JP5730992B2 - N−[(ヘタ)アリールエチル)]ピラゾール(チオ)カルボキサミド類及びそれらのヘテロ置換された類似体 - Google Patents
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Description
・ X1及びX2(ここで、該X1及びX2は、同一であるか又は異なっていることが可能である)は、ハロゲン原子を表し;
・ Yは、C1−C4−アルキルを表し;
・ Tは、O又はSを表し;
・ Wは、CZ4Z5;O;S;SO;SO2;NZ6;SiZ7Z8;又は、−C(=U)−を表し;
・ Bは、同一であるか若しくは異なっていることが可能な5以下の基Xで置換され得るフェニル環;同一であるか若しくは異なっていることが可能な7以下の基Xで置換され得るナフチル環;又は、同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Xで置換され得る飽和若しくは部分的飽和若しくは不飽和の単環式若しくは縮合二環式の4員、5員、6員、7員、8員、9員若しくは10員の環(ここで、該環は、N、O、Sからなるリストの中で選択される1個から4個までのヘテロ原子を含んでいる)を表し;
・ Xは、ハロゲン原子;ニトロ;シアノ;イソニトリル;ヒドロキシ;アミノ;スルファニル;ペンタフルオロ−λ6−スルファニル;ホルミル;ホルミルオキシ;ホルミルアミノ;置換されているか若しくは置換されていない(ヒドロキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C1−C8−アルコキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C2−C8−アルケニルオキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C2−C8−アルキニルオキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(ベンジルオキシイミノ)−C1−C8−アルキル;カルボキシ;カルバモイル;N−ヒドロキシカルバモイル;カルバメート;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルケニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルケニル;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルキニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルキニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルファニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルフィニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルフィニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルホニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルホニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルアミノ;置換されているか若しくは置換されていないジ−C1−C8−アルキルアミノ;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルケニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルケニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC3−C8−アルキニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルキニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC3−C7−シクロアルキル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC3−C7−ハロゲノシクロアルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C3−C7−シクロアルキル)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C3−C7−シクロアルキル)−C2−C8−アルケニル;置換されているか若しくは置換されていない(C3−C7−シクロアルキル)−C2−C8−アルキニル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8−アルキル)シリル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8−アルキル)シリル−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニルアミノ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル−カルボニルアミノ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルボニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルオキシカルボニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないジ−C1−C8−アルキルカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルアミノカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないジ−C1−C8−アルキルアミノカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないN−(C1−C8−アルキル)ヒドロキシカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないN−(C1−C8−アルキル)−C1−C8−アルコキシカルバモイル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリール;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC2−C8−アリールアルケニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC2−C8−アリールアルキニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリールオキシ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリールスルファニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリールアミノ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキルオキシ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキルスルファニル;又は、同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキルアミノを表し;又は、
・ 2つの置換基Xは、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、同一であるか若しくは異なっていることが可能な4以下の基Qで置換され得る5員又は6員の飽和炭素環又は飽和ヘテロ環を形成することが可能であり;
・ Z1は、水素原子;ホルミル基;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;置換されていないC3−C7−シクロアルキル又は置換されているC3−C7−シクロアルキル(ここで、該置換されているC3−C7−シクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、C1−C8−アルキル、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル、C1−C8−アルコキシ、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル、C1−C8−アルキルアミノカルボニル又はジ−C1−C8−アルキルアミノカルボニルからなるリストの中で選択され得る同一であるか若しくは異なっていることが可能な10個以下の原子又は10以下の基で置換されている)を表し;
・ Z2、Z3、Z4及びZ5は、独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;又は、置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルボニルを表し;又は、
・ 2つの置換基Zi及びZi+1(ここで、iは、2〜4の整数である)は、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、ハロゲン原子、C1−C8−アルキル若しくはC1−C2−ハロゲノアルキル(ここで、該ハロゲノアルキルは、同一であるか又は異なっていることが可能な5個以下のハロゲン原子を含んでいる)からなるリストの中で選択され得る同一であるか若しくは異なっていることが可能な4以下の基で置換され得る3員、4員、5員、6員若しくは7員の飽和炭素環を形成することが可能であり;
・ Z6は、水素原子;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルケニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC2−C8−ハロゲノアルケニル;置換されているか若しくは置換されていないC3−C8−アルキニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC3−C8−ハロゲノアルキニル;置換されているか若しくは置換されていないC3−C7−シクロアルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC3−C7−ハロゲノ−シクロアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC3−C7−シクロアルキル−C1−C8−アルキル;ホルミル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルボニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルホニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキルスルホニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な7以下の基Qで置換され得るフェニルメチレン;又は、同一であるか若しくは異なっていることが可能な5以下の基Qで置換され得るフェニルスルホニルを表し;
・ Z7及びZ8は、独立して、置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルを表し;
・ Uは、O;S;N−ORa又はN−CNを表し;
・ Raは、水素原子;置換されているか若しくは置換されていないC1−C4−アルキル;又は、同一であるか若しくは異なっていることが7個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C4−ハロゲノアルキルを表し;
・ Qは、独立して、ハロゲン原子;シアノ;ニトロ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;同一であるかもしくは異なっていることが可能な1〜9個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;同一であるかもしくは異なっていることが可能な1〜9個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;同一であるかもしくは異なっていることが可能な1〜9個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルファニル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8)アルキルシリル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8)アルキルシリル−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C1−C8−アルコキシイミノ)−C1−C8−アルキル;又は、置換されているか若しくは置換されていない(ベンジルオキシイミノ)−C1−C8−アルキルを表す〕
で表されるN−[(ヘタ)アリールエチル)]ピラゾールカルボキサミド又はN−[(ヘタ)アリールエチル)]ピラゾールチオカルボキサミド誘導体、並びに、その塩、N−オキシド、金属錯体、半金属錯体及び光学活性異性体を提供する。
・ ハロゲンは、フッ素、臭素、塩素又はヨウ素を意味する。
カルボニルは、−C(=O)−を意味する;
カルバモイルは、−(C=O)NH2を意味する;
N−ヒドロキシカルバモイルは、−C(=O)NHOHを意味する;
SOは、スルホキシド基を表す;
SO2は、スルホン基を表す;
・ アルキル基、アルケニル基及びアルキニル基、並びに、これらの用語を含んでいる部分構造は、直鎖又は分枝鎖であることができる:
・ アリール基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基及びアリールアルキニル基に含まれているアリール部分、並びに、これらの用語を含んでいる部分構造に含まれるアリール部分は、フェニル基(ここで、該フェニル基は、同一であるか又は異なっていることが可能な5以下の基Qで置換され得る)、ナフチル基(ここで、該ナフチル基は、同一であるか又は異なっていることが可能な7以下の基Qで置換され得る)又はピリジル基(ここで、該ピリジル基は、同一であるか又は異なっていることが可能な4以下の基Qで置換され得る)であることができる;
・ ヘテロ原子は、硫黄、窒素又は酸素を意味する;
・ 同一であるか又は異なっていることが可能な2つの置換基で置換されているアミノ基又は別の任意のアミノ含有基のアミノ部分の場合、その2つの置換基は、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリル基、好ましくは、5〜7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、置換されることが可能であり、又は、別のヘテロ原子を含んでいることが可能である)、例えば、モルホリノ基又はピペリジニル基などを形成することができる;
・ 特に別途示されていない限り、本発明に従って置換される基又は置換基は、以下の基又は原子のうちの1つ以上で置換され得る:ハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、スルファニル基、ペンタフルオロ−λ6−スルファニル基、ホルミル基、ホルミルオキシ基、ホルミルアミノ基、カルバモイル基、N−ヒドロキシカルバモイル基、カルバメート基、(ヒドロキシイミノ)−C1−C6−アルキル基、C1−C8−アルキル、トリ(C1−C8−アルキル)シリル−C1−C8−アルキル、C1−C8−シクロアルキル、トリ(C1−C8−アルキル)シリル−C1−C8−シクロアルキル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノシクロアルキル、C2−C8−アルケニル、C2−C8−アルキニル、C2−C8−アルケニルオキシ、C2−C8−アルキニルオキシ、C1−C8−アルキルアミノ、ジ−C1−C8−アルキルアミノ、C1−C8−アルコキシ、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシ、C1−C8−アルキルスルファニル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルファニル、C2−C8−アルケニルオキシ、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルケニルオキシ、C3−C8−アルキニルオキシ、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC3−C8−ハロゲノアルキニルオキシ、C1−C8−アルキルカルボニル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニル、C1−C8−アルキルカルバモイル、ジ−C1−C8−アルキルカルバモイル、N−C1−C8−アルキルオキシカルバモイル、C1−C8−アルコキシカルバモイル、N−C1−C8−アルキル−C1−C8−アルコキシカルバモイル、C1−C8−アルコキシカルボニル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル、C1−C8−アルキルカルボニルオキシ、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニルオキシ、C1−C8−アルキルカルボニルアミノ、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニルアミノ、C1−C8−アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ−C1−C8−アルキルアミノカルボニルオキシ、C1−C8−アルキルオキシカルボニルオキシ、C1−C8−アルキルスルフィニル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルフィニル、C1−C8−アルキルスルホニル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルホニル、C1−C8−アルキルアミノスルファモイル、ジ−C1−C8−アルキルアミノスルファモイル、(C1−C6−アルコキシイミノ)−C1−C6−アルキル、(C1−C6−アルケニルオキシイミノ)−C1−C6−アルキル、(C1−C6−アルキニルオキシイミノ)−C1−C6−アルキル、2−オキソピロリジン−1−イル、(ベンジルオキシイミノ)−C1−C6−アルキル、C1−C8−アルコキシアルキル、1個〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシアルキル、ベンジルオキシ、ベンジルスルファニル、ベンジルアミノ、フェノキシ、フェニルスルファニル又はフェニルアミノ。
本発明による好ましい別の化合物は、式中のZ1が、水素原子;置換されていないC3−C7−シクロアルキル;又は、置換されているC3−C7−シクロアルキル(ここで、該置換されているC3−C7−シクロアルキルは、ハロゲン原子、C1−C8−アルキル、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル、C1−C8−アルコキシ又は同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシからなるリストの中で選択され得る同一であるか若しくは異なっていることが可能な10個以下の原子又は10以下の基で置換されている)を表す、式(I)の化合物であり;さらに好ましくは、Z1は、置換されていないC3−C7−シクロアルキルを表し;さらに一層好ましくは、Z1は、シクロプロピルを表す。
本発明による好ましい別の化合物は、式中のZ6が置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルを表す、式(I)の化合物である。
− X1の好ましい態様と、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− X2の好ましい態様と、X1、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Yの好ましい態様と、X1、X2、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Tの好ましい態様と、X1、X2、Y、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Bの好ましい態様と、X1、X2、Y、T、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z1の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z2の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z3の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z4の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z5の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z6の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z7、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z7の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z8、X及びUの好ましい態様;
− Z8の好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、X及びUの好ましい態様;
− Xの好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8及びUの好ましい態様;
− Uの好ましい態様と、X1、X2、Y、T、B、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8及びXの好ましい態様。
で表されるで表されるカルボン酸誘導体と、触媒の存在下で、及び、L1がヒドロキシル基を表す場合には縮合剤の存在下で、及び、L1がハロゲン原子を表す場合には酸結合剤の存在下で、反応させることを含む。
調製方法P3
によって例証されている、式(I)〔式中、TはOを表す〕で表される化合物から出発して、場合により触媒量又は化学量論的(stoechiometric)量又はそれ以上の量の塩基(例えば、無機塩基及び有機塩基)の存在下で式(I)〔式中、TはSを表す〕で表される化合物を調製するための調製方法P3が提供される。好ましくは、以下のものを使用する:アルカリ金属炭酸塩、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム;ヘテロ環式芳香族塩基、例えば、ピリジン、ピコリン、ルチジン、コリジン;及び、さらに、第3級アミン、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルアミノピリジン又はN−メチル−ピペリジン。
(1) エルゴステロール生合成の阻害薬、例えば、(1.1)アルジモルフ(1704−28−5)、(1.2)アザコナゾール(60207−31−0)、(1.3)ビテルタノール(55179−31−2)、(1.4)ブロムコナゾール(116255−48−2)、(1.5)シプロコナゾール(113096−99−4)、(1.6)ジクロブトラゾール(75736−33−3)、(1.7)ジフェノコナゾール(119446−68−3)、(1.8)ジニコナゾール(83657−24−3)、(1.9)ジニコナゾール−M(83657−18−5)、(1.10)ドデモルフ(1593−77−7)、(1.11)酢酸ドデモルフ(31717−87−0)、(1.12)エポキシコナゾール(106325−08−0)、(1.13)エタコナゾール(60207−93−4)、(1.14)フェナリモール(60168−88−9)、(1.15)フェンブコナゾール(114369−43−6)、(1.16)フェンヘキサミド(126833−17−8)、(1.17)フェンプロピジン(67306−00−7)、(1.18)フェンプロピモルフ(67306−03−0)、(1.19)フルキンコナゾール(136426−54−5)、(1.20)フルルプリミドール(56425−91−3)、(1.21)フルシラゾール(85509−19−9)、(1.22)フルトリアホール(76674−21−0)、(1.23)フルコナゾール(112839−33−5)、(1.24)フルコナゾール−シス(112839−32−4)、(1.25)ヘキサコナゾール(79983−71−4)、(1.26)イマザリル(60534−80−7)、(1.27)硫酸イマザリル(58594−72−2)、(1.28)イミベンコナゾール(86598−92−7)、(1.29)イプコナゾール(125225−28−7)、(1.30)メトコナゾール(125116−23−6)、(1.31)ミクロブタニル(88671−89−0)、(1.32)ナフチフィン(65472−88−0)、(1.33)ヌアリモール(63284−71−9)、(1.34)オキシポコナゾール(174212−12−5)、(1.35)パクロブトラゾール(76738−62−0)、(1.36)ペフラゾエート(101903−30−4)、(1.37)ペンコナゾール(66246−88−6)、(1.38)ピペラリン(3478−94−2)、(1.39)プロクロラズ(67747−09−5)、(1.40)プロピコナゾール(60207−90−1)、(1.41)プロチオコナゾール(178928−70−6)、(1.42)ピリブチカルブ(88678−67−5)、(1.43)ピリフェノックス(88283−41−4)、(1.44)キンコナゾール(103970−75−8)、(1.45)シメコナゾール(149508−90−7)、(1.46)スピロキサミン(118134−30−8)、(1.47)テブコナゾール(107534−96−3)、(1.48)テルビナフィン(91161−71−6)、(1.49)テトラコナゾール(112281−77−3)、(1.50)トリアジメホン(43121−43−3)、(1.51)トリアジメノール(89482−17−7)、(1.52)トリデモルフ(81412−43−3)、(1.53)トリフルミゾール(68694−11−1)、(1.54)トリホリン(26644−46−2)、(1.55)トリチコナゾール(131983−72−7)、(1.56)ウニコナゾール(83657−22−1)、(1.57)ウニコナゾール−p(83657−17−4)、(1.58)ビニコナゾール(77174−66−4)、(1.59)ボリコナゾール(137234−62−9)、(1.60)1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘプタノール(129586−32−9)、(1.61)1−(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル(110323−95−0)、(1.62)N’−{5−(ジフルオロメチル)−2−メチル−4−[3−(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.63)N−エチル−N−メチル−N’−{2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−4−[3−(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}イミドホルムアミド、及び、(1.64)O−[1−(4−メトキシフェノキシ)−3,3−ジメチルブタン−2−イル] 1H−イミダゾール−1−カルボチオエート(111226−71−2);
(2) 複合体I又はIIにおける呼吸鎖の阻害薬、例えば、(2.1)ビキサフェン(581809−46−3)、(2.2)ボスカリド(188425−85−6)、(2.3)カルボキシン(5234−68−4)、(2.4)ジフルメトリム(130339−07−0)、(2.5)フェンフラム(24691−80−3)、(2.6)フルオピラム(658066−35−4)、(2.7)フルトラニル(66332−96−5)、(2.8)フルキサピロキサド(907204−31−3)、(2.9)フラメトピル(123572−88−3)、(2.10)フルメシクロックス(60568−05−0)、(2.11)イソピラザム(シン−エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ−エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)(881685−58−1)、(2.12)イソピラザム(アンチ−エピマー性ラセミ化合物 1RS、4SR、9SR)、(2.13)イソピラザム(アンチ−エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.14)イソピラザム(アンチ−エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、(2.15)イソピラザム(シン−エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、(2.16)イソピラザム(シン−エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、(2.17)イソピラザム(シン−エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、(2.18)メプロニル(55814−41−0)、(2.19)オキシカルボキシン(5259−88−1)、(2.20)ペンフルフェン(494793−67−8)、(2.21)ペンチオピラド(183675−82−3)、(2.22)セダキサン(874967−67−6)、(2.23)チフルザミド(130000−40−7)、(2.24)1−メチル−N−[2−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.25)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[2−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.26)3−(ジフルオロメチル)−N−[4−フルオロ−2−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)フェニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.27)N−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(1092400−95−7)(WO 2008148570)、(2.28)5,8−ジフルオロ−N−[2−(2−フルオロ−4−{[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}フェニル)エチル]キナゾリン−4−アミン(1210070−84−0)(WO 2010025451)、及び、(2.29)N−[9−(ジクロロメチレン)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタレン−5−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
(3) 複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害薬、例えば、(3.1)アメトクトラジン(865318−97−4)、(3.2)アミスルブロム(348635−87−0)、(3.3)アゾキシストロビン(131860−33−8)、(3.4)シアゾファミド(120116−88−3)、(3.5)クメトキシストロビン(coumethoxystrobin)(850881−30−0)、(3.6)クモキシストロビン(coumoxystrobin)(850881−70−8)、(3.7)ジモキシストロビン(141600−52−4)、(3.8)エネストロブリン(238410−11−2)(WO 2004/058723)、(3.9)ファモキサドン(131807−57−3)(WO 2004/058723)、(3.10)フェンアミドン(161326−34−7)(WO 2004/058723)、(3.11)フェノキシストロビン(fenoxystrobin)(918162−02−4)、(3.12)フルオキサストロビン(361377−29−9)(WO 2004/058723)、(3.13)クレソキシム−メチル(143390−89−0)(WO 2004/058723)、(3.14)メトミノストロビン(133408−50−1)(WO 2004/058723)、(3.15)オリサストロビン(189892−69−1)(WO 2004/058723)、(3.16)ピコキシストロビン(117428−22−5)(WO 2004/058723)、(3.17)ピラクロストロビン(175013−18−0)(WO 2004/058723)、(3.18)ピラメトストロビン(pyrametostrobin)(915410−70−7)(WO 2004/058723)、(3.19)ピラオキシストロビン(pyraoxystrobin)(862588−11−2)(WO 2004/058723)、(3.20)ピリベンカルブ(799247−52−2)(WO 2004/058723)、(3.21)トリクロピリカルブ(triclopyricarb)(902760−40−1)、(3.22)トリフロキシストロビン(141517−21−7)(WO 2004/058723)、(3.23)(2E)−2−(2−{[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン−4−イル]オキシ}フェニル)−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド(WO 2004/058723)、(3.24)(2E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−(2−{[({(1E)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)エタンアミド(WO 2004/058723)、(3.25)(2E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−{2−[(E)−({1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エトキシ}イミノ)メチル]フェニル}エタンアミド(158169−73−4)、(3.26)(2E)−2−{2−[({[(1E)−1−(3−{[(E)−1−フルオロ−2−フェニルエテニル]オキシ}フェニル)エチルデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド(326896−28−0)、(3.27)(2E)−2−{2−[({[(2E,3E)−4−(2,6−ジクロロフェニル)ブタ−3−エン−2−イリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド、(3.28)2−クロロ−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(119899−14−8)、(3.29)5−メトキシ−2−メチル−4−(2−{[({(1E)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン、(3.30)(2E)−2−{2−[({シクロプロピル[(4−メトキシフェニル)イミノ]メチル}スルファニル)メチル]フェニル}−3−メトキシプロパ−2−エン酸メチル(149601−03−6)、(3.31)N−(3−エチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル)−3−(ホルミルアミノ)−2−ヒドロキシベンズアミド(226551−21−9)、(3.32)2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド(173662−97−0)、及び、(3.33)(2R)−2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド(394657−24−0);
(4) 有糸分裂及び細胞分裂の阻害薬、例えば、(4.1)ベノミル(17804−35−2)、(4.2)カルベンダジム(10605−21−7)、(4.3)クロルフェナゾール(3574−96−7)、(4.4)ジエトフェンカルブ(87130−20−9)、(4.5)エタボキサム(162650−77−3)、(4.6)フルオピコリド(239110−15−7)、(4.7)フベリダゾール(3878−19−1)、(4.8)ペンシクロン(66063−05−6)、(4.9)チアベンダゾール(148−79−8)、(4.10)チオファネート−メチル(23564−05−8)、(4.11)チオファネート(23564−06−9)、(4.12)ゾキサミド(156052−68−5)、(4.13)5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(214706−53−3)、及び、(4.14)3−クロロ−5−(6−クロロピリジン−3−イル)−6−メチル−4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピリダジン(1002756−87−7);
(5) 多部位に作用し得る化合物、例えば、(5.1)ボルドー液(8011−63−0)、(5.2)カプタホール(2425−06−1)、(5.3)キャプタン(133−06−2)(WO 02/12172)、(5.4)クロロタロニル(1897−45−6)、(5.5)水酸化銅(20427−59−2)、(5.6)ナフテン酸銅(1338−02−9)、(5.7)酸化銅(1317−39−1)、(5.8)塩基性塩化銅(1332−40−7)、(5.9)硫酸銅(2+)(7758−98−7)、(5.10)ジクロフルアニド(1085−98−9)、(5.11)ジチアノン(3347−22−6)、(5.12)ドジン(2439−10−3)、(5.13)ドジン遊離塩基、(5.14)ファーバム(14484−64−1)、(5.15)フルオロホルペット(719−96−0)、(5.16)ホルペット(133−07−3)、(5.17)グアザチン(108173−90−6)、(5.18)酢酸グアザチン、(5.19)イミノクタジン(13516−27−3)、(5.20)イミノクタジンアルベシル酸塩(169202−06−6)、(5.21)イミノクタジン三酢酸塩(57520−17−9)、(5.22)マンカッパー(53988−93−5)、(5.23)マンゼブ(8018−01−7)、(5.24)マンネブ(12427−38−2)、(5.25)メチラム(9006−42−2)、(5.26)メチラム亜鉛(metiram zinc)(9006−42−2)、(5.27)オキシン銅(10380−28−6)、(5.28)プロパミジン(propamidine)(104−32−5)、(5.29)プロピネブ(12071−83−9)、(5.30)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム(7704−34−9)、(5.31)チウラム(137−26−8)、(5.32)トリルフルアニド(731−27−1)、(5.33)ジネブ(12122−67−7)、及び、(5.34)ジラム(137−30−4);
(6) 宿主の防御を誘発し得る化合物、例えば、(6.1)アシベンゾラル−S−メチル(135158−54−2)、(6.2)イソチアニル(224049−04−1)、(6.3)プロベナゾール(27605−76−1)、及び、(6.4)チアジニル(223580−51−6);
(7) アミノ酸及び/又はタンパク質の生合成の阻害薬、例えば、(7.1)アンドプリム(andoprim)(23951−85−1)、(7.2)ブラストサイジン−S(2079−00−7)、(7.3)シプロジニル(121552−61−2)、(7.4)カスガマイシン(6980−18−3)、(7.5)カスガマイシン塩酸塩水和物(19408−46−9)、(7.6)メパニピリム(110235−47−7)、(7.7)ピリメタニル(53112−28−0)、及び、(7.8)3−(5−フルオロ−3,3,4,4−テトラメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン(861647−32−7)(WO 2005070917);
(8) ATP産生の阻害薬、例えば、(8.1)酢酸トリフェニルスズ(900−95−8)、(8.2)塩化トリフェニルスズ(639−58−7)、(8.3)水酸化トリフェニルスズ(76−87−9)、及び、(8.4)シルチオファム(175217−20−6);
(9) 細胞壁合成の阻害薬、例えば、(9.1)ベンチアバリカルブ(177406−68−7)、(9.2)ジメトモルフ(110488−70−5)、(9.3)フルモルフ(211867−47−9)、(9.4)イプロバリカルブ(140923−17−7)、(9.5)マンジプロパミド(374726−62−2)、(9.6)ポリオキシン(11113−80−7)、(9.7)ポリオキソリム(22976−86−9)、(9.8)バリダマイシンA(37248−47−8)、及び(9.9)バリフェナレート(283159−94−4;283159−90−0);
(10) 脂質及び膜の合成の阻害薬、例えば、(10.1)ビフェニル(92−52−4)、(10.2)クロロネブ(2675−77−6)、(10.3)ジクロラン(99−30−9)、(10.4)エジフェンホス(17109−49−8)、(10.5)エトリジアゾール(2593−15−9)、(10.6)ヨードカルブ(iodocarb)(55406−53−6)、(10.7)イプロベンホス(26087−47−8)、(10.8)イソプロチオラン(50512−35−1)、(10.9)プロパモカルブ(25606−41−1)、(10.10)プロパモカルブ塩酸塩(25606−41−1)、(10.11)プロチオカルブ(19622−08−3)、(10.12)ピラゾホス(13457−18−6)、(10.13)キントゼン(82−68−8)、(10.14)テクナゼン(117−18−0)、及び、(10.15)トルクロホス−メチル(57018−04−9);
(11) メラニン生合成の阻害薬、例えば、(11.1)カルプロパミド(104030−54−8)、(11.2)ジクロシメット(139920−32−4)、(11.3)フェノキサニル(115852−48−7)、(11.4)フタリド(27355−22−2)、(11.5)ピロキロン(57369−32−1)、(11.6)トリシクラゾール(41814−78−2)、及び、(11.7){3−メチル−1−[(4−メチルベンゾイル)アミノ]ブタン−2−イル}カルバミン酸2,2,2−トリフルオロエチル(851524−22−6)(WO 2005042474);
(12) 核酸合成の阻害薬、例えば、(12.1)ベナラキシル(71626−11−4)、(12.2)ベナラキシル−M(キララキシル(kiralaxyl))(98243−83−5)、(12.3)ブピリメート(41483−43−6)、(12.4)クロジラコン(67932−85−8)、(12.5)ジメチリモール(5221−53−4)、(12.6)エチリモール(23947−60−6)、(12.7)フララキシル(57646−30−7)、(12.8)ヒメキサゾール(10004−44−1)、(12.9)メタラキシル(57837−19−1)、(12.10)メタラキシル−M(メフェノキサム)(70630−17−0)、(12.11)オフラセ(58810−48−3)、(12.12)オキサジキシル(77732−09−3)、及び、(12.13)オキソリン酸(14698−29−4);
(13) シグナル伝達の阻害薬、例えば、(13.1)クロゾリネート(84332−86−5)、(13.2)フェンピクロニル(74738−17−3)、(13.3)フルジオキソニル(131341−86−1)、(13.4)イプロジオン(36734−19−7)、(13.5)プロシミドン(32809−16−8)、(13.6)キノキシフェン(124495−18−7)、及び、(13.7)ビンクロゾリン(50471−44−8);
(14) 脱共役剤として作用し得る化合物、例えば、(14.1)ビナパクリル(485−31−4)、(14.2)ジノカップ(131−72−6)、(14.3)フェリムゾン(89269−64−7)、(14.4)フルアジナム(79622−59−6)、及び、(14.5)メプチルジノカップ(131−72−6);
(15) さらなる化合物、例えば、(15.1)ベンチアゾール(21564−17−0)、(15.2)ベトキサジン(163269−30−5)、(15.3)カプシマイシン(capsimycin)(70694−08−5)、(15.4)カルボン(99−49−0)、(15.5)キノメチオネート(2439−01−2)、(15.6)ピリオフェノン(クラザフェノン(chlazafenone))(688046−61−9)、(15.7)クフラネブ(11096−18−7)、(15.8)シフルフェナミド(180409−60−3)、(15.9)シモキサニル(57966−95−7)、(15.10)シプロスルファミド(221667−31−8)、(15.11)ダゾメット(533−74−4)、(15.12)デバカルブ(62732−91−6)、(15.13)ジクロロフェン(97−23−4)、(15.14)ジクロメジン(62865−36−5)、(15.15)ジフェンゾコート(49866−87−7)、(15.16)ジフェンゾコートメチル硫酸塩(43222−48−6)、(15.17)ジフェニルアミン(122−39−4)、(15.18)エコメイト、(15.19)フェンピラザミン(473798−59−3)、(15.20)フルメトベル(154025−04−4)、(15.21)フルオルイミド(41205−21−4)、(15.22)フルスルファミド(106917−52−6)、(15.23)フルチアニル(304900−25−2)、(15.24)ホセチル−アルミニウム(39148−24−8)、(15.25)ホセチル−カルシウム、(15.26)ホセチル−ナトリウム(39148−16−8)、(15.27)ヘキサクロロベンゼン(118−74−1)、(15.28)イルママイシン(81604−73−1)、(15.29)メタスルホカルブ(66952−49−6)、(15.30)イソチオシアン酸メチル(556−61−6)、(15.31)メトラフェノン(220899−03−6)、(15.32)ミルディオマイシン(67527−71−3)、(15.33)ナタマイシン(7681−93−8)、(15.34)ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル(15521−65−0)、(15.35)ニトロタル−イソプロピル(10552−74−6)、(15.36)オクチリノン(26530−20−1)、(15.37)オキサモカルブ(oxamocarb)(917242−12−7)、(15.38)オキシフェンチイン(oxyfenthiin)(34407−87−9)、(15.39)ペンタクロロフェノール及び塩(87−86−5)、(15.40)フェノトリン、(15.41)亜リン酸及びその塩(13598−36−2)、(15.42)プロパモカルブ−ホセチレート(propamocarb−fosetylate)、(15.43)プロパノシン−ナトリウム(propanosine−sodium)(88498−02−6)、(15.44)プロキナジド(189278−12−4)、(15.45)ピリモルフ(868390−90−3)、(15.46)ピロールニトリン(1018−71−9)(EP−A 1559320)、(15.47)テブフロキン(376645−78−2)、(15.48)テクロフタラム(76280−91−6)、(15.49)トルニファニド(304911−98−6)、(15.50)トリアゾキシド(72459−58−6)、(15.51)トリクラミド(70193−21−4)、(15.52)ザリラミド(84527−51−5)、(15.53)(3S,6S,7R,8R)−8−ベンジル−3−[({3−[(イソブチリルオキシ)メトキシ]−4−メトキシピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6−メチル−4,9−ジオキソ−1,5−ジオキソナン−7−イル 2−メチルプロパノエート(517875−34−2)(WO 2003035617)、(15.54)1−(4−{4−[(5R)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン(1003319−79−6)(WO 2008013622)、(15.55)1−(4−{4−[(5S)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン(1003319−80−9)(WO 2008013622)、(15.56)1−(4−{4−[5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン(1003318−67−9)(WO 2008013622)、(15.57)1−(4−メトキシフェノキシ)−3,3−ジメチルブタン−2−イル 1H−イミダゾール−1−カルボキシレート(111227−17−9)、(15.58)2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン(13108−52−6)、(15.59)2,3−ジブチル−6−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(221451−58−7)、(15.60)2,6−ジメチル−1H,5H−[1,4]ジチイノ[2,3−c:5,6−c’]ジピロール−1,3,5,7(2H,6H)−テトロン、(15.61)2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−(4−{4−[(5R)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)エタノン(1003316−53−7)(WO 2008013622)、(15.62)2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−(4−{4−[(5S)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)エタノン(1003316−54−8)(WO 2008013622)、(15.63)2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−{4−[4−(5−フェニル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピペリジン−1−イル}エタノン(1003316−51−5)(WO 2008013622)、(15.64)2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピル−4H−クロメン−4−オン、(15.65)2−クロロ−5−[2−クロロ−1−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル]ピリジン、(15.66)2−フェニルフェノール及び塩(90−43−7)、(15.67)3−(4,4,5−トリフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン(861647−85−0)(WO 2005070917)、(15.68)3,4,5−トリクロロピリジン−2,6−ジカルボニトリル(17824−85−0)、(15.69)3−[5−(4−クロロフェニル)−2,3−ジメチル−1,2−オキサゾリジン−3−イル]ピリジン、(15.70)3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−6−メチルピリダジン、(15.71)4−(4−クロロフェニル)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−3,6−ジメチルピリダジン、(15.72)5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−チオール、(15.73)5−クロロ−N’−フェニル−N’−(プロパ−2−イン−1−イル)チオフェン−2−スルホノヒドラジド(134−31−6)、(15.74)5−フルオロ−2−[(4−フルオロベンジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(1174376−11−4)(WO 2009094442)、(15.75)5−フルオロ−2−[(4−メチルベンジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(1174376−25−0)(WO 2009094442)、(15.76)5−メチル−6−オクチル[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン、(15.77)(2Z)−3−アミノ−2−シアノ−3−フェニルプロパ−2−エン酸エチル、(15.78)N’−(4−{[3−(4−クロロベンジル)−1,2,4−チアジアゾール−5−イル]オキシ}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(15.79)N−(4−クロロベンジル)−3−[3−メトキシ−4−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]プロパンアミド、(15.80)N−[(4−クロロフェニル)(シアノ)メチル]−3−[3−メトキシ−4−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]プロパンアミド、(15.81)N−[(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)メチル]−2,4−ジクロロピリジン−3−カルボキサミド、(15.82)N−[1−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)エチル]−2,4−ジクロロピリジン−3−カルボキサミド、(15.83)N−[1−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)エチル]−2−フルオロ−4−ヨードピリジン−3−カルボキサミド、(15.84)N−{(E)−[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6−(ジフルオロメトキシ)−2,3−ジフルオロフェニル]メチル}−2−フェニルアセトアミド(221201−92−9)、(15.85)N−{(Z)−[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6−(ジフルオロメトキシ)−2,3−ジフルオロフェニル]メチル}−2−フェニルアセトアミド(221201−92−9)、(15.86)N’−{4−[(3−tert−ブチル−4−シアノ−1,2−チアゾール−5−イル)オキシ]−2−クロロ−5−メチルフェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(15.87)N−メチル−2−(1−{[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(922514−49−6)(WO 2007014290)、(15.88)N−メチル−2−(1−{[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−N−[(1R)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(922514−07−6)(WO 2007014290)、(15.89)N−メチル−2−(1−{[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−N−[(1S)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(922514−48−5)(WO 2007014290)、(15.90){6−[({[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチルデン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバミン酸ペンチル、(15.91)フェナジン−1−カルボン酸、(15.92)キノリン−8−オール(134−31−6)、(15.93)キノリン−8−オールスルフェート(2:1)(134−31−6)、及び、(15.94){6−[({[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバミン酸tert−ブチル;
(16) さらなる化合物、例えば、(16.1)1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−N−[2’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(16.2)N−(4’−クロロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(16.3)N−(2’,4’−ジクロロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(16.4)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(16.5)N−(2’,5’−ジフルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(16.6)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[4’−(プロパ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.7)5−フルオロ−1,3−ジメチル−N−[4’−(プロパ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.8)2−クロロ−N−[4’−(プロパ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.9)3−(ジフルオロメチル)−N−[4’−(3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.10)N−[4’−(3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.11)3−(ジフルオロメチル)−N−(4’−エチニルビフェニル−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.12)N−(4’−エチニルビフェニル−2−イル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.13)2−クロロ−N−(4’−エチニルビフェニル−2−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.14)2−クロロ−N−[4’−(3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.15)4−(ジフルオロメチル)−2−メチル−N−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1,3−チアゾール−5−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.16)5−フルオロ−N−[4’−(3−ヒドロキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.17)2−クロロ−N−[4’−(3−ヒドロキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.18)3−(ジフルオロメチル)−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.19)5−フルオロ−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.20)2−クロロ−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(WO 2004/058723から既知)、(16.21)(5−ブロモ−2−メトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)(2,3,4−トリメトキシ−6−メチルフェニル)メタノン(EP−A 1559320から既知)、及び、(16.22)N−[2−(4−{[3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−イン−1−イル]オキシ}−3−メトキシフェニル)エチル]−N2−(メチルスルホニル)バリンアミド(220706−93−4)。
(1) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫性結晶タンパク質又はその殺虫活性を示す一部分、例えば、クリックモアら「Crickmore et al. (1998, Microbiology and Molecular Biology Reviews, 62:807−813」によって記載され、クリックモアら「Crickmore et al. (2005)」によって、オンライン「http://www.lifesci.sussex.ac.uk/Home/Neil_Crickmore/Bt/」上で「バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)毒素命名法」において更新された殺虫性結晶タンパク質又はその殺虫活性を示す一部分、例えば、Cryタンパク質類(Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1B、Cry1C、Cry1D、Cry1F、Cry2Ab、Cry3Aa、又は、Cry3Bb)のタンパク質若しくはその殺虫活性を示す一部分(例えば、EP 1999141、及び、WO 2007/107302)、又は、例えば米国特許出願第12/249,016に記載されている合成遺伝子によってコードされているタンパク質;又は、
(2) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する第2の別の結晶タンパク質又はその一部分の存在下において殺虫活性を示す、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する結晶タンパク質又はその一部分、例えば、Cry34結晶タンパク質とCry35結晶タンパク質で構成されているバイナリートキシン(Moellenbeck et al. 2001, Nat. Biotechnol. 19:668−72; Schnepf et al. 2006, Applied Environm. Microbiol. 71, 1765−1774)、又は、Cry1A若しくはCry1Fタンパク質とCry2Aa若しくはCry2Ab若しくはCry2Aeタンパク質で構成されているバイナリートキシン(米国特許出願第12/214,022号、及び、EP 08010791.5);又は、
(3) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する種々の殺虫性結晶タンパク質の一部分を含んでいる殺虫性ハイブリッドタンパク質、例えば、上記(1)のタンパク質のハイブリッド、又は、上記(2)のタンパク質のハイブリッド、例えば、トウモロコシイベントMON89034で産生されるCry1A.105タンパク質(WO 2007/027777);又は、
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1つのタンパク質において、標的昆虫種に対するさらに強い殺虫活性を得るために、及び/又は、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、及び/又は、クローニング若しくは形質転換に際してコード化DNA中に導入された変化に起因して、幾つかのアミノ酸(特に、1〜10のアミノ酸)が別のアミノ酸で置き換えられていているもの、例えば、トウモロコシイベントMON863若しくはMON88017におけるCry3Bb1タンパク質又はトウモロコシイベントMIR604におけるCry3Aタンパク質;又は、
(5) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する殺虫性分泌タンパク質又はその殺虫活性を示す一部分、例えば、「http://www.lifesci.sussex.ac.uk/home/Neil_Crickmore/Bt/vip.html」において挙げられている栄養生長期殺虫性タンパク質(vegetative insecticidal protein)(VIP)、例えば、VIP3Aaタンパク質類のタンパク質;又は、
(6) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する第2の分泌タンパク質の存在下において殺虫活性を示す、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する分泌タンパク質、例えば、VIP1Aタンパク質とVIP2Aタンパク質で構成されているバイナリートキシン(WO 94/21795);又は、
(7) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する種々の分泌タンパク質の一部分を含んでいる殺虫性ハイブリッドタンパク質、例えば、上記(1)のタンパク質のハイブリッド、又は、上記(2)のタンパク質のハイブリッド;又は、
(8) 上記(5)〜(7)のいずれか1つのタンパク質において、標的昆虫種に対するさらに強い殺虫活性を得るために、及び/又は、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、及び/又は、クローニング若しくは形質転換に際してコード化DNA中に導入された変化(それでも、まだ、殺虫性タンパク質をコードしている)に起因して、幾つかのアミノ酸(特に、1〜10のアミノ酸)が別のアミノ酸で置き換えられていているもの、例えば、ワタイベントCOT102におけるVIP3Aaタンパク質;又は、
(9) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する結晶タンパク質の存在下において殺虫活性を示す、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する分泌タンパク質、例えば、VIP3とCry1A若しくはCry1Fで構成されているバイナリートキシン(米国特許出願第61/126083号、及び、米国特許出願第61/195019号)、又は、VIP3タンパク質とCry2Aaタンパク質若しくはCry2Abタンパク質若しくはCry2Aeタンパク質で構成されているバイナリートキシン(米国特許出願第12/214,022号、及び、EP 08010791.5);又は、
(10) 上記(9)のタンパク質において、標的昆虫種に対するさらに強い殺虫活性を得るために、及び/又は、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、及び/又は、クローニング若しくは形質転換に際してコード化DNA中に導入された変化(それでも、まだ、殺虫性タンパク質をコードしている)に起因して、幾つかのアミノ酸(特に、1〜10のアミノ酸)が別のアミノ酸で置き換えられていているもの。
(1) 植物細胞内又は植物内におけるポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼ(PARP)遺伝子の発現及び/又は活性を低減させることが可能な導入遺伝子を含んでいる植物(WO 00/04173、WO /2006/045633、EP 04077984.5又はEP 06009836.5に記述されている);
(2) 植物又は植物細胞のPARGコード化遺伝子の発現及び/又は活性を低減させることが可能なストレス耐性を強化する導入遺伝子を含んでいる植物(例えば、WO 2004/090140などに記述されている);
(3) ニコチンアミダーゼ、ニコチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ、ニコチン酸モノヌクレオチドアデニルトランスフェラーゼ、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドシンテターゼ又はニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼを包含するニコチンアミドアデニンジヌクレオチドサルベージ合成経路の植物機能性酵素(plant−functional enzyme)をコードするストレス耐性を強化する導入遺伝子を含んでいる植物(例えば、EP 04077624.7、WO 2006/133827、PCT/EP07/002433、EP 1999263又はWO 2007/107326などに記述されている)。
(1) 野生型の植物細胞又は植物において合成された澱粉と比較して、その物理化学的特性〔特に、アミロース含有量若しくはアミロース/アミロペクチン比、枝分かれ度、平均鎖長、側鎖分布、粘性挙動、ゲル化強度(gelling strength)、澱粉粒径及び/又は澱粉粒子形態〕が変えられていて、特定の用途により適した変性澱粉を合成するトランスジェニック植物。変性澱粉を合成する該トランスジェニック植物は、例えば、EP 0571427、WO 95/04826、EP 0719338、WO 96/15248、WO 96/19581、WO 96/27674、WO 97/11188、WO 97/26362、WO 97/32985、WO 97/42328、WO 97/44472、WO 97/45545、WO 98/27212、WO 98/40503、WO 99/58688、WO 99/58690、WO 99/58654、WO 00/08184、WO 00/08185、WO 00/08175、WO 00/28052、WO 00/77229、WO 01/12782、WO 01/12826、WO 02/101059、WO 03/071860、WO 2004/056999、WO 2005/030942、WO 2005/030941、WO 2005/095632、WO 2005/095617、WO 2005/095619、WO 2005/095618、WO 2005/123927、WO 2006/018319、WO 2006/103107、WO 2006/108702、WO 2007/009823、WO 00/22140、WO 2006/063862、WO 2006/072603、WO 02/034923、EP 06090134.5、EP 06090228.5、EP 06090227.7、EP 07090007.1、EP 07090009.7、WO 01/14569、WO 02/79410、WO 03/33540、WO 2004/078983、WO 01/19975、WO 95/26407、WO 96/34968、WO 98/20145、WO 99/12950、WO 99/66050、WO 99/53072、US 6,734,341、WO 00/11192、WO 98/22604、WO 98/32326、WO 01/98509、WO 01/98509、WO 2005/002359、US 5,824,790、US 6,013,861、WO 94/04693、WO 94/09144、WO 94/11520、WO 95/35026、WO 97/20936に開示されている;
(2) 非澱粉炭水化物ポリマーを合成するか又は遺伝子組換えがなされていない野生型植物と比較して改変された特性を有する非澱粉炭水化物ポリマーを合成するトランスジェニック植物。その例は、ポリフルクトース(特に、イヌリン型及びレバン型のポリフルクトース)を産生する植物(EP 0663956、WO 96/01904、WO 96/21023、WO 98/39460及びWO 99/24593に開示されている)、α−1,4−グルカン類を産生する植物(WO 95/31553、US 2002031826、US 6,284,479、US 5,712,107、WO 97/47806、WO 97/47807、WO 97/47808及びWO 00/14249に開示されている)、α−1,6−分枝 α−1,4−グルカン類を産生する植物(WO 00/73422に開示されている)、及び、アルテルナンを産生する植物(WO 00/47727、WO 00/73422、EP 06077301.7、US 5,908,975及びEP 0728213などに開示されている)である;
(3) ヒアルロナンを産生するトランスジェニック植物(例えば、WO 2006/032538、WO 2007/039314、WO 2007/039315、WO 2007/039316、JP 2006304779及びWO 2005/012529などに開示されている)。
(a) 改変された形態のセルロースシンターゼ遺伝子を含んでいる植物(例えば、ワタ植物)(WO 98/00549に記述されている);
(b) 改変された形態のrsw2相同核酸又はrsw3相同核酸を含んでいる植物(例えば、ワタ植物)(WO 2004/053219に記述されている);
(c) スクロースリン酸シンターゼの発現が増大している植物(例えば、ワタ植物)(WO 01/17333に記述されている);
(d) スクロースシンターゼの発現が増大している植物(例えば、ワタ植物)(WO 02/45485に記述されている);
(e) 繊維細胞に基づいた原形質連絡のゲーティングのタイミングが(例えば、繊維選択的β−1,3−グルカナーゼのダウンレギュレーションを介して)改変されている植物(例えば、ワタ植物)(WO 2005/017157に記述されているか、又は、EP 08075514.3若しくは米国特許出願第61/128,938号に記述されている);
(f) 反応性が(例えば、nodCを包含するN−アセチルグルコサミントランスフェラーゼ遺伝子の発現及びキチンシンターゼ遺伝子の発現を介して)改変されている繊維を有する植物(例えば、ワタ植物)(WO 2006/136351に記述されている)。
(a) オレイン酸含有量が高いオイルを産生する植物(例えば、ナタネ植物)(例えば、US 5,969,169、US 5,840,946、US 6,323,392又はUS 6,063,947などに記載されている);
(b) リノレン酸含有量が低いオイルを産生する植物(例えば、ナタネ植物)(US 6,270,828、US 6,169,190又はUS 5,965,755に記載されている);
(c) 飽和脂肪酸のレベルが低いオイルを産生する植物(例えば、ナタネ植物)(例えば、米国特許第5,434,283号又は米国特許出願第12/668303号などに記載されている)。
− 申請: 当該申請の識別番号。形質転換イベントについての技術的な記述は、APHISから(例えば、APHISのウェブサイトにおいて、該申請番号を参照することによって)入手可能な個々の申請書類の中に見いだすことができる。それらの記述は、参照によって本明細書中に組み入れる。
− 申請の拡張: 拡張が請求されている、先の申請についての言及。
− 会社: 当該申請を提出している事業体の名称。
− 規制物: 関連する植物種。
− トランスジェニック表現型: 形質転換イベントによって植物に付与された形質。
− 形質転換イベント又はライン: 規制除外が請求されている1つ又は複数のイベント(場合により、ラインとも称される)の名称。
− APHIS文書: APHISに請求することが可能な、申請に関してAPHISによって刊行されている種々の文書。
2010年3月31日現在において、APHISによって許可されたているか又は審理中である規制除外の申請
注記: 「Crops No Longer Regulated」の最新のリストを得るためには、「Current Status of Petitions」を参照されたい。このリストは、自動的に更新され、そして、今日までにAPHISによって受理された全ての申請(これは、審理中の申請、取り下げられた申請、又は、認可された申請を含んでいる)を反映している。
略号:
CMV−キュウリモザイクウイルス;
CPB−コロラドハムシ;
PLRV−ジャガイモ葉巻ウイルス;
PRSV−パパイア輪点ウイルス;
PVY−ジャガイモウイルスY;
WMV2−カボチャモザイクウイルス2
ZYMV−ズッキーニ黄斑モザイクウイルス
・ うどんこ病(powdery mildew disease)、例えば、
ブルメリア(Blumeria)病、例えば、ブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)に起因するもの;
ポドスファエラ(Podosphaera)病、例えば、ポドスファエラ・レウコトリカ(Podosphaera leucotricha)に起因するもの;
スファエロテカ(Sphaerotheca)病、例えば、スファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)に起因するもの;
ウンシヌラ(Uncinula)病、例えば、ウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)に起因するもの;
・ さび病(rust disease)、例えば、
ギムノスポランギウム(Gymnosporangium)病、例えば、ギムノスポランギウム・サビナエ(Gymnosporangium sabinae)に起因するもの;
ヘミレイア(Hemileia)病、例えば、ヘミレイア・バスタトリクス(Hemileia vastatrix)に起因するもの;
ファコプソラ(Phakopsora)病、例えば、ファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)又はファコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)に起因するもの;
プッシニア(Puccinia)病、例えば、プッシニア・レコンジテ(Puccinia recondite)、プッシニア・グラミニス(Puccinia graminis)又はプッシニア・ストリイホルミス(Puccinia striiformis)に起因するもの;
ウロミセス(Uromyces)病、例えば、ウロミセス・アペンジクラツス(Uromyces appendiculatus)に起因するもの;
・ 卵菌類による病害(Oomycete disease)、例えば、
アルブゴ(Albugo)病、例えば、アルブゴ・カンジダ(Albugo candida)に起因するもの;
ブレミア(Bremia)病、例えば、ブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae)に起因するもの;
ペロノスポラ(Peronospora)病、例えば、ペロノスポラ・ピシ(Peronospora pisi)又はペロノスポラ・ブラシカエ(P. brassicae)に起因するもの;
フィトフトラ(Phytophthora)病、例えば、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)に起因するもの;
プラスモパラ(Plasmopara)病、例えば、プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)に起因するもの;
プセウドペロノスポラ(Pseudoperonospora)病、例えば、プセウドペロノスポラ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)又はプセウドペロノスポラ・クベンシス(Pseudoperonospora cubensis)に起因するもの;
ピシウム(Pythium)病、例えば、ピシウム・ウルチムム(Pythium ultimum)に起因するもの;
・ 葉斑点性、葉汚斑性及び葉枯れ性の病害(leafspot, leaf blotch and leaf blight disease)、例えば、
アルテルナリア(Alternaria)病、例えば、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)に起因するもの;
セルコスポラ(Cercospora)病、例えば、セルコスポラ・ベチコラ(Cercospora beticola)に起因するもの;
クラジオスポルム(Cladiosporum)病、例えば、クラジオスポリウム・ククメリヌム(Cladiosporium cucumerinum)に起因するもの;
コクリオボルス(Cochliobolus)病、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)(分生子形態:Drechslera、異名:Helminthosporium)又はコクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus)に起因するもの;
コレトトリクム(Colletotrichum)病、例えば、コレトトリクム・リンデムタニウム(Colletotrichum lindemuthanium)に起因するもの;
シクロコニウム(Cycloconium)病、例えば、シクロコニウム・オレアギヌム(Cycloconium oleaginum)に起因するもの;
ジアポルテ(Diaporthe)病、例えば、ジアポルテ・シトリ(Diaporthe citri)に起因するもの;
エルシノエ(Elsinoe)病、例えば、エルシノエ・ファウセッチイ(Elsinoe fawcettii)に起因するもの;
グロエオスポリウム(Gloeosporium)病、例えば、グロエオスポリウム・ラエチコロル(Gloeosporium laeticolor)に起因するもの;
グロメレラ(Glomerella)病、例えば、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)に起因するもの;
グイグナルジア(Guignardia)病、例えば、グイグナルジア・ビドウェリ(Guignardia bidwelli)に起因するもの;
レプトスファエリア(Leptosphaeria)病、例えば、レプトスファエリア・マクランス(Leptosphaeria maculans)、レプトスファエリア・ノドルム(Leptosphaeia nodorum)に起因するもの;
マグナポルテ(Magnaporthe)病、例えば、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea)に起因するもの;
ミコスファエレラ(Mycosphaerella)病、例えば、ミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、ミコスファエレラ・アラキジコラ(Mycosphaerella arachidicola)、ミコスファエレラ・フィジエンシス(Mycosphaerella fijiensis)に起因するもの;
ファエオスファエリア(Phaeosphaeria)病、例えば、ファエオスファエリア・ノドルム(Phaeosphaeria nodorum)に起因するもの;
ピレノホラ(Pyrenophora)病、例えば、ピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)又はピレノホラ・トリチシ・レペンチス(Pyrenophora tritici repentis)に起因するもの;
ラムラリア(Ramularia)病、例えば、ラムラリア・コロ−シグニ(Ramularia collo−cygni)又はラムラリア・アレオラ(Ramularia areola)に起因するもの;
リンコスポリウム(Rhynchosporium)病、例えば、リンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis)に起因するもの;
セプトリア(Septoria)病、例えば、セプトリア・アピイ(Septoria apii)又はセプトリア・リコペルシシ(Septoria lycopersici)に起因するもの;
チフラ(Typhula)病、例えば、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)に起因するもの;
ベンツリア(Venturia)病、例えば、ベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)に起因するもの;
・ 根、葉鞘及び茎の病害(root, sheath and stem disease)、例えば、
コルチシウム(Corticium)病、例えば、コルチシウム・グラミネアルム(Corticium graminearum)に起因するもの;
フサリウム(Fusarium)病、例えば、フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)に起因するもの;
ガエウマンノミセス(Gaeumannomyces)病、例えば、ガエウマンノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)に起因するもの;
リゾクトニア(Rhizoctonia)病、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)に起因するもの;
サロクラジウム(Sarocladium)病、例えば、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)に起因するもの;
スクレロチウム(Sclerotium)病、例えば、スクレロチウム・オリザエ(Sclerotium oryzae)に起因するもの;
タペシア(Tapesia)病、例えば、タペシア・アクホルミス(Tapesia acuformis)に起因するもの;
チエラビオプシス(Thielaviopsis)病、例えば、チエラビオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)に起因するもの;
・ 穂の病害(ear and panicle disease)、例えば、
アルテルナリア(Alternaria)病、例えば、アルテルナリア属種(Alternaria spp.)に起因するもの;
アスペルギルス(Aspergillus)病、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)に起因するもの;
クラドスポリウム(Cladosporium)病、例えば、クラドスポリウム属種(Cladosporium spp.)に起因するもの;
クラビセプス(Claviceps)病、例えば、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)に起因するもの;
フサリウム(Fusarium)病、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)に起因するもの;
ジベレラ(Gibberella)病、例えば、ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)に起因するもの;
モノグラフェラ(Monographella)病、例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)に起因するもの;
・ 黒穂病(smut and bunt disease)、例えば、
スファセロテカ(Sphacelotheca)病、例えば、スファセロテカ・レイリアナ(Sphacelotheca reiliana)に起因するもの;
チレチア(Tilletia)病、例えば、チレチア・カリエス(Tilletia caries)に起因するもの;
ウロシスチス(Urocystis)病、例えば、ウロシスチス・オクルタ(Urocystis occulta)に起因するもの;
ウスチラゴ(Ustilago)病、例えば、ウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda)に起因するもの;
・ 果実の腐敗性及び黴性の病害(fruit rot and mould disease)、例えば、
アスペルギルス(Aspergillus)病、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)に起因するもの;
ボトリチス(Botrytis)病、例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)に起因するもの;
ペニシリウム(Penicillium)病、例えば、ペニシリウム・エキスパンスム(Penicillium expansum)に起因するもの;
リゾプス(Rhizopus)病、例えば、リゾプス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)に起因するもの;
スクレロチニア(Sclerotinia)病、例えば、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)に起因するもの;
ベルチシリウム(Verticilium)病、例えば、ベルチシリウム・アルボアトルム(Verticilium alboatrum)に起因するもの;
・ 種子及び土壌が媒介する腐朽性、黴性、萎凋性、腐敗性及び苗立ち枯れ性の病害(seed and soilborne decay, mould, wilt, rot and damping−off disease)、
アルテルナリア(Alternaria)病、例えば、アルテルナリア・ブラシシコラ(Alternaria brassicicola)に起因するもの;
アファノミセス(Aphanomyces)病、例えば、アファノミセス・エウテイケス(Aphanomyces euteiches)に起因するもの;
アスコキタ(Ascochyta)病、例えば、アスコキタ・レンチス(Ascochyta lentis)に起因するもの;
アスペルギルス(Aspergillus)病、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)に起因するもの;
クラドスポリウム(Cladosporium)病、例えば、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)に起因するもの;
コクリオボルス(Cochliobolus)病、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)(分生子形態:Drechslera、Bipolaris 異名:Helminthosporium)に起因するもの;
コレトトリクム(Colletotrichum)病、例えば、コレトトリクム・ココデス(Colletotrichum coccodes)に起因するもの;
フサリウム(Fusarium)病、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)に起因するもの;
ジベレラ(Gibberella)病、例えば、ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)に起因するもの;
マクロホミナ(Macrophomina)病、例えば、マクロホミナ・ファセオリナ(Macrophomina phaseolina)に起因するもの;
モノグラフェラ(Monographella)病、例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)に起因するもの;
ペニシリウム(Penicillium)病、例えば、ペニシリウム・エキスパンスム(Penicillium expansum)に起因するもの;
ホマ(Phoma)病、例えば、ホマ・リンガム(Phoma lingam)に起因するもの;
ホモプシス(Phomopsis)病、例えば、ホモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)に起因するもの;
フィトフトラ(Phytophthora)病、例えば、フィトフトラ・カクトルム(Phytophthora cactorum)に起因するもの;
ピレノホラ(Pyrenophora)病、例えば、ピレノホラ・グラミネア(Pyrenophora graminea)に起因するもの;
ピリクラリア(Pyricularia)病、例えば、ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)に起因するもの;
ピシウム(Pythium)病、例えば、ピシウム・ウルチムム(Pythium ultimum)に起因するもの;
リゾクトニア(Rhizoctonia)病、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)に起因するもの;
リゾプス(Rhizopus)病、例えば、リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)に起因するもの;
スクレロチウム(Sclerotium)病、例えば、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)に起因するもの;
セプトリア(Septoria)病、例えば、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)に起因するもの;
チフラ(Typhula)病、例えば、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)に起因するもの;
ベルチシリウム(Verticillium)病、例えば、ベルチシリウム・ダーリアエ(Verticillium dahliae)に起因するもの;
・ 腐乱性病害、開花病及び枯れ込み性病害(canker, broom and dieback disease)、例えば、
ネクトリア(Nectria)病、例えば、ネクトリア・ガリゲナ(Nectria galligena)に起因するもの;
・ 枯損性病害(blight disease)、例えば、
モニリニア(Monilinia)病、例えば、モニリニア・ラキサ(Monilinia laxa)に起因するもの;
・ 葉水泡性病害又は縮葉病(leaf blister or leaf curl disease)、例えば、
エキソバシジウム(Exobasidium)病、例えば、エキソバシジウム・ベキサンス(Exobasidium vexans)に起因するもの;
タフリナ(Taphrina)病、例えば、タフリナ・デホルマンス(Taphrina deformans)に起因するもの;
・ 木本植物の衰退性病害(decline disease of wooden plant)、例えば、
エスカ(Esca)病、例えば、ファエオモニエラ・クラミドスポラ(Phaeomoniella clamydospora)に起因するもの;
ユーティパダイバック病(Eutypa dyeback)、例えば、ユーティパ・ラタ(Eutypa lata)に起因するもの;
ガノデルマ(Ganoderma)病、例えば、ガノデルマ・ボニネンセ(Ganoderma boninense)に起因するもの;
リギドポルス(Rigidoporus)病、例えば、リギドポルス・リグノスス(Rigidoporus lignosus)に起因するもの;
・ 花及び種子の病害、例えば、
ボトリチス(Botrytis)病、例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)に起因するもの;
・ 塊茎の病害、例えば、
リゾクトニア(Rhizoctonia)病、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)に起因するもの;
ヘルミントスポリウム(Helminthosporium)病、例えば、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solani)に起因するもの;
・ 根瘤病(club root diseases)、例えば、
プラスモジオホラ(Plasmodiophora)病、例えば、プラスモジオホラ・ブラシカエ(Plamodiophora brassicae)に起因するもの;
・ 例えば以下のものなどの細菌性微生物に起因する病害:
キサントモナス属各種(Xanthomonas species)、例えば、キサントモナス・カムペストリス pv.オリザエ(Xanthomonas campestris pv. oryzae);
シュードモナス属各種(Pseudomonas species)、例えば、シュードモナス・シリンガエ pv.ラクリマンス(Pseudomonas syringae pv. lachrymans);
エルウィニア属各種(Erwinia species)、例えば、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)。
表1は、本発明による式(I):
温度: 40℃;
移動相: 0.1%水性ギ酸及びアセトニトリル;10%アセトニトリルから90%アセトニトリルまでの直線勾配。
段階1: 5−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(IIIa)の調製
500mL容フラスコの中で、6.0g(31mmol)の5−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを30mLのトルエンに添加する。その反応混合物に、温度を37℃未満に維持しながら、2.4g(62mmol)の水酸化ナトリウムを6mLの水に溶解させた溶液を添加した後、103mLの30%過酸化水素水溶液を添加する。その添加が完了した後、その反応混合物を50℃で7時間撹拌する。その反応混合物を室温まで戻し、2つの相を分離させ、その有機相を100mLの水で抽出する。その水相を合して水性塩酸で酸性化してpH2とする。生じた白色の沈澱物を濾過し、20mLの水で2回洗浄し、乾燥させて、3.2gの5−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を白色の固体として得る。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:3.78(s,3H);7.12(t,1H,JHF=53.60Hz);13.19(s,1H);IR(KBr):1688cm−1(C=O);2200−3200cm−1 広幅(水素結合)。
3.2gの5−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸及び44.3mLの塩化チオニルを5時間還流する。冷却した後、その反応混合物を減圧下に蒸発させて、3.5gの5−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリドを黄色の油状物として得る。1H NMR(400MHz,CHCl3−d6)δppm:3.97(s,3H);7.00(t,J=52.01Hz,1H);IR(TQ):1759及び1725cm−1(C=O)。
4.0g(70mmol)のフッ化カリウムを21mLのテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドに溶解させて脱水した溶液に、100℃で、5.0g(22mmol)の5−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリドを15mLのトルエンに溶解させた溶液を添加する。得られた反応混合物を190−200℃で22時間撹拌する。減圧下で蒸留して、テトラヒドロ−チオフェン−1,1−ジオキシド中の3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルフルオリドの溶液(25%モル)8gを得る。1H NMR(250MHz,CHCl3−d6)δppm:3.87(s,3H);6.79(t,J=53.75Hz,1H);19F NMR(250MHz,CHCl3−d6)δppm:45.37(s,COF);−117.5(d,J=28.2Hz);−131.6(m)。
400mLの1N 水酸化ナトリウム水溶液に、3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルフルオリドをテトラ−ヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドに溶解させた溶液(10%モル)67.5gを滴下して加える。添加中は、温度を20℃未満に維持する。室温で2時間撹拌した後、その反応混合物を濃水性塩酸を用いて注意深くpH2になるまで酸性化する。生じた白色の沈澱物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、6gの3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を白色の固体として得る。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:3.90(s,3H);7.22(t,1H,JHF=53.55Hz);13.33(s,1H)。
周囲温度で、150mg(0.545mmol)の1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパン−2−アミン、116mg(0.60mmol)の3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、81mg(0.60mmol)の1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及び55mg(0.545mmol)のトリエチルアミンを、1mLのジメチルホルムアミドの中で、溶解するまで一緒に撹拌する。この溶液を、1.48gのSi−DCC樹脂(樹脂1g当たり1.09mmolのDCC)が充填されている2g含有塩基性アルミナChem−ElutTMカートリッジの上に注ぎ、周囲温度で一晩放置する。次いで、そのカートリッジを2mLのアセトニトリルで3回洗浄する。溶媒を除去し、得られた粗製アミドをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配 ヘプタン/酢酸エチル)で精製して、187mg(収率78%)のN−{1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパン−2−イル}−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを黄色の固体として得る(M+H=415)。
段階1: 3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド(IIIe)の調製
9.1gの3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸及び75.5mLの塩化チオニルを1.5時間還流する。冷却した後、その反応混合物を減圧下に蒸発させて、10gの3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリドを黄色の油状物として得る。GC−MS;観察されたM/z:分子イオン:(M+.)=212;フラグメント:(M+.−Cl)=177、及び、(M+.−F)=193。
周囲温度で、100mg(0.317mmol)のN−{1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパン−2−イル}シクロプロパンアミンと0.137mL(0.984mmol)のトリエチルアミンを3mLのテトラヒドロフランに溶解させた溶液に74mg(0.35mmol)の3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリドを2mLのテトラヒドロフランに溶解させた溶液を滴下して加える。その反応混合物を周囲温度で15時間撹拌する。溶媒を減圧下に除去し、次いで、その残渣に50mLの水を添加する。その水層を酢酸エチル(2×25mL)で2回抽出し、有機層を合して、順次、1N HCl溶液、炭酸カリウム飽和溶液及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水して、濃縮した後、131mgの油状物を得る。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配 ヘプタン/酢酸エチル)に付して、72mg(収率47%)のN−{1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパン−2−イル}−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを無色の油状物として得る(M+H=455)。
13mL容ChemspeedTMバイアルの中に、73mg(0.726mmol)のトリエチルアミンを量って入れる。2−アミノ−1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−2−メチルプロパン−1−オン(0.594mmol)をジクロロメタンに溶解させた0.23モル溶液3mLを添加した後、3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド(0.66mmole)をジクロロ−メタンに溶解させた0.26モル溶液3mLを添加し、周囲温度で15時間撹拌する。次いで、1mLの水を添加し、その混合物を塩基性アルミナカートリッジ(2g)の上にデポジットさせ、8mLのジクロロメタンで2回溶離させる。溶媒を除去して、57mg(19%)の純粋なN−{1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル}−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを油状物として得る(M+H=443)。
周囲温度で、233mg(1.1mmol)の3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド及び234mg(1mmol)の1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−アミンを10mLのジクロロメタンに溶解させる。121mg(1.2mmol)のトリエチルアミンを添加し、その反応混合物を周囲温度で4時間撹拌する。その混合物を50mLの酢酸エチルで希釈し、順次、1N HCl溶液(2回)、炭酸カリウム飽和溶液(2回)及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水する。溶媒を除去し、得られた粗製アミドをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配 ヘプタン/酢酸エチル)で精製して、400mg(収率97%)のN−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを淡黄色の固体として得る(M+H=410)。
13mL容ChemspeedTMバイアルの中に、0.27mmoleの五硫化リン(P2S5)を量って入れる。ジオキサン中のアミド(I)の0.18モル溶液3mL(0.54mmole)を添加し、得られた混合物を還流温度で2時間加熱する。次いで、その温度を80℃まで下げ、2.5mLの水を添加する。その混合物を80℃でさらに1時間加熱する。次いで、2mLの水を添加し、その反応混合物を4mLのジクロロメタンで2回抽出する。その有機相を塩基性アルミナカートリッジ(2g)の上にデポジットさせ、8mLのジクロロメタンで2回溶離させる。溶媒を除去し、得られた粗製チオアミド誘導体をLCMSとNMRで分析する。充分には純粋でない化合物は、分取LCMSでさらに精製する
実施例A: スファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)(キュウリ)に対するインビボ予防試験
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表A:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表B:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表C:
溶媒: 24.5重量部のアセトン
24.5重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表D:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物又は活性化合物組合せを上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表E:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物又は活性化合物組合せを上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表F:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物又は活性化合物組合せを上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表G:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物又は活性化合物組合せを上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表H:
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表I:
溶媒: 24.5重量部のアセトン
24.5重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表J:
溶媒: 24.5重量部のアセトン
24.5重量部のジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表K:
同じ条件下、表K4に示されているように、化合物160を活性成分の薬量500ppmで用いて完全な保護が観察されるが、特許出願WO−2006/016708に開示されている実施例2−1の化合物では、不充分な保護(30%未満)が観察される。
溶媒: 49重量部のN,N−ジメチルアセトアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物又は活性化合物組合せを上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表L:
溶媒: 28.5重量部のアセトン
乳化剤: 1.5重量部のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表M:
溶媒: 28.5重量部のアセトン
乳化剤: 1.5重量部のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
活性化合物の適切な調製物を調製するために、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、得られた濃厚物を水で希釈して、所望の濃度とする。
表N:
化合物は、マイクロタイタープレート内で、フサリウム・プロリフェラツム(Fusarium proliferatum)の胞子の濃厚懸濁液を用いて接種して最終濃度2000胞子/mLとした、0.5%のDMSOを含有するフモニシン誘導液体培地(1リットル当たり、0.5g 麦芽エキス、1g 酵母エキス、1g バクトペプトン、20g フルクトース、1g KH2PO4、0.3g MgSO4×7H2O、0.3g KCl、0.05g ZnSO4×7H2O、及び、0.01g CuSO4×5H2O)の中で試験した。
イオン化の型: ESIポジティブ
イオンスプレー電圧: 5500V
スプレーガス温度: 500℃
デクラスタリング電位: 114V
衝突エネルギー: 51eV
衝突ガス: N2
NMRトレース: 722.3>352.3; 滞留時間: 100ms
HPLCカラム: Waters Atlantis T3(三官能性C18ボンディング,完全末端キャップ)
粒径: 3μm
カラム寸法: 50×2mm
温度: 40℃
溶媒A: 水+0.1% HCOOH(v/v)
溶媒B: アセトニトリル+0.1% HCOOH(v/v)
流量: 400μL/分
注入量: 5μL
勾配:
化合物は、マイクロタイタープレート内で、フサリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)の胞子の濃厚懸濁液を用いて接種して最終濃度2000胞子/mLとした、0.5%のDMSOを含有し且つ10%カラスムギエキスが補足されているDON誘導液体培地(1リットル当たり、1g (NH4)2HPO4、0.2g MgSO4×7H2O、3g KH2PO4、10g グリセリン、5g NaCl、及び、40g サッカロース(Sachharose))の中で試験した。
イオン化の型: ESIネガティブ
イオンスプレー電圧: −4500V
スプレーガス温度: 500℃
デクラスタリング電位: −40V
衝突エネルギー: −22eV
衝突ガス: N2
NMRトレース: 355.0>264.9; 滞留時間: 150ms
HPLCカラム: Waters Atlantis T3(三官能性C18ボンディング,完全末端キャップ)
粒径: 3μm
カラム寸法: 50×2mm
温度: 40℃
溶媒A: 水/2.5mM NH4OAc+0.05% CH3COOH(v/v)
溶媒B: メタノール/2.5mM NH4OAc+0.05% CH3COOH(v/v)
流量: 400μL/分
注入量: 11μL
勾配:
化合物は、マイクロタイタープレート(96ウェル 黒色、平坦及び透明な底)内で、1%のDMSOを含有し且つ20mMのCavasol(ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン)が補足されているアフラトキシン誘導液体培地(1リットル当たり、20g スクロース、酵母エキス 4g、KH2PO4 1g、及び、MgSO4 7H2O 0.5g)の中で試験した。該アッセイは、アスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus)の胞子の濃厚懸濁液を用いて最終濃度1000胞子/mLで該培地に接種することによって開始する。
Claims (22)
- 式(I)
・ X1及びX2(ここで、該X1及びX2は、同一であるか又は異なっていることが可能である)は、ハロゲン原子を表し;
・ Yは、C1−C4−アルキルを表し;
・ Tは、O又はSを表し;
・ Wは、CZ4Z5 ;SiZ7Z8;又は、−C(=U)−を表し;
但し、
Bが、同一であるか若しくは異なっていることが可能な5以下の基Xで置換され得るフェニル環、同一であるか若しくは異なっていることが可能な7以下の基Xで置換され得るナフチル環、同一であるか若しくは異なっていることが可能な3以下の基Xで置換され得るチエニル環又は同一であるか若しくは異なっていることが可能な5以下の基Xで置換され得るベンゾチオフェニル環を表すとき、WはSiZ 7 Z 8 でなく;
・ Bは、同一であるか若しくは異なっていることが可能な5以下の基Xで置換され得るフェニル環;同一であるか若しくは異なっていることが可能な7以下の基Xで置換され得るナフチル環;又は、同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Xで置換され得る飽和若しくは部分的飽和若しくは不飽和の単環式若しくは縮合二環式の4員、5員、6員、7員、8員、9員若しくは10員の環(ここで、該環は、N、O、Sからなるリストの中から選択される1個から4個までのヘテロ原子を含んでいる)を表し;
・ Xは、ハロゲン原子;ニトロ;シアノ;イソニトリル;ヒドロキシ;アミノ;スルファニル;ペンタフルオロ−λ6−スルファニル;ホルミル;ホルミルオキシ;ホルミルアミノ;置換されているか若しくは置換されていない(ヒドロキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C1−C8−アルコキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C2−C8−アルケニルオキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C2−C8−アルキニルオキシイミノ)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(ベンジルオキシイミノ)−C1−C8−アルキル;カルボキシ;カルバモイル;N−ヒドロキシカルバモイル;カルバメート;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルケニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルケニル;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルキニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルキニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルファニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルフィニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルフィニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルホニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルホニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルアミノ;置換されているか若しくは置換されていないジ−C1−C8−アルキルアミノ;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルケニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルケニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC3−C8−アルキニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC2−C8−ハロゲノアルキニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC3−C7−シクロアルキル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC3−C7−ハロゲノシクロアルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C3−C7−シクロアルキル)−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C3−C7−シクロアルキル)−C2−C8−アルケニル;置換されているか若しくは置換されていない(C3−C7−シクロアルキル)−C2−C8−アルキニル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8−アルキル)シリル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8−アルキル)シリル−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニルアミノ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル−カルボニルアミノ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルボニル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルオキシカルボニルオキシ;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないジ−C1−C8−アルキルカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルアミノカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないジ−C1−C8−アルキルアミノカルボニルオキシ;置換されているか若しくは置換されていないN−(C1−C8−アルキル)ヒドロキシカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルバモイル;置換されているか若しくは置換されていないN−(C1−C8−アルキル)−C1−C8−アルコキシカルバモイル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリール;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC2−C8−アリールアルケニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC2−C8−アリールアルキニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリールオキシ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリールスルファニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るアリールアミノ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキルオキシ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキルスルファニル;又は、同一であるか若しくは異なっていることが可能な6以下の基Qで置換され得るC1−C8−アリールアルキルアミノを表し;又は、
・ 2つの置換基Xは、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、同一であるか若しくは異なっていることが可能な4以下の基Qで置換され得る5員又は6員の飽和炭素環又は飽和ヘテロ環を形成することが可能であり;
・ Z1は、水素原子;ホルミル基;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;置換されていないC3−C7−シクロアルキル又は置換されているC3−C7−シクロアルキル(ここで、該置換されているC3−C7−シクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、C1−C8−アルキル、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル、C1−C8−アルコキシ、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル、C1−C8−アルキルアミノカルボニル又はジ−C1−C8−アルキルアミノカルボニルからなるリストの中で選択され得る同一であるか若しくは異なっていることが可能な10個以下の原子又は10以下の基で置換されている)を表し;
・ Z2、Z3、Z4及びZ5は、独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;1〜5個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;又は、置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルボニルを表し;又は、
・ 2つの置換基Zi及びZi+1(ここで、iは、2〜4の整数である)は、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、ハロゲン原子、C1−C8−アルキル若しくはC1−C2−ハロゲノアルキル(ここで、該ハロゲノアルキルは、同一であるか又は異なっていることが可能な5個以下のハロゲン原子を含んでいる)からなるリストの中で選択され得る同一であるか若しくは異なっていることが可能な4以下の基で置換され得る3員、4員、5員、6員若しくは7員の飽和炭素環を形成することが可能であり;
・ Z6は、水素原子;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC2−C8−アルケニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC2−C8−ハロゲノアルケニル;置換されているか若しくは置換されていないC3−C8−アルキニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC3−C8−ハロゲノアルキニル;置換されているか若しくは置換されていないC3−C7−シクロアルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC3−C7−ハロゲノ−シクロアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC3−C7−シクロアルキル−C1−C8−アルキル;ホルミル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルカルボニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキルカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシカルボニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシカルボニル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルホニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキルスルホニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な7以下の基Qで置換され得るフェニルメチレン;又は、同一であるか若しくは異なっていることが可能な5以下の基Qで置換され得るフェニルスルホニルを表し;
・ Z7及びZ8は、独立して、置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルを表し;
・ Uは、O;S;N−ORa又はN−CNを表し;
・ Raは、水素原子;置換されているか若しくは置換されていないC1−C4−アルキル;又は、同一であるか若しくは異なっていることが7個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C4−ハロゲノアルキルを表し;
・ Qは、独立して、ハロゲン原子;シアノ;ニトロ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;同一であるかもしくは異なっていることが可能な1〜9個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;同一であるかもしくは異なっていることが可能な1〜9個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;同一であるかもしくは異なっていることが可能な1〜9個のハロゲン原子を有しているC1−C8−ハロゲノアルキルスルファニル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8)アルキルシリル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8)アルキルシリル−C1−C8−アルキル;置換されているか若しくは置換されていない(C1−C8−アルコキシイミノ)−C1−C8−アルキル;又は、置換されているか若しくは置換されていない(ベンジルオキシイミノ)−C1−C8−アルキルを表す〕
で表される化合物、並びに、その塩、N−オキシド、金属錯体及び光学活性異性体。 - X1及びX2が、独立して、塩素原子又はフッ素原子を表す、請求項1に記載の化合物。
- Yがメチルを表す、請求項1〜2のいずれか1項に記載の化合物。
- TがOを表す、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
- Bが、置換されているか若しくは置換されていないフェニル環;置換されているか若しくは置換されていないナフチル環;置換されているか若しくは置換されていないピリジル環;置換されているか若しくは置換されていないチエニル環;又は、置換されているか若しくは置換されていないベンゾチエニル環を表す、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
- Bが、置換されているか若しくは置換されていないフェニル環又は置換されているか若しくは置換されていない2−ピリジル環を表す、請求項5に記載の化合物。
- Xが独立して、ハロゲン原子;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル;置換されているか若しくは置換されていないトリ(C1−C8−アルキル)シリル;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシ;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシ;置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルスルファニル;同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキルスルファニルを表すか;又は、2つの連続する置換基Xが当該フェニル環と一緒に、置換されているか若しくは置換されていないシクロペンチル環若しくはシクロヘキシル環を形成する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
- Xが独立して、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、トリメチルシリル、メトキシ、エトキシ、メチルスルファニル、エチルスルファニル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリフルオロエトキシ、ジフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルファニル及びジフルオロクロロ−メチルスルファニルを表す、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
- Z1が、水素原子;置換されていないC3−C7−シクロアルキル;又は、置換されているC3−C7−シクロアルキル(ここで、該置換されているC3−C7−シクロアルキルは、ハロゲン原子、C1−C8−アルキル、同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルキル、C1−C8−アルコキシ又は同一であるか若しくは異なっていることが可能な9個以下のハロゲン原子を含んでいるC1−C8−ハロゲノアルコキシからなるリストの中で選択され得る同一であるか若しくは異なっていることが可能な10個以下の原子又は10以下の基で置換されている)を表す、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
- Z1が、置換されていないC3−C7−シクロアルキルを表す、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
- Z 1 が、シクロプロピルを表す、請求項10に記載の化合物。
- Z2、Z3、Z4及びZ5が独立して、水素原子、フッ素原子、置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキル又は置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルコキシを表す、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
- 2つの置換基Zi及びZi+1(ここで、iは、2〜4の整数である)が、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、一置換又は多置換されていてもよい3員、4員、5員、6員若しくは7員の飽和炭素環を形成することが可能である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
- 2つの置換基Z i 及びZ i+1 (ここで、iは、2〜4の整数である)が、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、一置換又は多置換されていてもよいシクロプロピル環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環又はシクロヘプチル環を形成することが可能である、請求項13に記載の化合物。
- 2つの置換基Z i 及びZ i+1 (ここで、iは、2〜4の整数である)が、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、シクロプロピル環、シクロペンチル環又はシクロヘキシル環を形成することが可能である、請求項13に記載の化合物。
- Z3及びZ4が、それらが結合している連続した炭素原子と一緒に、フッ素、塩素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、トリフルオロメチル又はジフルオロメチルからなるリストの中で選択され得る同一であるか又は異なっていることが可能な4以下の基で置換され得るシクロペンチル基、シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基を形成することが可能である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
- Z6が、置換されているか若しくは置換されていないC1−C8−アルキルを表す、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
- Z7及びZ8が独立して、置換されていないC1−C3−アルキルを表す、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
- Z 7 及びZ 8 が、メチルを表す、請求項18に記載の化合物。
- Uが、O又はN−O−(C1−C4−アルキル)を表す、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
- 活性成分としての有効量の請求項1〜20に記載の式(I)で表される化合物及び農業上許容される支持体、担体又は増量剤を含んでいる、殺菌剤組成物。
- 作物の植物病原性菌類を防除する方法であって、栽培学的に有効で且つ植物に対して実質的に毒性を示さない量の請求項1〜20に記載の化合物又は請求項21に記載の組成物を、植物がそこで生育しているか若しくは生育することが可能な土壌、植物の葉及び/若しくは果実、又は、植物の種子に施用することを特徴とする、前記方法。
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