JP2005331199A - 冷蔵庫 - Google Patents

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かほる 辻本
Kazuyuki Hamada
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

【課題】オゾン発生手段を利用した除菌・脱臭装置に関し、除菌性能を向上するために、除菌効果の高い高湿時に除菌・脱臭装置を運転し、オゾンとオゾン分解生成物及び紫外線を効率よく利用して除菌・脱臭を行い、且つ庫内オゾン濃度が過度に上昇することのない、高性能で安全な除菌・脱臭装置を提供することができる。
【解決手段】冷蔵室100と、冷蔵室100を冷却する冷却装置102と、冷蔵室100内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段130を具備した除菌・脱臭装置120と、除菌・脱臭装置120を運転制御する制御手段を備え、オゾン濃度が過度に上昇するのを防ぐ手段を備えると共に、制御手段は除菌・脱臭装置120を備えた冷蔵室100が少なくとも相対湿度60%以上95%以下の高湿時に除菌・脱臭装置120を運転状態とする冷蔵庫。
【選択図】図4

Description

本発明は、発生させたオゾンにより、貯蔵室内の除菌・脱臭を行なう除菌・脱臭装置を搭載した冷蔵庫に関するものである。
近年、空気清浄機に代表される空質環境の除菌・脱臭や、冷蔵庫のように庫内に保存される食品から発生する臭気の脱臭や庫内除菌を目的として、各種手法を用いた除菌・脱臭装置の開発がさかんである。従来のオゾン発生手段を利用した除菌・脱臭装置では、放電式のオゾン発生手段とオゾン分解手段である触媒を併用した除菌・脱臭装置(例えば、特許文献1参照)がある。
以下、図面を参照にしながら上記従来の除菌・脱臭装置について説明する。
図10は従来の冷蔵庫の脱臭装置の運転制御フローチャート図であり、図11は従来の冷蔵庫の縦断面図であり、図12は従来の脱臭装置の構成を示す斜視図である。
図10,11,12において、冷蔵室(貯蔵室)7と野菜室13と冷蔵室7または野菜室13内に配置した湿度センサー(図示せず)と、湿度センサーと電気的に接続されているメイン制御装置28と、脱臭装置を運転制御する脱臭制御装置70と脱臭制御装置70によって運転制御される脱臭装置11とから構成されている。脱臭装置11は、樹脂製のケース58の内部にトランス室61と電極室62を形成している。ケース58には空気を取り入れるための流入口58aとケース58の下方側に開放されている流出口58bにはその流出口58bを塞ぐようにして、触媒(オゾン分解手段)65が配置されている。触媒65は酸化マンガンベースのセラミック製ハニカム、或いは金属ハニカムを短形形状に形成してコア材としたものに、触媒成分を固定して形成されている。このように、ハニカム形状を成すことで、オゾンとの接触面積をより大きく確保して、分解効率を向上させるようにしている。
以上のように構成される脱臭装置11は流入口58aが上方となるよう、すなわち、冷蔵室7側を向くように野菜室13内に配置されている。
以上の様に構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
まず、野菜室13内に配置されたオゾン発生装置58で発生するオゾンが冷気と共に冷蔵室7内および野菜室13内に循環し、冷蔵室7内および野菜室13内がオゾン雰囲気となる。そして、冷蔵室7内または野菜室13内に設置された湿度センサーの検出信号によって示される庫内湿度が例えば80%を越えた場合、脱臭制御装置70によって脱臭装置11の運転を停止する。
このように構成されることによって、例えば、潤い運転時、除霜運転時、扉開閉後や水分の多い食品を庫内に入れた場合など、庫内湿度が上昇し、触媒65のオゾン分解効率が低下した状態における脱臭装置11の運転を停止して、庫内のオゾン濃度が過度に上昇することを抑制することとなる。
特開2001−263916号公報
しかしながら、上記従来の構成では、オゾン分解手段として触媒65を用いているため、オゾン分解性能が湿度や温度といった外部要因に左右される。特にオゾン分解として用いる触媒65は、高湿ほどオゾン分解性能が低下する特性を持つ。一方、オゾンは高湿ほど、空気中の水分子と反応して、OHラジカルを多く生成する。このOHラジカルは酸化力が強く、高い溶菌作用を有している。また、細菌の増殖速度は高湿ほど増加するため、オゾンのラジカル反応速度と細菌増殖速度との関係は高湿の所定湿度範囲ではラジカル反応速度の方が細菌増殖速度より速くなり、除菌効果が高くなるが、所定湿度範囲を超えた高湿条件では逆に細菌増殖速度の方がラジカル反応速度に勝り、除菌効果は低下する。
したがって、上記従来の構成では、オゾン除菌効果の所定湿度範囲での高湿時に、触媒65が水分を含み、オゾン分解効率が低下し、庫内オゾン濃度が過度に上昇する為、脱臭装置11の運転を停止しなければならないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は細菌の増殖速度が大きい高湿時でも除菌・脱臭を行うことで、高性能で安全な冷蔵庫を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記複数の貯蔵室のうち少なくとも1つの貯蔵室内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段を具備した除菌・脱臭装置と、前記除菌・脱臭装置を運転制御する制御手段を備え、前記オゾン発生手段の近傍に光触媒部材を配置するとともに前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室が相対湿度60%以上95%以下の高湿時に前記除菌・脱臭装置を運転状態としたものである。
これによって、高湿時における反応性の高い光触媒が、高湿時において空気中の水分と反応してオゾンを分解し、多量のOHラジカルを生成することで溶菌作用が高めると共に、過度にオゾン濃度が高まることを防ぐことができる。
また、本発明の冷蔵庫は、食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記複数の貯蔵室のうち少なくとも1つの貯蔵室内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段である紫外線ランプを具備した除菌・脱臭装置と、前記除菌・脱臭装置を運転制御する制御手段を備え、前記紫外線ランプは、少なくとも200nm以下の紫外線を吸収する被膜をランプ管表面に形成した被膜部分を設け、前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室が相対湿度60%以上95%以下の高湿時に前記除菌・脱臭装置を運転状態とするものである。
これによって、200nm以下の紫外線を吸収する被膜の作用によりオゾンの発生を抑えかつオゾンの分解を促進する波長を発生させることができ、オゾンがより酸化力の強いO、あるいはOHラジカルに効率よく分解されることから、紫外線ランプの出力を上げても、オゾン濃度が過度に上昇することがなく、高湿時における溶菌作用が高まることとなる。
本発明の冷蔵庫は高湿時に除菌・脱臭装置を運転することで、高湿時においても高性能な除菌を行うことができるとともに、オゾン濃度が過度に上昇するのを抑え、除菌・脱臭装置の安全性を高めることができる。
請求項1に記載の発明は、食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記複数の貯蔵室のうち少なくとも1つの貯蔵室内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段を具備した除菌・脱臭装置と、前記除菌・脱臭装置を運転制御する制御手段とを備え、前記オゾン発生手段の近傍に光触媒部材を配置するとともに前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室が少なくとも相対湿度60%以上95%以下の高湿時に前記除菌・脱臭装置を運転状態とすることにより、高湿時には空気中の水分子とオゾンが反応して、酸化力、溶菌作用の強いOHラジカルを多量に生成し、高い除菌性能を得ることができる。
これによって、高湿時における反応性の高い光触媒が、高湿時において空気中の水分と反応してオゾンを分解し、多量のOHラジカルを生成することで溶菌作用が高めると共に、過度にオゾン濃度が高まることを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記複数の貯蔵室のうち少なくとも1つの貯蔵室内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段である紫外線ランプを具備した除菌・脱臭装置と、前記除菌・脱臭装置を運転制御する制御手段とを備え、前記紫外線ランプは、少なくとも200nm以下の紫外線を吸収する被膜をランプ管表面に形成した被膜部分を設け、前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室が少なくとも相対湿度60%以上95%以下の高湿時に前記除菌・脱臭装置を運転状態とするものである。
これによって、200nm以下の紫外線を吸収する被膜の作用によりオゾンの発生を抑えかつオゾンの分解を促進する波長を発生させることができ、オゾンがより酸化力の強いO、あるいはOHラジカルに効率よく分解されることから、紫外線ランプの出力を上げても、オゾン濃度が過度の上昇することがなく、高湿時における溶菌作用が高まることとなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明に加え、紫外線ランプは風の流れに対して、紫外線ランプの風下側に所定範囲連続皮膜を形成するものであり、これによって紫外線ランプの風下側は200nm以上の紫外線のみ発生するので、紫外線ランプの出力を上げても、風上側で発生する200nm以下の短波長の紫外線に起因するオゾンは風下側で発生する200nm以上の波長によってO 、あるいはOHラジカルに分解されることとなり、外部へは、オゾンが分解されて発生したより活性化の高いO、あるいはOHラジカルが排気されるため、外部にも積極的に除菌及び脱臭を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の発明に加え、制御手段は、前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室の冷却装置が停止中に前記除菌・脱臭装置を運転するもので、冷却装置が停止中の比較的高湿になりやすい状態において、さかんにオゾンのOHラジカル化が行われ、高い除菌効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の発明に加え、制御手段は、除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室の前記冷却装置が運転中に除菌・脱臭装置を運転するもので、オゾンのOHラジカル化が起こりにくく、除菌効果の低い低湿時に除菌・脱臭装置を停止することとなり、消費電力の低減化と貯蔵室内のオゾン臭の低減化を図ることができる。
請求項6に記載の発明は請求項1から5の発明に加え、食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却手段と、前記複数の貯蔵室内に配置され、貯蔵室内の温度検出を行うサーミスタとを備え、前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内に具備されたサーミスタの検出温度によって前記冷却装置の起動停止を制御し、サーミスタの検出温度が第1の設定温度以上で前記冷却装置を運転状態とし、第2の設定温度以下で前記冷却装置を停止状態とし、前記第1の設定温度と前記第2の設定温度との間である第3の設定温度以上で、前記除菌・脱臭装置を運転するものであり、除菌効果の高い高湿度で除菌・脱臭装置を運転し、除菌効果の低い低湿時に除菌・脱臭装置を停止することとなり、効果的に除菌を行なうとともに、消費電力の低減化を図ることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6の発明に加え、複数の貯蔵室に冷却のための風を送る送風手段を備え、制御手段は、送風手段による除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内への冷却のための送風が停止中に前記除菌・脱臭装置を運転するものであり、除菌・脱臭装置を備えた高湿状態の貯蔵室でオゾンと空気中の水分子との反応により多量のOHラジカルを生成し、菌の溶菌作用が高まることとなり、高い除菌性能を得ることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7の発明に加え、制御手段は、送風手段による除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内への冷却のための送風が運転中に除菌・脱臭装置を停止するものであり、送風手段が運転時には低湿状態となり、除菌効果が低下するため、その間除菌・脱臭装置を停止することとなり、効率よく除菌を行うとともに、消費電力の低減化を図ることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1または2の発明に加え、除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内に設けられ庫内湿度を検知する湿度センサーを備え、制御手段は湿度センサーの検出結果が第1の設定湿度以上で、除菌・脱臭装置を運転するもので、除菌効果の高い所定湿度以上で、除菌・脱臭装置を的確に運転することとなり、効率よく除菌を行うとともに、消費電力の低減化を図ることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9の発明に加え、制御手段は湿度センサーの検出結果が第2の設定湿度以上で、除菌・脱臭装置を停止するもので、除菌効果が低下する所定湿度以上では、除菌・脱臭装置を的確に停止することとなり、消費電力の低減化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、先に説明した実施の形態と同一構成については、同一符号を付して、その説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のA−A断面図である。図3は本発明の実施の形態1における脱臭装置の構成図である。
図1,2において、A−Aは冷蔵庫100の断面を示すものであり、Cは冷蔵庫100の縦方向である。食品などを貯蔵する冷蔵室100は、冷蔵庫本体1の前面に配置されており、断熱帯60により前面を除く部分を覆われている。背面パネル101は、冷蔵室100の背面に位置する断熱帯60との間に所定の間隔を隔てて冷蔵室100の背面に設置されている。冷却器102は、背面パネル101と冷蔵室100の背面に位置する断熱帯60との間にそれぞれ所定の間隔を経て設置されており、アルミ製の平面板に冷却管を取付けたプレート式の冷却器である。リブ103,104は、背面パネル101の後方に縦方向に形成された仕切りであり、背面パネル101が冷蔵室100に取付けられた状態において、リブ103,104の後方端面は断熱帯60に当接する。送風吸込み口105は、背面パネル101の上方に形成された切欠きである。送風吹出し口106は、背面パネル101の下方に形成された切欠きである。送風路107は、冷蔵室100への冷気の流路であり、冷却器102と背面パネル101および冷却器102と断熱帯60の間で、かつリブ103,104の間の空間を経由して、送風吸込み口105と送風吹出し口106の間を連通している。庫内ファン(送風手段)108は、送風路107の内部でかつ冷蔵室100の上方に位置する送風吸込み口105の後方に設置された軸流式の送風機であり、冷蔵室100の上方に位置する送風吸込み口105から、冷蔵室100の下方に位置する送風吹出し口106に向けて送風するように取付けられている。サーミスタ109は冷蔵室100内に配設されている。このサーミスタ109は冷蔵室100内の温度に応じた電圧レベルの温度信号Vfを出力し、メイン制御装置(図示せず)に電気的に接続されている。
メイン制御(図示せず)は、サーミスタ109の温度信号Vfに基づいて冷却器102、庫内ファン108を駆動制御し、冷却運転および湿度回収運転を実行するとともに、除菌・脱臭運転制御をおこなう。
脱臭風路110は、背面パネル101と断熱帯60の間で、かつリブ103とリブ115により送風路107と仕切られている。脱臭風路の吹出し口111は、背面パネル101に形成された切欠きであり、送風吹出し口106の横に近接するように形成されている。脱臭風路の吸込み口112は、背面パネル101に形成された複数の孔穴であり、冷蔵室100の中断113近傍に位置している。脱臭用ファン114は、脱臭風路110の内部でかつ冷蔵室100の上方に位置する脱臭風路の吹出し口111の後方に設置された軸流式の送風機であり、冷蔵室100の中段113に位置する脱臭風路の吸込み口112から、冷蔵室100の上方に位置する脱臭風路の吹出し口111に向けて送風するように取付けられている。
脱臭装置120は、脱臭風路110内に設置されており、主に紫外線ランプ130、と光触媒部材131と風路132とから構成されている。
紫外線ランプ130は、冷蔵庫本体1のC方向に設置されており、冷気を紫外線ランプ130の円筒胴の軸方向に対して、D方向に流すように配置されている。紫外線ランプ130はランプ管134、ランプ管134の両端に電極123とセラミックホルダー124を配しており、取付部材125で背面体60に固定されている。取付部材125は電気絶縁性の高い樹脂材料が好ましく、本実施例ではABSを用いている。紫外線ランプ130のランプ管134は純度の高い石英ガラスを材料としており、ランプ管134内には低圧の水銀蒸気とアルゴン、キセノン等の不活性ガスが封入されている。ランプ管134の表面には例えばZrOなどの無機金属酸化物から成る膜厚0.05〜0.5μmの皮膜135が紫外線ランプ130の風下側から中央近傍まで連続被膜形成されており、紫外線ランプ130の風上側の半分以上には被膜が形成されていない。
ここで、紫外線ランプ130が点灯すると、紫外線ランプ130のランプ管134の風上側からは254nmや365nmの波長の紫外線と共にオゾン発生の為の短波長185nmの紫外線を透過する。一方、紫外線ランプ130の風下側の被膜135形成部では、185nmの短波長を吸収し、254nmと365nmの紫外線はほとんど透過する。
このため、従来の構成の紫外線ランプとは異なり、紫外線ランプ130の風上側で発生したオゾンは風下側の被膜135部分で発する254nmの波長によって、効率よく分解され、オゾンよりさらに酸化力の強いO、あるいはOHラジカルを生成して、浮遊菌を効果的に溶菌し,除菌すると共に、臭気成分を酸化分解することができる。また、紫外線ランプ130の近傍(ランプから20mmの距離)で、オゾン濃度は約5ppmと低濃度に確保でき、254nm、365nmの紫外線は低下することなく1mW/cm以上の紫外線強度を確保することができる。
これによって、除菌・脱臭装置120内表面に設けられた光触媒部材131は、非常に強い紫外線エネルギーを受けるため高活性となりO、あるいはOHラジカルを生成して、脱臭装置120内に流入した臭気成分を効率的に光触媒作用で酸化分解することができる。
また、紫外線ランプ130近傍のオゾンによっても、光触媒部材131で分解困難な臭気成分を分解することができる。さらに、紫外線ランプ130近傍では紫外線のエネルギーと浸透度の高い254nmの紫外線が照射されるため、除菌・脱臭装置12内の浮遊菌を効果的に分解することができる。
除菌・脱臭制御装置140はサーミスタ109の検出温度信号に基づき除菌・脱臭装置120を運転制御する。
以上のように構成された脱臭装置を備えた冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
図1、図2、図3において、まず冷蔵室100の温度が上昇すると、冷蔵室100に取付けられてサーミスタ109により、圧縮機(図示せず)が運転されるとともに、冷却器102に冷媒が送液されて冷却器102が運転状態となる。同時に庫内ファン108が運転されることにより、冷蔵室100の上方の空気が、送風吸込み口105から吸込まれて送風路107を通り、冷却器102で冷却された後、送風吹出し口106から冷蔵室100の下方へ吹出される。この時の庫内湿度は相対湿度約85〜90%の高湿状態から徐々に湿度60%以下まで低下する。
次に、冷蔵室100の温度が低下すると、冷蔵室100に取付けられたサーミスタ109により、冷却器102に冷媒の送液が停止され、冷蔵庫1の他空間を冷却する冷却サイクルに切り替わる。この状態においては、圧縮機(図示せず)は運転状態であり、庫内ファン108は、冷却器102から冷蔵室100への湿度回収のために所定時間運転状態を継続する。この時、冷蔵室100内の温度と湿度は除々に上昇することで、冷却運転と停止を繰り返す。次に、冷蔵室100の冷却運転が完了し、さらに湿度回収のための庫内ファン108の運転が停止する。この時、冷蔵室100内の温度と湿度は急激に上昇し、次の冷却運転開始時が最も湿度、温度が高い状態となる。
以上のような冷却運転を行う冷蔵庫での除菌・脱臭装置120の運転制御プログラムについて説明する。
図4は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の除菌・脱臭装置120の運転制御プログラムを示す、フローチャート図である。図5は本発明の実施の形態1における除菌・脱臭装置120の運転制御タイミングチャートである。図6は本発明の実施の形態1におけるオゾン濃度0.01ppmの除菌効果と相対湿度との相関図である。
図4において、まず、冷却運転であるかどうかを判定する(ステップ1)。この際には、第1の設定温度以上の場合は、冷却運転がされており、第2の設定温度以下の場合は冷却運転が停止されている。次に、冷却運転が停止状態であれば次に庫内ファン108が運転であるかどうかを判定する(ステップ2)。次に庫内ファン108が停止状態であると判定した場合、冷蔵室100内のサーミスタ109の検出温度が第3の設定温度であるK1以上かどうかを判定する(ステップ3)。第3の設定温度K1以上であると判定した場合、除菌・脱臭装置120の運転を開始する(ステップ4)。そして再びステップ3に復帰し、サーミスタ109の検出温度がK1以上でないと判定されるまで除菌・脱臭装置120は運転動作を継続する。ここでは、冷蔵室100が湿度回収運転時かあるいは、冷蔵室冷却運転停止時、つまり冷蔵室100内の湿度が高湿においては、オゾンと空気中の水分子との反応により酸化力、菌の溶菌力の高いOHラジカルが多量に生成されるため、高い除菌効果が得られ、且つ庫内がオゾン臭くならないことから、除菌・脱臭装置を運転させるものである。
一方、ステップ1およびステップ2において、冷却運転及び庫内ファン108が運転状態であると判定された場合、除菌・脱臭装置120の運転を停止する(ステップ5)。この場合、冷蔵室100は冷却運転中であり、冷蔵室100内に低湿度の冷気が送風されるので、冷蔵室100内の湿度は低下する。この時、除菌・脱臭装置120のオゾン発生効率は高まるが、オゾンのOHラジカル化効率は低下するため、除菌効果が高湿時に比べ低くなるとともに、庫内のオゾン濃度が高くなりやすく、オゾン臭くなることから、除菌・脱臭装置120を停止させるものである。
次に図5において、(a)は冷蔵室100内の温度変動、(b)は冷蔵室100内の湿度変動、(c)は冷却器102の冷却運転を示すタイミングチャート、(d)は圧縮機の冷却運転、湿度回収運転及び多湿冷却運転を示すタイミングチャート、(e)庫内ファン108の冷却運転及び湿度回収運転を示すタイミングチャート、(f)は脱臭用ファン114及び紫外線ランプ13のON、OFFを示すタイミングチャートである。
脱臭用ファン114は紫外線ランプ130の運転に同期している。紫外線ランプ130は冷却運転停止中の、サーミスタ109の検出温度が所定温度K1以上で起動開始し、サーミスタ109が所定温度K1より低くなった時点で、紫外線ランプ130を停止する。このような、除菌・脱臭装置120の運転制御によって、冷蔵室100内が高湿時のみ除菌・脱臭装置120を運転させることができる。
図5の0.01ppm濃度のオゾンガスの除菌効果と相対湿度の相関関係を実験により求めた結果、大腸菌では、相対湿度80%での除菌率が相対湿度60%の除菌率の約2倍であった。また、相対湿度95%の除菌率は相対湿度80%の除菌率の約1/2であったことから、低濃度のオゾンガスの除菌効果には至適湿度があり、その範囲は相対湿度60%〜95%である。至適湿度範囲外(例えば相対湿度95%以上やの高湿や、相対湿度60%以下の低湿)では除菌率が低下することからも、除菌・脱臭装置120は至適湿度範囲で運転させることで、より効果的に除菌をおこなうことができる。
以上のように、本実施の形態においては、高電圧放電によってオゾンを発生させるオゾン発生手段を具備した除菌・脱臭装置を庫内湿度が高湿時に運転状態とするよう、制御することにより、オゾンは空気中の水分と反応して、多量のOHラジカルを生成し、溶菌作用を高めることとなり、除菌性能の高性能化が図れる。
また、本発明の冷蔵庫は、オゾン発生手段の近傍に光触媒部材を配置することにより、光触媒は高湿ほど空気中の水分子と反応し多量のOHラジカルを生成するため、光触媒活性が高まることとなり、除菌性能および脱臭性能の高性能化が図れる。
また、本発明の冷蔵庫はオゾン発生手段である紫外線ランプの円筒胴の軸方向に対して、水平方向に風を流すよう、除菌・脱臭装置を庫内に設置したもので、少なくとも200nm以下の紫外線を吸収する被膜を前記紫外線ランプの風下側のランプ管表面に形成し、風上側には前記被膜を形成しないようにすることにより、オゾンは紫外線ランプの風上側でのみ発生し、湿度の影響を受けずに、風下側で効率よく分解するため、高湿時でもオゾン発生量を制御し、且つ、オゾンより酸化分解力の強いO、あるいはOHラジカルを効率よく生成することとなり、除菌性能の高性能化が図れるとともに、高湿時でも庫内がオゾン臭くならない。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の除菌・脱臭装置120の運転制御プログラムを示す、フローチャート図である。図8は本発明の実施の形態2における除菌・脱臭装置120の運転制御タイミングチャートである。
図7において、まず冷却運転状態であるかを判定する(ステップ1)。ステップ1で冷却運転状態でないと判定されたら、次に庫内ファン108が運転状態であるかを判定する(ステップ2)。ステップ2で運転状態でないと判定されたら、除菌・脱臭装置120を起動させる(ステップ3)。次に冷却運転状態であるかを判定する(ステップ4)。ステップ4において、冷却運転状態でないと判定されたら、次に庫内ファン108が運転状態であるかを判定する(ステップ5)。ステップ5において庫内ファン108が運転状態でないと判定された場合、ステップ3に復帰し、除菌・脱臭装置120の運転を継続する。つまり、冷蔵室100の冷却運転停止時で、庫内が高湿状態の時に、除菌・脱臭装置120を運転動作とするよう制御しているので、庫内空気中の水分子と除菌・脱臭装置120から発生するオゾンとの反応で、酸化力及び溶菌作用の強いOHラジカルを多量に生成し、高い除菌性能を得られることとなる。
次にステップ4及びステップ5において、冷却運転状態あるいは庫内ファン108運転状態であると判定されたら、タイマーにて所定時間除菌・脱臭装置120を運転状態とする(ステップ6)。所定時間経過後、次には冷却運転状態であるかを判定する(ステップ7)。ステップ7で冷却運転状態でないと判定されたら、次に庫内ファン108が運転状態であるかを判定する(ステップ8)。ステップ8で庫内ファン108が運転状態でないと判定されれば、除菌・脱臭装置120の運転を停止する(ステップ9)。また、ステップ7及びステップ8にて冷却器102及び庫内ファン108が運転状態であると判定された場合、ステップ3に復帰し、除菌・脱臭装置120の運転動作を継続させる。また、ステップ1及びステップ2でそれぞれ、冷却運転状態あるいは庫内ファン108が運転状態であると判定されたら、除菌・脱臭装置120を動作停止させる(ステップ10)。
つまり、冷蔵室100の冷却運転開始後所定時間で、庫内湿度はほぼ60%以下となる為、庫内湿度が60%以上である所定時間の間は除菌・脱臭装置120を運転状態とし、所定時間経過後冷却器102及び庫内ファン108が運転中であれば、除菌脱臭装置120を停止するよう制御しているので、オゾンのOHラジカル化効率が低く、除菌性能が低下する低湿度で、除菌・脱臭装置120を停止するよう制御することとなり、消費電力の低減化を図ることができる。
次に図8において、除菌・脱臭装置120は(c)に示す冷却器102の冷却タイミングチャート及び(f)の除菌・脱臭装置の運転を示すタイミングチャートにおいて、冷却器102の運転開始時から所定時間(T1)経過後に除菌脱臭装置102の運転を停止させている。(f)所定時間(T1)経過時点では、(b)の冷蔵室100内の湿度は相対湿度60%以下となっている。
以上のように、本実施の形態においては、高電圧放電によってオゾンを発生させるオゾン発生手段を具備した除菌・脱臭装置120を庫内湿度が低湿時に停止状態とするよう、制御することにより、低湿時はオゾン生成効率が高く、オゾンのラジカル化効率の低いため、庫内がオゾン臭くなりやすく、且つ、除菌性能が低下するので、低湿時に除菌・脱臭装置120を停止することで、除菌性能の高い高湿状態でのみ除菌・脱臭装置を運転させることとなり、除菌・脱臭装置120の消費電力の低減化を図ることができる。
また、本発明の形態では、オゾン発生手段の近傍に光触媒部材を配置することにより、光触媒は高湿ほど空気中の水分子と反応し多量のOHラジカルを生成するため、低湿時は光触媒活性が低下するため、光触媒活性の低い低湿時に除菌・脱臭性能を停止させることとなり、除菌・脱臭装置120の消費電力の低減化を図ることができる。
(実施の形態3)
図9は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の除菌・脱臭装置120の運転制御プログラムを示す、フローチャート図である。
図9において、冷蔵室100内の湿度センサー(図示せず)の検出湿度が、第1の設定湿度H1以上であるかを判定する(ステップ1)。ステップ1にての検出湿度が第1の設定湿度以上であると判定されれば、次に湿度センサーの検出温度が第1の設定湿度より高い、第2の設定湿度H2以下であるかを判定する(ステップ2)。ステップ2において、検出湿度が第2の設定湿度H2以下であると判定されれば、除菌・脱臭装置120を起動させる(ステップ3)。次にステップ1に復帰し、検出湿度が第1の設定湿度H1以下であるか、もしくは、第2の設定湿度H2以上となるまで、除菌・脱臭装置120は運転を継続する。そして、ステップ1で検出湿度が第1の設定湿度H1以上ではないと判定されるかもしくは、ステップ2で検出湿度が第2の設定湿度H2以下でないと判定された場合、除菌・脱臭装置120を停止させる(ステップ4)。つまり、第1の設定湿度H1は除菌効果の高い湿度範囲の下限値に相当し、一方、第2の設定湿度H2は除菌効果の高い湿度範囲の上限値に相当するように設定されている。
以上のように本実施の形態においては、除菌・脱臭装置120を的確に除菌効果の高い湿度範囲でのみ運転させることにより、除菌・脱臭装置を効率良く運転することとなり、除菌・脱臭装置の消費電力の低減化及び、高除菌性能化が図れる。
また、本実施の形態では脱臭装置120は冷蔵室に設置する場合について説明したが、野菜室や切替室、冷凍室に設置しても同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、オゾンとオゾン分解生成物及び光触媒を効率よく利用して、高性能な除菌を行なうことができるため、業務用冷蔵庫、空気清浄機、エアコン、生ごみ処理機等の用途にも適用できる。
本発明による冷蔵庫の実施例1の正面図 本発明による冷蔵庫の実施例1のA−A断面図 本発明による冷蔵庫の実施例1の除菌・脱臭装置の斜視図 本発明による冷蔵庫の実施例1の除菌・脱臭装置の運転制御フローチャート 本発明による冷蔵庫の実施例1の除菌・脱臭装置のタイムチャート 本発明による冷蔵庫の実施例1の除菌・脱臭装置の除菌性能と相対湿度の相関を示す図 本発明による冷蔵庫の実施例2の除菌・脱臭装置の運転制御フローチャート 本発明による冷蔵庫の実施例2の除菌・脱臭装置のタイムチャート 本発明による冷蔵庫の実施例3の除菌・脱臭装置の運転制御フローチャート 従来の冷蔵庫の脱臭装置の運転制御フローチャート 従来の冷蔵庫の縦断面図 従来の冷蔵庫の脱臭装置の構成を示す斜視図
符号の説明
100 冷蔵室
102 冷却器
108 庫内ファン
109 サーミスタ
120 除菌・脱臭装置
130 紫外線ランプ
134 ランプ管
135 被膜
131 光触媒部材
132 風路

Claims (10)

  1. 食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記複数の貯蔵室のうち少なくとも1つの貯蔵室内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段を具備した除菌・脱臭装置と、前記除菌・脱臭装置を運転制御する制御手段とを備え、前記オゾン発生手段の近傍に光触媒部材を配置するとともに前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室が少なくとも相対湿度60%以上95%以下の高湿時に前記除菌・脱臭装置を運転状態とする冷蔵庫。
  2. 食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記複数の貯蔵室のうち少なくとも1つの貯蔵室内に設けられ、高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生手段である紫外線ランプを具備した除菌・脱臭装置と、前記除菌・脱臭装置を運転制御する制御手段とを備え、前記紫外線ランプは、少なくとも200nm以下の紫外線を吸収する被膜をランプ管表面に形成した被膜部分を設け、前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室が少なくとも相対湿度60%以上95%以下の高湿時に前記除菌・脱臭装置を運転状態とする冷蔵庫。
  3. 前記紫外線ランプは風の流れに対して、前記紫外線ランプの風下側に前記皮膜を形成する請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御手段は、前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室の冷却装置が停止中に前記除菌・脱臭装置を運転する請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御手段は、前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室の前記冷却装置が運転中に前記除菌・脱臭装置を運転する請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 食品が収納される複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室を冷却する冷却手段と、前記複数の貯蔵室内に配置され、貯蔵室内の温度検出を行うサーミスタとを備え、前記制御手段は前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内に具備されたサーミスタの検出温度によって前記冷却装置の起動停止を制御し、サーミスタの検出温度が第1の設定温度以上で前記冷却装置を運転状態とし、第2の設定温度以下で前記冷却装置を停止状態とし、前記第1の設定温度と前記第2の設定温度との間である第3の設定温度以上で、前記除菌・脱臭装置を運転する請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記複数の貯蔵室に冷却のための風を送る送風手段を備え、前記制御手段は、前記送風手段による前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内への冷却のための送風が停止中に前記除菌・脱臭装置を運転する請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記制御手段は、前記送風手段による前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内への冷却のための送風が運転中に前記除菌・脱臭装置を停止することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記除菌・脱臭装置を備えた貯蔵室内に設けられ庫内湿度を検知する湿度センサーを備え、前記制御手段は前記湿度センサーの検出結果が第1の設定湿度以上で、前記除菌・脱臭装置を運転する請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  10. 前記制御手段は前記湿度センサーの検出結果が第2の設定湿度以上で、前記除菌・脱臭装置を停止する請求項9に記載の冷蔵庫。
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