JP5363247B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
図7に示すように,冷蔵庫X1には,上部に冷蔵室102,中段部に冷凍室105,下部に野菜室106が設けられている。この冷蔵庫X1では,冷却器115で生成された冷気が,送風ファン119によって圧力室136からダンパ138を介して冷蔵室送風ダクト134に送風され,冷蔵室102に供給される。そして,冷蔵室102を経た冷気は,野菜室送風ダクト126を介して野菜室106に供給される。その後,野菜室106を経た冷気は冷却器戻りダクト130を介して冷却器115に戻される。これにより,野菜室106は,冷蔵室102を経た冷気によって該冷蔵室102よりも少し高い温度に維持される。
図8に示すように,冷蔵庫X2には,最上部に冷蔵室202,中段上部に上部冷凍室203,中段下部に冷凍室205,最下部に野菜室206が設けられている。また,冷蔵庫X2は,冷却器213で生成された冷気を冷蔵室202及び野菜室206に分配するダンパ215を備えている。この冷蔵庫X2では,冷却器213で生成された冷気が,送風ファン219によってダンパ215を介して,冷蔵室送風ダクト216及び野菜室送風ダクト226各々に送風され,冷蔵室202及び野菜室206各々に供給される。なお,ダンパ215を制御することで冷蔵室202及び野菜室206のいずれか一方のみに冷気を送風することも可能である。
その後,冷蔵室202を経た冷気は冷蔵室202から冷却器213の収納部に連結された冷蔵室戻りダクト227を経て冷却器213に戻される。同様に野菜室206から冷却器213の収納部に連結された野菜室戻りダクト228を経て冷却器213に戻される。これにより,冷却器214から冷蔵室202及び野菜室206各々への冷気の送風の有無を制御し,各々の庫内温度を調整することができる。
また,野菜室106には冷蔵室102への送風量に従った量の送風が行われるため,冷蔵室102への冷気の送風量が多いときに,野菜室106内に収容されている野菜(葉野菜など)がその時の冷気で乾燥してしまうことも問題となる。
また,冷蔵室202及び野菜室206各々から冷却器213への冷気の戻りダクトが必要となるため,冷却器213のサイズが制限されることや冷蔵庫X2内の容積効率が悪くなるという問題もある。さらに,ダクト抵抗の増加による送風量の低下や送風ファン219の送風抵抗が増大するなどの問題もあり,送風ファン219の大容量化などによる消費電力量の増加や送風経路から生じる騒音の増大に繋がる。
本発明に係る前記冷蔵庫では,前記冷却器からの冷気を前記冷蔵室に送風して該冷蔵室を冷却する際でも,該冷蔵室を経た冷気を前記野菜室を経ることなく該野菜室の上流側から前記冷却器に戻すことが可能である。
従って,前記冷蔵室の冷却時における前記野菜室の過冷却や乾燥を防止することが可能である。また,前記冷蔵室を経た冷気を前記野菜室を経ることなく前記冷却器に戻すことで,該野菜室における冷気の温度上昇がなくなるため,前記冷蔵室の冷却運転における冷却負荷が軽減され,省電力化を図ることもできる。さらに,前記野菜室送風経路を,前記冷蔵室から前記冷却器に冷気を戻すための経路として利用することができる。これにより,例えば前記冷蔵室から前記冷却器への戻り経路を別途設ける場合に比べて構成を簡素化することができ,前記冷却器のサイズが制限されることや当該冷蔵庫内の容積効率が悪くなること,送風経路の抵抗の増加による送風量の低下や送風抵抗が増大するなどの問題を解消し得る。
特に,前記野菜室送風経路を前記冷却器の収容部に隣接して設けておけば,前記第2の冷却器戻り経路を,前記野菜室送風経路及び前記冷却器の収容部の境界部に設けられた開口によって形成することができるため,前記第2の冷却器戻り経路を形成するダクト等を設ける必要がなく,より構成を簡素化することができる。
また,当該冷蔵庫の周囲の温度が低ければ,前記野菜室に冷気を送風して冷却する必要がないと判断することも可能である。そこで,当該冷蔵庫の周囲の温度を検出する環境温度検出手段を更に備えてなる構成では,前記送風量制御手段が,前記環境温度検出手段による検出温度が予め設定された第2の設定温度以下である場合に,前記野菜室送風経路における前記野菜室への送風を遮断し,前記第2の冷却器戻り経路を確立させるものであることが考えられる。
これらの構成により,前記野菜室の過冷却及び乾燥を防止しつつ,該野菜室の庫内温度を適宜調整することができる。
また,前記野菜室の背部において前記冷却器から滴下する水(凝縮水)を受ける凝縮水受け部(ドレンパン)を更に備えてなる構成が考えられる。このとき,前記野菜室の上面は,該野菜室の背部の前記凝縮水受け部に向けて下降するように傾斜してなることが望ましい。これにより,前記野菜室の上面に結露した水分を前記凝縮水受け部に導いて排水などすることができる。特に,本発明では,前記野菜室に送風されない状態が存在するため,該野菜室内で結露が生じるおそれがあり,このような構成が好適である。さらに,前記野菜室の上方に隣接して該野菜室よりも温度が低い冷凍室が配置された構成では,特に前記野菜室の上面に結露が生じやすいため,当該構成が好適である。
ここで,前記野菜室の上面は,該野菜室の前面から背部に向かう方向に沿って形成された複数の溝を有してなることが望ましい。例えば,前記溝の断面が直角二等辺三角形であることが考えられる。これにより,前記野菜室の上面に付着した水分が,途中で滴下しにくく前記凝縮水受け部に導かれる。
まず,図1〜図4を用いて,本発明の実施の形態に係る冷蔵庫Xの概略構成について説明し,その後,図5を用いて冷蔵庫Xで実行される温度調整処理の手順の一例について説明する。
また,図2(b),(c)に示すように,前記冷蔵庫Xは,前記冷蔵室11内に配置されたチルド室14も有している。なお,前記冷蔵室11と前記チルド室14とは棚46によって仕切られている。
具体的に,前記野菜室12の庫内設定温度は,野菜の貯蔵に適した温度であって,例えば3℃〜8℃程度である。また,前記冷蔵室11の庫内設定温度は,前記野菜室12の庫内設定温度よりも低い温度であって,例えば3℃程度である。さらに,前記チルド室14の庫内設定温度は,前記冷蔵室11の庫内設定温度よりも低い温度であって,例えば−1℃〜1℃程度である。一方,前記冷凍室13,前記上段冷凍室15,前記製氷室16の庫内設定温度は,前記チルド室14よりも更に低い温度であって,例えば−18℃程度である。
図2に示すように,前記冷蔵庫Xは,外部を覆う外箱2aの内側に内箱2bが配され,外箱2aと内箱2bとの隙間には発泡ウレタン等の断熱材2cが充填されている。また,前記冷蔵室11と前記上段冷凍室15及び前記製氷室16とは断熱仕切壁11aにより隔てられており,前記野菜室12と前記冷凍室13とは断熱仕切壁12aにより隔てられている。
前記冷蔵室11内には,冷蔵物を載置する複数の棚45が設けられている。また,前記冷蔵室11の前面は,回動式の断熱扉3により開閉可能である。なお,前記断熱扉3には,冷蔵物を載置する複数の収納ポケット47が設けられている。
一方,前記野菜室12,前記冷凍室13は,前面がそれぞれスライド式の断熱扉4,6により開閉可能になっており,収納容器55,56を引出せるようになっている。また,前記上段冷凍室15は,前面が回動式の断熱扉5により開閉可能である。なお,前記製氷室16も同様に,前面が回動式の断熱扉(不図示)により開閉可能になっている。
前記圧縮機20には,吐出側に吐出パイプ(不図示)を介してイソブタン等の冷媒を凝縮させる凝縮器(不図示)が,吸込側に吸込パイプ(不図示)を介して前記冷却器(熱交換器)21がそれぞれ接続されている。前記凝縮器(不図示)と前記冷却器21とは冷媒を膨張させるキャピラリーチューブ(不図示,減圧装置)を介して連結されている。これにより,前記冷蔵庫Xでは,一連の冷凍サイクルが構成されている。
そして,前記圧縮機20の稼働により前記冷凍サイクルに冷媒が循環されると,前記冷却器21に低温の冷媒が供給される。これにより,前記冷却器21は,低温の冷媒と空気との熱交換により冷気を生成する。
さらに,前記冷却器21の下方には該冷却器21の除霜を行う除霜ヒータ62(除霜手段の一例)や,該冷却器21からのドレン水を受けるドレン水受部64a(凝縮水受け部の一例)が設けられている。そして,前記ドレン水受部64aに滴下したドレン水は,配水管64bを通じて,下部に設けられた蒸発部64cに導かれ,該蒸発部64cにおいて蒸発する。
前記冷気送風ダクト23は,前記エバカバー33に設けられた流入口13a及び流出口13cにより前記冷凍室13と連通している。なお,前記流入口13aは,前記上部冷凍室15及び前記製氷室16と前記冷凍室13との間に形成されている。
さらに,前記冷気送風ダクト23内には,前記冷却器21からの冷気を前記冷凍室13や前記冷蔵室11に送風する送風機22が設けられている。そして,前記冷蔵庫Xでは,前記圧縮機20及び前記送風機22が駆動されると,前記冷却器21で生成された冷気が,前記冷気送風ダクト23を経て前記エバカバー33の流入口13aから前記冷凍室13に供給され,その後,前記冷凍室13から前記エバカバー33の流出口13cを通じて前記冷却器21に戻される。
また,前記冷蔵室送風ダクト28には,前記冷蔵室11及び前記チルド室14に連通する吐出口37a〜37eが形成されている。さらに,前記チルド室14の背部には,前記冷蔵室11及び前記チルド室14を経た冷気を排出する排気口31aが設けられている。
これにより,前記冷蔵庫Xでは,前記圧縮機20及び前記送風機22が駆動され,前記冷蔵室ダンパ65が開かれると,前記冷却器21で生成された冷気が,前記冷気送風ダクト23,前記冷蔵室ダンパ65及び前記冷蔵室送風ダクト28を経て送風される。そして,前記冷蔵室送風ダクト28上の冷気は,前記吐出口37a〜37eから前記冷蔵室11及び前記チルド室14に吐出され,該冷蔵室11及びチルド室14が冷却される。その後,前記冷蔵室11及び前記チルド室14を経た冷気は,前記排気口31aから排出される。
前記野菜室送風ダクト31は,前記排気口31aから下方に延設されている。また,前記野菜室送風ダクト31は,前記冷却器21の収容部である前記冷気送風ダクト23に隣接して設けられている。
そして,前記野菜室送風ダクト31には,該野菜室送風ダクト31及び前記野菜室12を連通する開口66aと,前記野菜室送風ダクト31及び前記冷気送風ダクト23を連通する開口66bとが設けられている。即ち,前記冷蔵庫Xでは,前記開口66bによって,前記冷蔵室11を経た前記野菜室送風ダクト31上の冷気を前記野菜室12の上流側で前記冷却器21に導く冷却器戻り経路Y(第2の冷却器戻り経路の一例)が形成されている。
ここでは,前記開口66bは,隣接して配置された前記野菜室送風ダクト31及び前記冷却器21の収容部である前記冷気送風ダクト23の境界部(断熱壁など)に設けられたものである。そのため,前記野菜室送風ダクト31と前記冷却器21とを接続するダクトを設ける必要がなく,構成を簡素化することができる。もちろん,前記野菜室送風ダクト31と前記冷却器21とを接続するダクト(第2の冷却器戻り経路)を設ける構成も他の実施例として考えられる。
前記野菜室ダンパ66は,所定の回動軸を中心に回動する回動式ダンパであって,前記野菜室送風ダクト31の前記開口66a及び前記開口66bの開閉を切り換える。より具体的に,前記野菜室ダンパ66は,前記開口66aを開放して前記開口66bを閉じる第1の停止状態と,前記開口66aを閉じて前記開口66bを開放する第2の停止状態とを少なくとも切り換える。ここに,前記第1の停止状態は,前記野菜室送風ダクト31における前記野菜室12への送風が行われ,前記開口66bによって形成される冷却器戻り経路Yが遮断される状態である。また,前記第2の停止状態は,前記野菜室送風ダクト31における前記野菜室12への送風が遮断され,前記開口66bによって形成される冷却器戻り経路Yが確立される状態である。
ところで,前記野菜室ダンパ66が前記開口66bを閉じる前記第1の停止状態に位置するとき,該野菜室ダンパ66が,前記野菜室送風ダクト31及び前記冷却器21の収容部である前記冷気送風ダクト23の境界部に位置する断熱壁などに埋没し,或いは面一となるように構成することが望ましい。即ち,前記野菜室ダンパ66が前記断熱壁の一部を形成するものであることが望ましい。これにより,前記野菜室送風ダクト31において前記野菜室ダンパ66が送風抵抗となることを防止することができる。
なお,本実施の形態では,前記野菜室ダンパ66が前記第1の停止状態及び前記第2の停止状態のいずれかに切り換えられる場合を例に挙げて説明するが,前記野菜室ダンパ66は,前記冷却器戻り経路Y及び前記野菜室12各々への送風量を任意に調整し得る構成であることも考えられる。これにより,前記野菜室送風ダクト31の冷気の一部を前記野菜室12に供給し,一部を前記冷却器21に戻すことも可能となる。
前記冷蔵庫Xでは,前記冷蔵室11や前記チルド室14を経た冷気は,前記野菜室12に導かれた後で前記冷却器21に戻されることとなるため,前記冷蔵室11や前記チルド室14から前記冷却器21に冷気を直接戻すための経路を個別に設ける必要が無く,前記冷蔵庫Xにおける容積効率を高めることができる。
そこで,前記冷蔵庫Xにおいて,前記野菜室12の上面カバー35は,図2(b),(c)に示すように,前記野菜室12の背部に設けられた前記ドレン水受部64a(凝縮水受け部の一例)に向けて下降するように傾斜するものである。具体的には,平板状の部材を傾斜させて配置することや,前記上面カバー35に傾斜を形成することが考えられる。なお,このときの傾斜は例えば5°程度であることが考えられる。
これにより,前記野菜室12の上面カバー35の表裏面に結露した水分を該野菜室12内に滴下させることなく,前記ドレン水受部64aに導くことができる。また,前記野菜室12の上面カバー35からの水を処理するために,前記冷却器21のドレン水を蒸発させるための前記ドレン水受部64a,前記配水管64b及び前記蒸発部64cなどを兼用しているため,部品点数を削減することができる。なお,前記蒸発部64cに代えて,前記配水管64bによって導かれる水を排水するための排水構造を有する構成も他の実施例として考えられる。
図3に示すように,前記野菜室12の上面カバー35は,前記野菜室12の前面から背部に向かう方向に沿って形成された複数の溝35aを有している。ここに,前記溝35a各々の断面は,直角二等辺三角形(θ=90°)を形成している。なお,当該直角二等辺三角形の二等辺各々の長さDは,例えば2mm程度であることが考えられる。
このように構成された前記野菜室12の上面カバー35では,該上面カバー35に結露した水が前記溝35aに沿って背部に導かれることとなるため,該背部に導かれる水の途中の滴下をより確実に防止し得る。
図4に示すように,前記冷蔵庫Xにおいて形成された冷気回路Zでは,前記冷却器21に対して,前記冷凍室13,前記上段冷凍室15及び前記製氷室16と前記冷蔵室ダンパ65とが前記送風機22を介して並列に配置されている。また,前記上段冷凍室15,前記製氷室16は,前記冷凍室13に直列に配置されている。そして,前記上段冷凍室15,前記製氷室16,前記冷凍室13を経た冷気は,前記排気口13c(図2(b)参照)を通じて前記冷却器21に戻される。
そして,前記冷蔵室11及び前記チルド室14を経た冷気は,前記野菜室送風ダクト31に排出される。その後,前記野菜室送風ダクト31上の冷気は,前記野菜室ダンパ65の開閉状態に応じて前記野菜室12及び前記冷却器21のいずれかに導かれる。
具体的に,前記野菜室ダンパ65が,前記第1の停止状態で停止している場合,前記野菜室送風ダクト31では,前記野菜室12に続く開口66aが開放され,前記冷却器21に続く開口66bが閉鎖されることになる。従って,前記野菜室送風ダクト31上の冷気が前記野菜室12に供給され,該野菜室12が冷却される。
他方,前記野菜室ダンパ65が,前記第2の停止状態で停止している場合,前記野菜室送風ダクト31では,前記野菜室12に続く開口66aが閉鎖され,前記冷却器21に続く開口66bが開放されることになる。従って,前記野菜室送風ダクト31上の冷気は,前記野菜室12を経ることなく前記冷却器21に戻される。
前記制御部αは,例えばCPUやRAM,ROMなどを有しており,該CPUによって所定の制御プログラムを実行することにより,各種の制御処理を実行するものである。
ここで,本実施の形態では,前記冷蔵庫Xに,前記野菜室12の庫内温度を検出するサーミスタなどの野菜室温度センサ(不図示,野菜室温度検出手段の一例)と,前記冷蔵庫Xの周囲の温度を検出するサーミスタなどの環境温度センサ(不図示,環境温度検出手段の一例)とが設けられているものとする。また,前記冷蔵庫Xには,その他にも前記冷蔵室11や前記冷凍室13などの庫内温度を検出する温度センサも設けられる。なお,前記野菜室温度センサ及び前記環境温度センサなどの温度センサによる検出温度は,前記制御部αに入力される。
当該温度調整処理は,例えば前記冷蔵庫Xの電源がONになったときに前記制御部αによって開始される。なお,ここでは前記野菜室12の温度調整についての制御処理を中心に説明し,前記冷蔵室11,前記冷凍室13などの各収容室の一般的な温度調整については詳細な説明を省略する。
まず,ステップS1では,前記制御部αは,前記冷蔵庫Xにおいて前記冷蔵室11,前記野菜室12,前記冷凍室13,前記チルド室14等を冷却する冷却運転を実行する必要が生じたか否かを判断する。
例えば,前記制御部αは,前記冷蔵室11,前記野菜室12,前記冷凍室13,前記チルド室14等の温度を検出する前記各種の温度センサの検出温度が既定の冷却開始温度に達したか否かを判断する。
ここで,前記冷却運転の実行が必要であると判断されると(S1のYes側),処理はステップS2に移行され,前記冷却運転の実行の必要がないと判断されている場合は(S1のNo側),当該ステップS1の判断処理が適時繰り返して実行される。
そして,ステップS2では,前記制御部αは,前記圧縮機20及び前記送風機22を駆動させることにより冷却運転を開始させる。これにより,前記圧縮機20が接続された冷凍サイクルの運転が開始され,前記冷却器21で生成された冷気は,前記送風機22によって前記冷気送風ダクト23等を通じて前記冷蔵室11,前記野菜室12,前記冷凍室13及び前記チルド室14などに供給されて各収容室が冷却される。
このとき,前記冷蔵室11,前記野菜室12,及び前記チルド室14の少なくとも一つを冷却する場合には,前記制御部αは,前記冷蔵室ダンパ65を開放して,前記冷却器21からの冷気を供給させる。一方,これらの収容室の冷却を行わない場合,前記制御部αは,前記冷蔵室ダンパ65を閉鎖する。
次に,ステップS3では,前記制御部αは,前記野菜室温度センサによって検出される前記野菜室12の庫内温度が,予め設定された第1の設定温度以下であるか否かを判断する。なお,前記第1の設定温度は,前記野菜室12の庫内温度が低くなりすぎることを防止するために予め設定された温度であって,例えば前記野菜室12の庫内設定温度であってもよい。また,前記制御部αが,前記野菜室12の庫内設定温度に応じて前記第1の設定温度を適宜変更することも考えられる。
ここで,前記野菜室12の庫内温度が前記第1の設定温度以下であると判断された場合には(S3のYes側),処理は後述のステップS31に移行し,前記第1の設定温度より高いと判断すると(S3のNo側),処理はステップS4に移行する。
ステップS4では,前記制御部αは,前記環境温度センサによって検出される前記冷蔵庫Xの周囲の温度が,予め設定された第2の設定温度以下であるか否かを判断する。なお,前記第2の設定温度は,前記野菜室12の冷却が必要であるか否かを判断するために予め設定された温度である。
ここに,図6は,前記冷蔵庫Xにおいて,前記野菜室12への冷気の供給をしない状態における該野菜室12の庫内温度と前記冷蔵庫Xの周囲の温度との関係の一例を示すグラフである。なお,当該グラフに示された関係は単なる一例に過ぎず,前記冷蔵庫Xの機種や構造,例えば前記野菜室12と該野菜室12に隣接する収容室の種類が前記冷凍室13であるか否か等の事情によって異なる。
図6に示す例では,周囲温度が10℃〜18℃の場合は,前記野菜室12の庫内温度を3℃〜8℃に保つために該野菜室12に冷気を供給する必要はないことがわかる。一方,周囲温度が19℃以上である場合には,前記野菜室12の庫内温度を3℃〜8℃に保つために該野菜室12に冷気を供給する必要があることがわかる。なお,周囲温度が9℃以下の場合は,前記野菜室12の庫内温度が低くなりすぎることがわかる。そのため,例えば前記野菜室12にヒータなどが設けられている構成では,周囲温度から前記野菜室12の庫内温度が低くなりすぎることがわかっている場合に,該ヒータによって該野菜室12を加熱することが考えられる。
ここで,前記冷蔵庫Xの周囲の温度が前記第2の設定温度以下であると判断された場合には(S4のYes側),処理はステップS31に移行し,前記第2の設定温度より高いと判断されると(S4のNo側),処理はステップS5に移行する。
ステップS31では,前記制御部αは,前記野菜室ダンパ66を制御して回動させることにより,該野菜室ダンパ66を前記第2の停止状態に移動させる。これにより,前記野菜室送風ダクト31における前記野菜室12への送風が遮断され,前記冷却器21に続く前記開口66bによって形成される冷却器戻り経路Yが確立されることとなる。
従って,前記冷蔵室11を優先的に冷却することができる。この場合には,前記冷気送風ダクト23,前記冷蔵室11,前記野菜室12,前記冷気送風ダクト23への一連の送風におけるダクト損失のうち,該野菜室12から前記冷気送風ダクト23へのダクト損失がなくなるため,該冷蔵室11への風量が大きくなるとともに,前記野菜室12を冷却しないので前記冷却器21の冷却能力を前記冷蔵室11及び前記冷凍室13で重点的に用いることができるため,省エネに有利である。もちろん,前記野菜室12に送風を行わないことで該野菜室12内の野菜の乾燥を抑制することもできる。
一方,ステップS5では,前記制御部αは,前記野菜室ダンパ66を制御して回動させることにより,該野菜室ダンパ66を前記第1の停止状態に移動させる。これにより,前記野菜室送風ダクト31における前記野菜室12への送風が行われ,前記冷却器21に続く前記開口66bによって形成される冷却器戻り経路Yが遮断されることとなる。
なお,本実施の形態では,前記ステップS3及び前記ステップS4において,前記野菜室温度センサ及び前記環境温度センサによる検出温度に応じて,前記野菜室ダンパ66の停止位置を切り換える場合を例に挙げて説明している。一方,前記ステップS3及び前記ステップS4のいずれか一方のみを実行すること,即ち前記野菜室温度センサ及び前記環境温度センサのいずれか一方による検出温度のみに応じて,前記野菜室ダンパ66の停止位置を切り換えることも他の実施例として考えられる。もちろん,この場合には,前記野菜室温度センサ及び前記環境温度センサのいずれか使用しない方の設置を省略してもよい。例えば,前記環境温度センサだけを用いて,該環境温度センサによる検出温度が前記第2の設定温度を超えている場合にのみ前記野菜室12に冷気を送風させれば,当該温度調整処理を単純な処理にすることができる。
また,前記冷蔵室11の扉開閉回数が多いときや前記冷蔵室11の温度上昇が大きい場合に,処理をステップS31に移行させて前記野菜室12への送風を遮断することも他の実施例として考えられる。さらに,前記野菜室12の開閉を検知する野菜室扉センサを設けておき,該野菜室扉センサによる前記野菜室12の開閉回数の検知が少ない場合に,処理をステップS31に移行させて前記野菜室12への送風を遮断することも考えられる。
その後,ステップS6において,前記制御部αは,前記冷却運転を終了するか否かを判断する。例えば,前記制御部αは,前記冷蔵室11や前記野菜室12,前記冷凍室13などの庫内温度が予め設定された庫内設定温度に達した場合に,前記冷却運転を終了すると判断する(S6のYes側)。ここで,前記冷却運転を継続する場合には(S6のNo側),処理は前記ステップS3に戻される。なお,前記冷却運転の実行中に,前記冷蔵室11及び前記チルド室14の温度がこれらの庫内設定温度に達しているが,前記冷凍室13の庫内温度が庫内設定温度に達していない場合には,前記冷蔵室ダンパ65が閉じられた状態で冷却運転が継続される。
一方,全ての収容室の庫内温度が既定の庫内設定温度に達したと判断され,冷却運転を終了させるべきであると判断されると(S6のYes側),処理はステップS7に移行して前記圧縮機20及び前記送風ファン22が停止されて前記冷却運転は終了する。これにより,一連の温度調整処理は終了し,処理は前記ステップS1に戻される。
従って,前記冷蔵室11の冷却時における前記野菜室12の過冷却や乾燥を防止することが可能である。また,前記冷蔵室11を経た冷気を前記野菜室12を経ることなく前記冷却器21に戻すことで,該野菜室12における冷気の温度上昇がなくなるため,前記冷蔵室11の冷却運転における冷却負荷が軽減されて冷却効率を向上させることができ,省電力化を図ることもできる。さらに,前記野菜室送風ダクト31を,前記冷蔵室11から前記冷却器21に冷気を戻すための経路として利用することができる。これにより,例えば前記冷蔵室11から前記冷却器21への戻り経路を別途設ける場合に比べて構成を簡素化することができ,前記冷却器21のサイズが制限されることや当該冷蔵庫X内の容積効率が悪くなること,送風経路の抵抗の増加による送風量の低下や送風抵抗が増大するなどの問題を解消し得る。
また,前記野菜室ダンパ66が前記第2の停止状態にある場合には,さらに以下の問題が生じる。即ち,前記野菜室送風ダクト28の開口66bが開かれており,該野菜室送風ダクト31と前記冷却器21に続く前記冷気送風ダクト23とが連通している場合には,前記除霜ヒータ62によって加熱された空気が前記野菜室送風ダクト31に導かれ,該野菜室送風ダクト31が加熱されて温度が上昇するという問題がある。また,前記冷却器21から除霜された湿気が前記冷気送風ダクト23から前記野菜室送風ダクト31に流入し,該野菜室送風ダクト31内で凍結するおそれもある。
また,前記冷蔵庫Xでは,前記野菜室ダンパ66が前記除霜ヒータ62の近傍に配置されていることが望ましい。これにより,仮に前記野菜室ダンパ66が凍結したとしても,所定期間ごとに実行される除霜運転時に前記除霜ヒータ62の加熱によってその凍結を解除することができる。
さらに,前記冷蔵庫Xにおいては,前記制御部αが,前記除霜ヒータ62による除霜実行中は前記野菜室ダンパ66を前記第1の停止状態で静止させること,即ち前記冷却器戻り経路Yを遮断することが望ましい。これにより,前記除霜運転によって前記冷却器21の除霜が行われることにより湿った空気が,前記野菜室送風ダクト31に流入することを防止することができる。
また,前記制御部αが,前記除霜運転終了後からの一定時間,前記野菜室ダンパ66を前記第1の停止状態及び前記第2の停止状態の間まで回動させて静止させ,前記冷却運転を実行させることが考えられる。これにより,前記野菜室ダンパ66の前記冷却器21側の面に付着した水分を送風によって蒸発させて該野菜室ダンパ66の凍結を防止することができる。
例えば,前記除霜運転の終了後,再び前記圧縮機20が運転されたのち,所定の時間だけ図5のステップS3,S4の判定結果に関わらず,前記野菜室ダンパ66を前記第1の停止位置に移動させ,前記野菜室12への送風を実行する。その後,一定時間の間だけ,前記野菜室ダンパ66を前記第2の停止位置に移動させて前記野菜室12への送風を遮断し,前記野菜室ダンパ66表面を乾燥させることが考えられる。これにより,前記除霜運転直後の水分を多く含んだ冷気が前記野菜室12に導入されるうえ,前記野菜室ダンパ66の凍結を防止することができる。
2b:内箱
2c:断熱材
3〜6:断熱扉
11:冷蔵室
12:野菜室
13:冷凍室
14:チルド室
15:上段冷凍室
16:製氷室
20:圧縮機
21:冷却器
22:送風機
23:冷気送風ダクト(冷却器の収容部の一例)
28:冷蔵室送風ダクト(冷蔵室送風経路の一例)
30:冷却器戻りダクト
31:野菜室送風ダクト(野菜室送風経路の一例)
33:エバカバー
35:上面カバー
35a:溝
37a〜37e:吐出口
45,46:棚
47:収納ポケット
55,56:収納容器
62:除霜ヒータ(除霜手段の一例)
64a:ドレン水受部(凝縮水受け部の一例)
64b:配水管
64c:蒸発部
65:冷蔵室ダンパ
66:野菜室ダンパ
66a,66b:開口
S1,S2,…:処理手順(ステップ)番号
X:冷蔵庫
Claims (7)
- 冷蔵室及び該冷蔵室よりも庫内設定温度が高い野菜室と,冷気を生成する冷却器と,前記冷却器から前記冷蔵室に冷気を導く冷蔵室送風経路と,前記冷蔵室を経た冷気を前記野菜室に導く野菜室送風経路と,前記野菜室を経た冷気を前記冷却器に導く第1の冷却器戻り経路とを備えてなる冷蔵庫であって,
前記野菜室送風経路上の冷気を前記野菜室の上流側で前記冷却器に導く第2の冷却器戻り経路と,前記野菜室送風経路上における前記第2の冷却器戻り経路及び前記野菜室各々への送風量を制御する送風量制御手段とを備え,
前記野菜室送風経路が,前記冷却器の収容部に隣接して設けられたものであって,
前記第2の冷却器戻り経路が,前記野菜室送風経路及び前記冷却器の収容部の境界部に設けられた開口によって形成されたものであることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記送風量制御手段が,前記野菜室送風経路における前記野菜室への送風が行われ,前記第2の冷却器戻り経路が遮断される第1の停止状態と,前記野菜室送風経路における前記野菜室への送風が遮断され,前記第2の冷却器戻り経路が確立される第2の停止状態とを少なくとも切り換える所定の回動軸を中心に回動する回動式ダンパを含んでなる請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室の庫内温度を検出する野菜室温度検出手段を更に備えてなり,
前記送風量制御手段が,前記野菜室温度検出手段による検出温度が予め設定された第1の設定温度以下である場合に,前記野菜室送風経路における前記野菜室への送風を遮断し,前記第2の冷却器戻り経路を確立させるものである請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。 - 当該冷蔵庫の周囲の温度を検出する環境温度検出手段を更に備えてなり,
前記送風量制御手段が,前記環境温度検出手段による検出温度が予め設定された第2の設定温度以下である場合に,前記野菜室送風経路における前記野菜室への送風を遮断し,前記第2の冷却器戻り経路を確立させるものである請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 前記冷却器の除霜を行う除霜手段を更に備えてなり,
前記送風量制御手段が,前記除霜手段による除霜実行中は前記第2の冷却器戻り経路を遮断してなる請求項1〜4のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 前記野菜室の背部において前記冷却器から滴下する水を受ける凝縮水受け部を更に備えてなり,
前記野菜室の上面が,該野菜室の背部の前記凝縮水受け部に向けて下降するように傾斜してなる請求項1〜5のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 前記野菜室の上面が,該野菜室の前面から背部に向かう方向に沿って形成された複数の溝を有してなる請求項6に記載の冷蔵庫。
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