JP2008171886A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部電極のエッチングを生じることなく、容量膜に下部電極とのコンタクトのための開口を確実に形成することができる、半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置1では、上部電極5が容量膜4を挟んで下部電極3の一部と対向配置されている。上部電極5上には、容量膜4と同じ材料からなる保護膜6が積層されている。容量膜4および保護膜6上に層間絶縁膜7が形成される場合、層間絶縁膜7には、容量膜4および保護膜6をそれぞれ部分的に露出させる下部電極コンタクトホール8および上部電極コンタクトホール11が形成される。そして、層間絶縁膜7をマスクとして、容量膜4および保護膜6がエッチングされることにより、容量膜4および保護膜6にそれぞれ下部電極3および上部電極5とのコンタクトのための開口9,12が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、MIM(Metal-Insulator-Metal)構造の容量素子を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
絶縁性の容量膜を下部電極および上部電極で挟み込んだ構造(MIM構造)の容量素子は、抵抗成分が小さく、高容量密度化が可能であることから、とくに無線通信用システムLSIに搭載される容量素子として注目されている。
MIM構造の容量素子としては、Al(アルミニウム)を含む金属膜で下部電極および上部電極を形成したものが一般的であるが、さらなる抵抗の低減化を図るため、下部電極の材料に、Alに代えて、より導電性の高いCu(銅)を適用することが検討されている。
図3(a)〜(e)は、下部電極材料にCuを用いた半導体装置の製造工程を工程順に示す模式的な断面図である。
まず、最表面に層間絶縁膜91を有する半導体基板が用意される。そして、ダマシン法により、層間絶縁膜91の表層部に、Cuからなる下部電極92が形成される。その後、図3(a)に示すように、層間絶縁膜91上に、SiN(窒化シリコン)からなる容量膜93およびTiN(窒化チタン)からなる金属膜94がこの順に積層される。
次に、金属膜94上に、レジストパターンが形成され、このレジストパターンをマスクとして、金属膜94がエッチングされる。これにより、図3(b)に示すように、上部電極95が形成される。エッチング終了後、上部電極95(金属膜94)上のレジストパターンは除去される。
その後、図3(c)に示すように、容量膜93および上部電極95上に、それらを覆うように層間絶縁膜96が積層される。つづいて、層間絶縁膜96上に、レジストパターンが形成され、このレジストパターンをマスクとして、層間絶縁膜96がエッチングされる。これにより、層間絶縁膜96に、容量膜93および上部電極95をそれぞれ部分的に露出させる貫通孔97,98が形成される。
そして、図3(d)に示すように、層間絶縁膜96をマスクとして、容量膜93がエッチングされることにより、容量膜93に、下部電極92に対するコンタクトのための開口99が形成される。このとき、容量膜93だけでなく、上部電極95の貫通孔98を介して露出する部分がエッチングされる。
この後、貫通孔97および開口99を介して下部電極92に接続される下部電極コンタクトプラグ100と、貫通孔98を介して上部電極95に接続される上部電極コンタクトプラグ101とが形成されることにより、図3(e)に示す構造の半導体装置が得られる。
特開平8−274256号公報
ところが、容量膜93に開口99を形成する際に、層間絶縁膜96の膜厚と容量膜93をエッチングする時間(エッチング時間)との関係によって、開口99が形成されなかったり、上部電極95のエッチングが進み、上部電極95に穴が開いたりするおそれがある。
たとえば、容量膜93をドライエッチングする場合、層間絶縁膜96の膜厚が大き過ぎると(膜厚1000nm以上)、イオンやラジカルが容量膜93の表面に上手く到達せず、容量膜93に開口99が形成されない。
一方、容量膜93の膜厚が小さ過ぎると(膜厚900nm以下)、上部電極95における貫通孔98から露出する部分にイオンやラジカルが激しく衝突する。そのため、エッチング時間を長く設定すると、上部電極95に穴が開いたり、さらには容量膜93にまでエッチングが進む。容量膜93がエッチングされると、下部電極92と上部電極95(上部電極コンタクトプラグ101)との間に、キャパシタリークの原因となるパスが形成される場合がある。逆に、エッチング時間を短く設定すると、容量膜93に開口99を形成することができず、下部電極92と下部電極コンタクトプラグ100との導通が達成できないおそれがある。
そこで、本発明の目的は、上部電極のエッチングを生じることなく、容量膜に下部電極とのコンタクトのための開口を確実に形成することができる、半導体装置およびその製造方法を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、金属材料からなる下部電極と、絶縁材料からなり、前記下部電極上に積層される容量膜と、金属材料からなり、前記容量膜を挟んで前記下部電極に対向し、その対向方向に見る平面視で前記下部電極よりも小さい外形を有する上部電極と、前記容量膜と同じ材料からなり、前記上部電極上に積層される保護膜とを含むことを特徴とする、半導体装置である。
この半導体装置では、下部電極上に容量膜が積層され、上部電極が容量膜を挟んで下部電極と対向配置されている。そして、上部電極上には、容量膜と同じ材料からなる保護膜が積層されている。
容量膜および保護膜上に層間絶縁膜などの絶縁膜が形成される場合、容量膜および保護膜をそれぞれ部分的に露出させる貫通孔を絶縁膜に形成し、各貫通孔を介して容量膜および保護膜をエッチングすることにより、容量膜および保護膜にそれぞれ下部電極および上部電極とのコンタクトのための開口が形成される。
容量膜と保護膜とが同じ材料からなるので、容量膜における開口が形成される部分を保護膜における開口が形成される部分よりも薄く(膜厚を小さく)形成し、容量膜および保護膜のエッチングのための時間を保護膜における開口の形成に必要かつ十分な時間に設定することにより、上部電極のエッチングを生じることなく、容量膜および保護膜に開口を確実に形成することができる。
また、上部電極上に保護膜が積層されているので、絶縁膜に貫通孔を形成する際に、上部電極がエッチングされることを防止することができる。
なお、請求項2に記載のように、前記保護膜は、前記平面視で前記上部電極と同じ外形を有していていることが好ましい。これにより、上部電極の表面全域を保護膜で覆うことができ、貫通孔および開口の形成時における上部電極のエッチングの発生を上部電極の表面全域で防止することができる。
請求項3記載の発明は、金属材料からなる下部電極と、絶縁材料からなり、前記下部電極上に積層される容量膜と、金属材料からなり、前記容量膜を挟んで前記下部電極に対向し、その対向方向に見る平面視で前記下部電極よりも小さい外形を有する上部電極と、絶縁材料からなり、前記上部電極上に積層され、前記平面視で前記上部電極と同じ外形を有する保護膜とを含むことを特徴とする、半導体装置である。
この半導体装置では、下部電極上に容量膜が積層され、上部電極が容量膜を挟んで下部電極と対向配置されている。そして、上部電極上には、平面視で上部電極と同じ外形を有する保護膜が積層されている。すなわち、上部電極の表面全域が保護膜により覆われている。
容量膜および保護膜上に層間絶縁膜などの絶縁膜が形成される場合、容量膜および保護膜をそれぞれ部分的に露出させる貫通孔を絶縁膜に形成し、各貫通孔を介して容量膜および保護膜をエッチングすることにより、容量膜および保護膜にそれぞれ下部電極および上部電極とのコンタクトのための開口が形成される。
保護膜に開口が形成されるよりも先に容量膜に開口が形成されるように、保護膜の材料および容量膜における開口が形成される部分の膜厚を決定し、容量膜および保護膜のエッチングのための時間を保護膜における開口の形成に必要かつ十分な時間に設定することにより、上部電極のエッチングを生じることなく、容量膜および保護膜に開口を確実に形成することができる。
また、上部電極の表面全域が保護膜で覆われているので、絶縁膜に貫通孔を形成する際に、上部電極がエッチングされることを防止することができる。
請求項4記載の発明は、金属材料からなる下部電極上に、絶縁材料からなる容量膜を形成する容量膜形成工程と、前記容量膜上の前記下部電極と対向する位置に、金属材料からなり、その対向方向に見る平面視で前記下部電極よりも小さい外形を有する上部電極を形成する上部電極形成工程と、前記上部電極上に、絶縁材料からなる保護膜を形成する保護膜形成工程と、前記容量膜および前記保護膜上に、絶縁材料からなる絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、前記絶縁膜に前記容量膜および前記保護膜をそれぞれ部分的に露出させる貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記貫通孔形成工程後、前記絶縁膜をマスクとする前記容量膜および前記保護膜のエッチングにより、前記容量膜および前記保護膜に、それぞれ前記下部電極および前記上部電極を露出させる開口を形成するエッチング工程とを含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法である。
この製造方法では、まず、下部電極上に、容量膜が形成される。次に、容量膜上の下部電極と対向する位置に、上部電極が形成される。さらに、上部電極上に、保護膜が形成される。そして、容量膜および保護膜上に絶縁材料からなる絶縁膜が形成され、この絶縁膜に容量膜および保護膜をそれぞれ部分的に露出させる貫通孔が形成される。その後、絶縁膜をマスクとする容量膜および保護膜のエッチングにより、容量膜および保護膜にそれぞれ下部電極および上部電極とを露出させる開口(コンタクトのための開口)が形成される。
保護膜に開口が形成されるよりも先に容量膜に開口が形成されるように、保護膜の材料および容量膜における開口が形成される部分の膜厚を決定し、容量膜および保護膜のエッチングのための時間を保護膜における開口の形成に必要かつ十分な時間に設定することにより、上部電極のエッチングを生じることなく、容量膜および保護膜に開口を確実に形成することができる。
また、上部電極上に保護膜が積層されているので、絶縁膜に貫通孔を形成する際に、上部電極がエッチングされることを防止することができる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を模式的に示す断面図である。
この半導体装置1は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの機能素子が作り込まれた半導体基板(図示せず)上に、SiO(酸化シリコン)からなる層間絶縁膜2を備えている。層間絶縁膜2の材料としては、たとえば、SiOC(炭素が添加された酸化シリコン)やSiOF(フッ素が添加された酸化シリコン)などのLow−k膜材料が用いられてもよい。
層間絶縁膜2の表層部には、Cuからなる下部電極3が埋設されている。下部電極3の表面は、層間絶縁膜2の表面とほぼ面一をなしている。
層間絶縁膜2および下部電極3上には、SiNからなる容量膜4が積層されている。この容量膜4は、下部電極3の一部に対向する部分がその他の部分よりも相対的に大きな膜厚を有している。たとえば、容量膜4の下部電極3の一部に対向する部分は、35〜40nmの膜厚を有し、その他の部分は、35nmよりも小さい膜厚を有している。
容量膜4における膜厚の相対的に大きい部分上には、その部分と平面視で同じ外形を有する上部電極5が形成されている。これにより、この半導体装置1は、容量膜4を下部電極3および上部電極5で挟み込んだMIM構造の容量素子を備えている。上部電極5は、TiNからなる。また、上部電極5は、たとえば、その厚さが50〜80nmに形成されている。
上部電極5上には、容量膜4と同じ材料であるSiNからなる保護膜6が積層されている。この保護膜6は、平面視で上部電極5と同じ外形を有している。また、保護膜6は、容量膜4における相対的に膜厚が小さい部分よりも厚く形成され、この実施形態では、その膜厚が35〜40nmに形成されている。
そして、容量膜4および保護膜6上には、SiOからなる層間絶縁膜7が積層されている。この層間絶縁膜7により、容量膜4、上部電極5および保護膜6が覆われている。層間絶縁膜7の材料としては、層間絶縁膜2と同様、たとえば、SiOCやSiOFなどのLow−k膜材料が用いられてもよい。
層間絶縁膜7には、容量膜4と膜厚方向に隣接する部分(保護膜6と膜厚方向に対向しない部分)において、貫通孔としての下部電極コンタクトホール8が膜厚方向に貫通して形成されている。また、容量膜4には、下部電極コンタクトホール8に連通する開口9が形成されている。これにより、下部電極コンタクトホール8および開口9を介して、下部電極3が保護膜6および層間絶縁膜7から部分的に露出している。そして、その下部電極3の部分的に露出する部分には、下部電極コンタクトホール8および開口9を介して、W(タングステン)またはCuなどの金属材料からなる下部電極コンタクトプラグ10が接続されている。
また、層間絶縁膜7には、保護膜6と膜厚方向に隣接する部分において、貫通孔としての上部電極コンタクトホール11が膜厚方向に貫通して形成されている。また、保護膜6には、上部電極コンタクトホール11に連通する開口12が形成されている。これにより、上部電極コンタクトホール11および開口12を介して、上部電極5が保護膜6および層間絶縁膜7から部分的に露出している。そして、その上部電極5の部分的に露出する部分には、上部電極コンタクトホール11および開口12を介して、WまたはCuなどの金属材料からなる上部電極コンタクトプラグ13が接続されている。
図2(a)〜(e)は、半導体装置1の製造工程を工程順に示す模式的な断面図である。
まず、最表面に層間絶縁膜2を有する半導体基板が用意される。そして、ダマシン法により、層間絶縁膜2の表層部に埋め込まれた下部電極3が形成される。その後、図2(a)に示すように、層間絶縁膜2上に、容量膜4の材料からなる容量膜材料堆積層21、上部電極5の材料からなる金属材料堆積層22、および保護膜6の材料からなる保護膜材料堆積層23がこの順に積層して形成される。容量膜材料堆積層21および保護膜材料堆積層23は、たとえば、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成することができる。金属材料堆積層22は、たとえば、スパッタ法により形成することができる。
次に、保護膜材料堆積層23上に、上部電極5および保護膜6に対応した形状のレジストパターン(図示せず)が形成される。そして、そのレジストパターンをマスクとして、保護膜材料堆積層23および金属材料堆積層22がエッチングされる。これにより、図2(b)に示すように、上部電極5および保護膜6が形成される。また、容量膜材料堆積層21のレジストパターンから露出する部分が少しエッチングされることにより、容量膜4が形成される。エッチングの終了後、保護膜6上のレジストパターンは除去される。
その後、図2(c)に示すように、容量膜4および保護膜6上に、層間絶縁膜7が形成される。層間絶縁膜7は、たとえば、スパッタ法により形成することができる。つづいて、層間絶縁膜7上に、下部電極コンタクトホール8および上部電極コンタクトホール11に対応する開口を有するレジストパターン24が形成される。
そして、レジストパターン24をマスクとして、層間絶縁膜7がエッチングされる。これにより、図2(d)に示すように、層間絶縁膜7に、下部電極コンタクトホール8および上部電極コンタクトホール11が貫通して形成される。
この後、図2(e)に示すように、層間絶縁膜7をマスクとして、容量膜4および保護膜6がエッチングされることにより、容量膜4に開口9が形成され、保護膜6に開口12が形成される。この容量膜4および保護膜6のエッチングのための時間は、保護膜6における開口12の形成に必要かつ十分な時間に設定されている。
その後は、下部電極コンタクトプラグ10および上部電極コンタクトプラグ13が形成される。これにより、図1に示す構造の半導体装置1が得られる。
以上のように、半導体装置1では、下部電極3上に容量膜4が積層され、上部電極5が容量膜4を挟んで下部電極3の一部と対向配置されている。上部電極5上には、容量膜4と同じ材料を用いて、平面視で上部電極5と同じ外形を有する保護膜6が積層されている。また、容量膜4および保護膜6上には、層間絶縁膜7が積層されている。そして、層間絶縁膜7および容量膜4には、それぞれ下部電極コンタクトホール8および開口9が連通して形成されている。また、層間絶縁膜7および保護膜6には、それぞれ上部電極コンタクトホール11および開口12が連通して形成されている。
開口9,12は、下部電極コンタクトホール8および上部電極コンタクトホール11を有する層間絶縁膜7をマスクとして、それぞれ容量膜4および保護膜6をエッチングすることにより形成される。容量膜4と保護膜6とが同じ材料からなり、容量膜4における開口9の形成される部分(相対的に膜厚が小さい部分)が保護膜6における開口12の形成される部分よりも薄く形成されているので、容量膜4および保護膜6のエッチングのための時間が保護膜6における開口12の形成に必要かつ十分な時間に設定されることにより、上部電極5のエッチングを生じることなく、容量膜4および保護膜6にそれぞれ開口9,12を確実に形成することができる。
また、上部電極5上に保護膜6が積層されているので、層間絶縁膜7に下部電極コンタクトホール8および上部電極コンタクトホール11を形成する際に、上部電極5がエッチングされることを防止することができる。
なお、この実施形態では、保護膜6が容量膜4と同じ材料を用いて形成されるとしたが、保護膜6の材料は、絶縁材料であれば、容量膜4の材料と異なる材料であってもよい。たとえば、容量膜4の材料としてSiNが採用され、保護膜6の材料としてSiOが採用されてもよい。容量膜4の材料と保護膜6の材料とが異なる場合、保護膜6に開口12が形成されるよりも先に容量膜4に開口9が形成されるように、保護膜6の材料および容量膜4における開口9が形成される部分の膜厚を決定し、容量膜4および保護膜6のエッチングのための時間を保護膜6における開口12の形成に必要かつ十分な時間に設定することにより、上部電極5のエッチングを生じることなく、容量膜4および保護膜6にそれぞれ開口9,12を確実に形成することができる。
また、下部電極3の材料としてCuを例示したが、下部電極3の材料としてAlが採用されてもよい。下部電極3の材料としてAlが採用される場合、容量膜4の材料としては、SiOを用いることもできる。さらに、下部電極3の材料がCuであるかAlであるかに関係なく、容量膜4の材料として、SiNの他に、SiC(炭化シリコン)、SiOC、SiCN(炭窒化シリコン)、Taなどを用いることもできる。
さらにまた、上部電極5の材料としてTiNを例示したが、上部電極5の材料としては、Al、Al合金、Ti(チタン)、Ti化合物、Ta(タンタル)、Ta化合物などを採用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を模式的に示す断面図である。 半導体装置の製造工程を工程順に示す模式的な断面図である。 従来の半導体装置の製造工程を工程順に示す模式的な断面図である。
符号の説明
1 半導体装置
2 層間絶縁膜
3 下部電極
4 容量膜
5 上部電極
6 保護膜
7 層間絶縁膜(絶縁膜)
8 下部電極コンタクトホール
9 開口
11 上部電極コンタクトホール
12 開口

Claims (4)

  1. 金属材料からなる下部電極と、
    絶縁材料からなり、前記下部電極上に積層される容量膜と、
    金属材料からなり、前記容量膜を挟んで前記下部電極に対向し、その対向方向に見る平面視で前記下部電極よりも小さい外形を有する上部電極と、
    前記容量膜と同じ材料からなり、前記上部電極上に積層される保護膜とを含むことを特徴とする、半導体装置。
  2. 前記保護膜は、前記平面視で前記上部電極と同じ外形を有していることを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 金属材料からなる下部電極と、
    絶縁材料からなり、前記下部電極上に積層される容量膜と、
    金属材料からなり、前記容量膜を挟んで前記下部電極に対向し、その対向方向に見る平面視で前記下部電極よりも小さい外形を有する上部電極と、
    絶縁材料からなり、前記上部電極上に積層され、前記平面視で前記上部電極と同じ外形を有する保護膜とを含むことを特徴とする、半導体装置。
  4. 金属材料からなる下部電極上に、絶縁材料からなる容量膜を形成する容量膜形成工程と、
    前記容量膜上の前記下部電極と対向する位置に、金属材料からなり、その対向方向に見る平面視で前記下部電極よりも小さい外形を有する上部電極を形成する上部電極形成工程と、
    前記上部電極上に、絶縁材料からなる保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    前記容量膜および前記保護膜上に、絶縁材料からなる絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    前記絶縁膜に前記容量膜および前記保護膜をそれぞれ部分的に露出させる貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
    前記貫通孔形成工程後、前記絶縁膜をマスクとする前記容量膜および前記保護膜のエッチングにより、前記容量膜および前記保護膜に、それぞれ前記下部電極および前記上部電極を露出させる開口を形成するエッチング工程とを含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
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