JPH0737108Y2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

Info

Publication number
JPH0737108Y2
JPH0737108Y2 JP1989142486U JP14248689U JPH0737108Y2 JP H0737108 Y2 JPH0737108 Y2 JP H0737108Y2 JP 1989142486 U JP1989142486 U JP 1989142486U JP 14248689 U JP14248689 U JP 14248689U JP H0737108 Y2 JPH0737108 Y2 JP H0737108Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold air
deodorizing
duct
refrigerator
refrigerating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989142486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0383793U (ja
Inventor
敏行 白水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1989142486U priority Critical patent/JPH0737108Y2/ja
Publication of JPH0383793U publication Critical patent/JPH0383793U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0737108Y2 publication Critical patent/JPH0737108Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、庫内に漂う臭気成分をオゾン及び脱臭触媒を
用いて脱臭する脱臭装置を具備した冷凍冷蔵庫に関す
る。
〔従来技術〕
上記したような冷凍冷蔵庫の庫内、特に、冷蔵室の臭気
を除去する装置として、オゾンによる臭気成分の酸化分
解反応を利用したものが良く知られている。このような
脱臭装置10aは、第3図に示すように、冷蔵室内の、例
えば壁等に埋設され、冷蔵室からの臭気を含む空気を吸
込口14から冷気脱臭用ダクト6aに導き、脱臭後に吹出口
15から冷蔵室内にもどすようにしている。
前記冷気脱臭用ダクト6aの折り返し部近傍には、高電圧
ジェネレータ7,オゾン発生基板8,脱臭触媒9が通気方向
に順に配置されてなっている。前記オゾン発生基板8は
高電圧ジェネレータ7からの高電圧の印加によりオゾン
を発生する。前記冷気脱臭用ダクト6aには、冷凍室の空
気を流通させる為の送風機16が内設されている。前記脱
臭装置10aにおいて、冷蔵室の悪臭成分を含む空気は、
送風機16の起動により冷気脱臭用ダクト6a内に取り込ま
れ、オゾン発生基板8からのオゾンと共に脱臭触媒9を
通過する。この時、前記空気はその臭気成分がオゾン及
び脱臭触媒9の作用により酸化分解して無臭化され、前
記吹出口15から冷蔵室内に戻される仕組みになってい
る。
更に、脱臭装置に係る構成を簡素化すべく前記送風機16
を廃止し、当該機能を冷気を冷蔵室に供給する為の冷気
用の送風機に負担させた安価な脱臭装置が挙げられる。
このような脱臭装置10bは、第4図に示すように、主と
して前記高電圧ジェネレータ7,オゾン発生基板8,脱臭触
媒9よりなり、図外の冷気供給手段からの冷気をダンパ
13を通して冷蔵室に導く冷気循環用ダクト3の冷蔵室側
端部近傍に設けられている。前記冷気循環用ダクト3
は、前記冷蔵室側端部近傍において、仕切板18により冷
気脱臭用ダクト6bと冷気循環用ダクト3aとに区画されて
いる。そして、前記脱臭装置10bは冷気脱臭用ダクト6b
に配設されている。従って、前記循環用ダクト3を流通
する冷気は、その一部が冷気脱臭用ダクト6bに導かれ前
記脱臭装置10bにより脱臭されて冷蔵室に吹き出され、
残りの多くの部分が前記冷気循環用ダクト3を流通して
そのまま冷蔵室に送風される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記したように、脱臭装置10bを具備する冷
凍冷蔵庫では、冷気循環用ダクト3内に冷気脱臭用ダク
ト6bと冷気循環用ダクト3aとが並設され、加えて前記脱
臭装置10bを配備した冷気脱臭用ダクト6bに係る圧力損
失が大きいことから、冷蔵室に吹き出される冷気の送風
量は減少する。それにより、前記冷蔵室内の温度が上昇
するといった問題点がある。
また、このような冷蔵庫では、冷凍庫へ送る冷気の一部
を冷蔵庫へ分流させているので、非常に低温の冷気が脱
臭装置10bを通過する。そのためオゾンによる酸化分解
反応の鈍化、脱臭触媒9のオゾン分解効率の低下といっ
た問題がある。
従って、本考案の目的とするところは、脱臭装置を循環
冷風路に配設した場合でも当該風路内の冷気の通風を阻
害することがなく、且つ、脱臭効果の向上、オゾンによ
る悪臭の減少を図った冷凍冷蔵庫を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案が採用する主たる手
段は、冷蔵室の周囲に循環冷風路が設けられ、該循環冷
風路に前記冷蔵室内及び冷凍室内に冷気を供給するよう
に送気する冷気供給手段が配設され、前記循環冷風路の
前記冷気供給手段の通気方向下流側にオゾンによる脱臭
手段が配設され、該脱臭手段に前記冷蔵室の冷気を通過
させて冷蔵室内の脱臭を行う冷凍冷蔵庫において、前記
循環冷風路の一部又は全部を前記脱臭手段が内設された
バイパス冷風路と該バイパス冷風路よりも空気抵抗の少
ない主循環冷風路とに分岐し、上記バイパス冷風路内の
上記脱臭手段より上流側にヒータを設けた点を要旨とす
る冷凍冷蔵庫である。
〔作用〕
本考案に係る冷凍冷蔵庫では、冷気を冷蔵室に循環供給
する為の循環冷風路の一部又は全部が、脱臭手段を内設
するバイパス冷風路と、該バイパス冷風路よりも空気抵
抗の少ない主循環冷風路とに分岐されているので、冷気
供給手段からの冷気は、その一部が前記バイパス冷風路
に導入されて前記脱臭手段により脱臭され、大部分が前
記主循環冷風路に導入されてそれぞれ冷蔵室に吹き出さ
れる。それにより、前記冷蔵室には十分な冷気が供給さ
れる。その際、冷気はヒータにより適正温度まで温めら
れるので、脱臭手段の効率やオゾンの分解性が向上す
る。
〔実施例〕
以下、添付した図面を参照しつつ本考案を具体化した実
施例につき説明し、本考案の理解に供する。ここに第1
図は本考案の一実施例に係る冷凍冷蔵庫を示す側断面
図、第2図は同冷凍冷蔵庫に配備された脱臭装置周辺の
冷気循環経路を示す概略構成図である。
尚、以下の説明中、第4図に示す従来の冷凍冷蔵庫と共
通する要素には、同一の符号を使用してその説明を省略
する。又、下記する実施例は、本考案の具体的一例に過
ぎず、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。本実施例にかかる冷凍冷蔵庫1は、第1図に示すよ
うに、本体の上部に冷凍室17が設けられ、その下方に冷
蔵室2が設けられている。前記冷凍室17の背板内には空
気冷却用の蒸発器4が設けられ、該蒸発器4の近傍に、
蒸発器4からの冷気を吸込み冷凍室17若しくは冷蔵室2
に向けて送風する送風機5が配設されている。そして、
前記冷凍室17及び冷蔵室2の周囲には、当該それぞれか
らの空気を蒸発器4に送り込んで冷気とし、送風機5か
らの冷気を前記冷凍室17若しくは冷蔵室2へ送風する為
の冷気循環用ダクト3が設けられている。
送風機5から冷蔵室2へ冷気を送風するための冷気循環
用ダクト3は、第2図に示すように、前記冷気の通風量
を調節するダンパ13が配設され、該ダンパ13の通気方向
下流側において、冷気脱臭用ダクト6が前記冷気循環用
ダクト3から分岐して設けられ、その端部が冷蔵室2に
開口して設けられている。この場合、冷凍循環用ダクト
3の空気抵抗が冷気脱臭用ダクト6のものと比べてはる
かに小さくなるように、前記冷気脱臭用ダクト6の通気
断面積が設定されている。更に、前記冷気脱臭用ダクト
6には、高電圧ジェネレータ7,オゾン発生基板8,脱臭触
媒9よりなる脱臭装置10が配設されている。当該脱臭装
置10は送風機5の駆動に連動して作動するようになして
いる。尚、この実施例装置では、オゾン発生基板8の送
気方向上流側(図中上側)にも脱臭触媒9が、システム
停止時の発生オゾンの逆流に対処するために配備されて
いる。即ち、前記送風機5が駆動中であってもダンパ13
が閉の状態であれば、オゾン発生基板8からのオゾンが
冷気脱臭用ダクト6を逆流し冷蔵庫2内に流出するため
に、前記上流側の脱臭触媒9が必要となる。それによ
り、送風機5の停止に連動して脱臭装置10の作動が停止
された場合でも、オゾン発生基板8から逆流したオゾン
は前記通気方向上流側の脱臭触媒9により分解されるた
め、冷蔵室2にはオゾンが流入しない仕組みになってい
る。
従って、上記した冷凍冷蔵庫1では、蒸発器4及び送風
機5により冷蔵室2に循環供給される臭気成分を含む冷
気は、その一部が冷気脱臭用ダクト6に導かれ前記冷気
中の臭気成分が脱臭装置10のオゾン及び脱臭触媒9によ
り脱臭され、前記冷気の大部分が冷気循環用ダクト3を
流通しそれぞれ冷蔵室2に吹き出される。それにより、
前記冷蔵室2へ供給する冷気の通風が阻害されることは
ない。尚、図中二点鎖線で示すダンパ19を冷気循環用ダ
クト3に配備すると共に該冷気循環用ダクト3に対し揺
動自在に間欠的に開閉するように構成し、前記冷気脱臭
用ダクト6に向けて強制的に通気させれば、更に脱臭効
率は向上する。
尚、上記したような冷凍冷蔵庫1では、先に述べた脱臭
装置10a(第3図)における脱臭通気用の送風機16を廃
止するべく脱臭装置10を冷気脱臭用ダクト6内に配設し
たので、冷たい冷気が大量に冷凍室に流れ、冷蔵室2中
の空気よりも15〜20度低い温度の冷気を前記脱臭装置10
に通気させなければならないことから、オゾンによる酸
化分解反応が鈍化したり、あるいは脱臭触媒9による残
存オゾンに対する分解効率も極端に低下したりする。そ
の為に、前記脱臭装置10による脱臭効果が減少したり或
いは分解されずに庫内に流入したオゾンによる庫内構成
部材及び食品等に悪影響をおよぼすといった懸念があっ
た。
そこで、本実施例装置では、冷気脱臭ダクト6の脱臭装
置10の通気方向上流側に、当該冷気脱臭用ダクト6内を
流通する冷気を加熱するヒータ12が配備されている。前
記ヒータ12は送風機5と同期して通電されるようになし
ている。前記ヒータ12により、脱臭触媒9を通過する冷
気の温度は冷蔵室2内の温度近辺まで昇温される。それ
により、上記した酸化分解反応の鈍化や残存オゾン分解
効率の低下といった懸念を解消することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上記したように冷蔵室の周囲に循環冷風路が
設けられ、該循環冷風路に前記冷蔵室内及び冷凍室内に
冷気を供給するように送気する冷気供給手段が配設さ
れ、前記循環冷風路の前記冷気供給手段の通気方向下流
側にオゾンによる脱臭手段が配設され、該脱臭手段に前
記冷蔵室の冷気を通過させて冷蔵室内の脱臭を行う冷凍
冷蔵庫において、前記循環冷風路の一部又は全部を前記
脱臭手段が内設されたバイパス冷風路と該バイパス冷風
路よりも空気抵抗の少ない主循環冷風路とに分岐し、上
記バイパス冷風路内の上記脱臭手段より上流側にヒータ
を設けた点を特徴とする冷凍冷蔵庫であるから、脱臭装
置を循環冷風路に配設しているにもかかわらず、当該風
路内の冷気の通風を阻害することがない。それにより、
冷蔵室の温度が上昇することを防止することができる。
また、このような冷蔵庫では、冷凍庫へ送る冷気の一部
を冷蔵庫へ分流させているので、非常に低温の冷気が冷
蔵室側に向けて送られるが、脱臭手段の上流側にヒータ
が設け、この低温の冷気を適正温度まで温めるので、脱
臭手段におけるオゾンによる酸化分解反応の鈍化、脱臭
触媒のオゾン分解効率の低下といった問題が解消され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る冷凍冷蔵庫を示す側断
面図、第2図は同冷凍冷蔵庫に配備された脱臭装置周辺
の冷気循環経路を示す概略構成図、第3図は冷凍冷蔵庫
用の一般的な脱臭装置を示す構成図、第4図は本考案の
背景の一例となる従来の冷凍冷蔵庫に配備された脱臭装
置周辺の冷気循環経路を示す概略構成図である。 〔符号の説明〕 1……冷凍冷蔵庫、2……冷蔵室 3……冷気循環用ダクト、4……蒸発器 5……送風機 6,6a,6b……冷気脱臭用ダクト 7……高電圧ジェネレータ、8……オゾン発生基板 9……脱臭触媒 10,10a,10b……脱臭装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵室の周囲に循環冷風路が設けられ、該
    循環冷風路に前記冷蔵室内及び冷凍室内に冷気を供給す
    るように送気する冷気供給手段が配設され、前記循環冷
    風路の前記冷気供給手段の通気方向下流側にオゾンによ
    る脱臭手段が配設され、該脱臭手段に前記冷蔵室の冷気
    を通過させて冷蔵室の脱臭を行う冷凍冷蔵庫において、 前記循環冷風路の一部又は全部を前記脱臭手段が内設さ
    れたバイパス冷風路と該バイパス冷風路よりも空気抵抗
    の少ない主循環冷風路とに分岐し、上記バイパス冷風路
    内の上記脱臭手段より上流側にヒータを設けたことを特
    徴とする冷凍冷蔵庫。
JP1989142486U 1989-12-08 1989-12-08 冷凍冷蔵庫 Expired - Fee Related JPH0737108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989142486U JPH0737108Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 冷凍冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989142486U JPH0737108Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 冷凍冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0383793U JPH0383793U (ja) 1991-08-26
JPH0737108Y2 true JPH0737108Y2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=31689311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989142486U Expired - Fee Related JPH0737108Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 冷凍冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737108Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4396064B2 (ja) * 2001-07-31 2010-01-13 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP5855166B2 (ja) * 2014-06-10 2016-02-09 株式会社東芝 冷蔵庫

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641829B2 (ja) * 1987-08-20 1994-06-01 三洋電機株式会社 オゾン発生器付冷蔵庫
JPH01219482A (ja) * 1988-02-26 1989-09-01 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0383793U (ja) 1991-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910002205B1 (ko) 냉장고등의 악취제거장치
KR100438885B1 (ko) 냉장고 및 탈취 장치
JP4526475B2 (ja) 冷蔵庫
KR100438882B1 (ko) 냉장고
KR20080058073A (ko) 냉장고 및 그 제어방법
JP2003042645A (ja) 冷蔵庫
JPH0737108Y2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2011058669A (ja) 冷蔵庫
JP4285245B2 (ja) 冷蔵庫
JP2003014365A (ja) 冷蔵庫
JP2012017006A (ja) オゾン発生装置を備えた車両用空調装置
JPH0777380A (ja) 冷蔵庫
JP2002090053A (ja) 電気冷蔵庫
JPS5881817A (ja) 自動車用空調消臭装置
JP2005106298A (ja) 冷蔵庫
JP2606468B2 (ja) 冷蔵庫
JPS62102072A (ja) 脱臭装置付冷蔵庫
JP3766931B2 (ja) 低温保管庫
JP2011002227A (ja) 冷蔵庫
JPS62102071A (ja) 脱臭装置付冷蔵庫
KR20060115245A (ko) 탈취기능이 구비된 차량용 공기 조화기
JPH0632126U (ja) 車両用香り発生装置
KR0129501B1 (ko) 냉장고의 살균 및 탈취장치
JPH0252022A (ja) 冷蔵庫等の脱臭装置
JPH0735466A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees