JP3219692B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/067—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by air ducts
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却器により冷却
された空気を庫内に循環させるファンクール式の冷蔵庫
に係り、特に冷却器、ファン装置、貯蔵室への冷気供給
を制御するダンパ装置の配置構成を改良したものに関す
る。
された空気を庫内に循環させるファンクール式の冷蔵庫
に係り、特に冷却器、ファン装置、貯蔵室への冷気供給
を制御するダンパ装置の配置構成を改良したものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫には、図11および図12
に示すように、下から順に、野菜室1、冷凍室2、横に
並ぶ製氷室3(図11にのみ図示)およびセレクト室
4、冷蔵室5を設けたものがある。このものでは、冷凍
室2の背部に冷却器室6を形成し、この冷却器室6に配
設された冷却器7により冷却された空気をファン装置8
によって上記各室1〜5に供給するようにしている。
に示すように、下から順に、野菜室1、冷凍室2、横に
並ぶ製氷室3(図11にのみ図示)およびセレクト室
4、冷蔵室5を設けたものがある。このものでは、冷凍
室2の背部に冷却器室6を形成し、この冷却器室6に配
設された冷却器7により冷却された空気をファン装置8
によって上記各室1〜5に供給するようにしている。
【0003】この場合、冷気は、互いに連通する冷凍室
2および製氷室3にはファン装置8から直接的に供給さ
れ、セレクト室4および冷蔵室5には温度制御のための
ダンパ装置9および10を介して供給されるようになっ
ており、また、野菜室1には冷蔵室5を冷却した後の冷
気が供給されるように構成されている。そして、冷凍室
2および製氷室3に供給された冷気、セレクト室4に供
給された冷気、冷蔵室5から野菜室1へと供給された冷
気は、冷却器室6の底部に形成された還流口(図示せ
ず)から該冷却器室6内に戻され、再び冷却器7により
冷却されて各室1〜5に供給されるというように循環す
る。
2および製氷室3にはファン装置8から直接的に供給さ
れ、セレクト室4および冷蔵室5には温度制御のための
ダンパ装置9および10を介して供給されるようになっ
ており、また、野菜室1には冷蔵室5を冷却した後の冷
気が供給されるように構成されている。そして、冷凍室
2および製氷室3に供給された冷気、セレクト室4に供
給された冷気、冷蔵室5から野菜室1へと供給された冷
気は、冷却器室6の底部に形成された還流口(図示せ
ず)から該冷却器室6内に戻され、再び冷却器7により
冷却されて各室1〜5に供給されるというように循環す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファン装置
8のファン8aとしては、プロペラ形のものが使用され
ているが、一般に、プロペラ形のファンでは、ファンの
周囲の空気は該ファンの回転方向と同方向に大きく渦を
巻きながらファンに吸入されて行くという特性がある。
8のファン8aとしては、プロペラ形のものが使用され
ているが、一般に、プロペラ形のファンでは、ファンの
周囲の空気は該ファンの回転方向と同方向に大きく渦を
巻きながらファンに吸入されて行くという特性がある。
【0005】このため、従来の冷蔵庫では、図11に示
すように、ファン装置8が冷却器7の上部に、該冷却器
7の左右方向の中心に対応位置して設けられている関係
上、底部の還流口から冷却器室6内に流入した空気は、
ファン8aの回転方向が正面から見て左回転(反時計回
り方向)とすると、矢印Aで示すように右側に膨らんだ
弧を描くように流れてファン8aに吸入されて行くよう
になる。
すように、ファン装置8が冷却器7の上部に、該冷却器
7の左右方向の中心に対応位置して設けられている関係
上、底部の還流口から冷却器室6内に流入した空気は、
ファン8aの回転方向が正面から見て左回転(反時計回
り方向)とすると、矢印Aで示すように右側に膨らんだ
弧を描くように流れてファン8aに吸入されて行くよう
になる。
【0006】そして、還流口から冷却器室6内に流入し
た空気が上述の矢印Aで示すような弧を描くように流れ
ると、冷却器7の右側部分を流れる空気量が多くなり、
逆に左側を流れる空気量が少なくなるというように、冷
却器7の各部を流れる空気量に偏りが生じ、冷却器7の
冷却能力を有効に利用できない状態が現出するという問
題があった。
た空気が上述の矢印Aで示すような弧を描くように流れ
ると、冷却器7の右側部分を流れる空気量が多くなり、
逆に左側を流れる空気量が少なくなるというように、冷
却器7の各部を流れる空気量に偏りが生じ、冷却器7の
冷却能力を有効に利用できない状態が現出するという問
題があった。
【0007】また、従来の冷蔵庫では、ダンパ装置9お
よび10をユニット化し、このダンパ装置ユニット11
を冷蔵室5の背部の下方部分に配置していた。このた
め、ファン装置8から送り出された冷気をダンパ装置9
を介してセレクト室4に供給するには、ファン装置8か
ら送り出された冷気を一旦上方のダンパ装置ユニット1
1に導き、その後、再度、ダンパ装置ユニット11の下
方に存するセレクト室4に導かなければならない。
よび10をユニット化し、このダンパ装置ユニット11
を冷蔵室5の背部の下方部分に配置していた。このた
め、ファン装置8から送り出された冷気をダンパ装置9
を介してセレクト室4に供給するには、ファン装置8か
ら送り出された冷気を一旦上方のダンパ装置ユニット1
1に導き、その後、再度、ダンパ装置ユニット11の下
方に存するセレクト室4に導かなければならない。
【0008】従って、セレクト室4に供給される冷気
は、全体的にはファン装置8からダンパ装置ユニット1
1まで吹き上げられ、ここで360度方向転換した後、
セレクト室4まで吹き下げられるというように流れる
が、更に、ファン装置8からセレクト室4に至るまでの
通路の各所で横向きから上向きに、上向きから後向き
に、後向きから前向きにというように何度も方向転換す
るようになり、ファン装置8からセレクト室4に至るま
での間の通路での圧力損失が大きくなってセレクト室4
への供給冷気量を多くすることができないという問題も
あった。
は、全体的にはファン装置8からダンパ装置ユニット1
1まで吹き上げられ、ここで360度方向転換した後、
セレクト室4まで吹き下げられるというように流れる
が、更に、ファン装置8からセレクト室4に至るまでの
通路の各所で横向きから上向きに、上向きから後向き
に、後向きから前向きにというように何度も方向転換す
るようになり、ファン装置8からセレクト室4に至るま
での間の通路での圧力損失が大きくなってセレクト室4
への供給冷気量を多くすることができないという問題も
あった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、冷却器室内に流入した空気が冷却器の
全体を流れるようにして冷却器の冷却能力を有効に利用
でき、また、第3の貯蔵室に冷気をダンパ装置を介して
供給する場合の圧力損失を極力少なくできる冷蔵庫を提
供するにある。
で、その目的は、冷却器室内に流入した空気が冷却器の
全体を流れるようにして冷却器の冷却能力を有効に利用
でき、また、第3の貯蔵室に冷気をダンパ装置を介して
供給する場合の圧力損失を極力少なくできる冷蔵庫を提
供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、本体
の少なくとも冷凍室の背部に冷却器室を形成し、この冷
却器室内に冷却器を配設したものにおいて、冷気を庫内
に循環させるためのプロペラ形のファン装置を、前記冷
却器の上方に該冷却器の左右方向の中心からファンの回
転方向側に偏らせて配置し、前記冷凍室以外の貯蔵室に
対して前記ファン装置による冷気供給を制御するダンパ
装置を前記ファン装置から横方向に隔てて配置したこと
を特徴とするものである(請求項1)。
の少なくとも冷凍室の背部に冷却器室を形成し、この冷
却器室内に冷却器を配設したものにおいて、冷気を庫内
に循環させるためのプロペラ形のファン装置を、前記冷
却器の上方に該冷却器の左右方向の中心からファンの回
転方向側に偏らせて配置し、前記冷凍室以外の貯蔵室に
対して前記ファン装置による冷気供給を制御するダンパ
装置を前記ファン装置から横方向に隔てて配置したこと
を特徴とするものである(請求項1)。
【0011】この構成によれば、冷却器室内に吸入され
た空気がファンの回転方向に弧を描くように流れても、
ファン装置が冷却器の左右方向の中心に対してファンの
回転方向に偏った位置に設けられているので、空気は冷
却器に対してその全体を均一に流れる傾向になる。
た空気がファンの回転方向に弧を描くように流れても、
ファン装置が冷却器の左右方向の中心に対してファンの
回転方向に偏った位置に設けられているので、空気は冷
却器に対してその全体を均一に流れる傾向になる。
【0012】本発明では、本体は、冷凍室、この冷凍室
の上に設けられた冷蔵室、冷凍室と冷蔵室との間に設け
られた製氷室、この製氷室の隣に設けられ前記冷凍室お
よび冷蔵室のいずれとも断熱区画された独立の第3の貯
蔵室を備え、冷却器およびダンパ装置は、本体のうち前
記冷凍室、製氷室および第3の貯蔵室の背部を構成する
領域内に設けられたものとして構成することができる
(請求項2)。
の上に設けられた冷蔵室、冷凍室と冷蔵室との間に設け
られた製氷室、この製氷室の隣に設けられ前記冷凍室お
よび冷蔵室のいずれとも断熱区画された独立の第3の貯
蔵室を備え、冷却器およびダンパ装置は、本体のうち前
記冷凍室、製氷室および第3の貯蔵室の背部を構成する
領域内に設けられたものとして構成することができる
(請求項2)。
【0013】
【0014】また、本体に、冷凍室の下方に位置する野
菜室を設けると共に、冷却器を収納した冷却器室の側方
に冷蔵室に供給された冷気を野菜室に供給するための通
路と第3の貯蔵室内に供給された冷気を冷却器室の下方
に戻すための通路とを設けることができる(請求項
3)。
菜室を設けると共に、冷却器を収納した冷却器室の側方
に冷蔵室に供給された冷気を野菜室に供給するための通
路と第3の貯蔵室内に供給された冷気を冷却器室の下方
に戻すための通路とを設けることができる(請求項
3)。
【0015】ダンパ装置から第3の貯蔵室への冷気供給
を直接的に行うために、ダンパ装置は第3の貯蔵室の背
部に配置することができる(請求項4)。冷蔵室の内下
部にセレクト室を設け、このセレクト室の奥面を冷蔵室
の奥面と略面一とすることができる(請求項5)。この
場合、冷蔵室の背部に、該冷蔵室内を照明する照明灯を
設け、この照明灯の光を導くための導光部をセレクト室
内にまで延長することが好ましい(請求項6)。
を直接的に行うために、ダンパ装置は第3の貯蔵室の背
部に配置することができる(請求項4)。冷蔵室の内下
部にセレクト室を設け、このセレクト室の奥面を冷蔵室
の奥面と略面一とすることができる(請求項5)。この
場合、冷蔵室の背部に、該冷蔵室内を照明する照明灯を
設け、この照明灯の光を導くための導光部をセレクト室
内にまで延長することが好ましい(請求項6)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図10に基いて説明する。冷蔵庫の全体を示す図9およ
び図10において、本体たる断熱箱体21には、下段か
ら順に、野菜室22、冷凍室23、左右に並ぶ製氷室2
4および第3の貯蔵室としてのセレクト室25、冷蔵室
26が設けられている。ここで、セレクト室25は隣接
する冷凍室23、製氷室24、冷蔵室26のいずれとも
断熱区画された独立の室として構成されている。そし
て、野菜室22、冷凍室23、製氷室24、セレクト室
25は引き出し式の扉27〜30、冷蔵室26は観音開
き式の扉31によって開閉されるようになっている。ま
た、断熱箱体21の下部後面側には、機械室32が形成
され、この機械室32内にコンプレッサ33などが配設
されている。
図10に基いて説明する。冷蔵庫の全体を示す図9およ
び図10において、本体たる断熱箱体21には、下段か
ら順に、野菜室22、冷凍室23、左右に並ぶ製氷室2
4および第3の貯蔵室としてのセレクト室25、冷蔵室
26が設けられている。ここで、セレクト室25は隣接
する冷凍室23、製氷室24、冷蔵室26のいずれとも
断熱区画された独立の室として構成されている。そし
て、野菜室22、冷凍室23、製氷室24、セレクト室
25は引き出し式の扉27〜30、冷蔵室26は観音開
き式の扉31によって開閉されるようになっている。ま
た、断熱箱体21の下部後面側には、機械室32が形成
され、この機械室32内にコンプレッサ33などが配設
されている。
【0017】上記製氷室24内には、図2に示すよう
に、周知の自動製氷装置34が設けられ、この製氷装置
34により製造された氷は貯氷ケース35に溜められ
る。この貯氷ケース35は他の引き出し式扉27,2
8,30を設けた室22,23,25内の収納ケース3
6〜38(図9参照)と同様に扉29の引き出しに伴っ
て引き出されるように構成されている。なお、冷凍室2
3と製氷室24とは温度帯が同一であるので、両室2
3,24は互いに連通されている。
に、周知の自動製氷装置34が設けられ、この製氷装置
34により製造された氷は貯氷ケース35に溜められ
る。この貯氷ケース35は他の引き出し式扉27,2
8,30を設けた室22,23,25内の収納ケース3
6〜38(図9参照)と同様に扉29の引き出しに伴っ
て引き出されるように構成されている。なお、冷凍室2
3と製氷室24とは温度帯が同一であるので、両室2
3,24は互いに連通されている。
【0018】また、上記冷蔵室26内の下部には、ケー
ス39を出し入れ可能に収納したチルド室40が設けら
れており、このチルド室40の奥面は冷蔵室26の奥面
と面一になっている。図8に示すように、冷蔵室26の
奥面の中央にはシェード41により覆われた上下に長い
溝(図示せず)が形成されており、この溝内に光源とし
ての電球42が設けられている。電球42の光は導光部
として機能するシェード41に導かれて冷蔵室26の全
体を照明する。そして、このシェード41はチルド室4
0まで延ばされており、電球42によってチルド室40
内も照明できるようになっている。
ス39を出し入れ可能に収納したチルド室40が設けら
れており、このチルド室40の奥面は冷蔵室26の奥面
と面一になっている。図8に示すように、冷蔵室26の
奥面の中央にはシェード41により覆われた上下に長い
溝(図示せず)が形成されており、この溝内に光源とし
ての電球42が設けられている。電球42の光は導光部
として機能するシェード41に導かれて冷蔵室26の全
体を照明する。そして、このシェード41はチルド室4
0まで延ばされており、電球42によってチルド室40
内も照明できるようになっている。
【0019】冷蔵室26内の下部には、チルド室40の
左側に製氷室24内の自動製氷装置34上に位置するよ
うにして貯水タンク43が出し入れ可能に配設されてい
る。この貯水タンク43は自動製氷装置34の製氷皿4
4に給水するためのものであり、製氷皿44への給水経
路を短くするために、自動製氷装置34の真上に配置し
たものである。
左側に製氷室24内の自動製氷装置34上に位置するよ
うにして貯水タンク43が出し入れ可能に配設されてい
る。この貯水タンク43は自動製氷装置34の製氷皿4
4に給水するためのものであり、製氷皿44への給水経
路を短くするために、自動製氷装置34の真上に配置し
たものである。
【0020】さて、前記断熱箱体21のうち冷凍室23
の背部には、図1にも示すように、断熱箱体21の左右
方向中心(一点鎖線Bで示す)から左側に偏って冷却器
室45が形成され、この冷却器室45内に冷却器46が
配設されている。冷却器室45の左側上部には、製氷室
24の背部まで延びるファン室47が連続して形成さ
れ、このファン室47内に、モータ48aによってプロ
ペラ形のファン48bを回転駆動するファン装置48が
配設されていると共に、冷却器46の冷媒出口とコンプ
レッサ33の吸入口との間に接続されたアキュームレー
タ49がファン装置48の左側上方に位置するように配
設されている。なお、この実施例では、ファン装置48
は冷凍室23と製氷室24の境界部分に位置されてい
る。
の背部には、図1にも示すように、断熱箱体21の左右
方向中心(一点鎖線Bで示す)から左側に偏って冷却器
室45が形成され、この冷却器室45内に冷却器46が
配設されている。冷却器室45の左側上部には、製氷室
24の背部まで延びるファン室47が連続して形成さ
れ、このファン室47内に、モータ48aによってプロ
ペラ形のファン48bを回転駆動するファン装置48が
配設されていると共に、冷却器46の冷媒出口とコンプ
レッサ33の吸入口との間に接続されたアキュームレー
タ49がファン装置48の左側上方に位置するように配
設されている。なお、この実施例では、ファン装置48
は冷凍室23と製氷室24の境界部分に位置されてい
る。
【0021】この場合、ファン48bは断熱箱体21の
正面から見て矢印Cで示す左方向(反時計方向)回転す
るようになっており、従って、ファン装置48は冷却器
46の左右方向中心(一点鎖線Dで示す)からファン4
8bの回転方向に偏った位置に配設された状態になって
いる。
正面から見て矢印Cで示す左方向(反時計方向)回転す
るようになっており、従って、ファン装置48は冷却器
46の左右方向中心(一点鎖線Dで示す)からファン4
8bの回転方向に偏った位置に配設された状態になって
いる。
【0022】上記冷却器室45およびファン室47の前
面は、図2に示すように断熱板50により構成されてお
り、この断熱板50と該断熱板50の前面を覆うカバー
板51との間には、図4にも示すように、ファン装置4
8に対応する部位からセレクト室25側に向って延びる
冷気通路52が形成されている。そして、上記ファン4
8bは断熱板50に形成された吐出口53内に位置され
ており、モータ48aにより回転されると、冷却器室4
5内の冷気の一部をカバー51に形成された吹出口54
から冷凍室23および製氷室24内に吹き出すと共に、
残る冷気を冷気通路52内に吹き出すようになってい
る。
面は、図2に示すように断熱板50により構成されてお
り、この断熱板50と該断熱板50の前面を覆うカバー
板51との間には、図4にも示すように、ファン装置4
8に対応する部位からセレクト室25側に向って延びる
冷気通路52が形成されている。そして、上記ファン4
8bは断熱板50に形成された吐出口53内に位置され
ており、モータ48aにより回転されると、冷却器室4
5内の冷気の一部をカバー51に形成された吹出口54
から冷凍室23および製氷室24内に吹き出すと共に、
残る冷気を冷気通路52内に吹き出すようになってい
る。
【0023】上記ファン装置48の右横斜め上方には、
ダンパ装置ユニット55が設けられている。このダンパ
装置ユニット55はセレクト室25を構成する内箱56
の背部内側に設けられている。ここで、このダンパ装置
ユニット55の構成を説明すると共に、併せてダンパ装
置ユニット55からセレクト室25、冷蔵室26および
野菜室22への冷気の供給構成について説明する。
ダンパ装置ユニット55が設けられている。このダンパ
装置ユニット55はセレクト室25を構成する内箱56
の背部内側に設けられている。ここで、このダンパ装置
ユニット55の構成を説明すると共に、併せてダンパ装
置ユニット55からセレクト室25、冷蔵室26および
野菜室22への冷気の供給構成について説明する。
【0024】図5に示すように、ダンパ装置ユニット5
5は前後に重ねられる第1〜第3の熱絶縁部材57〜5
9、第2および第3の熱絶縁部材58および59間に配
設される装置主体60、それら全体を覆うカバーケース
61とを備えている。第1および第2の熱絶縁部材57
および58間には横方向に延びる冷気導入路62が形成
されている。この冷気導入路62の右端開口部は図4お
よび図6に示すようにセレクト室25の内箱56に突設
された接続口体63を介して前記冷気通路52に連通さ
れ、ファン48bにより冷却器室45から冷気通路52
に送り出された冷気が冷気導入路62に流入するように
なっている。
5は前後に重ねられる第1〜第3の熱絶縁部材57〜5
9、第2および第3の熱絶縁部材58および59間に配
設される装置主体60、それら全体を覆うカバーケース
61とを備えている。第1および第2の熱絶縁部材57
および58間には横方向に延びる冷気導入路62が形成
されている。この冷気導入路62の右端開口部は図4お
よび図6に示すようにセレクト室25の内箱56に突設
された接続口体63を介して前記冷気通路52に連通さ
れ、ファン48bにより冷却器室45から冷気通路52
に送り出された冷気が冷気導入路62に流入するように
なっている。
【0025】第2の熱絶縁部材58には冷気導入路62
内に流入した冷気を吐出させるための2個の通気口64
および65が形成され、更に装置主体60にそれら2個
の通気口64および65に連なる開閉口66および67
が形成されている。これら開閉口66および67は装置
主体60に設けられたモータ68により駆動される第1
および第2のダンパ装置としての第1および第2のバッ
フル69および70によって開閉されるようになってい
る。
内に流入した冷気を吐出させるための2個の通気口64
および65が形成され、更に装置主体60にそれら2個
の通気口64および65に連なる開閉口66および67
が形成されている。これら開閉口66および67は装置
主体60に設けられたモータ68により駆動される第1
および第2のダンパ装置としての第1および第2のバッ
フル69および70によって開閉されるようになってい
る。
【0026】更に、第3の熱絶縁部材59には開閉口6
6および67に連なるチャンバー71および72が形成
されている。そして、一方のチャンバー71の上部には
冷気導出口71aが形成されており、この冷気導出口7
1aにはセレクト室25の内箱56の上部に形成された
開口部74から挿入される冷蔵室用ダクト75の下端が
接続されている。
6および67に連なるチャンバー71および72が形成
されている。そして、一方のチャンバー71の上部には
冷気導出口71aが形成されており、この冷気導出口7
1aにはセレクト室25の内箱56の上部に形成された
開口部74から挿入される冷蔵室用ダクト75の下端が
接続されている。
【0027】上記冷蔵室用ダクト75は冷蔵室26の背
部に該冷蔵室26の上方まで延びている。そして、冷蔵
室用ダクト75にはチルド室40内に開口する吹出口7
6および冷蔵室26内に開口する吹出口77が形成され
ている。
部に該冷蔵室26の上方まで延びている。そして、冷蔵
室用ダクト75にはチルド室40内に開口する吹出口7
6および冷蔵室26内に開口する吹出口77が形成され
ている。
【0028】一方、第2の熱絶縁部材58の上部には装
置主体60の上部を跨いで第3の熱絶縁板56の他方の
チャンバー72に開口する連通口体73が突設されてお
り、この連通口体73に対し第1の熱絶縁部材57に形
成された連通口74、カバーケース61の前面部に形成
されてセレクト室25内に臨む吹出口80が順に接続さ
れている。
置主体60の上部を跨いで第3の熱絶縁板56の他方の
チャンバー72に開口する連通口体73が突設されてお
り、この連通口体73に対し第1の熱絶縁部材57に形
成された連通口74、カバーケース61の前面部に形成
されてセレクト室25内に臨む吹出口80が順に接続さ
れている。
【0029】従って、開閉口66,67がバッフル6
9,70により開かれた状態では、冷気導入路62内に
流入した冷気は通気口64、開閉口66、チャンバー7
1からなる冷気案内路(図5に矢印Eで示す)を通じて
冷蔵室用ダクト75内に流入し、吹出口76および77
からチルド室40および冷蔵室26に供給され、また、
通気口65、開閉口67、チャンバー72、連通口体7
3、連通口74により構成された冷気案内路(図5に矢
印Fで示す)を通じて吹出口80からセレクト室25内
に供給される。
9,70により開かれた状態では、冷気導入路62内に
流入した冷気は通気口64、開閉口66、チャンバー7
1からなる冷気案内路(図5に矢印Eで示す)を通じて
冷蔵室用ダクト75内に流入し、吹出口76および77
からチルド室40および冷蔵室26に供給され、また、
通気口65、開閉口67、チャンバー72、連通口体7
3、連通口74により構成された冷気案内路(図5に矢
印Fで示す)を通じて吹出口80からセレクト室25内
に供給される。
【0030】冷蔵室26およびチルド室40に供給され
た冷気は、その後、野菜室22に供給されるように構成
される。そのために、断熱箱体21の背部に冷却器室4
5の右側方に位置してダクト81が設けられ、このダク
ト81の上端部は冷蔵室26の奥面部にチルド室40の
下側に位置して形成された流入口82に接続され、下端
は野菜室26内に開口されている。そして、冷蔵室26
に供給された冷気およびチルド室40に供給されて冷蔵
室26内に流れ出た冷気とは、流入口82からダクト8
1に流入し、該ダクト81を介して野菜室26に供給さ
れるようになるものである。
た冷気は、その後、野菜室22に供給されるように構成
される。そのために、断熱箱体21の背部に冷却器室4
5の右側方に位置してダクト81が設けられ、このダク
ト81の上端部は冷蔵室26の奥面部にチルド室40の
下側に位置して形成された流入口82に接続され、下端
は野菜室26内に開口されている。そして、冷蔵室26
に供給された冷気およびチルド室40に供給されて冷蔵
室26内に流れ出た冷気とは、流入口82からダクト8
1に流入し、該ダクト81を介して野菜室26に供給さ
れるようになるものである。
【0031】ここで、図示はしないが冷凍室23、セレ
クト室25、冷蔵室26にはそれぞれ温度センサが設け
られている。そして、冷凍室用温度センサがオン設定温
度を検出すると、コンプレッサ33およびファン装置4
6が駆動され、オフ設定温度を検出すると、コンプレッ
サ33およびファン装置46が停止するようになってお
り、これにて、冷凍室26および製氷室24内の温度が
所定の低温度に制御される。
クト室25、冷蔵室26にはそれぞれ温度センサが設け
られている。そして、冷凍室用温度センサがオン設定温
度を検出すると、コンプレッサ33およびファン装置4
6が駆動され、オフ設定温度を検出すると、コンプレッ
サ33およびファン装置46が停止するようになってお
り、これにて、冷凍室26および製氷室24内の温度が
所定の低温度に制御される。
【0032】また、セレクト室用温度センサがオン設定
温度を検出すると、第1のバッフル65が開動作してセ
レクト室25に冷気が供給され、オフ設定温度を検出す
ると、第1のバッフル65が閉動作してセレクト室25
への冷気供給が停止される。これにより、セレクト室2
5の温度制御が行われる。この場合、セレクト室用温度
センサのオン設定温度およびオフ設定温度は図示しない
セレクトスイッチにより切り換えることができるように
なっており、この設定温度の切り換えにより、セレクト
室25が例えば冷凍室、冷蔵室或いはチルド室として使
用できるようになる。
温度を検出すると、第1のバッフル65が開動作してセ
レクト室25に冷気が供給され、オフ設定温度を検出す
ると、第1のバッフル65が閉動作してセレクト室25
への冷気供給が停止される。これにより、セレクト室2
5の温度制御が行われる。この場合、セレクト室用温度
センサのオン設定温度およびオフ設定温度は図示しない
セレクトスイッチにより切り換えることができるように
なっており、この設定温度の切り換えにより、セレクト
室25が例えば冷凍室、冷蔵室或いはチルド室として使
用できるようになる。
【0033】上記の第1および第2のバッフル69およ
び70は1個のモータ68により図示しないカム機構を
介して開閉動作されるようになっている。この1個のモ
ータ68による2個のバッフル69,70の開閉制御
は、第1および第2のバッフル69および70の開閉モ
ードとしては、両方とも開の第1モード、両方とも閉の
第2モード、第1のバッフル69が開で第2のバッフル
70が閉の第3モード、第1のバッフル69が閉で第2
のバッフル70が開の第4モードしか存在しないことに
基づき達成されるもので、カム機構のカム軸の90度の
回転で第1モードを得、以下、180度の回転で第2モ
ードを得、270度の回転で第3モードを得、360度
の回転で第4モードを得るように構成し、モータ68に
よってカム軸の回転を90度、180度、270度、3
60度に制御することにより、各温度センサの検出温度
に応じて第1および第2のバッフル69および70を開
閉制御するものである。
び70は1個のモータ68により図示しないカム機構を
介して開閉動作されるようになっている。この1個のモ
ータ68による2個のバッフル69,70の開閉制御
は、第1および第2のバッフル69および70の開閉モ
ードとしては、両方とも開の第1モード、両方とも閉の
第2モード、第1のバッフル69が開で第2のバッフル
70が閉の第3モード、第1のバッフル69が閉で第2
のバッフル70が開の第4モードしか存在しないことに
基づき達成されるもので、カム機構のカム軸の90度の
回転で第1モードを得、以下、180度の回転で第2モ
ードを得、270度の回転で第3モードを得、360度
の回転で第4モードを得るように構成し、モータ68に
よってカム軸の回転を90度、180度、270度、3
60度に制御することにより、各温度センサの検出温度
に応じて第1および第2のバッフル69および70を開
閉制御するものである。
【0034】冷凍室23および製氷室24、セレクト室
25、冷蔵室26およびチルド室40を介して野菜室2
6に供給された冷気は、次のような構成により冷却器室
45に戻されるようになっている。すなわち、冷凍室2
3と野菜室22とを仕切る断熱仕切壁83の前部上面お
よび下面には、冷凍室23および野菜室22内に開口す
る流入口84および85が形成されていると共に、その
断熱仕切壁83の内部には、流入口84と冷却器室45
の底部に形成された還流口86とを接続する冷凍室用還
流路87および流入口85と還流口86とを接続する野
菜室用還流路88が設けられている。これにより、冷凍
室23および製氷室24に供給された冷気は、冷凍室用
還流路87を通じて冷却器室45に戻され、野菜室22
に供給された冷気は野菜室用還流路88を通じて冷却器
室45に戻されるものである。
25、冷蔵室26およびチルド室40を介して野菜室2
6に供給された冷気は、次のような構成により冷却器室
45に戻されるようになっている。すなわち、冷凍室2
3と野菜室22とを仕切る断熱仕切壁83の前部上面お
よび下面には、冷凍室23および野菜室22内に開口す
る流入口84および85が形成されていると共に、その
断熱仕切壁83の内部には、流入口84と冷却器室45
の底部に形成された還流口86とを接続する冷凍室用還
流路87および流入口85と還流口86とを接続する野
菜室用還流路88が設けられている。これにより、冷凍
室23および製氷室24に供給された冷気は、冷凍室用
還流路87を通じて冷却器室45に戻され、野菜室22
に供給された冷気は野菜室用還流路88を通じて冷却器
室45に戻されるものである。
【0035】また、セレクト室25と冷凍室23とを仕
切る断熱仕切壁89の前部上面には、セレクト室25内
に開口する流入口90が形成されていると共に、その断
熱仕切壁89の内部には、流入口90と後部のダクト9
1とを接続する案内路92が形成されている。ダクト9
1は冷却器室45の右側方に位置して設けられた前記ダ
クト81に並べて設けられており、その下端は冷却器室
45の還流口86に接続されている。これにより、セレ
クト室25内に供給された冷気は、案内路92およびダ
クト91を通じて冷却器室45に戻されるものである。
切る断熱仕切壁89の前部上面には、セレクト室25内
に開口する流入口90が形成されていると共に、その断
熱仕切壁89の内部には、流入口90と後部のダクト9
1とを接続する案内路92が形成されている。ダクト9
1は冷却器室45の右側方に位置して設けられた前記ダ
クト81に並べて設けられており、その下端は冷却器室
45の還流口86に接続されている。これにより、セレ
クト室25内に供給された冷気は、案内路92およびダ
クト91を通じて冷却器室45に戻されるものである。
【0036】ここで、冷蔵室26に供給された冷気を野
菜室22に供給するための通路とセレクト室25に供給
された冷気を冷却器室45に戻すための通路たる2本の
ダクト81,91は冷却器室45の右側方に位置されて
いる。これは、図1に示すように、冷却器室45を断熱
箱体21の左右方向中心Bから左側に偏らせて設けたこ
とにより、冷却器室45の右側に余剰スペースが生ずる
ので、これを利用してダクト81,91を配置するよう
にしたものである。
菜室22に供給するための通路とセレクト室25に供給
された冷気を冷却器室45に戻すための通路たる2本の
ダクト81,91は冷却器室45の右側方に位置されて
いる。これは、図1に示すように、冷却器室45を断熱
箱体21の左右方向中心Bから左側に偏らせて設けたこ
とにより、冷却器室45の右側に余剰スペースが生ずる
ので、これを利用してダクト81,91を配置するよう
にしたものである。
【0037】また、セレクト室25の内箱56は背部右
側を図6に示すように内側に窪ませ、これにより生じた
凹部56aをダクト81,91に対する逃げとしてい
る。そして、このように凹部56aを形成したことによ
り、内箱56内の凹部56aの左側のスペースは収納ケ
ース38の収納に利用できないため、このスペースを利
用して前記ダンパ装置ユニット55を配置するようにし
たものである。
側を図6に示すように内側に窪ませ、これにより生じた
凹部56aをダクト81,91に対する逃げとしてい
る。そして、このように凹部56aを形成したことによ
り、内箱56内の凹部56aの左側のスペースは収納ケ
ース38の収納に利用できないため、このスペースを利
用して前記ダンパ装置ユニット55を配置するようにし
たものである。
【0038】上記構成において、コンプレッサ33およ
びファン装置48が駆動されると、冷却器46が冷却作
用を呈し、該冷却器46により冷却された空気がファン
装置48の送風作用によって吹出口54から冷凍室23
および製氷室24内に供給される。そして、冷凍室23
および製氷室24内に供給された冷気はその後冷凍室用
還流路87を通じて冷却器室45内に戻される。
びファン装置48が駆動されると、冷却器46が冷却作
用を呈し、該冷却器46により冷却された空気がファン
装置48の送風作用によって吹出口54から冷凍室23
および製氷室24内に供給される。そして、冷凍室23
および製氷室24内に供給された冷気はその後冷凍室用
還流路87を通じて冷却器室45内に戻される。
【0039】このコンプレッサ33およびファン装置4
8の駆動時において、冷蔵室26およびセレクト室25
が共にオン設定温度以上のとき、第1および第2のバッ
フル69および70は共に開状態にある。このため、フ
ァン装置48により冷気通路52に送り出された冷気
は、図5に矢印Eおよび矢印Fで示す案内路を辿って冷
蔵室用ダクト75に流入し、吹出口76および77から
チルド室40および冷蔵室26内に供給されると共に、
吹出口80からセレクト室25内に供給される。
8の駆動時において、冷蔵室26およびセレクト室25
が共にオン設定温度以上のとき、第1および第2のバッ
フル69および70は共に開状態にある。このため、フ
ァン装置48により冷気通路52に送り出された冷気
は、図5に矢印Eおよび矢印Fで示す案内路を辿って冷
蔵室用ダクト75に流入し、吹出口76および77から
チルド室40および冷蔵室26内に供給されると共に、
吹出口80からセレクト室25内に供給される。
【0040】そして、チルド室40および冷蔵室26内
に供給された冷気は、その後、ダクト81を通じて野菜
室22内に供給され、野菜室用還流路87を通じて冷却
器室45内に戻される。また、セレクト室25内に供給
された冷気はダクト91を通じて冷却器室45内に戻さ
れ、冷却器46により冷却された後、再び上述した経路
を辿って各室22〜26内に供給されるというように循
環する。
に供給された冷気は、その後、ダクト81を通じて野菜
室22内に供給され、野菜室用還流路87を通じて冷却
器室45内に戻される。また、セレクト室25内に供給
された冷気はダクト91を通じて冷却器室45内に戻さ
れ、冷却器46により冷却された後、再び上述した経路
を辿って各室22〜26内に供給されるというように循
環する。
【0041】上述のような冷気供給によりセレクト室2
5がオフ設定温度まで冷却されると、第2のバッフル7
0が閉動作して開閉口67を閉鎖し、セレクト室25へ
の冷気供給を停止する。同様に冷蔵室26がオフ設定温
度まで冷却されると、第1のバッフル69が閉動作して
開閉口66を閉鎖し、冷蔵室26への冷気供給を停止す
る。そして、冷凍室23(製氷室24)がオフ設定温度
まで冷却されると、コンプレッサ33およびファン装置
48が停止し、冷凍サイクルの冷却運転が停止する。
5がオフ設定温度まで冷却されると、第2のバッフル7
0が閉動作して開閉口67を閉鎖し、セレクト室25へ
の冷気供給を停止する。同様に冷蔵室26がオフ設定温
度まで冷却されると、第1のバッフル69が閉動作して
開閉口66を閉鎖し、冷蔵室26への冷気供給を停止す
る。そして、冷凍室23(製氷室24)がオフ設定温度
まで冷却されると、コンプレッサ33およびファン装置
48が停止し、冷凍サイクルの冷却運転が停止する。
【0042】ところで、上述したような冷凍サイクルの
冷却運転中、還流口86から冷却器室45内に流入した
空気は、ファン48bが図1に示す矢印C方向に回転し
ていることにより、同図に矢印Gで示すように、右側に
膨らむ弧を描くように流れてファン48bに吸入されて
行くようになる。このとき、ファン装置48は左側に偏
って配置されているので、上記のように空気が右側に膨
らむ弧を描くように流れても、冷却器46に対してはそ
の全体を均一に流れる傾向になる。従って、空気冷却の
ために、冷却器46の冷却能力を効果的に使用ることが
でき、冷却器46を従来に比べて小形化することが可能
になる。
冷却運転中、還流口86から冷却器室45内に流入した
空気は、ファン48bが図1に示す矢印C方向に回転し
ていることにより、同図に矢印Gで示すように、右側に
膨らむ弧を描くように流れてファン48bに吸入されて
行くようになる。このとき、ファン装置48は左側に偏
って配置されているので、上記のように空気が右側に膨
らむ弧を描くように流れても、冷却器46に対してはそ
の全体を均一に流れる傾向になる。従って、空気冷却の
ために、冷却器46の冷却能力を効果的に使用ることが
でき、冷却器46を従来に比べて小形化することが可能
になる。
【0043】また、上記のようにファン装置48を左側
に偏らせて設けたことにより、冷却器46の上方には、
ファン室47とダクト81,91との間に余剰スペース
が生ずるようになる。そして、この余剰スペースにダン
パ装置ユニット55を配設するようにしたので、スペー
スを効率良く利用できると共に、ダンパ装置ユニット5
5をセレクト室25の背部に位置させることができ、冷
蔵室26の背部にダンパ装置ユニット55を設けずとも
済むようになる。
に偏らせて設けたことにより、冷却器46の上方には、
ファン室47とダクト81,91との間に余剰スペース
が生ずるようになる。そして、この余剰スペースにダン
パ装置ユニット55を配設するようにしたので、スペー
スを効率良く利用できると共に、ダンパ装置ユニット5
5をセレクト室25の背部に位置させることができ、冷
蔵室26の背部にダンパ装置ユニット55を設けずとも
済むようになる。
【0044】このため、セレクト室25内に供給される
冷気は、全体的にはファン装置48から右横方向に送り
出されて前向きに吹出されるだけであり、またダンパ装
置ユニット55内では複数回の方向転換があるものの、
その方向転換回数は従来に比べて少なく、総じてファン
装置48からセレクト室25までの通路における圧力損
失が減少し、より多量の冷気をセレクト室25に供給す
ることができるようになる。
冷気は、全体的にはファン装置48から右横方向に送り
出されて前向きに吹出されるだけであり、またダンパ装
置ユニット55内では複数回の方向転換があるものの、
その方向転換回数は従来に比べて少なく、総じてファン
装置48からセレクト室25までの通路における圧力損
失が減少し、より多量の冷気をセレクト室25に供給す
ることができるようになる。
【0045】また、図12に示すように、ダンパ装置ユ
ニット11を冷蔵室5の背部に設ける従来構成のもので
は、冷蔵室5のうちチルド室12を設ける背部の下部位
が冷蔵室5内に突出するという不具合を生じていたが、
本実施例では、冷却器46、ファン装置48、ダンパ装
置ユニット55を冷凍室23、製氷室24およびセレク
ト室25の背部を構成する領域に設けたので、従来の不
具合を解消でき、チルド室40の背面を冷蔵室26の背
面と面一にすることができる。
ニット11を冷蔵室5の背部に設ける従来構成のもので
は、冷蔵室5のうちチルド室12を設ける背部の下部位
が冷蔵室5内に突出するという不具合を生じていたが、
本実施例では、冷却器46、ファン装置48、ダンパ装
置ユニット55を冷凍室23、製氷室24およびセレク
ト室25の背部を構成する領域に設けたので、従来の不
具合を解消でき、チルド室40の背面を冷蔵室26の背
面と面一にすることができる。
【0046】このため、チルド室40の奥行きを従来に
比べて大きくすることができ、その内容積の拡大を図る
ことができる。また、冷蔵室26内を照明するシェード
41をチルド室40まで延長することがてきるので、1
個の電球42で冷蔵室26とチルド室40の双方を照明
することができる。
比べて大きくすることができ、その内容積の拡大を図る
ことができる。また、冷蔵室26内を照明するシェード
41をチルド室40まで延長することがてきるので、1
個の電球42で冷蔵室26とチルド室40の双方を照明
することができる。
【0047】更に、冷蔵室26(チルド室40)を冷却
した後の冷気を野菜室22内に供給する構成としたの
で、ファン装置48から送風された冷気を直接的に野菜
室22に供給する場合とは異なり、ダンパ装置ユニット
55から野菜室22に冷気を供給するためのダクトおよ
び冷蔵室26(チルド室40)に供給された冷気を冷却
器室45に戻すためのダクトが不要となり、ダクト本数
を少なくすることができてダクト構成の簡略化を図るこ
とができる。
した後の冷気を野菜室22内に供給する構成としたの
で、ファン装置48から送風された冷気を直接的に野菜
室22に供給する場合とは異なり、ダンパ装置ユニット
55から野菜室22に冷気を供給するためのダクトおよ
び冷蔵室26(チルド室40)に供給された冷気を冷却
器室45に戻すためのダクトが不要となり、ダクト本数
を少なくすることができてダクト構成の簡略化を図るこ
とができる。
【0048】この場合、冷却器室45を断熱箱体21の
左右方向中心Bから左側に偏らせ、これにより冷却器室
45の右側に生じた余剰スペースにダクト81,91を
配設するようにしたので、ダクト81,91を断熱箱体
21の側部に配設せずとも済み、断熱箱体21の横方向
寸法の拡大を防止できる。
左右方向中心Bから左側に偏らせ、これにより冷却器室
45の右側に生じた余剰スペースにダクト81,91を
配設するようにしたので、ダクト81,91を断熱箱体
21の側部に配設せずとも済み、断熱箱体21の横方向
寸法の拡大を防止できる。
【0049】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、次のような拡張或いは変
更が可能である。第3の貯蔵室は設定温度の切り換えを
行い得るセレクト室25ばかりでなく、設定温度が一定
の例えばチルド室などにしても良い。ファン48bは右
方向回転のものであっても良く、この場合には、ファン
室47を冷却器室45の右側に偏らせて設け、製氷室2
4とセレクト室25を左右逆にしてダンパ装置ユニット
55を左側のセレクト室25の背部に配設するようにす
れば良い。
例に限定されるものではなく、次のような拡張或いは変
更が可能である。第3の貯蔵室は設定温度の切り換えを
行い得るセレクト室25ばかりでなく、設定温度が一定
の例えばチルド室などにしても良い。ファン48bは右
方向回転のものであっても良く、この場合には、ファン
室47を冷却器室45の右側に偏らせて設け、製氷室2
4とセレクト室25を左右逆にしてダンパ装置ユニット
55を左側のセレクト室25の背部に配設するようにす
れば良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
では、冷却器室内に吸入された空気がファンの回転方向
に弧を描くように流れても、冷却器に対してはその全体
を均一に流れる傾向になり、冷却器の冷却能力を効果的
に利用できる。請求項2記載の発明では、第3の貯蔵室
を備えているので、食品収納に便利であり、また、冷却
器、ファン装置およびダンパ装置をスペース効率良く配
設できると共に、ダンパ装置を冷蔵室内に突出しないよ
うに配設できる。
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
では、冷却器室内に吸入された空気がファンの回転方向
に弧を描くように流れても、冷却器に対してはその全体
を均一に流れる傾向になり、冷却器の冷却能力を効果的
に利用できる。請求項2記載の発明では、第3の貯蔵室
を備えているので、食品収納に便利であり、また、冷却
器、ファン装置およびダンパ装置をスペース効率良く配
設できると共に、ダンパ装置を冷蔵室内に突出しないよ
うに配設できる。
【0051】請求項3記載の発明では、冷却器の側方に
冷蔵室に供給された冷気を野菜室に供給するためのダク
トおよびダンパ装置から第3の貯蔵室に冷気を供給する
ためのダクトを冷却器室の側方に配設できる。
冷蔵室に供給された冷気を野菜室に供給するためのダク
トおよびダンパ装置から第3の貯蔵室に冷気を供給する
ためのダクトを冷却器室の側方に配設できる。
【0052】請求項4記載の発明では、第3の貯蔵室に
対する冷気供給をダンパ装置から直接的に行うことがで
きる。請求項5記載の発明では、チルド室の奥行を大き
くすることができ、チルド室の内容積を大きく確保でき
る。請求項6記載の発明では、冷蔵室用の照明灯でチル
ド室内をも照明することができる。
対する冷気供給をダンパ装置から直接的に行うことがで
きる。請求項5記載の発明では、チルド室の奥行を大き
くすることができ、チルド室の内容積を大きく確保でき
る。請求項6記載の発明では、冷蔵室用の照明灯でチル
ド室内をも照明することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断正面図
【図2】上下両側を除去して示す縦断側面図
【図3】図2と異なる部分で切断して示す縦断側面図
【図4】製氷室とセレクト室部分の横断面図
【図5】ダンパ装置ユニットの分解斜視図
【図6】セレクト室を構成する内箱の斜視図
【図7】ダクトの配置構成を示す破断斜視図
【図8】冷蔵室の扉を除去して示す正面図
【図9】全体の縦断側面図
【図10】全体の正面図
【図11】従来の冷蔵庫を示す図1相当図
【図12】部分的な縦断側面図
図中、21は断熱箱体(本体)、22は野菜室、23は
冷凍室、24は製氷室、25はセレクト室(第3の貯蔵
室)、26は冷蔵室、40はチルド室、41はシェード
(導光部)、42は電球(照明灯)、45は冷却器室、
46は冷却器、47はファン室、48はファン装置、4
8bはファン、55はダンパ装置ユニット、69,70
は第1,第2のバッフル(ダンパ装置)、75は冷蔵室
用ダクト、81はダクト、86は還流口、91はダクト
である。
冷凍室、24は製氷室、25はセレクト室(第3の貯蔵
室)、26は冷蔵室、40はチルド室、41はシェード
(導光部)、42は電球(照明灯)、45は冷却器室、
46は冷却器、47はファン室、48はファン装置、4
8bはファン、55はダンパ装置ユニット、69,70
は第1,第2のバッフル(ダンパ装置)、75は冷蔵室
用ダクト、81はダクト、86は還流口、91はダクト
である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−288468(JP,A) 特開 平7−127961(JP,A) 特開 平7−180942(JP,A) 特開 平4−288466(JP,A) 特開 平5−126453(JP,A) 特開 平7−301479(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 17/06 304 F25D 17/08 308 F25D 17/08 312 F25D 27/00
Claims (6)
- 【請求項1】 本体の少なくとも冷凍室の背部に冷却器
室を形成し、この冷却器室内に冷却器を配設したものに
おいて、冷気を庫内に循環させるためのプロペラ形のフ
ァン装置を、前記冷却器の上方に該冷却器の左右方向の
中心からファンの回転方向側に偏らせて配置し、前記冷
凍室以外の貯蔵室に対して前記ファン装置による冷気供
給を制御するダンパ装置を前記ファン装置から横方向に
隔てて配置したことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 本体は、冷凍室、この冷凍室の上に設け
られた冷蔵室、前記冷凍室と冷蔵室との間に設けられた
製氷室、この製氷室の隣に設けられ前記冷凍室および冷
蔵室のいずれとも断熱区画された独立の第3の貯蔵室を
備え、 冷却器およびダンパ装置は、前記本体のうち前記
冷凍室、製氷室および第3の貯蔵室の背部を構成する領
域内に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
冷蔵庫。 - 【請求項3】 本体には、冷凍室の下方に位置する野菜
室が設けられていると共に、冷却器を収納した冷却器室
の側方に冷蔵室に供給された冷気を野菜室に供給するた
めの通路と第3の貯蔵室内に供給された冷気を冷却器室
の下方に戻すための通路とが設けられていることを特徴
とする請求項2記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】 ダンパ装置は第3の貯蔵室の背部に配置
されていることを特徴とする請求項2または3記載の冷
蔵庫。 - 【請求項5】 冷蔵室の内下部にチルド室が設けられ、
このチルド室の奥面は冷蔵室の奥面と略面一であること
を特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の冷蔵
庫。 - 【請求項6】 冷蔵室の背部に、該冷蔵室内を照明する
照明灯が設けられ、この照明灯の光を導くための導光部
がチルド室内にまで延長されていることを特徴とする請
求項5記載の冷蔵庫。
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