JP2003031484A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003031484A
JP2003031484A JP2001219173A JP2001219173A JP2003031484A JP 2003031484 A JP2003031484 A JP 2003031484A JP 2001219173 A JP2001219173 A JP 2001219173A JP 2001219173 A JP2001219173 A JP 2001219173A JP 2003031484 A JP2003031484 A JP 2003031484A
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富生 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CMP(化学機械的研磨)法を用いて埋め込み
配線を形成する場合であっても、その上層に形成するパ
ターンを位置合わせするためのアライメントマークを認
識できるかたちで的確に形成することのできる半導体装
置の製造方法を提供する。 【解決手段】シリコン基板上に積層した絶縁膜12にプ
ラグ16を形成するべく、プラグ16を埋め込むための
ホール13およびこれと位置合わせするためのアライメ
ントマーク14を、その深さが絶縁膜12の膜厚T12
と等しくなるようにエッチング形成する。これらホール
13およびアライメントマーク14を含む絶縁膜12の
表面に金属膜15を堆積させる。この際、金属膜の膜厚
T15は、これを絶縁膜12の膜厚T12未満とする。
続いてこの表面を、絶縁膜12の上面が露出するまでC
MP法により研磨して、位置合わせのための窪み51を
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法にかかり、詳しくは多層化配線等での積層膜の位置
合わせに用いられるアライメントマークの形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の高集積化、微細化に
ともない、半導体装置を製造する際のリソグラフィ工程
でも、露光の焦点深度がさらに減少される傾向にあり、
認識可能な許容段差がますます小さくなってきている。
このため、膜の表面をグローバルに平坦化することので
きる化学機械的研磨(CMP)法が、絶縁膜の平坦化の
みでなく、絶縁膜への埋め込み配線の形成にも用いられ
るようになっている。
【0003】たとえば、埋め込み配線の一形態として、
多層配線の層間を接続するためのプラグがあるが、この
プラグの形成にもCMP法が広く適用されている。ま
た、多層配線を形成する場合には、基板上にすでに形成
されているパターンとリソグラフィ工程により転写する
マスクパターンとの位置合わせ(アライメント)を精度
よく行う必要がある。
【0004】図8は、一般に行われている半導体基板の
位置合わせを高精度に行うためのアライメントずれ量の
補正方法について、その補正手順を示したものである。
この方法ではまず、前回の生産ロットのサンプルとなる
半導体基板(パイロットウェハ)にて算出された位置合
わせのずれ量(要因データ)を初期値として(ステップ
S81)、今回露光を施す生産ロットのパイロットウェ
ハの露光現像処理を行う(ステップS82)。次に、こ
のパイロットウェハにおけるアライメント測定を行い、
そのずれ量の要因を解析する(ステップS83)。そし
て、これにより得られた要因データを今回の生産ロット
の残りのウェハに対する要因データとするとともに、次
回の生産ロットの要因データの初期値とする(ステップ
S84)。当該生産ロットの残りのウェハについて露光
現像処理を実施する(ステップS85)。なお、このよ
うなアライメントずれ量の補正方法は、たとえば特開平
11−54404号公報などにその詳細が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただし、このような方
法によりアライメントずれ量を補正するためには、半導
体基板上にすでに形成されているアライメントマークの
位置を正確に認識する必要がある。
【0006】たとえば、シリコン基板上にMOSFET
(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transisto
r )素子が形成され、それらが多層化された配線により
接続されて構成される半導体装置は、図9および図10
にその製造プロセスを示す以下の工程を経て作られる。
【0007】[工程1](図9(a)) 素子110が形成されたシリコン基板111の上面に絶
縁膜112を形成し、形成した絶縁膜112をエッチン
グすることにより素子110とのコンタクトのための埋
め込み配線が形成されるホール113およびアライメン
トマーク114を形成する。
【0008】[工程2](図9(b)) ホール113に埋め込む金属膜(埋め込み膜)115
を、[工程1]によって得られた表面に対してその膜厚
が一様に成長するように堆積させる。
【0009】[工程3](図9(c)) 得られた金属膜115の表面を、絶縁膜112が露出す
るまでCMP法により研磨する。これにより、ホール1
13に金属膜115を配線として埋め込んだ埋め込み配
線であるプラグ116が形成される。
【0010】[工程4](図10(a)) 研磨された表面の上層にプラグ116と接続する配線パ
ターンを形成するための配線材料を堆積させて配線層1
18を形成する。
【0011】[工程5](図10(b)) リソグラフィ工程により転写するマスクパターン119
を、アライメントマーク114の位置を基準として位置
合わせし、配線層118をエッチングするためのレジス
ト120をパターニングする。
【0012】上記多層化された配線を有する半導体装置
は通常、このような工程を経て製造されるが、上記各層
の成膜条件などによっては、アライメントマーク114
をなす凹部が金属膜115によって完全に埋められてし
まうことがある(図9(c))。この場合、上記[工程
3]においてCMP法により研磨したあとの表面は完全
に平坦化されてしまい、アライメントマーク114の位
置を反映した段差は残存しなくなってしまう。特に、上
記[工程4]において堆積される配線材料として、たと
えばアルミニウム(Al)などを用いた場合、この材料
自体が不透明であるためにアライメントマーク114の
位置を認識することができなくなってしまう。このと
き、たとえ上記[工程3]において得られる表面がアラ
イメントマーク114上方にその位置を反映してわずか
な高低差の段差を生じる場合であっても、その認識精度
は決して高くない。
【0013】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、CMP法を用いて埋め込み配線を
形成する場合であっても、その上層に形成するパターン
を位置合わせするためのアライメントマークを認識でき
るかたちで的確に形成することのできる半導体装置の製
造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体装置の製造方法として、半導体基板上方に絶
縁膜を堆積して、その絶縁膜に埋め込み配線用凹部と位
置合わせのためのアライメントマーク用凹部とをエッチ
ング形成するとともに、これらエッチング形成した凹部
を含む前記絶縁膜の表面に前記埋め込み配線とする埋め
込み膜を堆積し、その堆積した埋め込み膜の表面を前記
絶縁膜の上面が露出するまで化学機械研磨により平坦化
することによって、アライメントマークともども、前記
埋め込み配線用凹部に前記埋め込み膜を選択的に形成す
る方法であって、前記埋め込み膜の堆積に際し、その膜
厚を、前記エッチング形成したアライメントマーク用凹
部の深さ未満でかつ、同アライメントマーク用凹部の最
小開口距離の半分未満の値に制御することをその要旨と
する。
【0015】上記方法によれば、上記アライメントマー
ク用凹部に埋め込み膜が上記絶縁膜の表面を超えて堆積
されることはなくなる。このため、化学機械研磨による
平坦化技術を用いて上記埋め込み配線を形成する場合で
あっても、アライメントマークの位置を反映した段差を
確実に残存させることができる。したがって、その段差
を基準として上記絶縁膜の上層に形成するパターンの位
置合わせをより確実に行うことができるようになる。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、半導体装
置の製造方法として、半導体基板上方に絶縁膜を堆積し
て、その絶縁膜に埋め込み配線用凹部と位置合わせのた
めのアライメントマーク用凹部とをエッチング形成する
とともに、これらエッチング形成した凹部を含む前記絶
縁膜の表面に前記埋め込み配線とする埋め込み膜を堆積
し、その堆積した埋め込み膜の表面を前記絶縁膜の上面
が露出するまで化学機械研磨により平坦化することによ
って、アライメントマークともども、前記埋め込み配線
用凹部に前記埋め込み膜を選択的に形成する方法であっ
て、前記アライメントマーク用凹部をその深さが前記絶
縁膜の膜厚に等しくなるように形成するとともに、前記
埋め込み膜の堆積に際し、その膜厚を、前記絶縁膜の膜
厚未満でありかつ、前記アライメントマーク用凹部の最
小開口距離の半分未満の値に制御することをその要旨と
する。
【0017】上記方法によれば、上記アライメントマー
ク用凹部に埋め込み膜が上記絶縁膜の表面を超えて堆積
されることはなくなる。このため、化学機械研磨による
平坦化技術を用いて上記埋め込み配線を形成する場合で
あっても、アライメントマークの位置を反映した段差を
確実に残存させることができる。したがって、その段差
を基準として上記絶縁膜の上層に形成するパターンの位
置合わせをより確実に行うことができるようになる。し
かもこの場合、上記アライメントマーク用凹部の深さが
上記絶縁膜の膜厚に等しくなるようにエッチングされ
る。このため、上記絶縁膜および埋め込み膜の膜厚のみ
によって決まる簡素な条件にしたがって、上記アライメ
ントマークの位置を反映した段差を得ることができるよ
うになる。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の
堆積形成に先立ち、少なくとも前記アライメントマーク
用凹部の形成位置下方にエッチングストッパ膜を設ける
ことをその要旨とする。
【0019】上記方法によれば、上記絶縁膜がオーバエ
ッチングされる場合であっても、上記アライメントマー
ク用凹部として上記絶縁膜を超えたエッチング除去が上
記エッチングストッパにより防止され、同凹部の深さを
上記絶縁膜の膜厚に等しくすることができるようにな
る。このため、請求項2に記載の発明を好適に実施する
ことができるようになる。
【0020】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記化学機械研磨による平坦化ののち、その平坦化
した面と前記アライメントマーク用凹部に残存する埋め
込み膜の表面との段差が0.1μm以上となるように前
記埋め込み膜の堆積膜厚が制御されることをその要旨と
する。
【0021】上記方法によれば、上記段差が0.1μm
以上確保されて確実に認識されるため、その段差を基準
として的確な位置合わせをすることができるようにな
る。また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の半導体装置の製造方法において、前記化
学機械研磨による平坦化ののちに、前記埋め込み膜の残
存する前記アライメントマーク用凹部も含めてその平坦
化した面に、前記埋め込み配線用凹部に選択的に形成さ
れた埋め込み膜と電気的に導通される配線材料を堆積す
る工程と、その堆積した配線層の表面にハードマスクを
施したのち、これに前記アライメントマーク用凹部に残
る段差をアライメントマークとしたリソグラフィによっ
て配線パターンを転写する工程と、前記配線層の該転写
された配線パターン以外の部分をエッチング除去する工
程とをさらに備え、前記配線材料の堆積以前における前
記平坦化した面と前記アライメントマーク用凹部に残存
する埋め込み膜の表面との段差が、前記配線層に対する
エッチング除去工程の後、同段差部に配線材料が残存し
ない値となるように前記埋め込み膜の堆積膜厚が制御さ
れることをその要旨とする。
【0022】一般に、プラグ等の埋め込み配線が設けら
れた絶縁層の上層にはその絶縁層内に配線パターンが形
成されることが多い。この場合、この配線パターンを形
成するためのエッチングによって、アライメントマーク
内部に堆積した配線層が完全に除去されないでアライメ
ントマーク内部の表面に残留物として残ってしまうこと
がある。このエッチング残留物は、後続の工程におい
て、アライメントマーク位置の正常な認識を阻害した
り、同残留物の膜表面への飛散を原因とした膜の異常成
長を発生させるなどの悪影響を及ぼすようになる。この
点上記方法によれば、上記段差部が、上記配線層のエッ
チングののちにも同段差部にエッチング残留物を残さな
い深さに形成される。このため、上記配線層のパターニ
ング後の工程においてもその位置合わせが確実にできる
ようになるとともに、上記残留物に起因する膜の異常成
長の発生が防止されるようになる。なお、「ハードマス
ク」とは配線層をエッチングする際に、レジストのみに
よる耐エッチング性が不十分な場合に、配線層を過度に
除去してしまうのを防止するために、該配線層の上層に
堆積される膜である。
【0023】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の半導体装置の製造方法において、前記化学機械
研磨による平坦化ののち、その平坦化した面と前記アラ
イメントマーク用凹部に残存する埋め込み膜の表面との
段差が0.5μm以下となるように前記埋め込み膜の堆
積膜厚が制御されることをその要旨とする。
【0024】上記方法によれば、上記平坦化した面と上
記アライメントマーク用凹部に残存する埋め込み膜の表
面との段差が0.5μm以下となり、その段差内部に堆
積される上記配線層およびハードマスクの堆積量が一定
量以下に制限される。このため、上記段差内部に残留物
が残らないように配線層のエッチングをすることができ
るようになる。したがって、後続の工程における膜の形
成が、確実な位置合わせと異常成長のない膜の堆積をも
って適切に行われるようになる。
【0025】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
または6に記載の半導体装置の製造方法において、前記
配線層として、アルミニウム(Al)が含まれる材料を
用いることをその要旨とする。
【0026】上記方法によれば、配線材料として広く使
用されているAlまたはAl合金を用いて、上記段差内
部にエッチング残留物を残すことなく配線パターンを形
成することができるようになる。
【0027】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記絶縁膜として積層膜を用い、その積層構造の少
なくとも一部に有機SOG膜を含ませることをその要旨
とする。
【0028】上記方法によれば、絶縁膜として容易に厚
い膜厚を得ることができ、かつ誘電率の低い特性をもつ
有機SOG膜が、少なくとも上記絶縁膜の積層構造の一
部として用いられる。このため、上記絶縁膜を形成する
表面に大きな段差が存在する場合であっても、その段差
を容易に平坦化させることができるようになる。
【0029】そして、請求項9に記載の発明は、請求項
1〜8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記埋め込み膜として、タングステン(W)、銅
(Cu)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、タ
ンタル(Ta)、シリコン(Si)、およびこれらの少
なくとも1つを含有する合金、のうちのいずれかが含ま
れる材料を用いることをその要旨とする。
【0030】上記方法によれば、上記半導体基板上方の
積層構造を構成するさまざまな材料に対応して、適切な
材料による埋め込み配線を形成することができるように
なる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明にかかる半導体装置の製造方法を具体化した第1の実
施の形態について、図1および図2を使って説明する。
なお、この第1の実施の形態においては、先の図9およ
び図10に例示したように、シリコン基板上にMOSF
ET素子が形成されて、その素子との接続を確保するプ
ラグが絶縁膜に埋め込まれて形成される工程を例に挙げ
て説明する。
【0032】図1および図2は、下記[工程1]〜[工
程5]を経て形成される半導体装置の断面構造を例示し
ている。これらの工程は、基本的には先に図9および図
10を使って説明した[工程1]〜[工程5]と同じで
ある。ここでは、先に説明した各工程において相違する
点とともに、さらに具体的な内容を補足しつつ説明す
る。
【0033】[工程1](図1(a)) 素子10が形成されたシリコン基板11の上層に絶縁膜
12を形成し、その絶縁膜12にホール13とアライメ
ントマーク14とを形成する。[工程11]では、アラ
イメントマーク14をなす凹部の深さについては特に触
れなかったが、本実施の形態においては、上記凹部の深
さは素子10との接続を行うプラグを埋め込む絶縁膜1
2の膜厚T12と等しくなるようにエッチング形成され
ている。また、そのアライメントマーク14の平面形状
は矩形をなしている。そして、その最小開口距離の値す
なわち上記矩形の短辺寸法Waは絶縁膜12の膜厚T1
2の2倍を超える値としてある。また、この絶縁膜12
は、有機SOG(Spin OnGlass )膜からなる絶縁膜を
含む積層構造をなしている。この有機SOG膜は、厚い
絶縁膜を容易に得ることができる。このため、下地とな
るシリコン基板11の上面に大きな段差があってもこれ
を好適に平坦化することができるようになっている。
【0034】[工程2](図1(b)) 金属膜(埋め込み膜)15を堆積させてホール13に配
線材料を埋め込む。金属膜15は、その膜厚が表面に対
して一様に成長するように堆積され、その堆積にあたっ
ては金属膜15の膜厚T15が絶縁膜12の膜厚T12
を超えないように制御されている。このとき、円筒状を
なしてその開口寸法が膜厚T12より小さく形成されて
いるホール13の内部には、金属膜15が隙間なく埋め
込まれる。
【0035】[工程3](図1(c)) 得られた表面をCMP法により研磨する。これにより、
ホール13の内部にプラグ16が形成される。その一
方、アライメントマーク14をなす凹部の上面には、同
マーク14の位置を的確に反映した段差17とその段差
17がなす窪み51とが形成される。
【0036】[工程4](図2(d)) 配線材料を、その膜厚が窪み51の開口寸法と比較して
十分小さくなる範囲となるように堆積させて配線層18
を形成する。これにより、窪み51の上層には、配線層
18の形成後もアライメントマーク14の位置を的確に
反映した窪み52が残存する。
【0037】[工程5](図2(e)) 窪み52を基準として、リソグラフィ工程により転写す
るマスクパターン19を位置合わせし、配線層18をエ
ッチングするためのレジスト20をパターニングする。
【0038】こうして、絶縁膜12にエッチング形成さ
れたアライメントマーク14の位置は、金属膜15およ
び配線層18が堆積されたのちにも窪み51そして窪み
52の位置に確実に継承される。したがって、配線層1
8が不透明であれ、そのエッチングのためのレジスト2
0が、アライメントマーク14の位置を反映した窪み5
2に的確に位置合わせされてパターニングされる。
【0039】以上説明したように、この第1の実施の形
態にかかる半導体装置の製造方法によれば、以下のよう
な効果を得ることができるようになる。 (1)絶縁膜12にプラグ16を形成するにあたって、
エッチング形成された凹部を含む絶縁膜12の表面に金
属膜15を堆積させ、この表面をCMP法にて絶縁膜1
2の上面が露出するまで研磨する。このとき絶縁膜12
にその膜厚T12と等しい深さに形成されたアライメン
トマーク14をなす凹部には、金属膜15が絶縁膜12
の膜厚T12に満たない膜厚で積層される。このため、
アライメントマーク14の位置を反映した窪み51が確
実に形成されるようになる。
【0040】(2)この窪み51を位置合わせの基準と
して、さらに上層のパターン形成を的確に行うことがで
きるようになる。 (第2の実施の形態)次に、本発明にかかる半導体装置
の製造方法を具体化した第2の実施の形態について、図
11と図12、および図3〜図5を使って説明する。
【0041】一般に、絶縁膜のパターンを形成する際に
は、その膜に対するエッチングを完全に行うために、そ
の進行速度のばらつきを吸収して確実にパターニングで
きるようにある程度過剰にエッチングすることがある
(オーバエッチング)。以下に、アライメントマークを
なす凹部の深さがオーバエッチングされて層間絶縁膜の
膜厚を超える場合に、CMP法を用いてプラグを形成す
る工程を、図11および図12を使って説明する。
【0042】このプラグ形成に際しては、まず、図11
(a)に示されるように、下地層121の上層に形成さ
れた絶縁膜122とその絶縁膜122の層内に形成され
た配線との表面に、層間絶縁膜124を積層する。その
層間絶縁膜124には、エッチングによりホール125
とそれとの位置合わせのためのアライメントマーク12
6とが形成される。層間配線としてのプラグが形成され
るホール125の底面には通常、そのプラグと接続され
る配線123が設けられている。この場合、配線123
はエッチングストッパとして機能するため、層間絶縁膜
124がオーバエッチングされるとアライメントマーク
126をなす凹部は、層間絶縁膜124を超えて絶縁膜
122の達してエッチング形成される。
【0043】こうして得られたホール125およびアラ
イメントマーク126を含む表面に、図11(b)に示
されるように、プラグを形成するための金属膜(埋め込
み膜)127を堆積させる。
【0044】続いて、金属膜127が堆積された表面
を、図11(c)に示されるように、層間絶縁膜124
の上面が露出するまでCMP法により研磨する。これに
より、ホール125に埋め込まれた金属膜127が研磨
されてプラグ128が形成される。また、オーバエッチ
ングされて形成されたアライメントマーク126上に
は、金属膜127の堆積とそれに続く研磨によってアラ
イメントマーク126の位置を反映した段差129が形
成される。
【0045】さらに、プラグ128の上面と段差129
がなす窪み130とを含む層間絶縁膜124の表面に、
図12(a)に示されるように、プラグ128の上層配
線層としてのAl合金膜131とハードマスク132と
をこの順に堆積させる。これにより、窪み130の上面
に窪み135が形成される。ハードマスク132は、こ
ののちにAl合金膜131に対して施されるエッチング
の際に、レジストを補強して配線パターンが腐蝕される
のを防止するために設けられる。
【0046】こうして得られた表面にレジスト133を
堆積させ、この表面に窪み135を位置合わせ基準とす
るリソグラフィによって配線パターンを転写し(図12
(b))、エッチングを施す(図12(c))。
【0047】ここで、窪み130は層間絶縁膜124の
表面から深く設けられており、したがって同窪み130
の開口面の段差129においてはAl合金膜131およ
びハードマスク132が大きなオーバハング形状をなし
て堆積される。このため、Al合金膜131をオーバエ
ッチングしてもその窪み130にエッチング残留物13
4を残してしまうことがある。
【0048】上記のように、エッチング残留物134が
表面に異物として残ってしまうと、後続の工程におい
て、同残留物134がアライメントマークの位置の正常
な認識を阻害する要因となる。さらに、エッチング残留
物134が膜表面に飛散した場合には、その部位におい
て膜の異常成長を発生させるなどの悪影響を及ぼすこと
もある。
【0049】そこで、この第2の実施の形態において
は、積層膜の位置合わせの際にエッチング残留物に起因
して発生する膜形成への悪影響をも除去するようにして
いる。まず、図3(a)に示されるように、下地層21
の上層に形成された絶縁膜22とその絶縁膜22の層内
に形成された配線23との表面に、有機SOG膜からな
る層間絶縁膜24を積層する。そして、その層間絶縁膜
24をエッチングして、ホール25とそのホール25と
位置合わせをするためのアライメントマーク26とを形
成する。このアライメントマーク26の平面形状は矩形
をなしており、またホール25の底面には配線23が設
けられている。この配線23は、層間絶縁膜24にホー
ル25とアライメントマーク26とを形成する際、エッ
チングストッパとして機能する。すなわち、エッチング
を十分施したのちには、図3(a)に示されるように、
ホール25がその深さを確実に層間絶縁膜24の膜厚と
等しくして形成される一方、アライメントマーク26を
なす凹部は層間絶縁膜24がオーバエッチングされて絶
縁膜22に達してエッチング形成される。
【0050】そして、本実施の形態においては、続いて
行われる金属膜の堆積にあたってその膜厚が以下のよう
に制御される。このホール25およびアライメントマー
ク26を含む表面に、ホール25のバリア膜として窒化
チタン(TiN)を「10nm」成膜する(図示略)。
続いて、その表面に金属膜27としてタングステン
(W)をその膜厚の成長を監視しつつ、CVD法により
「0.5μm」堆積させる(図3(b))。ここで、金
属膜27の堆積にあたっては、この膜厚T27を次の条
件を満たすように設定する。
【0051】(イ)矩形をなすアライメントマーク26
の短辺寸法Wbの半分未満とする。 (ロ)アライメントマーク26をなす凹部の深さD1か
ら「0.1μm〜0.5μm」減じた範囲とする。
【0052】すなわち金属膜27の膜厚T27が T27 ≦ (1/2)Wb かつ(D1 − 0.5μm) ≦ T27 ≦ (D
1 − 0.1μm) の範囲となるように、その膜成長を制御する。
【0053】続いて、この金属膜27が堆積された表面
を、層間絶縁膜24の上面が露出するまでCMP法によ
り研磨する(図3(c))。こうして、層間絶縁膜24
の膜内にプラグ28が形成され、また、アライメントマ
ーク26上にはその位置を反映した段差29が形成され
る。
【0054】ここで、上記(イ)は、アライメントマー
ク26に金属膜27が埋め込まれて研磨されたのちに
も、同マーク26をなす凹部の側壁からの同膜27の成
長により、その開口部が塞がれてしまうのを防止する条
件である。また、上記(ロ)は、上記研磨後に金属膜2
7の段差29がなす窪み30の深さD2(すなわち(D
1−T27))が「0.1μm〜0.5μm」の範囲に
形成するための条件である。本実施の形態においては、
アライメントマーク26の短辺寸法Wbは深さD1と比
較して十分大きく設定されているため、以後は上記条件
(ロ)に着目して説明する。
【0055】続いて、上記プラグ28の上面と段差29
がなす窪み30とを含む層間絶縁膜24の表面に、図4
(a)に示されるように、プラグ28の上層配線層を堆
積させる。まず、この配線材料としてAl合金をスパッ
タ法にて堆積させてAl合金膜31を形成し、さらにそ
の上層にAl合金膜31のエッチングに対するハードマ
スク32を形成する。このとき形成される各膜の膜厚
は、Al合金膜31が「0.4μm」であり、ハードマ
スク32が「0.05μm」である。これらの膜の堆積
に際しても、窪み30の開口寸法Wbはその深さD2と
比較して十分大きいため、これらAl合金膜31および
ハードマスクが堆積されたのちにも、アライメントマー
ク26の上面には窪み30の位置を反映した窪み35が
形成される。
【0056】こうして形成された窪み35を含むハード
マスク32の表面にレジスト33を堆積させ、その窪み
35を位置合わせ基準とするリソグラフィによって配線
パターンを転写する。(図4(b))。
【0057】そして、このレジスト33がパターニング
されたAl合金膜31をハードマスク32ともどもエッ
チングし、そののちにレジストを除去することにより、
層間配線であるプラグ28に的確に位置合わせされた配
線パターン36が形成される(図4(c))。
【0058】ここで、窪み30の深さD2を変化させた
ときに、レジスト33をパターニング形成するリソグラ
フィ工程時の位置合わせ用窪み30が認識できるか否
か、また、Al合金膜31のエッチング後に窪み30に
エッチング残留物が残存するか否か、の2点について発
明者らが実験した結果を図5に示す。
【0059】図5に示されるように、窪み30の深さD
2が、「0.1μm」未満では窪み30の認識をするこ
とができず、また「0.5μm」を超える値では窪み3
0内に堆積されたAl合金膜31およびハードマスク3
2を除去しきれずエッチング残留物を残存させてしまう
ことがわかる。
【0060】この第2の実施の形態においては、窪み3
0の深さD2が「0.1μm〜0.5μm」の範囲内に
形成されるように、金属膜27の膜厚を制御して堆積さ
せている。このため、Al合金膜31をエッチングする
ためのレジスト33が、窪み35すなわちアライメント
マーク26に的確に位置合わせされてパターニングされ
るとともに、窪み30にエッチング残留物を残存させる
ことなく同エッチングを完了させることができる。
【0061】以上説明したように、この第2の実施の形
態にかかる半導体装置の製造方法によれば、先の第1の
実施の形態にて得られる効果に加えて、以下のような効
果を得ることができるようになる。
【0062】(3)金属膜27の堆積膜厚T27が、ア
ライメントマーク26がなす凹部の深さD1から「0.
1μm〜0.5μm」を減じた値の範囲となるように堆
積される。このため金属膜27を層間絶縁膜24の上面
が露出するまで研磨したのちには、アライメントマーク
26の内部に金属膜27の堆積形状に沿って窪み30が
形成される。そして、この窪み30はアライメントマー
ク26の位置を反映して形成され、その深さD2の値の
範囲は「0.1μm〜0.5μm」に調整される。
【0063】(4)上記深さD2の範囲で形成された窪
み30は、プラグ28を含む層間絶縁膜24の上層にA
l合金膜31およびハードマスク32が堆積されたのち
には、アライメントマーク26の位置情報を窪み35に
継承する。そして、窪み35は、Al合金膜31のエッ
チング用のレジスト33をパターニング形成するための
位置合わせ基準としてそのリソグラフィ工程時に確実に
認識できるようになる。さらに、この窪み30の上層に
堆積されていたAl合金膜31およびハードマスク32
は、同窪み30内に残留物を残すことなくエッチング除
去される。このため、形成した配線パターン36のさら
に上層に、この窪み30を位置合わせ基準として的確な
パターン形成をすることができるようになる。このよう
に、窪み30内にエッチング残留物が残らないため、さ
らにその上層に膜を形成する際に、その残留物に起因す
る膜の異常成長の発生を防止することができるようにも
なる。
【0064】なお、上記各実施の形態は以下のように変
更して実施してもよい。 ・上記第1の実施の形態においては、アライメントマー
ク14が素子10の形成面であるシリコン基板11の上
層の絶縁膜12に、同膜12の膜厚T12に等しい深さ
をなす凹部として形成されて、その素子10との接続の
ためのホール13を形成する場合について例示したが、
必ずしもこの構成に限定されるものではない。本実施の
形態に例示した絶縁膜12は、さらに上層の膜を下地層
として形成された層間絶縁膜であってもよい。
【0065】・上記第1の実施の形態においては、シリ
コン基板上に形成されている素子がMOSFETである
場合について説明したが、バイポーラトランジスタなど
他の素子であってもよい。
【0066】・上記第2の実施の形態においては、金属
膜27の堆積に先立って窒化チタン(TiN)からなる
バリア膜を成膜する場合について例示したが、このバリ
ア膜の成膜は必ずしも必要でない。またバリア膜は、採
用する金属膜の材料に応じて適宜変更して成膜してもよ
い。
【0067】・上記第2の実施の形態においては、金属
膜(埋め込み膜)27としてタングステン(W)をCV
D法により堆積させる場合について例示したが、他の金
属を他の方法で堆積させてもよい。たとえば、配線材料
として銅(Cu)を電解メッキ法または無電解メッキ法
により金属膜として堆積させてもよい。また、導電性の
配線材料であれば金属でなくてもよい。これら埋め込み
膜は、要は、堆積する膜の膜厚を表面に対して一様に成
長させることができる配線材料を使用して、その堆積膜
厚を精度よく制御することができる成膜方法により形成
されさえすればよい。こうした埋め込み膜の配線材料と
しては、たとえば、タングステン(W)、銅(Cu)、
アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、タンタル(T
a)、シリコン(Si)、およびこれらの少なくとも1
つを含有する合金、のうちのいずれかを含んでいるもの
などが挙げられる。
【0068】・上記第2の実施の形態において例示した
各層の成膜膜厚は、上記に例示した値に限定されるもの
ではなく、上記条件(イ)および(ロ)を満たす範囲で
任意に設定することができる。
【0069】・上記第2の実施の形態においては、アラ
イメントマーク26をなす凹部の深さD1の値が、オー
バエッチングにより層間絶縁膜24の膜厚よりも大きい
場合について例示したが、必ずしもこの構成に限定され
るものではない。たとえば、アライメントマーク26a
がエッチング形成される層間絶縁膜24の下層の絶縁膜
22aに、先の図3および図4にて説明した工程に対応
して図6および図7に示すように、エッチングストッパ
を設けてもよい。このエッチングストッパは、たとえ
ば、配線23aのパターン形成と同時に、アライメント
マーク26aの形成位置に対応して同配線金属によるス
トッパパターン41を形成しておくことにより、これを
配設することができる(図6(a))。続いて、金属膜
27aの堆積は、これの堆積膜厚T27aを、層間絶縁
膜24の膜厚T24から「0.1μm〜0.5μm」減
じた値の範囲となるように制御して行う(図6
(b))。そして、CMP法を用いた表面の研磨によっ
て、アライメントマーク26aの上層に形成される窪み
30aの深さD3は「0.1μm〜0.5μm」の範囲
に形成される(図6(c))。したがって、先の図4に
おいて説明した工程と同様にして、さらにこの上層に窪
み30aを位置合わせの基準とする的確なパターン形成
が、異物を残すことなくできるようになる(図7(a)
〜(c))。すなわち、このような構成にすることによ
り、アライメントマーク26aをなす凹部の深さの値
を、層間絶縁膜24に対してオーバエッチングを施して
もそのエッチング度合いによらず確実に層間絶縁膜24
の膜厚T24と等しく形成することができる。このた
め、層間絶縁膜と金属膜との膜厚のみによって決まるよ
り簡潔な条件設定により窪み30aが好適に形成され、
それによってアライメントマーク26aによる位置合わ
せをより確実に行うことができるようになる。さらに、
ストッパパターン41は、必ずしも配線23aと同時に
形成する必要はない。また、その形成にあたっては、配
線23aと同じ金属でなくてもよいし、絶縁膜22aの
膜厚と同じ膜厚に形成する必要もない。要は、ストッパ
パターン41が層間絶縁膜24のオーバエッチングに対
してエッチングストッパとして機能し、アライメントマ
ーク26aをなす凹部が的確な深さで得られ、そしてC
MP法による金属膜27aの研磨ののちに窪み30aの
深さD3が「0.1μm〜0.5μm」の範囲に形成さ
れさえすればよい。
【0070】・上記各実施の形態において説明したアラ
イメントマークの平面形状は矩形である必要はない。位
置合わせの基準として認識可能であればどのような形状
であってもよい。
【0071】・上記各実施の形態においては、アライメ
ントマークをエッチング形成する絶縁膜が有機SOG膜
を有して構成されている場合について例示したが、他の
絶縁膜、たとえば無機SOG膜などであってもよい。
【0072】・上記各実施の形態においては、埋め込み
配線として絶縁膜内にプラグを形成する場合について例
示したが、上記アライメントマークの形成方法の適用は
必ずしもこのプラグによる配線のみに限定されるもので
はない。たとえば、上記プラグの形成に代えて、埋め込
み配線としてCuなどによる絶縁膜内のダマシン配線の
形成に適用してもよい。
【0073】・上記各実施の形態においては、埋め込み
膜の堆積あるいは研磨に先立ってその表面からホウ素な
どをイオン注入してもよい。このイオン注入により、埋
め込み膜と絶縁膜との界面の密着強度の強化や有機SO
G膜などが含有する水分等の低減を図ることができる。
これらの効果は、半導体装置としての製造性、信頼性の
向上や、配線間容量の低減による性能の向上に寄与す
る。また、こののちにさらにこの基板に熱処理を加える
ことにより、埋め込み膜の再結晶化を促進させて、配線
の信頼性を向上させることができるようになる。
【0074】・上記各実施の形態においては、半導体基
板としてシリコン基板を使用した場合について例示した
が、半導体装置を形成することができるどのような半導
体基板であってもよい。
【0075】このほか、上記各実施の形態およびその変
形例から把握することができる技術思想としては以下の
ものがある。 (1)前記請求項1〜9のいずれかに記載の半導体装置
の製造方法において、前記埋め込み膜の堆積に先立って
前記絶縁膜の少なくとも一部にイオン注入を行うことを
特徴とする半導体装置の製造方法。
【0076】(2)前記埋め込み膜としてタングステン
(W)が用いられ、その堆積がCVD法により行われる
前記請求項1〜9および上記(1)のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法。
【0077】(3)前記埋め込み膜として銅(Cu)が
用いられ、その堆積が電解メッキ法および無電解メッキ
法のいずれかにより行われる前記請求項1〜9および上
記(1)および(2)のいずれかに記載の半導体装置の
製造方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態について、絶縁膜に形成したアライメントマ
ークを位置合わせ基準としてプラグを形成する過程の例
を示す断面図。
【図2】同第1の実施の形態について、配線層をパター
ニングする過程の例を示す断面図。
【図3】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第2の
実施の形態について、絶縁膜に形成したアライメントマ
ークを位置合わせ基準としてプラグを形成する過程の例
を示す断面図。
【図4】同第2の実施の形態について、配線層をパター
ニングする過程の例を示す断面図。
【図5】同第2の実施の形態について、異物を残すこと
なくアライメントマークを的確に認識するための条件の
実験結果を示す図。
【図6】同第2の実施の形態の変形例について、絶縁膜
に形成したアライメントマークを位置合わせ基準として
プラグを形成する過程の例を示す断面図。
【図7】同第2の実施の形態の変形例について、配線層
をパターニングする過程の例を示す断面図。
【図8】一般のリソグラフィ工程およびエッチング工程
の手順例を示す図。
【図9】従来の半導体装置の製造方法について、絶縁膜
に形成したアライメントマークを位置合わせ基準として
プラグを形成する過程の例を示す断面図。
【図10】従来の半導体装置の製造方法について、配線
層をパターニングする過程の例を示す断面図。
【図11】従来の半導体装置の製造方法について、絶縁
膜に形成したアライメントマークを位置合わせ基準とし
てプラグを形成する過程の例を示す断面図。
【図12】従来の半導体装置の製造方法について、配線
層をパターニングする過程の例を示す断面図。
【符号の説明】
10…素子、11…シリコン基板、12…絶縁膜、13
…ホール、14…アライメントマーク、15…金属膜、
16…プラグ、17…段差、18…配線層、19…マス
クパターン、20…レジスト、21…下地層、22、2
2a…絶縁膜、23、23a…配線、24…層間絶縁
膜、25…ホール、26、26a…アライメントマー
ク、27、27a…金属膜、28…プラグ、29…段
差、31…Al合金膜、32…ハードマスク、33…レ
ジスト、36…配線パターン、41…ストッパパター
ン、134…エッチング残留物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH09 JJ03 JJ08 JJ09 JJ11 JJ12 JJ18 JJ19 JJ21 JJ22 JJ33 KK07 MM01 MM05 NN06 NN07 PP06 PP15 PP27 PP28 QQ00 QQ08 QQ09 QQ10 QQ24 QQ27 QQ28 QQ37 QQ48 QQ60 QQ65 QQ73 RR09 RR25 WW01 XX14 XX15 XX24 XX35 5F046 AA20 EA12 EA15 EA18 EA22 EA23 EB01 EB05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上方に絶縁膜を堆積して、その
    絶縁膜に埋め込み配線用凹部と位置合わせのためのアラ
    イメントマーク用凹部とをエッチング形成するととも
    に、これらエッチング形成した凹部を含む前記絶縁膜の
    表面に前記埋め込み配線とする埋め込み膜を堆積し、そ
    の堆積した埋め込み膜の表面を前記絶縁膜の上面が露出
    するまで化学機械研磨により平坦化することによって、
    アライメントマークともども、前記埋め込み配線用凹部
    に前記埋め込み膜を選択的に形成する半導体装置の製造
    方法において、 前記埋め込み膜の堆積に際し、その膜厚を、前記エッチ
    ング形成したアライメントマーク用凹部の深さ未満でか
    つ、同アライメントマーク用凹部の最小開口距離の半分
    未満の値に制御することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】半導体基板上方に絶縁膜を堆積して、その
    絶縁膜に埋め込み配線用凹部と位置合わせのためのアラ
    イメントマーク用凹部とをエッチング形成するととも
    に、これらエッチング形成した凹部を含む前記絶縁膜の
    表面に前記埋め込み配線とする埋め込み膜を堆積し、そ
    の堆積した埋め込み膜の表面を前記絶縁膜の上面が露出
    するまで化学機械研磨により平坦化することによって、
    アライメントマークともども、前記埋め込み配線用凹部
    に前記埋め込み膜を選択的に形成する半導体装置の製造
    方法において、 前記アライメントマーク用凹部をその深さが前記絶縁膜
    の膜厚に等しくなるように形成するとともに、前記埋め
    込み膜の堆積に際し、その膜厚を、前記絶縁膜の膜厚未
    満でかつ、前記アライメントマーク用凹部の最小開口距
    離の半分未満の値に制御することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記絶縁膜の堆積形成に先立ち、少なくとも前記アライ
    メントマーク用凹部の形成位置下方にエッチングストッ
    パ膜を設けることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記化学機械研磨による平坦化ののち、そ
    の平坦化した面と前記アライメントマーク用凹部に残存
    する埋め込み膜の表面との段差が0.1μm以上となる
    ように前記埋め込み膜の堆積膜厚が制御される請求項1
    〜3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装
    置の製造方法において、 前記化学機械研磨による平坦化ののちに、前記埋め込み
    膜の残存する前記アライメントマーク用凹部も含めてそ
    の平坦化した面に、前記埋め込み配線用凹部に選択的に
    形成された埋め込み膜と電気的に導通される配線材料を
    堆積する工程と、その堆積した配線層の表面にハードマ
    スクを施したのち、これに前記アライメントマーク用凹
    部に残る段差をアライメントマークとしたリソグラフィ
    によって配線パターンを転写する工程と、前記配線層の
    該転写された配線パターン以外の部分をエッチング除去
    する工程とをさらに備え、前記配線材料の堆積以前にお
    ける前記平坦化した面と前記アライメントマーク用凹部
    に残存する埋め込み膜の表面との段差が、前記配線層に
    対するエッチング除去工程の後、同段差部に配線材料が
    残存しない値となるように前記埋め込み膜の堆積膜厚が
    制御されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記化学機械研磨による平坦化ののち、そ
    の平坦化した面と前記アライメントマーク用凹部に残存
    する埋め込み膜の表面との段差が0.5μm以下となる
    ように前記埋め込み膜の堆積膜厚が制御される請求項5
    に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記配線層として、アルミニウム(Al)
    が含まれる材料を用いる請求項5または6に記載の半導
    体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記絶縁膜として積層膜を用い、その積層
    構造の少なくとも一部に有機SOG膜を含ませる請求項
    1〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記埋め込み膜として、タングステン
    (W)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、チタン
    (Ti)、タンタル(Ta)、シリコン(Si)、およ
    びこれらの少なくとも1つを含有する合金、のうちのい
    ずれかが含まれる材料を用いる請求項1〜8のいずれか
    に記載の半導体装置の製造方法。
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