JP2003114086A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003114086A
JP2003114086A JP2001306492A JP2001306492A JP2003114086A JP 2003114086 A JP2003114086 A JP 2003114086A JP 2001306492 A JP2001306492 A JP 2001306492A JP 2001306492 A JP2001306492 A JP 2001306492A JP 2003114086 A JP2003114086 A JP 2003114086A
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大信 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温感受性青果物の鮮度を維持することがで
きると共に、低温感受性青果物を効率よく収納すること
ができる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 切替室5は高温野菜室として切替可能と
なっており、切替室5にバナナ、キュウリ、ナスなどの
低温感受性青果物を収納する際は、切替室5を高温野菜
室として切替える。これにより、切替室5の設定温度は
10〜15℃の間に設定されるので、低温感受性青果物
を比較的温度の高い低温状態で新鮮に保管することがで
きる。このとき、切替室5の冷気流入路に設けられた脱
臭・抗菌装置18が動作することにより、切替室5内に
オゾンが供給されることから、切替室5に設定された冷
蔵温度が比較的高くともカビなどの雑菌が繁殖すること
を防止できる。また、低温感受性青果物がない場合は、
切替室5に他の食品を収納庫することができるので、収
納効率を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷気の流入制御に
より室内温度が10゜〜15゜に調整される貯蔵室を有
した冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】野菜、果物等の青果物
の最適貯蔵温度は多くのものが約0゜Cであることか
ら、近年、家庭用冷蔵庫の野菜用冷蔵室(通称、野菜
室)も低温化するようになり、約2〜4゜Cの設定とな
っている。ところで、青果物の中には、バナナ、キュウ
リ、ナスなど、冷しすぎると変色、軟化、水膨れなどの
いわゆる低温障害を起こす低温感受性青果物が存在して
いることが知られている。これらの低温感受性青果物を
低温保存するには、青果物の種類にもよるが7〜10゜
C以上で低温保存するのが好ましく、青果物の種類を問
わず低温保存できる汎用性を重視するならば、10゜C
以上の保存温度が適している。このため、一般の青果物
と低温感受性青果物とのそれぞれに適した温度に設定さ
れた2つの野菜用冷蔵室を有する家庭用冷蔵庫が提案さ
れている。
【0003】しかしながら、低温感受性青果物の最適貯
蔵室温に合せて庫内温度を高めに設定すると、カビ等の
雑菌が繁殖し易くなり、食品の保存性が悪くなるという
欠点がある。また、保存する低温感受性青果物が存在し
ない場合は、低温感受性青果物用の野菜用冷蔵室が空の
状態となり、冷蔵庫の収納スペースの無駄となる。本発
明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、低
温感受性青果物の鮮度を維持することができると共に、
低温感受性青果物を効率よく収納することができる冷蔵
庫を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷気の流入制
御により室内温度が10゜〜15゜に調整される貯蔵室
を設け、この貯蔵室の冷気流入側に、前記貯蔵室に流入
する冷気を抗菌処理する抗菌手段を設けたものである
(請求項1)。このような構成によれば、貯蔵室内の室
内温度は冷気の流入制御により10゜〜15゜に調整さ
れており、貯蔵室に収納された低温感受性青果物の鮮度
を維持することができる。このとき、貯蔵室内の温度が
比較的高めのために、雑菌が繁殖し易い環境であって
も、抗菌手段により貯蔵室に流入する冷気を抗菌処理す
ることができるので、貯蔵室内で雑菌が繁殖してしまう
ことを抑制することができる。
【0005】上記構成において、前記貯蔵室は、設定温
度を切替可能な切替室であるのが望ましい(請求項
2)。このような構成によれば、低温感受性青果物がな
い場合は、切替室に他の食品を収納することができるの
で、収納効率を高めることができる。
【0006】また、前記抗菌手段はオゾン発生装置であ
り、前記オゾン発生装置を通過する冷気の下流に、前記
オゾン発生装置から発生したオゾンを分解処理するオゾ
ン処理装置を設けるようにしてもよい(請求項3)。こ
のような構成のよれば、オゾン発生装置から発生するオ
ゾンにより冷気を抗菌処理することができる。このと
き、オゾンは人体に有害であるものの、オゾン処理装置
によりオゾンを分解処理することができるので、オゾン
を無害化することができる。
【0007】また、前記オゾン発生装置は、放電により
オゾンを発生すると共に紫外線を発光する空間放電機構
と、この空間放電機構から紫外線を照射された状態で脱
臭・抗菌作用を呈する光触媒とからなるのが望ましい
(請求項4)。このような構成によれば、空間放電機構
によりオゾンが発生すると同時に、紫外線が発光するの
で、光触媒に紫外線が照射されるようになる。これによ
り、光触媒が脱臭・抗菌作用を呈し、冷気に対する抗菌
作用を高めることができる共に脱臭作用も同時に呈する
ので、オゾン発生装置の機能を高めることができる。
【0008】また、前記オゾン処理装置は前記貯蔵室の
冷気流出側に設けられ、前記貯蔵室の内面は耐オゾン性
材料から形成されているのが望ましい(請求項5)。こ
のような構成によれば、オゾン発生装置から発生したオ
ゾンを貯蔵室に供給することができるので、貯蔵室内を
抗菌処理することができる。このとき、貯蔵室にオゾン
が供給されるにしても、貯蔵室の内面は耐オゾン性材料
から形成されているので、貯蔵室の内面がオゾンにより
腐食してしまうことを防止できる。また、貯蔵室から流
出する冷気に含まれるオゾンはオゾン処理装置により無
害化される。
【0009】また、前記貯蔵室内のオゾン濃度は0.0
05ppm 以下に保持されるのが望ましい(請求項6)。
このような構成によれば、オゾンの濃度が0.005pp
m 以下に保持されることにより、貯蔵室が開放された際
の人体への影響を回避することができる。
【0010】また、前記オゾン発生装置は、前記貯蔵室
の開放中は動作停止するのが望ましい(請求項7)。こ
のような構成によれば、オゾン発生装置は貯蔵室の開放
中は動作を停止するので、使用者が貯蔵室を開放するに
しても、オゾンが貯蔵室の外部に流れ続けてしまうこと
を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、ボトムフリーザタイプ
の冷蔵庫本体1の構成を概略的に示す断面図である。こ
の図1において、冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長
矩形箱状の断熱箱体2内に、上段から順に、冷蔵室3、
野菜用冷蔵室(以下、野菜室)4、切替室(貯蔵室に相
当)5、冷凍室6を有して構成されていると共に、各貯
蔵室3〜6は、ヒンジ開閉式の冷蔵室扉7、引出式の野
菜室扉8、切替室扉9、冷凍室扉10によりそれぞれ閉
鎖されている。尚、図1には図示していないが、切替室
5に並んで製氷用冷凍室が設けられており、製氷用冷凍
室扉により閉鎖されている。
【0012】冷蔵室3及び野菜室4の間は仕切板11に
より上下に区画されており、野菜室4内には、野菜室扉
8の裏面側に連結された野菜貯蔵容器12が出し入れ可
能に収納されている。野菜室4と切替室5及び図示しな
い製氷用冷凍室との間は、断熱箱体2に一体に設けられ
た断熱仕切壁13により上下に区画されている。
【0013】切替室5及び製氷用冷凍室と冷凍室6との
間は断熱仕切壁14によって上下に区画されていると共
に、切替室5と製氷用冷凍室との間も図示しない断熱仕
切壁によって左右に区画されており、これにより切替室
5は他の室とは空間的及び熱的に独立した形態に構成さ
れている。この切替室5内には、切替室扉9の裏面側に
連結された貯蔵容器15が出し入れ可能に収納されてい
る。そして、冷凍室6内には、冷凍室扉10の裏面側に
連結された貯蔵容器16が出し入れ可能に収納されてい
る。
【0014】切替室5は、設定温度が複数段階に切替可
能に構成されており、具体的には、冷蔵室扉7に設けら
れた操作パネル17(図7参照)に対する使用者の操作
により、切替室5を冷凍室、パーシャル室、チルド室、
野菜室、高温野菜室、ソフト冷凍室、冷蔵室、ワイン室
の何れかとして使用するのに最適な温度に選択的に切替
えられるようになっている。この場合、高温野菜室と
は、切替室が野菜室として切替えられた場合の設定温度
よりも高い温度である10〜15゜Cの範囲に設定され
たモードであり、本実施の形態では、例えば目標温度が
13゜Cに設定されている。
【0015】ここで、切替室5の冷気流入路には脱臭・
抗菌装置(抗菌手段、オゾン発生装置に相当)18が設
けられ、冷気流出路にはオゾン処理装置19が設けられ
ており、これらの脱臭・抗菌装置18及びオゾン処理装
置19を設けたことが、本実施の形態の特徴となってい
る。これらの脱臭・抗菌装置18及びオゾン処理装置1
9は、切替室5が高温野菜室として切替えられた状態
で、後述する制御装置により駆動されるようになってい
る。
【0016】また、切替室5の内面は、耐オゾン性材料
であるオーステナイト系ステンレス、好ましくはSUS
304、SUS316等から形成されている。これは、
切替室5には、後述するように脱臭・抗菌装置18から
酸化力の大きなオゾンが供給されることから、通常のプ
ラスチック材料或いは金属料では、オゾンにより腐食し
てしまうからである。
【0017】図2は脱臭・抗菌装置18の縦断面を模式
的に示す概略図である。この図2において、脱臭・抗菌
装置18は、ケース20内に光触媒ユニット21を収納
して構成されており、ケース20の両側に形成されたス
リット20aを通じて切替室5に流入する冷気が光触媒
ユニット21を通過するようになっている。
【0018】図3は光触媒ユニット21の斜視図であ
る。この図3において、光触媒ユニット21の端子部2
2には昇圧トランス23が係合により接続されており、
この昇圧トランス23から所定の高電圧が光触媒ユニッ
ト21に給電されるようになっている。この昇圧トラン
ス23は、図示しない1次コイル、2次コイル、磁心等
を合成樹脂によりモールド成形することにより構成され
ており、給電線24からの給電電圧を所定電圧に昇圧し
て2次側端子25から出力するようになっている。
【0019】次に、光触媒ユニット21の構成について
説明する。図4は光触媒ユニット21の分解斜視図であ
る。この図4において、光触媒ユニット21は、第1ケ
ース26と、このケース26内に収容された空間放電機
構たる第1電極27及び第2電極28と、緩衝部材たる
スペーサ29及び30と、光触媒モジュール31と、第
1ケース26に装着される第2ケース34とから構成さ
れている。
【0020】第1電極27は、メッシュ状電極部27a
と端子部27bとから構成されている。第2電極28
は、メッシュ状電極部28aと端子部28bとから構成
されており、メッシュ状電極部28aは第1電極27の
メッシュ状電極部27aよりも目が粗く形成されてい
る。
【0021】スペーサ29,30は、いずれも難燃性の
シリコンゴムから形成されており、2個の矩形状窓部2
9a,30aをそれぞれ連結した枠状に形成されてい
る。光触媒モジュール31は、多孔質状のセラミック
(アルミナ、シリカ等)からなる矩形板状のコア材の表
面に酸化チタン等の光触媒材料を塗布し、乾燥または焼
結することにより形成されている。
【0022】ここで、第1ケース26には収納凹部32
が形成されており、その収納凹部32に、第1電極27
のメッシュ状電極部27a、スペーサ29、光触媒モジ
ュール31、スペーサ30、第2電極28のメッシュ状
電極部28aが順に収容される。また、第1ケース26
には、収納凹部32に連通した端子配置部32a及び3
2bが形成されており、その端子配置部32a及び32
bに、第1電極27及び第2電極28の端子部27b及
び28bがそれぞれ配置される。第1ケース26には窓
部26aが形成されており、収納凹部32に第1電極2
7のメッシュ状電極部27aが収納された形態では、そ
の窓部26aを介してメッシュ状電極部27aが外部を
臨むようになっている。
【0023】第2ケース34は第1ケース26に係合に
より装着可能に形成されており、第1ケース26に第1
電極27、スペーサ29、光触媒モジュール31、スペ
ーサ30、第2電極28が順に収容された状態で第2ケ
ース34が装着されることにより光触媒ユニット21が
組立てられる。この第2ケース34には窓部34aが形
成されており、光触媒ユニット21が組立てられた状態
で窓部34aを介して第2電極28のメッシュ状電極部
28aが外部を臨むようになっている。
【0024】そして、昇圧トランス23を光触媒ユニッ
ト21に装着することにより昇圧トランス23の2次側
端子25が光触媒ユニット21の第1電極27及び第2
電極28に電気的に接続され、昇圧トランスから光触媒
ユニット21に対する高電圧の給電が可能となる。
【0025】一方、図5はオゾン処理装置19を模式的
に示す縦断面図である。この図5において、オゾン処理
装置19は、ケース35内にオゾン分解触媒36と紫外
線ランプ37とを収納して構成されている。オゾン分解
触媒36は、例えば酸化マンガンベースのセラミック製
ハニカム(成形品)或は金属ハニカムを矩形板状に成形
してコア材としたものに、触媒成分を固着して構成され
ており、ケース35の両側に形成されたスリット35a
を通じて切替室5から流出する冷気が通過するようにな
っている。このようにハニカム構造とすることで、オゾ
ン分解触媒36とオゾンや臭気成分との接触面積をより
大きく確保することができ、分解効率を向上させるよう
にしている。このオゾン分解触媒36は、紫外線ランプ
37から紫外線が照射されることによりオゾン分解触媒
として機能するようになっている。
【0026】一方、図1に示すように冷蔵庫本体1の背
面部には冷凍サイクル装置38が組込まれている。つま
り、野菜室4の背面側部分には、冷蔵室用蒸発器室(以
下、Rエバ室)39が形成されており、このRエバ室3
9内には、冷凍サイクル装置38を構成する冷蔵室用蒸
発器(以下、Rエバ)40が設けられていると共に、そ
の上部に位置して可変速駆動可能(例えば1800〜2
400rpm )な冷蔵室用送風ファン(以下、Rファン)
41が設けられている。このRファン41が駆動された
状態では、Rエバ40により生成された冷気が、冷蔵室
3及び野菜室4に供給された後、再びRエバ室39内の
下部に戻されるという循環が行われるようになってい
る。尚、Rエバ室39内には、Rエバ除霜ヒータ42が
設けられている。
【0027】また、切替室5及び図示しない製氷用冷凍
室並びに冷凍室6の上下に跨がる背面側部分には、冷凍
室用蒸発器室(以下、Fエバ室)43が形成されてお
り、このFエバ室43内には、冷凍サイクル装置38を
構成する冷凍室用蒸発器(以下、Fエバ)44が設けら
れていると共に、その上部に位置して可変速駆動可能
(例えば1800〜2400rpm )な冷凍室用送風ファ
ン(以下、Fファン)45が設けられている。尚、Fエ
バ44の下方部には、Fエバ除霜ヒータ46が設けられ
ている。
【0028】ここで、Fエバ室43に設けられたFファ
ン45の下流側(冷気の吹出側)は、切替室5につなが
る冷気流路と、冷凍室6につながる冷気流路とに分岐さ
れ、そのうち切替室5につながる冷気流路内には、後述
する制御装置により開閉制御される切替室用ダンパ47
が設けられている。
【0029】切替室用ダンパ47が閉塞された状態でF
ファン45が駆動された場合は、Fエバ44により生成
された冷気が、冷凍室6及び図示しない製氷用冷凍室に
供給された後、再びFエバ室43内の下部に戻されると
いう循環が行われるようになっている。これに対し、切
替室用ダンパ47が開放(或いは一部開放)された状態
でFファン45が駆動された場合は、冷気が冷凍室6及
び製氷用冷凍室へ供給されるのに加えて、切替室5内に
も脱臭・抗菌装置18を通じて供給された後、オゾン処
理装置19を通じて再びFエバ室43内の下部に戻され
るという循環が行われるようになっている。
【0030】冷蔵庫本体1の下端部背面部には機械室4
8が形成されており、この機械室48内には、冷凍サイ
クル装置38を構成するコンプレッサ(圧縮機)49が
設けられていると共に、コンプレッサ49及び後述する
コンデンサ(凝縮器)50(図6参照)を冷却するため
の冷却ファン(以下、Cファン)51が設けられてい
る。このコンプレッサ49は、インバータ制御により可
変速で駆動(例えばインバータの運転周波数が30〜7
0Hz)されるようになっており、また、Cファン51
も可変速駆動(例えば1800〜2000rpm )される
ようになっている。
【0031】図6は、冷凍サイクル装置38の構成を概
略的に示している。この冷凍サイクル装置38は、コン
プレッサ49、コンデンサ50、冷媒流路切替手段たる
切替弁(三方弁)52、この切替弁52の第1出口52
aに接続される第1キャピラリチューブ53、Rエバ4
0、Fエバ44を順に冷媒パイプにより閉ループに接続
すると共に、切替弁52の第2出口52bに接続される
第2キャピラリチューブ54をRエバ40とFエバ44
との間に接続して構成されており、第2キャピラリチュ
ーブ54が第1キャピラリチューブ53及びRエバ40
をバイパスした形態となっている。
【0032】このような構成により、切替弁52が第1
出口側52aに切替えられた状態では、コンプレッサ4
9の駆動により冷媒がコンデンサ50等を通った後、第
1キャピラリチューブ53を通ってRエバ40及びFエ
バ44を順に流れてコンプレッサ49に戻されるように
なっている。これに対し、切替弁52が第2出口側52
bに切替えられた状態では、コンプレッサ49の駆動に
より冷媒がコンデンサ50等を通った後、第2キャピラ
リチューブ54を通ってFエバ44のみに供給された
後、コンプレッサ49に戻されるようになっている。
【0033】図7は、冷蔵室扉7の前面に設けられた操
作パネル17を示している。この図7において、操作パ
ネル17には、表示部55が設けられている。この表示
部55には、その上段に位置して冷蔵室設定温度表示部
55a及び状態表示部55bが左右に設けられ、中段に
位置して、切替室5の現在の設定を示す切替室設定表示
部55cが設けられ、下段に位置して冷凍室設定温度表
示部55d及び時間等表示部55eが左右に設けられて
いる。
【0034】表示部55の左側には、上から順に、冷蔵
室3及び野菜室4の温度設定を行なうための冷蔵室温度
設定スイッチ56、切替室5の温度帯の選択を行なうた
めの切替室設定スイッチ57、冷凍室6及び製氷用冷凍
室の温度設定を行なうための冷凍室温度設定スイッチ5
8、一気冷凍,一気製氷の実行を指示するための一気冷
凍スイッチ59が設けられている。この場合、切替室設
定スイッチ57を1回操作する毎に、切替室設定表示部
55cの表示が、冷凍、パーシャル、チルド、野菜、高
温野菜、ソフト冷凍、冷蔵、ワインの順に切替わり、そ
の温度帯に設定されるようになっている。
【0035】図8は冷蔵庫本体1の電気的構成を示すブ
ロック図である。この図8において、冷蔵庫本体1に
は、マイコンを主体として構成される制御装置60が設
けられている。この制御装置60には、冷蔵室3に設け
られた冷蔵室温度センサ61、切替室5に設けられた切
替室温度センサ62、冷凍室6に設けられた冷凍室温度
センサ63、切替室扉9の開閉を検出する扉センサ64
等からの信号が入力されるようになっており、制御装置
60は、それら入力信号に基づいて、コンプレッサ4
9、切替弁52、Rファン41、Fファン45、Cファ
ン51、切替室用ダンパ47、各除霜ヒータ42,4
6、脱臭・抗菌装置18、オゾン処理装置19等を制御
するようになっている。
【0036】このとき、制御装置60は、切替弁52に
対する切替制御により、冷媒をRエバ40に流して主と
して冷蔵室3及び野菜室4を冷却する冷蔵室冷却態様
(通称、R−F流し)と、冷媒をFエバ44のみに流し
て冷凍室6(必要に応じて切替室5)を冷却する冷凍室
冷却態様(通称、F流し)とを交互に切替えながら冷却
運転を実行するようになっている。
【0037】この場合、制御装置60は、冷蔵室3及び
野菜室4、切替室5、冷凍室6の夫々について、設定温
度に対して所定幅の温度帯を設定し、各温度センサ61
〜63の検出温度に基づいて、各室4〜6がその設定温
度帯を維持するように、切替弁52の切替制御や、切替
室用ダンパ47の開閉制御を行ない、さらには、各ファ
ン41,45,51やコンプレッサ49の回転数の制御
も併せて行なうようになっている。具体的には、冷凍室
6(図示しない製氷用冷凍室も)の設定温度帯は、例え
ば、その上限値(「ON温度」と称される)が−18℃
とされ、その下限値(「OFF温度」と称される)が−
21℃とされる。冷蔵室3及び野菜室4の設定温度帯
は、例えば、その上限値(ON温度)が5℃とされ、そ
の下限値(OFF温度)が2℃とされる。
【0038】また、切替室5にあっては、操作パネル1
7の切替室設定スイッチ57に対する切替操作に応じて
選択されたモードに適した設定温度が設定されるように
なっており、野菜室を選択することにより設定温度が例
えば3℃となり、野菜室として使用するのに最適な温度
に調整される。従って、通常の野菜室4が野菜で満杯と
なったときは、切替室5を野菜室として設定することに
より貯蔵可能な野菜量の増大を図ることができる。
【0039】ところで、バナナ、ナス、キュウリ等の低
温感受性青果物は、冷しすぎると変色、軟化、水膨れな
どのいわゆる低温障害を起こすことから、野菜室4或い
は野菜室として設定された切替室5にバナナ、ナス、キ
ュウリ等の低温感受性青果物を収納した場合は、これら
の低温感受性青果物が低温障害を起こす虞がある。
【0040】しかるに、このような場合は、操作パネル
17の切替室設定スイッチ57に対する操作により切替
室5を高温野菜室に切替えた状態で、切替室5に低温感
受性青果物を収納する。すると、制御装置60は、切替
室用ダンパ47に対する開閉制御により切替室5を例え
ば13゜Cの目標温度となるように冷却制御すると共
に、脱臭・抗菌装置18及びオゾン処理装置19に同時
に通電して駆動する。これにより、脱臭・抗菌装置18
の光触媒ユニット21においては、メッシュ状電極部2
7a及び28a間に昇圧トランス23を介して高圧電圧
が印加されることに伴う放電が行われることによって、
紫外線(波長380nm以下)が発光すると共にオゾン
が発生する。このようにして発せられた紫外線が光触媒
モジュール31に照射されると、酸化チタンがその紫外
線の光エネルギーを受け活性を帯びて光触媒作用をな
し、冷気に含まれているアンモニア等の臭気成分やエチ
レンガスを分解する。特に、本実施に形態では、メッシ
ュ状電極部27a及び28a間に光触媒モジュール31
を配置したので、電極間の放電により発生する紫外線を
光触媒モジュール31に有効に作用させることができ
る。
【0041】そして、高電圧放電によって発生したオゾ
ンは、冷気に含まれた状態で切替室5内に供給されるの
で、切替室5内にはオゾンが充満する。このオゾンは、
強い酸化力を示すことから、切替室5内の空気中或いは
野菜の表面にカビ等の雑菌が繁殖することを防止でき、
比較的高い冷蔵温度で保存されている低温感受性青果物
の鮮度を維持することができる。この場合、切替室5内
のオゾン濃度が0.005ppm 以下となるように脱臭・
抗菌装置18のオゾン発生量が設定されており、切替室
5の切替室扉9を開放した使用者に影響がないと共にオ
ゾン臭を感じたりすることがないようになっている。
【0042】また、切替室5から流出する冷気がオゾン
処理装置19を通過する際に、冷気に含まれるオゾンは
オゾン分解触媒36により分解されて無害化されるの
で、切替室5から冷蔵庫内の他の貯蔵室にオゾンが流出
することはなく、使用者が他の貯蔵室の扉を開放した場
合であっても、オゾンが外部に流出してしまうことはな
く、安全性が高められている。
【0043】さらに、制御装置60は、切替室5の扉9
が開放されたときは、脱臭・抗菌装置18及びオゾン処
理装置19に対する通電を停止するようになっている。
これにより、使用者が切替室5の扉9を開放した場合
は、脱臭・抗菌装置18からのオゾンの発生が停止する
ので、切替室5からオゾンが外部に流出し続けてしまう
ことを確実に防止できる。
【0044】このような実施の形態によれば、切替室5
の切替モードとして高温野菜室モードを設け、この高温
野菜室モードが選択された状態では、切替室5の設定温
度を通常の野菜室モードよりも高めに設定すると同時に
脱臭・抗菌装置18からオゾンを切替室5に供給するこ
とにより当該切替室5内を抗菌するようにしたので、比
較的高い冷蔵温度に設定された野菜室を単に設けただけ
の従来例のものと違って、低温感受性青果物を高温野菜
室モードに設定された切替室5に収納することにより低
温感受性青果物の鮮度を長期間にわたって維持すること
ができる。
【0045】しかも、このように機能する貯蔵室として
切替室5を利用するようにしたので、高温野菜室を専用
に設ける従来構成に比較して、低温感受性青果物を保存
する必要がない場合は、切替室5を他の食品の貯蔵室と
して使用することができ、冷蔵庫の収納効率を高めるこ
とができる。
【0046】また、脱臭・抗菌装置18に光触媒モジュ
ール31を付加することにより当該光触媒モジュール3
1によっても切替室5に供給される冷気を抗菌すること
ができるので、抗菌作用を高めることができる。さら
に、切替室5の壁面は耐オゾン性材料であるステンレス
から形成されているので、切替室5に酸化力の強いオゾ
ンが流入するにしても、切替室5の壁面がオゾンの強力
な酸化力により腐食してしまうことはない。
【0047】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。切替室
5の壁面として、アルミニウム、セラミックス或いはフ
ッ素樹脂等の耐オゾン性材料を用いるようにしてもよ
い。切替室5内のオゾン濃度を検出するオゾンセンサを
設け、切替室5内の濃度が0.005ppm 以下となるよ
うに制御するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の冷蔵庫によれば、冷気の流入制御により室内温度が1
0゜〜15゜に調整された貯蔵室を設けた上で、その貯
蔵室の冷気流入側に、貯蔵室に流入する冷気を抗菌処理
する抗菌手段を設けるようにしたので、低温感受性青果
物の鮮度を維持することができるという優れた効果を奏
する。しかも、このような所蔵室として設定温度を切替
可能な切替室に設定することにより低温感受性青果物を
効率よく収納することができるという効果も奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における冷蔵庫の縦断面
【図2】脱臭・抗菌装置を模式的に示す縦断面図
【図3】光触媒ユニットの斜視図
【図4】光触媒ユニットの分解斜視図
【図5】オゾン処理装置を模式的に示す縦断面図
【図6】冷凍サイクル装置を示す概略図
【図7】操作パネルを示す正面図
【図8】冷蔵庫の電気的構成を示すブロック図
【符号の説明】
1は冷蔵庫本体、5は切替室(貯蔵室)、18は脱臭・
抗菌装置(抗菌手段、オゾン発生装置)、19はオゾン
処理装置、27は第1電極(空間放電機構)、28は第
2電極(空間放電機構)、31は光触媒モジュールであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 隆雄 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 及川 巧 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷気の流入制御により室内温度が10゜
    〜15゜に調整される貯蔵室と、 この貯蔵室の冷気流入側に設けられ、前記貯蔵室に流入
    する冷気を抗菌処理する抗菌手段とを備えたことを特徴
    とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵室は、設定温度を切替可能な切
    替室であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記抗菌手段はオゾン発生装置であり、 前記オゾン発生装置を通過する冷気の下流に設けられ、
    前記オゾン発生装置から発生したオゾンを分解処理する
    オゾン処理装置を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記オゾン発生装置は、 放電によりオゾンを発生すると共に紫外線を発光する空
    間放電機構と、 この空間放電機構から紫外線を照射された状態で脱臭・
    抗菌作用を呈する光触媒とからなることを特徴とする冷
    蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記オゾン処理装置は前記貯蔵室の冷気
    流出側に設けられ、 前記貯蔵室の内面は耐オゾン性材料から形成されている
    ことを特徴とする請求項3または4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記貯蔵室内のオゾン濃度は0.005
    ppm 以下に保持されることを特徴とする請求項5記載の
    冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記オゾン発生装置は、前記貯蔵室の開
    放中は動作停止することを特徴とする請求項3乃至6の
    何れかに記載の冷蔵庫。
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