JP3357845B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクル内を
炭化水素系冷媒が循環している冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍冷蔵庫などの冷却貯蔵庫は、
冷媒としてフロン系冷媒を採用している。しかしなが
ら、オゾン層の破壊や地球温暖化などを防止するため
に、フロン系冷媒ではなく、イソブタン、ペンタンやプ
ロパンなどの炭化水素系冷媒すなわちHC冷媒の採用が
検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、炭化水素系
冷媒は可燃性である。したがって、炭化水素系冷媒が、
冷却器などから漏れ、密閉空間である庫内に流入する
と、庫内における炭化水素の量や濃度などが上昇し、庫
内にある電装部品、例えば庫内灯スイッチの接点のオン
・オフ時におけるスパークで、発火する恐れがある。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、庫内に炭化水素系冷媒が漏れた際に、庫内
の炭化水素の量や濃度などを極力低下させることができ
る冷却貯蔵庫を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫は、
圧縮機(16)、凝縮器(17)、減圧装置(18)及
び冷却器(19)などを順次冷媒配管(21)で接続し
て冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクル内を炭化水
素系冷媒が循環しているとともに、前記冷却器で庫内
(2)を冷却している。そして、請求項1記載の冷却貯
蔵庫は、ドレンパイプ(31)から分岐して一端がタン
クに接続されている分岐パイプ(52)と、ドレンパイ
プの分岐部に設けられ、庫内からの流体の流入先を蒸発
皿(33)またはタンクの何れか一方に切り換えている
切換弁(51)とを備えている。
【0006】
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
の実施の第1の形態を図1および図2を用いて説明す
る。図1は実施の第1の形態の冷却貯蔵庫の断面図であ
る。図2は実施の第1の形態の冷却貯蔵庫の冷媒回路図
である。
【0009】冷却貯蔵庫である冷凍冷蔵庫の本体は、前
面が開口している断熱箱体1で構成されている。断熱箱
体1の内部空間すなわち庫内2は、略水平な2個の断熱
仕切り壁3,4で、3個の空間に仕切られ、上部空間が
冷蔵室6、中央部の空間が冷凍室7、また、下部空間が
野菜室8となっている。そして、冷蔵室6、冷凍室7お
よび野菜室8の前面開口は、断熱扉11で開閉自在に閉
塞されている。
【0010】また、図2に図示す冷凍冷蔵庫の冷凍サイ
クルは、圧縮機16、凝縮器17、減圧装置であるキャ
ピラリーチューブ18、冷却器19および気液分離器で
あるアキュムレーター20などを、順次冷媒配管21で
接続して構成されている。この冷凍サイクル内を循環し
ている冷媒としては、たとえば、イソブタン、ペンタン
やプロパンなどの炭化水素系冷媒すなわちHC冷媒が採
用されている。そして、冷却器19は、冷却器用送風機
23とともに、庫内2に配置されており、冷却器19で
冷却された冷気は、図1の矢印で図示するように循環し
て、庫内2を冷却している。
【0011】また、圧縮機16、凝縮器17、キャピラ
リーチューブ18およびアキュムレーター20などは、
断熱箱体1の後部下側に形成されている機械室27すな
わち庫外に配置されている。
【0012】さらに、冷却器19の下方には、霜取ヒー
ター29が設けられ、霜取り時に、霜取ヒーター29は
通電されて発熱し、冷却器19などに付着した霜を溶か
している。ドレンパイプ31が、断熱箱体1の断熱壁1
aを貫通しており、庫内2(より正確には冷却器19の
下方の空間2a)と、機械室27とを連通させており、
このドレンパイプ31は、庫内2のドレンを、機械室2
7に配備されている蒸発皿33に導いている。また、機
械室27にはタンク36が設けられ、このタンク36に
は、炭化水素系冷媒と相溶性のある液体(たとえば、鉱
油など)または、炭化水素系冷媒を吸着する吸着剤(た
とえば、活性炭やゼオライトなど)37を収容してい
る。そして、ドレンパイプ31とは別に設けられている
連通パイプ38が、庫内2(より正確には冷却器19の
下方の空間2a)と、タンク36とを連通させている。
この連通パイプ38には下端部に、開放弁として電磁弁
などからなる開閉弁39が設けられている。この開閉弁
39は、通常時すなわち冷媒が漏れていない時には、閉
じている。
【0013】庫内2たとえば、冷蔵室6の下部、冷凍室
7の下部、または冷却器19の下方の空間2aなどに、
冷媒漏れを検出する冷媒漏れセンサー41が配置されて
いる。この冷媒漏れセンサー41は、マイコンなどの制
御装置44の入力側に接続されている。一方、制御装置
44の出力側には、開閉弁39、冷却器用送風機23お
よび圧縮機16などが接続されている。
【0014】この様に構成されている冷凍冷蔵庫におい
て、圧縮機16および冷却器用送風機23が稼働する
と、圧縮機16は気体状の炭化水素系冷媒を加圧して凝
縮器17に吐出する。この凝縮器17で冷媒は空冷され
て液化し、ついで、キャピラリーチューブ18に流入し
て減圧された後に、冷却器19に供給される。この冷却
器19において、冷媒は周囲の熱を奪い、そして、アキ
ュムレーター20に流入し、液体状の冷媒を分離して気
体状の冷媒のみが、再び、圧縮機16に戻っている。こ
の様にして、冷却器19は周囲の空気を冷却することが
でき、冷却器19で冷却された冷気は、前述のように冷
却器用送風機23で庫内2を循環している。
【0015】また、時間の経過とともに、冷却器19に
は霜が付着するので、霜取り運転が適宜行われている。
この霜取り運転時には、圧縮機16および冷却器用送風
機23を停止するとともに、霜取ヒーター29に通電さ
れ、この霜取ヒーター29の熱で冷却器19の霜を溶か
している。この除霜水は、ドレンとなって、ドレンパイ
プ31により蒸発皿33に導かれている。
【0016】ところで、冷却器19などに孔が生じ、炭
化水素系冷媒が冷却器19から庫内2に漏れると、この
炭化水素を冷媒漏れセンサー41が検出し、検出信号を
制御装置44に出力する。制御装置44は、冷媒漏れセ
ンサー41から検出信号が入力されると、冷媒が漏れた
と判断し、圧縮機16および冷却器用送風機23に停止
信号を出力して停止させるとともに、開閉弁39に開信
号を出力して、開閉弁39を開け、庫内2からタンク3
6への流れを許容している。
【0017】したがって、庫内2の炭化水素を含んだ空
気は、タンク36に流入し、タンク36内の液体または
吸着剤37に吸収されている。その結果、庫内2の炭化
水素量や濃度などを極力低下させることができる。
【0018】なお、冷媒が漏れていない通常時は、冷媒
漏れセンサー41は炭化水素を検出していないので、検
出信号を出力していない。そのため、制御装置44は、
冷媒が漏れていないと判断し、開閉弁39に閉信号を出
力しており、庫内2からタンク36への流れを遮断して
いる。
【0019】次に、本発明における冷却貯蔵庫の実施の
第2の形態について図3ないし図5を用いて説明する。
図3は実施の第2の形態の冷却貯蔵庫の断面図である。
図4は実施の第2の形態の冷却貯蔵庫の冷媒回路図であ
る。図5は図3の要部拡大図で、(a)が通常運転時の
図、(b)が冷媒漏れ時の図である。なお、この実施の
第2の形態の説明において、前記実施の第1の形態の構
成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0020】実施の第1の形態においては、連通パイプ
38および開閉弁39が設けられていたが、実施の第2
の形態においては、連通パイプ38の代わりに分岐パイ
プ52が、また、開閉弁39の代わりに電磁式の切換弁
51が設けられている。分岐パイプ52はドレンパイプ
31の途中から分岐して、一端がタンク36に接続され
ている。切換弁51は、ドレンパイプ31の分岐部に設
けられ、庫内2からの流れを、蒸発皿33側またはタン
ク36の何れか一方に向かうように切り換えている。
【0021】冷媒が漏れていない通常時は、冷媒漏れセ
ンサー41は炭化水素を検出していないので、検出信号
を出力していない。そのため、制御装置44は、冷媒が
漏れていないと判断し、庫内2から蒸発皿33へ流れる
様に、切換弁51を図5(a)に図示する位置に切り換
えている。したがって、霜取り運転時には、除霜水は、
ドレンパイプ31により蒸発皿33に導かれている。
【0022】一方、炭化水素系冷媒の漏れ時には、漏れ
た炭化水素を冷媒漏れセンサー41が検出し、検出信号
を制御装置44に出力する。制御装置44は、冷媒漏れ
センサー41から検出信号が入力されると、冷媒が漏れ
たと判断し、圧縮機16および冷却器用送風機23に停
止信号を出力して停止させるとともに、切換弁51に切
換信号を出力して、庫内2からタンク36へ流れる様
に、切換弁51を図5(b)に図示する位置に切り換え
ている。したがって、庫内2の炭化水素を含んだ空気
は、タンク36に流入し、タンク36内の液体または吸
着剤37に吸収されている。その結果、庫内2の炭化水
素の量や濃度などを極力低下させることができる。
【0023】前述のように、実施の第2の形態において
は、ドレンパイプ31から分岐パイプ52を分岐させて
タンク36に接続しており、分岐パイプ52の長さは、
実施の第1の形態の連通パイプ38よりも比較的短くす
ることができる。その結果、材料コストを削減すること
ができる。また、冷媒漏れ時には、庫内2から蒸発皿3
3への流れが、切換弁51により遮断されており、庫内
2の炭化水素がドレンパイプ31を介して庫外に流出す
ることを極力防止することができる。
【0024】次に、本発明における冷却貯蔵庫の実施の
第3の形態について図6および図7を用いて説明する。
図6は実施の第3の形態の冷却貯蔵庫の下部の背面図で
ある。図7は実施の第3の形態の冷却貯蔵庫の冷媒回路
図である。なお、この実施の第3の形態の説明におい
て、前記実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要
素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0025】実施の第3の形態においては、実施の第1
の形態の連通パイプ38は設けられておらず、かつ、デ
ハイドレーター61が凝縮器17とキャピラリーチュー
ブ18との間の冷媒配管21に設けられている。このデ
ハイドレーター61は、冷凍サイクルにおける炭化水素
系冷媒中の水分を除去している。そして、このデハイド
レーター61には、分流パイプ62の一端が接続されて
いるとともに、分流パイプ62の他端がタンク36に接
続されている。そして、分流パイプ62には、実施の第
1の形態の連通パイプ38の開閉弁39と同様な開閉弁
64が設けられ、この開閉弁64が制御装置44の出力
側に接続されている。他の構造は、実施の第1の形態と
略同じである。
【0026】そして、炭化水素系冷媒が冷却器19など
から庫内2に漏れると、この炭化水素を冷媒漏れセンサ
ー41が検出し、検出信号を制御装置44に出力する。
制御装置44は、冷媒漏れセンサー41から検出信号が
入力されると、冷媒が漏れたと判断し、圧縮機16およ
び冷却器用送風機23に停止信号を出力して停止させる
とともに、開閉弁64に開信号を出力して、開閉弁64
を開け、デハイドレーター61からタンク36への流れ
を許容している。
【0027】したがって、冷凍サイクル内の炭化水素系
冷媒は、タンク36に流入し、タンク36内の液体また
は吸着剤37に吸収されている。したがって、冷凍サイ
クル内の炭化水素系冷媒は減少し、炭化水素系冷媒が冷
凍サイクルから庫内2に漏れることが減少する。
【0028】なお、冷媒が漏れていない通常時は、冷媒
漏れセンサー41は検出信号を出力していないため、制
御装置44は、冷媒が漏れていないと判断し、開閉弁6
4に閉信号を出力しており、デハイドレーター61から
タンク36への流れを遮断している。
【0029】この様に、冷凍サイクルから分流する分流
パイプ62の先端は、炭化水素を吸収する液体または吸
着剤37が収容されているタンク36に接続されている
とともに、この分流パイプ62には、遮断されている分
流パイプ62内の流れを開放する開閉弁64が設けられ
ている。そして、冷媒漏れ時には、開放弁としての開閉
弁64を開放して、冷凍サイクル内の炭化水素系冷媒を
タンク36に導いている。その結果、冷凍サイクル内の
炭化水素系冷媒の圧力が低下し、炭化水素系冷媒が冷凍
サイクルから庫内2に漏れることが減少する。
【0030】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷却貯蔵庫は、冷凍冷蔵
庫であるが、他の形式の冷却貯蔵庫でも可能である。た
とえば、冷凍庫や冷蔵庫などでも可能である。また、実
施の形態においては、冷却器が庫内に設置されている
が、冷却器が断熱壁に埋設されている直冷式でも可能で
ある。なお、この直冷式の冷却貯蔵庫の場合にも、冷却
器から漏れた炭化水素系冷媒は、断熱壁を通過して庫内
に侵入することがある。さらに、実施の形態において
は、冷却器用送風機が設けられ、冷気が強制循環してい
るが、冷却器用送風機が設けられていない自然対流式で
も可能である。
【0031】(2)実施の形態においては、減圧装置は
キャピラリーチューブであるが、減圧装置は膨張弁でも
可能である。 (3)実施の形態においては、冷媒漏れセンサーは冷却
器19の下方などに配置されているが、冷凍サイクルか
ら庫内への冷媒漏れを検出することができるならば、冷
媒漏れセンサーの数量や配置は適宜変更可能である。た
だし、炭化水素は、空気よりも比重が大きいので、炭化
水素の溜まり易い部分たとえば冷却器の下方に設置する
ことが好ましい。
【0032】(4)制御装置の出力側に、警報装置など
を接続し、冷媒漏れセンサーが冷媒の漏れの信号を制御
装置に出力した際に、制御装置が、警報装置に作動信号
を出力することも可能である。この様にして、冷媒が漏
れた際に、警報装置を作動させることができる。 (5)実施の形態においては、開放弁として開閉弁3
9,64が設けられているが、この開放弁は、閉じた状
態から開くことができるならば、必ずしも開閉可能であ
る必要はない。すなわち、開放後、閉じることができな
い構造の弁でも可能である。たとえば、連通パイプ38
の先端を溶着などで密封しておき、冷媒漏れの際に、連
通パイプ38の先端を切断して開けることも可能であ
る。ただし、開放弁として開閉弁を採用したほうが、開
放後の開放弁を再利用し易い。
【0033】(6)実施の第1の形態および実施の第2
の形態においては、冷媒漏れ時には、冷却器用送風機2
3を停止しているが、冷却器用送風機23を稼働して、
冷却器19からタンク36に向けて送風することも可能
である。たとえば、実施の第1の形態および実施の第2
の形態の場合には、冷却器用送風機23を反転して稼働
させる。 (7)実施の第1の形態および実施の第2の形態におい
ては、デハイドレーターが図示されていないが、冷凍サ
イクルにデハイドレーターを設けることは適宜行うこと
ができる。また、実施の第3の形態において、デハイド
レーターを設けないことも可能である。さらに、デハイ
ドレーターの配置位置は適宜変更可能である。
【0034】(8)実施の第3の形態においては、分流
パイプ62はデハイドレーター61から分流している
が、冷凍サイクルの他の場所から分流することも可能で
ある。ただし、圧縮機16からキャピラリーチューブ1
8までの間が、炭化水素系冷媒の圧力が高圧であるの
で、分流パイプ62を接続するのに適している。特に、
デハイドレーター61には、流出入口が3個設けられて
いるので、従来使用していなかった流出入口を用いて簡
単に接続することができる。
【0035】
【発明の効果】本出願の請求項1記載の発明によれば、
ドレンパイプから分岐パイプが分岐し、この分岐パイプ
の一端がタンクに接続されている。そして、このドレン
パイプの分岐部には切換弁が設けられ、この切換弁が、
庫内からの流体の流入先を蒸発皿またはタンクの何れか
一方に切り換えている。したがって、庫内に炭化水素系
冷媒が漏れていない際には、切換弁により、庫内からの
流体の流入先を蒸発皿に切り換え、庫内のドレンを蒸発
皿に導いている。一方、庫内に炭化水素系冷媒が漏れた
際には、切換弁により、庫内からの流体の流入先をタン
クに切り換え、庫内の炭化水素をタンクに導き、炭化水
素系冷媒と相溶性のある液体または、炭化水素系冷媒を
吸着する吸着剤に吸収させることができる。その結果、
庫内の炭化水素の量や濃度などを極力低下させることが
できる。また、ドレンパイプから分岐パイプを分岐させ
ており、炭化水素を導く際にドレンパイプを有効利用し
ているので、材料コストを削減することができる。しか
も、冷媒漏れの際に、ドレンパイプを切換弁で閉じるこ
とができるので、不用意に炭化水素が庫外に漏れること
を極力防止することができる。
【0036】
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施の第1の形態の冷却貯蔵庫の断面図
である。
【図2】図2は実施の第1の形態の冷却貯蔵庫の冷媒回
路図である。
【図3】図3は実施の第2の形態の冷却貯蔵庫の断面図
である。
【図4】図4は実施の第2の形態の冷却貯蔵庫の冷媒回
路図である。
【図5】図5は図3の要部拡大図で、(a)が通常運転
時の図、(b)が冷媒漏れ時の図である。
【図6】図6は実施の第3の形態の冷却貯蔵庫の下部の
背面図である。
【図7】図7は実施の第3の形態の冷却貯蔵庫の冷媒回
路図である。
【符号の説明】
2 庫内 16 圧縮機 17 凝縮器 18 キャピラリーチューブ(減圧装置) 19 冷却器 21 冷媒配管 31 ドレンパイプ 33 蒸発皿 36 タンク 37 炭化水素系冷媒と相溶性のある液体または吸着剤 38 連通パイプ 39 開閉弁(開放弁) 51 切換弁 52 分岐パイプ 62 分流パイプ 64 開閉弁(開放弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/00 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び冷却器な
    どを順次冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成し、こ
    の冷凍サイクル内を炭化水素系冷媒が循環しているとと
    もに、前記冷却器で庫内を冷却している冷却貯蔵庫にお
    いて、 炭化水素系冷媒と相溶性のある液体または、炭化水素系
    冷媒を吸着する吸着剤を収容しているとともに、庫外に
    設置されているタンクと、 庫外に配備されている蒸発皿に、庫内のドレンを導くド
    レンパイプと、 このドレンパイプから分岐して、一端が前記タンクに接
    続されている分岐パイプと、 ドレンパイプの分岐部に設けられ、庫内からの流体の流
    入先を蒸発皿またはタンクの何れか一方に切り換えてい
    る切換弁とを 備えていることを特徴としている冷却貯蔵
    庫。
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