JP2002533518A - 生強度を迅速に発達させるrtvシリコーン組成物 - Google Patents
生強度を迅速に発達させるrtvシリコーン組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水分の存在下で生強度を迅速に発達させる、室温加硫(RTV)シリコーン組成物を提供する。
【解決手段】 ヒドロキシシリル基及びアルコキシシリル基から選択される鎖終端を所定割合で含むポリジオルガノ-シロキサン;ヒドロキシシリル基とアルコキシシリル基とマルチ-アルコキシシリル基から選択される鎖終端を所定割合で含むポリジオルガノ-シロキサン;縮合触媒;所定のアルコキシシラン;及び充填剤をそれぞれ所定量で配合する。
Description
【0001】
本発明は、迅速な生強度(green strrength)の発達を有する、水分の存在下
で硬化可能な室温加硫(RTV)シリコーン組成物に関する。
で硬化可能な室温加硫(RTV)シリコーン組成物に関する。
【0002】
室温において弾性物質にまで硬化する、ポリオルガノシロキサン組成物は公知
である。こうした組成物は、シラノール基等の反応性基を有するポリジオルガノ
シロキサンを、例えばアルコキシシラン、アセトキシシラン、オキシモシランま
たはアミノシラン等のシラン架橋剤、及び必要に応じて触媒と混合することによ
って得られる。これらの成分を含む組成物は、この後、室温にて環境水分に曝す
ことにより硬化可能である。
である。こうした組成物は、シラノール基等の反応性基を有するポリジオルガノ
シロキサンを、例えばアルコキシシラン、アセトキシシラン、オキシモシランま
たはアミノシラン等のシラン架橋剤、及び必要に応じて触媒と混合することによ
って得られる。これらの成分を含む組成物は、この後、室温にて環境水分に曝す
ことにより硬化可能である。
【0003】 水分硬化性(moisture curable)組成物は、シーラントとしてのその使用が公
知である。水分硬化性組成物は、完全に硬化して最大強度に達するまでに、通常
は数日間の、著しい長さの時間を要する。組立ライン中でシーラントを使用する
所定の応用においては、生強度を迅速に発達させるシーラントを使用する必要が
ある。生強度を迅速に発達させるシーラントは、使用者が、比較的短い硬化時間
の後に、当該組立構成物に損傷を与えることなく、該組立構成物を取り扱い、実
装し、出荷することができ、このため生産ラインのスピードを増大させ、製品在
庫を低減することができるという利点を有する。ここに定義される生強度は、シ
ーラントが完全に硬化する前の、組立構成物に使用されるシーラントの強度を意
味する。
知である。水分硬化性組成物は、完全に硬化して最大強度に達するまでに、通常
は数日間の、著しい長さの時間を要する。組立ライン中でシーラントを使用する
所定の応用においては、生強度を迅速に発達させるシーラントを使用する必要が
ある。生強度を迅速に発達させるシーラントは、使用者が、比較的短い硬化時間
の後に、当該組立構成物に損傷を与えることなく、該組立構成物を取り扱い、実
装し、出荷することができ、このため生産ラインのスピードを増大させ、製品在
庫を低減することができるという利点を有する。ここに定義される生強度は、シ
ーラントが完全に硬化する前の、組立構成物に使用されるシーラントの強度を意
味する。
【0004】 本発明者らは、予期せぬことに、ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基及
びマルチ-アルコキシシリル基からなる群より選択される鎖終端を、分子毎に平
均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一の鎖終端が、水分に曝さ
れて迅速に生強度を発達させるマルチ-アルコキシシリル基であることを前提と
する、ポリジオルガノシロキサンを、RTVシリコーン組成物の全重量に基づい
て約10乃至95重量%含むRTVシリコーン組成物を規定した。
びマルチ-アルコキシシリル基からなる群より選択される鎖終端を、分子毎に平
均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一の鎖終端が、水分に曝さ
れて迅速に生強度を発達させるマルチ-アルコキシシリル基であることを前提と
する、ポリジオルガノシロキサンを、RTVシリコーン組成物の全重量に基づい
て約10乃至95重量%含むRTVシリコーン組成物を規定した。
【0005】
本発明の目的の一つは、水分の存在下で生強度の迅速な発達を伴って硬化可能
なRTVシリコーン組成物を調製することである。
なRTVシリコーン組成物を調製することである。
【0006】
本発明は、水分の存在下で生強度の迅速な発達を伴って硬化可能な、RTVシ
リコーン組成物である。該RTVシリコーン組成物は、(A)ヒドロキシ-シリ
ル基またはアルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少なく
とも1.2含むポリジオルガノシロキサンを、0乃至85重量%;(B)ヒドロ
キシシリル基、アルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリル基から選
択される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なく
とも一の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基を含むことを前提とする、ポリ
ジオルガノ-シロキサンを、10乃至95重量%;(C)縮合触媒の有効量;(
D)アルコキシシランを0乃至40重量%;及び(E)充填剤を0乃至60重量
%;含み、但し、成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTV
シリコーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とす
る。
リコーン組成物である。該RTVシリコーン組成物は、(A)ヒドロキシ-シリ
ル基またはアルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少なく
とも1.2含むポリジオルガノシロキサンを、0乃至85重量%;(B)ヒドロ
キシシリル基、アルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリル基から選
択される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なく
とも一の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基を含むことを前提とする、ポリ
ジオルガノ-シロキサンを、10乃至95重量%;(C)縮合触媒の有効量;(
D)アルコキシシランを0乃至40重量%;及び(E)充填剤を0乃至60重量
%;含み、但し、成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTV
シリコーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とす
る。
【0007】
本発明は、水分の存在下で硬化可能なRTVシリコーン組成物であって、(A
)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -Zy-
SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2は、
個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から選択
され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル基で
あり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に選択
されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント:
)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -Zy-
SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2は、
個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から選択
され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル基で
あり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に選択
されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント:
【化2】 {式中、R2は上記の通りであり、各Gは、2乃至18の炭素原子を有する、個
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し、分子毎に少なくとも
一の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり
、R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を有するシロキサン基から個
別に選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の
残りの原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合
しているか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり
、aは少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合には
R4がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを
前提とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至
95重量%; (C)縮合触媒の有効量; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; 含むが、但し、成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシ
リコーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする
、RTVシリコーン組成物である。
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し、分子毎に少なくとも
一の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり
、R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を有するシロキサン基から個
別に選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の
残りの原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合
しているか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり
、aは少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合には
R4がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを
前提とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至
95重量%; (C)縮合触媒の有効量; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; 含むが、但し、成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシ
リコーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする
、RTVシリコーン組成物である。
【0008】 成分(A)により表されるポリジオルガノシロキサンは、式(I)に表される
ヒドロキシシリル基または式(II)に表されるアルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含む。該ポリジオルガノシロキサ
ンは、直鎖状であっても分枝状であってもよく、ホモポリマー、コポリマーまた
はターポリマーであってよい。ポリジオルガノシロキサンは、単一種または異な
るポリマーの混合物であってよい。
ヒドロキシシリル基または式(II)に表されるアルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含む。該ポリジオルガノシロキサ
ンは、直鎖状であっても分枝状であってもよく、ホモポリマー、コポリマーまた
はターポリマーであってよい。ポリジオルガノシロキサンは、単一種または異な
るポリマーの混合物であってよい。
【0009】 ポリジオルガノシロキサンの反復単位は、R2 SSiO(4-S)/2に表されるもの
等のシロキシ単位を含み、ここではsは0、1または2であり、各R2は、個別
に水素原子及び1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から選択される
。
等のシロキシ単位を含み、ここではsは0、1または2であり、各R2は、個別
に水素原子及び1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から選択される
。
【0010】 R2に表される一価の炭化水素基は、置換されていても未置換でもよい。R2に
表される一価の炭化水素基の例には、メチル、エチル、ヘキシル、3,3,3-
トリフルオロプロピル、クロロメチル及びオクタデシル等のアルキル基;ビニル
、アリル及びブタジエニル等のアルケニル基;シクロブチル、シクロペンチル及
びシクロヘキシル等のシクロアルキル基;シクロペンテニル及びシクロヘキセニ
ル等のシクロアルケニル基;フェニル及びキシリル等のアリール基;ベンジル等
のアラルキル基;及びトリル等のアルカリール基が含まれる。好ましくは、各R 2 は、水素原子及び1乃至8の炭素原子を有する一価の炭化水素基から個別に選
択される。更に好ましくは、各R2は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選
択されたアルキル基である。最も好ましくは、各R2はメチルである。
表される一価の炭化水素基の例には、メチル、エチル、ヘキシル、3,3,3-
トリフルオロプロピル、クロロメチル及びオクタデシル等のアルキル基;ビニル
、アリル及びブタジエニル等のアルケニル基;シクロブチル、シクロペンチル及
びシクロヘキシル等のシクロアルキル基;シクロペンテニル及びシクロヘキセニ
ル等のシクロアルケニル基;フェニル及びキシリル等のアリール基;ベンジル等
のアラルキル基;及びトリル等のアルカリール基が含まれる。好ましくは、各R 2 は、水素原子及び1乃至8の炭素原子を有する一価の炭化水素基から個別に選
択される。更に好ましくは、各R2は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選
択されたアルキル基である。最も好ましくは、各R2はメチルである。
【0011】 成分(A)の好ましいポリジオルガノシロキサンは、-(R2 2SiO)h-に表
される反復シロキシ単位を含み、ここでは、R2は上記の通りであり、hは当該
ポリジオルガノシロキサンが25℃にて0.5乃至3000Pa・sの範囲、より
好ましくは、25℃にて5乃至200Pa・sの範囲の粘度を有するような値であ
る。
される反復シロキシ単位を含み、ここでは、R2は上記の通りであり、hは当該
ポリジオルガノシロキサンが25℃にて0.5乃至3000Pa・sの範囲、より
好ましくは、25℃にて5乃至200Pa・sの範囲の粘度を有するような値であ
る。
【0012】 成分(A)のポリジオルガノシロキサンは、式(I)、すなわち-SiR2 2OH
に表されるヒドロキシシリル基及び式(II)、すなわち-Zy-SiR2 x(OR3) 3-x に表されるアルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少
なくとも1.2含む。好ましくは、成分(A)の該ポリジオルガノシロキサンは
、ヒドロキシシリル基またはアルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子
毎に平均で少なくとも1.5含む。さらに好ましくは、成分(A)の該ポリジオ
ルガノシロキサンは、アルコキシシリル基を、分子毎に平均で少なくとも1.5
含む。
に表されるヒドロキシシリル基及び式(II)、すなわち-Zy-SiR2 x(OR3) 3-x に表されるアルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少
なくとも1.2含む。好ましくは、成分(A)の該ポリジオルガノシロキサンは
、ヒドロキシシリル基またはアルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子
毎に平均で少なくとも1.5含む。さらに好ましくは、成分(A)の該ポリジオ
ルガノシロキサンは、アルコキシシリル基を、分子毎に平均で少なくとも1.5
含む。
【0013】 式(I)及び(II)において、各R2は、水素原子または1乃至18の炭素原子
を有する一価の炭化水素基から個別に選択される。R2に表される一価の炭化水
素基の例は、上記の通りである。
を有する一価の炭化水素基から個別に選択される。R2に表される一価の炭化水
素基の例は、上記の通りである。
【0014】 式(II)においては、各R3は、1乃至8の炭素原子を有するアルキル基から
個別に選択される。R3の例には、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル
、n-ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、t-ブチル、ヘキシル及びオクチルが含
まれる。好ましくは、各R3は、1乃至4の炭素原子を有する、個別に選択され
たアルキル基である。さらに好ましくは、各R3は、メチルまたはエチルから個
別に選択される。
個別に選択される。R3の例には、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル
、n-ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、t-ブチル、ヘキシル及びオクチルが含
まれる。好ましくは、各R3は、1乃至4の炭素原子を有する、個別に選択され
たアルキル基である。さらに好ましくは、各R3は、メチルまたはエチルから個
別に選択される。
【0015】 式(II)においては、各Zは2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基
から個別に選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサン
セグメント:
から個別に選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサン
セグメント:
【化3】 [式中、R2は上記の通りであり、各Gは、2乃至18の炭素原子を有する、個別
に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数である]とのコンビ
ネーションである。
に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数である]とのコンビ
ネーションである。
【0016】 Z及びGに表される二価の炭化水素基は、置換でも未置換であってもよい。2
乃至18の炭素原子を有し、Z及びGで表される二価の炭化水素基の例には、エ
チレン、メチルメチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、ク
ロロメチレン及びオクタデシレン等のアルキレン基;ビニレン、アリレン及びブ
タジエニレン等のアルケニレン基;シクロブチレン、シクロペンチレン及びシク
ロヘキシレン等のシクロアルキレン基;シクロペンテニレン及びシクロヘキセニ
レン等のシクロアルケニレン基;フェニレン及びキシリレン等のアリーレン基;
ベンジレン等のアラルキレン基;及びトリレン等のアルカリレン基が含まれる。
乃至18の炭素原子を有し、Z及びGで表される二価の炭化水素基の例には、エ
チレン、メチルメチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、ク
ロロメチレン及びオクタデシレン等のアルキレン基;ビニレン、アリレン及びブ
タジエニレン等のアルケニレン基;シクロブチレン、シクロペンチレン及びシク
ロヘキシレン等のシクロアルキレン基;シクロペンテニレン及びシクロヘキセニ
レン等のシクロアルケニレン基;フェニレン及びキシリレン等のアリーレン基;
ベンジレン等のアラルキレン基;及びトリレン等のアルカリレン基が含まれる。
【0017】 Zが、上述のように二価の炭素原子基及びシロキサンセグメントのコンビネー
ションである場合、各Gは好ましくはアルキレン基であり、各Gは更に好ましく
は2乃至8の炭素原子を有するアルキレン基である。好ましくは、Zは2乃至1
8の炭素原子を有する二価の炭化水素基である。Zについては、アルキレン基で
あると更に好ましく、2乃至8の炭素原子を有するアルキレン基が最も好ましい
。ZまたはGが2の炭素原子を有するアルキレン基である場合、ZまたはGは-
CH2CH2-または-CH(CH3)-のいずれであってもよい。本発明者らは、硬
化速度及びシーラントの生強度が、シーラントの製造に使用されたポリマーの、
いずれの異性体がZまたはG基を含むかによって相違することを観察している。 例えば、ZまたはG基として主に-CH(CH3)-異性体を含むポリマーを使
用するシーラントは、ZまたはG基として主に-CH2CH2-異性体を含むポリマ
ーを使用する類似のシーラントと比較して、硬化速度がより遅く、生強度がより
低いであろう。 式(II)における下付文字のyは、0または1であって、好ましくは1である
。 式(II)における下付文字のxは、0または1であって、好ましくは0である
。
ションである場合、各Gは好ましくはアルキレン基であり、各Gは更に好ましく
は2乃至8の炭素原子を有するアルキレン基である。好ましくは、Zは2乃至1
8の炭素原子を有する二価の炭化水素基である。Zについては、アルキレン基で
あると更に好ましく、2乃至8の炭素原子を有するアルキレン基が最も好ましい
。ZまたはGが2の炭素原子を有するアルキレン基である場合、ZまたはGは-
CH2CH2-または-CH(CH3)-のいずれであってもよい。本発明者らは、硬
化速度及びシーラントの生強度が、シーラントの製造に使用されたポリマーの、
いずれの異性体がZまたはG基を含むかによって相違することを観察している。 例えば、ZまたはG基として主に-CH(CH3)-異性体を含むポリマーを使
用するシーラントは、ZまたはG基として主に-CH2CH2-異性体を含むポリマ
ーを使用する類似のシーラントと比較して、硬化速度がより遅く、生強度がより
低いであろう。 式(II)における下付文字のyは、0または1であって、好ましくは1である
。 式(II)における下付文字のxは、0または1であって、好ましくは0である
。
【0018】 成分(A)のポリジオルガノシロキサンが、ヒドロキシシリル基またはアルコ
キシシリル基から選択される鎖終端を分子毎に平均で少なくとも1.2有するこ
とが必要であるため、ポリジオルガノシロキサンには別のタイプの鎖終端を含む
ものがあってもよい。好ましくは、こうした別のタイプの鎖終端には、式R5 3S
i-(式中、各R5は1乃至18の炭化水素基を有する一価の炭化水素基から個別
に選択される)に表される、オルガノシリル基が含まれる。1乃至18の炭素原
子を有する一価の炭化水素基の例は、上記R2について記載した通りである。好
ましくは、R5は1乃至8の炭素原子を有する一価の炭化水素基であり、1乃至
4の炭素原子を有する一価の炭化水素基が最も好ましい。こうした有用なオルガ
ノシリル鎖終端の例には、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ビニルジメチ
ル-シリル及びビニルメチルフェニルシリルが含まれる。
キシシリル基から選択される鎖終端を分子毎に平均で少なくとも1.2有するこ
とが必要であるため、ポリジオルガノシロキサンには別のタイプの鎖終端を含む
ものがあってもよい。好ましくは、こうした別のタイプの鎖終端には、式R5 3S
i-(式中、各R5は1乃至18の炭化水素基を有する一価の炭化水素基から個別
に選択される)に表される、オルガノシリル基が含まれる。1乃至18の炭素原
子を有する一価の炭化水素基の例は、上記R2について記載した通りである。好
ましくは、R5は1乃至8の炭素原子を有する一価の炭化水素基であり、1乃至
4の炭素原子を有する一価の炭化水素基が最も好ましい。こうした有用なオルガ
ノシリル鎖終端の例には、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ビニルジメチ
ル-シリル及びビニルメチルフェニルシリルが含まれる。
【0019】 本発明において有用な成分(A)のポリジオルガノシロキサンは、当業者には
公知であり、米国特許公報第3,151,099号、3,161,614号、3
,175,993号、3,334,067号、4,871,827号、4,89
8,910号及び4,956,435号に記載されている。
公知であり、米国特許公報第3,151,099号、3,161,614号、3
,175,993号、3,334,067号、4,871,827号、4,89
8,910号及び4,956,435号に記載されている。
【0020】 本発明において有用な成分(A)の量は、RTVシリコーン組成物の全重量に
基づいて、0乃至85重量%である。
基づいて、0乃至85重量%である。
【0021】 成分(B)に表されるポリジオルガノシロキサンは、式(I)、すなわち-Si
R2 2OHに表されるヒドロキシシリル基、式(II)、すなわち-Zy-SiR2 x(
OR3)3-xに表されるアルコキシシリル基、または式(III)、すなわち-Zb-R 4 (Z-SiR2 n(OR3)3-n)a に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選
択される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なく
とも一の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基を含むことを前提とし、ここで
、Z、R2、R3、y及びxは上記の通りであり、R4、a、b及びnは以下の通
りである。
R2 2OHに表されるヒドロキシシリル基、式(II)、すなわち-Zy-SiR2 x(
OR3)3-xに表されるアルコキシシリル基、または式(III)、すなわち-Zb-R 4 (Z-SiR2 n(OR3)3-n)a に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選
択される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なく
とも一の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基を含むことを前提とし、ここで
、Z、R2、R3、y及びxは上記の通りであり、R4、a、b及びnは以下の通
りである。
【0022】 成分(B)のポリジオルガノシロキサンは、直鎖状または分枝状であり、ホモ
ポリマー、コポリマーまたはターポリマーであってよい。ポリジオルガノシロキ
サンは、単一種または異なるポリマーの混合物であってもよい。成分(B)のポ
リジオルガノシロキサンの反復単位は、R2 SSiO(4-S)/2に表されるもの等の
シロキシ単位を含み、ここではs及びR2は上記の通りである。成分(B)の好
ましいポリジオルガノシロキサンは、(R2 2SiO)h-に表され、ここでR2及
びhが上記の通りである、反復シロキシ単位を含む。
ポリマー、コポリマーまたはターポリマーであってよい。ポリジオルガノシロキ
サンは、単一種または異なるポリマーの混合物であってもよい。成分(B)のポ
リジオルガノシロキサンの反復単位は、R2 SSiO(4-S)/2に表されるもの等の
シロキシ単位を含み、ここではs及びR2は上記の通りである。成分(B)の好
ましいポリジオルガノシロキサンは、(R2 2SiO)h-に表され、ここでR2及
びhが上記の通りである、反復シロキシ単位を含む。
【0023】 式(III)では、R4は、ケイ素原子または少なくとも2のケイ素原子を含むシ
ロキサン基から選択され、各Z基がR4のケイ素原子に結合しており、R4のケイ
素原子の残りの原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水
素に結合しているか、またはシロキサン結合を形成している。R4に表されるシ
ロキサン基は、直鎖状、分枝状、樹脂状(resinous)または環状構造を有してい
てよい。好ましい実施態様では、R4はケイ素原子、または少なくとも2のケイ
素原子を含む、式:
ロキサン基から選択され、各Z基がR4のケイ素原子に結合しており、R4のケイ
素原子の残りの原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水
素に結合しているか、またはシロキサン結合を形成している。R4に表されるシ
ロキサン基は、直鎖状、分枝状、樹脂状(resinous)または環状構造を有してい
てよい。好ましい実施態様では、R4はケイ素原子、または少なくとも2のケイ
素原子を含む、式:
【化4】 に表されるシロキサン基から選択されるが、式中、R2は上記の通りであり、d
+e+f+gの合計は2乃至50の範囲内であって、但し少なくとも二のR2基
が式(III)に表されるように鎖末端基のZ基によって置換されていることを前
提とする。これは、こうした各Z基がR4のケイ素原子に結合していることを要
するためである。より好ましい実施態様では、R4はケイ素原子、または少なく
とも二のケイ素原子を含み、式(IV)に表されるシロキサン基から選択され、前
記式中、dは0乃至5の整数であり、eは0乃至30の整数であり、fは0乃至
5の整数であり、gは0乃至5の整数であり、d+e+f+gの合計は2よりも
大であって、但し少なくとも二のR2基が式(III)に表されるように鎖末端基の
Z基によって置換されていることを前提とする。 式(III)における下付文字のnは、0、1または2であって、好ましくは0
または1である。 式(III)における下付文字のaは、少なくとも2であって、好ましくは2乃
至8である。 式(III)における下付文字のbは0または1であって、但しbが0である場
合はR4はシロキサン結合を介してポリオルガノ-シロキサンに結合していること
を前提とする。
+e+f+gの合計は2乃至50の範囲内であって、但し少なくとも二のR2基
が式(III)に表されるように鎖末端基のZ基によって置換されていることを前
提とする。これは、こうした各Z基がR4のケイ素原子に結合していることを要
するためである。より好ましい実施態様では、R4はケイ素原子、または少なく
とも二のケイ素原子を含み、式(IV)に表されるシロキサン基から選択され、前
記式中、dは0乃至5の整数であり、eは0乃至30の整数であり、fは0乃至
5の整数であり、gは0乃至5の整数であり、d+e+f+gの合計は2よりも
大であって、但し少なくとも二のR2基が式(III)に表されるように鎖末端基の
Z基によって置換されていることを前提とする。 式(III)における下付文字のnは、0、1または2であって、好ましくは0
または1である。 式(III)における下付文字のaは、少なくとも2であって、好ましくは2乃
至8である。 式(III)における下付文字のbは0または1であって、但しbが0である場
合はR4はシロキサン結合を介してポリオルガノ-シロキサンに結合していること
を前提とする。
【0024】 成分(B)に表されるポリジオルガノシロキサンは、ヒドロキシシリル基、ア
ルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリル基から選択される鎖終端を
、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一の鎖終端が
、マルチ-アルコキシシリル基を含むことを前提とする。好ましくは、成分(B
)のポリジオルガノシロキサンは、ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、
またはマルチ-アルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少
なくとも1.5含み、但し分子毎に少なくとも一の鎖終端が、マルチ-アルコキ
シシリル基であることを前提とする。成分(B)の各ポリジオルガノシロキサン
鎖終端が、一つのマルチ-アルコキシシリル基を含むことが最も好ましい。
ルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリル基から選択される鎖終端を
、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一の鎖終端が
、マルチ-アルコキシシリル基を含むことを前提とする。好ましくは、成分(B
)のポリジオルガノシロキサンは、ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、
またはマルチ-アルコキシシリル基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少
なくとも1.5含み、但し分子毎に少なくとも一の鎖終端が、マルチ-アルコキ
シシリル基であることを前提とする。成分(B)の各ポリジオルガノシロキサン
鎖終端が、一つのマルチ-アルコキシシリル基を含むことが最も好ましい。
【0025】 ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリル
基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むことが必要な
ので、仮に成分(B)のポリジオルガノシロキサンが、分子毎に少なくとも一の
鎖終端がマルチ-アルコキシシリル基を含むならば、ポリジオルガノシロキサン
は別のタイプの鎖終端を含んでいてもよい。好ましくは、こうした別のタイプの
鎖終端には、式R5 3Si-(式中、各R5は上記の通りである)に表される、オル
ガノシリル基が含まれる。
基から選択される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むことが必要な
ので、仮に成分(B)のポリジオルガノシロキサンが、分子毎に少なくとも一の
鎖終端がマルチ-アルコキシシリル基を含むならば、ポリジオルガノシロキサン
は別のタイプの鎖終端を含んでいてもよい。好ましくは、こうした別のタイプの
鎖終端には、式R5 3Si-(式中、各R5は上記の通りである)に表される、オル
ガノシリル基が含まれる。
【0026】 仮に分子毎に少なくとも一の鎖終端がマルチ-アルコキシシリル基を含むなら
ば、ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリ
ル基から選択される鎖終端を分子毎に平均で少なくとも1.2含む、成分(B)
のポリジオルガノシロキサンは、例えば、米国特許出願第09/217,477
号に記載された方法により調製されてもよい。
ば、ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、またはマルチ-アルコキシシリ
ル基から選択される鎖終端を分子毎に平均で少なくとも1.2含む、成分(B)
のポリジオルガノシロキサンは、例えば、米国特許出願第09/217,477
号に記載された方法により調製されてもよい。
【0027】 本発明において有用な、好ましいマルチ-アルコキシシリル基の例は、下式に
よって表される。
よって表される。
【化5】 及び
【化6】 式中、R2,R3,Z及びnは上記の通りである。
【0028】 式(V)においては、下付文字tは2または3である。 式(V)においては、下付文字uは0乃至5の整数である。好ましくは、下付
文字uは0乃至1の整数である。 式(V)においては、下付文字vは0乃至5の整数である。好ましくは、下付
文字vは0乃至1の整数である。
文字uは0乃至1の整数である。 式(V)においては、下付文字vは0乃至5の整数である。好ましくは、下付
文字vは0乃至1の整数である。
【0029】 式(VI)においては、下付文字mは2乃至7の整数である。好ましくは、下付
文字mは2乃至4の整数である。 式(VI)においては、下付文字pは0乃至6の整数である。好ましくは、下付
文字pは0乃至3の整数である。 さらに、式(VI)においては、m+pは2乃至8の全数である。好ましくは、
m+pは2乃至5の全数である。
文字mは2乃至4の整数である。 式(VI)においては、下付文字pは0乃至6の整数である。好ましくは、下付
文字pは0乃至3の整数である。 さらに、式(VI)においては、m+pは2乃至8の全数である。好ましくは、
m+pは2乃至5の全数である。
【0030】 本発明において有用な成分(B)の量は、RTVシリコーン組成物の全重量に
基づいて、10乃至95重量%である。
基づいて、10乃至95重量%である。
【0031】 許容されるレオロジー及び機械特性を保証するためには、成分(A)及び(B
)の重量%の合計は、RTVシリコーン組成物の全重量に基づいて、20乃至9
5重量%となるべきである。さらに、成分(B)の成分(A)に対するモル比は
、1:10より大であることが好ましい。更に好ましくは、成分(B)の成分(
A)に対するモル比は、1:1より大である。最も好ましくは、成分(B)の成
分(A)に対するモル比は、10:1より大である。
)の重量%の合計は、RTVシリコーン組成物の全重量に基づいて、20乃至9
5重量%となるべきである。さらに、成分(B)の成分(A)に対するモル比は
、1:10より大であることが好ましい。更に好ましくは、成分(B)の成分(
A)に対するモル比は、1:1より大である。最も好ましくは、成分(B)の成
分(A)に対するモル比は、10:1より大である。
【0032】 本発明のRTVシリコーン組成物は、縮合触媒(C)を更に含む。縮合触媒に
は、シリコーンシーラント組成物中で架橋を促進するために有用であることが公
知のあらゆるものが可能である。該縮合触媒には、金属及び非金属の縮合触媒が
含まれる。本発明において有用な金属縮合触媒の金属部分の例には、チタン、錫
、ジルコニウム、鉛、鉄、コバルト、アンチモン、マンガン、ビスマス及び亜鉛
の化合物が含まれる。
は、シリコーンシーラント組成物中で架橋を促進するために有用であることが公
知のあらゆるものが可能である。該縮合触媒には、金属及び非金属の縮合触媒が
含まれる。本発明において有用な金属縮合触媒の金属部分の例には、チタン、錫
、ジルコニウム、鉛、鉄、コバルト、アンチモン、マンガン、ビスマス及び亜鉛
の化合物が含まれる。
【0033】 シリコーンシーラント組成物において架橋の促進に有用なチタン化合物には、
以下のものが含まれる:テトライソプロピルチタン酸塩、テトラ-n-ブチルチタ
ン酸塩、テトラオクチルチタン酸塩、テトラ-tert-ブチルチタン酸塩、テトラ-t
ert-アミルチタン酸塩等のテトラアルキルチタン酸塩、及び米国特許公報第5,
733,996号に記載のもの等の他のテトラアルキルチタン酸塩;ジアルコキ
シアセチルアセトナート=チタン酸塩キレート及びジアルコキシエチルアセトア
セテート=チタン酸塩キレート等のキレート化チタン酸塩において、当該アルコ
キシ基がイソプロポキシまたはイソブトキシを含むもの、及び米国特許公報第3
,708,467号及び3,779,986号に記載のもの等他のキレート化チ
タン酸塩;米国特許公報第3,334,067号に記載のオルガノシロキシチタ
ン化合物;及び米国特許公報第3,334,067号に記載のベータ-ジカルボ
ニルチタン化合物;(CH3CH2CH2O)3TiOTi(OCH2CH2CH3)3 及び(CH3CH2CH2CH2O)3TiOTi(OCH2CH2CH2CH3)3。
以下のものが含まれる:テトライソプロピルチタン酸塩、テトラ-n-ブチルチタ
ン酸塩、テトラオクチルチタン酸塩、テトラ-tert-ブチルチタン酸塩、テトラ-t
ert-アミルチタン酸塩等のテトラアルキルチタン酸塩、及び米国特許公報第5,
733,996号に記載のもの等の他のテトラアルキルチタン酸塩;ジアルコキ
シアセチルアセトナート=チタン酸塩キレート及びジアルコキシエチルアセトア
セテート=チタン酸塩キレート等のキレート化チタン酸塩において、当該アルコ
キシ基がイソプロポキシまたはイソブトキシを含むもの、及び米国特許公報第3
,708,467号及び3,779,986号に記載のもの等他のキレート化チ
タン酸塩;米国特許公報第3,334,067号に記載のオルガノシロキシチタ
ン化合物;及び米国特許公報第3,334,067号に記載のベータ-ジカルボ
ニルチタン化合物;(CH3CH2CH2O)3TiOTi(OCH2CH2CH3)3 及び(CH3CH2CH2CH2O)3TiOTi(OCH2CH2CH2CH3)3。
【0034】 シリコーンシーラント組成物において架橋の促進に有用な錫化合物には、以下
のものが含まれる:ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチ
ル錫ジメトキシド、カルボメトキシフェニル錫トリス-ウベレート、錫オクトエ
ート、イソブチル錫トリセロエート、ジメチル錫ジブチレート、ジメチル錫ネオ
デカノエート、トリエチル錫タルトレート、ジブチル錫ジベンゾエート、錫オレ
エート、錫ナフテネート、ジブチルビス(トリエトキシシロキシ)錫、ブチル錫
トリ-2-エチルヘキサノエート及び錫ブチレート等の非キレート化錫化合物;及
び、ジ(n-ブチル)錫ビス(アセチルアセトネート)、ジ(n-ブチル)錫ビス
(ベンゾイルアセトネート)、ジ(エチル)錫ビス(ラウロイルアセトネート)
、ジ(メチル)錫ビス(ピバロイルアセトネート)、ジ(n-オクチル)錫ビス
(アセチルアセトネート)、ジ(n-プロピル)錫ビス(1,1,1-トリフルオ
ロアセチルアセトネート)、ジ(n-ブチル)錫ビス(エチルアセトアセテート
)、ジ-N-ブチル錫ビス(ベンゾトリアゾール)及びジ(n-ブチル)錫(アセ
チルアセトネート)(エチルアセトアセテート)等のキレート化錫化合物。錫化
合物の他の例は、米国特許公報第5,213,899号、4,554,338号
、4,956,436号及び5,489,479号に見出される。
のものが含まれる:ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチ
ル錫ジメトキシド、カルボメトキシフェニル錫トリス-ウベレート、錫オクトエ
ート、イソブチル錫トリセロエート、ジメチル錫ジブチレート、ジメチル錫ネオ
デカノエート、トリエチル錫タルトレート、ジブチル錫ジベンゾエート、錫オレ
エート、錫ナフテネート、ジブチルビス(トリエトキシシロキシ)錫、ブチル錫
トリ-2-エチルヘキサノエート及び錫ブチレート等の非キレート化錫化合物;及
び、ジ(n-ブチル)錫ビス(アセチルアセトネート)、ジ(n-ブチル)錫ビス
(ベンゾイルアセトネート)、ジ(エチル)錫ビス(ラウロイルアセトネート)
、ジ(メチル)錫ビス(ピバロイルアセトネート)、ジ(n-オクチル)錫ビス
(アセチルアセトネート)、ジ(n-プロピル)錫ビス(1,1,1-トリフルオ
ロアセチルアセトネート)、ジ(n-ブチル)錫ビス(エチルアセトアセテート
)、ジ-N-ブチル錫ビス(ベンゾトリアゾール)及びジ(n-ブチル)錫(アセ
チルアセトネート)(エチルアセトアセテート)等のキレート化錫化合物。錫化
合物の他の例は、米国特許公報第5,213,899号、4,554,338号
、4,956,436号及び5,489,479号に見出される。
【0035】 シリコーンシーラント組成物において架橋の促進に有用なジルコニウム化合物
には、以下のものが含まれる:ジルコニウムオクトエート及びテトラ-n-ブトキ
シジルコニウム及びテトラ-n-プロポキシジルコニウム。
には、以下のものが含まれる:ジルコニウムオクトエート及びテトラ-n-ブトキ
シジルコニウム及びテトラ-n-プロポキシジルコニウム。
【0036】 シリコーンシーラント組成物において架橋の促進に有用な金属縮合触媒の更な
る例には、鉛2-エチルオクトエート;鉄2-エチルヘキサノエート;コバルト2
-エチルヘキサノエート;マンガン2-エチルヘキサノエート;亜鉛2-エチルヘ
キサノエート;アンチモンオクトエート;ビスマスナフテネート;亜鉛ナフテネ
ート及び亜鉛ステアレートが含まれる。
る例には、鉛2-エチルオクトエート;鉄2-エチルヘキサノエート;コバルト2
-エチルヘキサノエート;マンガン2-エチルヘキサノエート;亜鉛2-エチルヘ
キサノエート;アンチモンオクトエート;ビスマスナフテネート;亜鉛ナフテネ
ート及び亜鉛ステアレートが含まれる。
【0037】 シリコーンシーラント組成物において架橋の促進に有用な非金属縮合触媒の例
には、以下のものが含まれる:ヘキシルアンモニウムアセテート及びベンジルト
リメチルアンモニウムアセテート。
には、以下のものが含まれる:ヘキシルアンモニウムアセテート及びベンジルト
リメチルアンモニウムアセテート。
【0038】 縮合触媒が、金属縮合触媒であることが好ましい。好ましい金属縮合触媒は、
チタン化合物または錫化合物から選択される。好ましいチタン化合物は、テトラ
アルキルチタネートまたはキレート化チタネートから選択される。好ましい錫化
合物は、ジブチル錫ジアセテートまたはジブチル錫ビス(2,4-ペンタンジオ
ネート)から選択される。
チタン化合物または錫化合物から選択される。好ましいチタン化合物は、テトラ
アルキルチタネートまたはキレート化チタネートから選択される。好ましい錫化
合物は、ジブチル錫ジアセテートまたはジブチル錫ビス(2,4-ペンタンジオ
ネート)から選択される。
【0039】 ここに定義されるとおり、縮合触媒の有効量とは、シリコーンシーラント組成
物において架橋を促進する量である。この量は、選択される特定の縮合触媒によ
って異なる。一般的に、RTVシリコーン組成物の全重量に基づいて0.001
乃至5重量%の量が効果的である。チタン化合物を使用する場合は、RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて0.05乃至5重量%を用いることが好ましく
;同一基準により0.05乃至2重量%であるとより好ましい。錫化合物を使用
する場合は、RTVシリコーン組成物の全重量に基づいて0.001乃至1重量
%を用いることが好ましく;同一基準により0.01乃至0.8重量%であると
より好ましい。該縮合触媒は、単一種または二以上の種類の混合物として添加し
てもよい。
物において架橋を促進する量である。この量は、選択される特定の縮合触媒によ
って異なる。一般的に、RTVシリコーン組成物の全重量に基づいて0.001
乃至5重量%の量が効果的である。チタン化合物を使用する場合は、RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて0.05乃至5重量%を用いることが好ましく
;同一基準により0.05乃至2重量%であるとより好ましい。錫化合物を使用
する場合は、RTVシリコーン組成物の全重量に基づいて0.001乃至1重量
%を用いることが好ましく;同一基準により0.01乃至0.8重量%であると
より好ましい。該縮合触媒は、単一種または二以上の種類の混合物として添加し
てもよい。
【0040】 本発明のRTVシリコーン組成物は、式 RzSi(OR1)4-z(ここで各R
は1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は
、個別に選択された、1乃至6の炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、
1または2である)に表される、アルコキシシラン(D)を、更に含んでもよい
。
は1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は
、個別に選択された、1乃至6の炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、
1または2である)に表される、アルコキシシラン(D)を、更に含んでもよい
。
【0041】 Rに表される、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基の例は、R2
について記載したとおりである。好ましくは、各Rは、1乃至8の炭素原子を有
する一価の炭化水素基から個別に選択される。より好ましくは、各Rは、個別に
選択された、1乃至4の炭素原子を有する一価の炭化水素基である。R1に表さ
れる、1乃至6の炭素原子を有するアルキル基の例は、メチル、エチル、プロピ
ル及びブチルを含む。好ましくは、各R1は、1乃至4の炭素原子を有するアル
キル基から選択される。より好ましくは、R1はメチルまたはエチルである。 下付文字zは、0、1または2であってよい。好ましくは、zは1または2で
ある。
について記載したとおりである。好ましくは、各Rは、1乃至8の炭素原子を有
する一価の炭化水素基から個別に選択される。より好ましくは、各Rは、個別に
選択された、1乃至4の炭素原子を有する一価の炭化水素基である。R1に表さ
れる、1乃至6の炭素原子を有するアルキル基の例は、メチル、エチル、プロピ
ル及びブチルを含む。好ましくは、各R1は、1乃至4の炭素原子を有するアル
キル基から選択される。より好ましくは、R1はメチルまたはエチルである。 下付文字zは、0、1または2であってよい。好ましくは、zは1または2で
ある。
【0042】 有用なアルコキシシランの例には、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ドデ
シルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラ
ン、エチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ビニルメチルジメ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、エチルメチルジエトキシシラン及び
テトラエトキシシランが含まれる。
トキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ドデ
シルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラ
ン、エチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ビニルメチルジメ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、エチルメチルジエトキシシラン及び
テトラエトキシシランが含まれる。
【0043】 本発明において有用な成分(D)の量は、RTVシリコーン組成物の全重量に
基づいて0乃至40重量%である。好ましくは、成分(D)は、同一基準により
0.5乃至10重量%の量で添加される。当業者であれば、必要とされるアルコ
キシシランの特定の量が、当該RTVシリコーン組成物の成分及び所望の物理特
性、すなわち硬化速度及び貯蔵安定性によって異なることを理解するであろう。
アルコキシシランは、単一種または二種以上の混合物であって良い。
基づいて0乃至40重量%である。好ましくは、成分(D)は、同一基準により
0.5乃至10重量%の量で添加される。当業者であれば、必要とされるアルコ
キシシランの特定の量が、当該RTVシリコーン組成物の成分及び所望の物理特
性、すなわち硬化速度及び貯蔵安定性によって異なることを理解するであろう。
アルコキシシランは、単一種または二種以上の混合物であって良い。
【0044】 本発明のRTVシリコーン組成物は、充填剤(E)を更に含んでもよい。本発
明において有用な充填剤は、RTVシリコーンシーラントにおいて有用なことが
既知のものから選択される充填剤である。該充填剤には、未処理または、ステア
リン酸塩またはステアリン酸等の化合物で処理された、粉砕され、沈降させた、
またコロイド状の炭酸カルシウム;フュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル
及び疎水シリカ及びシリカゲル等の強化シリカ;破砕水晶、粉砕水晶、アルミナ
、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、珪藻土、酸化鉄、カーボンブラック及び
グラファイトが含まれる。好ましくは、該充填剤は、シリカ充填剤、炭酸カルシ
ウム充填剤またはこれらの混合物である。
明において有用な充填剤は、RTVシリコーンシーラントにおいて有用なことが
既知のものから選択される充填剤である。該充填剤には、未処理または、ステア
リン酸塩またはステアリン酸等の化合物で処理された、粉砕され、沈降させた、
またコロイド状の炭酸カルシウム;フュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル
及び疎水シリカ及びシリカゲル等の強化シリカ;破砕水晶、粉砕水晶、アルミナ
、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、珪藻土、酸化鉄、カーボンブラック及び
グラファイトが含まれる。好ましくは、該充填剤は、シリカ充填剤、炭酸カルシ
ウム充填剤またはこれらの混合物である。
【0045】 添加される充填剤のタイプ及び量は、硬化したRTVシリコーン組成物に所望
される物理特性による。本発明において有用な充填剤の量は、RTV組成物の全
重量に基づいて0乃至60重量%である。好ましくは、充填剤は、同様の5乃至
50重量%の量で添加される。充填剤は、単一種または二種以上の混合物であっ
て良い。
される物理特性による。本発明において有用な充填剤の量は、RTV組成物の全
重量に基づいて0乃至60重量%である。好ましくは、充填剤は、同様の5乃至
50重量%の量で添加される。充填剤は、単一種または二種以上の混合物であっ
て良い。
【0046】 本発明の好ましい実施態様の一つには、水分の存在下で硬化可能なRTVシリ
コーン組成物であって、 (A)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -
Zy-SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2 は、個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から
選択され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル
基であり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に
選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント
:
コーン組成物であって、 (A)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -
Zy-SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2 は、個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から
選択され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル
基であり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に
選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント
:
【化7】 {式中、R2は上記の通りであり、各Gは、2乃至18の炭素原子を有する、個
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一
の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり、
R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を含むシロキサン基から個別に
選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の残り
の原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合して
いるか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり、a
は少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合にはR4
がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを前提
とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至95
重量%; (C)チタン化合物を含む縮合触媒を、0.05乃至5重量%; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; 含むが、但し成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする、
RTVシリコーン組成物が含まれる。
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一
の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり、
R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を含むシロキサン基から個別に
選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の残り
の原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合して
いるか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり、a
は少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合にはR4
がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを前提
とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至95
重量%; (C)チタン化合物を含む縮合触媒を、0.05乃至5重量%; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; 含むが、但し成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする、
RTVシリコーン組成物が含まれる。
【0047】 この、好ましい実施態様では、成分(A)、(B)、(D)及び(E)は上記
の通りであり、縮合触媒(成分(C))はチタン化合物である。
の通りであり、縮合触媒(成分(C))はチタン化合物である。
【0048】 本発明の別の好ましい実施態様には、水分の存在下で硬化可能なRTVシリコ
ーン組成物であって、 (A)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -
Zy-SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2 は、個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から
選択され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル
基であり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に
選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント
:
ーン組成物であって、 (A)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -
Zy-SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2 は、個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から
選択され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル
基であり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に
選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント
:
【化8】 {式中、R2は上記の通りであり、各Gは、2乃至18の炭素原子を有する、個
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一
の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり、
R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を含むシロキサン基から個別に
選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の残り
の原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合して
いるか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり、a
は少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合にはR4
がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを前提
とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至95
重量%; (C)錫化合物を含む縮合触媒を、0.001乃至1重量%; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; (F)硬化促進剤を0乃至5重量%;及び (G)捕集剤を0乃至10重量%; 含むが、但し成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする、
RTVシリコーン組成物が含まれる。
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一
の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり、
R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を含むシロキサン基から個別に
選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の残り
の原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合して
いるか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり、a
は少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合にはR4
がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを前提
とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至95
重量%; (C)錫化合物を含む縮合触媒を、0.001乃至1重量%; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; (F)硬化促進剤を0乃至5重量%;及び (G)捕集剤を0乃至10重量%; 含むが、但し成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする、
RTVシリコーン組成物が含まれる。
【0049】 この好ましい実施態様では、成分(A)、(B)、(D)及び(E)は上記の
通りであり、縮合触媒(成分(C))は錫化合物であり、成分(F)及び(G)
は下記の通りである。
通りであり、縮合触媒(成分(C))は錫化合物であり、成分(F)及び(G)
は下記の通りである。
【0050】 この好ましい実施態様における成分(F)は、硬化促進剤(F)を含む。有益
な硬化促進剤は、当業者に既知のあらゆる硬化促進剤であって良い。ここに定義
される硬化促進剤とは、縮合触媒と共にRTVシリコーン組成物に添加された際
に、組成物の硬化速度を著しく増大させるあらゆる化合物を意味する。
な硬化促進剤は、当業者に既知のあらゆる硬化促進剤であって良い。ここに定義
される硬化促進剤とは、縮合触媒と共にRTVシリコーン組成物に添加された際
に、組成物の硬化速度を著しく増大させるあらゆる化合物を意味する。
【0051】 本RTVシリコーン組成物において硬化促進剤として有用な化合物の例には、
置換グアニジン、ジオルガノスルホキシド、イミジゾール(imidizole)、アミ
ジン及びアミンが含まれ、これらは例えば、米国特許公報第4,477,625
号、4,395,526号、4,472,564号、4,499,230号、4
,517,337号、4,180,642号及び4,248,993号に開示さ
れている。
置換グアニジン、ジオルガノスルホキシド、イミジゾール(imidizole)、アミ
ジン及びアミンが含まれ、これらは例えば、米国特許公報第4,477,625
号、4,395,526号、4,472,564号、4,499,230号、4
,517,337号、4,180,642号及び4,248,993号に開示さ
れている。
【0052】 置換グアニジンの例には、式(Z’)g'Si(OR6)4-g (VII) [式中、各R6は1乃至8の炭素原子を有するアルキル基及び7乃至13の炭素原
子を有するアラルキル基から個別に選択され、Z’は式(R7 2N)(R8 2N)C
=N-R9-(式中R9が2乃至8の炭素原子を有する二価の炭化水素基であり、R7 及びR8が水素原子、または1乃至8の炭素原子を有するアルキル基から個別に
選択されるグアニジン基であり)のグアニジン基であり;g’は1乃至3の整数
である]を有するシリル置換グアニジンが含まれる。更に、式(R7 2N)(R8 2
N)C=N-R10-(式中R7及びR8が上記の通りであり、R10が1乃至8の炭素
原子を有するアルキル基である)を有するアルキル置換グアニジンもまた利用可
能である。これら及び他のシリル置換グアニジンは、更に米国特許公報第4,1
80,642号、4,248,993号及び4,395,526号に記載されて
いる。
子を有するアラルキル基から個別に選択され、Z’は式(R7 2N)(R8 2N)C
=N-R9-(式中R9が2乃至8の炭素原子を有する二価の炭化水素基であり、R7 及びR8が水素原子、または1乃至8の炭素原子を有するアルキル基から個別に
選択されるグアニジン基であり)のグアニジン基であり;g’は1乃至3の整数
である]を有するシリル置換グアニジンが含まれる。更に、式(R7 2N)(R8 2
N)C=N-R10-(式中R7及びR8が上記の通りであり、R10が1乃至8の炭素
原子を有するアルキル基である)を有するアルキル置換グアニジンもまた利用可
能である。これら及び他のシリル置換グアニジンは、更に米国特許公報第4,1
80,642号、4,248,993号及び4,395,526号に記載されて
いる。
【0053】 ジオルガノスルホキシドの例には、ジメチルスルホキシド、メチルエチルスル
ホキシド、ブチルプロピルスルホキシド、ジフェニルスルホキシド、ジベンジル
スルホキシド、テトラメチレンスルホキシド及び米国特許公報第4,472,5
64号に記載の他のものが含まれる。
ホキシド、ブチルプロピルスルホキシド、ジフェニルスルホキシド、ジベンジル
スルホキシド、テトラメチレンスルホキシド及び米国特許公報第4,472,5
64号に記載の他のものが含まれる。
【0054】 イミダゾールの例には、N,N,N’,N’-テトラメチル-1,3-ジアミノ
プロパンイミダゾール、N-メチルイミダゾール、N-メチル-2-メチルイミダゾ
ール及びベンズイミダゾールが含まれる。
プロパンイミダゾール、N-メチルイミダゾール、N-メチル-2-メチルイミダゾ
ール及びベンズイミダゾールが含まれる。
【0055】 有用なアミジンの例には、下記の式:
【化9】 [式中、R11からR14は、1乃至8の炭素原子を有するアルキル基、1乃至8の
炭素原子を有するアルケニル基及び6乃至13の炭素原子を有するアリール基か
ら個別に選択される]に表される構造の単位を有する、環式アミジンと非環式ア
ミジンとが含まれる。環式アミジンを所望の場合は、R13及びR14またはR11及
びR12は、シクロアルキレン構造の一部となりうる。更に、R11からR14は、そ
の原子価が一価または多価の有機基によって満たされるケイ素原子を含みうる。
より特異的な例には、2-エチル-2-イミダゾリン;N,N-ジメチルベンズアミ
ジン;N,N-ジフェニルアセタミジン;1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
ン-5-エン(DBN)、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エン
(DBU)及び米国特許公報第4,477,625号に記載の他のものが含まれ
る。
炭素原子を有するアルケニル基及び6乃至13の炭素原子を有するアリール基か
ら個別に選択される]に表される構造の単位を有する、環式アミジンと非環式ア
ミジンとが含まれる。環式アミジンを所望の場合は、R13及びR14またはR11及
びR12は、シクロアルキレン構造の一部となりうる。更に、R11からR14は、そ
の原子価が一価または多価の有機基によって満たされるケイ素原子を含みうる。
より特異的な例には、2-エチル-2-イミダゾリン;N,N-ジメチルベンズアミ
ジン;N,N-ジフェニルアセタミジン;1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
ン-5-エン(DBN)、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エン
(DBU)及び米国特許公報第4,477,625号に記載の他のものが含まれ
る。
【0056】 シリル化アミン、第一級、第二級及び第三級アミン及びジアミンを含む、様々
なタイプのアミンは、所定の組成物中では硬化促進剤として作用してもよい。シ
リル化アミンの例には、N-(2−アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメト
キシシラン及びメチルジメトキシ-ジ-n-ヘキシルアミノシランが含まれる。第
一級、第二級及び第三級アミンの例には、ジ-n-ヘキシルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン、ジ-n-オクチルアミン、ヘキサメトキシメチルメラミン、ジシクロ
ペンタミン、ジ-t-ブチルアミン及びイソプロピルシクロヘキシルアミンが含ま
れる。ジアミンの例は、ジ-t-ブチルエチレンジアミン(DBEDA)である。
アミンの他の例は、米国特許公報第4,477,625号、4,395,526
号及び4,472,564号に記載されている。
なタイプのアミンは、所定の組成物中では硬化促進剤として作用してもよい。シ
リル化アミンの例には、N-(2−アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメト
キシシラン及びメチルジメトキシ-ジ-n-ヘキシルアミノシランが含まれる。第
一級、第二級及び第三級アミンの例には、ジ-n-ヘキシルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン、ジ-n-オクチルアミン、ヘキサメトキシメチルメラミン、ジシクロ
ペンタミン、ジ-t-ブチルアミン及びイソプロピルシクロヘキシルアミンが含ま
れる。ジアミンの例は、ジ-t-ブチルエチレンジアミン(DBEDA)である。
アミンの他の例は、米国特許公報第4,477,625号、4,395,526
号及び4,472,564号に記載されている。
【0057】 好ましい硬化促進剤は、置換グアニジン、アミジンまたはアミンから選択され
る。より好ましい硬化促進剤は、アミジンまたはアミンから選択される。最も好
ましい硬化促進剤は、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エンま
たはN-(2-アミノ-エチル)-3-アミノプロピルトリメトキシシランから選択
される。
る。より好ましい硬化促進剤は、アミジンまたはアミンから選択される。最も好
ましい硬化促進剤は、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エンま
たはN-(2-アミノ-エチル)-3-アミノプロピルトリメトキシシランから選択
される。
【0058】 硬化促進剤は、本発明に、当該RTVシリコーン組成物全重量に基づいて、0
乃至5重量%の量で添加するとよい。好ましくは、硬化促進剤は、当該RTVシ
リコーン組成物全重量に基づいて、0.01乃至2重量%の量で添加され、さら
に好ましくは同一基準により0.05乃至1重量%とする。硬化促進剤は、単一
種でも二種以上の混合物でもよい。
乃至5重量%の量で添加するとよい。好ましくは、硬化促進剤は、当該RTVシ
リコーン組成物全重量に基づいて、0.01乃至2重量%の量で添加され、さら
に好ましくは同一基準により0.05乃至1重量%とする。硬化促進剤は、単一
種でも二種以上の混合物でもよい。
【0059】 この好ましい実施態様における成分(G)には、捕集剤が含まれる。該捕集剤
は、当業者に周知のあらゆる捕集剤であってよい。ここに定義される捕集剤とは
、当該組成物中で遊離のヒドロキシ基と結合及び/または反応するであろう、あ
らゆる化合物である。
は、当業者に周知のあらゆる捕集剤であってよい。ここに定義される捕集剤とは
、当該組成物中で遊離のヒドロキシ基と結合及び/または反応するであろう、あ
らゆる化合物である。
【0060】 本発明のRTV組成物における使用に好適な捕集剤化合物の例は、例えば、米
国特許公報第4,395,526号、4,417,042号、4,424,15
7号、4,467,063号、4,471,132号、4,472,551号、
4,472,564号、4,483,972号、4,489,191号、4,4
95,330号、4,495,331号、4,499,229号、4,499,
230号、4,499,234号、4,503,209号、4,528,352
号、4,578,492号、5,244,938号、5,741,839号及び
5,777,144号に開示されている。
国特許公報第4,395,526号、4,417,042号、4,424,15
7号、4,467,063号、4,471,132号、4,472,551号、
4,472,564号、4,483,972号、4,489,191号、4,4
95,330号、4,495,331号、4,499,229号、4,499,
230号、4,499,234号、4,503,209号、4,528,352
号、4,578,492号、5,244,938号、5,741,839号及び
5,777,144号に開示されている。
【0061】 本発明のRTV組成物における使用に好ましい捕集剤は、下式:
【化10】 を有するシラザン化合物、または下式:
【化11】 を有するシクロシラザン化合物から選択され、式中、各Y’はR'''またはR”2 N-から個別に選択され、R”は水素、一価の炭化水素またはフルオロアルキル
基から選択され、各R'''は、水素原子、一価の炭化水素基またはフルオロアル
キル基から個別に選択され、c’は3乃至6の整数である。
基から選択され、各R'''は、水素原子、一価の炭化水素基またはフルオロアル
キル基から個別に選択され、c’は3乃至6の整数である。
【0062】 式(VIII)中のシラザン化合物及び式(IX)中のシクロシラザン化合物の例は
、米国特許公報第4,417,042号に開示されており、ヘキサメチルジシラ
ザン、ヘキサメチルシクロ-N-メチルトリシラザン、ヘキサメチルシクロトリシ
ラザン、オクタメチルテトラシラザン、トリメチルトリフェニルシクロ-トリシ
ラザン及びトリビニルトリメチルシクロトリシラザンが含まれる。ヘキサメチル
ジシラザンは、最も好ましい捕集剤である。
、米国特許公報第4,417,042号に開示されており、ヘキサメチルジシラ
ザン、ヘキサメチルシクロ-N-メチルトリシラザン、ヘキサメチルシクロトリシ
ラザン、オクタメチルテトラシラザン、トリメチルトリフェニルシクロ-トリシ
ラザン及びトリビニルトリメチルシクロトリシラザンが含まれる。ヘキサメチル
ジシラザンは、最も好ましい捕集剤である。
【0063】 該捕集剤は、本発明に、当該RTVシリコーン組成物全重量に基づき、0乃至
10重量%の量で添加されるとよい。好ましくは、捕集剤は、該RTVシリコー
ン組成物全重量に基づいて、0.5乃至10重量%の量で存在する。最も好まし
くは、該捕集剤は、組成物中の全遊離ヒドロキシ基の捕捉に必要な量を超えて過
剰となる、上限を同一基準により10重量%とする量で添加される。該捕集剤は
単一種または二種以上の混合物でもよい。
10重量%の量で添加されるとよい。好ましくは、捕集剤は、該RTVシリコー
ン組成物全重量に基づいて、0.5乃至10重量%の量で存在する。最も好まし
くは、該捕集剤は、組成物中の全遊離ヒドロキシ基の捕捉に必要な量を超えて過
剰となる、上限を同一基準により10重量%とする量で添加される。該捕集剤は
単一種または二種以上の混合物でもよい。
【0064】 RTVシリコーン組成物中で従来より使用される他の成分、例えば付着促進剤
、レオロジー付加剤、殺菌剤、着色料、顔料及び可塑剤は、所望の特性を損なわ
ない限りにおいては添加可能である。
、レオロジー付加剤、殺菌剤、着色料、顔料及び可塑剤は、所望の特性を損なわ
ない限りにおいては添加可能である。
【0065】 本RTVシリコーン組成物は、水分の非存在下では安定であり、水分に曝され
ると硬化する組成物を与えるために指定される量で、全ての成分を混合すること
によって調製されるとよい。これらの組成物は、好ましくは、全ての成分を無水
条件下で混合することによって調製される。これは、使用する成分中の水分の量
が最小限とされ、混合の条件が系中で許容される水分量を最小限とすべきである
ことを意味する。過剰な水分は、貯蔵パッケージ中での硬化を引き起こすか、硬
化特性を低減する等の当該組成物に有害な作用を及ぼす恐れがある。
ると硬化する組成物を与えるために指定される量で、全ての成分を混合すること
によって調製されるとよい。これらの組成物は、好ましくは、全ての成分を無水
条件下で混合することによって調製される。これは、使用する成分中の水分の量
が最小限とされ、混合の条件が系中で許容される水分量を最小限とすべきである
ことを意味する。過剰な水分は、貯蔵パッケージ中での硬化を引き起こすか、硬
化特性を低減する等の当該組成物に有害な作用を及ぼす恐れがある。
【0066】 本発明の組成物は、一パッケージシステムまたは二(もしくは多)パッケージ
システムとして調製するとよい。一パッケージシステムでは、全ての成分が混合
され、無水状態で貯蔵される。二もしくは多パッケージシステムでは、該成分は
別々に貯蔵され、使用前に混合される。便宜上、一パッケージシーラントが好ま
しい。
システムとして調製するとよい。一パッケージシステムでは、全ての成分が混合
され、無水状態で貯蔵される。二もしくは多パッケージシステムでは、該成分は
別々に貯蔵され、使用前に混合される。便宜上、一パッケージシーラントが好ま
しい。
【0067】 本発明のRTVシリコーン組成物は、水分に曝されると生強度の迅速な発達を
示し、生強度の迅速な発達を要する応用に加えて、RTVシリコーンシーラント
を要するあらゆる応用において使用してもよい。
示し、生強度の迅速な発達を要する応用に加えて、RTVシリコーンシーラント
を要するあらゆる応用において使用してもよい。
【0068】 本発明を、例証を目的とし、請求の範囲の減縮を意図するものではない、以下
の実施例によって更に詳説する。実施例に使用される通り、Meはメチルであり
、Prはn-プロピルである。粘度は、25℃にて、B形レオメーターを用いて
測定された。分析に使用された気液クロマトグラフィは、水素炎イオン化検出器
を備えた、Hewlett Packard 5890 Series IIであった。
の実施例によって更に詳説する。実施例に使用される通り、Meはメチルであり
、Prはn-プロピルである。粘度は、25℃にて、B形レオメーターを用いて
測定された。分析に使用された気液クロマトグラフィは、水素炎イオン化検出器
を備えた、Hewlett Packard 5890 Series IIであった。
【0069】 (ポリマー3の調製) 米国特許公報第5,446,185号に記載のように調製された、203g(0.68
6mol)のトリス(ジメチルシロキシ)-n-プロピルシラン及び、30ppm白金金属
を含有する白金ビニルシロキサン錯体の、5000ppm溶液を、100℃に加熱した
。加熱を停止し、100-105℃のポット温度を維持するために充分な攪拌を行いつ
つ、150g(1.01mol)のビニルトリメトキシシランを45分間に渡って、滴々と添
加した。気液クロマトグラフィーによる反応混合物の分析は、マルチ-アルコキ
シシリル終端(endcapper)(「エンドキャッパーA」)の収率40%を示した
。反応混合物を蒸留して、下式:
6mol)のトリス(ジメチルシロキシ)-n-プロピルシラン及び、30ppm白金金属
を含有する白金ビニルシロキサン錯体の、5000ppm溶液を、100℃に加熱した
。加熱を停止し、100-105℃のポット温度を維持するために充分な攪拌を行いつ
つ、150g(1.01mol)のビニルトリメトキシシランを45分間に渡って、滴々と添
加した。気液クロマトグラフィーによる反応混合物の分析は、マルチ-アルコキ
シシリル終端(endcapper)(「エンドキャッパーA」)の収率40%を示した
。反応混合物を蒸留して、下式:
【化12】 を有し、0.5mmHgの圧力下で沸点155℃のエンドキャッパーAの収量141gを得た。
【0070】 次に、65Pa・sの粘度を有し、0.012molのビニルを含む、ビニル末端ブロック
化ポリジメチルシロキサン(PDMS)400gと、1.8ppmの白金金属を含有する白
金ビニルシロキサン錯体の294ppm溶液とを、50℃にて数分間混合した。加熱を
停止し、上記のように調製された、7.72g(0.012molの水素含有)のエンドキャ
ッパーAを添加し、混合を1時間継続した。混合物をおよそ50mmHgの真空下で脱
気し、一晩反応させた。PDMS上のビニルは、エンドキャッパー上のSiHと
反応し、FT-IR(Perkin Elmer 1600 Series)による試験の際には、残留ビ
ニルは全く見られなかった。エンドキャッパーAで末端ブロックされ、65Pa・s
の全粘度を有するポリジメチルシロキサン(「ポリマー3」)が生成し、下式を
有していた。
化ポリジメチルシロキサン(PDMS)400gと、1.8ppmの白金金属を含有する白
金ビニルシロキサン錯体の294ppm溶液とを、50℃にて数分間混合した。加熱を
停止し、上記のように調製された、7.72g(0.012molの水素含有)のエンドキャ
ッパーAを添加し、混合を1時間継続した。混合物をおよそ50mmHgの真空下で脱
気し、一晩反応させた。PDMS上のビニルは、エンドキャッパー上のSiHと
反応し、FT-IR(Perkin Elmer 1600 Series)による試験の際には、残留ビ
ニルは全く見られなかった。エンドキャッパーAで末端ブロックされ、65Pa・s
の全粘度を有するポリジメチルシロキサン(「ポリマー3」)が生成し、下式を
有していた。
【化13】
【0071】 (ポリマー4の調製) 65Pa・sの全粘度を有し、0.036molのビニルを含有する、1200gのビニル末端ブ
ロック化PDMSと、1.8ppm白金金属を含有する白金ビニルシロキサン錯体の、
300ppm溶液とを、50℃にて数分間混合した。加熱を停止し、ポリマー3について
記載の通り調製された、17.46g(0.029molの水素含有)のエンドキャッパーAを
添加し、混合を1時間継続した。混合物を50mmHgの真空下で脱気し、一晩反応さ
せた。PDMS上のビニルは、エンドキャッパー上のSiHと反応し、FT-I
Rを使用して、21%のポリマー末端が残留ビニルを含有することが判明した。従
って、65Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキサンの混合物(「ポリマー
4」)が生成した。これは、上記ポリマー3に表される、エンドキャッパーAで
末端ブロックされたポリジメチルシロキサンと、エンドキャッパーAで部分的に
末端ブロックされ、下式:
ロック化PDMSと、1.8ppm白金金属を含有する白金ビニルシロキサン錯体の、
300ppm溶液とを、50℃にて数分間混合した。加熱を停止し、ポリマー3について
記載の通り調製された、17.46g(0.029molの水素含有)のエンドキャッパーAを
添加し、混合を1時間継続した。混合物を50mmHgの真空下で脱気し、一晩反応さ
せた。PDMS上のビニルは、エンドキャッパー上のSiHと反応し、FT-I
Rを使用して、21%のポリマー末端が残留ビニルを含有することが判明した。従
って、65Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキサンの混合物(「ポリマー
4」)が生成した。これは、上記ポリマー3に表される、エンドキャッパーAで
末端ブロックされたポリジメチルシロキサンと、エンドキャッパーAで部分的に
末端ブロックされ、下式:
【化14】 を有するビニルジメチルシリル基で部分的に末端ブロックされたポリジメチルシ
ロキサンとを含んでおり、当該ポリジメチルシロキサン混合物中で鎖終端の21%
がビニルジメチルシリル鎖終端となっていた。
ロキサンとを含んでおり、当該ポリジメチルシロキサン混合物中で鎖終端の21%
がビニルジメチルシリル鎖終端となっていた。
【0072】 (ポリマー5の調製) 48.1g(0.2mol)の1,3,5,7-テトラメチルシクロ-シロキサン(メチル-水
素環式)と、30ppm白金金属を含有する白金ビニルシロキサン錯体の、5000ppm溶
液とを、100℃に加熱した。加熱を停止し、100-120℃のポット温度を維持するた
めに充分な攪拌を行いつつ、88.9(0.6mmol)のビニルトリメトキシ-シランを45
分間に渡り滴々と添加した。気液クロマトグラフィーによる反応混合物の分析は
、環式マルチ-アルコキシシリル終端(「エンドキャッパーB」)の収率45%
を示した。3.5mmHgの圧力下、180℃にて蒸留することにより、下式:
素環式)と、30ppm白金金属を含有する白金ビニルシロキサン錯体の、5000ppm溶
液とを、100℃に加熱した。加熱を停止し、100-120℃のポット温度を維持するた
めに充分な攪拌を行いつつ、88.9(0.6mmol)のビニルトリメトキシ-シランを45
分間に渡り滴々と添加した。気液クロマトグラフィーによる反応混合物の分析は
、環式マルチ-アルコキシシリル終端(「エンドキャッパーB」)の収率45%
を示した。3.5mmHgの圧力下、180℃にて蒸留することにより、下式:
【化15】 を有するエンドキャッパーBの70%純粋試料を含有する、17gの反応混合物が単
離された。
離された。
【0073】 次に、65Pa・sの粘度を有し、0.003molのビニルを含む、ビニル末端ブロック
化PDMSを100gと、1.8ppmの白金金属を含有する白金ビニルシロキサン錯体の
294ppm溶液とを、50℃にて数分間混合した。加熱を停止し、上記のように調製
された、2.75gの70%純粋エンドキャッパーB(少なくとも0.003molの水素含有
)を添加し、混合を1時間継続した。該混合物を50mmHgの真空下で脱気し、一晩
反応させた。PDMS上のビニルは、エンドキャッパー上のSiHと反応し、F
T-IRによる試験では、残留ビニルは全く見られなかった。全粘度170Pa・sを
有するポリジメチルシロキサンの混合物(「ポリマー5」)が生成し、これは本
質的に、下式:
化PDMSを100gと、1.8ppmの白金金属を含有する白金ビニルシロキサン錯体の
294ppm溶液とを、50℃にて数分間混合した。加熱を停止し、上記のように調製
された、2.75gの70%純粋エンドキャッパーB(少なくとも0.003molの水素含有
)を添加し、混合を1時間継続した。該混合物を50mmHgの真空下で脱気し、一晩
反応させた。PDMS上のビニルは、エンドキャッパー上のSiHと反応し、F
T-IRによる試験では、残留ビニルは全く見られなかった。全粘度170Pa・sを
有するポリジメチルシロキサンの混合物(「ポリマー5」)が生成し、これは本
質的に、下式:
【化16】 を有するエンドキャッパーBで末端ブロックされたポリジメチルシロキサンを含
んでいた。
んでいた。
【0074】 (引張り及び半硬化乾燥時間の試験方法) 引張り測定を、ASTM D412に従って行った。半硬化乾燥時間(TFT
)測定を、標準重量を使用する代わりに、同一の力を加えたこと以外はASTM
C679に従って行った。
)測定を、標準重量を使用する代わりに、同一の力を加えたこと以外はASTM
C679に従って行った。
【0075】 (生強度試験方法) 当業者は、通常、硬化性組成物の強度を特徴付けるために、動的機械スペクト
ロメーターとして一般的に知られる計器を使用する。以下の実施例において、平
行板試料ホルダー(Rheometrics, model RDS 7700)を取り付けた動的機械スペ
クトロメーターを使用して、シーラント硬化の30分後に剪断強度を測定すること
によって、生強度を定量した。測定は、ASTM D2084−95に従って行
ったが、主な相違は、ASTM法で使用されるひだ付き板の代わりに、試料保持
固定具が滑らかな板を備えている点である。
ロメーターとして一般的に知られる計器を使用する。以下の実施例において、平
行板試料ホルダー(Rheometrics, model RDS 7700)を取り付けた動的機械スペ
クトロメーターを使用して、シーラント硬化の30分後に剪断強度を測定すること
によって、生強度を定量した。測定は、ASTM D2084−95に従って行
ったが、主な相違は、ASTM法で使用されるひだ付き板の代わりに、試料保持
固定具が滑らかな板を備えている点である。
【0076】 シーラント組成物を、二枚の25mm平行板の間にて、二枚の平行板の間に1mmの
隙間が得られるように加圧した。23±3℃、相対湿度50±5%にて、30分間硬化さ
せた後、該シーラントの剪断強度を、ひずみ5%及び振動数1rad/sにてトルク
変換器によって測定し、生強度として、パスカル(Pa)の単位で結果を得た。
隙間が得られるように加圧した。23±3℃、相対湿度50±5%にて、30分間硬化さ
せた後、該シーラントの剪断強度を、ひずみ5%及び振動数1rad/sにてトルク
変換器によって測定し、生強度として、パスカル(Pa)の単位で結果を得た。
【0077】 (成分) ポリマー1:下式:
【化17】 に表されるポリマーを含み、65Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキサン
【0078】 ポリマー2:ポリマー1及び下式:
【化18】 に表されるポリマーを含み、65Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキサン
の混合物であって、該ポリジメチルシロキサン混合物中では、鎖終端の20%がビ
ニルジメチルシリル基となっているもの
の混合物であって、該ポリジメチルシロキサン混合物中では、鎖終端の20%がビ
ニルジメチルシリル基となっているもの
【0079】 ポリマー3:エンドキャッパーAで末端ブロックされ、65Pa・sの全粘度を有す
る、上記のように調製されたポリジメチルシロキサン
る、上記のように調製されたポリジメチルシロキサン
【0080】 ポリマー4:上記ポリマー3によって表されるような、エンドキャッパーAで末
端ブロックされたポリジメチルシロキサンと、エンドキャッパーAで部分的に末
端ブロックされ、且つビニルジメチルシリル基で部分的に末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサンとを含み、65Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキ
サンの混合物であって、該ポリジメチル-シロキサン混合物中では鎖終端の21%
がビニルジメチルシリル基であって、上記の通りに調製されるもの
端ブロックされたポリジメチルシロキサンと、エンドキャッパーAで部分的に末
端ブロックされ、且つビニルジメチルシリル基で部分的に末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサンとを含み、65Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキ
サンの混合物であって、該ポリジメチル-シロキサン混合物中では鎖終端の21%
がビニルジメチルシリル基であって、上記の通りに調製されるもの
【0081】 ポリマー5:本質的に、エンドキャッパーBで末端ブロックされたポリジメチル
シロキサンを含む、170Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキサンの混合物
ポリマー6:メチルジメトキシ基で末端ブロックされ、13Pa・sの粘度を有する
ポリジメチルシロキサン これらのポリマーは、米国特許公報第5,166,296号公報に記載の方法
で調製されるとよい。
シロキサンを含む、170Pa・sの全粘度を有するポリジメチルシロキサンの混合物
ポリマー6:メチルジメトキシ基で末端ブロックされ、13Pa・sの粘度を有する
ポリジメチルシロキサン これらのポリマーは、米国特許公報第5,166,296号公報に記載の方法
で調製されるとよい。
【0082】 シリカ充填剤:160±15m2/gの平均表面積を有する非処理フュームドシリカ充
填剤 処理シリカ:170±20m2/gの平均表面積を有するジメチルジクロロシラン処理
を施したフュームドシリカ充填剤
填剤 処理シリカ:170±20m2/gの平均表面積を有するジメチルジクロロシラン処理
を施したフュームドシリカ充填剤
【0083】 粉砕炭酸カルシウム:ステアリン酸塩で処理した、粉砕した炭酸カルシウムであ
って、3ミクロンの粒径を有するもの 沈降炭酸カルシウム:ステアリン酸塩で処理した、沈降させた炭酸カルシウムで
あって、0.075ミクロンの粒径を有するもの
って、3ミクロンの粒径を有するもの 沈降炭酸カルシウム:ステアリン酸塩で処理した、沈降させた炭酸カルシウムで
あって、0.075ミクロンの粒径を有するもの
【0084】 レオロジー付加剤:0.2Pa・sの粘度を有する、ポリオキシプロピレン-ブロック-
ポリジメチルシロキサンポリマー DBTDA:ジブチル錫二酢酸塩 錫=キレート:ジブチル錫二(2,4-ペンタンジオン酸塩) チタン酸塩:テトラ-tert-ブチルチタン酸塩 チタン酸塩キレート:ジ(エチルアセトアセテート)-ジイソプロポキシチタン
酸塩キレート
ポリジメチルシロキサンポリマー DBTDA:ジブチル錫二酢酸塩 錫=キレート:ジブチル錫二(2,4-ペンタンジオン酸塩) チタン酸塩:テトラ-tert-ブチルチタン酸塩 チタン酸塩キレート:ジ(エチルアセトアセテート)-ジイソプロポキシチタン
酸塩キレート
【0085】 付着促進剤:グリシドキシプロピルトリメトキシシランと、アミノプロピルトリ
メトキシシランとの2:1モル混合物の反応混合物 捕集剤:ヘキサメチルジシラザン(HMDZ) アミジン硬化促進剤:1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エン(
DBU) シリル化アミン硬化促進剤:N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメ
トキシシラン MTM:メチルトリメトキシシラン 可塑剤:0.1Pa・sの粘度を有する、トリメチルシリル基で末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサン
メトキシシランとの2:1モル混合物の反応混合物 捕集剤:ヘキサメチルジシラザン(HMDZ) アミジン硬化促進剤:1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エン(
DBU) シリル化アミン硬化促進剤:N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメ
トキシシラン MTM:メチルトリメトキシシラン 可塑剤:0.1Pa・sの粘度を有する、トリメチルシリル基で末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサン
【0086】
(実施例1) 100gの試料を、各成分を表1に記載の量で添加することにより調製した。MT
M、チタン酸塩、レオロジー付加剤及び付着促進剤をミキサー中のポリマーに加
え、30秒間混合した。充填剤を添加し、混合を150秒間継続したが、最後の30
秒間は50mmHg真空下とした。該試料をSemco(登録商標)カートリッジに移し、
遠心分離にかけて、全ての混入空気を除去した後、最低で16時間、23±3℃
、相対湿度50±5%にて貯蔵し、その後上述のように生強度を試験した。成分
及び試験結果については、表1を参照のこと。
M、チタン酸塩、レオロジー付加剤及び付着促進剤をミキサー中のポリマーに加
え、30秒間混合した。充填剤を添加し、混合を150秒間継続したが、最後の30
秒間は50mmHg真空下とした。該試料をSemco(登録商標)カートリッジに移し、
遠心分離にかけて、全ての混入空気を除去した後、最低で16時間、23±3℃
、相対湿度50±5%にて貯蔵し、その後上述のように生強度を試験した。成分
及び試験結果については、表1を参照のこと。
【0087】
【表1】
【0088】 (実施例2) 二種類のシーラントを調製し、実施例1に記載の通り試験した。更に、TFT
を測定した。成分及び試験結果については、表2を参照のこと。
を測定した。成分及び試験結果については、表2を参照のこと。
【表2】
【0089】 (実施例3) 三種類のシーラントを調製し、これらをガラス瓶に収容したこと以外は、実施
例1に記載の通り試験した。更に、TFT及び引っ張り強度を測定した。成分及
び試験結果については、表3を参照のこと。
例1に記載の通り試験した。更に、TFT及び引っ張り強度を測定した。成分及
び試験結果については、表3を参照のこと。
【表3】
【0090】 (実施例4) 4A及び4Fの試料100gを、各成分を表4に記載の量で添加することにより調
製した。MTM及びチタン酸塩を当該ポリマーに添加し、120秒間混合した。充
填剤を添加し、混合を120秒間継続した。均質性を確保するため、ミキサーの壁
面とブレードをスパチュラで拭き取った。混合を120秒間継続したが、最後の30
秒間は50mmHg真空下とした。これらの物質を、その後ガラス瓶に収容した。試料
4−B、4−C、4−D及び4−Eを、それぞれHauschild dental paste mixer
を使用して、組成物4Aを4Fと様々な比率で混合することにより調製した。得
られた混合物を、20mlのシリンジに収容し、23±3℃、相対湿度50±5%にて7
2時間貯蔵し、上述の通り生強度を試験した。
製した。MTM及びチタン酸塩を当該ポリマーに添加し、120秒間混合した。充
填剤を添加し、混合を120秒間継続した。均質性を確保するため、ミキサーの壁
面とブレードをスパチュラで拭き取った。混合を120秒間継続したが、最後の30
秒間は50mmHg真空下とした。これらの物質を、その後ガラス瓶に収容した。試料
4−B、4−C、4−D及び4−Eを、それぞれHauschild dental paste mixer
を使用して、組成物4Aを4Fと様々な比率で混合することにより調製した。得
られた混合物を、20mlのシリンジに収容し、23±3℃、相対湿度50±5%にて7
2時間貯蔵し、上述の通り生強度を試験した。
【0091】
【表4】
【0092】 (実施例5) 試料100gを、表5に記載の処方に基づいて調製した。DBTDA及びMTMの
プレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加し、次いでHMDZ捕集剤を添加
した後、30秒間混合したが、最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ
充填剤を添加し、混合を210秒間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続したが、
最後の30秒間は50mmHg真空下とした。試料を迅速にSemco(登録商標)カートリ
ッジに移し、遠心分離にかけて、全ての混入空気を除去した後、最低で16時間
、23±3℃、相対湿度50±5%にて貯蔵し、その後上述のように生強度を試
験した。組成及び試験結果は、表5にまとめた。
プレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加し、次いでHMDZ捕集剤を添加
した後、30秒間混合したが、最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ
充填剤を添加し、混合を210秒間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続したが、
最後の30秒間は50mmHg真空下とした。試料を迅速にSemco(登録商標)カートリ
ッジに移し、遠心分離にかけて、全ての混入空気を除去した後、最低で16時間
、23±3℃、相対湿度50±5%にて貯蔵し、その後上述のように生強度を試
験した。組成及び試験結果は、表5にまとめた。
【0093】
【表5】
【0094】 (実施例6) 試料100gを、表6に記載の処方に基づいて調製した。錫=キレート及びMTM
のプレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加した後に30秒間混合したが、
最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ充填剤を添加し、混合を210秒
間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続したが、最後の30秒間は50mmHg真空下と
した。試料を収容し、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載したように試
験した。組成及び試験結果は、表6にまとめた。
のプレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加した後に30秒間混合したが、
最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ充填剤を添加し、混合を210秒
間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続したが、最後の30秒間は50mmHg真空下と
した。試料を収容し、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載したように試
験した。組成及び試験結果は、表6にまとめた。
【表6】
【0095】 (実施例7) 試料100gを、表7に記載の成分に基づいて調製した。MTM及びHMDZ捕集
剤のプレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加した後に30秒間混合したが、
最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ充填剤を添加し、混合を180秒
間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続した。その後DBTDA及び硬化促進剤
(DBU)を添加して90秒間混合したが、最後の30秒間は50mmHg真空下とした。
試料を収容し、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載したように試験した
。組成及び試験結果は、表7にまとめた。
剤のプレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加した後に30秒間混合したが、
最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ充填剤を添加し、混合を180秒
間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続した。その後DBTDA及び硬化促進剤
(DBU)を添加して90秒間混合したが、最後の30秒間は50mmHg真空下とした。
試料を収容し、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載したように試験した
。組成及び試験結果は、表7にまとめた。
【表7】
【0096】 (実施例8) 試料100gを、表8に記載の成分に基づいて調製した。MTM及びHMDZ捕集
剤のプレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加した後に30秒間混合したが
、最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ充填剤を添加し、混合をおよ
そ180秒間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続した。その後、DBTDA及び
シリル化アミン硬化促進剤を添加し、90秒間混合したが、最後の30秒間は50mmHg
真空下とした。試料を収容し、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載した
ように試験した。組成及び試験結果は、表8にまとめた。
剤のプレミックスを、ミキサー中のポリマーに添加した後に30秒間混合したが
、最後の5秒間は50mmHg真空下とした。処理シリカ充填剤を添加し、混合をおよ
そ180秒間(充填剤が完全に吸湿するまで)継続した。その後、DBTDA及び
シリル化アミン硬化促進剤を添加し、90秒間混合したが、最後の30秒間は50mmHg
真空下とした。試料を収容し、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載した
ように試験した。組成及び試験結果は、表8にまとめた。
【表8】
【0097】 (実施例9) 試料100gを、表9に記載の成分に基づいて調製した。ポリマー、可塑剤、DB
TDA及び、MTMと捕集剤とのプレミックスをミキサー中に添加し、その後3
0秒間混合したが、最後の5秒間は50mmHg真空下とした。粉砕炭酸カルシウムと
処理シリカ充填剤との両方を添加し、混合を210秒間(充填剤が完全に吸湿する
まで)継続したが、最後の30秒間は50mmHg真空下とした。試料を収容jp30し
、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載のように試験した。組成及び試験
結果は、表9にまとめた。
TDA及び、MTMと捕集剤とのプレミックスをミキサー中に添加し、その後3
0秒間混合したが、最後の5秒間は50mmHg真空下とした。粉砕炭酸カルシウムと
処理シリカ充填剤との両方を添加し、混合を210秒間(充填剤が完全に吸湿する
まで)継続したが、最後の30秒間は50mmHg真空下とした。試料を収容jp30し
、遠心分離にかけ、貯蔵して、実施例5に記載のように試験した。組成及び試験
結果は、表9にまとめた。
【表9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GE,GH,GM,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN ,YU,ZA,ZW (72)発明者 ローレン・ディ・ロワー アメリカ合衆国・ミシガン・48642・ミッ ドランド・シルヴァン・レーン・612 (72)発明者 リチャード・エー・パルマー アメリカ合衆国・ミシガン・48642・ミッ ドランド・プリモス・ストリート・2406 (72)発明者 ニック・イー・シェファード アメリカ合衆国・ミシガン・48640・ミッ ドランド・フェイファー・コート・4013 Fターム(参考) 4H017 AA04 AA24 AA25 AA31 AA39 AB15 AC01 AC05 AD06 4J002 CP03Y CP05W CP05X DA027 DA037 DE117 DE137 DE147 DE186 DE237 DJ007 DJ017 EG046 EZ006 EZ016 FB087 FD017 FD146 FD150
Claims (3)
- 【請求項1】 水分の存在下で硬化可能なRTVシリコーン組成物であっ
て、 (A)式 -SiR2 2OH (I)に表されるヒドロキシシリル基、または式 -
Zy-SiR2 x(OR3)3-x (II)に表されるアルコキシシリル基[式中、各R2 は、個別に水素原子または1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素基から
選択され、各R3は、1乃至8の炭素原子を有する、個別に選択されたアルキル
基であり、各Zは、2乃至18の炭素原子を有する二価の炭化水素基から個別に
選択されるかまたは、二価の炭化水素基と下式に表されるシロキサンセグメント
: 【化1】 {式中、R2は上記の通りであり、各Gは、2乃至18の炭素原子を有する、個
別に選択された二価の炭化水素基であり、cは1乃至6の全数であり、xは0ま
たは1であり、yは0または1である}とのコンビネーションである]から選択
される鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含むポリジオルガノ-シロキ
サンを、0乃至85重量%; (B)ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基、または-Zb-R4(Z-SiR2 n (OR3)3-n)a (III)に表されるマルチ-アルコキシシリル基から選択され
る鎖終端を、分子毎に平均で少なくとも1.2含み、但し分子毎に少なくとも一
の鎖終端が、マルチ-アルコキシシリル基[R2、R3及びZは上記の通りであり、
R4はケイ素原子及び少なくとも2のケイ素原子を有するシロキサン基から個別
に選択され、各ZがR4のケイ素原子に結合している一方でR4のケイ素原子の残
りの原子価は水素原子、1乃至18の炭素原子を有する一価の炭化水素に結合し
ているか、またはシロキサン結合を形成しており、nは0、1または2であり、
aは少なくとも2であり、bは0または1であり、但しbが0である場合にはR 4 がシロキサン結合を介してポリジオルガノシロキサンに結合していることを前
提とする]を含むことを前提とする、ポリジオルガノ-シロキサンを、10乃至9
5重量%; (C)縮合触媒の有効量; (D)式 RzSi(OR1)4-z[式中、各Rは、1乃至18の炭素原子を有する
一価の炭化水素から個別に選択され、各R1は、個別に選択された、1乃至6の
炭素原子を有するアルキル基であり、zは0、1または2である]に表されるア
ルコキシシランを、0乃至40重量%;及び (E)充填剤を0乃至60重量%; 含むが、但し成分(A)と(B)との重量パーセントの合計が、当該RTVシリ
コーン組成物の全重量に基づいて20乃至95重量%であることを前提とする、
RTVシリコーン組成物。 - 【請求項2】 (C)の縮合触媒が、チタン化合物である、請求項1のR
TVシリコーン組成物。 - 【請求項3】 (C)が、0.001乃至1重量%の錫化合物であり、さ
らに、(F)0乃至5重量%の硬化促進剤、及び(G)0乃至10重量%の捕集
剤を含む、請求項1のRTVシリコーン組成物。
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