JP2005221227A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2005221227A
JP2005221227A JP2005082379A JP2005082379A JP2005221227A JP 2005221227 A JP2005221227 A JP 2005221227A JP 2005082379 A JP2005082379 A JP 2005082379A JP 2005082379 A JP2005082379 A JP 2005082379A JP 2005221227 A JP2005221227 A JP 2005221227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
compartment
refrigerator
vegetable
cold air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005082379A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kato
隆 加藤
Hiroshi Tajima
博志 田島
Kazuhiko Kondo
和彦 近藤
Akihiro Nishida
明広 西田
Hiroshi Kibe
宏 木部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2005082379A priority Critical patent/JP2005221227A/ja
Publication of JP2005221227A publication Critical patent/JP2005221227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 冷蔵室の給水タンクから野菜室を介して冷凍室の自動製氷機に給水する冷蔵庫において、蛇腹状の導管を使用することが無い冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷蔵庫1は、断熱箱体2内の上部に冷蔵室8、下部に冷凍室12、両室間に野菜室11を区画形成して成るものであって、冷蔵室8内に設置された給水タンク74と、冷凍室12内に設置された自動製氷機61と、給水タンク74に連通し、野菜室11の背部に臨んだ給水結合部78と、野菜室11と冷凍室12とを区画する断熱仕切壁9後部を上下に貫通し、自動製氷機61上に対応して形成された貫通孔79と、野菜室11内に位置し、上端が給水結合部78に着脱可能に連結されると共に、下端が貫通孔79に着脱可能に挿入嵌合された給水管81と、前記野菜室の背壁に形成された前記給水管が侵入する凹所87とを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、断熱箱体内の上部に冷蔵室、下部に冷凍室、両室間には野菜室を区画形成して成る冷蔵庫に関するものである。
従来よりこの種家庭用冷蔵庫は、鋼板製の外箱と硬質樹脂製の内箱間に発泡ポリウレタンなどの発泡断熱材を現場発泡方式にて充填した断熱箱体から構成されており、この断熱箱体内を区画することによって、−20℃などの凍結温度に冷却される冷凍室や、+5℃などの冷蔵温度に維持される冷蔵室、そして、野菜などの乾燥を嫌う食品を保存するための野菜室などを形成している。
特に、近年では例えば特許文献1に示される如く、頻繁に食品の納出が行われる冷蔵室や野菜室を上方に配置し、長期保存を目的とした冷凍室は庫内の最下部に配置した冷蔵庫が開発されている。この場合、冷蔵室は断熱箱体内の上部に、野菜室は下部の冷凍室と上部の冷蔵室の間に形成される。
また、冷凍室内には自動製氷機が取り付けられるが、この自動製氷機に給水するための給水タンクは通常冷蔵室内に設置される。そこで、前記公報では野菜室内を縦断する給水導管を取り付け、その上下を給水タンクと自動製氷機に連通して取り付けている。
特に前記公報では、野菜室の天面には給水タンクからの配管が、また、底面には自動製氷からの配管が取り付けられ、これら配管の間を蛇腹状の給水導管によって接続する方式が採られていた。これによって、給水導管を上下に伸縮可能とし、給水導管単体で野菜室側から取り付け・取り外しができるように企図していた。
特開平8−303915号公報(F25D11/02)
しかしながら、係る蛇腹状の導管は金属製の場合通常の配管に比して高価であり、樹脂製の場合には耐久性に問題がある。また、特に金属製のものを使用する場合、冷凍室側の配管にヒータを取り付けても、導管自体の熱伝導のために導管内の水が氷結してしまう。そして、この氷結によって蛇腹状の導管の伸縮性が損なわれてしまう問題もあった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものである。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体内の上部に冷蔵室、下部に冷凍室、前記両室間に野菜室を区画形成して成る冷蔵庫において、前記冷蔵室内に設置された給水タンクと、前記冷凍室内に設置された自動製氷機と、前記野菜室内に位置する給水管と、前記野菜室の背壁に形成された前記給水管が侵入する凹所とを備えることを特徴とする。
以上詳述した如く本発明によれば、野菜室の背壁に給水管が侵入する凹所を形成したので、給水管の野菜室側への張り出しを縮小し、野菜室の有効容積を拡張することができるようになると共に、給水管の位置決めも容易となるものである。
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例としての冷蔵庫1の各扉を除く正面図、図2は同じく扉を除く冷蔵庫1の一部切欠正面図、図3は冷蔵庫1の縦断側面図、図4は冷蔵庫1のもう一つの縦断側面図である。
本発明の冷蔵庫1は、前方に開口する鋼板製の外箱2と、硬質樹脂製の内箱3間に発泡ポリウレタン断熱材4を現場発泡方式により充填して成る断熱箱体6により構成されており、この断熱箱体6の庫内は、略中央部に設けられた区画部材7によって上下に区画され、この区画部材7の上方を冷蔵温度(+5℃程)に維持される冷蔵室8としている。
区画部材7の下方は更に断面略L字状の断熱仕切壁9にて上下に区画され、この断熱仕切壁9と区画部材7の間を野菜などの乾燥を嫌う食品を収納するための野菜室11とし、断熱仕切壁9の下方を凍結温度(−20℃程)に冷却される冷凍室12としている。
前記冷蔵室8内には上下複数段の棚13・・が架設されており、その下部には上面に開口する氷温容器16が前後方向に納出自在に配置されている。この氷温容器16の上側は棚板17にて閉塞され、前面は氷温容器16の引き出し動作で開閉する蓋18にて閉じられており、これによって、氷温容器16内に氷温(0℃〜−3℃)に維持される氷温室19を構成する。
また、氷温容器16左側方の冷蔵室8内には、図7に示す如く給水タンク74が配設されており、この給水タンク74の後部には給水ポンプ76が取り付けられている。この給水ポンプ76から出た配管77は区画部材7後方を下方に延在し、その下端に形成された給水結合部78は断熱仕切壁9上側の野菜室11左背面上部に臨んで固定されている。尚、冷蔵室8の前面開口は回動式の扉21にて開閉自在に閉塞されている。
更に、冷蔵室8の背部には上部がY字状に分岐した冷蔵室ダクト24が上下に渡って形成されており、その左右には冷蔵室ダクト24の上端部と冷蔵室8内に連通した冷蔵室冷気吐出口26が上下に複数形成されている。また、前記氷温容器16内の氷温室19の背方にも冷蔵室ダクト24に連通した氷温室冷気吐出口25、25が形成されると共に、その奥部には冷蔵室冷気戻り口27が形成されている。即ち、氷温室19内を循環した冷気と冷蔵室8内を循環した冷気の一部はこの冷蔵室冷気戻り口27に流入する。
一方、前記区画部材7は、後部の仕切板28とその前側の仕切前断熱部材29とから構成されている。仕切板28の前部には、冷蔵室冷気戻り口31が形成されており、氷温容器16の前部下側に位置している。この氷温容器16は仕切板28と仕切前断熱部材29上に間隔を存して架設されており、これによって、扉21の内側を降下して来た冷蔵室8内の冷気は、氷温容器16の前側から冷蔵室冷気戻り口31に流入可能としている。
他方、仕切前断熱部材29の下面は後端部から前方に低く傾斜している。また、この仕切前断熱部材29の下面前部には上蓋32が前方から差し込まれて固定されている。この上蓋32は仕切前断熱部材29及び仕切板28の下側に位置し、その固定部分を除いて仕切前断熱部材29及び仕切板28との間に所定の間隔Gを形成する。そして、この間隔Gは少なくとも上蓋32の前端部で野菜室11内に開放している。
この間隔Gの後端は連通孔33にてその後方のダクト空間34に連通しており、ダクト空間34の上部は前記冷蔵室冷気戻り口27に連通している。また、前記冷蔵室ダクト24からはバイパスダクト36が分岐して形成されており、このバイパスダクト36はダクト空間34の上部に連通している。
そして、前記野菜室11の右上奥部には野菜室冷気戻り口37が形成されており、この野菜室11の前面開口は引き出し式の扉38により開閉自在に閉塞される。この場合、扉38の後面左右には図示しない扉側レールが後方に延在して取り付けられており、内箱3側左右には内箱側レール42が取り付けられ、扉側レールがローラを介して内箱側レール42に滑動自在に支持されるものである。
そして、この扉側レールには扉38の裏面に位置して上面に開口した野菜容器43が取り付けられる。この野菜容器43の上縁周囲は、扉38が閉じられた状態で上蓋32に密着し、それによって、上面開口は閉塞される。
また、断熱仕切壁9の底壁9A左後部には、下方の冷凍室12内に連通して後述する自動製氷機61に対応する貫通孔79が上下に貫通形成されており、この貫通孔79と前記給水結合部78との間に渡って給水管81が取り付けられる。この給水管81は通常のアルミニウム或いは銅などの金属配管にて構成されており、図8、図9に示す如くその上端部は後方に屈曲され、更に、その周囲には電気ヒータ82が上下に渡って貼り付けられている。また、その状態で給水管81の周囲には断熱性のカバー84、86が両側から着脱可能に取り付けられ、これによって、給水管81及び電気ヒータ82は被覆されている。
また、断熱仕切壁9の背壁9B(野菜室11の背壁)の左側部には上下に渡って凹所としての凹溝87が形成されている。そして、この凹溝87は前記カバー84、86が取り付けられた状態の給水管81の後半分が進入可能な寸法とされている。更に、ぜんき貫通孔79は係る給水管81のカバー84、86の下端が略キッチリと嵌合できる寸法とされている。
以上の構成で、係る給水管81を取り付ける際には、先ず、カバー84、86にて被覆された状態の給水管81のカバー84、86下端部を、野菜室11側から貫通孔79内に着脱可能に挿入嵌合する。この状態で給水管81の下端は前記自動製氷機61上に臨み(図7)、貫通孔79はカバー84、86にて断熱的に密閉される。次ぎに、給水管81の上端を給水結合部78に対応させて野菜室11側から後方に押し込み、着脱可能に連結する。この状態で、カバー84、86にて被覆された給水管81の上半分は前記凹溝87内に進入し、位置決めされると共に、その分野菜室11側への張り出しが少なくなる。
一方、前記冷凍室12の背部には仕切板44により冷却室46が画成されており、この冷却室46は冷凍室12の背方から野菜室11後面の断熱仕切壁9の背方まで渡っている。そして、この冷却室36内には冷却装置を構成する冷却器47が縦設されると共に、この冷却器47の上方の冷却室46内には、野菜室11背方の断熱仕切壁9背方に位置して送風機48が設置されている。尚、図5は仕切板44を装着した状態の冷凍室12の正面図である。図6は仕切板44を取り去った冷却室46の正面図で、図6中49は冷却器47の除霜ヒータである。
この冷凍室12の前面開口は前述の扉38の場合と同様の方式で引き出し自在とされた上下二段の引き出し式の扉51、52により開閉自在に閉塞される。これら扉51、52の裏面にはそれぞれ上面に開口した容器53、54が取り付けられると共に、各容器53、54が冷凍室12内の上下に配置されて、冷凍食品やアイスクリームなどを収納するかたちとなる。
前記仕切板44と冷却器47及び送風機48間には冷気分配用ダクト56が形成されており、仕切板44にはこのダクト56と冷凍室12とに連通する冷凍室冷気吐出口57、58が各容器53、54の上奥部に対応して開口している。また、断熱仕切壁9の下面にはダクト56に連通した冷凍室用冷気ダクト64が形成されている。冷凍室12内上部には自動製氷機61が取り付けられており、自動製氷機61には冷凍室冷気吐出口57から冷気が供給される。尚、容器54の背方には冷却室46の下部に連通した冷凍室冷気戻り口63が形成されている。
ダクト56の上部には送風機48の側方に位置して冷気分配口66が形成され、この冷気分配口66から上昇する連通ダクト67は、野菜室11の背方において冷蔵室ダクト24の下端に連通している。この連通ダクト67内には、前記各吐出口26、25やバイパスダクト36の手前に位置して、モータ駆動のダンパー68が取り付けられており、野菜室11の背方に位置している。
また、冷却器47の右側方には冷蔵室・野菜室冷気戻りダクト71が形成されており、その上端は前記野菜室冷気戻り口37に連通し、その下端は冷却室46の下部に開口した冷蔵室・野菜室冷気戻り口72にて冷却室46内に連通している。
この場合、冷却器47下側の冷却室46には右方に突出した凹部46A(図6参照)が連続して形成されており、前記冷蔵室・野菜室冷気戻り口72は、この凹部46Aの上面において、下前方に指向した状態で開放している(図3参照)。
一方、断熱箱体6の底壁は後部が階段状に立ち上がる形状とされており、この底壁の後部外側には機械室73が形成されている。この機械室73内には冷却装置を構成する図示しない圧縮機や蒸発皿コンデンサなどが設置される。
係る構成で動作及び冷気循環を説明する。前記圧縮機と送風機48が運転されると、冷却器47が冷却作用を発揮する。この冷却器47にて冷却された極めて低温(−25℃〜−30℃)の冷気は上方の送風機48の運転により吸引され、前方の分配ダクト56に吹き出される。分配ダクト56に吹き出された冷気は冷凍室冷気吐出口57、58及び冷凍室用ダクト64から冷凍室12内の各容器53、54及び自動製氷機61内に吐出され、−20℃程の凍結温度に冷却する。
ここで、給水ポンプ76が運転されると、冷蔵室8内の給水タンク74から配管77及び給水管81を介して自動製氷機61に給水されるので、ここで、自動製氷が行われる。そして、冷凍室12内の冷気は冷凍室冷気戻り口63から冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に帰還する(各図に矢印で示す)。
分配ダクト56に吹き出された冷気はまた、冷気分配口66から連通ダクト67及びダンパー68を経て冷蔵室ダクト24に流入し、そこを上昇した後、各冷蔵室冷気吐出口26・・及び氷温室冷気吐出口25より冷蔵室8及び氷温室19内に吐出される(図中矢印参照)。ダンパー68は冷蔵室8内の温度に基づき制御されて連通ダクト67を開閉し、それによって、冷蔵室8内を+5℃程の冷蔵温度に、氷温室19内は0℃〜−3℃程の氷温に維持される。
尚、このダンパー68を経た冷気(冷却器47と熱交換した直後の低温の冷気)の一部は前記バイパスダクト36に流入し、直接ダクト空間34の上部に流入する。
他方、冷蔵室8内を循環して扉21の内側を流下して来た冷気は、氷温容器16の前部下側の冷蔵室冷気戻り口31から上蓋32と区画部材7間の間隔G内に流入する。そして、前方に移動しながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲の野菜室11内の空間に流下する。
また、氷温室19内を循環した冷気と、冷蔵室8内を循環した冷気の残りは後部の冷蔵室冷気戻り口27からダクト空間34内上部に流入し、そこで、バイパスダクト36を経て来た低温の冷気と混合される。その後、連通孔33から間隔Gの後部に流入し、前述同様に前方に移動し、途中冷蔵室冷気戻り口31からの冷気と混じり合いながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲の野菜室11内の空間に流下する。
これによって、野菜容器43内を周囲から保冷する。そして、野菜室11内を循環した冷気は野菜室冷気戻り口37より冷蔵室・野菜室冷気戻りダクト71に流入し、そこを流下して冷蔵室・野菜室冷気戻り口72より冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に帰還する(各図中矢印参照)。
このとき、冷蔵室・野菜室冷気戻り口72は、冷却器47下側の冷却室46に連続して右方に突出形成された凹部46Aの上面において、下前方に指向した状態で開放されているので、冷却器56との間に充分な距離が確保されている。従って、比較的温度の高い湿った冷気が冷蔵室・野菜室冷気戻り口72から冷却室46内に吹き出されても、戻り口72周囲に着霜が生じ難くなる。
また、冷却器56の局部的な着霜も生じ難くなるので、霜閉塞による冷却効果の悪化も抑制される。そして、除霜ヒータ49による冷却器47の除霜時にも露水が戻り口72に付着することが無くなると共に、戻り口72は冷却室46(凹部46Aを含む)底面から離間しているので、除霜時に冷却器47から滴下した除霜水が戻り口72に流入する危険性も無い。これにより、冷蔵室・野菜室冷気戻り口72周囲の水シールが不要となり、構造が簡素化される。
特に、以上のようにダンパー68を経た冷気の一部を、冷蔵室8や氷温室19内を経ること無く直接野菜室11に供給するバイパスダクト36を設けたので、このバイパスダクト36から野菜室11に冷蔵室8などを経ていない新鮮な(低温)冷気を供給することができるようになる。
これにより、野菜室11には冷蔵室8からの戻り冷気に加えて低温の冷気が供給されるようになるので、冷蔵室8側の負荷の状況に拘わらず、野菜室11を安定的に冷却することができるようになる。
また、区画部材7を、仕切板28とこの仕切板28の前側に設けられた仕切前断熱部材29とから構成し、仕切板28には氷温容器16の前部下側に位置して冷蔵室冷気戻り口31を形成すると共に、仕切前断熱部材29の下面を前方に低く傾斜させたので、冷蔵室8からの戻り冷気は氷温容器16の前部下側から区画部材7と上蓋32間の間隔Gに流入し、前方に移動しながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲に流下するようになる。
そして、野菜容器43周囲を循環した冷気は野菜室11の上奥部の野菜室冷気戻り口37に流入するので、これらによって、野菜容器43周囲を冷気が満遍なく円滑に循環できるようになり、野菜容器43内を斑無く良好に冷却することが可能となる。特に、冷蔵室冷気戻り口31は氷温容器16の下側にあるので、見え難く、扉21を開けた状態の外観にも支障を生じない。
更に、氷温容器16後側に形成されたもう一つの冷蔵室冷気戻り口27から出た冷気がバイパスダクト36を経た冷気と混じり合い、区画部材7と上蓋32間の間隔G後部に流入するようにしたので、バイパスダクト36からの冷気が直接当たる区画部材7の仕切板28或いは上蓋32部分の野菜室11が過冷却されることを防止することができる。これにより、野菜室11の冷却効果を維持しつつ、仕切板28や上蓋32に断熱材を貼る必要性や、野菜室11内の温度斑の発生を一層効果的に解消することができるようになる。
他方、以上において自動製氷機61への給水管81は冷凍室12からの冷却作用を受けるが、給水管81周囲には電気ヒータ82が貼り付けられているので、内部の水が氷結することは無い。また、万一給水管81内に異物が詰まった場合などには、先ず、扉38を野菜容器43ごと取り外して、野菜室11側から給水管81の上端を給水結合部78から手前に引き抜く。次ぎに、給水管81の下端を嵌合孔79から上方に引き抜いて給水管81を取り外す。その後、新たな給水管81を取り付ける場合には、前述同様の手順にて取り付けることになる。本願の冷蔵庫は、断熱箱体内の上部に冷蔵室、下部に冷凍室、両室間に野菜室を区画形成して成るものであって、冷蔵室内に設置された給水タンクと、冷凍室内に設置された自動製氷機と、給水タンクに連通し、野菜室の背部に臨んだ給水結合部と、野菜室と冷凍室とを区画する断熱仕切壁後部を上下に貫通し、自動製氷機上に対応して形成された貫通孔と、野菜室内に位置し、上端が給水結合部に着脱可能に連結されると共に、下端が貫通孔に着脱可能に挿入嵌合された給水管とを備えているものである。
本願によれば、断熱箱体内の上部に冷蔵室、下部に冷凍室、両室間に野菜室を区画形成して成る冷蔵庫において、冷蔵室内に設置された給水タンクと、冷凍室内に設置された自動製氷機とを備え、給水タンクに連通して野菜室の背部に臨んだ給水結合部を設けると共に、野菜室と冷凍室とを区画する断熱仕切壁後部を上下に貫通し、自動製氷機上に対応した貫通孔を形成し、野菜室内には上端が給水結合部に着脱可能に連結され、下端が貫通孔に着脱可能に挿入嵌合される給水管を設けたので、給水管の下端を貫通孔に差し込んで嵌合し、次ぎに上端を給水結合部に連結させることによって、給水管は取り付けられ、取り外す際には逆の順序にて作業を行えるようになる。
これにより、蛇腹状の導管を用いること無く野菜室側からの給水管の着脱を容易とし、安価に組立作業性とメンテナンス作業性の双方を向上させることができるようになるものである。
本願の冷蔵庫は、上記において給水管周囲にはヒータを取り付けたものである。
本願によれば、上記に加えて給水管周囲にヒータを取り付けたので、冷凍室側からの熱伝導による給水管内部の氷結を確実に防止することができるようになると共に、給水管の取り付けと同時にヒータも取り付けられるので、組立作業性も一段と向上するものである。
本願の冷蔵庫は、上記各発明において野菜室の背壁には給水管が侵入する凹所を上下に形成したものである。
本願によれば、上記各発明に加えて野菜室の背壁に給水管が侵入する凹所を上下に形成したので、給水管の野菜室側への張り出しを縮小し、野菜室の有効容積を拡張することができるようになるものである。
本発明を適用した実施例としての冷蔵庫の各扉を除く正面図である。 同じく扉を除く本発明の冷蔵庫の一部切欠正面図である。 本発明の冷蔵庫の縦断側面図である。 本発明の冷蔵庫のもう一つの縦断側面図である。 本発明の冷蔵庫の冷凍室部分の正面図である。 本発明の冷蔵庫の冷却室部分の正面図である。 本発明の冷蔵庫の野菜室部分の拡大断面図である。 本発明の冷蔵庫の給水管及びカバーなどの側面図である。 本発明の冷蔵庫の給水管及びカバーなどの分解斜視図である。
符号の説明
1 冷蔵庫
2 外箱
3 内箱
4 ポリウレタン断熱材
7 区画部材
8 冷蔵室
9 断熱仕切壁
11 野菜室
12 冷凍室
16 氷温容器
24 冷蔵室ダクト
27、31 冷蔵室冷気戻り口
28 仕切板
29 仕切前断熱部材
32 上蓋
34 ダクト空間
36 バイパスダクト
37 野菜室冷気戻り口
43 野菜容器
46 冷却室
47 冷却器
48 送風機
56 分配ダクト
61 自動製氷機
67 連通ダクト
68 ダンパー
74 給水タンク
78 給水結合部
79 貫通孔
81 給水管
82 電気ヒータ
87 凹溝(凹部)

Claims (1)

  1. 断熱箱体内の上部に冷蔵室、下部に冷凍室、前記両室間に野菜室を区画形成して成る冷蔵庫において、
    前記冷蔵室内に設置された給水タンクと、
    前記冷凍室内に設置された自動製氷機と、
    前記野菜室内に位置する給水管と、
    前記野菜室の背壁に形成された前記給水管が侵入する凹所とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
JP2005082379A 2005-03-22 2005-03-22 冷蔵庫 Pending JP2005221227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005082379A JP2005221227A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005082379A JP2005221227A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 冷蔵庫

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001293388A Division JP2002156174A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005221227A true JP2005221227A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34996996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005082379A Pending JP2005221227A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005221227A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102564006A (zh) * 2012-03-01 2012-07-11 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种冰箱
KR101548263B1 (ko) * 2008-10-02 2015-08-28 삼성전자 주식회사 냉장고
JP2016057031A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
JP2016061455A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101548263B1 (ko) * 2008-10-02 2015-08-28 삼성전자 주식회사 냉장고
CN102564006A (zh) * 2012-03-01 2012-07-11 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种冰箱
JP2016057031A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
JP2016061455A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8429926B2 (en) Ice storage bin and icemaker apparatus for refrigerator
KR100889821B1 (ko) 온도조절 챔버를 구비한 냉장고
US8136367B2 (en) Hinge assembly for a refrigerator
CN103975209A (zh) 冷藏库
JP2005221227A (ja) 冷蔵庫
KR101342349B1 (ko) 냉장고
JP2007187362A (ja) 冷蔵庫
JP3573909B2 (ja) 冷蔵庫
JP2012007759A (ja) 冷蔵庫
CN215447024U (zh) 冰箱
JPH10259986A (ja) 冷蔵庫
JP3599946B2 (ja) 冷蔵庫
CN108731347A (zh) 冰箱
JP2002013864A (ja) 冷蔵庫
JP2002156176A (ja) 冷蔵庫
US20220196312A1 (en) Refrigerator
JP2005180920A (ja) 冷蔵庫
JPH10253235A (ja) 冷蔵庫
JP3649850B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002156174A (ja) 冷蔵庫
JP2000205738A (ja) 冷蔵庫及びその製造方法
JP2004271178A (ja) 冷蔵庫
JP3490861B2 (ja) 冷蔵庫
JPH10259985A (ja) 冷蔵庫
JP2010071563A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20051226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Effective date: 20060619

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060829

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02