JP2010071563A - 冷蔵庫 - Google Patents

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昭義 大平
Ryoji Kawai
良二 河井
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Abstract

【課題】
本発明は、庫内の内容積効率を高めて、且つ冷却効率の向上した冷蔵庫を得ることを目的とする。
【解決手段】
左右に区画された断熱箱体と、該断熱箱体の左側に設けられた冷凍温度帯の第一貯蔵室と、前記断熱箱体の右側に設けられ前記第一貯蔵室よりも高い温度帯の第二貯蔵室と、前記第一貯蔵室の後方下部に設けられた冷却器室と、前記第一貯蔵室の後方上部に設けられた送風ファンと、該送風ファンが設けられて前記冷却器室と連通するダクトと、を有する冷蔵庫において、前記ダクトの奥行き寸法は前記冷却器室の奥行き寸法よりも小さいことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は冷蔵庫に関するものである。
生活スタイルの変化により、食料品をまとめ買いする消費者が多くなってきている。このような状況に対応するために、従来の設置スペースを維持しながら、庫内容積を大きくし、同時に消費電力量を抑えたものが冷蔵庫の市場をリードしている。また、冷蔵庫に対する市場のニーズは大容量化と省エネの両立だけでなく、食品の鮮度保持と使い勝手の向上も強く求められ、高付加価値の冷蔵庫の需要が高くなっている。
以上のように、大型化,高級化した冷蔵庫への需要が増加しつつある中、使い勝手の向上を図るために、冷蔵庫の内部空間を全高に亘って左右に区画した両開きドア式冷蔵庫(以下、「サイドバイサイド冷蔵庫」と称する)に対する開発が行われてきており、海外における大容量冷蔵庫の主流となっている。サイドバイサイド冷蔵庫は、本体の上下方向の全高に亘って左右に区画されているが、庫内の配置は様々である。例えば、最も標準的な配置は、冷蔵庫の正面に向かって左側全てが冷凍温度帯の冷凍室、向かって右側には冷蔵温度帯(野菜を保存する部屋も含む)の冷蔵室が配置され、庫内上下方向の温度帯が同じであることが特徴である。左右のドアの枚数は、使い勝手に応じて設定される。
また、庫内の循環空気を冷却する冷却器は、通常、温度帯を考慮して冷凍室の背面側に配置されることが多い。サイドバイサイド冷蔵庫の冷却系、すなわち冷却器(冷却器室)と送風ファン、そしてそれらを接続するダクトは、従来よりも横幅が狭い冷凍室(冷蔵庫全幅の約半分)の背面側に設置するので、各冷却室の冷却能力の確保と使い勝手の両立が大きな課題の一つとなる。
このような構成の冷蔵庫に関する従来技術として、例えば、特開平4−236086号公報(特許文献1)に記載のものがある。特許文献1の冷蔵庫では、サイドバイサイド冷蔵庫であって、上下方向に区画された片側の冷凍室背面側に冷却器とそのすぐ上にファンを設置しており、その後ファンによって昇圧された冷気は、まず冷凍室(製氷室含む)に冷気を供給後、残りの冷気は冷凍室と冷蔵室を連通するダクトを通じて冷凍室の隣に配置した冷蔵室に冷気を供給している。また、サイドバイサイド冷蔵庫に用いる冷却器の形状は、庫内の使い勝手を高めるために、上下方向全高さに配置した冷凍室の背面側に、冷気の流れ方向に対して長い冷却器、すなわち奥行きが小さい冷却器を設けることが多く、冷却器の上部に設けたファンは必然的に冷凍室の上方に位置することが多い。
特開平4−236086号公報
特許文献1に記載の冷蔵庫では、冷却器を通過した冷気はファンによって昇圧された後、各冷凍室の棚に設けた吐出口から冷気が供給され(製氷室も含む)、残りの冷気は冷凍室と連通するダクトを経由して冷蔵室に冷気が供給される構造となっている。特許文献1に記載の冷気の流れ方向に長い冷却器は、一般的に通風抵抗が大きくなり易く、また、冷却器下段(冷却空気入口側)から冷却器上段(冷却空気出口側)に向かうに従い、冷却器と冷気の温度差が小さくなるため熱交換効率が悪化する。更に、冷却器に成長した霜を解かす際には、通常冷却器下部に設けた除霜ヒータで加熱するが、冷気の流れ方向に長い冷却器では、冷却器上部を加熱する時間がかかるようになり、省エネの面で不利になり易い。
上記課題を解決するために、本発明は、庫内の内容積効率を高めて、且つ冷却効率の向上した冷蔵庫を得ることを目的とする。
前述の目的を達成するために本発明では、左右に区画された断熱箱体と、該断熱箱体の左側に設けられた冷凍温度帯の第一貯蔵室と、前記断熱箱体の右側に設けられ前記第一貯蔵室よりも高い温度帯の第二貯蔵室と、前記第一貯蔵室の後方下部に設けられた冷却器室と、前記第一貯蔵室の後方上部に設けられた送風ファンと、該送風ファンが設けられて前記冷却器室と連通するダクトと、を有する冷蔵庫において、前記ダクトの奥行き寸法は前記冷却器室の奥行き寸法よりも小さいことを特徴とする。
また、前記第一貯蔵室の下部であって前記冷却器室よりも上方に設けられた引出容器と、前記ダクトの前方であって前記引出容器の上方に複数段設けられた仕切棚と、を有することを特徴とする。
また、前記送風ファンの前方に設けられた製氷装置と、前記仕切棚の前方であって前記第一貯蔵室を開閉する扉に設けられ前記製氷装置の氷を庫外に供給する氷供給装置と、を有することを特徴とする。
また、前記第一貯蔵室の後方であって且つ前記冷却器室の下方に機械室が設けられ、該機械室と前記冷却器室の奥行き寸法はほぼ同一であることを特徴とする。
本発明によれば、庫内の内容積効率を高めて、且つ冷却効率の向上した冷蔵庫を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る冷蔵庫である。本実施の形態の冷蔵庫1は、図1に示すような外観を有し、ドアに設けられたディスペンサー部10において水や氷を提供する機能を有するものである。この冷蔵庫1は、ブロック状の氷(いわゆるブロックアイス)や細かく破砕された氷(いわゆるクラッシュドアイス)を提供することができる。更に、この冷蔵庫1はサイドバイサイドと呼ばれるタイプのものであり、図2に示すように、縦仕切壁40によって左右に区画された断熱箱体1aと、断熱箱体の左側に設けられた冷凍温度帯の第1貯蔵室20と、右側に設けられて第一貯蔵室20よりも高い温度帯の第2貯蔵室30とを有する。すなわち、貯蔵室が左右全高に亘って大きく分割し、左右それぞれ全高に亘ってほぼ同じ温度帯であることを特徴とする冷蔵庫である。
図2は、冷蔵庫1の左右のドアを開放した状態であり、冷蔵庫の内部構造を表したものである。冷蔵庫1は貯蔵温度が0℃以下の第1貯蔵室20と、貯蔵温度が0℃より高い第2貯蔵室30とが左右に配置されている。具体的には冷蔵庫1は、向かって左側の第1貯蔵室20が冷凍室(以下冷凍室20と称する)、向かって右側の第2貯蔵室30が横仕切部31を介して上下に分割し、上部が冷蔵室32,下部が野菜室33とする。そして冷凍室20,冷蔵室32,野菜室33に対応して冷凍室ドア21,冷蔵室ドア34,野菜室ドア35が設けられており、この冷蔵庫1は3ドアタイプの冷蔵庫である。
次に第1貯蔵室(冷凍室)20について説明する。冷凍室20には、その天井面に製氷装置22が設けてある。この製氷装置22では、略直方体形状(例えば42mm×32mm×25mm)の氷が複数同時に製造される。
次に第2貯蔵室30(すなわち冷蔵室32及び野菜室33)について説明する。第2貯蔵室30は、製氷装置22や給水部36aに給水する給水タンク36を備えている。この給水タンク36は、冷蔵室32と野菜室33とを仕切る横仕切部31の上面に配置されている。また、前記給水部36aは、配管によって給水タンク36と接続されており、給水部36a用の配管は、給水タンク36から冷蔵庫1の奥行き方向に向かって冷蔵庫1の外側まで延び、そこから背面及び底面に沿って冷凍室ドア21まで延び、冷凍室ドア21の下方のヒンジ部24を経由し、冷凍室ドア21の中を上昇して給水部36aに到達するように設けられている(配管経路は図示せず)。一方、製氷装置22用の配管は、給水タンク36から冷蔵庫1の奥行き方向に向かって冷蔵庫1の外側まで延び、そこから背面及び天井面に沿って冷凍室ドア21側へ向かい、天井面の途中位置から冷蔵庫筐体を貫通して製氷装置22に到達するように設けられている(配管経路の図示せず)。
また、冷蔵庫1には、製氷装置22で製造された氷をディスペンサー部10において提供する氷供給装置100が設けてある。更に、冷蔵庫1には、水を提供するための給水部36aが設けてある。
氷供給装置100は、冷凍室ドア21の庫内側に設けてある。なお、製氷装置22は製造した氷を氷出口22aから下方に落下させるものである。図3に示すように、氷供給装置100は、その氷を製氷装置22より下方で受け止める位置関係となっている。具体的には氷供給装置100の氷貯蔵部110の上端開口部110aが製氷装置22の氷出口22aの直下となるように配置されている。そして、氷供給装置100は冷凍室ドア21を閉じると、製氷装置22より下方に位置する状態となる。
ディスペンサー部10は、図1〜図3に示すように、使い勝手を考慮して冷凍室ドア21の高さ方向中央部付近の位置に設けられている。ディスペンサー部10には、水や氷を提供するための提供空間2が形成され、該提供空間2より上方位置に氷供給装置100や給水部36a等を操作する操作部3、及び各種情報を表示する表示部5が設けられている。操作部3には、「水,ブロックアイス、及びクラッシュドアイス」といった提供物に対応したボタンが備えられている。表示部5には、各種情報を表示するディスプレイや各種情報に対応して点灯するランプ等が備えられている。これらで表示される情報は、例えば、庫内温度,給水タンク36内の水の残量,操作部3で選択された提供物の種類、あるいは製氷に関する異常の知らせである。
提供空間2は、冷凍室ドア21を内側に向かって凹状に形成された部分であり、その下部には、コップ等を載置することができるように水平方向に沿う載置部6が設けられている。載置部6は好ましくは、例えばコップの底面に付いた水滴等の水切りを容易にするために、網状の部材を用いて構成される。また、ディスペンサー部10には、コップ等を押し付けて氷供給装置100や給水部36aを作動させるためのレバー15が設けられ、給水部36aは該給水部36aの出水部が、ディスペンサー部10の提供空間2内に位置するように設けてある。
次に、図3から図8を参照してサイドバイサイドと呼ばれる冷蔵庫1の基本的な構造を説明する。図3は、第1貯蔵室20(冷凍室)の縦断面図である。図6は、第2貯蔵室30の縦断面図である。図7は、送風ファン14近傍の横断面図である。図8は、送風ファン14前方の区画壁面102に形成した冷気吐出口である。また、図4は、比較例における、第1貯蔵室20(冷凍室)の縦断面図である。具体的に、図4は、送風ファン14と冷却器室16を接続するダクト18bの奥行きが、冷却器13の奥行きとほぼ同じ場合の構成を示す。図5は、図3と図4に示すダクト18a,18bの奥行きの違いによる冷却器着霜時の風量変化を模式的に説明したグラフである。
図3を用いて冷凍室ドア21について説明する。冷凍室ドア21は、該冷凍室ドア21の内部と外部とが一部連通する構造を有する。具体的には冷凍室ドア21は、連通開口23を介して冷凍室ドア21の内部と外部とが連通している。連通開口23は、水平方向及び鉛直方向に対して斜めに開口している。そしてこの連通開口23より庫内側に、氷供給装置100が設置される。また、連通開口23より庫外側には、ディスペンサー部10が設けられている。冷凍室ドア21の連通開口23は、水平方向及び鉛直方向に対して斜めに開口している。
冷蔵庫1本体の裏側下部には機械室12を形成し、この機械室12に圧縮機11を備えている。第1貯蔵室である冷凍室20の背面側には、庫内の循環空気を冷却する冷却器13(冷却器室16内に配置)と、この冷却器13で生成された冷気を貯蔵室内に循環させる送風ファン14を設けている。なお、冷却器13は、圧縮機11,凝縮器(図示なし),絞り(図示なし)を順次配管で接続しており、冷凍サイクルを形成している。送風ファン14は、製氷装置22の奥側に配置される。製氷装置22が氷供給装置100の位置に合わせて冷凍室20の奥行き方向の前方に配置されるため、それより奥の空間は製氷装置22が障害となって使い勝手の悪いデッドスペースとなり易い。そこで、その空間に送風ファン14を配置することにより、デッドスペースを有効利用することができる。
冷蔵庫1は、送風ファン14及び製氷装置22と、氷供給装置100,氷貯蔵部110,ディスペンサー部10と、冷却器室16とが上下方向に位置をずらすように配置された構造を有するものである。即ち、送風ファン14及び製氷装置22が冷凍室の高さ方向上部に配置され、氷供給装置100及びディスペンサー部10が冷凍室20の高さ方向中間部に配置され、冷却器室16が冷凍室の高さ方向下部に配置される。そして、氷供給装置100,ディスペンサー部10に対応する位置には、奥行きの小さい冷凍室ダクト18aが位置している。従って、冷凍室の仕切棚101部の奥行きを広くすることができる。また、仕切棚101の奥行き寸法が高さ方向によって大きく異なることもなく、使い勝手が良い庫内配置となっている。
機械室12は、第1貯蔵室20及び第2貯蔵室30の内側に張り出すように形成される。そして、図3に示す冷凍室20では、庫内側の張り出し部8に合わせて、その上方に冷却器13を備えた冷却器室16が形成される。この冷却器室16は、冷凍室20との区画壁面102で仕切られ、冷却器13の下部には除霜用ヒータ17が配置される。更に、この冷却器室16には冷凍室20の冷気を冷却器室16に取り込むための冷気戻り口19が形成される。
冷却器13は冷気の流れ方向の高さを低く抑えて、冷却器の奥行き寸法を大きくした形状であるので、冷却器室16の高さは、冷凍室容器28を設けてある高さ、あるいはディスペンサー部10よりも低い位置に設定できる。冷却器13の除霜運転時には、冷却器13の下部に設けた除霜用ヒータ17を加熱して霜を解かす。除霜時には、ヒータ加熱により区画壁面102から冷凍室20への熱漏洩や、冷気戻り口19から冷凍室20への加熱空気の流出現象が生じることがある。このような場合、冷却器室16の高さを冷凍室容器28が設けてある高さよりも低く設定することにより、加熱された空気は冷凍室容器28の外周部をゆっくりと空気の密度差に従って循環するが、冷凍室容器28の上側に設けた仕切棚101への影響は少ない。また、冷凍室容器28では容器内部に食品を保存しているので、容器周囲の空気の温度変化による影響は少なくて済む。一方、仕切棚101の上に保存した食品は、周囲の空気の温度上昇による影響は大きい。従って、冷却器室16と冷凍室容器28の高さ方向の配置場所がほぼ同じか、または冷却器室16の方を低く設定することにより、仕切棚101に保存した食品への温度上昇の影響を少なくすることが可能となる。
冷凍室20の上方で製氷装置の奥側には送風ファン14が配置され、この送風ファン14と冷却器室16は冷凍室奥側に設けたダクト18aにより接続される。そして、送風ファン14を駆動させると、冷却器室16で生成した冷気が、ダクト18aを介して送風ファン14に取り込まれ、送風ファン14前部を覆う冷凍室20との区画壁面102に形成した上部冷気吐出口103から冷凍室20内に供給される。更に、製氷装置22には製氷用ダクト105が形成され、製氷装置22に冷気が供給されるようになっており、製氷装置22を通過した冷気は、冷凍室20の上部から放出される。
また、図2において、冷凍室20の奥側には、ダクト18aと並んで冷凍室吹出ダクト29が形成される(図3,図4の第1貯蔵室20の縦断面図には記載なし)。この冷凍室吹出ダクト29は、送風ファン14の冷気を下方に導いたものである。そして、この冷凍室吹出ダクト29には、冷凍室20を上下に仕切る複数の仕切棚101に合わせて複数の中間冷気吹出口104が形成され、上部冷気吐出口103に吐出した冷気の残りは、この中間冷気吹出口104から冷凍室20内に供給されるようになっている。そして、上部冷気吐出口103及び複数の中間冷気吹出口104から供給された冷気は、冷凍室20内を上方から下方に向かって流れ、その後、冷気戻り口19から冷却器室16内に戻される。
図4は比較例であり、送風ファン14と冷却器室16を接続するダクト18bの奥行きが、冷却器13の奥行きとほぼ同じ場合の第1貯蔵室20の縦断面図である。図3と図4に示す第1貯蔵室20の庫内を比較すると、図4に示す形態の方が仕切棚101の奥行きが小さく、冷凍室ドア21に設けたディスペンサー部10の如何にかかわらず使い勝手が悪化していることが分かる。図4に示すダクト18bは、図3に示すダクト18aに比べてダクト断面積が大きくなるので通風抵抗が小さいが、冷却器13に成長する霜の影響による風量減少による冷却性能悪化の影響が大きくなる恐れがある。
図5のグラフを用いてこの現象を説明する。図5は、横軸に風量、縦軸に静圧をとったグラフである。静圧風量特性と抵抗曲線の交点がファンの動作点となり、その系における風量となる。抵抗曲線A(実線)が図3に示したダクト18aの場合、抵抗曲線B(破線)が図4に示したダクト18bの場合である。それぞれ、冷却器13に霜が少ない場合と多い場合の抵抗曲線を示してあり、冷却器13に霜が多く着くと抵抗が大きくなるので、抵抗曲線の傾きが大きくなってくる。図3に示すダクト18aの場合(抵抗曲線A)、霜が少ない時でも通風抵抗が大きいが、グラフに示すように冷却器13に成長する霜の量による風量変化の割合が小さくてすむ、すなわち霜が少ない時は風量QAで、霜が多い時は風量QA′となり、風量変化が少なく、冷却性能への影響は少なくて済む。一方、図4に示すダクト18bの場合(抵抗曲線B)、ダクト18bの断面積が大きいため通風抵抗が少ないが、霜が少ない時は風量QB,霜が多い時は風量QB′となるので、冷却器13に成長する霜の量による風量変化が大きく、着霜時の冷却性能の悪化が顕著に現れる形態となる。従って、図3に示したダクト18aのように奥行きを小さくした方が、冷却器13に成長する着霜による冷却性能への影響をできるだけ小さくすることができる。すなわち、着霜が少ない時に冷却性能を満足する設計を行えば、たとえ着霜が増えた場合であっても、冷却性能への影響は少ない。冷却性能の面だけではなく、仕切棚101の奥行きを大きくすることができるので、使い勝手にも優れたダクト形態となる。また、図4に示すダクト18bの場合、ダクト18bの先端部に設けた送風ファン14の奥行き(ファンケーシングを含んだ厚み)を大きくできない場合、送風ファン14の吸込部付近でダクト18bの奥行きを小さくしてから送風ファン14に接続することになり、送風ファン14の吸込部におけるロスが大きくなり効率的に冷気を吸引できなくなる恐れが生じる。
以上のような理由により、冷却器室16と送風ファン14を接続するダクト18aの奥行きを、図3に示すように冷却器13(冷却器13と冷却器室16の奥行きは概ね等しい)の奥行きよりも小さくした方が、冷却器13に成長する着霜による冷却性能の悪化を抑えることができ、同時に使い勝手の良いサイドバイサイド冷蔵庫を提供することができる。
次に、図6は第2貯蔵室30の縦断面図である。冷蔵室30へ供給される冷気は、この冷蔵室30の上部に設けたダンパ7から供給される。このダンパ7は縦仕切壁40を貫く連絡ダクト9(図7参照)を介して送風ファン14と接続している。従って、ダンパ7を開放すると送風ファン14から冷気が供給され、この冷気がダンパ7の前部を覆う区画壁201に設けた上部冷気吹出口203から冷蔵室30内に供給される。また、ダンパ7には冷蔵室30の裏面側に形成される冷蔵室裏面ダクト25が連通される。冷蔵室裏面ダクト25には、冷蔵室30を上下に仕切る仕切棚202に合わせて複数の中間冷気吹出口204が形成され、ダンパ7を開放することによってこの中間冷気吹出口204からも冷気が冷蔵室30内に供給される。
次に、図8に示すように、送風ファン14から吐出される冷気は、製氷装置22(製氷用吐出口106),第2貯蔵室(第2貯蔵室冷気供給口107),冷凍室20(上部冷気吐出口103と中間冷気吹出口104)に分配される。また、製氷装置22に供給された冷気は、下方部の冷凍室20に放出される。本発明の冷蔵庫では、送風ファン14から吐出される冷気は、大きく分類すると製氷装置22,冷蔵室30,冷凍室20に同時に分配される。また、冷却能力が不足する場合であっても、製氷装置22、及び氷供給装置100の奥側に送風ファン14を配置しているため、送風ファンの回転数を上げて冷却能力を高める場合でも、送風ファン14の前方に配置した製氷装置22、及び氷供給装置100による遮音効果により、ファン回転数アップによる騒音増大を防止することができる。製氷装置22に供給する冷気を増やして製氷能力を上げる風量分配を行っても、製氷装置22を通過した冷気は、その後冷凍室20の上部から冷凍室20に放出されるので、冷凍室20の冷却能力向上にも役立つ。
また、図6に示すように、冷蔵室30に供給された冷気は、冷蔵室30を上方から下方に流れて、冷気戻り口23から冷蔵室30の底面を構成する横仕切壁4に取り込まれる。横仕切壁4の内部には、戻りダクト27の一部が形成される。戻りダクト27は、横仕切壁4の内部に形成される水平戻りダクト26aと、野菜室33の裏面側に上下方向に形成される垂直戻りダクト26bと、縦仕切壁40を貫いて冷却器室16へ冷気を戻すための横断戻りダクト26cとから構成される。
以上のように、断熱箱体1aの上下方向の全高に亘って左右に区画した冷蔵庫1において、例えば、冷蔵庫1正面に向かって左側を冷凍温度帯となる第1貯蔵室20,右側を冷蔵温度帯となる第2貯蔵室30とする。冷蔵庫1の上下方向に亘って設けた第1貯蔵室20の下方部奥側には、冷却器13を配置した冷却器室16,第1貯蔵室20の天井部には製氷装置22を配置し、製氷装置22の奥側には、冷却器室16に接続されたダクト18aの上部先端側に送風ファン14を設置している。すなわち、第1貯蔵室20の下方部背面側に冷却器室16を設け、冷却器室16とは反対側のダクト18a端部で、第1貯蔵室20上部付近に送風ファン14を離して設けている。更に、冷却器室16と送風ファン14を接続するダクト18aの奥行きは、冷却器13の奥行きよりも狭いことを特徴としている。
冷却器13の形態は、冷却性能の向上と除霜時の除霜時間短縮を目的に、冷気の流れ方向に対して寸法を大きくせずに、奥行きを大きくした冷却器13を採用している。すなわち、冷却器13は、前後に複数並べて配置されている(本実施の形態では前後に2つの冷却器13が並べて配置されている)。係る本発明の具体的な構成例を以下にまとめる。
冷却器13を第1貯蔵室20内の背部に配設し、送風ファン14は冷却器13を内部に配置した冷却器室16と接続するダクト18a上部先端部に設置する。また、送風ファン14の設置場所は、ダクト18aの上部先端であって、第1貯蔵室20の上部に配置した製氷装置22背面奥側とする。冷却器13と送風ファン14を離して設置することができるのは、サイドバイサイド冷蔵庫特有のものである。すなわち、左右全高に渡ってそれぞれ同じ温度帯であるためで、送風ファン14を第1貯蔵室20の上部に設置しても、各貯蔵室へ冷気を分配する際に風路が複雑にならなくて済むからである。
また、冷却器室16と送風ファン14を接続するダクト18aの奥行きは、冷却器の奥行きよりも小さく、冷凍室の内容積効率の向上と、冷却器に成長する霜による冷却性能への影響を少なくすることができる。これらは第1貯蔵室20のドア部分に設けたディスペンサー部10を設けたサイドバイサイド冷蔵庫に特に有効であるが、ディスペンサー部10を設けていないサイドバイサイド冷蔵庫でも使い勝手向上に有効である。
また、第1貯蔵室20上部に設置した製氷装置22から、氷貯蔵部110(あるいは砕氷部)、そしてディスペンサー部10の機構部分は、冷凍室ドア21部分に設けられている。使い勝手を考慮すると、氷取り出し部は冷蔵庫1のウエストライン、すなわち冷蔵庫1の高さ方向のほぼ中央部に設けるのが良い。また、冷蔵庫1のウエストラインよりも低い場所には、冷凍室20,冷蔵室30共に使い勝手の向上のために容器式の貯蔵手段が用いられている。一方、それよりも高い場所には、冷凍室20,冷蔵室30共に棚式の貯蔵手段が用いられている。従って、ディスペンサー部10の機構部分は冷凍室ドア21に設けられているため、冷凍室20側に大きく張り出すことになる。庫内の有効スペースを確保するために、冷却器13は冷蔵庫1のウエストライン、すなわちディスペンサー部10よりも低い位置に設置し、ウエストラインよりも上に設けた棚式の貯蔵手段の部分に、ディスペンサー部10の張り出し部分を吸収させるために、庫内の使い勝手の面からも冷凍室20の仕切棚101部分のダクト18aの奥行きをできるだけ小さくしている。
以上のように、冷却器13を内部に配置する冷却器室16と接続するダクト18a上部先端部で、冷凍室天井面に設けた製氷装置22の背面側に送風ファン14を配置し、更に冷却器室16と送風ファン14を接続するダクト18aの奥行きを冷却器13の奥行きよりも小さくすることにより、庫内の内容積効率を高めて使い勝手を向上し、更に着霜時の風量減少による冷却性能の悪化の影響をできるだけ少なくすることができる。
本発明の第一の実施形態に係る冷蔵庫の斜視図である。 同実施形態に係る冷蔵庫のドアを開いた状態を示す正面図である。 本発明の第一の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室側の縦断面図である。 比較例に係る冷蔵庫の冷凍室側の縦断面図である。 ダクトの奥行きの違いによる冷却器着霜時の風量変化のグラフである。 本発明の第一の実施形態に係る冷蔵庫の冷蔵室側の縦断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る冷蔵庫の送風ファン近傍の横断面図である。 送風ファン前方の区画壁面に形成した冷気吐出口である。
符号の説明
1 冷蔵庫
2 提供空間
3 操作部
4 横仕切壁
5 表示部
6 載置部
7 ダンパ
8 張り出し部
9 連絡ダクト
10 ディスペンサー部
11 圧縮機
12 機械室
13 冷却器
14 送風ファン
15 レバー
16 冷却器室
17 除霜用ヒータ
18a,18b ダクト
19 冷気戻り口
20 第1貯蔵室(冷凍室)
21 冷凍室ドア
22 製氷装置
22a 氷出口
23 連通開口
24 ヒンジ部
25 冷蔵室裏面ダクト
26a 水平戻りダクト
26b 垂直戻りダクト
26c 横断戻りダクト
27 戻りダクト
28 冷凍室容器
29 冷凍室吹出ダクト
30 第2貯蔵室(冷蔵室)
31 横仕切部
32 冷蔵室
33 野菜室
34 冷蔵室ドア
35 野菜室ドア
36 給水タンク
40 縦仕切壁
100 氷供給装置
101,202 仕切棚
102 区画壁面
103 上部冷気吐出口
104,204 中間冷気吹出口
105 製氷用ダクト
106 製氷用吐出口
107 第2貯蔵室冷気供給口
110 氷貯蔵部
110a 上端開口部
201 区画壁
203 上部冷気吹出口

Claims (4)

  1. 左右に区画された断熱箱体と、該断熱箱体の左側に設けられた冷凍温度帯の第一貯蔵室と、前記断熱箱体の右側に設けられ前記第一貯蔵室よりも高い温度帯の第二貯蔵室と、前記第一貯蔵室の後方下部に設けられた冷却器室と、前記第一貯蔵室の後方上部に設けられた送風ファンと、該送風ファンが設けられて前記冷却器室と連通するダクトと、を有する冷蔵庫において、
    前記ダクトの奥行き寸法は前記冷却器室の奥行き寸法よりも小さいことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1において、前記第一貯蔵室の下部であって前記冷却器室よりも上方に設けられた引出容器と、前記ダクトの前方であって前記引出容器の上方に複数段設けられた仕切棚と、を有することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項2において、前記送風ファンの前方に設けられた製氷装置と、前記仕切棚の前方であって前記第一貯蔵室を開閉する扉に設けられ前記製氷装置の氷を庫外に供給する氷供給装置と、を有することを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項2において、前記第一貯蔵室の後方であって且つ前記冷却器室の下方に機械室が設けられ、該機械室と前記冷却器室の奥行き寸法はほぼ同一であることを特徴とする冷蔵庫。
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