JP2006002995A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵室のドア開閉が増加する夏場でも、製氷室と冷蔵室の能力を確保でき、さらに野菜室の湿度に保って食品の保鮮性を向上する冷蔵庫を提供する。
【解決手段】以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器26で冷蔵室18と野菜室22を冷却し、第2の冷却器30で冷蔵室18と野菜室22以外の製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21を冷却し、野菜室22の上部、下部には、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室22の背面に冷凍室用ダクト27が位置しているため、夏場冷蔵室18の扉開閉が増えても冷蔵室18内の温度上昇を抑えることができると同時に、製氷室20を冷却する第2の冷却器30は影響を受けず製氷室20の能力を確保することができる。また、野菜室22は間接的に冷やされているので、野菜室22内の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることが可能となる。
【選択図】図2
【解決手段】以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器26で冷蔵室18と野菜室22を冷却し、第2の冷却器30で冷蔵室18と野菜室22以外の製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21を冷却し、野菜室22の上部、下部には、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室22の背面に冷凍室用ダクト27が位置しているため、夏場冷蔵室18の扉開閉が増えても冷蔵室18内の温度上昇を抑えることができると同時に、製氷室20を冷却する第2の冷却器30は影響を受けず製氷室20の能力を確保することができる。また、野菜室22は間接的に冷やされているので、野菜室22内の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の貯蔵室を有し複数の冷却器で各室を冷却する冷蔵庫に関するものである。
近年、使い勝手の向上を図るため、様々なレイアウトの冷蔵庫が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図8に示すように冷蔵庫本体1と、この本体の上部に設けられた冷蔵室2と、冷蔵室の下に設けられた切替室3と、冷蔵室の下で切替室に並列に設けられた製氷室4と、本体下部設けられた冷凍室5と、並列に設置された切替室及び製氷室と冷凍室の間に設けられた野菜室6と、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各室に供給するファン装置8とを有し、冷凍室に冷気を供給するための冷凍室用送風路9と、製氷室に冷気を供給するための製氷用送風路10と、製氷室から冷気を冷却器に戻す製氷室用帰還風路11と、製氷室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、切替室に送る切替室用送風路12と、切替室から冷気を冷却器に戻すための切替室用帰還風路13と、切替室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、冷蔵室に送る冷蔵室用送風路14と、冷蔵室に送られた冷気を野菜室に戻すための冷蔵室用帰還風路15と、野菜室に送ら冷気を冷却器に戻すための野菜室用帰還風路16から構成される。
特許第3212954号公報
しかしながら上記従来の構成では、一つの冷却器で冷蔵庫本体全体の冷却をカバーせねばならず、特に設定温度の高い冷蔵室と野菜室に囲まれた製氷室は冷却能力の確保が困難であり、更に夏場冷蔵室の扉開閉が増えた場合、多量の暖湿気が冷却器に戻ることにより冷却器に霜が付着し、冷却器の能力が大幅にダウンし、製氷スピードが落ちるという課題と最上部に位置する冷蔵室への風量が不足するという課題を有していた。また野菜室に直接冷気を循環させて冷却を行うため、野菜室内の湿度が低下し、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性が劣化してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室のドア開閉が増加する夏場においても、製氷室と冷蔵室の能力を確保し、さらに野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本体の最上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、本体の最下部に設けられた第2の冷凍室と、前記製氷室及び前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室及び野菜室に導くための冷蔵系吐出風路及び前記冷蔵室と野菜室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室の天井の下部に位置し、冷蔵室用ダクトから野菜室に導かれた冷気を受ける樹脂プレートと、前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器と第2の冷凍室を仕切り、前記第2の冷却器で冷却された冷気を野菜室の背面を経由して、前記第2の冷凍室及び前記第1の冷凍室と前記製氷室へ導く冷凍系吐出風路及び第2の冷凍室及び第1の冷凍室と製氷室とを冷却した冷気を第2の冷却器に戻すための冷凍系戻り風路を設けた冷凍室用ダクトを備え、前記第1の冷却器で冷蔵室及び野菜室を冷却し、前記第2の冷却器で第2の冷凍室及び第1の冷凍室と製氷室を冷却することを特徴としたものである。
これによって、夏場冷蔵室のドア開閉が増え冷蔵室に暖湿気が流入しても製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。さらに野菜室の上下の部屋が製氷室と第1、第2の冷凍室と冷凍系の貯蔵室で、野菜室背面には冷凍室用ダクトが配置しているので、熱伝導による野菜室への冷却効果を生じさせることができ、冷蔵系吐出風路から野菜室へ導かれる冷気量を低減できるので、その分冷蔵室への冷気量を増加させることができ冷蔵室性能を高めることができる。さらに、野菜室内に導かれた冷気により樹脂プレートを介して冷却することで、野菜室の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることができる。
本発明の冷蔵庫は第1の冷却器で冷蔵室と野菜室を冷却し、第2の冷却器で冷蔵室と野菜室以外の製氷室、第1の冷凍室、第2の冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場冷蔵室のドア開閉が増え冷蔵室に暖湿気が流入しても製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。さらに熱伝導による野菜室への冷却効果により、冷蔵系吐出風路から野菜室へ導かれる冷気量を低減できるので、その分冷蔵室への冷気量を増加させることができ冷蔵室性能を高めることができる。さらに、野菜室内に導かれた冷気により樹脂プレートを冷却することで、樹脂プレート下部の野菜室を冷やしているので、野菜室の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、本体の最上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、本体の最下部に設けられた第2の冷凍室と、前記製氷室及び前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室及び野菜室に導くための冷蔵系吐出風路及び前記冷蔵室と野菜室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室の天井の下部に位置し、冷蔵室用ダクトから野菜室に導かれた冷気を受ける樹脂プレートと、前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器と第2の冷凍室を仕切り、前記第2の冷却器で冷却された冷気を野菜室の背面を経由して、前記第2の冷凍室及び前記第1の冷凍室と前記製氷室へ導く冷凍系吐出風路及び第2の冷凍室及び第1の冷凍室と製氷室とを冷却した冷気を第2の冷却器に戻すための冷凍系戻り風路を設けた冷凍室用ダクトを備え、前記第1の冷却器で冷蔵室及び野菜室を冷却し、前記第2の冷却器で第2の冷凍室及び第1の冷凍室と製氷室を冷却することで、夏場冷蔵室のドア開閉が増え冷蔵室に暖湿気が流入しても製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。さらに野菜室の上下の部屋が製氷室と第1、第2の冷凍室と冷凍系の貯蔵室で、野菜室背面には冷凍室用ダクトが配置しているので、熱伝導による野菜室への冷却効果を生じさせることができ、冷蔵系吐出風路から野菜室へ導かれる冷気量を低減できるので、その分冷蔵室への冷気量を増加させることができ冷蔵室性能を高めることができる。さらに、野菜室内に導かれた冷気により樹脂プレートを冷却することで、樹脂プレート下部の野菜室を冷やしているので、野菜室の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、樹脂プレートの代わりに良熱伝導性プレートを取り付けたものであり、野菜室内は高湿となり、野菜類の保鮮性を向上させることができるとともに、野菜室の冷却性能を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、野菜室内に野菜収納ケースを備え、樹脂プレートの代わりに前記野菜収納ケースの上面に蓋を設けたものであり、冷蔵系吐出風路から導かれた冷気によって前記蓋及び野菜収納ケースの周囲を冷却することで、間接的に野菜収納ケース内を冷却し、野菜収納ケース内の湿度が維持でき、野菜類の保鮮性をさらに向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵系吐出風路に野菜室への冷気風量を調節するダンパーとダンパーを制御する温度センサーを野菜室内に設けたものであり、野菜室の扉開閉や外気温などの負荷変動に応じて、野菜室への風量の適正化を図ることができ、負荷変動があっても野菜室の温度変化は少なく、野菜の保鮮性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は本発明の実施の形態1における冷蔵室ダクトの風路断面図である。図4は本発明の実施の形態1における冷凍室ダクトの風路断面図である。
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は本発明の実施の形態1における冷蔵室ダクトの風路断面図である。図4は本発明の実施の形態1における冷凍室ダクトの風路断面図である。
図1において17は冷蔵庫本体であり、最上部に冷蔵室18と、冷蔵室18の下方に第1の冷凍室19と、第1の冷凍室19と並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室20と、本体下部に設けられた第2の冷凍室21と、並列配置した製氷室22及び第1の冷凍室19と第2の冷凍室21の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室22を有する。
図2、3、4において、23は第1の仕切り壁であり、冷蔵室18と製氷室20及び第1の冷凍室19を仕切っている。24は第2の仕切り壁であり、製氷室20及び第1の冷凍室19と野菜室22を仕切っている。25は第3の仕切り壁で、野菜室22と第2の冷凍室21を仕切っている。26は第1の冷却器であり冷蔵室18の背面に設置されている。27は冷蔵室用ダクトであり、第1の冷却器26によって冷却された冷気を冷蔵室18と野菜室22に導くための冷蔵系吐出風路27aと冷蔵室18と野菜室22を冷却した冷気を第1の冷却器26に戻すための冷蔵系戻り風路27bを有しており、第1の冷却器26の前に設置される。28は冷蔵室用冷却ファンであり第1の冷却器26で発生した冷気を循環させる。29は樹脂プレートであり、冷蔵室用冷却ファン28によって、野菜室22に導かれた冷気を受け、冷蔵系戻り風路27bに導いている。30は、第2の冷却器であり、第2の冷凍室21の背面に設置されている。31は冷凍室用ダクトであり、第2の冷却器30で冷却された冷気を製氷室20及び第1の冷凍室19及び第2の冷凍室21へ導く冷凍系吐出風路31aと製氷室20及び第1の冷凍室19及び第2の冷凍室21を冷却した冷気を第2の冷却器28に戻すための冷凍系戻り風路31bを有しており、第2の冷却器30の前に設置される。32は冷凍室用冷却ファンであり、第2の冷却器30で発生した冷気を循環させる。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷蔵室18と野菜室22は第1の冷却器26によって冷却される冷気を循環させることによって冷却されるが、野菜室22の上部、下部には、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室22の背面に冷凍室用ダクト31が位置しているため、野菜室22は熱伝導によっても冷却されているため、野菜室22への冷気量を少なくでき、その分、冷蔵室18への冷気量を多くすることができるので、冷蔵室18の性能を高めることができ、夏場冷蔵室18の扉開閉が増えても冷蔵室18内の温度上昇を抑えることができる。また、野菜室22に導かれた冷気により樹脂プレート29を冷却することで、野菜室22を冷やしているので、野菜室22内の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることができる。さらに、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21は第2の冷却器30によって冷却される冷気を直接循環させているので、夏場冷蔵室18のドア開閉が増え冷蔵室18に暖湿気が流入しても製氷室20を冷却する第2の冷却器30は影響を受けず製氷室20の能力を確保することができる。
(実施の形態2)
図1は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の風路図である。図5は本発明の実施の形態2における冷蔵室ダクトの風路断面図である。
図1は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の風路図である。図5は本発明の実施の形態2における冷蔵室ダクトの風路断面図である。
図1の説明は実施の形態1と同様であるため省略する。
図2、図5において、第1の仕切り壁23、第2の仕切り壁24、第3の仕切り壁25、第1の冷却器26、冷蔵室用ダクト27、冷蔵系吐出風路27a、冷蔵系戻り風路27b、冷蔵室用冷却ファン28、第2の冷却器30、冷凍室用ダクト31、冷凍系吐出風路31a、冷凍系戻り風路31b、冷凍室用冷却ファン32は実施の形態1と同様であるため詳細な説明は省略する。33は良熱伝導性を有するアルミプレートであり、冷蔵室用冷却ファン28によって、野菜室22に導かれた冷気を受け、冷蔵室用戻り風路27bに導いている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷蔵室18と野菜室22は第1の冷却器26によって冷却される冷気を循環させることによって冷却されるが、野菜室22の上部、下部には、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室22の背面に冷凍室用ダクト31が位置しているため、野菜室22は熱伝導によっても冷却されているため、野菜室22への冷気量を少なくでき、その分、冷蔵室18への冷気量を多くすることができるので、冷蔵室18の性能を高めることができ、夏場冷蔵室18の扉開閉が増えても冷蔵室18内の温度上昇を抑えることができる。また、野菜室22に導かれた冷気によりアルミプレート32を冷却することで、野菜室22を間接的に冷やしているので、野菜室22内は高湿となり、野菜類の保鮮性を向上させることができる。また、良熱伝導性を有するアルミプレートを適用することで、野菜室22の冷却能力を高めることができる。さらに、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21は第2の冷却器30によって冷却される冷気を直接循環させているので、夏場冷蔵室18のドア開閉が増え冷蔵室18に暖湿気が流入しても製氷室20を冷却する第2の冷却器30は影響を受けず製氷室20の能力を確保することができる。
(実施の形態3)
図1は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の風路図である。図6は本発明の実施の形態3における冷蔵室ダクトの風路断面図である。
図1は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の風路図である。図6は本発明の実施の形態3における冷蔵室ダクトの風路断面図である。
図1の説明は実施の形態1と同様であるため省略する。
図2、図5において、第1の仕切り壁23、第2の仕切り壁24、第3の仕切り壁25、第1の冷却器26、冷蔵室用ダクト27、冷蔵系吐出風路27a、冷蔵系戻り風路27b、冷蔵室用冷却ファン28、第2の冷却器30、冷凍室用ダクト31、冷凍系吐出風路31a、冷凍系戻り風路31b、冷凍室用冷却ファン32は実施の形態1と同様であるため詳細な説明は省略する。34は野菜収納ケースであり、上部に蓋35が備えられている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷蔵室18と野菜室22は第1の冷却器26によって冷却される冷気を循環させることによって冷却されるが、野菜室22の上部、下部には、製氷室20、第1の冷凍室、第2の冷凍室と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室22の背面に冷凍室用ダクト31が位置しているため、野菜室22は熱伝導によっても冷却されているため、野菜室22への冷気量を少なくでき、その分、冷蔵室18への冷気量を多くすることができるので、冷蔵室18の性能を高めることができ、夏場冷蔵室18の扉開閉が増えても冷蔵室18内の温度上昇を抑えることができる。また、野菜室22に導かれた冷気によって蓋35及び野菜収納ケース34の周囲を冷却することで、間接的に野菜収納ケース内34を冷却し、野菜収納ケース内34の湿度が維持でき、野菜類の保鮮性を向上させることができる。さらに、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21は第2の冷却器30によって冷却される冷気を直接循環させているので、夏場冷蔵室18のドア開閉が増え冷蔵室18に暖湿気が流入しても製氷室20を冷却する第2の冷却器29は影響を受けず製氷室20の能力を確保することができる。
(実施の形態4)
図1は本発明の実施の形態4による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態4による冷蔵庫の風路図である。図7は本発明の実施の形態4における冷蔵室ダクトの風路断面図である。
図1は本発明の実施の形態4による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態4による冷蔵庫の風路図である。図7は本発明の実施の形態4における冷蔵室ダクトの風路断面図である。
図1の説明は実施の形態1と同様であるため省略する。
図2、図7において、第1の仕切り壁23、第2の仕切り壁24、第3の仕切り壁25、第1の冷却器26、冷蔵室用ダクト27、冷蔵系吐出風路27a、冷蔵系戻り風路27b、冷蔵室用冷却ファン28、樹脂プレート29、第2の冷却器30、冷凍室用ダクト31、冷凍系吐出風路31a、冷凍系戻り風路31b、冷凍室用冷却ファン32は実施の形態1と同様であるため詳細な説明は省略する。36は野菜室22への冷気風量を調節するダンパーで、冷蔵系吐出風路27aに設けられている。37はダンパー36を制御する温度センサーである。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷蔵室18と野菜室22は第1の冷却器25によって冷却される冷気を循環させることによって冷却されるが、野菜室22の上部、下部には、製氷室20、第1の冷凍室、第2の冷凍室と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室22の背面に冷凍室用ダクト31が位置しているため、野菜室22は熱伝導によっても冷却されているため、野菜室22への冷気量を少なくでき、その分、冷蔵室18への冷気量を多くすることができるので、冷蔵室18の性能を高めることができ、夏場冷蔵室18の扉開閉が増えても冷蔵室18内の温度上昇を抑えることができる。また、野菜室22に導かれた冷気により樹脂プレート29を冷却することで、野菜室22を間接的に冷やしているので、野菜室22内の湿度の低下を抑えられ、かつ、ダンパー36によって野菜室22の扉開閉や外気温などの負荷変動に応じて、野菜室22への冷気量の適正化が図られるので、負荷変動があっても野菜室の温度変化を少なくすることができ、野菜の保鮮性を向上させることができる。さらに、製氷室20、第1の冷凍室19、第2の冷凍室21は第2の冷却器28によって冷却される冷気を直接循環させているので、夏場冷蔵室18のドア開閉が増え冷蔵室18に暖湿気が流入しても製氷室20を冷却する第2の冷却器30は影響を受けず製氷室20の能力を確保することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室と野菜室を冷却し、第2の冷却器で冷蔵室と野菜室以外の製氷室、第1の冷凍室、第2の冷凍室を冷却し、野菜室の上部、下部には、製氷室、第1の冷凍室、第2の冷凍室と冷凍系の貯蔵室が位置し、さらに野菜室の背面に冷凍室用ダクトが位置しているため、夏場冷蔵室の扉開閉が増えても冷蔵室内の温度上昇を抑えることができると同時に、製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。また、野菜室は間接的に冷やされているので、野菜室内の湿度の低下を抑え野菜の保鮮性を向上させることが可能となるので冷凍機器全般の冷却方法の用途にも適用できる。
17 本体
18 冷蔵室
19 第1の冷凍室
20 製氷室
21 第2の冷凍室
22 野菜室
26 第1の冷却器
27 冷蔵室用ダクト
27a冷蔵系吐出風路
27b 冷蔵系戻り風路
29 樹脂プレート
30 第2の冷却器
31 冷凍室用ダクト
31a 冷凍系吐出風路
31b 冷凍系戻り風路
33 アルミプレート
34 野菜収納ケース
35 蓋
36 ダンパー
37 温度センサー
18 冷蔵室
19 第1の冷凍室
20 製氷室
21 第2の冷凍室
22 野菜室
26 第1の冷却器
27 冷蔵室用ダクト
27a冷蔵系吐出風路
27b 冷蔵系戻り風路
29 樹脂プレート
30 第2の冷却器
31 冷凍室用ダクト
31a 冷凍系吐出風路
31b 冷凍系戻り風路
33 アルミプレート
34 野菜収納ケース
35 蓋
36 ダンパー
37 温度センサー
Claims (4)
- 本体の最上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下部で前記第1の冷凍室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、本体の最下部に設けられた第2の冷凍室と、前記製氷室及び前記第1の冷凍室と前記第2の冷凍室の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、第1の冷却器と冷蔵室を仕切り、第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室及び野菜室に導くための冷蔵系吐出風路及び前記冷蔵室と野菜室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵系戻り風路を設けた冷蔵室用ダクトと、野菜室の天井の下部に位置し、冷蔵室用ダクトから野菜室に導かれた冷気を受ける樹脂プレートと、前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、第2の冷却器と第2の冷凍室を仕切り、前記第2の冷却器で冷却された冷気を野菜室の背面を経由して、前記第2の冷凍室及び前記第1の冷凍室と前記製氷室へ導く冷凍系吐出風路及び第2の冷凍室及び第1の冷凍室と製氷室とを冷却した冷気を第2の冷却器に戻すための冷凍系戻り風路を設けた冷凍室用ダクトを備え、前記第1の冷却器で冷蔵室及び野菜室を冷却し、前記第2の冷却器で第2の冷凍室及び第1の冷凍室と製氷室を冷却することを特徴とする冷蔵庫。
- 樹脂プレートの代わりに良熱伝導性プレートを取り付けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 野菜室内に野菜収納ケースを備え、樹脂プレートの代わりに前記野菜収納ケースの上面に蓋を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 冷蔵系吐出風路に野菜室への冷気風量を調節するダンパーとダンパーを制御する温度センサーを野菜室内に設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-06-17 JP JP2004179266A patent/JP2006002995A/ja active Pending
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JP2011052907A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
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