JP2002529094A - コメ由来核酸分子および改変デンプンの生産のためのその使用 - Google Patents
コメ由来核酸分子および改変デンプンの生産のためのその使用Info
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Abstract
Description
ェニック細胞の生産のための方法および組換えDNA分子、および改変デンプンを
合成する植物に関する。本発明はまた、これらの方法から得られるトランスジェ
ニック植物細胞および植物、ならびにトランスジェニック植物細胞および植物か
ら得ることができるデンプンにも関する。
品分野において用いられるのみならず、工業製品の製造における再生材料として
重要な役割を有する。可能な限り多くの領域においてこの原料を利用できるよう
にするためには、多様な物質を得ると共に加工産業の多様な需要にこれらの物質
を適合させることが必要である。
均一な原料ではない。デンプンはむしろ、重合化の程度およびグルコース鎖の分
岐の程度が互いに異なる様々なタイプの分子の複合混合物である。特に、基本的
にα-1,4-グリコシド分岐グルコース分子で構成される非分岐ポリマーであるア
ミロースデンプンと、多かれ少なかれ分岐の多いグルコース鎖の混合物であるア
ミロペクチンデンプンとは区別される。分岐の結果、α-1,6-グリコシド結合が
起こる。その分岐の程度、アミロース/アミロペクチン比、平均鎖長、およびリ
ン酸基の存在によって主に決定されるデンプンの分子構造は、デンプンまたはそ
れぞれのその水溶液の重要な機能的特性にとって重要である。重要な機能的特性
とは例えば、老化傾向、薄膜形成能、粘度、ペースト化特性、すなわち結合およ
び接着特性と共に、低温抵抗性である。デンプン顆粒のサイズはまた、様々な用
途にとって重要となる可能性がある。アミロース含有量が高いデンプンの産生は
特に重要である。さらに、植物細胞に含まれる改変デンプンは、特定の条件下に
おいて、植物細胞の挙動を都合よく変化させる可能性がある。例えば、さらに加
工する前に、デンプン抽出等によって、種子および塊茎のようなデンプン含有器
官の貯蔵の際のデンプンの分解を減少させることが可能であると考えられる。そ
の上、改変デンプンを含む植物細胞および植物器官を、トウモロコシからのポッ
プコーンもしくはコーンフレークス、またはジャガイモからのフレンチフライ、
ポテトチップス、もしくはジャガイモ粉末の製造のような、さらなる加工により
適するようにする改変デンプンの産生にも関心が寄せられている。低温での長期
保存の際にデンプンの「低温甘味化」の減少、すなわち還元糖(特にグルコース
)の放出の減少を示すように、デンプンを改善することにも特に関心が寄せられ
ている。
食感品質に影響を及ぼすことが知られている。これらの特性を変化させて細かく
調節する可能性により、特定の品質のタイプを有する新しいコメの品種を開発で
きると考えられる。品質のタイプは通常、調理したコメのデンプン特性またはき
め、特に見かけのアミロース含有量(AC)、最終的なデンプンゲル化温度(GT)
、および粉砕したコメのゲル粘度(GC)に基づく(ジュリアーノ(Juliano)、C
ereal Foods World 43(1998)、207〜222)。
業目的に適合させることが多いが、これは通常時間を要し、しかも高価である。
したがって、その特性が加工産業の需要に既に適合しているデンプンを合成する
植物を生産する可能性を探ることが望ましい。
製であるが、両者はいずれも費用がかさみ、時間がかかる。または、特性が改変
したデンプンを合成する植物は、組換えDNA技術によって産生してもよい。しか
し、組換えDNA技術を利用するためには、その遺伝子産物がデンプン合成、デン
プン改変、またはデンプン分解に影響を及ぼすDNA配列、特に、コメのような重
要なデンプン合成植物の配列が必要である。
れたデンプンとは、その物理特性および/または化学特性(それらの特性は今度
は例えばこれらの植物の回収可能な部分の調理特性および/または栄養的価値に
影響を及ぼす)が異なり、したがって、全般的および/または特定の用途により
適したデンプンを合成するように、植物を改変させる核酸分子および方法を提供
することである。
れる。
タンパク質をコードする核酸分子に関する。そのようなタンパク質は、植物細胞
のプラスチド、特にコメの細胞のプラスチドに存在する。本発明の範囲において
、記述の核酸分子によってコードされるタンパク質は、R1タンパク質と呼ばれる
。該タンパク質は、デンプン顆粒結合型および可溶性型としてプラスチドに存在
することが疑われる。さらに、このタンパク質は、デンプンのリン酸化に関係す
る。
に記載のコード領域を含む核酸分子に関する。
ミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする核酸分子にも関する。
域を含む核酸分子に関する。
にコメのタンパク質をコードする核酸分子、またはそれらの相補鎖も、本発明の
主題である。本発明において、「ハイブリダイゼーション」という用語は従来の
ハイブリダイゼーション条件下でのハイブリダイゼーションを意味し、サムブル
ックら(Sambrook)、「分子クローニング、実験マニュアル(Molecular Clonin
g, A Laboratory Manual)」第2版(1989)、Cold Spring Harbor Laboratory
Press、コールドスプリングハーバー、ニューヨーク)が記述したストリンジェ
ントな条件下が好ましい。より好ましくは、ハイブリダイゼーションは以下の条
件下で生じる: ハイブリダイゼーション緩衝液:2×SSC;10×デンハード溶液(フィコール400
+PEG+BSA;比1:1:1);0.1%SDS;5 mM EDTA;50 mM Na2HPO4;250μg/
mlサケ精子DNA;50μg/ml tRNA;または 0.25 M リン酸ナトリウム緩衝液pH 7.2 1 mM EDTA 7% SDS ハイブリダイゼーション温度 T=65〜68℃ 洗浄緩衝液: 0.2×SSC;0.1%SDS 洗浄温度: T=65〜68℃
は組織から生成されたゲノムまたはcDNAライブラリから単離してもよい。または
それらは、組換えDNA技法によってまたは化学合成によって作製してもよい。
れらの分子の一部を用いて行ってもよく、または場合によってはこれらの逆相補
鎖、例えば標準的な方法(例えば、サムブルックら(Sambrook)、1989、「分子
クローニング、実験マニュアル(Molecular Cloning, A Laboratory Manual)」
、第2版、Cold Spring Harbor Laboratory Press、コールドスプリングハーバ
ー、ニューヨーク)によるハイブリダイゼーションによって行ってもよい。
ヌクレオチド配列またはその一部を、正確にまたは基本的に含む核酸分子を用い
てもよい。ハイブリダイゼーションプローブとして用いるDNA断片はまた、従来
のDNA合成法によって作製され、そしてその配列が本発明の核酸分子と基本的に
同一である合成断片であってもよい。本発明の核酸配列とハイブリダイズする遺
伝子を同定して単離した後、配列を決定して、この配列によってコードされるタ
ンパク質の特性を分析しなければならない。
る上記核酸分子の断片、誘導体、および対立遺伝子変異体を含む。この意味にお
いて、断片とは、上記のタンパク質をコードするために十分に長い核酸分子の一
部として記述される。誘導体という用語は、これらの分子の配列が上記の核酸分
子の配列とは1つまたは複数の位置において異なり、これらの核酸分子の配列と
高度の相同性を示すことを意味する。相同性とは、ヌクレオチドレベルで少なく
とも90%、特に少なくとも93%、好ましくは95%以上、およびさらにより好まし
くは98%以上、特に好ましくは99%以上の配列同一性を意味する。好ましくは相
同性の程度は、配列番号:1のコード領域のヌクレオチド配列と、それぞれの配
列とを比較することによって決定される。比較した2つの配列の長さが同じでな
い場合、相同性の程度は好ましくは、短い方の配列におけるより長い配列中のヌ
クレオチド残基と同一であるヌクレオチド残基の百分率を指す。相同性の程度は
、ベストフィットプログラム(ウィスコンシン配列分析パッケージ、第8版、ユ
ニックス、ジェネティクスコンピューターグループ、ユニバーシティリサーチパ
ーク、575サイエンスドライブ、マディソン、ウィスコンシン州53711)のような
既知のコンピュータープログラムを用いて慣例的に決定することができる。ベス
トフィットは、2つの配列間の相同性の最善のセグメントを見出すために、スミ
ス&ウォーターマン(Smith and Waterman、Advances in Applied Mathematics
2:482〜489(1981))の局所相同性アルゴリズムを利用している。特定の配列
が、例えば本発明の参照配列と95%同一であるか否かを決定するために、ベスト
フィットまたは他の配列アラインメントプログラムを用いる際に、好ましくは同
一性の百分率が参照ヌクレオチド配列の全体の長さにわたって計算されるように
、および参照配列におけるヌクレオチドの総数の5%までの相同性におけるギャ
ップが許容されるように、パラメータを設定する。ベストフィットを用いる場合
、いわゆる「選択的パラメータ」は好ましくはデフォルト値のままである。所与
の配列を本発明の上記核酸分子と比較した場合に見られる変化は、例えば、付加
、欠失、置換、挿入、または組換えによって引き起こされたる可能性がある。
記載のアミノ酸配列と少なくとも90%、より好ましくは少なくとも93%、さらに
より好ましくは少なくとも95%、特に少なくとも98%、および特に好ましくは少
なくとも99%の配列同一性を示す。
域が長さが少なくとも500ヌクレオチド、より好ましくは少なくとも600ヌクレオ
チド、さらにより好ましくは少なくとも800ヌクレオチド、特に好ましくは少な
くとも1000ヌクレオチドである、上記の核酸分子と少なくとも90%、好ましくは
少なくとも93%、より好ましくは少なくとも95%、さらにより好ましくは少なく
とも98%、特に好ましくは少なくとも99%同一である相同性領域を含む。
ンパク質との間に機能的および/または構造的同等性が存在することを意味する
。上記の核酸分子と相同であって、これらの核酸分子の誘導体を表す核酸分子は
、一般的には同じ生物機能を発揮する改変を構成するこれらの核酸分子の変異体
である。これらの変異体は、天然に存在する変種または変異であってもよく、そ
れによって、これらの変異が天然に存在してもよく、または意図的に導入されて
もよい。その上、変異体は、合成的に生成された配列であってもよい。
変異体または組換えDNA技術によって生成された変異体であってもよい。
のアミノ酸配列と少なくとも60%、特に少なくとも70%の相同性、好ましくは80
%以上、さらにより好ましくは90%以上、特に好ましくは95%以上の相同性の程
度を示すタンパク質をコードする核酸分子を含み、以下からなる群より選択され
るペプチドモチーフの少なくとも1個、より好ましくは少なくとも3個、さらに
より好ましくは少なくとも5個、特に少なくとも10個および特に好ましくは少な
くとも20個を含む、タンパク質をコードする核酸分子を含む:
共通な性質を示す。酵素活性、分子量、免疫学的反応性、構造等は、ゲル電気泳
動での移動度、クロマトグラフィー上の挙動、沈降係数、溶解性、分光学的性質
、安定性、至適pH、至適温度などの物理特性とともに、これらの特性に属する
。好ましくは、本発明の核酸分子によってコードされるR1-タンパク質は、ロー
バース(Lorberth)ら(Nature Biotechnology 16(1998)、473〜477)に記載
のジャガイモからのR1-タンパク質と類似の特性を有する。特に、本発明の核酸
分子によってコードされるタンパク質は、デンプンのリン酸化に関係している。
この特性は、大腸菌に核酸分子を発現させて、当業者に周知の、または国際公開
公報第97/11188号に記載の方法に従って、該細菌によって合成されるグリコーゲ
ンのリン酸含有量を分析することによって調べることができる。
の工程によって得られるポリクローナル抗体によって認識される:
logy 16(1998)、473〜477)を、pET21d(ノバゲン社)のBamHI制限部位にクロ
ーニングし、そこからR1断片を挿入する前に、R1発現ベクターを生成するために
塞いだHindIII部位を再度ライゲーションすることによって、HindIII制限部位を
除去する。シグナルペプチドコード配列を除去するために、以下の2つのプライ
マーを用いて900 bp断片を増幅する:
ーションする。組換えタンパク質を生成するために、BL21(DE3)細胞をこの発
現ベクターによって形質転換する。R1タンパク質発現は、OD600値が0.5に達した
場合に、1 mM IPTG(イソプロピル-β-D-チオガラクトシド)を増殖培地(強い
(terrific)ブロス:トリプトン60 g、酵母抽出物120 g、87%グリセリン20 ml
、17 mM KH2PO4、72 mM K2HPO4)加えることによって、開始される。タンパク質
発現を37℃で3時間継続した後、細胞を遠心によって沈降させる。細胞を試料緩
衝液に再懸濁して溶解する(ラムリ(Laemmli)、Nature 227(1970)、680〜68
5)。タンパク質抽出物を95℃で5分インキュベートして変性させ、タンパク質
をSDS PAGEによって分離する。クーマシーブルー染色の後、〜160 kDa R1タンパ
ク質に相当するバンドをゲルから切除して、ゲル切片を水中で2日間インキュベ
ートすることによってSDSを除去する。ゲル切片を凍結して、破砕し、免疫に用
いる。
疫する。最初の追加免疫は、最初の免疫後1および2回目の2週間に行う。最後
に、2回目の追加免疫の2週間後に血液を採取して、抗血清を得る。ウェスタン
ブロット分析に関しては、抗血清を500倍希釈で用いる。
り縮重しており、且つ植物細胞のプラスチドに存在するタンパク質をコードする
核酸分子に関する。
イントロン)のヌクレオチド配列にも関する。そのような介在配列は、例えば適
したゲノムライブラリをスクリーニングすることによって、本発明の上記核酸分
子と共に単離することができる。
方法、例えば、PCRによって生成することができ、または当業者に既知の合成方
法によって生成することもできる。
であってもよい。特に、該核酸分子はまた、上記の1つの核酸分子のコード領域
もしくはその一部および/またはコメに天然に存在するR1遺伝子の介在配列(イ
ントロン)を含むコメ由来のゲノム配列となりうる。
、コスミド、ウイルス、バクテリオファージ、および遺伝子操作に一般的な他の
ベクターに関する。
細胞において翻訳可能なRNAの転写および合成を確実にする調節エレメントに結
合させる。
よってまたは本発明のベクターによって形質転換されたおよび/または組換え操
作された原核生物細胞または真核生物細胞、ならびに該細胞に由来し、本発明の
核酸分子またはベクターを含む細胞に関する。これは好ましくは、細菌細胞また
は植物細胞である。
ンプンの改変に影響を及ぼす。植物細胞においてタンパク質の量が変化すれば、
植物のデンプン代謝が変化し、特に、物理特性および化学特性が改変されたデン
プンが合成される。
(Nature Biotechnology 16(1998)、473〜477;国際公開公報第97/11188号)
およびトウモロコシ(国際公開公報第98/27212号)について既に記述されていた
。しかし、コメではそのようなタンパク質の存在は記述されていなかった。
びにコメ粒の調理特性に影響を及ぼす該デンプンの物理特性および化学特性が野
生型植物において合成されたデンプンとは異なる改変デンプンを合成する組換え
DNA技術によって、イネ科植物を生産することが可能となる。この目的のために
、本発明の核酸分子は、植物細胞において転写および翻訳を確実にする調節エレ
メントに結合させて、植物細胞に導入してもよい。
レメントに結合している、本発明の核酸分子を含むトランスジェニック植物細胞
にも関する。調節エレメントは好ましくは、核酸分子に関して異種である。特に
、本発明はまた、本発明の核酸分子の発現が対応する野生型細胞と比較して増加
している植物細胞にも関する。そのような増加は、例えば、ノザンブロット分析
によって検出してもよい。「増加した」という用語は好ましくは、本発明の核酸
分子の転写物の少なくとも10%、より好ましくは少なくとも50%、およびさらに
より好ましくは少なくとも100%の増加を意味する。
応する野生型細胞と比較して増加している植物細胞にも関する。そのような増加
は例えば、ウェスタンブロット分析によって検出することができる。そのような
抗体は、その産生が本発明のタンパク質の特性に関して上述されているポリクロ
ーナル抗体であってもよい。「増加した」という用語は、好ましくは上記のタン
パク質の量の少なくとも10%、より好ましくは少なくとも50%、およびさらに好
ましくは少なくとも100%の増加を意味する。
が、おそらく天然に存在するコピーに加え、該植物細胞のゲノムに組み入れられ
ているという点において、とりわけ天然に存在する植物とは異なる。さらに、こ
れ/これらのさらなる一つ/複数のコピーは好ましくは、ゲノム中の天然には存
在しない位置に組み入れられる。これは例えば、サザンブロット分析によって証
明してもよい。さらに、そのようなトランスジェニック植物細胞は好ましくは、
以下の特徴の少なくとも1つによって、対応する天然に存在する植物細胞とは区
別することができる。植物細胞に導入された本発明の核酸分子が植物細胞と異種
である場合、トランスジェニック細胞は、本発明の導入された分子からの転写物
の存在により形質転換していない細胞と区別することができる。そのような転写
物は、例えばノザンブロット分析によって検出することができる。好ましくは、
トランスジェニック植物はさらに、本発明の核酸分子によってコードされるタン
パク質を含む。タンパク質の存在は、例えばウェスタンブロット分析のような免
疫学的方法によって検出することができる。
ジェニック細胞は、例えば本発明の核酸分子の付加的な発現により非形質転換細
胞と区別することができる。特に、トランスジェニック細胞は好ましくは、本発
明の核酸分子の転写物をより多く含む。これは、例えばノザンブロット分析によ
って検出することができる。「より多く」とは好ましくは、少なくとも10%、よ
り好ましくは少なくとも20%、さらにより好ましくは少なくとも50%多いことを
意味する。したがって、トランスジェニック細胞は好ましくは、非形質転換細胞
と比較して本発明のタンパク質をより多く含む。これは、例えば、ウェスタンブ
ロット分析によって検出することができる。好ましくは細胞は、本発明のタンパ
ク質を少なくとも10%多く、より好ましくは少なくとも20%、さらにより好まし
くは少なくとも50%多く含む。
しくは塊茎または内胚葉組織の細胞、さらにより好ましくはイネ科植物の内胚葉
組織の細胞である。
ク質は、好ましくはこれらの細胞のプラスチドに存在する。プラスチドに確実に
存在させるために、配列番号:2に記載の配列の最初のアミノ酸残基40〜120個
、より好ましくは最初のアミノ酸残基60〜100個を、プラスチドへの転位に関与
するもう一つの輸送ペプチドに置換することが考え得る。そのようなペプチドの
例は、ヤンセン(Jansen)ら(Current Genetics 13(1988)、517〜522)に開
示されているホウレンソウのプラスチドフェロドキシン:NADP+オキシドレダク
ターゼ(FNR)の輸送ペプチドである。特に、5'非翻訳領域と共に輸送ペプチド
をコードする配列を含む、それに開示されているcDNA配列のヌクレオチド-171〜
165位に及ぶ配列を用いることができる。もう一つの例は、成熟ロウ様タンパク
質の最初のアミノ酸残基34個を含む、トウモロコシのロウ様タンパク質の輸送ペ
プチドである(クレスゲン(Klosgen)ら、Mol. Gen. Genet. 217(1989)、155
〜161)。同様に、成熟タンパク質の最初のアミノ酸残基34個がなくとも、この
輸送ペプチドを用いることが可能である。さらに、リブロース二リン酸カルボキ
シラーゼ小サブユニット(ウォルター(Wolter)ら、Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA 85(1988)、846〜850;ナウラス(Nawrath)ら、Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA 91(1994)、12760〜12764)、NADPリンゴ酸デヒドロゲナーゼ(ギャラード
(Gallardo)ら、Planta 197(1995)、324〜332)、またはグルタチオンレダク
ターゼ(クレイセン(Creissen)ら、Plant J. 8(1995)、167〜175)のシグナ
ルペプチドを用いることができる。
と再生させることができる。本発明のトランスジェニック植物細胞を再生するこ
とによって得ることができる植物も同様に、本発明の主題である。
る。トランスジェニック植物は、原則として任意の所望の種の植物であってよく
、すなわち、それらは単子葉植物であっても双子葉植物であってもよい。これら
は好ましくは、野菜(例えばトマト)ならびに特に、穀類(ライ麦、オオムギ、
オート麦、コムギ、キビ、サゴ等)、トウモロコシ、エンドウ、シワエンドウ、
キャッサバ、ジャガイモ、トマト、菜種、大豆、大麻、亜麻、ヒマワリ、ササゲ
、およびクズウコンのような、デンプン合成またはデンプン貯蔵植物のような有
用植物である。トランスジェニック植物はまた、白花のクローバー、ライグラス
、またはアルファルファのような牧草であってもよい。特に好ましいのはコメ、
コムギ、トウモロコシ、およびジャガイモ植物である。
較して、デンプン貯蔵組織の細胞における本発明の核酸分子の発現、ならびに/
またはコードされたタンパク質の量および/もしくはその活性の量の増加を示す
。好ましくは、デンプン貯蔵組織は塊茎組織または内胚葉組織である。
」という用語は、本発明のトランスジェニック植物もしくは細胞を生産するため
の出発物質として用いられる植物または細胞を意味しており、すなわちそのよう
な植物または細胞を調製するために導入された核酸分子を別として、本発明のト
ランスジェニック植物または細胞と同じ遺伝情報を有する植物または細胞を意味
する。
ある。
蔵部分からデンプンを抽出する段階を含む、改変デンプンを生産するための方法
にも関する。好ましくはそのようなプロセスはさらに、デンプンを抽出する前に
、本発明の植物を栽培する段階と、栽培した植物および/またはこれらの植物の
デンプン貯蔵部分を収穫する段階とを含む。
知である。例えば、トウモロコシの種子からデンプンを抽出する方法は、例えば
、エックホフ(Eckhoff)ら(Cereal Chem. 73(1996)、54〜57)に記載されて
いる。トウモロコシデンプンの工業規模での抽出は通常、「湿式ミル」によって
行う。さらに、様々なデンプン貯蔵植物からデンプンを抽出する方法は例えば、
「デンプン:化学と技術(Starch:Chemistry and Technology)」(ウィスラー
、ベミラー&パスチャル(Whisler, BeMiller and Paschall)編、(1994)第二
版、アカデミックプレスインク、ロンドンLTD;ISBN 0-12-746270-8;例えば、
第XII章、417〜468頁;「トウモロコシおよびモロコシデンプン:生産(Corn an
d Sorghum Starches:Production)」、ワトソン(Watson, S.A.)、第XIII章、
469〜479頁;「タピオカ、クズウコンおよびサゴデンプン:生産(Tapioca, Arr
owroot, and Sago Starches:Production)」、コービッシュリー&ミラー(Cor
bishley and Miller)、第XIV章、479〜490頁:「ジャガイモデンプン:生産と
用途(Potato Starch:Production and Uses)」、ミッチュ(Mitch)、第XV章
、491〜506頁;コムギデンプン:生産、改変および用途(Wheat Starch:Produc
tion, Modification, and Uses);ナイト&オルソン(Knight and Olson);な
らびに第XVI章、507〜528号;コメのデンプン:生産と用途(Rice Starch:Prod
uction and Uses);ローワー&クレム(Rohwer and Klerm))に記載されてい
る。植物材料からのデンプンを抽出する方法において通常用いられる手段は、分
離器、デカンター、ハイドロクローンおよびデンプンを乾燥させるための様々な
種類の装置、例えば噴霧乾燥器またはジェット乾燥器である。
上記の方法によって得ることができるデンプンにも関する。本発明の核酸分子の
発現または付加発現により、本発明のトランスジェニック植物細胞および植物は
、野生型植物、すなわち非形質転換植物からのデンプンと比較して改変されてい
るデンプンを合成する。
によって合成されたデンプンよりリン酸含有量が高い。より高いリン酸含有量と
は好ましくは、対応する非形質転換細胞または植物からのデンプンより、少なく
とも10%多い、より好ましくは少なくとも30%多い、さらにより好ましくは少な
くとも50%多い、および特に好ましくは少なくとも100%多いリン酸塩を含むこ
とを意味する。デンプンのリン酸含有量は、例えば、ローバース(Lorberth)ら
、上記のように、またはリム(Lim)ら(Cereal Chem. 71(1994)、488)に記
載されているように測定することができる。リン酸含有量が高いデンプンは、ペ
ースト透明度の増加を示すことができ、そのため食品産業および製紙産業におい
て、例えば紙表面の調製にとって特に重要である。通常、製紙産業は、表面のサ
イジングまたはコーティングのために化学改変されたデンプン、例えば、ヒドロ
キシエチル化、またはリン酸化デンプンを利用する。このように、リン酸化の程
度が高いデンプンを植物に産生させれば、製紙産業の需要に適合させるために、
デンプンを化学改変する必要性がなくなると考えられる。
較して、好ましくは少なくとも20%、より好ましくは少なくとも50%、さらによ
り好ましくは少なくとも100%、特に好ましくは少なくとも250%、および最も好
ましくは少なくとも500%増加しているデンプンにも関する。ペースト透明性(
光の透過性)は、以下の方法によって測定する:光透過性を決定するために、0.
5%のデンプン/水の懸濁液を調製し、ペースト化を誘導するために90℃で15分
加熱する。その後、該分散液の吸光度(約85℃で)を628 nmで測定する。
/または増加した栄養的価値を示す、本発明に係るトランスジェニックイネ科植
物から得ることができるコメ粒にも関する。本発明の構成において、「調理品質
」という用語は、調理時間、調理速度、水吸収、容積膨張、(機械的)硬度、粘
着性、調理過程でのコメ粒の伸長のような特性を含む。好ましい態様において、
「調理品質」という用語は、本発明に係るコメ粒が、対応する野生型植物の粒と
比較して、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%、より好ましくは少なく
とも20%、および最も好ましくは少なくとも30%減少する最小調理時間を示すこ
とを意味する。および/または本発明に係るコメ粒が対応する野生型植物の粒と
比較して少なくとも1%、好ましくは少なくとも2%、より好ましくは少なくと
も5%、および最も好ましくは少なくとも10%増加した水分吸収速度を示すこと
を意味する。最小調理時間はランギーノ(Ranghino)(Riso 15(1969)、117〜
127)の方法に従って測定することができる。水分吸収速度の測定は、例えば、
ジュリアーノ(Juliano、IRRI Res. Paper. Ser 77、国際コメ調査協会、ロスベ
イノス、ラグナ、フィリピン、28頁)、またはハリック&ケリー(Halick and K
elly)(Cereal Chemistry 36(1959)、91〜98)が記述したように実施するこ
とができる。
な微量栄養素の量に関連する。本発明の好ましい態様において、コメ粒における
亜鉛および/または鉄および/または微量栄養素の量は増加している。この意味
において、「増加した」という用語は、対応する野生型植物と比較して亜鉛、鉄
、または微量栄養素の量の少なくとも1%、好ましくは少なくとも5%、さらに
より好ましくは少なくとも10%、および最も好ましくは少なくとも20%の増加を
意味する。
ンパク質を発現させる条件下で本発明の宿主細胞を培養し、該タンパク質を培養
細胞および/または培養培地から単離する方法である。
に上記方法によって得ることができるタンパク質に関する。これらは、好ましく
は、核遺伝子によってコードされ、プラスチドに存在するコメからのタンパク質
である。本発明のさらなる主題は、本発明のタンパク質を特異的に認識する抗体
である。これらは、モノクローナル抗体であってもポリクローナル抗体であって
もよい。そのような抗体を生産する方法は、当業者に公知である。
を減少させることによって、植物細胞において合成されたデンプンの特性に影響
を及ぼすことが可能である。この減少は例えば、本発明の核酸分子のアンチセン
ス発現、適したリボザイムの発現、共抑制作用、またはいわゆる「インビボ変異
誘発」によって、行ってもよい。
ロンの配列と相補的なアンチセンスRNAをコードするDNA分子ならびにこれらのア
ンチセンス分子も、本発明の主題である。植物細胞において転写の際にアンチセ
ンス作用を引き起こすために、そのようなDNA分子の長さは、少なくとも15 bp、
好ましくは100 bp以上、および最も好ましくは500 bp以上であるが、通常は5000
bpより短く、好ましくは2500 bpより短い。
ために、本明細書に記述のタンパク質をコードする本発明の核酸分子の発現を減
少させるRNAを合成するDNA分子に関する。そのようなDNA分子は、本発明の核酸
分子のコード領域またはその一部および/もしくは対応するゲノム配列のイント
ロンの配列を含んでもよい。本発明はまた、それによってコードされるRNA分子
にも関する。共抑制の一般的な原理および対応する方法は当業者に周知であり、
例えば、ヨーゲンセン(Jorgensen)(Trends Biotechnol. 8(1990)、340〜34
4)、ニーベル(Niebel)ら(Curr. Top. Microbiol. Immunol. 197(1995)、9
1〜103)、フラベル(Flavell)ら(Curr. Top. Microbiol. Immunol. 197(199
5)、43〜56)、パラキ&ボーシェレ(Palaqui and Vaucheret)(Plant Mol. B
iol. 29(1995)、149〜159)、ボーシェレ(Vaucheret)ら(Mol. Gen. Genet.
248(1995)、311〜317)、デボーン(de Borne)ら(Mol. Gen. Genet. 243(
1994)、613〜621)、スミス(Smyth)(Curr. Biol. 7(1997)、R793〜R795)
、およびタイラー(Taylor)(Plant Cell 9(1997)、1245〜1249)に記載され
ている。
科植物細胞における本発明の核酸分子の発現を阻害するために、好ましくは配列
番号:1に記載のヌクレオチド配列と少なくとも90%、より好ましくは少なくと
も93%、さらにより好ましくは少なくとも95%、および最も好ましくは少なくと
も98%の相同性の程度を示すDNA分子を用いる。
がコードされたRNA分子を特異的に切断するリボザイム活性を有するRNA分子をコ
ードするDNA分子に関する。
活性なRNA分子である。組換えDNA技術によって、リボザイムの特異性を変化させ
ることが可能である。様々なクラスのリボザイムが存在する。特定の遺伝子の転
写物の特異的切断をねらいとした実際的な応用に関して、好ましくは、リボザイ
ムの2つの異なる群の代表的なものを利用してもよい。第一の群はグループIイ
ントロンリボザイム型に属するリボザイムより構成される。第二の群は、特徴的
な構造特徴としていわゆる「ハンマーヘッド」モチーフを示すリボザイムよりな
る。標的RNA分子に対する特異的認識は、このモチーフに隣接する配列を変化さ
せることによって改変してもよい。標的分子における配列との塩基対形成によっ
て、これらの配列は、触媒反応が起こり、それにより標的分子の切断が起こる位
置を決定する。効率的な切断のための特異的要件は低いため、実際的にそれぞれ
の望ましいRNA分子に対して特異的なリボザイムを開発することが原理的に可能
である。
を生成するために、例えば、リボザイムの触媒ドメインをコードするDNA配列の
両側に、標的酵素の配列と相同であるDNA配列を結合させる。触媒ドメインをコ
ードする配列は、SCMoウイルスのサテライトDNAの触媒ドメイン(デビーズ(Dav
ies)ら(Virology 177(1990)、216〜224))、またはTobRウイルスのサテラ
イトDNAの触媒ドメイン(スタイネッケ(Steinecke)ら、EMBO J. 11(1992)、
1525〜1530;ハセロフ&ゲルラック(Haseloff and Gerlach)、Nature 334(19
88)、585〜591)であってもよい。触媒ドメインに隣接するDNA配列は好ましく
は、本発明の上記DNA分子に由来する。リボザイム発現の一般的な原理および方
法は、例えば欧州特許第B1 0 321 201号に記載されている。植物細胞におけるリ
ボザイムの発現は、例えばフェイター(Feyter)ら(Mol. Gen. Genet. 250(19
96)、329〜338)に記載されている。
ビボ変異誘発」(「キメラ形成術」としても知られる)によって行うことができ
る。この方法において、ハイブリッドRNA/DNAオリゴヌクレオチド(キメロプラ
スト)を細胞に導入する(キップ(Kipp)ら、1997年9月21〜27日にシンガポー
ルで開催された第5回国際植物分子生物学会でのポスター発表;ディクソン&ア
ルンツェン(Dixon and Arntzen)、「トランスジェニック植物における代謝の
操作(Metabolic Engineering in Transgenic Plants)」に関する会議報告書、
基調シンポジウム、カパーマウンテン、CO、アメリカ、TIBTECH 15(1997)、44
1〜447;国際特許出願国際公開公報第95/15972号;クレン(Kren)ら、Hepatolo
gy 25(1997)、1462〜1468;コール・ストラウス(Cole-Strauss)ら、Science
273(1996)、1386〜1389;ズ(Zhu)ら、Proc. Natl. Acad. Sci. USA 96(19
99)、8768〜8773)。RNA/DNAオリゴヌクレオチドのDNA成分の一部は、植物細胞
において内因性であり、本発明のタンパク質をコードするヌクレオチド配列とは
相同であるが、変異を示す、または相同領域内に存在する異種部分を含む。該内
因性配列と相同なRNA/DNAオリゴヌクレオチドの領域とこれらの配列との塩基対
形成およびそれに続く相同的組換えにより、オリゴヌクレオチドのDNA成分に含
まれる変異を植物細胞ゲノムに導入することができる。これによって、本発明の
タンパク質の活性が減少する。
のDNA分子が植物細胞において転写を確実にする調節エレメントに結合している
ベクターに関する。
宿主細胞は、細菌細胞のような原核細胞であってもよく、または真核細胞であっ
てもよい。真核宿主細胞は好ましくは植物細胞である。
ク質をコードする内因性遺伝子の発現が阻害される、トランスジェニック植物細
胞に関する。
できるアンチセンスRNAをコードするDNA分子; (b)共抑制作用によって本発明のタンパク質をコードする内因性遺伝子の発現
を減少させることができるDNA分子; (c)本発明のタンパク質をコードする内因性遺伝子の転写物を特異的に切断す
ることができるリボザイムをコードするDNA分子;および (d)本発明のタンパク質をコードする内因性遺伝子において変異または異種配
列の挿入を引き起こし、それによって、本発明のタンパク質の発現が減少する、
または不活性タンパク質が合成される、インビボ変異誘発によって導入された核
酸分子。
と再生させてもよい。このように、本発明は、記述のトランスジェニック植物細
胞からの再生によって得られる植物、ならびに記述のトランスジェニック植物細
胞を含む植物にも関する。トランスジェニック植物そのものは、如何なる所望の
植物種の植物であってもよく、好ましくは野菜(例えば、トマト)および特に上
記のようなデンプン貯蔵植物、および最も好ましくはコメ、トウモロコシ、コム
ギおよびジャガイモ植物細胞のような有用植物であってもよい。
ならびにリボザイム活性を有するRNA分子および例えば転写によって得ることが
できる共抑制作用を引き起こすRNA分子に関する。
トランスジェニック植物細胞の作製方法である。この方法において、本発明のDN
A分子によってコードされ、内因性型で細胞に存在するタンパク質の量は、植物
細胞において減少している。
。この目的のため、本発明のDNA分子またはその一部を、植物細胞において転写
を確実にするプロモーター、およびおそらく転写の終了と共に転写物のポリアデ
ニル化を確実にする終結シグナルとに、アンチセンス方向で結合させる。同様に
、対応するゲノム配列のイントロンの配列を利用することも可能である。植物細
胞において有効なアンチセンス作用を確実にするためには、合成されたアンチセ
ンスRNAの最小の長さが、15ヌクレオチド、好ましくは少なくとも100ヌクレオチ
ド、および最も好ましくは少なくとも500ヌクレオチドでなければならない。さ
らに、アンチセンスRNAをコードするDNA配列は形質転換すべき植物種に関して相
同でなければならない。
量の減少は、リボザイム作用によって影響を受ける。リボザイムの基本的な作用
は、そのようなRNA分子をコードするDNA分子の構築と共に、既に先に記述されて
いる。トランスジェニック細胞においてリボザイム活性を有するRNAを発現させ
るために、リボザイムをコードする上記のDNA分子を、植物細胞において転写を
確実にするDNAエレメント、特にプロモーターおよび終結シグナルに結合させる
。植物細胞において合成されたリボザイムは、内因性型として植物細胞に存在す
る本発明のDNA分子の転写物の切断を引き起こす。
の可能性は共抑制である。したがって、本発明の方法によって得ることができる
植物細胞はもう一つの主題である。これらの植物細胞は、本発明のDNA分子によ
ってコードされるタンパク質の量が減少しているという点、および野生型細胞と
比較してそれらが改変デンプンを合成するという点において特徴を有する。
本発明のタンパク質をコードする転写物の量の少なくとも30%、より好ましくは
少なくとも50%、さらにより好ましくは少なくとも70%、および最も好ましくは
少なくとも90%減少を示す。転写物の量は例えば、ノザンブロット分析によって
決定することができる。さらに、細胞は好ましくは、本発明のタンパク質の量が
転写物に対応して減少している。これは例えば、ウェスタンブロット分析のよう
な免疫学的方法によって決定することができる。そのようなウェスタンブロット
分析において用いることができる抗体の例は、その産生が本発明のタンパク質の
特性に関連して上記に記載されているポリクローナル抗体である。
びに本発明の記述の細胞を含む植物に関する。
ン貯蔵部分からデンプンを抽出する段階を含む、改変デンプンの生産方法に関す
る。好ましくはそのような方法はさらに、本発明の植物を培養する段階;ならび
にデンプンを抽出する前に栽培した植物および/またはこれらの植物のデンプン
貯蔵部分を収穫する段階を含む。
できるデンプン、または上記の方法によって得ることができるデンプンに関する
。トランスジェニック植物細胞において、アンチセンスRNA、リボザイム、また
は共抑制RNAをコードする記述のDNA分子の発現により、本発明のDNA分子によっ
てコードされ、内因性型として細胞に存在するタンパク質の量は減少する。好ま
しくはこの減少によって、植物細胞において合成されるデンプンの物理特性およ
び化学特性は劇的に変化する。非形質転換細胞または植物からのデンプンと比較
すると、改変デンプンは好ましくは、変化したペースト化特性、すなわちデンプ
ン水溶液の変化した粘度および/または変化した、特に減少したリン酸含有量を
示す。好ましい態様において、リン酸含有量は、対応する非形質転換植物細胞ま
たは植物から得ることができるデンプンと比較して少なくとも5%、より好まし
くは少なくとも20%、さらにより好ましくは少なくとも50%、減少している。リ
ン酸含有量は上記のように決定することができる。
トランスジェニックイネ科植物から得ることができるコメ粒に関する。本発明の
構成において、「調理品質」という用語は、調理時間、調理速度、水分吸収、容
積膨張、(機械的)硬度、粘着性、調理プロセスの際のコメ粒の伸長のような特
性を含む。
物の粒と比較して少なくとも1%、好ましくは少なくとも2%、より好ましくは
少なくとも5%、およびさらにより好ましくは少なくとも10%の水分吸収の減少
を示すことを意味する。粒の水分吸収の程度を決定する方法は当業者に周知であ
る。
単子葉植物および双子葉植物、特に野菜(例えば、トマト)のような有用植物が
好ましく、そして好ましくは穀類(ライ麦、オオムギ、オート麦、コムギ、キビ
、サゴ等)、コメ、トウモロコシ、エンドウ、シワエンドウ、キャッサバ、ジャ
ガイモ、トマト、菜種、大豆、大麻、亜麻、ヒマワリ、ササゲ、クズウコンのよ
うなデンプン貯蔵植物、ならびに白花のクローバー、ライグラス、およびアルフ
ァルファのような牧草である。
る。
ント」という用語は、植物細胞において転写を開始または終結させるDNA領域で
ある。転写の開始を確実にするDNA領域は特にプロモーターである。
おいて機能的な如何なるプロモーターを用いてもよい。プロモーターは、用いる
植物種と同種であっても異種であってもよい。例えば、全ての植物組織における
構成的発現を確実にし、同様に国際公開公報第9401571号に記載のプロモーター
構築物のプロモーターである、カリフラワーモザイクウイルスの35Sプロモータ
ー(オーデル(Odell)ら、Nature 313(1985)、810〜812;ミツハラ(Mitsuha
ra)ら、Plant and Cell Physiology 37(1996)、49〜59)を利用してもよい。
しかし、外因性要因によって決定される時点に限って(国際公開公報第9307279
号においてなど)、または植物の特定の組織に限っては(例えば、ストックハウ
ス(Stockhaus)ら、EMBO J. 8(1989)、2245〜2251を参照のこと)その後の配
列が発現されるプロモーターを利用してもよい。形質転換すべき植物のデンプン
貯蔵部分において活性であるプロモーターを用いることが好ましい。トウモロコ
シの場合、これらの部分はトウモロコシの種子であり、ジャガイモの場合は塊茎
である。ジャガイモを形質転換するために、塊茎特異的B33プロモーター(ロシ
ャ・ソサ(Rocha-Sosa)ら、EMBO J. 8(1989)、23〜29)を特に用いてもよい
が、これに限定しない。プロモーターは別として、転写を開始するDNA領域も同
様に、いわゆるエンハンサーエレメントのような転写のさらなる増加を確実にす
るDNA配列を含んでもよい。
ることができる:35Sプロモーター(オーデル(Odell)ら、上記;ミツハラ(Mi
tsuhara)ら、上記)、ユビキチンプロモーター(米国特許第5,614,399号;クリ
ステンセン(Christensen)ら、Plant Mol. Biol. 18(1992)、675〜689;タキ
モト(Takimoto)ら、Plant Mol. Biol. 26(1994)、1007〜1012;コルネヨ(C
ornejo)ら、Plant Mol. Biol. 23(1993)、567〜581;トキ(Toki)ら、Plant
Phys. 100(1992)、1503〜1507)、内胚葉特異的発現のためには、グルテリン
プロモーター(レイジー(Leisy)ら、Plant Mol. Biol. 14(1990)、41〜50;
ツェン(Zheng)ら、Plant J. 4(1993)、357〜366;コノノヴィッツ(Kononow
icz)ら、米国植物生理学会およびカナダ植物生理学会の合同総会、ミネアポリ
ス、ミネソタ州、アメリカ、1993年7月1日〜8月4日、Plant Physiol. 102(
補足)(1993)166;ツァオ(Zhao)ら、米国植物生理学会総会、ピッツバーグ
、ペンシルバニア州、アメリカ、1992年8月1〜5日、Plant Physiol. 99(1補
足)(1992)、85;ヨシハラ(Yoshihara)ら、FEBS Lett. 383(1996)、213〜
218)、HMGプロモーター、トウモロコシのゼイン遺伝子のプロモーター(ペダー
セン(Pedersen)ら、Cell 29(1982)、1015〜1026;クアトロッキオ(Quatroc
cio)ら、Plant Mol. Biol. 15(1990)、81〜93)、シュランケン-1プロモータ
ー(ウェール(Werr)ら、EMBO J. 4(1985)、1373〜1380)、さらに、アクチ
ンプロモーター(マッケルロイ(McElroy)ら、Plant Cell 2(1990)、163〜17
1)、cab-6プロモーター(Plant and Cell Physiology 35(1994)、773〜778)
、RTBVプロモーター(イン(Yin)ら、Plant J. 12(1997)、1179〜1188)、CV
MVプロモーター(ベルダゲール(Verdaguer)ら、Plant Mol. Biol. 31(1996)
、1129〜1139)、rab 16Bプロモーター(Plant Physiol. 112(1996)、483〜49
1)、psbD-Cオペロンのプロモーター(ト(To)ら、Plant and Cell Physiology
37(1996)、660〜666)、Tpiプロモーター(スノウデン(Snowden)ら、Plant
Mol. Biol. 31(1996)、689〜692)、Osgrp1プロモーター(ユ(Xu)ら、Plan
t Mol. Biol. 28(1995)、455〜471)、Ltp2プロモーター(カラ(Kalla)ら、
Plant J. 6(1994)、849〜860)、ADH1プロモーター(キョウズカ(Kyozuka)ら
、Mol. Gen. Genet. 228(1991)、40〜48)およびLHCPプロモーター(EMBO J.
10(1991)、1803〜1808)。光合成活性細胞における発現に関しては、Ca/bプロ
モーター(例えば、米国特許第5 656 496号;米国特許第5 639 952号;バンサル
(Bansal)ら、Proc. Natl. Acad. Sci. USA 89(1992)、3654〜3658を参照の
こと)、ならびにルビスコSSUプロモーター(例えば、米国特許第5 034 322号お
よび米国特許第4 962 028号を参照のこと)を用いることができる。種子特異的
発現のためには、ソラマメのUSPプロモーター(フィードラー(Fiedler)ら、Pl
ant Mol. Biol. 22(1993)、669〜679;ボイムレイン(Baumlein)ら、Mol. Ge
n. Genet. 225(1991)、459〜467)を用いることができる。
ように作用し、転写物を安定化させると考えられているポリAテールを転写物に
付加する働きをする終結シグナルを含んでもよい。そのようなエレメントは、文
献に記述されており、望ましければ交換することができる。そのような終結配列
の例としては、ノパリンシンターゼ遺伝子(NOS遺伝子)もしくはアグロバクテ
リウム由来のオクトピンシンターゼ遺伝子(ギーレン(Gielen)ら、EMBO J. 8
(1989)、23〜29)のポリアデニル化シグナルを含む3'非翻訳領域、または大豆
由来の貯蔵タンパク質の遺伝子と共にリブロース-1,5-二リン酸カルボキシラー
ゼの小サブユニットの遺伝子(ssRUBISCO)の3'非翻訳領域が挙げられる。
。植物ゲノムへのDNAの安定な組み込みを確実にするプラスミドが好ましい。
よび形質転換した細菌細胞を選択するためのマーカー遺伝子を含む、大量のクロ
ーニングベクターが用いられる。そのようなベクターの例は、pBR322、pUCシリ
ーズ、M13mpシリーズ、pACYC184等である。所望の配列を適した制限部位でベク
ターに組み入れてもよい。得られたプラスミドを大腸菌細胞の形質転換に用いる
。形質転換した大腸菌細胞を適した培地で培養して、その後回収して溶解する。
プラスミドは標準的な方法によって回収する。得られたプラスミドDNAの特徴付
けのための分析方法として、一般的に、制限分析および配列分析を利用する。そ
れぞれの操作の後、プラスミドDNAを切断して、得られたDNA断片を他のDNA配列
に結合してもよい。
れらの技術はアグロバクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaci
ens)またはアグロバクテリウム・リゾゲネス(Agrobacterium rhizogenes)を
形質転換媒体として用いるT-DNAによる植物細胞の形質転換、プロトプラスト融
合、DNAのインジェクションおよび電気穿孔、バイオリスティック法によるDNAの
導入と共にさらなる可能性を含む。
ドに特殊な要求はない。pUC誘導体のような単純なプラスミドを用いてもよい。
しかし、そのように形質転換した細胞から植物体全体を再生する場合、選択マー
カー遺伝子が存在しなければならない。
なる場合がある。例えば植物細胞の形質転換などのためにTi-またはRi-プラスミ
ドを用いる場合、Ti-およびRi-プラスミドT-DNAの少なくとも右境界域、しかし
よりしばしば左右境界域を隣接領域として、導入すべき異種遺伝子に結合しなけ
ればならない。
ミドに、すなわち中間ベクターまたはバイナリベクターのいずれかにクローニン
グしなければならない。T-DNA内の配列と相同な配列のために、中間ベクターを
、相同的組換えによってアグロバクテリウムのTi-またはRi-プラスミドに組み入
れてもよい。これはまた、T-DNAの移入に必要なvir領域を含む。中間ベクターは
、アグロバクテリウムにおいて複製できない。ヘルパープラスミドを用いること
によって、中間ベクターをアグロバクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacter
ium tumefaciens)に移入してもよい(結合)。バイナリベクターは、大腸菌と
共にアグロバクテリウムにおいて複製される可能性がある。それらは、選択マー
カー遺伝子と共に左右T-DNA境界域によって枠組みされるリンカーもしくはポリ
リンカーを含む。それらはアグロバクテリウムに直接形質転換されてもよい(ホ
ルスターズ(Holsters)ら、Mol. Gen. Genet. 163(1978)、181〜187)。アグ
ロバクテリウムの形質転換に用いるプラスミドはさらに、形質転換した細菌の選
択を可能にするNPT II遺伝子のような選択マーカー遺伝子を含む。プラスミドは
さらに、スペクチノマイシンに対する抵抗性(スバブ(Svab)ら、Proc. Natl.
Acad. Sci. USA 87(1990)、8526〜8530;スバブ(Svab)ら、Plant Mol. Biol
. 14(1990)、197〜206)、ストレプトマイシンに対する抵抗性(ジョーンズ(
Jones)ら、Mol. Gen. Genet. 91(1987)、86〜91;スバブ(Svab)ら、Proc.
Natl. Acad. Sci. USA 87(1990)、8526〜8530;スバブ(Svab)ら、Plant Mol
. Biol. 14(1990)、197〜206)、ホスフィノトリシンに対する抵抗性(デブロ
ック(De Block)ら、EMBO J. 6(1987)、2513〜2518)、グリホセートに対す
る抵抗性(トンプソン(Thompson)ら、EMBO J. 6(1987)、2519〜2523;トン
プソン(Thompson)ら、Weed Sci. 35(1987)、19〜23(補足))、またはヒグ
ロマイシンに対する抵抗性(ウォルドロン(Waldron)ら、Plant Mol. Biol. 5
(1985)、103〜108)を付与する遺伝子のような選択マーカー遺伝子を含んでも
よい。宿主細胞として作用するアグロバクテリウムはvir領域を有するプラスミ
ドを含まなければならない。vir領域は植物細胞へのT-DNAの移入にとって必要で
ある。さらなるT-DNAが存在してもよい。そのようにして形質転換したアグロバ
クテリウムを植物細胞の形質転換に用いる。
許第120 516号;ホーケマ(Hoekema)、「バイナリ植物ベクター系(The Binary
Plant Vector System)」、オフセット印刷、カンタース(Kanters, B.V.)、
アルブラッセルダム(1985)、第V章;フラレー(Fraley)ら、Crit. Rev. Plan
t. Sci. 4、1〜46およびアン(An)ら、EMBO J. 4(1985)、277〜287)に詳し
く記載されている。いくつかのバイナリベクターは、pBIN19(クロンテックラボ
ラトリーズインク、アメリカ)のように既に市販されている。
シエンス(Agrobacterium tumefaciens)またはアグロバクテリウム・リゾゲネ
ス(Agrobacterium rhizogenes)と共に培養することが適しているかも知れない
。次に、感染させた植物材料(例えば、葉片、茎の一部、根、しかしプロトプラ
ストまたは懸濁培養植物細胞も同様に)から、形質転換した細胞の選択のために
抗生物質または殺生物剤を含んでもよい適した培地において、植物体全体を再生
してもよい。次に、そのようにして得られた植物を、導入したDNAが存在するか
否かに関して調べてもよい。バイオリスティック法を用いるまたはプロトプラス
トを形質転換することによって、異種DNAを導入するためのその他の可能性は、
当業者に既知である(例えば、ウィルミッツァー(Willmitzer, L.)、1993、「
トランスジェニック植物(Transgenic Plants)」、「バイオテクノロジー、多
数巻からなる包括論文(Biotechnology, A Multi-Volume Comprehensive Treati
se)」、レーム、リード、ピューラー、スタドラー(H.J. Rehm, G. Reed, A. P
uhler, P. Stadler)編、第2巻、627〜659頁、VCHバインハイム-ニューヨーク-
バーゼル-ケンブリッジを参照のこと)。
いたTi-プラスミドベクター系による双子葉植物の形質転換は十分に確立された
方法であるが、より最近の研究は、アグロバクテリウムに基づくベクターによる
形質転換もまた、単子葉植物の場合にも用いることができることを示している(
チャン(Chan)ら、Plant Mol. Biol. 22(1993)、491〜506;ヒエイ(Hiei)
ら、Plant J. 6(1994)、271〜282)。
よる形質転換、プロトプラスト形質転換、部分的透過細胞の電気穿孔、グラスフ
ァイバーによるDNAの導入である。
ば、国際公開公報第95/06128号、欧州特許第0 513 849号;欧州特許第0 465 875
号を参照のこと)。欧州特許第292 435号において、粘液のない、脆い顆粒様の
トウモロコシカルスから開始して、稔性植物を得る方法が記述されている。この
意味において、稔性植物を再生するためには、プロトプラストから植物に再生す
ることができる、分裂可能なプロトプラストの培養を生成することができるカル
ス懸濁培養から開始する必要があることが、シリト(Shillito)ら(Bio/Techno
logy 7(1989)、581)によってさらに認められた。7〜8ヶ月のインビトロ培
養期間の後、シリト(Shillito)らは生存子孫を有する植物を得るが、しかしそ
れらは、異常な形態および生殖性を示した。
589)は、カテト(Cateto)トウモロコシ近交系カタログ番号100-1のトウモロコシ
プロトプラストから稔性の植物を再生させて得る方法を記述した。著者らは、プ
ロトプラストの稔性植物への再生は、遺伝子型、ドナー細胞の生理状態および培
養条件のような様々な多くの要因に依存すると仮定している。コメに関しては、
様々な形質転換方法、例えばアグロバクテリウム媒介遺伝子移入による形質転換
(ヒエイ(Hiei)ら、Plant J. 6(1994)、271〜282;ヒエイ(Hiei)ら、Plan
t Mol. Biol. 35(1997)、205〜218;パーク(Park)ら、J. Plant Biol. 38(
1995)、365〜371)、プロトプラスト形質転換(ダッタ(Datta)、「植物への
遺伝子移入(Gene Transfer to plants)」、I.ポトリクス, G.スパンゲンバー
グ(I.Potrykus, G., Spangenberg)編、スプリンガー出版、ベルリン、ハイデ
ルベルグ、1995、66〜75頁;ダッタ(Datta)ら、Plant Mol. Biol. 20(1992)
、619〜629;サダシバム(Sadasivam)ら(Plant Cell Rep.(1994)、394〜396
)、バイオリスティックアプローチ(リ(Li)ら、Plant Cell Rep. 12(1993)
、250〜255;カオ(Cao)ら、Plant Cell Rep. 11(1992)、586〜591);クリ
ストウ(Christou)、Plant Mol. Biol.(1997)、197〜203)および電気穿孔(
ユ(Xu)ら、「植物への遺伝子移入(Gene transfer top lants)」、I.ポトリ
クス, G.スパンゲンバーグ(I.Potrykus, G., Spangenberg)編、スプリンガー
出版、ベルリン、ハイデルベルグ、1995、201〜208)を応用することができる。
安定であり続け、同様に最初に形質転換した細胞の子孫の中に留まる。これは通
常、殺生物剤またはカナマイシン、G 418、ブレオマイシン、ヒグロマイシン、
もしくはホスフィノトリシン等のような抗生物質に対する抵抗性を、形質転換し
た植物細胞に付与する選択マーカーを含む。したがって、個々に選択されたマー
カーは、導入されたDNAを欠損する細胞からの形質転換細胞の選択を可能にする
はずである。
Cormick)ら、Plant Cell Report 5(1986)、81〜84を参照のこと)。得られた
植物は通常の様式で栽培して、同じ形質転換された遺伝子を有する植物または他
の遺伝子を有する植物と交雑させることができる。得られたハイブリッド個体は
対応する表現型特性を有する。
確実にするためには、2世代またはそれ以上の世代を生育させなければならない
。さらに、対応する表現型または他の特性が残っていることを確認するために、
種子を採取しなければならない。
方法によって得ることができるデンプンは、その特性のために、本明細書におい
て既に記載した特定の目的に適しているのみならず、様々な工業的用途にも適し
ている。
は化学的処理で得られる、本質的にグルコースおよびグルカン成分から成る、デ
ンプンの加水分解産物といわゆる天然のデンプンとから成る。それらは、発酵な
どのさらなる工程および化学改変に用いることができる。この場合、その加水分
解工程が、単純で、安価に実施されることが重要である。現在、この工程は、実
質的にアミログルコシダーゼを用いた酵素処理で実施されている。その場合、デ
ンプン構造の変換、例えば、粒子表面の増加、少分枝化による消化され易さの向
上、酵素の接近を妨害するような立体構造の改善によって、使用する酵素量を減
少させることにより、コストが削減される。
2つの分野に分類される。
溶性添加物の結合および/または粘性増加、ゲル形成増加等の目的で使用される
。重要な特性としては、流動性と収着性、膨潤とパスティフィケーション(Past
ification)温度、粘性と濃化作用、デンプン溶解性、透明性とのり構造、熱・
ずれ・酸抵抗性、レトログラデーション(retrogradation)の傾向、フィルム形
成能、凍結/融解に対する抵抗性、消化性、無機または有機イオンとの複合物質
形成能が挙げられる。本発明に係るデンプン、特にコメから得ることができるデ
ンプンは、例えば中華料理の麺またはアジア料理の麺と呼ばれるヌードルの調製
に用いることができる。その上、本発明のデンプンは脂肪代用品として用いても
よい。
補剤)として、または工業生産物の添加剤としての分野である。アジュバントと
してのデンプン利用の主な応用分野は、とりわけ製紙および板紙工業である。こ
の分野で、デンプンは主に、保持剤(背面固体の保持)、物質を凝固させるため
のサイズ充填剤や細かい粒子、および脱水のために利用される。それに加えて、
堅さ、丈夫さ、無傷性、グリップ性、光沢、なめらかさ、引裂き強さ、外観など
のデンプンの有する特性が利用される。
ス(surface)、コーティング(coating)、マス(mass)、およびスプレイイン
グ(spraying)である。
適当な粘性、高い粘度安定性、良好なフィルム形成、ほこり低形成である。コー
ティングの場合、固体含量、適当な粘性、高結合性、および高色素親和性が、重
要な役割を担う。マスへの添加剤として、速く、均一で、ロスのない拡散、高機
械強度、および紙パルプへの完全な保持が重要である。スプレイイングにおける
デンプンの使用は、固体含量、高粘性、および高結合性が重要である。
粋なデンプンにかわ、特定の化学薬品で調製されたデンプンにかわ、合成樹脂お
よび分散高分子への添加剤、合成接着剤の添加剤分野である。すべてのデンプン
に基づく接着剤のうちの90%は、波形ボード、紙包み、紙バッグ、紙とアルミニ
ウムのための混合材料、箱、および封筒・切手などの湿りのりとして、使用され
ている。
。織物工業においては、4つの応用分野がある。紡績中に働く張力に対しての糸
の保護のために、および紡績中のすり切れに対する抵抗力上昇のために有効であ
り、糸のいが除去を円滑に、そして強力に促進するための添加剤として、脱色、
染色等の、品質低下を招く前処理の後の、織物改良の薬剤として、色素のり生産
時の、色素の拡散を抑制するための濃化剤として、縫い糸整経剤の添加物として
利用される。
は、石膏プラスターボードの生産である。そこでは、薄いプラスターに混合され
たデンプンは、水で糊状になり、石膏ボードの表面を拡散し、そしてボードに板
紙を接着させる。他の応用分野は、デンプンをプラスターやミネラルファイバー
に混合することである。すでに混合されているコンクリートにおいて、デンプン
は整形工程の減速のために使用されうる。
動の際の土壌安定化に寄与する。最新の知識によると、デンプンとポリマーエマ
ルジョンから構成される製品は、今までに使用されている製品と同程度に、浸食
および外皮形成を減少させる効果を持つと考えられている。しかし、それらは、
著しくコストを削減する。
特性を改変することである。例えば、デンプンは、植物保護剤や肥料の吸水性向
上のために、活性成分の徐放のために、水性、揮発性および/または臭い成分を
、微晶質で、安定な変形可能物質に変換するために、適合性のない成分を混合す
るために、そして遅い分解速度による有効期間の延長のために利用される。
製薬工業において、デンプンは錠剤のバインダーとして、またはカプセル中のバ
インダーの希釈のために使用される。さらにデンプンは、飲んだ時に溶液を吸収
して、短い時間内でよく膨潤し、活性成分が素早く放出されるので、錠剤の分解
促進剤として適している。さらに、質の面で、デンプンは、医用フローワンス(
flowance)およびダスティングパウダー(dusting powders)に応用される。化
粧品の分野においては、デンプンは、例えば、香水やサリチル酸のような粉末状
添加物のキャリアーとして利用される。さらにデンプンの応用としては、ねり歯
磨きがある。
加することにより、石炭は定量的に塊になり、および/または高品質に練炭化さ
れ、したがって、練炭の早期分解を防ぐ。バーベキュウ石炭は、4から6%のデ
ンプンを含む。熱用石炭は、0.1 から0.5%のデンプンを含む。さらに、デンプ
ンは、石炭や練炭への添加により、毒性物質の放出を著しく減少させるので、結
合剤として適している。
れうる。
ある。様々な鋳造工程において、結合剤と混合された砂から作製される心型が必
要である。現在、最も普通に使用されている結合剤は、改変デンプン(ほとんど
膨潤デンプン)と混合されたベントナイトである。
ある。さらに膨潤デンプンは、冷水中での分散能、再水和性、砂との良好な混合
性および水との高結合性といった、生産工程のための前提条件を満たす。
る。使用の目的は、表面光沢、グリップ性、および外観の向上である。この目的
のために、デンプンは、冷和硫の前に、ゴム物質のねばねばした表面上に分散さ
せられる。デンプンはまた、ゴムの印刷性改良のためにも使用される。
は、デンプン由来産物の加工工程への利用(この場合、デンプンは単なる充填剤
で、合成ポリマーとデンプンとの間に直接結合はない)または、デンプン由来産
物のポリマー生産物への統合(この場合、デンプンとポリマーは、安定な結合を
形成する)である。
い。こうした事情は、特定のデンプン特性が効果的となり、したがって最終産物
の特性プロフィールが明らかに変化する場合は異なる。一つの例は、ポリエチレ
ンなどの熱塑性物質の処置におけるデンプン生産物の利用である。したがってデ
ンプン及び合成ポリマーを、顆粒状のポリエチレンを用いる通常の技術によって
様々な生産物が作成される「マスターバッチ(master batch)」を形成するため
に同時発現によって1:1の割合で結合させる。ポリエチレンフィルムにデンプ
ンを組み込むことにより、凹型における物質の浸透性の増加、水蒸気の浸透性の
増加、静電気防止作用の増加、抗妨害作用の増加ならびに水性染料の有効な印刷
がもたらされる。
ンプン誘導体を適応させならびに操作技術を最適なものにすることによって、合
成ポリマーとデンプンの水酸基との間の反応を特異的に調節することが可能とな
る。その結果、デンプンを使用することによる以下の特性プロフィールを有する
ポリウレタンフィルムが得られる。すなわち熱膨張の共同作因の減少、収縮作用
の減少、圧力/張力作用の増加、水受容体の変化を伴わない水蒸気浸透度の増加
、引火性及び熱分解密度の減少、可燃性部分の欠落がないこと、非ハロゲン化合
物、ならびに時効の減少である。現在までのところまだ存在している不利な点は
圧力及び衝撃強度が減少することである。
ト及びボウルなどの固状プラスチック産物もまた、デンプンの含有量が50%以上
であるため作成することができる。さらに、デンプン/ポリマー混合物により、
遙かに簡単に生物分解されるという利点が提供される。
、最大限の重要性を獲得している。それらは、デンプンのバックボーンと、ラジ
カルチェイン機序(radical chain mechanism)の原理に従って、それにグラフ
トされた合成モノマーのサイド格子を持つ製品である。現在利用できるデンプン
グラフトポリマーは、高粘性下において、デンプン g あたり水1000 g までの優
れた結合性と保持能力によって特徴づけられる。これらの超吸収剤は、主に衛生
分野(例えばおむつやシートのような製品)および農業分野(例えば、種ペレッ
ト)で使用されている。
、一方では、構造、含水量、タンパク質含量、脂質含量、繊維含量、灰/リン酸
塩含量、アミロース/アミロペクチン比、相対分子量の分布、分枝の程度、顆粒
のサイズと形、および結晶化であり、もう一方は、次に示す特徴をもたらす性質
である。すなわち流動性と収着性、パスティフィケーション(Pastification)
温度、粘性、濃化作用、溶解性、のり構造、透明性、熱・ずれ・酸抵抗性、レト
ログラデーション(retrogradation)の傾向、ゲル形成能、凍結/融解に対する
耐性、複合体形成能、ヨウ素結合、フィルム形成能、接着力、酵素安定性、消化
性、および反応性である。最も顕著な特性は粘性である。
改変を行ってもよく、その結果上記の特定の応用分野にとって品質の改善が得ら
れると考えられる。これらの化学改変は、原理的に当業者には公知である。これ
らは、とりわけ、下記の方法による改変である。 −酸処理、 −酸化、および −エステル化(リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、キサントゲン酸塩、酢酸塩、および
クエン酸塩の形成。さらに他の有機酸もまた、エステル化のために使用される。
) −デンプンエーテルの形成(デンプンアルキルエーテル、O-アリルエーテル、水
酸化アルキルエーテル、O-カルボキシメチルエーテル、N-含有デンプンエーテル
、およびS-含有デンプンエーテル。) −分枝デンプンの形成 −デンプングラフトポリマーの形成。
茎のような、本発明の植物の繁殖材料にも関する。
て、ドイツ連邦共和国ブラウンシュバイヒのドイツ微生物培養細胞コレクション
(DSMZ)に1998年10月1日に、アクセッション番号DSM 12439として寄託されて
いる。
表された手順に従って調製した(ロゲマン(Logemann)ら、Anal. Biochem. 163
(1987)、21〜26)。製造元のマニュアルに従ってオリゴテックスmRNA精製キッ
ト(キアゲン社)を用いて、総RNA 1 mgを起源として用いてポリA+ RNAを調製し
た。ポリA+ RNA5μgを用いて、製造元のマニュアルに従って(ZAP cDNA合成キ
ット[ストラタジーン社])cDNAライブラリを構築した。
ラークのリフティングは、ハイボンドNフィルター(アマシャム社)を用いて非
増幅ライブラリの組換え型ファージ約2×105個について実施した。
、pH 7.2、100 mg/lニシン精子DNA、25%ホルムアミド)において42℃で4時間
プレハイブリダイゼーションを行った後、フィルターをトウモロコシのR1 cDNA
の放射性標識(ランダムプライムドDNA標識キット)947 bp EcoRI/XhoI断片とハ
イブリダイズさせた(国際公開公報第98/27212号)。42℃で8時間ハイブリダイ
ゼーションを行った後、3×SSC、0.5%SDSを含む緩衝液においてフィルターを5
0℃で20分間3回洗浄した。X線フィルムの暴露は通常通り14時間実施した。
た。プラスミドを製造元のマニュアルに従ってインビボ切除によって単離して、
制限マッピングによって特徴付けを行った。DNA配列分析は最も長いcDNA挿入断
片を含むプラスミドについて実施した。それらのプラスミドのうち、pOs_R1と命
名された一つは配列番号:2に示されるヌクレオチド配列情報を含んでいた。
いる5'末端は、5'-RACE(cDNA末端の迅速な増幅)法のような当技術分野で周知
の方法によって単離することができる。この方法に従って、ポリメラーゼ連鎖反
応を利用することによって、cDNAの欠失した5'末端を増幅することが可能である
。この方法は、クロンテック社の「マラソンcDNA増幅キット」を用いて実施して
もよい。欠失した5'-末端をクローニングするその他の可能性としては、他のPCR
反応、例えばλgt11コメcDNAライブラリ(クロンテック社、パロアルト、カリフ
ォルニア州、アメリカ)を用いた他のPCR反応、免疫スクリーニングを実施する
こと、または例えばサムブルック(Sambrook)らの「分子クローニング、実験マ
ニュアル(Molecular Cloning, A Laboratory Manual)」、第二版(1989)、コ
ールドスプリングハーバー研究所出版、コールドスプリングハーバー、ニューヨ
ーク州、に記述される標準的なハイブリダイゼーション方法を用いることが挙げ
られる。
ネ科植物を生産することを可能にするために、植物細胞において共抑制作用を得
られるようにするプラスミドを構築した。このプラスミドは植物細胞の形質転換
に用いることができ、以下の配列を含む: − CaMVの35Sプロモーター(オーデル(Odell)ら、Nature 313(1985)、180
); − 35S終結シグナル(トプファー(Topfer)ら、Nucleic Acids Res. 15(1987
)、5890); − 選択マーカーとしてのpat遺伝子; − ユビキチンプロモーター(トキ(Toki)ら、Plant Physiol. 100(1992)、
1503〜1507); − ユビキチンイントロン(クリステンセン(Christensen)ら、Plant Mol. Bi
ol. 18(1992)、675〜689); − 実施例1に記載のcDNAを含むプラスミドpOs_R1のSmaI/SnaBI断片(4427 bp
); − nosターミネーター(デピッカー(Depicker)ら、J. Appl. Genet. 1(1982
)、561〜573);および − T-DNA左右境界配列。
ばアグロバクテリウム媒介遺伝子移入によるまたは粒子衝突による、イネ科植物
細胞の形質転換、および形質転換したイネ科植物の再生に用いられる。
1987)、5890) B:pat遺伝子 C:CaMV 35Sプロモーター(オーデル(Odell)ら、Nature 313(1985)、180) D:ユビキチンプロモーター(トキ(Toki)ら、Plant Physiol. 100(1992)、1
503〜1507) E:ユビキチンイントロン(クリステンセン(Christensen)ら、Plant Mol. Bio
l. 18(1992)、675〜689) F:pOs_R1のSmaI/SnaBI断片(4427 bp) G:nosターミネーター(デピッカー(Depicker)ら、J. Appl. Genet. 1(1982
)、561〜573) LB:T-DNA左境界域 RB:T-DNA右境界域
Claims (38)
- 【請求項1】 以下からなる群より選択されるR1-タンパク質をコードする
核酸分子ならびに該核酸分子のそれぞれの相補鎖およびコメにおいて天然に存在
するR1-遺伝子の介在配列: (a)配列番号:2に記載のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードする核酸分
子; (b)配列番号:1に記載のヌクレオチド配列のコード領域を含む核酸分子; (c)プラスミドDSM 12439のcDNA挿入断片によってコードされるアミノ酸配列を
含むポリペプチドをコードする核酸分子; (d)プラスミドDSM 12439のcDNA挿入断片のコード領域を含む核酸分子; (e)(a)〜(d)のいずれか1つに示される核酸分子の相補鎖とハイブリダイ
ズする核酸分子;および (f)その配列が遺伝子コードの縮重のために(e)の核酸分子の配列とは異なる
核酸分子。 - 【請求項2】 そのアミノ酸配列が配列番号:2に記載のアミノ酸配列と少
なくとも60%の相同性の程度を示し、以下からなる群より選択されるペプチドモ
チーフの少なくとも1つを含む、タンパク質をコードする請求項1記載の核酸分
子: - 【請求項3】 請求項1または2記載の核酸分子を含むベクター。
- 【請求項4】 核酸分子が真核細胞および原核細胞において転写を確実にす
る調節エレメントに結合している、請求項3記載のベクター。 - 【請求項5】 請求項1もしくは2記載の核酸分子、または請求項3もしく
は4記載のベクターによって遺伝子改変されている宿主細胞。 - 【請求項6】 請求項1または2記載の核酸分子によってコードされるR1-
タンパク質の量が、対応する遺伝子改変されていない宿主細胞と比較して増加し
ている、請求項5記載の宿主細胞。 - 【請求項7】 トランスジェニック植物細胞である、請求項5または6記載
の宿主細胞。 - 【請求項8】 請求項7記載の植物細胞を含む植物。
- 【請求項9】 請求項1または2記載の核酸分子によってコードされるR1-
タンパク質をコードする請求項1または2記載のポリヌクレオチドを植物細胞に
導入する段階、およびそれにより形質転換された細胞から植物を再生する段階を
含む、請求項8記載の植物の生産方法。 - 【請求項10】 請求項8記載の植物からおよび/または該植物のデンプン
貯蔵部分からデンプンを抽出する段階を含む、改変デンプンの生産方法。 - 【請求項11】 請求項7記載の植物細胞から、請求項8記載の植物から、
または請求項10記載の方法によって得ることができるデンプン。 - 【請求項12】 請求項5または6記載の宿主細胞がタンパク質を発現させ
る条件下で培養され、該タンパク質が該細胞および/または培養培地から単離さ
れる、請求項1または2記載の核酸分子によってコードされるタンパク質の生産
方法。 - 【請求項13】 請求項1もしくは2記載の核酸分子によってコードされる
、または請求項12記載の方法によって得ることができるタンパク質。 - 【請求項14】 請求項13記載のタンパク質を特異的に認識する抗体。
- 【請求項15】 請求項1または2記載のDNA分子の転写物と相補的なアン
チセンスRNAをコードするDNA分子。 - 【請求項16】 請求項1または2記載のDNA分子の転写物を特異的に切断
するリボザイム活性を有するRNAをコードするDNA分子。 - 【請求項17】 植物細胞において発現すると、共抑制効果のために、請求
項1または2記載の核酸分子の発現が減少する、RNAをコードするDNA分子。 - 【請求項18】 請求項15〜17のいずれか一項記載のDNA分子を含むベクタ
ー。 - 【請求項19】 DNA分子が植物細胞において転写を確実にする調節DNAエレ
メントに結合している、請求項18記載のベクター。 - 【請求項20】 請求項15〜17のいずれか一項記載のDNA分子または請求項1
8もしくは19記載のベクターを含む宿主細胞。 - 【請求項21】 異種核酸分子の存在または発現によって、請求項13記載の
タンパク質をコードする内因性遺伝子の発現が阻害される、トランスジェニック
植物細胞。 - 【請求項22】 異種核酸分子が以下からなる群より選択される、請求項21
記載のトランスジェニック植物細胞: (a)請求項13記載のタンパク質をコードする内因性遺伝子の発現を減少させる
ことができるアンチセンスRNAをコードするDNA分子; (b)共抑制効果によって、請求項13記載のタンパク質をコードする内因性遺伝
子の発現を減少させることができるDNA分子; (c)請求項13記載のタンパク質をコードする内因性遺伝子の転写物を特異的に
切断することができるリボザイムをコードするDNA分子;および (d)変異または請求項13記載のタンパク質をコードする内因性遺伝子における
異種配列の挿入を引き起こし、それによって、請求項13記載のタンパク質の発現
の減少または不活性タンパク質の合成が起こる、インビボ変異誘発によって導入
された核酸分子。 - 【請求項23】 請求項21または22記載の植物細胞を含むトランスジェニッ
ク植物。 - 【請求項24】 請求項15〜17のいずれか一項記載のDNA分子の転写によっ
て得ることができるRNA分子。 - 【請求項25】 内因性型として細胞において合成される請求項13記載のタ
ンパク質の量が、細胞において減少していることを特徴とする、改変デンプンを
合成するトランスジェニック植物細胞の生産方法。 - 【請求項26】 細胞における請求項13記載のタンパク質の量の減少がアン
チセンス作用によって引き起こされることを特徴とする、請求項25記載の方法。 - 【請求項27】 細胞における請求項13記載のタンパク質の量の減少がリボ
ザイムの作用によって引き起こされることを特徴とする、請求項25記載の方法。 - 【請求項28】 細胞における請求項13記載のタンパク質の量の減少が共抑
制作用によって引き起こされることを特徴とする、請求項25記載の方法。 - 【請求項29】 細胞における請求項13記載のタンパク質の量の減少が、こ
のタンパク質をコードする内因性遺伝子における変異によって引き起こされるこ
とを特徴とし、該変異がインビボ変異誘発によって導入される、請求項25記載の
方法。 - 【請求項30】 請求項25〜29のいずれか一項記載の方法によって得ること
ができる植物細胞。 - 【請求項31】 請求項30記載の植物細胞を含むトランスジェニック植物。
- 【請求項32】 請求項23もしくは31記載の植物からおよび/または該植物
のデンプン貯蔵部分からデンプンを抽出する段階を含む、改変デンプンの生産方
法。 - 【請求項33】 請求項21、22、もしくは30記載の植物細胞、もしくは請求
項23もしくは31記載の植物から得ることができる、または請求項32記載の方法に
よって得ることができるデンプン。 - 【請求項34】 コメに由来することを特徴とする、請求項33記載のデンプ
ン。 - 【請求項35】 請求項6または7記載の植物細胞を含む請求項8記載の植
物の繁殖材料。 - 【請求項36】 請求項21もしくは22記載の植物細胞または請求項30記載の
植物細胞を含む、請求項23または31記載の植物の繁殖材料。 - 【請求項37】 イネ科植物である、請求項23または31記載のトランスジェ
ニック植物。 - 【請求項38】 請求項37記載のイネ科植物の種子。
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