JP3327278B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3327278B2
JP3327278B2 JP35684899A JP35684899A JP3327278B2 JP 3327278 B2 JP3327278 B2 JP 3327278B2 JP 35684899 A JP35684899 A JP 35684899A JP 35684899 A JP35684899 A JP 35684899A JP 3327278 B2 JP3327278 B2 JP 3327278B2
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freezing
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憲行 須田
克正 坂本
永 松井
勲 内藤
睦 加藤
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、本体の上部に冷蔵室、この冷
蔵室の下部と本体の最下部とに冷凍室を設け、これらの
冷凍室の間に野菜室を設けた冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、外箱と内箱の間に断熱
材を発泡充填して形成される庫内を複数の温度帯で仕切
って各食品の温度に適した複数の貯蔵室を設けている。
従来、上部に冷凍室、中央に冷蔵室、下部に野菜室を設
けたものが主流であったが、近年、多様なレイアウトの
冷蔵庫が提案されている。
【0003】例えば、図25に示す従来の冷蔵庫は、中
央に冷凍室200、250を配置したミッドフリーザー
と呼ばれる冷蔵庫である。その具体的な構造は、冷蔵庫
1の最上部に開閉ドアを備えた冷蔵室100、中央に2
段に分かれて配置される引き出しドアを備えた冷凍室2
00、250、最下部に引き出しドアを備えた野菜室3
00を配置している。
【0004】しかし、冷蔵室100の使い勝手は向上す
るものの、使用頻度が少ない冷凍室200,250より
下方に野菜室300を配置しているために、しゃがみ姿
勢で野菜室300を利用しなければならず、野菜室30
0の使い勝手が悪いと言える。特に野菜は鮮度がすぐ悪
くなることからすれば、常に鮮度を監視しなければなら
ない野菜室300を冷凍食品の長期保存を行う冷凍室2
00,250より下方に配置することは、その使用実態
にそぐわないものである。
【0005】また、図26に示す他の従来の冷蔵庫は、
中央に野菜室300を配置した真ん中野菜室と呼ばれる
冷蔵庫である。その具体的な構造は、最下部に引き出し
ドアを備えた冷凍室250を配置し、その上部に貯氷
内部に配置した冷凍室200を配置し、その上の冷蔵
庫1中央部に野菜室300を配置している。
【0006】しかし、野菜室300の使い勝手は向上す
るものの、特に夏場など使用頻度が多くなる貯氷室が
菜室300より下方に配置され屈み姿勢で利用しなけれ
ばならず、貯氷室の使い勝手が悪いと言える。さらに氷
は、そのまま利用するため野菜室300の下方では野菜
の汚れなどが付着する可能性もあり、衛生的に問題であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は以上の
ように構成されているので、図25に示す従来の冷蔵庫
では、冷蔵室100の使い勝手は向上するものの、使用
頻度が少ない冷凍室200、250より下方に野菜室3
00を配置しているため、しゃがみ姿勢で野菜室300
を利用しなければならず、野菜室300の使い勝手が悪
いという問題点があった。
【0008】また、図26に示す他の従来の冷蔵庫で
は、野菜室300の使い勝手は向上するものの、特に夏
場など使用頻度が多くなる貯氷室202が野菜室300
より下方に配置され屈み姿勢で利用しなけらばならず、
貯氷室202の使い勝手が悪いという問題点があった。
さらに、氷をそのまま利用するため野菜室300の下方
では、野菜の汚れなどが付着する可能性もあり、衛生的
に問題であった。
【0009】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、冷蔵室、野菜室、冷凍室それ
ぞれの部屋を使いやすい位置に配置し、使い勝手を向上
させた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0010】また、従来のように野菜室の使い勝手を重
視し、貯氷室が使いにくい下方に位置するのではなく貯
氷室も野菜室同様に使いやすく、衛生的に配慮した冷凍
冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0011】また、ユーザによる食生活の違いや季節に
よる保存食品の種類の違いなどによる必要温度帯の容量
の変化に対応する冷凍冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
【0012】さらに、基本的に使いやすいように貯氷
室、切替室、野菜室、冷蔵室を使いやすい位置に配置
し、どんなタイプのユーザにも使いやすいようなレイア
ウトを実現した冷凍冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷蔵庫
は、冷蔵庫本体上部に冷蔵室と、前記冷蔵室の下に断熱
材を有する仕切部により区画した第1の冷凍室と、前記
冷蔵室の下に断熱材を有する仕切部により区画した貯氷
室と、前記冷蔵庫本体下部に第2の冷凍室と、前記第1
の冷凍室及び前記貯氷室と前記第2の冷凍室との間に断
熱材を有する仕切部により区画した野菜室と、前記冷蔵
室の前面開口部を塞ぐ開閉ドアと、前記第1の冷凍室、
前記貯氷室、前記野菜室、前記第2の冷凍室の各々の室
の前面を前記開閉ドアとは独立して開閉可能に塞ぐ引出
扉と、前記冷蔵庫本体の下側後方に断熱材を有する仕切
部で区画された冷却器室と、前記第1の冷凍室に前記冷
却器室からの冷気を供給するための第1の冷凍室用送風
路と、前記第1の冷凍室から前記冷気を前記冷却器室に
戻すための第1の冷凍室用帰還風路と、前記第2の冷凍
室に前記冷却器室からの冷気を供給するための第2の冷
凍室用送風路と、前記第2の冷凍室から前記冷気を前記
冷却器室に戻すための第2の冷凍室用帰還風路と、を備
え、前記野菜室を隣接する他室と断熱仕切壁で区切った
ものである。
【0014】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記冷却
器室から前記野菜室に冷気を供給するための野菜室用送
風路と、前記野菜室から前記冷気を前記冷却器室に戻す
ための野菜室用帰還風路と、を設けたものである。
【0015】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記野菜
室を0℃以上の温度帯に切替可能としたものである。
【0016】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第1
の冷凍室の高さを前記第2の冷凍室の高さより小さくし
たものである。
【0017】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記野菜
室より上方に配置される前記第1の冷凍室内に、氷を貯
える貯氷室を設けたものである。
【0018】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第1
の冷凍室用送風路に温度調節用のダンパを設け、前記第
1の冷凍室を、冷凍温度帯から、チルド、冷蔵等の温度
帯に切替可能としたものである。
【0019】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第2
の冷凍室用送風路に温度調節用のダンパを設け、前記第
2の冷凍室を冷凍温度帯から、チルド、冷蔵等の温度帯
に切替可能としたものである。
【0020】また、この発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本
体を上下に分割して上側に前記冷蔵室を形成する第1の
仕切部と、この第1の仕切部によって仕切られた前記冷
蔵庫本体の下側後方に、冷却器を有する冷却器室を区画
形成する第2の仕切部と、この第2の仕切部の前側を上
下に分割して下側に冷凍室を形成する第3の仕切部と、
前記第1の仕切部と前記第3の仕切部との間の空間を2
つの室に分割し、前記第3の仕切部の上に前記野菜室を
形成する第4の仕切部と、を備えたものである。
【0021】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記冷蔵
庫本体を上下に分割して上側に前記冷蔵室を形成する第
1の仕切部と、この第1の仕切部によって仕切られた前
記本体の下側を上下に分割して下側に前記冷凍室を形成
する第3の仕切部と、この第1の仕切部と前記第3の仕
切部によって仕切られた空間の後方に、冷却器を有する
冷却器室を区画成形する第2の仕切部と、この第2の仕
切部の前側を上下に分割して、前記第3の仕切部の上に
前記野菜室を形成する第4の仕切部と、を備えたもので
ある。
【0022】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記冷蔵
庫本体を上下に分割する第1の仕切部と、前記第1の仕
切部の上を上下に分割して上側に前記冷蔵室を形成する
第5の仕切部と、この第1の仕切部によって仕切られた
前記本体の下側後方に、冷却器を有する冷却器室を区画
形成する第2の仕切部と、この第2の仕切部の前側を上
下に分割して上側に野菜室を形成し、下側に冷凍室を形
成する第3の仕切部と、前記第1の仕切部によって仕切
られた前記冷蔵庫本体の上側後方に、前記冷蔵室、前記
第1の冷凍室用風路を有する一体のダクトと、を備えた
ものである。
【0023】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第2
の仕切部に、前記冷却器室から各室への前記冷気を供給
するための送風路と、前記冷却器室へ各室から前記冷気
を戻すための帰還風路とを設けたものである。
【0024】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第2
の仕切部に、冷気を各室へ供給するファン装置を一体に
設けたものである。
【0025】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第1
の冷凍室を断熱材を有する仕切部によって並列に仕切
り、貯氷室と切替室を配置するようにしたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、この発明の実施の形態1を図面を参照して説明す
る。図1はこの発明の実施の形態1を示す図で、冷蔵庫
の正面図である。図において、1は冷蔵庫本体であり、
冷蔵庫本体1の最上部に開閉ドアを備えて配置される冷
蔵室100と、冷蔵室100の下方に配置される引き出
しドアを備えた第1の冷凍室である冷凍室200と、冷
蔵庫本体1の最下部に配置される引き出しドアを備えた
第2の冷凍室である冷凍室250と、冷凍室200吐冷
凍室250との間に引き出しドアを備えた野菜室300
とで構成される。
【0027】冷凍室200には収納ケース201が配置
されており食品を収納することができる。野菜室300
にも同様に収納ケース301が設置されており野菜等の
食品を収納することができる。また、冷凍室250内に
収納ケース251が設置されており食品を収納すること
ができる。
【0028】特に、冷凍室200には比較的使用頻度が
高い食品、例えば弁当用の冷凍食品やアイスクリームな
どを収納し、冷凍室250は長期保存の冷凍食品、例え
ば買い置きに肉や魚の素材食品を収納することで分離保
存が可能である。
【0029】また、冷凍室200の高さ寸法は、フリー
ジング、短期保存用のため冷凍室250より小さい。フ
リージングは食品を薄くして行う方が質のよい物が出来
るので高さ寸法は、ストック用の冷凍室250より小さ
くて良い。逆にストック用の冷凍室250は高さ寸法を
高くし、ストック容量を確保している。野菜室は腰を屈
めずに出し入れが可能な冷蔵庫本体1の中央部に位置し
ており、大きな野菜類も収納しやすい使い勝手がよいも
のである。
【0030】図2はこの発明の実施の形態1を示す図
で、風路の構成を示す側面断面図である。図に示すよう
に、冷却器3で冷却された冷気はファン装置であるファ
ン2によって冷蔵庫本体1に循環される。冷却器3で冷
却された冷気は下段の冷凍室250用冷凍室用送風路5
を通り、送風される。また、冷却器3で冷却された冷気
は上段の冷凍室200用冷凍室送風路4を通り、上段冷
凍室200にも送風される。冷凍室送風路4を通った一
部の冷気は更に上段の冷蔵室100へと送風され冷蔵室
100を冷却する。野菜室300は冷蔵室100の戻り
冷気を冷蔵室用帰還風路8より循環させ冷却される。そ
して、野菜室用帰還風路9より冷却器室33に戻され
る。
【0031】上述したように、冷凍室が上下に分離して
いる本実施の形態においては冷凍室用の冷気送風路を上
下に分離して有している。
【0032】実施の形態2. 以下、この発明の実施の形態2を図面を参照して説明す
る。図3はこの発明の実施の形態2を示す図で、冷蔵庫
の正面図である。図において、202は冷凍室200内
に設置されている貯氷室である。貯氷室202は、市販
の製氷皿や容器で氷を作り、その氷を保存するためのス
ペースである。自動製氷機の場合には、自動製氷機で作
られた氷がためられるスペースである。
【0033】貯氷室202に保存される氷は冷凍室に収
納されるものの内、比較的使用頻度が高く、かつそのま
ま使用されるため冷蔵庫本体1の中央部に位置し、かつ
野菜室300の上方に位置することで使い勝手ばかりで
なく、衛生面においても泥などのきやすい野菜類を収
納する野菜室300の上方に位置することで安心し使用
できるものである。
【0034】実施の形態3. 以下、この発明の実施の形態3を図面を参照して説明す
る。図4はこの発明の実施の形態3を示す図で、冷凍冷
蔵庫の正面図である。図4(a)において、400は冷
蔵室100の下部に配置される引き出しドアを備えた冷
凍温度帯(−18℃)から冷蔵、野菜、チルドの温度帯
に切り替えることの出来る第1の切替室である切替室で
ある。
【0035】500は、切替室400と最下部に配置さ
れた冷凍室250との間で、冷蔵庫本体1の中央部に配
置される引き出しドアを備えた冷蔵、野菜、チルドなど
の0℃以上の温度帯に切り替えることの出来る第2の切
替室である他の切替室である。切替室400には収納ケ
ース401が設置されており、さまざまな食品の収納が
可能である。同様に切替室500にも収納ケース501
が設置されている。また、切替室500についても切替
室400と同様に冷凍室に切替えても良い。
【0036】例えば、切替室400をチルド温度帯(0
℃)にし、切替室500を野菜室にして使用すれば食品
を凍らさず長持ちさせるチルド室と野菜室が最も使いや
すい位置に配置することが出来、生物思考の方には使い
勝手の良い冷蔵庫となる。肉や魚も一週間程度であれば
チルドに収納しておいた方が、冷凍するより解凍の手間
がなく便利であり、おいしい。野菜も使用頻度が高いた
め(キャベツやレタスなど取出し、使用後に再度収納す
るため野菜室の開閉頻度は他の部屋より多い)中央に位
置していることで毎日の取出しはチルド室と野菜室そし
て冷蔵室で使いやすい。
【0037】また、季節によっては切替室400を冷凍
温度帯(−18℃)に切り替え夏場などアイスクリーム
や氷などを使いやすい位置で、切替室500をチルドに
切り替え野菜から肉魚まで幅広く保存することで保存性
も向上し使い勝手もよい冷蔵庫の配置が可能である。
【0038】また、切替室400を野菜室に切替室50
0を冷凍室に切替た場合は、下段の冷凍室250と合わ
せ、冷凍室の容量を大きく出来るとともに冷凍室が真ん
中の冷凍志向の使いやすいレイアウトとなる。
【0039】さらに、図4(b)に示す形態において、
冷蔵室100、切替室400、切替室500、冷凍室2
50のすべてを切替可能にしてもよい。すべての部屋を
冷凍室から野菜室までの温度帯に切替可能にすることも
良いが、冷蔵室100は冷蔵とチルド、その他の部屋は
冷凍から野菜といろいろな組み合わせが可能である。
【0040】たとえば、冷凍は不要の家庭においては加
工食品は冷蔵室100をチルドにして保存し、切替室4
00をチルドにして肉や魚に素材を保存、切替室500
と冷凍室250を野菜に切替えて、使用頻度の高い野
菜、たとえば、サラダに使用するようなレタス、キュウ
リなどは使いやすい真ん中の切替質500の野菜室に収
納し、ジャガイモやタマネギなどのストック野菜を下段
の冷凍室250を野菜に切替えた野菜室に収納すること
で分離保存が出来、整理性も向上する。このとき貯氷コ
ーナーについては、その部屋が冷凍温度になるかわから
ない、また、冷凍温度がない可能性もあるため、分離式
の貯氷コーナーとして、どの部屋にも移動可能のように
構成すると使いやすい。
【0041】実施の形態4. 以下、この発明の実施の形態4を図面を参照して説明す
る。図5はこの発明の実施の形態4を示す図で、冷凍冷
蔵庫の正面図である。、図5(a)において、600は
冷蔵室100の下部に配置される引き出しドアを備えた
貯氷室、700は貯氷室600に並列に配置され、引き
出しドアを備えた冷凍温度帯(−18℃)から冷蔵、野
菜、チルドの温度帯に切り替えることの出来る切替室で
ある。
【0042】貯氷室600と切替室700とは収納ケー
ス601と701が設置されている。貯氷室600と切
替室700とは断熱壁で天井面、側面、背面ともに完全
に仕切られている。
【0043】貯氷室600と切替室700との下部には
野菜室300が、冷蔵庫本体1の最下部には冷凍室25
0がそれぞれ引き出しドアを備えて配置されている。野
菜室300と冷凍室250とは、それぞれの温度帯が5
℃とー18℃と異なるので、断熱壁で仕切られている。
【0044】例えば、切替室700をチルドに切り替え
て使用した場合は、冷蔵室100、貯氷室600、チル
ド室700、野菜室300が冷蔵庫本体1の中央部に位
置することになり、特に冷凍させずに保存を好むチルド
派のユーザに使いやすい冷蔵庫になる。なぜなら、一週
間程度の肉魚などの生物食品はチルド室700に収納
し、良く使う氷は独立した使いやすい貯氷室600より
いつでも取り出しが可能である。野菜室300は、前記
の実施の形態3で説明したように開閉頻度が多いので使
いやすい位置にあるからである。
【0045】また、切替室700を冷凍室に切り替えた
場合は、切替室700へ保存する冷凍食品は比較的使用
頻度の高いものや、早く使用したほうが良い食品(弁当
ようの冷凍食品やアイスクリーム、いたみやすいホーム
フリージングした食品)を保存し、最下部の冷凍室25
0には長期保存する食品を保存することで分離すること
が可能となり、しいては冷凍室700、貯氷室600、
野菜室300、冷蔵室100とすべての冷蔵庫の温度帯
を使いやすい位置に配置することが可能になり、冷凍室
の容量も増やすことができる冷凍派のユーザに使いやす
い冷蔵庫になる。
【0046】さらに、図5(b)において野菜室300
と冷凍室250をそれぞれ冷凍、パーシャル、チルド、
冷蔵、野菜等の温度に切替可能な切替室300と切替室
250に構成しても良い。例えば、切替室300を野菜
室に切替室250を冷凍室に切替れば前述の構成と同様
になるが、逆に切替室300を冷凍室、切替室250を
野菜室に切替えれた場合は、冷凍が真ん中にしかも切替
室700を冷凍にするより容量を多く配置することが可
能となり、特に冷凍を頻繁に、かつ容量的に多く使用す
る家庭においては使いやすい配置が可能である。この配
置はどちらかと言えば野菜室より冷凍室重視型の家庭向
けのレイアウトとなる。
【0047】また、切替室300と切替室250とを冷
凍に切替えれば大容量の冷凍室が可能となり、年末年始
等の冷凍食品が多い時期などの冷凍室容量不足の対応が
可能となるなど、季節によっての切替が可能となる。よ
って、購入時から約10年使用する冷蔵庫において、季
節や生活環境の変化によって冷蔵庫の温度帯の配置を自
由に変更可能の冷蔵庫は常に使用者の使いやすい状態に
対応できる究極の形態となる。
【0048】図6は、図5に示した冷蔵庫の風路の構成
を示す正面断面図である。図6(a)において、2はフ
ァンで冷却器で冷却された冷気を冷蔵庫本体1に循環さ
せる。冷却器3で冷却された冷気は貯氷室用送風路24
を通り、吹出口24aより貯氷室600に供給される。
同様に冷凍室用送風路5を通り、吹出し口5aより冷凍
室250に供給される。
【0049】切替室700は、貯氷室用送風路24を通
る冷気の一部を切替室用送風路6に供給し、切替室用ダ
ンパー6aにより調節して切替室700を冷却する。ま
た、切替室用送風路6を通る冷気の一部を冷蔵室用送風
路7に供給し、冷蔵室用ダンパー7aにより調節して冷
蔵室100を冷却する。その冷蔵室100に送られた冷
気を戻すための吸込み口7bから吸込まれた冷気を冷蔵
室用帰還風路8を野菜室300に連通させて設け、野菜
室300を冷却する。
【0050】野菜室300に吹出し口9aより冷蔵室1
00より送られた冷気は野菜室300を冷却した後に吸
込み口9bを介して野菜室帰還風路9を通り、冷却器3
に戻り口9cより戻される。
【0051】貯氷室600に吹出された冷気は吸込み口
24bより貯氷室帰還風路11を介して冷却器3に戻り
口4cより戻される。
【0052】冷凍室250も同様に吸込み口5bより冷
気を吸込み冷却器室33に戻される。切替室700を冷
却した冷気は、吸込み口6bより吸込まれ切替室用帰還
風路10を介して冷却器3に戻り口6cより戻される。
【0053】特に、冷蔵室100の帰還風路8を野菜室
300に連通させて設けることでスペースを有効に使用
することが可能となっている。それぞれに独立して機関
風路を設けると送風路に容積を必要とし、食品の収納ス
ペースを多く取ることができない。
【0054】図6(b)は図5(b)に示した冷蔵庫の
風路構成を示す正面断面図である。図6(a)との相違
点を中心に記載する。5は切替室250用送風路で冷却
器3で冷却された冷気は切替室用送風路5を通り、切替
室用ダンパー5aにより設定温度に必要な冷気の量に調
整して切替室250に供給され冷却される。12は切替
室300用送風路で冷却器3で冷却された冷気は切替室
用送風路12を通り、切替室ダンパー12aにより設定
温度に必要な冷気の量に調整して切替室300に供給さ
れ冷却される。
【0055】実施の形態5. 図7は、実施の形態5による冷蔵庫の風路構成図であ
る。上記実施の形態4では、切替室700は、貯氷室6
00を介して設けられた切替室用送風路6により送られ
た冷気を切替室用ダンパー6aにより調節して切替室7
00を冷却するが、図7に示すように、切替室700の
切替室用送風路12を冷却器室3より直接送風されるよ
うに独立して設けてもよい。そのように構成することに
より、切替室700への風量が確保出来るため安定した
温度制御が可能となる。
【0056】実施の形態6. 図8は、実施の形態6による冷蔵庫の風路構成図であ
る。実施の形態4との相違点を中心に記載する。貯氷室
用送風路24を通る冷気の一部が冷蔵室用送風路7に供
給されるように設けた点が相違する。これにより冷蔵室
用ダンパー7aと切替室用ダンパー6aを別の送風路に
設けてあるため、冷蔵室100へ供給される風量が切替
室用ダンパ−6aに影響されず安定した風量が供給出来
るため、安定した冷蔵室100の温度制御が可能であ
る。また同様に切替室700へ供給される風量が冷蔵室
用ダンパ−7aに影響されず安定した風量が供給出来る
ため安定した切替室700の温度制御が可能である。
【0057】実施の形態7. 図9は、実施の形態7による冷蔵庫の風路構成図であ
る。貯氷室用送風路24、切替室用送風路6および冷蔵
室用送風路7を各々独立に設けたもので、このことによ
り他の部屋の温度制御に影響されることなく安定した風
量が供給出来るため、安定した各々の部屋の温度制御が
可能である。また各冷気送風路が他の部屋を介せず独立
の風路であるため、各風路の連結部が存在しないため冷
気漏れシール等の部品点数、コストが削減できる。
【0058】実施の形態8. 図10、実施の形態8による冷蔵庫の風路構成図であ
る。切替室100背面に設置された切替室用ダンパー6
aと冷蔵室用ダンパー7aとが一体に構成されたツイン
ダンパーにて、切替室700と冷蔵室100を温度制御
するもので、これにより冷蔵室100と切替室700各
々の複数の場所にダンパーを設置することが不要であ
り、省スペース化およびダンパーのコスト低減につなが
る。
【0059】実施の形態9. 図11は、実施の形態9による冷蔵庫の風路構成図であ
る。冷蔵室100に送られた冷気を、吸込み口7bから
戻すための冷蔵室用帰還風路8を野菜室300に連通さ
せて設け、戻り冷気の一部にて野菜室300を冷却し、
残りの戻り冷気は野菜室300に吹出さず、第2の冷蔵
室用帰還風路22を介して直接野菜室帰還風路9をとお
り、冷却器3に戻り口9cより戻されるもので、このこ
とにより冷蔵室100からの冷気戻りを野菜室300の
冷えすぎを防ぐために絞る必要がないため、戻り風路の
圧損を減少させることが可能となり、冷蔵室100を多
量の冷気で冷却することができ、冷却スピード等の冷却
性能を向上させることができる。
【0060】実施の形態10. 以下、この発明の実施の形態10を図面を参照して説明
する。図12は実施の形態10による冷蔵庫の側面断面
図、図13は第2の仕切部の構造を示す斜視図、図14
は第4の仕切部の構造を示す斜視図、図15は冷蔵庫の
風路構成図である。図において、33は冷蔵庫1の下側
後方に配置される冷却器室で、冷却器3と、冷却器3で
冷却された冷気を循環させるファン2が収納されてい
る。
【0061】40は冷蔵庫1を上下に分割し冷蔵室10
0を区画する第1の仕切部、41は第1の仕切部上板、
42は第1の仕切部下板、43は第1の仕切部内の成形
断熱材である。
【0062】50は第1の仕切部40によって仕切られ
た冷蔵庫1の下側後方に冷却器室33を区画する第2の
仕切部、51は第2の仕切部50の前面を形成するファ
ングリル、52は第2の仕切部50の後面を形成するエ
アガイド、53はファングリル51と、エアガイド52
の間に設けられた成形断熱材である。ファングリル51
には、貯氷室と切替室の間の熱伝導を避ける為、貯氷室
と切替室の境にあたる部分にスリットを設けてある。こ
のため、切替室がいかなる温度であっても、ファングリ
ル51の熱伝導による影響を受けない。
【0063】24a、6a、5a,9aは、それぞれフ
ァングリルに設けられた貯氷室用吹出し口、切替室用吹
出し口、冷凍室用吹出し口,野菜室用吹出し口である。
24b、6b、5b、9bは、それぞれファングリルに
設けられた貯氷室用吸込み口、切替室用吸込み口,冷凍
室用吸込み口、野菜室用吸込み口である。10、11は
それぞれエアガイドで構成された切替室用帰還風路、貯
氷室冷気帰還風路である。7は成形断熱材にもうけられ
た冷蔵室用送風路、12は成形断熱材に設けられた切替
室用送風路、8は冷蔵室用帰還風路、9は野菜室用帰還
風路である。
【0064】60は第1の仕切部で分割された冷蔵庫1
の下側前方を上下に分割し冷凍室250を区画する第3
の仕切部、61は冷凍室250と野菜室300を仕切る
冷蔵庫1の前縁部を構成する前縁仕切部、62は第3の
仕切部上板、63は第3の仕切部下板、64は第3の仕
切部内の成形断熱材である。
【0065】70は貯氷室600と切替室700と野菜
室300を区画する逆T字型の第4の仕切部、71は第
4の仕切部上板、72は第4の仕切部下板、73は第4
の仕切部内の成形断熱材、74は貯氷室600、切替室
700、野菜室300の扉のガスケットの受面を形成す
る金属板である。
【0066】次に、各仕切部の取付構造について説明す
る。第1の仕切部40は、内箱31と一体成形され成型
時の熱で成形断熱材43を内箱31と接着する事で冷気
や、水の漏れがないよう取付られている。
【0067】第2の仕切部50は、内箱31に成形され
た凹形状に冷却器3を取付後、冷蔵庫前面より取り付
け、冷却器室を区画する。第2の仕切部50の外周は冷
気、水漏れが無いようシール材が設けられている。
【0068】第3の仕切部60は、冷凍室100と野菜
室300の扉のガスケット受面を構成する前縁仕切部6
1と第2の仕切部50との間に蓋をするように取り付け
られる。また、第3の仕切部60は冷凍室100と野菜
室300の間に冷気、水漏れが無いよう第1の仕切部4
0,第2の仕切部50,内箱32との接合面にはシール
が施されている。
【0069】第4の仕切部70は、冷蔵庫に第2の仕切
部50を組込後、内箱32に成形したガイド溝に沿って
冷蔵庫前面よりスライドして取り付ける。第4の仕切部
70は冷蔵庫前面よりネジにて冷蔵庫本体1に取り付け
る。
【0070】次に風路構成について説明する。冷却器室
3で冷却された冷気はファン2によって第2の仕切部5
0内のエアガイド52と成形断熱材53とで構成された
冷気送風路に供給される。ここで冷気は冷凍室用送風路
5、貯氷室用送風路24、冷蔵室用送風路7、切替室用
送風路12、野菜室用送付路14に分配される。
【0071】冷蔵室用送風路7に送られた冷気は、冷蔵
室用ダンパ7aを経て調節され冷蔵室冷気吹出し口より
冷蔵室100に供給される。冷蔵室100を循環した冷
気は、冷蔵室用吸込み口7bより冷蔵室用帰還風路8を
介して、戻り口7cより冷却器室33に戻される。
【0072】切替室用送風路12に送られた冷気は、切
替室用ダンパ6aを経て調節され切替室吹出し口より切
替室700に供給される。切替室700を循環した冷気
は、切替室吸込み口6bより切替室用帰還風路10を介
して、戻り口6cより冷却器室33に戻される。
【0073】貯氷室用送風路24に送られた冷気は、貯
氷室吹出し口24aより貯氷室600に供給される。貯
氷室600を循環した冷気は、貯氷室吸込み口24bよ
り貯氷室用帰還風路11を介して、戻り口24cより冷
却器室33に戻される。
【0074】冷凍室用送風路5に送られた冷気は、冷凍
室吹出し口5aより冷凍室250に供給される。冷凍室
250を循環した冷気は、冷凍室吸込み口5aより冷却
器室33に戻される。
【0075】野菜室用送風路14に送られた冷気は、吹
出し口9aより野菜室300に供給される。野菜室30
0を循環した冷気は、野菜室吸込み口9bより野菜室用
帰還風路9を介して,戻り口9cより冷却器室33に戻
される。
【0076】本実施の形態によれば切替室、野菜室を隣
接する他室と断熱仕切壁で区切り、それぞれ専用の送風
路と帰還風路を設けたため、冷蔵室、冷凍室、野菜室、
チルド室等いかなる室にも設定できる。
【0077】実施の形態11. 以下、この発明の実施の形態11を図面を参照して説明
する。図16は実施の形態11による第1、第3の仕切
部前部の分解図、図17は仕切部前部の部分断面図、図
18は冷蔵庫本体発泡時の第1の仕切部付近の断面図、
図19、20は冷蔵庫組立時の断面図である。図におい
て、101は鋼板製の外箱、102は内箱、103は外
箱101と内箱102間に充填発泡されたポリウレタン
等の断熱材、40は第1の仕切部、60は第3の仕切
部、104は鋼板製の第1の前板、114は逆T字状で
鋼板製の第4の前板(金属板)、105は冷媒配管の凝縮
パイプの一部を配置した外箱外周縁の放熱パイプ、10
5aは第1の仕切部40と第4の仕切部70の前面に位
置し前記放熱パイプ105と第1の仕切部40の片端で
繋がり連続に成形された略エ字状の仕切部放熱パイプ、
106は仕切部放熱パイプ105aを第1の前板10
4、第4の前板114に密着させるクッション部材、1
07は第1の仕切部40の下方に延出した下向きフラン
ジ、108は発泡内治具で第1の仕切部40の下面部に
は空間109が設けられ、発泡内治具108の端部が下
向きフランジ107に重なるように構成される。
【0078】本体発泡時には図18示すように第1の仕
切部40と発泡内治具108の空間109に仕切部放熱
パイプ105aが収納され、発泡内治具108が第1の
仕切部40の下向きフランジ107を押さえているので
内箱92及び第1の仕切部40下面空間109の周囲は
変形する事がない。
【0079】組立に際しては、冷蔵庫本体1の発泡終了
後に(第1の仕切部40、前縁仕切部61は組み込み済
み)、仕切部放熱パイプ105aを手前に引き上げ、図
19に示すように、冷却器3を取り付け(配管溶接)
後、第2の仕切部50を取り付ける。次に図20に示す
ように第3の仕切部60を前側より挿入し、仕切り部放
熱パイプ105aをクッション部材106上にセットし
て上側より第1の前板104、第4の前板114を取り
付ける。
【0080】実施の形態12. 以下、この発明の実施の形態12を図面を参照して説明
する。図21は実施の形態12の第2の仕切部の構成を
示す側面図である。図において、50は第1の仕切部4
0によって仕切られた冷蔵庫1の下側後方に冷却器室3
3を区画する第2の仕切部、2は冷気を循環させるファ
ンで、切替室用ダンパー6a、冷蔵室用ダンパー7aで
ある。第2の仕切部50にファン2及びその駆動モー
タ、切替室用ダンパー6a、冷蔵室用ダンパー7aを一
体に設けることで、ファンと風路との位置関係を安定さ
せる事ができる。
【0081】実施の形態13. 以下、この発明の実施の形態13を図面を参照して説明
する。図22は実施の形態13を示す図で、冷蔵庫の側
面断面図である。図において、80は野菜室300を区
画する第4の仕切部(横)、81は第4の仕切部
(縦)、82は野菜室300を仕切る冷蔵庫1の前縁部
を構成する前縁仕切部、83は第4の仕切部(縦)81
に埋設されるヒータである。
【0082】次に、各仕切の取付構造について説明す
る。横仕切部80は、前縁仕切部82と第2の仕切部5
0の間に蓋をするように取り付けられる。また、横仕切
部80は貯氷室600と野菜室300及び切替室700
と野菜室300の間に冷気、水漏れが無いよう前縁仕切
部82,第2の仕切部50,内箱32との接合面にはシ
ールが施されている。縦仕切部81は第1の仕切部4
0、第2の仕切部50、第3の仕切部60、及び第4の
仕切部(横)80を組立後、第1の仕切部40、第4の
仕切部(横)80に成形したガイド溝に沿って冷蔵庫前
面よりスライドして取り付ける。また、貯氷室600と
切替室700の間に冷気、水漏れが無いよう第1の仕切
部40、第4の仕切部(横)80、内箱32との接合面
にはシールが施されている。
【0083】実施の形態14. 以下、この発明の実施の形態14を図面を参照して説明
する。図23は実施の形態4による冷蔵庫の側面断面図
である。図において、60は第1の仕切部40で分割さ
れた冷蔵庫本体1の下側を上下に分割し冷凍室250を
区画する第3の仕切部である。また、第3の仕切部60
には、霜取の際の排水を受ける形状が設けられている。
【0084】50は第1の仕切部40、第3の仕切部6
0によって仕切られた冷蔵庫本体1の後方に冷却器室3
3を区画する第2の仕切部である。
【0085】次に、各仕切の取付構造について説明す
る。第3の仕切部60は、内箱31と冷気や、水の漏れ
がないようシールが施され冷蔵庫本体1に発泡断熱材を
充填する前に取付られる。
【0086】第2の仕切部50は、内箱31に成形され
た第1の仕切部40と第3の仕切部60の間の凹形状に
冷却器3を取付後、冷蔵庫前面より取り付けられてい
る。
【0087】実施の形態15. 以下、この発明の実施の形態15を図面を参照して説明
する。図24は実施の形態15による冷蔵庫の側面断面
図である。図において、33は冷蔵庫本体1の下側後方
に配置される冷却器室で、冷却器3と、冷却器3で冷却
された冷気を循環させるファン2が収納されている。
【0088】40は冷蔵庫1を上下に分割する第1の仕
切部である。50は第1の仕切部40によって仕切られ
た冷蔵庫本体1の下側後方に冷却器室33を区画する第
2の仕切部である。
【0089】60は第1の仕切部で分割された冷蔵庫1
の下側前方を上下に分割し冷凍室250と野菜室300
を区画する第3の仕切部である。90は第1の仕切部4
0によって仕切られた冷蔵庫1の上側に貯氷室600と
切替室700と冷蔵室100を区画するT字型の第5の
仕切部、91は第5の仕切部上板、92は第4の仕切部
下板、93は第4の仕切部内の成形断熱材、94は貯氷
室600、切替室700、野菜室300の扉のガスケッ
トの受面を形成する前縁仕切部である。95は貯氷室6
00と切替室700と冷蔵室100の風路を構成する冷
気ダクト、96は冷気ダクト95前面の化粧板である。
【0090】次に、各仕切の取付構造について説明す
る。第1の仕切部40は、内箱31と一体成形され成型
時の熱で成形断熱材43を内箱31と接着する事で冷気
や、水の漏れがないよう取付られている。
【0091】第2の仕切部50は、内箱31に成形され
た凹形状に冷却器3を取付後、冷蔵庫前面より取り付
け、冷却器室を区画する。第2の仕切部50の外周は冷
気、水漏れが無いようシール材が設けられている。
【0092】第3の仕切部60は、冷凍室100と野菜
室300の扉のガスケット受面を構成する前縁仕切部6
1と第2の仕切部50の間に蓋をするように取り付けら
れる。また、第3の仕切部60は冷凍室100と野菜室
300の間に冷気、水漏れが無いよう第1の仕切部4
0,第2の仕切部50,内箱32との接合面にはシール
が施されている。
【0093】T字型の第5の仕切部90は、冷気ダクト
95を取付後、前縁仕切部94と冷気ダクト95の間に
蓋をするように取付られる。また、第5の仕切部90は
冷蔵室100と貯氷室600と切替室700の間に冷
気、水漏れが無いよう第1の仕切部60、冷気ダクト9
5、前縁仕切部94、内箱32との接合面にはシールが
施されている。
【0094】
【発明の効果】この発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体上
部に冷蔵室と、前記冷蔵室の下に断熱材を有する仕切部
により区画した第1の冷凍室と、前記冷蔵室の下に断熱
材を有する仕切部により区画した貯氷室と、前記冷蔵庫
本体下部に第2の冷凍室と、前記第1の冷凍室及び前記
貯氷室と前記第2の冷凍室との間に断熱材を有する仕切
部により区画した野菜室と、前記冷蔵室の前面開口部を
塞ぐ開閉ドアと、前記第1の冷凍室、前記貯氷室、前記
野菜室、前記第2の冷凍室の各々の室の前面を前記開閉
ドアとは独立して開閉可能に塞ぐ引出扉と、前記冷蔵庫
本体の下側後方に断熱材を有する仕切部で区画された冷
却器室と、前記第1の冷凍室に前記冷却器室からの冷気
を供給するための第1の冷凍室用送風路と、前記第1の
冷凍室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための第1の
冷凍室用帰還風路と、前記第2の冷凍室に前記冷却器室
からの冷気を供給するための第2の冷凍室用送風路と、
前記第2の冷凍室から前記冷気を前記冷却器室に戻すた
めの第2の冷凍室用帰還風路と、を備え、前記野菜室を
隣接する他室と断熱仕切壁で区切ったので、第1の冷凍
室には比較的使用頻度が高い食品を収納すると共に比較
的使用頻度が高い貯氷室もあるので、使い勝手と衛生面
の向上が図れ、第2の冷凍室には長期保存の冷凍食品を
収納することで分離保存が可能となる。また、野菜室は
腰を屈めずに出し入れ可能な位置にあり、大きな野菜類
も収納しやすく使い勝手が良い。また、第1の冷凍室と
第2の冷凍室の送風路と帰還風路が独立しているため、
他の部屋の温度制御に影響されることなく安定した風量
が供給でき、各部屋が断熱仕切により区画されているた
め、安定した各々の部屋の温度制御が可能である。
【0095】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記冷却
器室から前記野菜室に冷気を供給するための野菜室用送
風路と、前記野菜室から前記冷気を前記冷却器室に戻す
ための野菜室用帰還風路と、を設けたので、ユーザが自
由に部屋のレイアウトをすることができる。
【0096】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記野菜
室を0℃以上の温度帯に切替可能としたので、さまざま
な食品の保存が可能である。
【0097】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第1
の冷凍室の高さを前記第2の冷凍室の高さより小さくし
たので、しゃがまなくても使用できる第1の冷凍室は、
フリージングや短期の冷凍保存用に使われるため、フリ
ージング等は食品を薄くして行う方が質のよい物が出
き、また、高さ寸法はストック用等に使われる第2の冷
凍室より小さくて良い。また、第2の冷凍室の高さが高
いためストック容量を確保することができる。
【0098】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記野菜
室より上方に配置される前記第1の冷凍室内に、氷を貯
える貯氷室を設けたので、冷凍室に収納されるものの
内、比較的使用頻度が高くかつ、そのまま使用される氷
を泥などのつきやすい野菜を収納する野菜室より上に位
置することで、衛生面においても安心して使用できる。
【0099】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第1
の冷凍室用送風路に温度調節用のダンパを設け、前記第
1の冷凍室を、冷凍温度帯から、チルド、冷蔵等の温度
帯に切替可能としたので、例えば第1の冷凍室をチルド
に切り替えた場合は、食品を冷凍させずに保存すること
を好むチルド派ユーザに使いやすい冷蔵庫になる。
【0100】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第2
の冷凍室用送風路に温度調節用のダンパを設け、前記第
2の冷凍室を冷凍温度帯から、チルド、冷蔵等の温度帯
に切替可能としたので、ユーザが自由に部屋のレイアウ
トをすることができる。
【0101】また、この発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本
体を上下に分割して上側に前記冷蔵室を形成する第1の
仕切部と、この第1の仕切部によって仕切られた前記冷
蔵庫本体の下側後方に、冷却器を有する冷却器室を区画
形成する第2の仕切部と、この第2の仕切部の前側を上
下に分割して下側に冷凍室を形成する第3の仕切部と、
前記第1の仕切部と前記第3の仕切部との間の空間を2
つの室に分割し、前記第3の仕切部の上に前記野菜室を
形成する第4の仕切部と、を備えたので、各室の大きさ
を最適に決定できる。
【0102】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記冷蔵
庫本体を上下に分割して上側に前記冷蔵室を形成する第
1の仕切部と、この第1の仕切部によって仕切られた前
記本体の下側を上下に分割して下側に前記冷凍室を形成
する第3の仕切部と、この第1の仕切部と前記第3の仕
切部によって仕切られた空間の後方に、冷却器を有する
冷却器室を区画成形する第2の仕切部と、この第2の仕
切部の前側を上下に分割して、前記第3の仕切部の上に
前記野菜室を形成する第4の仕切部と、を備えたので、
第3の仕切部で冷却器の霜取り排水の受け形状を作るこ
とができ、内箱成形が容易となる。
【0103】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記冷蔵
庫本体を上下に分割する第1の仕切部と、前記第1の仕
切部の上を上下に分割して上側に前記冷蔵室を形成する
第5の仕切部と、この第1の仕切部によって仕切られた
前記本体の下側後方に、冷却器を有する冷却器室を区画
形成する第2の仕切部と、この第2の仕切部の前側を上
下に分割して上側に野菜室を形成し、下側に冷凍室を形
成する第3の仕切部と、前記第1の仕切部によって仕切
られた前記冷蔵庫本体の上側後方に、前記冷蔵室、前記
第1の冷凍室用風路を有する一体のダクトと、を備えた
ので、冷蔵室と第1の冷凍室の風路構成部品を一体にし
たので、部品点数が少なく、風路嵌合も少ない安定した
風路構造となる。
【0104】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第2
の仕切部に、前記冷却器室から各室への前記冷気を供給
するための送風路と、前記冷却器室へ各室から前記冷気
を戻すための帰還風路とを設けたので、風路構成部品を
一体にでき、部品点数が少なく、風路の嵌合も少ない安
定した風路構造となり、風路の抵抗も削減できる。
【0105】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第2
の仕切部に、冷気を各室へ供給するファン装置を一体に
設けたので、ファンと風路との位置関係を安定させるこ
とができる。また、部品点数の削減ができる。また、フ
ァン装置の取り付け作業が、部品単位でできるので容易
である。
【0106】また、この発明に係る冷蔵庫は、前記第1
の冷凍室を断熱材を有する仕切部によって並列に仕切
り、貯氷室と切替室を配置するようにしたので、常に使
用者の使いやすい状態に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路
の構成を示す側面断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による冷蔵庫の正面
図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫の正面
図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による冷蔵庫の正面
図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による冷蔵庫の風路
構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による冷蔵庫の風路
構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態6による冷蔵庫の風路
構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態7による冷蔵庫の風路
構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態8による冷蔵庫の風
路構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態9による冷蔵庫の風
路構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態10による冷蔵庫の
風路の構成を示す側面断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態10による冷蔵庫の
第2の仕切部の構造を示す斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態10による冷蔵庫の
第4の仕切部の構造を示す斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態10による冷蔵庫の
冷蔵庫の風路構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態11による第1、第
3の仕切部前部の分解図である。
【図17】 この発明の実施の形態11による仕切部前
部の部分断面図である。
【図18】 この発明の実施の形態11による冷蔵庫本
体発泡時の第1の仕切部付近の断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態11による冷蔵庫組
立時の断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態11による冷蔵庫組
立時の断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態12による第2の仕
切部の構成を示す側面図である。
【図22】 この発明の実施の形態13による冷蔵庫の
側面断面図である。
【図23】 この発明の実施の形態14による冷蔵庫の
側面断面図である。
【図24】 この発明の実施の形態15による冷蔵庫の
側面断面図である。
【図25】 従来の冷蔵庫の正面図である。
【図26】 他の従来の冷蔵庫の正面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、2 ファン、3 冷却器、4 冷凍室
用送風路、5 冷凍室用送風路(切替室用送風路)、5
a 切替室用ダンパ、6 切替室用帰還風路、6a 切
替室用ダンパ、7 冷蔵室用送風路、7a 冷蔵室用ダ
ンパ、8 冷蔵室用帰還風路、9 野菜室用帰還風路、
10 切替室用帰還風路、11 貯氷室用帰還風路、1
2 切替室用送風路、12a 切替室用ダンパ、14
野菜室用送風路、22 第2の冷蔵室用帰還風路、24
貯氷室用送風路、33 冷却器室、40 第1の仕切
部、50 第2の仕切部、60 第3の仕切部、70
第4の仕切部、80 第4の仕切部(横)、81 第4
の仕切部(縦)、82 前縁仕切部、83 ヒータ、9
0 第5の仕切部、91 第5の仕切部上板、92第5
の仕切部下板、93 成形断熱材、94 前縁仕切部、
95 冷気ダクト、96 化粧板、100 冷蔵室、1
01 外箱、102 内箱、104 第1の前板、10
5 放熱パイプ、105a 仕切部放熱パイプ、106
クッション材、107 下向きフランジ、108 発
泡内治具、109 空間、114第4の前板、200
冷凍室、250 冷凍室(切替室)、300 野菜室
(切替室)、400 切替室、500 切替室、600
貯氷室、700 切替室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 永 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 内藤 勲 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 加藤 睦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 小西 広繁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−338681(JP,A) 特開 平9−89439(JP,A) 実開 昭63−29076(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体上部に冷蔵室と、前記冷蔵室
    の下に断熱材を有する仕切部により区画した第1の冷凍
    室と、前記冷蔵室の下に断熱材を有する仕切部により区
    画した貯氷室と、前記冷蔵庫本体下部に第2の冷凍室
    と、前記第1の冷凍室及び前記貯氷室と前記第2の冷凍
    室との間に断熱材を有する仕切部により区画した野菜室
    と、前記冷蔵室の前面開口部を塞ぐ開閉ドアと、前記第
    1の冷凍室、前記貯氷室、前記野菜室、前記第2の冷凍
    室の各々の室の前面を前記開閉ドアとは独立して開閉可
    能に塞ぐ引出扉と、前記冷蔵庫本体の下側後方に断熱材
    を有する仕切部で区画された冷却器室と、前記第1の冷
    凍室に前記冷却器室からの冷気を供給するための第1の
    冷凍室用送風路と、前記第1の冷凍室から前記冷気を前
    記冷却器室に戻すための第1の冷凍室用帰還風路と、前
    記第2の冷凍室に前記冷却器室からの冷気を供給するた
    めの第2の冷凍室用送風路と、前記第2の冷凍室から前
    記冷気を前記冷却器室に戻すための第2の冷凍室用帰還
    風路と、を備え、前記野菜室を隣接する他室と断熱仕切
    壁で区切ったことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷却器室から前記野菜室に冷気を供
    給するための野菜室用送風路と、前記野菜室から前記冷
    気を前記冷却器室に戻すための野菜室用帰還風路と、を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記野菜室を0℃以上の温度帯に切替可
    能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記第1の冷凍室の高さを前記第2の冷
    凍室の高さより小さくしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記野菜室より上方に配置される前記第
    1の冷凍室内に、氷を貯える貯氷室を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷蔵
    庫。
  6. 【請求項6】 前記第1の冷凍室用送風路に温度調節用
    のダンパを設け、前記第1の冷凍室を、冷凍温度帯か
    ら、チルド、冷蔵等の温度帯に切替可能としたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の冷蔵
    庫。
  7. 【請求項7】 前記第2の冷凍室用送風路に温度調節用
    のダンパを設け、前記第2の冷凍室を冷凍温度帯から、
    チルド、冷蔵等の温度帯に切替可能としたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 冷蔵庫本体を上下に分割して上側に前記
    冷蔵室を形成する第1の仕切部と、この第1の仕切部に
    よって仕切られた前記冷蔵庫本体の下側後方に、冷却器
    を有する冷却器室を区画形成する第2の仕切部と、この
    第2の仕切部の前側を上下に分割して下側に冷凍室を形
    成する第3の仕切部と、前記第1の仕切部と前記第3の
    仕切部との間の空間を2つの室に分割し、前記第3の仕
    切部の上に前記野菜室を形成する第4の仕切部と、を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 前記冷蔵庫本体を上下に分割して上側に
    前記冷蔵室を形成する第1の仕切部と、この第1の仕切
    部によって仕切られた前記本体の下側を上下に分割して
    下側に前記冷凍室を形成する第3の仕切部と、この第1
    の仕切部と前記第3の仕切部によって仕切られた空間の
    後方に、冷却器を有する冷却器室を区画成形する第2の
    仕切部と、この第2の仕切部の前側を上下に分割して、
    前記第3の仕切部の上に前記野菜室を形成する第4の仕
    切部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 前記冷蔵庫本体を上下に分割する第1
    の仕切部と、前記第1の仕切部の上を上下に分割して上
    側に前記冷蔵室を形成する第5の仕切部と、この第1の
    仕切部によって仕切られた前記本体の下側後方に、冷却
    器を有する冷却器室を区画形成する第2の仕切部と、こ
    の第2の仕切部の前側を上下に分割して上側に野菜室を
    形成し、下側に冷凍室を形成する第3の仕切部と、前記
    第1の仕切部によって仕切られた前記冷蔵庫本体の上側
    後方に、前記冷蔵室、前記第1の冷凍室用風路を有する
    一体のダクトと、を備えたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 前記第2の仕切部に、前記冷却器室か
    ら各室への前記冷気を供給するための送風路と、前記冷
    却器室へ各室から前記冷気を戻すための帰還風路とを設
    けたことを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記
    載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 前記第2の仕切部に、冷気を各室へ供
    給するファン装置を一体に設けたことを特徴とする請求
    項9乃至11のいずれかに記載の冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 前記第1の冷凍室を断熱材を有する仕
    切部によって並列に仕切り、貯氷室と切替室を配置する
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の冷蔵庫。
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