蔵室ダンパは、製氷室の背後に設けられ、冷却器は、冷凍室の背後に設けられ、冷蔵庫は、冷却器で生成された冷気を送風する送風機を有し、送風機は、冷凍室の背後であると共に、冷却器の上方に設けられることを特徴としている。
本発明の一実施態様においては、冷蔵庫は、冷凍室の下方に配置されて野菜を冷蔵保存する野菜室を有し、冷蔵室は、野菜室へ冷気を送り出すための冷蔵室戻り口を有し、冷蔵室戻り口は、製氷室の側方に設けられても良い。
本発明の一実施態様においては、冷蔵室は、製氷室で氷を製造するための水を貯める貯水タンクを有し、貯水タンクは、製氷室の側方に設けられても良い。
本発明の一実施態様においては、冷蔵室は、前面に観音開きの扉である冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉を有し、冷蔵室は、冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉を閉じたときに、冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉の隙間を埋めるためのセンターピラーを有し、冷蔵庫は、製氷室、及び製氷室の側方に位置する冷蔵室の間に仕切壁を有し、センターピラーは、冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉のうち、製氷室の直上に配置される扉に、仕切壁の位置に合わせて搭載されても良い。
本発明の一実施態様においては、冷蔵室は、製氷室の側方に位置する部分に、冷蔵室の他の部分よりも低い温度で冷蔵保存するチルド室を有し、冷蔵室は、冷蔵室通風路からの冷気を冷蔵室内へ吹き出す冷蔵室吹出口を有し、冷蔵室吹出口は、チルド室以外の部分に設けられても良い。
本発明に係る冷蔵庫は、冷却器で生成された冷気全体を、流通させるための冷気として十分に利用することができる。
実施形態1の冷蔵庫の概略正面図である。 実施形態1の冷蔵庫の冷蔵室右扉を開けた状態の概略正面図である。 実施形態1の冷蔵庫の扉を外した状態の概略正面図である。 図3のA−A線を左側面から見たときの模式断面図である。 実施形態1の冷蔵庫の冷却器及び送風機の配置を示す模式正面図である。 実施形態2の冷蔵庫の概略正面図である。 実施形態2の冷蔵庫の扉を外した状態の概略正面図である。 実施形態3の冷蔵庫の冷蔵室右扉を開けた状態の概略正面図である。 実施形態4の冷蔵庫の冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉を開けた状態の概略正面図である。 実施形態5の冷蔵庫の冷却器及び送風機の配置を示す模式正面図である。 特許文献1に開示された冷蔵庫において、冷却器室の配置を示した正面図である。
〔実施形態1〕
実施形態1に係る冷蔵庫について、図面を参照して説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1の概略正面図である。図2は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1の冷蔵室右扉7を開けた状態の概略正面図である。図3は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1の扉を外した状態の概略正面図である。
図1及び図2に示す様に、本実施形態の冷蔵庫1は、貯蔵室として、冷蔵室2、製氷室3、冷凍室4及び野菜室5を備える。冷蔵室2は、冷蔵庫1の最上段に設けられ、前面に観音開きの扉である冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7を有する。使用者は、冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7を開いて、冷蔵保存する貯蔵物の出し入れを行うことができる。
冷蔵庫1では、冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7を閉じたときに、冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7の隙間を埋めるためにセンターピラー2aが設けられる。センターピラー2aは、冷蔵室左扉6に搭載されており、使用者が冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7を開けるときに、センターピラー2aが障害とならずに冷蔵室2に貯蔵物を出し入れし易くなっている。
また、センターピラー2aの上下側及び冷蔵室2の間の隙間から冷気が漏れることを防止するため、冷蔵室左扉6の右上に及び右下にヒレ6a、冷蔵室右扉7の左上及び左下にヒレ7aを設ける。
図2に示す様に、冷蔵室2は、冷蔵室2内に冷気を吹き出すための複数の冷蔵室吹出口8、冷蔵室2内の空間を仕切る複数の仕切棚9、複数の収納ポケット10、及びチルド室11を有する。仕切棚9の上面には、冷蔵保存する貯蔵物を載置することができる。収納ポケット10は、冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7に設けられ、飲料容器等を収納することができる。尚、冷蔵室左扉6に搭載されるセンターピラー2aは、冷蔵室右扉7における下側の収納ポケット10に対応する位置には設けられていないため、上側の収納ポケット10に比べて横幅のサイズを大きくすることが可能となる。
チルド室11は、冷蔵室2の右下側に設けられる。また、チルド室11は、正面から見て、冷蔵室2におけるチルド室11より上側部分の略幅半分の大きさである。チルド室11には、貯蔵物を収納する収納ケース12、及び貯水タンク13が設置される。貯水タンク13は、製氷室3で氷を作るための水を貯めている。チルド室11は、冷蔵室2の他の部分よりも低い温度となる約0℃に維持される。
図2及び図3に示す様に、製氷室3は、チルド室11の側方に設けられ、前面に製氷室扉14を有する。また、製氷室3は、正面から見て、冷蔵室2における製氷室3より上側部分の略幅半分の大きさである。製氷室3には、製氷トレイ15を有した製氷装置16、及び貯氷ケース17が設置される。貯氷ケース17は、製氷装置16の下方に設けられ、製氷トレイ15で作成された氷を貯氷する樹脂成型品のケースである。使用者は、製氷室扉14を開いて、貯氷ケース17から氷を取り出すことができる。
尚、製氷室3及びチルド室11の間には、仕切壁3aが設けられる。仕切壁3aは、正面から見て、冷蔵室2の中央部に位置しており、仕切壁3aの位置に合わせてセンターピラー2aを冷蔵室左扉6に搭載することにより、センターピラー2aの位置決めを容易に行うことができる。
冷凍室4は、チルド室11及び製氷室3の下方に設けられ、引き出し式の扉である冷凍室扉37を有する。冷凍室4には、冷凍保存する貯蔵物を収納する収納ケース18及び収納ケース19が設置される。使用者は、冷凍室扉37を前方に引き出して、冷凍保存する貯蔵物の出し入れを行うことができる。尚、製氷室3及び冷凍室4の間には、仕切壁3bが設けられる。
野菜室5は、冷凍室4の下方に設けられ、引き出し式の扉である野菜室扉38を有する。野菜室5には、野菜を収納する収納ケース20及び収納ケース21が設置される。使用者は、野菜室扉38を前方に引き出して、野菜の出し入れを行うことができる。野菜室5は、野菜の貯蔵に適した温度である約3〜8℃程度に維持される。
図4は、図3のA−A線を左側面から見たときの模式断面図である。図5は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1の冷却器22及び送風機23の配置を示す模式正面図である。
図4に示す様に、冷蔵庫1は、外箱50及び内箱51の間に発泡断熱材52が充填される。冷蔵庫1の背面下方には、冷却器22及び圧縮機24が設けられる。圧縮機24は、冷却器22、図示しない凝縮器及び膨張器に接続される。圧縮機24の駆動によって、イソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが開始される。そして、冷凍サイクルの低温側となる冷却器22での熱交換によって、冷気が生成される。
また、圧縮機24は、冷蔵室2及び冷凍室4の室内温度が上限設定温度よりも上昇すると駆動させ、下限設定温度以下になると停止させるON/OFF制御や、圧縮機24の回転数を可変することによって冷凍能力を調整するインバータ制御や、それらを組み合わせた制御等で運転される。
冷凍室4の背後には、第1通風路25が設けられる。第1通風路25内には、冷却器22及び送風機23が配置される。冷蔵室2の背後には、第1通風路25と接続される冷蔵室通風路26が設けられる。生成された冷気は、第1通風路25及び冷蔵室通風路26を通って、各貯蔵室に供給される。
図4及び図5に示す様に、冷却器22で生成された冷気は、送風機23によって、製氷室吹出口27から製氷室3へ冷気が吹き出されるとともに、冷凍室吹出口28から冷凍室4へ冷気が吹き出される。これによって、製氷室3及び冷凍室4が冷やされる。
また、図示しないが、製氷室3及び冷凍室4は繋がっており、製氷室3及び冷凍室4を経た冷気は、冷凍室戻り口29から冷却器22に戻る。
第1通風路25及び冷蔵室通風路26の間には、冷蔵室ダンパ30が設けられる。冷蔵室ダンパ30は、製氷室3の背後に位置する。冷蔵室ダンパ30を開いた後、冷却器22で生成された冷気は、送風機23によって、冷蔵室通風路26内に流通する。
冷蔵室通風路26は、冷蔵室2の背面に設けられた複数の冷蔵室吹出口8に繋がっている。そして、冷蔵室通風路26を流れる冷気は、複数の冷蔵室吹出口8から冷蔵室2内へ吹き出される。
また、冷蔵室通風路26は、チルド室11の背面に設けられたチルド室吹出口31に繋がっている。そして、冷蔵室通風路26を流れる冷気は、チルド室吹出口31からチルド室11へ吹き出される。
冷蔵室2の右下側には、冷蔵室2内の冷気を集め、野菜室5へ送り出す冷蔵室戻り口32が設けられる。そして、冷蔵室戻り口32には、冷蔵室2内を流通して温度が上昇した冷気が流れていくことになる。ここで、貯水タンク13は、冷蔵室2内における製氷室3の側方に設けられるが、冷蔵室戻り口32の近傍に設けられることになるため、貯水タンク13の凍結が抑制される。
尚、冷蔵室戻り口32を冷蔵室2の右下側ではなく、左下側に設ける場合には、製氷室3の上方の位置に設けることになるため、冷蔵室吹出口8との間の距離が短くなる。冷蔵室吹出口8及び冷蔵室戻り口32の間の距離が短くなると、冷蔵室吹出口8から吹き出された冷気は、冷蔵室2内で十分に循環される前に冷蔵室戻り口32から流れていくことになる。本実施形態では、冷蔵室2内で十分に冷気を循環するため、冷蔵室戻り口32を冷蔵室2内における製氷室3の側方に設けている。
また、冷蔵室戻り口32は、冷蔵室2内の冷気を野菜室5へ送るための通路である野菜室用通風路33に繋がっている。そして、冷蔵室戻り口32から野菜室用通風路33へ送り出された冷気は、野菜室吹出口34から野菜室5内に吹き出される。このように、冷蔵室通風路26へ導かれた冷気は、冷蔵室2及びチルド室11を流通した後、野菜室5へ流入する。
野菜室5へ流入した冷気は、野菜室5内を流れた後、野菜室戻り口35から戻り通風路36を介して冷却器22へ戻る。冷蔵室2、チルド室11及び野菜室5が冷却されて設定温度になると、冷蔵室ダンパ30は閉じられ、冷気を遮断し、設定温度より高くなると再び冷蔵室ダンパ30が開かれ、冷気が供給される。
ここで、本実施形態では、図5に示す様に、冷凍室4の背後に送風機23を配置することにより、冷凍室4の背後に配置される冷却器22から発生する冷気全体を、製氷室3の背後に配置される冷蔵室ダンパ30へ送り出すことができる。より具体的に記述すると、送風機23は、冷却器22の上方であるとともに、冷却器22の横幅の略中央部付近に配置される。送風機23をそのように配置することによって、冷却器22の左端から発生する冷気A、及び冷却器22の右端から発生する冷気Bの両方ともに、送風機23を介して冷蔵室ダンパ30へ十分に送り出されることになる。
ところで、送風機23を冷蔵室2の背後に配置する場合には、送風機23によって冷気の動きが活発になり、背後で流通する冷気で冷蔵室2が必要以上に冷却されることになる。そのため、送風機23は、冷蔵室2の背後に配置するのは適切ではなく、製氷室3又は冷凍室4の背後に配置する必要がある。
送風機23が冷蔵室ダンパ30と同様に、製氷室3の背後に配置される場合には、冷気Aは送風機23を介して冷蔵室ダンパ30へ十分に送り出されるが、冷気Bは送風機23までの距離が長くなるため、送風機23を介して冷蔵室ダンパ30へ十分には送り出せなくなる。
そこで、本実施形態では、冷凍室4の背後に送風機23を配置することにより、冷却器22で冷却された冷気全体を、流通させるための冷気として十分に利用することができる。
尚、本実施形態では、送風機23を冷却器22の横幅の略中央部付近に配置しているが、それに限定されない。送風機23を冷却器22の横幅の略中央部付近に配置することは、冷却器22の両端で発生する冷気を冷蔵室ダンパ30、製氷室吹出口27及び冷凍室吹出口28へ淀みなく送り出すことになるので、大変好ましい。しかし、送風機23は、冷凍室4の背後で冷却器22の上方に配置すれば、冷却器22の横幅の略中央部付近に配置していなくても、冷却器22の冷気全体を冷蔵室ダンパ30、製氷室吹出口27及び冷凍室吹出口28へ送り出すことができる。
また、本実施形態では、冷却器22で発生した冷気を冷蔵室ダンパ30、製氷室吹出口27及び冷凍室吹出口28へ送り出すために送風機23を設けているが、それに加えて、冷蔵室ダンパ30から冷気を冷蔵室通風路26へ十分に流通させるために、冷蔵室通風路26内に別の送風機を配置しても良い。
さらに、本実施形態では、製氷室3及びチルド室11を冷蔵室2における製氷室3の上側部分の略幅半分の大きさとしているが、それに限定されない。一方の幅を大きく、もう一方の幅を小さくしても良い。
さらに、本実施形態では、正面から見て、製氷室3を左側、チルド室11を右側に設けているが、それに限定されない。製氷室3を右側、チルド室11を左側に設けても良い。
さらに、本実施形態では、冷凍室4内に2つの収納ケースである収納ケース18及び収納ケース19を設置しているが、それに限定されない。1つの収納ケースを設置しても良いし、3つ以上の収納ケースを収納しても良い。
さらに、本実施形態では、野菜室5内に2つの収納ケースである収納ケース20及び収納ケース21を設置しているが、それに限定されない。1つの収納ケースを設置しても良いし、3つ以上の収納ケースを収納しても良い。
さらに、本実施形態では、野菜室5を冷凍室4の下方に設けているが、それに限定されない。野菜室5を冷蔵室2内に設けて、チルド室11及び製氷室3の下方には、冷凍室4のみとしても良い。野菜室5を冷凍室4の下方に設ける場合と比べて、冷凍室4の内容積をより増加させることが可能となる。
〔実施形態2〕
実施形態2に係る冷蔵庫1aについて、図面を参照して説明すれば、以下の通りである。本実施形態は、製氷室3及び冷凍室4の扉を1個の扉として、製氷室3及び冷凍室4を1つの空間としていることが、実施形態1とは異なる。本実施形態では、実施形態1と異なる部分を中心に説明を行う。
図6は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1aの概略正面図である。図7は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1aの扉を外した状態の概略正面図である。
図6に示す様に、製氷室3及び冷凍室4は、1個の引き出し式の扉である冷凍室扉39を有する。本実施形態では、実施形態1の様に製氷室3及び冷凍室4を別々の扉とする場合とは異なって、製氷室3及び冷凍室4の境目となる部分から熱が侵入することがなくなる。つまり、本実施形態では、熱が侵入する部分が少なくなるため、省エネルギー化を図ることができる。
また、図7に示す様に、製氷室3及び冷凍室4は、1つの空間となっている。本実施形態では、実施形態1の様な製氷室3及び冷凍室4の間に仕切壁3bを設ける場合とは異なって、製氷室3又は冷凍室4の貯蔵スペースを大きくすることが可能となる。本実施形態では、製氷室3内の貯氷ケース17aのサイズを実施形態1の貯氷ケース17のサイズより大きくしている。これによって、製氷室3内でより多くの氷を保管することができる。
尚、本実施形態では、製氷室3内の貯氷ケース17aのサイズを実施形態1の貯氷ケース17のサイズより大きくしているが、それに限定されない。製氷室3内の製氷装置16のサイズを大きくしても良い。これにより、一度に作製する氷の数量を多くすることができる。また、冷凍室4内の収納ケース18又は収納ケース19のサイズを大きくしても良い。これにより、より多くの貯蔵物を冷凍保存することができる。
〔実施形態3〕
実施形態3に係る冷蔵庫1bについて、図面を参照して説明すれば、以下の通りである。本実施形態は、冷蔵室2及び製氷室3の扉を1個の扉としていることが、実施形態1とは異なる。本実施形態では、実施形態1と異なる部分を中心に説明を行う。
図8は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1bの冷蔵室左扉40を開けた状態の概略正面図である。図8に示す様に、冷蔵室2及び製氷室3は、1個の扉である冷蔵室左扉40を有する。
本実施形態では、実施形態1の様に冷蔵室2及び製氷室3を別々の扉とする場合とは異なって、冷蔵室2及び製氷室3の境目となる部分から熱が侵入することがなくなる。つまり、本実施形態では、熱が侵入する部分が少なくなるため、省エネルギー化を図ることができる。
また、本実施形態では、製氷室3が独立した扉を持たないため、冷蔵室左扉40及び冷蔵室右扉7で段差がなくなり、デザイン的に優れたものとすることができる。さらに、冷蔵室左扉40及び冷蔵室右扉7が同じ高さになるため、扉の加工を容易にすることができる。
〔実施形態4〕
実施形態4に係る冷蔵庫1cについて、図面を参照して説明すれば、以下の通りである。本実施形態は、冷蔵庫1cにセンターピラーを設けていないことが、実施形態1とは異なる。本実施形態では、実施形態1と異なる部分を中心に説明を行う。
図9は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1cの冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7を開けた状態の概略正面図である。図9に示す様に、冷蔵庫1cはセンターピラーを有しない。冷蔵庫1cでは、冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7を閉じたとき、冷蔵室左扉6及び冷蔵室右扉7の間に隙間が生じることなく、合わせられる様になっている。
本実施形態では、実施形態1の様にセンターピラー2aを有する場合とは異なって、最下段の収納ポケット10だけではなく、上段の収納ポケット10の横幅のサイズを大きくすることが可能となる。
〔実施形態5〕
実施形態5に係る冷蔵庫1dについて、図面を参照して説明すれば、以下の通りである。本実施形態は、チルド室11にチルド室吹出口を設けていないことが、実施形態1とは異なる。本実施形態では、実施形態1と異なる部分を中心に説明を行う。
図10は、本実施形態に用いられる冷蔵庫1dの冷却器22及び送風機23の配置を示す模式正面図である。図10に示す様に、チルド室11はチルド室吹出口を有しない。チルド室11は、側方に製氷室3、及び下部に冷凍室4が設けられており、側方及び下部からの冷熱によってチルド室11内を冷蔵することが可能である。
本実施形態では、実施形態1の様にチルド室11にチルド室吹出口31を設ける場合とは異なって、冷気によってチルド室11内の貯蔵物が乾燥することを防ぐことが可能となる。
以上、実施形態1〜5について具体的に説明を行ったが、本発明はそれらに限定されるものではない。上述した5つ実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合せて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る冷蔵庫は、冷却器で生成された冷気を送風するための送風機を備えた冷蔵庫全般に広く適用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
2a センターピラー
3 製氷室
3a 仕切壁
3b 仕切壁
4 冷凍室
5 野菜室
6 冷蔵室左扉
7 冷蔵室右扉
8 冷蔵室吹出口
11 チルド室
13 貯水タンク
22 冷却器
23 送風機
26 冷蔵室通風路
30 冷蔵室ダンパ
31 チルド室吹出口
32 冷蔵室戻り口

Claims (7)

  1. 貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室、該冷蔵室の下方に配置されて貯蔵物を冷凍保存する冷凍室、前記冷蔵室及び前記冷凍室の間に配置されて氷を製造する製氷室、冷気を生成する冷却器、前記冷蔵室へ冷気を送り出す通路となる冷蔵室通風路、並びに前記冷蔵室通風路への冷気の流通を開閉制御する冷蔵室ダンパを備えた冷蔵庫において、
    前記冷蔵室は、前記製氷室の上方及び側方に設けられ、
    前記冷蔵室ダンパは、前記製氷室の背後に設けられ、
    前記冷却器は、前記冷凍室の背後に設けられ、
    前記冷蔵庫は、前記冷却器で生成された冷気を送風する送風機を有し、
    前記送風機は、前記冷凍室の背後であると共に、前記冷却器の上方かつ、前記冷却器の横幅の略中央部付近に設けられることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵庫は、前記冷凍室へ冷気を吹き出す冷凍室吹出口を有し、
    前記冷凍室吹出口は前記冷凍室の背後であると共に、前記送風機の上方に設けられることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記製氷室は冷蔵庫の左右方向の一側方に偏って配置され、前記冷凍室吹出口は少なくとも冷蔵庫の左右方向の他側方に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷蔵庫は、前記冷凍室の下方に配置されて野菜を冷蔵保存する野菜室を有し、
    前記冷蔵室は、前記野菜室へ冷気を送り出すための冷蔵室戻り口を有し、
    前記冷蔵室戻り口は、前記製氷室の側方に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷蔵室は、前記製氷室で氷を製造するための水を貯める貯水タンクを有し、
    前記貯水タンクは、前記製氷室の側方に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記冷蔵室は、前面に観音開きの扉である冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉を有し、
    前記冷蔵室は、前記冷蔵室左扉及び前記冷蔵室右扉を閉じたときに、前記冷蔵室左扉及
    び前記冷蔵室右扉の隙間を埋めるためのセンターピラーを有し、
    前記冷蔵庫は、前記製氷室、及び前記製氷室の側方に位置する前記冷蔵室の間に仕切壁
    を有し、
    前記センターピラーは、前記冷蔵室左扉及び前記冷蔵室右扉のうち、前記製氷室の直上
    に配置される扉に、前記仕切壁の位置に合わせて搭載されることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵室は、前記製氷室の側方に位置する部分に、前記冷蔵室の他の部分よりも低い温度で冷蔵保存するチルド室を有し、
    前記冷蔵室は、前記冷蔵室通風路からの冷気を前記冷蔵室内へ吹き出す冷蔵室吹出口を有し、
    前記冷蔵室吹出口は、前記チルド室以外の部分に設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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