JP4273691B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は冷蔵庫に係り、特に、冷蔵庫内の臭気及びHCガスを検知する臭いセンサーを使用した臭気検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図21は、例えば特開平7−77380号公報に開示された冷蔵庫の一例である。図において、冷蔵庫1を冷蔵室2と冷凍室3とに区画され、前記冷蔵室2内に上下方向に設けられた脱臭用ダクト4と、この脱臭用ダクト内に設置され低温で臭気成分を酸化分解する低温活性脱臭触媒5と、前記脱臭用ダクト4内を複数の通風孔6および内部ダンパ7へと下から上に送風する送風手段8と、前記内部ダンパ7と前記送風手段8を制御する臭気センサー9と、冷却風路10に設けた冷却器11からの冷気を前記脱臭用ダクト4へ導く外部ダンパ12と、この外部ダンパを制御する温度センサー13とから構成されている。
【0003】
また、図22は例えば特開昭64−70681号公報に開示された冷蔵庫の一例であり、臭気センサー9の出力と設定値との比較において、自動で脱臭を行う、更に臭気センサー9出力と設定値との差の大小によって脱臭装置14の運転状態を切り換える技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の冷蔵庫は、脱臭専用の風路を通常の冷却風路とは別に庫内側に設けた場合は庫内容積が少なくなってしまうといった課題や、脱臭触媒とセンサを設けた室のみの脱臭となってしまう課題があった。
【0005】
また、センサを庫内に設けてあるものにおいては検知した部屋、もしくはセンサを配置した近傍の一部分のみの臭い検知手段となってしまっていた。
【0006】
また、脱臭システムには電源を用いて駆動するものを用いると、脱臭運転時には消費電力が増加してしまい、さらには高電圧を用いて脱臭を行うものにあっては、装置の異常や例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫の万が一のガス漏れに伴い、発火等の危険性もある。
【0007】
また、目的が脱臭の為のみに臭気センサを用いている為、例えば腐敗物が庫内にあったとしてもユーザに知らしめる手段は持ち合わせていない。
【0008】
また、HC冷媒を用いた冷蔵庫にあっては庫内に臭気センサを用いても、圧縮機周りの冷媒もれは検知できないとともに、前記応用例に対する具体的な制御が構築できていない等の問題があった。
【0009】
この発明は、上記問題点を解決する為になされたもので、臭いセンサーを冷却用風路の吹き出し、もしくは戻り風路内に配置し、使用者が安心して冷蔵庫を使用して食生活ができることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の冷蔵庫は、庫内に冷気を循環させる送風機と、庫内の各室に冷気を送るために各室に連通し、冷気が流れる冷気風路と、この冷気風路に設置され、冷気から庫内の臭気を検出可能な臭いセンサーと、冷気風路に配置され、臭気を脱臭する脱臭装置と、を備え、臭いセンサーが検出した臭気レベルを複数のランクに分け、それぞれのランクに応じて少なくとも低速、中速、高速を含む多段階な回転数で送風機を回転させ、庫内を循環する冷気の風量を変化させるものである。
【0011】
また、この発明の冷蔵庫は、庫内に冷気を循環させる送風機と、庫内の各室に冷気を送るために各室に連通し、冷気が流れる冷気風路と、この冷気風路に設置され、冷気から庫内の臭気を検出可能な臭いセンサーと、冷気風路に配置され、臭気を脱臭する脱臭装置と、冷気風路に装着され、開閉することにより庫内を循環する冷気の風量を調整し、各室の温度を制御するダンパーと、を備え、臭いセンサーが検出した臭気レベルを複数のランクに分け、それぞれのランクに応じて少なくとも少、中、全開を含む多段階な開度でダンパーを開き、庫内を循環する冷気の風量を変化させるものである。
【0012】
また、この発明の冷蔵庫は、臭気レベルのランク分けは、移動平均法により演算された臭気レベルの最新の平均値と臭いセンサーが検出した最新の臭気レベルとを比較し、両者の差により行うものである。
【0013】
また、この発明の冷蔵庫は、冷気風路の一部が通常冷気風路と脱臭用風路に分かれ、この脱臭用風路に臭いセンサーが検出した庫内の臭気の度合いに応じて開閉可能で、開の時に冷気を脱臭用風路に流すバッフルを装着し、脱臭用風路内のバッフルの風下に脱臭装置を配置したものである。
【0014】
また、この発明の冷蔵庫は、臭いセンサーは主にアミン系や硫黄系の食品臭を検知し、その臭気の度合いを検出することが可能であるものである。
【0015】
また、この発明の冷蔵庫は、ランク分けした臭気レベルのランクにより庫内の臭気レベルを知らしめる告知手段を設けたものである。
【0016】
また、この発明の冷蔵庫は、冷媒としてHC冷媒を使用する冷蔵庫であって、庫内の各室に連通し、各室に送られる冷気が流れる冷気風路と、この冷気風路に設置され、冷気から庫内の食品臭を吸着して脱臭する脱臭フィルタと、冷気風路内でこの脱臭フィルタの風下に配置され、脱臭フィルタを通過した冷気からHC冷媒を検知する臭いセンサーと、冷気風路内でこの臭いセンサーの風下に配置されるHCガス吸着フィルタと、を備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による冷蔵庫について説明する。図1はこの発明の実施の形態1による冷蔵庫の斜視図である。図2は冷蔵庫の断面図を示す。図において、1は冷蔵庫本体で、冷蔵室2、切替室15、製氷室16、野菜室17及び冷凍室3に区画構成している。9は主にアミン系や硫黄系の食品臭等の臭気を検知可能な臭いセンサで、前記冷蔵室2、切替室15、製氷室16、野菜室17及び冷凍室3に連通している冷気風路10中に設置している。11は前記冷気風路10中に配置した冷却器、この冷却器上方に冷気循環送風機18を配置してある。
【0020】
次に、この実施の形態1の冷気の流れを説明する。図2に矢印で示すように、例えば冷却器11で作られた冷気は冷気循環送風機18を駆動することにより冷気風路10を通り、冷蔵室2へ送られ、再び冷却器11室のところに戻ってくる。庫内の臭気は、例えば、冷気風路10中に設置した臭いセンサ9によって検出される。この臭いセンサ9は、臭気成分濃度が上昇すると電気抵抗値が減少し、逆に臭気成分濃度が下降すると電気抵抗値が増大するようにしてある。従って、この電気抵抗値の変化を検出することにより、庫内の臭気成分の度合いを検出することが可能となる。
【0021】
また、臭いセンサ9を冷気風路内に配置することで、専用に脱臭風路を設ける必要もなく、また庫内の一部分の臭いを検知する従来例とは異なり、ある一つの室の平均した臭気を検知できる。尚、風路内であれば吹き出し風路でも戻り風路でもよい。
【0022】
尚、臭いセンサ9を冷気風路内に配置する場合は風路抵抗とならないように、図3に示すような位置に配置することが望ましい。又は図4に示すように、臭いセンサ9のセンサ部9aのみ冷気風路10内にわずかに突出させる手段でもよい。さらには、冷気風路10が水平状態である部分に取付ける場合には冷気風路10の天井部10aに配置することで、風路抵抗にもなりにくく、かつ結露や外部からの水の進入に対する防滴効果も備えることが出来る。
【0023】
また、防滴効果を上げる為には図5に示すように、臭いセンサ9を実装基板19ごとセンサ部9aは開放して、プラスチックケース20で囲むことにより実施できる。
【0024】
また、図6および図7に臭いセンサの簡単な構造図を示す。図6は臭いセンサの外観斜視図、図7は内部構造図である。図において、9bは臭いセンサセンサ部9aの金属キャップ、9cはリードピン、9dは内部基板、9eは感ガス部、9fは電極である。前記感ガス部9eに臭気成分が付着すると酸素が還元され抵抗値が変化する。その抵抗値の変化を読み取り、臭いのレベルを検知するものである。
【0025】
次に、臭気センサによる判定の手順を図8に示す臭いセンサの演算アルゴリズム制御のフローチャートで説明する。まず、ステップS1において臭いセンサ演算インターバルを計測し、演算時間が経過したかを判定する。ステップS1で演算時間が経過していた場合は、ステップS2に進み。この演算タイマーをリセットしクリヤさせ、次演算タイミングに備える。演算時間が経過していない場合は、何も処理を行わずENDとなる。
【0026】
演算は、移動平均法を使用しステップS3で前回までの平均値(前回Niave)から、前回Niaveから除数(Nidiv)で割った値を減算し、Work1に格納する。その後、ステップS4において、最新の臭いセンサの入力(Nidata)をNidivで割った値をWork1に加算し、最新の平均値(最新Niave)とする。特に臭気を伴う食品を入れていない状態が継続している時は、最新Nidataと最新Niaveの差は極めて小さく、また、臭気を伴った食品を入れられた場合は、図9に示すように、最新Nidataの値が最新Niaveに比較しその度合いにより差が広がる。
【0027】
次にステップS5において、最新Nidataと最新Niaveを比較し、その差により臭いレベルのランク分けを行う。たとえば、図10に示すように、最新Nidataと最新Niaveの差が小さい方をランク0、その差が大きくなるにつれて、ランク1、ランク2、ランク3…とする。このランクは、前記演算を行う毎に書き換えられ記憶される。
【0028】
ここで、演算インターバルとNidivを変えることにより、Niaveの追従性を任意に調整することが可能となる。演算インターバルを短くすればする程、Niaveの追従性が良くなり、Nidivの値を大きくすればする程、Niaveの追従性が悪くなる。この臭いレベルのランクにより、臭いレベル表示が可能となる。
【0029】
一般的な使用形態としては、上述の臭いレベルのランクがある値以上になった場合、自動で脱臭を行う。尚、脱臭装置は何でも良く、脱臭触媒を塗布した霜取り用ガラス管ヒータ・紫外線等の光・オゾン・プラズマなどがあり、今回のような脱臭フィルタに冷気を流す形態でもよい。
【0030】
次に、図11に示す臭いセンサのランク分けによる冷気循環送風機の回転数制御について説明する。図において、前記図8で演算処理され臭いセンサのランク分けされた内容を受けて、ステップS10において、最新Nideteと最新Niaveからランク分けをする。ステップS10でランク分けされたら、ステップS11に進み、Nirank判定を実施する。Nirank判定の結果Nirankが0の場合は、ステップS13からファン回転数を極低速とし、ステップS17に進みファンを極低速で回転させる。
【0031】
また、ステップS11でNirankが1の場合は、ステップS12からファン回転数を低速とし、でステップS17へ進みファンを低速で回転させる。また、ステップS11でNirank判定の結果Nirankが2の場合は、ステップS14からファン回転数を中速とし、でステップS17へ進みファンを中速で回転させる。また、Nirank11でNirank判定の結果Nirankが3の場合は、ステップS15からファン回転数を高速とし、でステップS17へ進みファンを高速で回転させる。また、Nirank11でNirank判定の結果Nirankが4の場合は、ステップS16からファン回転数を超高速とし、でステップS17へ進みファンを超高速で回転させる。
【0032】
次に、図12に示す臭いセンサのランク分けによるダンパ開度制御について説明する。図において、前記図8で演算処理され臭いセンサのランク分けされた内容を受けて、ステップS18において、最新Nideteと最新Niaveからランク分けをする。ステップS18でランク分けされたら、ステップS19に進み、Nirank判定を実施する。Nirank判定の結果Nirankがゼロの場合はステップS20から、ダンパ開度極少とし、ステップS25に進みダンパを極少に動作させる。
【0033】
また、ステップS19でNirank判定の結果Nirankが1の場合はステップS21から、ダンパ開度少とし、ステップS25に進みダンパを少に動作させる。また、ステップS19でNirank判定の結果Nirankが2の場合はステップS22から、ダンパ開度中とし、ステップS25に進みダンパを中に動作させる。また、ステップS19でNirank判定の結果Nirankが3の場合はステップS23から、ダンパ開度大とし、ステップS25に進みダンパを大に動作させる。また、ステップS19でNirank判定の結果Nirankが4の場合はステップS24から、ダンパ開度全開とし、ステップS25に進みダンパを全開に動作させる。
【0034】
また、脱臭は、臭いレベルのランクがある値以下になるまで、または、ある一定時間脱臭を行った後終了させても構わない。また、このランクの度合いにより、ユーザが手動で任意に脱臭SWで脱臭を行うことも可能になる。
【0035】
実施の形態2.
図13は臭気センサの検知に伴い、脱臭を実行するシステムについて示したものである。図中、9は臭気センサで、21は臭気成分を吸着する脱臭フィルタである。この脱臭フィルタは冷蔵庫内の臭気を吸着するものであればなんでもよい。
【0036】
例えば、図14に示すような脱臭フィルタの構成をしたものでもよい。図中、前記脱臭フィルタ21は、冷気が通るように網目状もしくはダンボールのような中芯21a構成となっており、材料としては、例えばゼオライト、銅マンガン、または活性炭等が考えられるが、食品臭を吸着するものであれば何でも構わない。
【0037】
このように脱臭を行う場合に電源を用いて駆動するものではなく、単にフィルタを用いることで、消費電力も増加することなく、効率良く脱臭することができる。
【0038】
また、HC冷媒を用いた冷蔵庫においては、万が一冷媒が庫内に漏れた場合でも電源を用いていないことや、オゾン脱臭装置やプラズマ発生装置などのように高電圧で放電する脱臭装置ではない為、漏れたHC冷媒に引火する恐れもなく、環境に優しい、かつ使用者に安心を提供できる冷蔵庫を提供できる効果がある。
【0039】
実施の形態3.
図15は、実施の形態3によるの脱臭フィルタを配置した冷蔵庫の風路を模式的に示したものである。図中、22は冷蔵室への風路、23は切替室への風路、24は冷凍室への風路で、共通部分に通常冷気風路10と脱臭兼用冷却風路10aとから分岐して設けてあり、風路の選択は開閉可能なバッフルを用いたダンパで行う。
【0040】
また、各室の冷却風路にも温度をコントロールできるよう開閉可能なバッフルを用いた冷蔵室ダンパ22a、切替室ダンパー23a、冷凍室ダンパー24a設けてある。冷気循環送風機18から送られた冷気は通常冷気風路10を通り各室に送られるが、脱臭が必要なときに限り脱臭兼用冷気風路10aのバッフル25を開することで、脱臭された冷気が各室に送られる。
【0041】
このように、全室共通な風路に脱臭フィルタを配置することで、一つの脱臭フィルタで全室の脱臭が可能となる。また、各室に臭いセンサを搭載した場合には臭いを検知した室のみバッフルを開してその室のみ脱臭することも可能である。もちろん、各室の風路出口にそれぞれ脱臭フィルタをつけるとより良い効果を期待できることは勿論である。
【0042】
実施の形態4.
図16はこの発明の実施の形態4を示す冷蔵庫の斜視図である。図において、1は冷蔵室2、冷凍室3、切替室15、製氷室16および野菜室17に区画された冷蔵庫本体である。26は前記冷蔵室2の扉に設けた庫内温度等の液晶情報表示部である告知手段で、液晶やLEDを用いたものである。
【0043】
前記液晶情報表示部である告知手段26を用いて臭いセンサで検知した臭いのレベル等を表示することで、ユーザに庫内の状態をお知らせすることができ、その表示によりユーザが庫内の食品で腐敗しているものを廃棄したりすることを促すことが出来る。
【0044】
図17にこの実施の形態4における制御ブロック図を示す。臭いセンサ9の検知値を制御基板27に入力し、その検知値を制御基板27で信号を処理し、必要に応じて表示部である告知手段26に電気的な信号を送信し、表示させるといった構成である。
【0045】
実施の形態5.
図18はこの発明の実施の形態5による冷蔵庫のダンパ装置を示す斜視図である。図において、25はダンパで、モータ(図示されていない)が内蔵された駆動部25a、バッフル部25bおよびフレーム部25cとから構成され、前記バッフル部25bがモータ(図示されていない)と連結され、モータ(図示されていない)の駆動によりバッフル部25bが動作する構造となっている。このダンパー25は例えば冷蔵室2の温度コントロール用に用いる場合は、前記図15に示す通常冷気風路10又は脱臭兼用冷気風路10aとは別の冷蔵室への風路22内に装着され、ダンパのバッフル部25bを開閉することにより冷気の風量をコントロールし、庫内温度を均一に保つ制御を行っている。
【0046】
上述のように臭いセンサによる脱臭を行う場合、そのランクにより各室の温度調節用ダンパの開度を変更することで脱臭装置(もしくは脱臭フィルタ)への風量を変え脱臭による温度変化を抑えることが可能となる。
【0047】
実施の形態6.
図19はこの発明の実施の形態6による冷蔵庫の機械室を示す概略背面図である。図において、28は、圧縮機29および各種配管30が配置された機械室と呼ばれる部分である。31はこの機械室うちの適当な部位に装着配置された庫外用臭いセンサ、32は前記圧縮機29を冷却する圧縮機冷却用送風機である。
【0048】
前記庫外用臭いセンサ31は、HC冷媒を検知できるもので、前記機械室28に配置することで、冷媒の漏れを検知することができる。HC冷媒は可燃性の冷媒の為、検知した場合には、その検知情報を例えば、前記図16に示す液晶情報表示部である告知手段26にその旨を表示すると同時に、警告音を発生させて使用者の告知してもよい。
【0049】
また、冷媒が循環しないよう、前記圧縮機29や圧縮機冷却用送風機32を停止させるなどの制御をいれてもよく、安全性確保の為に使用できる。
【0050】
実施の形態7.
図20は実施の形態7による冷蔵庫の風路の一部を簡易的に示した概略図である。冷気は図の矢印の方向に流れるが、たとえば冷却風路33に食品臭を吸着する脱臭フィルタ21、臭いセンサ9および前記臭いセンサ9の風下にHCガス吸着フィルタ34を配置構成するものある。
【0051】
このように、脱臭フィルタ21、臭いセンサ9およびHCガス吸着フィルタ34を配置することで、分子径の違う食品の臭気とHCガスを区別して各フィルタに吸着することができ、純粋なHCガスのみ臭いセンサで検知し表示やアラームなどで警告できる。さらに臭いセンサ9を通過したHCガスはHCガス吸着フィルタ34によって吸着される為、漏れた場合でもすぐに着火する等の問題を避けられる。
【0052】
尚、臭いセンサ9が食品臭雰囲気状態でもHCガスのみ正確に検知できるものであれば、食品臭吸着フィルタはなくてもよい。同じく、前記実施の形態6のように機械室のHCガス漏れ検知の為に臭気センサを用いた場合には、機械室にHCガス吸着フィルタを用いても同様な効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】
以下、この発明に係る冷蔵庫は、庫内に冷気を循環させる送風機と、庫内の各室に冷気を送るために各室に連通し、冷気が流れる冷気風路と、この冷気風路に設置され、冷気から庫内の臭気を検出可能な臭いセンサーと、冷気風路に配置され、臭気を脱臭する脱臭装置と、を備え、臭いセンサーが検出した臭気レベルを複数のランクに分け、それぞれのランクに応じて少なくとも低速、中速、高速を含む多段階な回転数で送風機を回転させ、庫内を循環する冷気の風量を変化させるようにしたので、庫内の臭気レベルのランクにそれぞれ対応する脱臭能力で庫内の臭気の脱臭を行うことができ、消費電力を低減できる効果を有する。
【0054】
また、この発明に係る冷蔵庫は、庫内に冷気を循環させる送風機と、庫内の各室に冷気を送るために各室に連通し、冷気が流れる冷気風路と、この冷気風路に設置され、冷気から庫内の臭気を検出可能な臭いセンサーと、冷気風路に配置され、臭気を脱臭する脱臭装置と、冷気風路に装着され、開閉することにより庫内を循環する冷気の風量を調整し、各室の温度を制御するダンパーと、を備え、臭いセンサーが検出した臭気レベルを複数のランクに分け、それぞれのランクに応じて少なくとも少、中、全開を含む多段階な開度でダンパーを開き、庫内を循環する冷気の風量を変化させるようにしたので、庫内の臭気レベルのランクにそれぞれ対応する脱臭能力で庫内の臭気の脱臭を行うことができ、消費電力を低減できると共に、庫内の各室の温度変化を抑えることができる効果を有する。
【0055】
また、この発明に係る冷蔵庫は、臭気レベルのランク分けは、移動平均法により演算された臭気レベルの最新の平均値と臭いセンサーが検出した最新の臭気レベルとを比較し、両者の差により行うので、臭気を伴う食品を入れていない状態が継続している時はその差は小さく、臭気を伴った食品が入れられた場合にはその差が広がることで、臭気レベルのランク分けを正確にできる効果を有する。
【0056】
また、この発明に係る冷蔵庫は、冷気風路の一部が通常冷気風路と脱臭用風路に分かれ、この脱臭用風路に臭いセンサーが検出した庫内の臭気の度合いに応じて開閉可能で、開の時に冷気を脱臭用風路に流すバッフルを装着し、脱臭用風路内のバッフルの風下に脱臭装置を配置したので、臭いセンサーが庫内の臭気を検出し脱臭が必要なときに限り、バッフルを開けて脱臭装置に冷気を流して脱臭することができる効果を有する。
【0057】
また、この発明に係る冷蔵庫は、臭いセンサーは主にアミン系や硫黄系の食品臭を検知し、その臭気の度合いを検出することが可能であるので、臭いセンサーが検出した食品臭の度合いにより臭気レベルのランク分けが可能となる。
【0058】
また、この発明に係る冷蔵庫は、ランク分けした臭気レベルのランクにより庫内の臭気レベルを知らしめる告知手段を設けたので、ユーザに腐敗物の排除等を促すことが可能となる。
【0059】
また、この発明に係る冷蔵庫は、冷媒としてHC冷媒を使用する冷蔵庫であって、庫内の各室に連通し、各室に送られる冷気が流れる冷気風路と、この冷気風路に設置され、冷気から庫内の食品臭を吸着して脱臭する脱臭フィルタと、冷気風路内でこの脱臭フィルタの風下に配置され、脱臭フィルタを通過した冷気からHC冷媒を検知する臭いセンサーと、冷気風路内でこの臭いセンサーの風下に配置されるHCガス吸着フィルタと、を備えたので、分子径の違う食品の臭気とHCガスを区別して各フィルタに吸着することができ、純粋なHCガスのみ臭いセンサーで検知し表示やアラームなどで警告でき、さらに臭いセンサーを通過したHCガスはHCガス吸着フィルタによって吸着されるため、漏れた場合でもすぐに着火する問題を避けられるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫を示す横断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫のセンサ取付位置を示す拡大略構造図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫のセンサ取付位置を示す拡大略構造図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の臭いセンサの防滴構造を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の臭いセンサ本体を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の臭いセンサ本体の内部構造図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の臭いセンサの判定手順を示す制御フローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の臭いセンサーと移動平均値の推移特性図である。
【図10】 この発明の実施の形態1による臭いレベルのランク表である。
【図11】 この発明の実施の形態1による冷気循環送風機の回転数制御を示す制御フローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態1によるダンパ開度制御フローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態2による脱臭を実行するシステム概略図である。
【図14】 この発明の実施の形態2による冷蔵庫の脱臭フィルタの外観図である。
【図15】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫の脱臭フィルタの配置を示す模式図である。
【図16】 この発明の実施の形態4による冷蔵庫を示す斜視図である。
【図17】 この発明の実施の形態4による冷蔵庫の制御を示すブロック図である。
【図18】 この発明の実施の形態5による冷蔵庫のダンパを示す外観斜視図である。
【図19】 この発明の実施の形態6による冷蔵庫の機械室を示す概略背面図である。
【図20】 この発明の実施の形態7による冷蔵庫の風路を示す簡略図である。
【図21】 従来の冷蔵庫を示す概略断面図である。
【図22】 従来の冷蔵庫第2例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室、3 冷凍室、9 臭いセンサ、9a センサ部、10 冷気風路、11 冷却器、15 切替室、16 製氷室、17 野菜室、18 冷気循環送風機、 21 脱臭フィルタ、22 冷蔵室の風路、22a冷蔵室ダンパ、23 切替室の風路、 23a 切替室ダンパ、24 冷凍室の風路、24a 冷凍室ダンパ、25 ダンパ、26 告知手段、27 制御基板、28 機械室、31 庫外用臭いセンサ、34 HCガス吸着フィルタ。
Claims (1)
- 冷媒としてHC冷媒を使用する冷蔵庫であって、
庫内の各室に連通し、前記各室に送られる冷気が流れる冷気風路と、
この冷気風路に設置され、前記冷気から庫内の食品臭を吸着して脱臭する脱臭フィルタと、
前記冷気風路内でこの脱臭フィルタの風下に配置され、前記脱臭フィルタを通過した冷気から前記HC冷媒を検知する臭いセンサーと、
前記冷気風路内でこの臭いセンサーの風下に配置されるHCガス吸着フィルタと、
を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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