JP2007187362A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫に上から冷蔵室、製氷室・切替室、野菜室、冷凍室を備えた冷蔵庫において、各部屋を冷やすダクト構成を簡素に行うことを可能とするものである。
【解決手段】冷却器室33で冷やされた冷気を冷蔵室送風路6を介して冷蔵室100に送り、冷蔵室100を冷却した冷気を、冷蔵室帰還風路10から冷気の一部を野菜室300に供給し、野菜室300を冷却後の冷気を野菜室帰還風路12を介して冷却器室33に帰還させることで、各部屋を合理的に簡素なダクト構成で冷却でき、容積効率を向上できるものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、使い勝手を高めた冷蔵庫に関するものである。
従来の冷蔵庫は、外箱と内箱の間に断熱材を発泡充填して形成される庫内を複数の温度帯で仕切って各食品の温度に適した複数の貯蔵室を設けている。従来、上部に冷凍室、中央に冷蔵室、下部に野菜室を設けたものが主流であったが、近年、多様なレイアウトの冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図8に示すように、従来の冷蔵庫は、中央に冷凍室200、250を配置したミッドフリーザーと呼ばれる冷蔵庫である。その具体的な構造は、冷蔵庫本体1の最上部に回転式の開閉ドアを備えた冷蔵室100、中央に2段に分かれて配置される引き出しドアを備えた冷凍室200、250、最下部に引き出しドアを備えた野菜室300を配置している。
しかし、冷蔵室100の使い勝手は向上するものの、使用頻度が少ない冷凍室200,250より下方に野菜室300を配置しているために、しゃがみ姿勢で野菜室300を出し入れして利用しなければならず、野菜室300の使い勝手が悪いと言える。特に野菜は鮮度がすぐ悪くなることからすれば、常に鮮度を監視し、早く食しなければならないので、野菜室300を冷凍食品の長期保存を行う冷凍室200,250より下方に配置することは、その使用実態にそぐわないものである。
また、図9に示す他の従来の冷蔵庫は、中央に野菜室300を配置した真ん中野菜室と呼ばれる冷蔵庫である。その具体的な構造は、最上部に回転式の開閉ドアを備えた冷蔵室100、最下部に引き出しドアを備えた冷凍室250を配置し、その上部に貯氷室を内部に配置した冷凍室200を配置し、その上の冷蔵庫1中央部に野菜室300を配置している。
しかし、このレイアウトによる冷蔵庫では、野菜室300の使い勝手は向上するものの、特に夏場など使用頻度が多くなる貯氷室が野菜室300より下方に配置されることとなる為、屈み姿勢で利用しなければならず、貯氷室の使い勝手が悪いと言える。さらに氷は、そのまま飲用に利用することも有るため野菜室300の下方に設けた場合、野菜の土・汚れなどが落下付着する可能性もあり、衛生的に問題であった。
特許第3327278号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は以上のように構成されているので、従来の冷蔵庫では、冷蔵室使い勝手は向上するものの、季節によっては使用頻度が少ない冷凍室より下方に野菜室を配置しているため、しゃがみ姿勢で野菜室を利用しなければならず、野菜室の使い勝手が悪いという課題を有していた。また、野菜室の使い勝手は向上するものの、特に夏場など使用頻度が多くなる製氷室が野菜室より下方に配置され屈み姿勢で利用しなければならず、製氷室の使い勝手が悪いという課題を有していた。さらに、氷は、飲み物に入れてそのまま利用するため、野菜室の下方では、野菜の汚れなどが落下し付着する可能性もあり、衛生的に問題で使用毎に清浄な水で洗ってから食する必要があるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室、野菜室、冷凍室それぞれの部屋を使いやすい位置に配置し、使い勝手を向上するとともに、上記の如く複雑なレイアウトを実現する為に複雑な冷気循環風路となって冷蔵庫の有効内容積が減少するのを防止することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体上部に冷蔵室と、前記冷蔵室の下に断熱材を有する仕切部により区画した製氷室と、切替室とを左右に備え、更に前記貯氷室と切替室の下に野菜室、冷凍室の順に配置されて、それぞれの部屋は断熱材を有する仕切部により仕切られ、前記冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室、冷凍室の各々の室の前面を前記開閉ドアは独立して開閉可能に塞ぐ扉と、前記冷蔵庫本体の下側後方に断熱材を有する仕切部で区画された冷却器室と、前記製氷室に前記冷却器室からの冷気を供給するための製氷室送風路と、前記製氷室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための製氷室帰還風路と、前記冷凍室に前記冷却器室からの冷気を供給するための冷凍室送風路と、前記冷凍室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための冷凍室帰還風路とを備え、前記冷却器室から前記冷蔵室に冷気を供給するための冷蔵室送風路と、前記冷蔵室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための冷蔵室帰還風路とを設け、前記冷却器室から前記切替室に冷気を供給するための切替室送風路と、前記切替室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための切替室帰還風路とを設け、前記冷蔵室帰還風路から分岐して野菜室に冷気を供給するための野菜室送風路と、前記野菜室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための野菜室帰還風路とを設けたものである。
これによって、比較的使用頻度が高い製氷室、及び切替室が、使い勝手と衛生面の向上が図れ、冷凍室には長期保存の冷凍食品を収納することで分離保存が可能となるとともに、野菜室の収納容器を効率的に冷やすことができる。
本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体上部に冷蔵室と、前記冷蔵室の下に断熱材を有する仕切部により区画した製氷室と、切替室とを設け、その下に断熱材を有する仕切部により区画した野菜室と、更に断熱材を有する仕切部により区画された冷凍室を冷蔵庫本体1の下部に設け、前記各部屋の前面開口部を塞ぐ開閉ドアを備え、各々の室の前面の開閉ドアは独立して開閉可能に塞ぎ、前記冷蔵庫本体の下側後方に断熱材を有する仕切部で区画された冷却器室と、前記製氷室に前記冷却器室からの冷気を供給するための製氷室送風路と、前記製氷室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための製氷室帰還風路と、同様に冷蔵室、切替室、野菜室、冷凍室に対して冷蔵室送風路、冷蔵室帰還風路、切替室送風路、切替室帰還風路、冷凍室送風路、冷凍室帰還風路を備え、前記野菜室を隣接する他室と断熱仕切壁で区切ったので、比較的使用頻度が高い製氷室、及び切替室が、使い勝手と衛生面の向上が図れ、冷凍室には長期保存の冷凍食品を収納することで分離保存が可能となる。また、野菜室は腰を屈めずに出し入れ可能な位置にあり、大きな野菜類も収納しやすく使い勝手が良い。同時に、冷蔵庫本体の上側に、前記冷蔵室、前記製氷室、前記切替室送風路を備えたので、風路構成部品を一体に構成でき、部品点数が少なく、冷気の漏れや、風路抵抗などの阻害要因が起こりやすい嵌合が少ない安定した風路構造となり、いわゆる風路抵抗が削減できる。また、ダクト構成の省スペース化が行え、冷蔵庫の有効内容積が大きく出来る。
請求項1に記載の発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体に上から順に冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室、冷凍室の各部屋を断熱材を有する仕切部によって仕切り、各部屋の前面の開口を塞ぐ開閉ドアと、前記冷蔵庫本体の下側後方に断熱材を有する仕切部で区画された冷却器室と、前記製氷室に前記冷却器室からの冷気を供給するための製氷室送風路と、前記製氷室を冷やした後の冷気を前記冷却器室に戻すための製氷室帰還風路と、前記冷凍室に前記冷却器室からの冷気を供給するための冷凍室送風路と、前記冷凍室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための冷凍室帰還風路と、前記冷蔵室に前記冷却器室からの冷気を供給するための冷蔵室送風路と、前記冷蔵室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための冷蔵室帰還風路と、前記切替室に前記冷却器室からの冷気を供給するための切替室送風路と、前記切替室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための切替室帰還風路とを備え、前記野菜室には前記冷蔵室帰還風路の一部を分配して冷気を導き、野菜室から前記冷気を冷却器室に戻すための野菜室帰還風路を設けたことを特徴とすることにより、比較的使用頻度が高い製氷室、及び切替室が、使い勝手と衛生面の向上が図れ、冷凍室には長期保存の冷凍食品を収納することで分離保存が可能となる。また、野菜室は腰を屈めずに出し入れ可能な位置にあり、大きな野菜類も収納しやすく使い勝手が良い。同時に、冷蔵庫本体の上側に、前記冷蔵室、前記製氷室、前記切替室送風路を備えたので、風路構成部品を一体に構成でき、部品点数が少なく、冷気の漏れや、風路抵抗などの阻害要因が起こりやすい嵌合が少ない安定した風路構造となり、いわゆる風路抵抗が削減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷蔵室温度制御用の冷蔵室ダンパーを、製氷室、切替室の後部に設け、冷却器室から冷蔵室ダンパーを通過した後の一部の冷気を冷蔵室を経由せずに直接前記野菜室に供給する野菜室送風路を設けたことを特徴とすることにより、前記冷却器室から野菜室への冷気の供給が安定的に行える。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷蔵室帰還風路を前記野菜室の背面壁上部に設けた吐出口に導き野菜室を冷却後、野菜室の背面壁下部に設けた帰還口から野菜室帰還風路を通って冷却器室に帰還させると共に、背面壁の吐出口下部に水平方向にリブを設けて野菜容器内に導き冷却することを特徴とすることにより、前記冷蔵室帰還風路を活用して野菜室の収納容器を効率的に冷やすことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記野菜室の背面壁に冷気拡散ダクトを設け、野菜容器の背面から冷却することを特徴とすることにより、収納する野菜の保鮮性を損なわないように少ない風量で冷やさなければならない野菜室内の温度分布を改善出来る。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において前記製氷室帰還風路の冷気の一部を切替室ダンパーを介して切替室に導入し、切替室を所定の温度に冷却後、冷気を切替室帰還風路を介して、前記冷蔵室帰還風路の一部と合流して冷却器室に帰還すると共に、冷蔵室帰還風路の残りの一部は野菜室を一旦冷却した後、野菜室帰還風路を介して冷却器室に帰還することを特徴とすることにより、ダクト構成の省スペース化が行え、冷蔵庫の有効内容積が大きく出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。図において、1は冷蔵庫本体であり、冷蔵庫本体1の最上部に回転式の開閉ドアを備えて配置される冷蔵室100と、冷蔵室100の下方に配置される引き出しドアを備えた製氷室200と、冷蔵庫本体1の最下部に配置される引き出しドアを備えた冷凍室250と、製氷室200と冷凍室250との間に引き出しドアを備えた野菜室300と、製氷室200の横に設けた切替室400で構成される。切替室400は、冷凍、チルド、冷蔵等の各温度帯に切替て使用できる。
冷凍室250には収納ケース251が配置されており食品を収納することができる。野菜室300にも同様に収納ケース301が設置されており、野菜等の食品を収納することができる。また、200は製氷室で、自動製氷機201で作られた氷を貯め置くスペースである。製氷室200に保存される氷は、冷凍室に収納されるものの内、比較的使用頻度が高く、かつそのまま使用されるため冷蔵庫本体1の中央部に位置し、かつ野菜室300の上方に位置することで、使い勝手ばかりでなく、衛生面においても泥などのできやすい野菜類を収納する野菜室300の上方に位置することで安心し使用できるものである。野菜室は腰を屈めずに出し入れが可能な冷蔵庫本体1の中央部に位置しており、大きな野菜類も収納しやすく、使い勝手が良い。400は切替室で、引き出しドアを備えた冷凍温度帯(−18℃)から、チルド、冷蔵の各温度帯に切替ることが出来る。切替室400には収納ケース401が設置されており、さまざまな食品の収納が可能である。例えば、切替室400を冷凍温度帯に設定した時には、比較的使用頻度が高い食品である弁当用の冷凍食品やアイスクリームなどを収納し、冷凍室250には長期保存の冷凍食品、例えば買い置きの肉や魚等の食品を収納することで分離保存が可能である。
一方、切替室400をチルド温度帯(0℃)にして使用すれば、食品を凍らさず長持ちさせるチルド室と野菜室を、最も使いやすい位置に配置することが出来、鮮度思考の方には使い勝手の良い冷蔵庫となる。肉や魚も2−3日間程度であれば、チルドに収納しておいた方が、冷凍するより解凍の手間がなく便利であり、美味しい。野菜も使用頻度が高いため(キャベツやレタスなど取出し、使用後に残りを再度収納するため、野菜室の開閉頻度は他の部屋より多いと言われている)中央に位置していることで日々頻繁に利用するチルド室と野菜室そして冷蔵室が使いやすい。また、冷蔵温度帯に設定して冷凍食品の解凍に使ったり、要冷蔵食品が一時多量に保存されるときにも使い勝手がよい。
更に、季節によっては切替室400を冷凍温度帯(−18℃)に切替、夏場などアイスクリームや氷などを使いやすい位置で保存することで、長期保管の冷凍食品を保存する冷凍室250の扉開閉頻度が軽減され、温度上昇による保存性の悪化や、運転率の上昇による冷却器の霜取り周期の短縮などが改善され、使い勝手がよいばかりでなく、実際の使用時の消費電力も低減できる冷蔵庫とすることが可能で、省エネルギーの観点からも意義がある。
図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の風路構成を示す側面から見た縦断面図で、図3は、同他の縦断面図で、図4は、同正面から見た縦断面図で、図5は、同他の縦断面図で、図6は、同実施の形態の冷蔵庫の側面から見た要部縦断面図で、図7は、同冷蔵庫の正面から見た要部縦断面図である。
図に示すように、冷却器3で冷却された冷気は、送風装置であるファン2によって冷蔵庫本体1に循環される。冷却器3で冷却された冷気は下段の冷凍室250に冷凍室送風路4を通り、送風される。また、冷気は製氷室送風路5を通り、上段の製氷室200に、冷蔵室送風路6を通って、更に上段の冷蔵室100へ、切替室送風路7を通り、切替室400へ送風され、各部屋を冷却する。しかる後、各部屋を冷却した後の冷気は、それぞれ冷凍室帰還風路8、製氷室帰還風路9、冷蔵室帰還風路10、切替室帰還風路11を通って冷却器室33に帰還し、冷気の循環サイクルを形成している。また、野菜室300へは、冷蔵室100の戻り冷気を冷蔵室用帰還風路10より、一部を分配して循環させ冷却される。そして、野菜室帰還風路12より冷却器室3に戻される。
上述したように、温度帯がほとんど同じ冷蔵室100と野菜室800とが、冷却器室3から見て同じ方向に配置される本実施の形態においては、冷気送風路を兼用し、分配することにとなる。
また、冷蔵室100の温度を制御するべくダクトの開閉を行う冷蔵室ダンパー13を、製氷室200、切替室300の後部に設け、冷却器室3から冷蔵室ダンパー13を通過した冷気の一部を野菜室300に供給する野菜室送風路14を設ければ、野菜室300の温度は冷蔵室100同様に制御され、かつ、冷蔵室帰還風路10に比べ、より低温の冷気を野菜室300に供給できるので、野菜室300の冷却量を同一とすれば、必要な冷気の循環量が低減でき、野菜室300に収納する野菜の保鮮性が向上できると共に、間口の狭い製氷室200、切替室400の奥行きが不必要に大きくなって、使いに難くなるのを防止できる。
また、冷蔵室帰還風路10を野菜室300の背面壁上部に設けた野菜室吐出口15に導き、野菜室300を冷却後、野菜室300の背面壁下部に設けた野菜室帰還口16から、野菜室帰還風路12を通って冷却器室3に帰還させると共に、野菜室吐出口15の下部に水平方向に拡散リブ17を設けて収納ケース301内に導き、冷却することとすれば、比較的重たい冷気が野菜室吐出口15から、直下の野菜室帰還口16に降下して、野菜室300の冷却が不十分に成ってしまうのを防止できる。
また、野菜室300の背面壁に冷気拡散ダクト18を設け、収納ケース301の背面から冷却することにすれば、収納している野菜が部分的に冷やされて低温障害などの不具合が起こり、保鮮性が低下してしまうことを防止できる。
また、製氷室帰還風路9の冷気の一部を切替室ダンパー19を介して切替室400に導入し、切替室400を所定の温度に冷却後、冷気を切替室帰還風路11を介して、前記した冷蔵室帰還風路10の一部と合流して後、冷却器室3に帰還すると共に、冷蔵室帰還風路10の残りの一部は、野菜室300を冷却した後に野菜室帰還風路12を介して冷却器室3に帰還することとすれば、各部屋の帰還風路を設けることによる内容積の低下を防止できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、比較的使用頻度が高い製氷室、及び切替室が、使い勝手と衛生面の向上が図れ、冷凍室には長期保存の冷凍食品を収納することで分離保存が可能となる。また、野菜室は腰を屈めずに出し入れ可能な位置にあり、大きな野菜類も収納しやすく使い勝手が良い。同時に、冷蔵庫本体の上側に、前記冷蔵室、前記製氷室、前記切替室送風路を備えたので、風路構成部品を一体に構成でき、部品点数が少なく、冷気の漏れや、風路抵抗などの阻害要因が起こりやすい嵌合が少ない安定した風路構造となり、冷凍機器全般の冷却方法の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路構成を示す側面から見た縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路構成を示す側面から見た縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路構成を示す正面から見た縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路構成を示す正面から見た縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫の側面から見た要部縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫の正面から見た要部縦断面図 従来の冷蔵庫の正面図 他の従来の冷蔵庫の正面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 ファン
3 冷却器
4 冷凍室送風路
5 製氷室送風路
6 冷蔵室送風路
7 切替室送風路
8 冷凍室帰還風路
9 製氷室帰還風路
10 冷蔵室帰還風路
11 切替室帰還風路
12 野菜室帰還風路
13 冷蔵室ダンパー
14 野菜室送風路
15 野菜室吐出口
16 野菜室帰還口
17 拡散リブ
18 冷気拡散ダクト
19 切替室ダンパー
33 冷却器室
100 冷蔵室
200 製氷室
250 冷凍室
300 野菜室
400 切替室

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体に上から順に冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室、冷凍室の各部屋を断熱材を有する仕切部によって仕切り、各部屋の前面の開口を塞ぐ開閉ドアと、前記冷蔵庫本体の下側後方に断熱材を有する仕切部で区画された冷却器室と、前記製氷室に前記冷却器室からの冷気を供給するための製氷室送風路と、前記製氷室を冷やした後の冷気を前記冷却器室に戻すための製氷室帰還風路と、前記冷凍室に前記冷却器室からの冷気を供給するための冷凍室送風路と、前記冷凍室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための冷凍室帰還風路と、前記冷蔵室に前記冷却器室からの冷気を供給するための冷蔵室送風路と、前記冷蔵室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための冷蔵室帰還風路と、前記切替室に前記冷却器室からの冷気を供給するための切替室送風路と、前記切替室から前記冷気を前記冷却器室に戻すための切替室帰還風路とを備え、前記野菜室には前記冷蔵室帰還風路の一部を分配して冷気を導き、野菜室から前記冷気を冷却器室に戻すための野菜室帰還風路を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵室温度制御用の冷蔵室ダンパーを、製氷室、切替室の後部に設け、冷却器室から冷蔵室ダンパーを通過した後の一部の冷気を冷蔵室を経由せずに直接前記野菜室に供給する野菜室送風路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵室帰還風路を前記野菜室の背面壁上部に設けた吐出口に導き野菜室を冷却後、野菜室の背面壁下部に設けた帰還口から野菜室帰還風路を通って冷却器室に帰還させると共に、背面壁の吐出口下部に水平方向にリブを設けて野菜容器内に導き冷却することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記野菜室の背面壁に冷気拡散ダクトを設け、野菜容器の背面から冷却することを特徴とした請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記製氷室帰還風路の冷気の一部を切替室ダンパーを介して切替室に導入し、切替室を所定の温度に冷却後、冷気を切替室帰還風路を介して、前記冷蔵室帰還風路の一部と合流して冷却器室に帰還すると共に、冷蔵室帰還風路の残りの一部は野菜室を一旦冷却した後、野菜室帰還風路を介して冷却器室に帰還することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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