JP2008014572A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵庫の庫内の臭気物の中に含まれる芳香族化合物や揮発性有機物質(VOC)等を除去可能にする。
【解決手段】本発明の冷蔵庫は、冷気の循環経路内に、庫内の臭気成分を除去する脱臭装置21を配設したものにおいて、脱臭装置21は、オゾン発生手段34を備え、このオゾン発生手段34の風下側に、二酸化マンガンを主成分とする触媒が坦持されたハニカム形状のオゾン分解フィルター35を配置し、このオゾン分解フィルター35の風下側に、オゾン分解フィルター35のメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状の脱臭・除菌フィルター36を配置するように構成したものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の冷蔵庫は、冷気の循環経路内に、庫内の臭気成分を除去する脱臭装置21を配設したものにおいて、脱臭装置21は、オゾン発生手段34を備え、このオゾン発生手段34の風下側に、二酸化マンガンを主成分とする触媒が坦持されたハニカム形状のオゾン分解フィルター35を配置し、このオゾン分解フィルター35の風下側に、オゾン分解フィルター35のメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状の脱臭・除菌フィルター36を配置するように構成したものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷気の循環経路内に、庫内の臭気成分を除去する脱臭装置を配設するように構成された冷蔵庫に関する。
冷気の循環経路内に配設する脱臭装置の一例として、オゾンの酸化力を利用した装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この装置は、紫外線ランプや放電電極を備えてなるオゾン発生手段と、二酸化マンガンを主成分とする触媒が坦持されたハニカム形状のオゾン分解フィルターとから構成されている。この構成の場合、オゾン分解フィルターは、庫内に存在する臭気物や菌を吸着・分解し、また、それら吸着物をオゾンと反応・分解させる反応サイトとして機能している。
特開2001−355958号公報
近年、庫内の臭気物の中に、芳香族化合物や、冷蔵庫内の容器から発生する揮発性有機物質(VOC)等が含まれていることがわかってきており、これら芳香族化合物や揮発性有機物質等を除去することが要請されている。しかし、上記オゾンの酸化力を利用した脱臭装置によって、芳香族化合物や揮発性有機物質等を脱臭(除去)しようとすると、高濃度のオゾンや大容量のオゾン分解フィルターが必要になるため、脱臭装置の構成がかなり大型になると共に、製造コストが高くなる。
このため、高容積・低コスト化が進んでいる家庭用の冷蔵庫に対して、芳香族化合物や揮発性有機物質等を脱臭する性能を持たせた脱臭装置(オゾンの酸化力を利用した脱臭装置)を組み込むことは、かなり困難であり、実現性に乏しい。
これに対して、オゾン分解フィルター(触媒)に、新たな触媒を添加することにより、芳香族化合物や揮発性有機物質等を脱臭可能なように脱臭・分解性能を向上させる試みが行なわれている。しかし、他成分の触媒をオゾン分解触媒に添加すると、添加した触媒自身がオゾンやオゾン分解触媒と反応し、添加触媒自身の触媒性能を劣化させたり、また、オゾン分解触媒の触媒性能を劣化させたりするおそれがあり、実現が技術的に非常に困難である。例えば、脱臭・除菌に用いられる酵素触媒等は、オゾンやオゾン分解触媒と反応して、酵素触媒の触媒性能を劣化させてしまうことから、オゾン分解触媒に添加することができない。
そこで、本発明の目的は、庫内の臭気物の中に含まれる芳香族化合物や揮発性有機物質(VOC)等を除去することができる脱臭装置を備えた冷蔵庫を提供するにある。
本発明の冷蔵庫は、冷気の循環経路内に、庫内の臭気成分を除去する脱臭装置を配設するように構成されたものにおいて、前記脱臭装置は、オゾン発生手段と、このオゾン発生手段の風下側に配置され、二酸化マンガンを主成分とする触媒が坦持されたハニカム形状のオゾン分解フィルターと、このオゾン分解フィルターの風下側に配置され、前記オゾン分解フィルターのメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状の脱臭・除菌フィルターとを備えて構成されているところに特徴を有する。
本発明によれば、オゾン分解フィルターのメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状の脱臭・除菌フィルターを、オゾン分解フィルターの風下側に配置するように構成したので、脱臭・除菌フィルターによって、庫内の臭気物の中に含まれる芳香族化合物や揮発性有機物質(VOC)等を除去することができるという優れた効果を得ることができる。そして、上記構成の場合、脱臭・除菌フィルターが冷気の通風抵抗となり(圧力損失が大きくなり)、脱臭装置内を通過する風量が低下するおそれがあるが、脱臭・除菌フィルターのハニカム形状を、オゾン分解フィルターのメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状としたので、脱臭・除菌フィルターにより圧力損失が大きくなることを極力防止できる。
以下、本発明の第1の実施例について、図1ないし図3を参照しながら説明する。まず、図2は、本実施例に係る冷蔵庫の概略的縦断側面図である。この図2において、冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱2とプラスチック製の内箱3との間に発泡断熱材4を充填して矩形状の断熱箱体として構成されている。冷蔵庫本体1の内部は、断熱仕切壁5により上部の冷蔵温度領域と下部の冷凍温度領域とに仕切られている。
上部側の冷蔵温度領域は、例えばアルミニウム製の仕切板6により、上部の冷蔵室7と下部の野菜室8とに仕切られている。また、下部側の冷凍温度領域は、断熱仕切板9により、上部の切替室10及び製氷室(図示せず)と下部の冷凍室11とに仕切られている。切替室10と図示しない製氷室とは左右に並んでいて、その間は断熱仕切壁(図示せず)により仕切られている。尚、切替室10は、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で設定温度を切り替えることが可能な構成となっている。
冷蔵室7内の下部には、チルド室12が形成されていて、このチルド室12内にチルドケース12aが出し入れ可能に収容されている。このチルドケース12aと仕切板6との間には冷気通路13が形成されている。また、野菜室8内には野菜容器14が収容されている。冷蔵庫本体1の前面には、各室7,8,10,11の前面開口部を開閉する扉7a,8a,10a,11aが設けられている。
上記冷蔵室7の奥部から上部にかけてダクトカバー15が設けられていて、このダクトカバー15の裏側に冷気ダクト16が形成されている。ダクトカバー15には、複数の冷気吐出口17(図3参照)が形成されている。尚、図3は、冷蔵室7周辺の正面図であり、チルドケース12aが省略されている。ダクトカバー15の裏側には、冷蔵用冷却器18が配設されていると共に、この冷蔵用冷却器18の上方に位置させて冷気循環用の冷蔵用送風機19が配設されている。
また、ダクトカバー15の下部には、脱臭装置収納部20が形成されており、この脱臭装置収納部20内に、後述する脱臭装置21が配設されている。脱臭装置収納部20は、前部が冷蔵室7のチルド室12及び冷気通路13と連通すると共に、後部が冷気ダクト16の下部と連通していて、冷気ダクト16の吸い込み部となっている。この脱臭装置収納部20は、冷気循環経路の一部を構成している。ダクトカバー15の下部において、脱臭装置収納部20の前面部及びその左右両側には、図3に示すように、スリット状の冷気戻り口22a、22bが形成されている。
尚、冷蔵室7と野菜室8との間を仕切る上記仕切板6の後部には複数の通気口23が形成されていて、これら通気口23により冷蔵室7(チルド室12)と野菜室8との間が連通している。
また、切替室10、製氷室及び冷凍室11の奥部には、カバー25により冷凍用冷却器室26が形成されている。この冷凍用冷却器室26内に、冷凍用冷却器27が配設されていると共に、この冷凍用冷却器27の上方に位置させて冷気循環用の冷凍用送風機28が配設されている。冷凍用冷却器27には、除霜用のパイプヒータ29が設けられている。そして、冷蔵庫本体1の下部の後部には、機械室30が形成されていて、この機械室30内に冷凍サイクルのコンプレッサ31や機械室用送風機32が配設されている。
次に、脱臭装置21について、図1を参照して説明する。脱臭装置21のユニットケース33は、脱臭装置収納部20内に収納されている。このユニットケース33内には、前から順に、オゾン発生手段34と、オゾン分解フィルター(オゾン分解触媒)35と、脱臭・除菌フィルター36とが配設されている。
ユニットケース33には、その前部(図1中の左端部)に通気口37が形成されていると共に、後部(図1中の右端部)に出口38が形成されている。この構成の場合、脱臭装置21において、冷気の流れの入口側(上流側)にオゾン発生手段34が配設され、オゾン発生手段34の風下側(下流側)にオゾン分解フィルター35が配設され、オゾン分解フィルター35の風下側(下流側)に脱臭・除菌フィルター36が配設されている。
オゾン発生手段34は、周知構成の装置であり、いずれも図示しない紫外線発生手段と光触媒モジュールとから構成されている。紫外線発生手段は、例えば放電電極と対極とを対向状態に配置して構成された空間放電機構で構成されている。この場合、放電電極と対極との間に、パルス状の高電圧を印加して高電圧放電を行うことにより、紫外線(380nm以下)及びオゾンを発生するように構成されている。従って、空間放電機構はオゾン発生手段も兼ねている。
また、光触媒モジュールは、放電電極と対極との間に配置されており、アルミナ、シリカ等のセラミック製の多孔質体からなる基体の表面に、酸化チタン等の光触媒粒子を固定(坦持)して構成されている。
オゾン分解フィルター35は、二酸化マンガンを主成分とする触媒が坦持されたハニカム形状のフィルター(ハニカムフィルター)で構成されている。具体的には、オゾン分解フィルター35は、酸化マンガンベースのセラミック製ハニカム(成形品)や金属ハニカムをコア材とし、これに触媒成分(二酸化マンガンを主成分とする触媒成分)を固定(坦持)して構成されている。尚、オゾン分解フィルター35のハニカム形状(ハニカム構造)のメッシュの粗さとしては、例えば200メッシュのものを使用している。
脱臭・除菌フィルター36は、脱臭・除菌能力を有する触媒が坦持されたハニカム形状のフィルター(ハニカムフィルター)で構成されている。脱臭・除菌フィルター36のハニカム形状(ハニカム構造)のメッシュの粗さとしては、例えば120メッシュのものを使用しており、オゾン分解フィルター35のメッシュの粗さよりも粗い。このように、脱臭・除菌フィルター36のメッシュを粗くすることにより、圧力損失の上昇を低減している。
脱臭・除菌フィルター36の触媒としては、銀や白金等の貴金属、酸化チタンや酸化鉄等の金属酸化物、脱臭・除菌用の酵素があり、これらの触媒を脱臭・除菌フィルター36に適宜添加している。この場合、ハニカム形状(ハニカム構造)のコア材(坦持体)の表面に上記触媒をコーティングすることにより、脱臭・除菌フィルター36が形成されている。これにより、脱臭・除菌フィルター36は、冷蔵庫の庫内の臭気物の中に含まれる芳香族化合物や揮発性有機物質(VOC)等を除去することが可能である。
更に、図1に示すように、脱臭・除菌フィルター36は、前記オゾン分解フィルター35から設定距離Lだけ離して配設されている。この設定距離Lは、オゾン分解フィルター35の厚さ寸法dよりも長い距離である。上記設定距離Lの空間を2つのフィルター35、36の間に設けることにより、2つのフィルター35、36間で生ずる圧力損失の上昇を低減することができる。
尚、本実施例の冷蔵庫においては、図示しない制御装置を備えていて、この制御装置により、冷蔵室7に関する温度設定情報や温度情報、冷蔵用冷却器18の温度情報、冷凍室11に関する温度設定情報や温度情報、冷凍用冷却器27の温度情報等に基づいて、コンプレッサ31や、冷凍サイクルの冷媒の流れを切り替える切替弁(図示せず)、冷蔵用送風機19、冷凍用送風機28、脱臭装置21などの運転が制御されるように構成されている。
次に、本実施例の作用、特には、脱臭装置21の運転動作について説明する。
冷蔵室7を冷却する冷蔵室冷却運転の場合には、コンプレッサ31を駆動した状態で冷蔵用冷却器18に冷媒を供給すると共に、冷蔵用送風機19を運転し、また、脱臭装置21も運転する。このとき、冷蔵用送風機19を運転することで、冷蔵用冷却器18により冷却された冷気が、図2において矢印で示すように、各冷気吐出口17から冷蔵室7内及びチルド室12内に吐出され、冷蔵室7及びチルド室12が冷却される。冷蔵室7及びチルド室12を冷却した冷気の一部は、チルド室12下側の冷気通路13を通り、冷気戻り口22aを通り、更に、脱臭装置21の通気口37から脱臭装置21内を通った後、出口38を介して冷気ダクト16内へ戻される。
冷蔵室7を冷却する冷蔵室冷却運転の場合には、コンプレッサ31を駆動した状態で冷蔵用冷却器18に冷媒を供給すると共に、冷蔵用送風機19を運転し、また、脱臭装置21も運転する。このとき、冷蔵用送風機19を運転することで、冷蔵用冷却器18により冷却された冷気が、図2において矢印で示すように、各冷気吐出口17から冷蔵室7内及びチルド室12内に吐出され、冷蔵室7及びチルド室12が冷却される。冷蔵室7及びチルド室12を冷却した冷気の一部は、チルド室12下側の冷気通路13を通り、冷気戻り口22aを通り、更に、脱臭装置21の通気口37から脱臭装置21内を通った後、出口38を介して冷気ダクト16内へ戻される。
また、冷蔵室7内の冷気の一部は、脱臭装置21の左右両側の冷気戻り口22bから直接冷気ダクト16内へ戻される。更に、冷気通路13を通る冷気の一部は、通気口23から野菜室8にも供給される。この場合、野菜室8は、主に仕切板6を介して間接的に冷却される。
さて、脱臭装置21の通気口37から脱臭装置21内に入った、臭気成分を含んだ冷気は、オゾン発生手段34(即ち、空間放電機構及び光触媒モジュール)を通り、その後、オゾン分解フィルター35を通り、更に、脱臭・除菌フィルター36に至る。
ここで、脱臭装置21の運転に伴い、空間放電機構の放電電極と対極との間で高電圧放電が行われ、紫外線及びオゾンが発生する。そして、光触媒モジュールにおいては、紫外線が照射されることに伴い活性化され、冷気に含まれているアンモニア等の臭気成分や、エチレン、アルデヒド等も分解する作用を発揮する。また、高電圧放電によって発生したオゾンは、光触媒モジュールを通過した冷気と共にオゾン分解フィルター35に至る。
オゾン分解フィルター35においては、オゾンが分解されて活性酸素が発生し、その活性酸素の酸化力によって、冷気に含まれているアミン系やアンモニア等の臭気成分が酸化分解される。従って、冷気中のエチレンやアルデヒドは光触媒モジュールにおいて、また、臭気成分は光触媒モジュール及びオゾン分解フィルター35の両方において分解される。そして、オゾン分解フィルター35を通過した冷気は、脱臭・除菌フィルター36に至る。
脱臭・除菌フィルター36においては、触媒(銀等の貴金属、酸化チタン等の金属酸化物、酵素等)によって、冷気に含まれている芳香族化合物や冷蔵庫内の容器から発生する揮発性有機物質(VOC)等が脱臭(除去)される。尚、脱臭装置21の運転は、空間放電機構を所定の周期で通断電制御することで行われる。
このような構成の本実施例によれば、脱臭装置21を、オゾン発生手段34と、このオゾン発生手段34の風下側に配置されたハニカム形状のオゾン分解フィルター35と、このオゾン分解フィルター35の風下側に配置され、オゾン分解フィルター35のメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状の脱臭・除菌フィルター36とを備える構成としたので、脱臭・除菌フィルターによって、庫内の臭気物の中に含まれる芳香族化合物や揮発性有機物質(VOC)等を除去することができる。
ところで、上記構成の場合、脱臭・除菌フィルター36が冷気の通風抵抗となり(圧力損失が大きくなり)、脱臭装置21内を通過する風量が大幅に低下して、脱臭装置21自体の脱臭能力が低下するおそれがある。また、冷蔵室7内を流れる冷気の風量も低下して、冷却性能が低下するおそれもある。
これに対して、本実施例においては、脱臭・除菌フィルター36のハニカム形状を、オゾン分解フィルター35のメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状としたので、脱臭・除菌フィルター36により圧力損失が大きくなることを極力防止することができ、脱臭装置21内を通過する風量の低下を低減することができる。
また、上記実施例においては、オゾン発生手段34を、紫外線発生手段(空間放電機構)と、光触媒モジュールとから構成したので、オゾン発生手段34を簡単な構成にて用意に実現することができる。
更に、上記実施例では、脱臭・除菌フィルター36を、オゾン分解フィルター35から設定距離Lだけ離して配設するように構成したので、2個のフィルター35、36間で生ずる圧力損失の上昇を低減することができる。
図4は、本発明の第2の実施例を示すものである。尚、第1の実施例と同一構成には、同一符号を付している。前記第1の実施例では、冷蔵庫本体1内における野菜室8の位置は、冷蔵室7の下方であり、野菜室8の下方に製氷室と切替室10を配置している。これに対して、第2の実施例では、図4に示すように、冷蔵庫本体1内における、冷蔵室7の下方に製氷室39と切替室40を配置しでおり、これら製氷室39と切替室40の下方に野菜室41を配置し、この野菜室41の下方に冷凍室11を配置している。
そして、冷蔵室7、製氷室39、切替室40、野菜室41の後部には、図4において間隔が狭い破線で示すように、冷却器室兼冷気供給ダクト42が設けられている。この冷却器室兼冷気供給ダクト42内に、冷蔵用冷却器43と冷蔵用送風機44が配設されている。冷蔵室7内の後面部には、冷気吐出口45が設けられいる。
また、冷蔵室7の下部、切替室40、野菜室41の上部の後部には、図4にて間隔が広い破線で示すように、冷気戻しダクト46が設けられている。冷蔵室7内の後面部下部には、主冷気戻り口47と補助冷気戻り口48が設けられいる。冷気戻しダクト46内の補助冷気戻り口48に対応する部分に、第1の実施例とほぼ同じ構成の脱臭装置21が配設されている。
尚、野菜室41内の後面部には、その上部に冷気吐出口49が設けられ、下部に冷気戻り口50が設けられいる。また、製氷室39、切替室40、冷凍室11に冷気を供給する冷凍用冷却器室、冷凍用冷却器、冷凍用送風機等の構成については、図示しないが、製氷室39、切替室40、野菜室41、冷凍室11の後部に配設されている。
そして、上述した以外の第2の実施例の構成は、第1の実施例とほぼ同じ構成となっている。従って、第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
また、上記第1及び第2の実施例において、脱臭装置21に、専用の送風用ファンを設けても良く、このように構成した例を、図5の第3の実施例として示す。第3の実施例においては、専用の送風用ファン51を、脱臭装置21のユニットケース33内の後部(図5中の右端部)に配設している。尚、専用の送風用ファン51を配設する位置は、ユニットケース33内の他の部位でも良いし、冷気戻し用のダクト内における脱臭装置21を配設する部分の上流側または下流側であっても良い。
そして、脱臭装置21に専用の送風用ファンを設けると、第1及び第2の実施例にて得られる作用効果を得ることができる。特に、第3の実施例においては、専用の送風用ファン51を配設したので、脱臭装置21の通過風量(脱臭装置21を通過する冷気の風量)を十分に確保することができる。
図面中、1は冷蔵庫本体、5は断熱仕切壁、6は仕切板、7は冷蔵室、8は野菜室、9は断熱仕切板、10は切替室、11は冷凍室、12はチルド室、12aはチルドケース、13は冷気通路、15はダクトカバー、16は冷気ダクト、17は冷気吐出口、18は冷蔵用冷却器、19は冷蔵用送風機、20は脱臭装置収納部、21は脱臭装置、22は冷気戻り口、23は通気口、26は冷凍用冷却器室、27は冷凍用冷却器、28は冷凍用送風機、29はパイプヒータ、30は機械室、31はコンプレッサ、33はユニットケース、34はオゾン発生手段、35はオゾン分解フィルター、36は脱臭・除菌フィルター、37は通気口、38は出口、39は製氷室、40は切替室、41は野菜室、42は冷却器室兼冷気供給ダクト、43は冷蔵用冷却器、44は冷蔵用送風機、45は冷気吐出口、46は冷気戻しダクト、51は専用の送風用ファンを示す。
Claims (7)
- 冷気の循環経路内に、庫内の臭気成分を除去する脱臭装置を配設するように構成された冷蔵庫において、
前記脱臭装置は、オゾン発生手段と、
このオゾン発生手段の風下側に配置され、二酸化マンガンを主成分とする触媒が坦持されたハニカム形状のオゾン分解フィルターと、
このオゾン分解フィルターの風下側に配置され、前記オゾン分解フィルターのメッシュの粗さよりも粗いハニカム形状の脱臭・除菌フィルターとを備えて構成されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記オゾン発生手段は、紫外線発生手段と、光触媒モジュールとから構成されていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記脱臭・除菌フィルターは、前記オゾン分解フィルターから設定距離離して配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 前記脱臭装置には、専用の送風用ファンが設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記脱臭・除菌フィルターには、銀等の貴金属が添加されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記脱臭・除菌フィルターには、酸化チタン等の金属酸化物が添加されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記脱臭・除菌フィルターには、酵素が添加されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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