JPH10259986A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH10259986A JPH10259986A JP8576597A JP8576597A JPH10259986A JP H10259986 A JPH10259986 A JP H10259986A JP 8576597 A JP8576597 A JP 8576597A JP 8576597 A JP8576597 A JP 8576597A JP H10259986 A JPH10259986 A JP H10259986A
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Abstract
を開口縁に取り付けた場合にも、断熱材の発泡充填を安
価で且つ円滑に行うことができる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫は、内箱3と外箱2間に断熱材4
を発泡充填した断熱箱体6にて構成され、この断熱箱体
6内を断熱材4の充填前に開口縁に取り付けられた仕切
前部材と、断熱材4の充填後に仕切前部材の後側に固定
される断熱仕切壁9によって上下に区画して成るもので
あって、断熱仕切壁9の側方に対応する部分の内箱3外
面に、当該断熱仕切壁9にて区画形成される上下の室に
渡る硬質樹脂製の止め板86を取り付け、この止め板8
6に断熱仕切壁9を固定する。
Description
縁部の仕切前部材とその後側の仕切部材によって上下に
区画して成る冷蔵庫に関するものである。
の外箱と硬質樹脂製の内箱間に発泡ポリウレタンなどの
発泡断熱材を現場発泡方式にて充填した断熱箱体から構
成されており、この断熱箱体内を区画することによっ
て、−20℃などの凍結温度に冷却される冷凍室や、+
5℃などの冷蔵温度に維持される冷蔵室、そして、野菜
などの乾燥を嫌う食品を保存するための野菜室などを形
成している。
81号公報(F25D23/00)に示される如く、頻
繁に食品の納出が行われる冷蔵室や野菜室を上方に配置
し、長期保存を目的とした冷凍室は庫内の最下部に配置
した冷蔵庫が開発されている。この場合、冷蔵室は断熱
箱体内の上部に、野菜室は下部の冷凍室と上部の冷蔵室
の間に形成される。
画部材は、通常開口縁の断熱性の仕切前部材と、その後
側の仕切部材とによって構成される。また、仕切前部材
の前面には結露防止用の高温冷媒配管が取り付けられる
などの関係上、仕切前部材は断熱材の充填前に内箱の開
口縁に取り付けられ、仕切部材は充填後に取り付けられ
るものであった。
仕切前部材は断熱材の充填前に内箱開口縁に取り付けら
れるため、断熱材の発泡内治具には仕切前部材を逃げる
溝が形成される。それにより、内治具は断熱材の発泡圧
に対して仕切前部材後方の内箱を押さえられなくなるた
め、従来では仕切前部材後方に中子と称される別体の治
具を挿入して置き、断熱材を発泡充填していた。そのた
め、断熱材の発泡治具が複雑化し、設備費が高騰すると
共に、組立作業性も悪化する問題があった。
るために成されたものであり、断熱材内を上下に区画す
るために仕切前部材を開口縁に取り付けた場合にも、断
熱材の発泡充填を安価で且つ円滑に行うことができる冷
蔵庫を提供するものである。
と外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体にて構成さ
れ、この断熱箱体内を断熱材の充填前に開口縁に取り付
けられた仕切前部材と、断熱材の充填後に仕切前部材の
後側に固定される仕切部材によって上下に区画して成る
ものであって、仕切部材の側方に対応する部分の内箱外
面に、当該仕切部材にて区画形成される上下の室に渡る
硬質樹脂製の止め板を取り付け、この止め板に仕切部材
を固定するようにしたものである。
発泡充填した断熱箱体にて構成され、この断熱箱体内を
断熱材の充填前に開口縁に取り付けられた仕切前部材
と、断熱材の充填後に仕切前部材の後側に固定される仕
切部材によって上下に区画して成る冷蔵庫において、仕
切部材の側方に対応する部分の内箱外面に、当該仕切部
材にて区画形成される上下の室に渡る硬質樹脂製の止め
板を取り付け、この止め板に仕切部材を固定するように
したので、断熱材の充填時、上下の室に渡る部分の止め
板を、内箱を介して内治具により押さえることができる
ようになり、別体の治具を用いること無く、発泡圧によ
る仕切前部材後方の内箱の変形を防止することができる
ようになる。
設備費と生産コストの削減を図ると共に、作業性をも向
上させることが可能となる。特に、止め板は硬質合成樹
脂にて構成されているので、この止め板を伝って上下の
室間を移動する熱量も最小限に抑えることができるよう
になるものである。
形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例として
の冷蔵庫1の各扉を除く正面図、図2は同じく扉を除く
冷蔵庫1の一部切欠正面図、図3は冷蔵庫1の縦断側面
図、図4は冷蔵庫1のもう一つの縦断側面図である。
製の外箱2と、薄肉硬質樹脂製の内箱3間に発泡ポリウ
レタン断熱材4を現場発泡方式により充填して成る断熱
箱体6により構成されており、この断熱箱体6の庫内
は、略中央部に設けられた区画部材7によって上下に区
画され、この区画部材7の上方を冷蔵温度(+5℃程)
に維持される冷蔵室8としている。
上下に区画され、この区画部材10と区画部材7の間を
野菜などの乾燥を嫌う食品を収納するための野菜室11
とし、区画部材10の下方を凍結温度(−20℃程)に
冷却される冷凍室12としている。
・が架設されており、その下部には上面に開口する氷温
容器16が前後方向に納出自在に配置されている。この
氷温容器16の上側は棚板17にて閉塞され、前面は氷
温容器16の引き出し動作で開閉する蓋18にて閉じら
れており、これによって、氷温容器16内に氷温(0℃
〜−3℃)に維持される氷温室19を構成する。また、
冷蔵室8の前面開口は回動式の扉21にて開閉自在に閉
塞されている。
分岐した冷蔵室ダクト24が上下に渡って形成されてお
り、その左右には冷蔵室ダクト24の上端部と冷蔵室8
内に連通した冷蔵室冷気吐出口26が上下に複数形成さ
れている。また、前記氷温容器16内の氷温室19の背
方にも冷蔵室ダクト24に連通した氷温室冷気吐出口2
5、25が形成されると共に、その奥部には冷蔵室冷気
戻り口27が形成されている。即ち、氷温室19内を循
環した冷気と冷蔵室8内を循環した冷気の一部はこの冷
蔵室冷気戻り口27に流入する。
8とその前側の内箱3の開口縁部に取り付けられた仕切
前断熱部材29とから構成されている。仕切板28の前
部には、冷蔵室冷気戻り口31が形成されており、氷温
容器16の前部下側に位置している。この氷温容器16
は仕切板28と仕切前断熱部材29上に間隔を存して架
設されており、これによって、扉21の内側を降下して
来た冷蔵室8内の冷気は、氷温容器16の前側から冷蔵
室冷気戻り口31に流入可能としている。
く下面及び後面が開放した箱状の上部材76とこの上部
材76の前記下面及び後面を閉塞するよう下側から上部
材76に組み合わせられる下部材77とから構成されて
おり、上下部材76、77を組み立てた状態で内部は中
空となっている。
ス(リード線)の配線孔78、78とウレタン注入用の
注入孔79、79がそれぞれ開口形成されている。下部
材77の下面は後端部から前方に低く傾斜しており、更
にこの傾斜面には、その下縁が下部材77前端部の下面
の後方延長上に存する複数のリブ81・・が前後方向に
左右所定間隔で一体に突出形成されている。尚、図7に
おいて82、82は扉21のヒンジ止め板である。
には上蓋32が前方から差し込まれて固定されている。
この上蓋32は仕切前断熱部材29及び仕切板28の下
側に位置し、その固定部分を除いて仕切前断熱部材29
及び仕切板28との間に所定の間隔Gを形成する。そし
て、この間隔Gは少なくとも上蓋32の前端部で野菜室
11内に開放している。
方のダクト空間34に連通しており、ダクト空間34の
上部は前記冷蔵室冷気戻り口27に連通している。ま
た、前記冷蔵室ダクト24からはバイパスダクト36が
分岐して形成されており、このバイパスダクト36はダ
クト空間34の上部に連通している。
菜室冷気戻り口37が形成されており、この野菜室11
の前面開口は引き出し式の扉38により開閉自在に閉塞
される。この場合、扉38の後面左右には図示しない扉
側レールが後方に延在して取り付けられており、内箱3
側左右には内箱側レール42が取り付けられ、扉側レー
ルがローラを介して内箱側レール42に滑動自在に支持
されるものである。
に位置して上面に開口した野菜容器43が取り付けられ
る。この野菜容器43の上縁周囲は、扉38が閉じられ
た状態で上蓋32に密着し、それによって、上面開口は
閉塞される。
8)を内蔵した断面略L字状の断熱仕切壁9(仕切部
材)と、その前側の内箱3の開口縁部に取り付けられた
仕切前部材83とから構成されている。この場合、仕切
前部材83内には成形断熱材が取り付けられると共に、
この仕切前部材83後方の内箱3の側壁には野菜室11
下面の断熱仕切壁9の側方に位置して突状84が形成さ
れ、この突状84の外面には止め板86が取り付けられ
ている。
て)圧肉の硬質合成樹脂にて成形されており、突状84
部分の内箱3の外面形状に合致した形状を呈しており、
前後は仕切前部材83の後側から内箱3の後面まで後方
に延在し、上下は断熱仕切壁9の側方からその上下の野
菜室11及び冷凍室12まで渡る寸法を有している。そ
して、断熱仕切壁9は内箱3の突状84上に両測縁を載
置し、野菜室11側からネジ87にて止め板86に固定
されている(図8)。
4により冷却室46が画成されており、この冷却室46
は冷凍室12の背方から野菜室11後面の断熱仕切壁9
の背方まで渡っている。そして、この冷却室36内には
冷却装置を構成する冷却器47が縦設されると共に、こ
の冷却器47の上方の冷却室46内には、野菜室11背
方の断熱仕切壁9背方に位置して送風機48が設置され
ている。尚、図5は仕切板44を装着した状態の冷凍室
12の正面図である。図6は仕切板44を取り去った冷
却室46の正面図で、図6中49は冷却器47の除霜ヒ
ータである。
の場合と同様の方式で引き出し自在とされた上下二段の
引き出し式の扉51、52により開閉自在に閉塞され
る。これら扉51、52の裏面にはそれぞれ上面に開口
した容器53、54が取り付けられると共に、各容器5
3、54が冷凍室12内の上下に配置されて、冷凍食品
やアイスクリームなどを収納するかたちとなる。
8間には冷気分配用ダクト56が形成されており、仕切
板44にはこのダクト56と冷凍室12とに連通する冷
凍室冷気吐出口57、58が各容器53、54の上奥部
に対応して開口している。また、断熱仕切壁9の下面に
はダクト56に連通した冷凍室用冷気ダクト64が形成
されている。冷凍室12内上部には自動製氷機61が取
り付けられており、自動製氷機61には冷凍室冷気吐出
口57から冷気が供給される。尚、62はこの自動製氷
機61への給水管である。また、容器54の背方には冷
却室46の下部に連通した冷凍室冷気戻り口63が形成
されている。
位置して冷気分配口66が形成され、この冷気分配口6
6から上昇する連通ダクト67は、野菜室11の背方に
おいて冷蔵室ダクト24の下端に連通している。この連
通ダクト67内には、前記各吐出口26、25やバイパ
スダクト36の手前に位置して、モータ駆動のダンパー
68が取り付けられており、野菜室11の背方に位置し
ている。
菜室冷気戻りダクト71が形成されており、その上端は
前記野菜室冷気戻り口37に連通し、その下端は冷却室
46の下部に開口した冷蔵室・野菜室冷気戻り口72に
て冷却室46内に連通している。
は右方に突出した凹部46A(図6参照)が連続して形
成されており、前記冷蔵室・野菜室冷気戻り口72は、
この凹部46Aの上面において、下前方に指向した状態
で開放している(図3参照)。
立ち上がる形状とされており、この底壁の後部外側には
機械室73が形成されている。この機械室73内には冷
却装置を構成する図示しない圧縮機や蒸発皿コンデンサ
などが設置される。
前記圧縮機と送風機48が運転されると、冷却器47が
冷却作用を発揮する。この冷却器47にて冷却された極
めて低温(−25℃〜−30℃)の冷気は上方の送風機
48の運転により吸引され、前方の分配ダクト56に吹
き出される。分配ダクト56に吹き出された冷気は冷凍
室冷気吐出口57、58及び冷凍室用ダクト64から冷
凍室12内の各容器53、54及び自動製氷機61内に
吐出され、−20℃程の凍結温度に冷却すると共に、製
氷を行う。そして、冷凍室12内の冷気は冷凍室冷気戻
り口63から冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に
帰還する(各図に矢印で示す)。
た、冷気分配口66から連通ダクト67及びダンパー6
8を経て冷蔵室ダクト24に流入し、そこを上昇した
後、各冷蔵室冷気吐出口26・・及び氷温室冷気吐出口
25より冷蔵室8及び氷温室19内に吐出される(図中
矢印参照)。ダンパー68は冷蔵室8内の温度に基づき
制御されて連通ダクト67を開閉し、それによって、冷
蔵室8内を+5℃程の冷蔵温度に、氷温室19内は0℃
〜−3℃程の氷温に維持される。
47と熱交換した直後の低温の冷気)の一部は前記バイ
パスダクト36に流入し、直接ダクト空間34の上部に
流入する。
を流下して来た冷気は、氷温容器16の前部下側の冷蔵
室冷気戻り口31から上蓋32と区画部材7間の間隔G
内に流入する。そして、前方に移動しながら仕切前断熱
部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲の
野菜室11内の空間に流下する。
蔵室8内を循環した冷気の残りは後部の冷蔵室冷気戻り
口27からダクト空間34内上部に流入し、そこで、バ
イパスダクト36を経て来た低温の冷気と混合される。
その後、連通孔33から間隔Gの後部に流入し、前述同
様に前方に移動し、途中冷蔵室冷気戻り口31からの冷
気と混じり合いながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に
沿って下方の野菜容器43周囲の野菜室11内の空間に
流下する。
保冷する。そして、野菜室11内を循環した冷気は野菜
室冷気戻り口37より冷蔵室・野菜室冷気戻りダクト7
1に流入し、そこを流下して冷蔵室・野菜室冷気戻り口
72より冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に帰還
する(各図中矢印参照)。
は、冷却器47下側の冷却室46に連続して右方に突出
形成された凹部46Aの上面において、下前方に指向し
た状態で開放されているので、冷却器56との間に充分
な距離が確保されている。従って、比較的温度の高い湿
った冷気が冷蔵室・野菜室冷気戻り口72から冷却室4
6内に吹き出されても、戻り口72周囲に着霜が生じ難
くなる。
くなるので、霜閉塞による冷却効果の悪化も抑制され
る。そして、除霜ヒータ49による冷却器47の除霜時
にも露水が戻り口72に付着することが無くなると共
に、戻り口72は冷却室46(凹部46Aを含む)底面
から離間しているので、除霜時に冷却器47から滴下し
た除霜水が戻り口72に流入する危険性も無い。これに
より、冷蔵室・野菜室冷気戻り口72周囲の水シールが
不要となり、構造が簡素化される。
気の一部を、冷蔵室8や氷温室19内を経ること無く直
接野菜室11に供給するバイパスダクト36を設けたの
で、このバイパスダクト36から野菜室11に冷蔵室8
などを経ていない新鮮な(低温)冷気を供給することが
できるようになる。
の戻り冷気に加えて低温の冷気が供給されるようになる
ので、冷蔵室8側の負荷の状況に拘わらず、野菜室11
を安定的に冷却することができるようになる。
切板28の前側に設けられた仕切前断熱部材29とから
構成し、仕切板28には氷温容器16の前部下側に位置
して冷蔵室冷気戻り口31を形成すると共に、仕切前断
熱部材29の下面を前方に低く傾斜させたので、冷蔵室
8からの戻り冷気は氷温容器16の前部下側から区画部
材7と上蓋32間の間隔Gに流入し、前方に移動しなが
ら仕切前断熱部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容
器43周囲に流下するようになる。
は野菜室11の上奥部の野菜室冷気戻り口37に流入す
るので、これらによって、野菜容器43周囲を冷気が満
遍なく円滑に循環できるようになり、野菜容器43内を
斑無く良好に冷却することが可能となる。特に、冷蔵室
冷気戻り口31は氷温容器16の下側にあるので、見え
難く、扉21を開けた状態の外観にも支障を生じない。
また、リブ81は流下する冷気の風向板となるので、野
菜室11への冷気循環は一層円滑化される。
一つの冷蔵室冷気戻り口27から出た冷気がバイパスダ
クト36を経た冷気と混じり合い、区画部材7と上蓋3
2間の間隔G後部に流入するようにしたので、バイパス
ダクト36からの冷気が直接当たる区画部材7の仕切板
28或いは上蓋32部分の野菜室11が過冷却されるこ
とを防止することができる。これにより、野菜室11の
冷却効果を維持しつつ、仕切板28や上蓋32に断熱材
を貼る必要性や、野菜室11内の温度斑の発生を一層効
果的に解消することができるようになる。
11から野菜室12まで渡っているが、熱伝導の悪い硬
質樹脂にて成形されているので、この止め板86を介し
て冷凍室11から野菜室12に伝導する冷却作用は最小
限に抑えられ、それによって、野菜室12の過冷却も防
止される。
の組立手順を説明する。先ず、内箱3を外箱2内に組み
込む以前に、仕切前断熱部材29と仕切前部材83を内
箱3の所定の開口縁部に取り付ける。この場合、仕切前
断熱部材29の固定部分の内箱3の外面には鋼板製の止
め板88が配置され、この仕切前断熱部材29の側面と
内箱3との間にシール材89を介在させた状態で、この
止め板88側からネジ91・・を仕切前断熱部材29ま
で螺合させて固定する(図9)。このようにネジ91・
・を止め板88側から止めるため、仕切前断熱部材29
と内箱3間に隙間が生じ難くなり、シール材89による
シールも容易となる。
の側面と略同等の寸法を呈しており、各配線孔78と注
入孔79に対応する位置に配線孔92と注入孔93が穿
設されている。また、仕切断熱部材29の側面が対応す
る内箱3の側面にも、各配線孔78と注入孔79に対応
する位置に配線孔94と注入孔96が形成されている。
従って、仕切前断熱部材29内はこれら配線孔78、9
2及び94と注入孔79、93及び96を介して内箱3
外に連通している。
すると共に、その後方の内箱3の外面には前述の如く止
め板86を取り付けておく。そして、前述の配線孔配線
孔78、92及び94を用いてハーネスの配線などを行
った後、内箱3を外箱2内に組み込む。このとき、仕切
前断熱部材29内は注入孔79、93及び96を介して
内箱3と外箱2間の空間に連通している。
て内治具101と外治具(図示せず)内に装填する。こ
のとき、内治具101には前記仕切前断熱部材29と仕
切前部材83に対応した溝102、103が形成されて
おり、溝103の両側は止め板86の上下部分と内箱3
を介して重複する。そして、外箱2の背面から断熱材4
のウレタン原液を注入する。
ら外箱2と内箱3間に充満すると共に、注入孔79、9
3及び96を通って仕切前断熱部材29内に両側方から
流入し、発泡充填される。これにより、仕切前断熱部材
29内に成形断熱材を取り付ける必要が無くなり、部品
点数の削減と生産性の著しい向上を図ることができるよ
うになる。また、仕切前断熱部材29内にも内箱3、外
箱2間の断熱材4が一体に充填されることにより、仕切
前断熱部材29の取付強度も著しく向上する。
に当接するので、断熱材4の発泡時の圧力によって仕切
前断熱部材29の下部材77が変形することも無くな
る。
1が内箱3を介して重複するため、止め板86は内側か
ら内治具101により押さえられる。従って、断熱材4
の発泡時の圧力を押さえ、仕切前部材83後方の内箱3
側壁の変形を効果的に防止できるようになる。これによ
り、溝103内に挿入する別体の治具(中子)を廃止し
ながら、円滑な断熱材4の発泡充填を行うことができる
ようになる。
仕切前断熱部材29の後方の内箱3に取り付けられると
共に、断熱仕切壁9は前述の如く仕切前部材83の後方
の内箱3の突条84にネジ止めされるものである。尚、
図11は断熱材4を充填後、治具より断熱箱体6を取り
出す(図中矢印の如く)段階を示しているものとする。
と外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体にて構成さ
れ、この断熱箱体内を断熱材の充填前に開口縁に取り付
けられた仕切前部材と、断熱材の充填後に仕切前部材の
後側に固定される仕切部材によって上下に区画して成る
冷蔵庫において、仕切部材の側方に対応する部分の内箱
外面に、当該仕切部材にて区画形成される上下の室に渡
る硬質樹脂製の止め板を取り付け、この止め板に仕切部
材を固定するようにしたので、断熱材の充填時、上下の
室に渡る部分の止め板を、内箱を介して内治具により押
さえることができるようになり、別体の治具を用いるこ
と無く、発泡圧による仕切前部材後方の内箱の変形を防
止することができるようになる。
設備費と生産コストの削減を図ると共に、作業性をも向
上させることが可能となる。特に、止め板は硬質合成樹
脂にて構成されているので、この止め板を伝って上下の
室間を移動する熱量も最小限に抑えることができるよう
になるものである。
を除く正面図である。
図である。
る。
である。
である。
分解斜視図である。
り付け部分の本発明の冷蔵庫の拡大断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内箱と外箱間に断熱材を発泡充填した断
熱箱体にて構成され、この断熱箱体内を前記断熱材の充
填前に開口縁に取り付けられた仕切前部材と、前記断熱
材の充填後に前記仕切前部材の後側に固定される仕切部
材によって上下に区画して成る冷蔵庫において、 前記仕切部材の側方に対応する部分の内箱外面に、当該
仕切部材にて区画形成される上下の室に渡る硬質樹脂製
の止め板を取り付け、この止め板に前記仕切部材を固定
することを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8576597A JPH10259986A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8576597A JPH10259986A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10259986A true JPH10259986A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13867976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8576597A Pending JPH10259986A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10259986A (ja) |
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