JP2002264741A - バンパー構造 - Google Patents

バンパー構造

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JP2002264741A
JP2002264741A JP2001065291A JP2001065291A JP2002264741A JP 2002264741 A JP2002264741 A JP 2002264741A JP 2001065291 A JP2001065291 A JP 2001065291A JP 2001065291 A JP2001065291 A JP 2001065291A JP 2002264741 A JP2002264741 A JP 2002264741A
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Kenichi Sato
顯一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増加させることなく簡単な構成で
バンパーフェース下部をクロスメンバに取付固定するこ
とができ、且つ、バンパーフェース下部に適切な衝撃吸
収機能を持たせることのできるバンパー構造を提供す
る。 【解決手段】 クロスメンバ２０に取付固定されたアン
ダーカバー１７の前部を前方に延設し、この延設部位を
バンパーフェース５下部の取付用のブラケット２５とし
て形成する。ブラケット２５に、バンパーフェース５の
下部突出部７の縦壁面に対向して起立されたリブ３１
と、リブ３１の後部に配設され、リブ３１からの衝撃を
クロスメンバ２０に伝達可能な複数のビード３２とを有
する下部衝撃吸収部材３０を一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンパーの下部に
おいても衝撃吸収可能なバンパー構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、車体のフロントバンパーにおいて
は、歩行者保護等の観点から、バンパーの上部側に加
え、バンパーの下部においても衝撃吸収可能な構造とし
たものが提案されている。
【０００３】この種のバンパー構造において、例えば特
開２０００ー６７３９号公報には、バンパーフェースと
クロスメンバとの間にバンパーフェースの下部を車体の
クロスメンバに取付固定するためのブラケットを介装
し、このブラケットに、クロスメンバの前壁面に重なり
合う複数の取付壁面と、各取付壁面の両側端から前方へ
延びて車幅方向に略直交する一対の垂直壁面とを一体形
成し、各取付壁面にクロスメンバへの取付部位を設定し
た技術が開示されている。この技術によれば、各垂直壁
面が、バンパーフェース下部からの衝撃吸収部材として
機能する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、バンパーフェースとクロスメンバとの間にブラ
ケットを介装することは、部品点数の増加を招き、構造
を複雑化させる。すなわち、バンパー下部に衝撃吸収機
能を有さないバンパー構造においてはバンパーフェース
下部をクロスメンバに直接的に取付固定することが一般
的であり、このようなバンパー構造に比べ、バンパー下
部に衝撃吸収機能を備えた上述のバンパーは部品点数が
増加する。
【０００５】その反面、バンパーフェース下部に衝撃吸
収部材を一体形成し、バンパーフェース下部をブラケッ
トを介さずにクロスメンバに取り付けることも考えられ
るが、バンパーフェース下部に衝撃吸収部材を一体形成
することは困難であり、たとえバンパーフェース下部に
衝撃吸収部材を一体形成することが可能な場合があった
としても、このような構造はバンパー下部の強度のチュ
ーニング等を行うことが困難となる。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、部品点数を増加させることなく簡単な構成でバンパ
ーフェース下部をクロスメンバに取付固定することがで
き、且つ、バンパーフェース下部に適切な衝撃吸収機能
を持たせることのできるバンパー構造を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の発明によるバンパー構造は、バンパ
ーフェース内部の下部に車体のクロスメンバとの間で衝
撃吸収を行う下部衝撃吸収部材を有するバンパー構造に
おいて、車体下部に配設されるアンダーカバーを前方に
延設して上記バンパーフェース下部を上記クロスメンバ
に取付固定するブラケットとして兼用するとともに、上
記下部衝撃吸収部材を上記アンダーカバーに一体的に設
けたことを特徴とする。
【０００８】また、請求項２記載の発明によるバンパー
構造は、請求項１記載の発明において、上記下部衝撃吸
収部材は、上記バンパーフェースの下部縦壁面に対向さ
れたリブと、上記リブと上記クロスメンバとの間に配設
され、上記リブに伝達された衝撃を上記クロスメンバに
伝達可能な複数のビードと、を有し、上記リブ及び上記
ビードを上記アンダーカバーに一体形成したことを特徴
とする。
【０００９】また、請求項３記載の発明によるバンパー
構造は、請求項２記載の発明において、上記リブを、上
記バンパーフェースの下部縦壁面に沿って略平行に配設
したことを特徴とする。
【００１０】また、請求項４記載の発明によるバンパー
構造は、請求項２または請求項３記載の発明において、
上記バンパーフェース内部の上部側に車体のバンパービ
ームとの間で衝撃吸収を行う上部衝撃吸収部材を有し、
上記リブの配設位置を、上記上部衝撃吸収部材による衝
撃吸収終了位置よりも前方に設定したことを特徴とす
る。
【００１１】また、請求項５記載の発明によるバンパー
構造は、請求項２乃至請求項４の何れかに記載の発明に
おいて、上記リブの長さを上記クロスメンバよりも長く
設定するとともに、上記ビードを上記リブに沿って扇状
に配設したことを特徴とする。
【００１２】また、請求項６記載の発明によるバンパー
構造は、請求項１乃至請求項５の何れかに記載のバンパ
ー構造において、上記ビードは、上記クロスメンバの前
方に突出形成された係止部に係止可能な係止爪を有する
ことを特徴とする。
【００１３】また、請求項７記載の発明によるバンパー
構造は、請求項６記載の発明において、上記係止爪は、
上記ビードの後部を切り欠いて形成されたことを特徴と
する。
【００１４】また、請求項８記載の発明によるバンパー
構造は、請求項６または請求項７記載の発明において、
上記係止部は、上記クロスメンバの構成部材同士を一体
に結合するフランジ結合部であることを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図１〜図４は本発明の第１の実施
の形態に係わり、図１はフロントバンパー近傍の車体要
部を示す縦断面図、図２はクロスメンバ及びアンダーカ
バーの要部を示す分解斜視図、図３は図１のＩ−Ｉ断面
に相当するアンダーカバーの要部を示す平面図、図４は
バンパー下部の要部を示す縦断面図である。
【００１６】図１において、符号１は車体を示し、符号
２は車体１の前端に配設されたフロントバンパーを示
す。
【００１７】フロントバンパー２は、樹脂製のバンパー
フェース５を有して構成されている。バンパーフェース
５には、上部突出部６と下部突出部７とが上下に所定間
隔隔てて突出形成され、歩行者等が前面側から衝突され
た際に当該歩行者の脚部が最初に衝突されるようになっ
ている。
【００１８】バンパーフェース５の上端部は、上部突出
部６の直上で車体１の後方に延設され、車体１のバンパ
ービーム１０にクリップ１１を介して取付固定されてい
る。また、バンパービーム１０の前面には発砲樹脂等か
らなる上部衝撃吸収部材１２が固設され、上部衝撃吸収
部材１２は上部突出部６の内部に収容されている。
【００１９】一方、下部突出部７の内面側には複数の突
出片１５が形成され、これらの突出片１５が、車体１の
下部に固設された樹脂製のアンダーカバー１７を介して
車体１に取付固定されている。
【００２０】具体的に説明すると、車体１の下部にはク
ロスメンバ２０とエンジンクロスメンバ２１とが前後に
配設され、アンダーカバー１７の前部がクリップ２２を
介してクロスメンバ２０に取付固定されているととも
に、アンダーカバー１７の後部がボルト２３を介してエ
ンジンクロスメンバ２１に取付固定されている。
【００２１】また、アンダーカバー１７の前部はクロス
メンバ２０の前方に延設され、この延設部位がバンパー
フェース５取付用のブラケット２５として一体的に形成
されている。ブラケット２５はバンパーフェース５の下
部突出部７内部に臨まされ、ブラケット２５の先端側に
設けられた孔部２５ａに下部突出部７の突出片１５がク
リップ２６を介して取付固定されている。換言すれば、
バンパーフェース５の下部は、アンダーカバー１７から
延設されたブラケット２５を介して車体１のクロスメン
バ２０に取付固定されている。
【００２２】また、ブラケット２５には下部衝撃吸収部
材３０が一体形成され、下部突出部７の内部に収容され
ている。下部衝撃吸収部材３０は、下部突出部７の縦壁
面に対向して起立されたリブ３１と、リブ３１の後部に
配設され、リブ３１からの衝撃をクロスメンバ２０に伝
達可能な複数のビード３２とを備えて構成されている。
【００２３】リブ３１は、図２，３に示すように、クロ
スメンバ２０の車幅方向の長さに略対応した長さに設定
され、下部突出部７の縦壁面から所定間隔離間した位置
で、当該縦壁面に沿って略平行に配設されている。ここ
で、図１に示すように、リブ３１は、上部衝撃吸収部材
１２による衝撃吸収終了位置よりも前方に配設されてい
る。
【００２４】ビード３２は、図２，３に示すように、車
体１の前後方向に延びる矩形の中空突起部材で構成さ
れ、前端部がリブ３１と一体形成されているとともに、
後端部がクロスメンバ２０の前面に当接されている。
【００２５】ここで、クロスメンバ２０は、アッパー部
材２０ａとロア部材２０ｂとが前後でフランジ結合され
て要部が構成されるもので、前側に位置するクロスメン
バ２０のフランジ結合部２０ｃには、各ビード３２の上
面が当接されている。
【００２６】そして、図４（ａ）に示すように、下部衝
撃吸収部材３０は、リブ３１とビード３２とを備えた構
成により、下部突出部７の内部に、低衝撃吸収ゾーン３
５と高衝撃吸収ゾーン３６とを形成する。ここで、高衝
撃吸収ゾーン３６は、リブ３１及びビード３２によっ
て、上部衝撃吸収部材１２よりも高い強度に設定されて
いる。
【００２７】次に、上記構成によるフロントバンパー２
の作用について説明する。歩行者等の前面側からの衝突
時には、先ず、フロントバンパー２のバンパーフェース
５に突出形成された上部突出部６及び下部突出部７に脚
部が衝突する。
【００２８】上部突出部６には主として脚部の膝近傍の
部位が衝突され、上部突出部６は膝近傍の部位からの衝
撃を吸収しながら車体１の後方側に変形される。さら
に、上記衝撃は上部衝撃吸収部材１２に伝達され、上部
衝撃吸収部材１２は伝達された衝撃を吸収しながら扁平
に変形される。
【００２９】同時に、下部突出部７には主として脚部の
膝下部位が衝突され、下部突出部７は低衝撃吸収ゾーン
３５で膝下部位からの衝撃を吸収しながら車体１の後方
側に変形される。低衝撃吸収ゾーン３５による衝撃吸収
が終了すると、上記衝撃は高衝撃吸収ゾーン３６で吸収
される（図４（ｂ）参照）。
【００３０】ここで、高衝撃吸収ゾーン３６の衝撃吸収
開始位置（リブ３１の配設位置）は上部衝撃吸収部材１
２による衝撃吸収終了位置よりも前方に設定されてお
り、しかも、高衝撃吸収ゾーン３６はリブ３１及びビー
ド３２によって上部衝撃吸収部材１２よりも高い強度に
設定されているため、下部突出部７は、高衝撃吸収ゾー
ン３６で所定の衝撃吸収を行いながら膝下部位をすくい
上げる。これにより、歩行者等は、脚部が車体１の下方
に巻き込まれることなく、ボンネット側に導かれる。従
って、歩行者等の膝関節の損傷が効果的に低減される。
【００３１】なお、ビード３２の上面はフランジ結合部
２０ｃに当接されており、衝撃吸収時におけるビード３
２の上方への移動が規制されているので、対人衝突以上
の衝撃がフロントバンパー２に加わった際には、アンダ
ーカバー１７は、高衝撃吸収ゾーン３６による衝撃吸収
終了後に、速やかに車体１から脱落されて衝撃が緩和さ
れる。
【００３２】このような実施の形態によれば、アンダー
カバー１７の前部を延設してバンパーフェース５取付用
のブラケット２５を兼用し、このブラケット２５に下部
衝撃吸収部材３０を一体形成することにより、部品点数
を増加させることなく簡単な構成でバンパーフェース５
下部を車体１のクロスメンバ２０に取付固定することが
でき、しかも、バンパーフェース５下部に適切な衝撃吸
収機能を持たせることができる。
【００３３】この場合、下部衝撃吸収部材３０は、下部
突出部７の縦壁面に対向して起立されたリブ３１と、リ
ブ３１の後部に配設された複数のビード３２とを備えて
構成されているので、リブ３１及びビード３２の配設位
置や板圧、ビード３２の数等を変更することにより、バ
ンパーフェース５下部の衝撃吸収機能を容易且つ安定的
に調整することができる。
【００３４】また、バンパーフェース５の下部縦壁面
（下部突出部７の縦壁面）に沿って略平行にリブ３１を
配設することにより、下部突出部７への衝突位置の違い
による衝撃吸収能力のムラを防止することができる。
【００３５】また、リブ３１の配設位置を、上部衝撃吸
収部材１２による衝撃吸収終了位置よりも前方に設定す
ることにより、歩行者等の衝突時に、高衝撃吸収ゾーン
３６で所定の衝撃吸収を行いながら膝下部位をすくい上
げることができ、脚部を車体１の下方に巻き込むことな
く歩行者等をボンネット側に導くことができ、膝関節等
の損傷を効果的に低減することができる。
【００３６】次に、図５は本発明の第２の実施の形態に
係わり、図５はアンダーカバーの要部を示す平面図であ
る。なお、本実施の形態では、ブラケット２５に設けた
下部衝撃吸収部材の構成が上述の第１の実施の形態と異
なる。その他、同様の構成については同符号を付して説
明を省略する。
【００３７】すなわち、図５に示すように、本実施の形
態による下部衝撃吸収部材４０は、下部突出部７の縦壁
面に対向して起立されたリブ４１と、リブ４１の後部に
配設され、リブ４１からの衝撃をクロスメンバ２０に伝
達可能な複数のビード４２とを備えて構成されている。
【００３８】リブ４１は、下部突出部７の縦壁面から所
定間隔離間した位置で、当該縦壁面に沿って略平行に配
設されている。ここで、リブ４１は、クロスメンバ２０
の車幅方向の長さよりも長く設定されている。
【００３９】また、ビード３２は、リブ４１がクロスメ
ンバ２０の車幅方向の長さよりも長く設定されたことに
伴い、前方に拡開された扇状に配設され、後端部がクロ
スメンバ２０の前面に当接されている。
【００４０】このような実施の形態によれば、上述の第
１の実施の形態で得られる効果に加え、フロントバンパ
ー２下部で効果的に衝撃吸収を行うことのできる領域を
拡大することができるという効果を奏する。
【００４１】次に、図６、図７は本発明の第３の実施の
形態に係り、図６はアンダーカバーの要部を示す斜視
図、図７はフロントバンパー近傍の車体要部を示す縦断
面図である。なお、本実施の形態では、ビードの構成が
上述の第１，第２の実施の形態と異なる。その他、同様
の構成については上述の第１の実施の形態と同符号を付
して説明を省略する。
【００４２】すなわち、図６，７に示すように、本実施
の形態によるビード５０は、後部上方に切欠部５１を有
し、この切欠部５１の形成によって、後方に指向する係
止爪５２がビード５０の上面に形成されている。図７に
示すように、係止爪５２は、クロスメンバ２０の前面側
に突出されたフランジ結合部２０ｃに係止され、これに
よりビード５０のクロスメンバ２０に対する取付位置が
規定されている。すなわち、本実施の形態においては、
クロスメンバ２０前面側のフランジ結合部２０ｃは、係
止爪５２を係止可能な係止部として機能する。
【００４３】このような実施の形態によれば、上述の第
１，第２の実施の形態で得られる効果に加え、アンダー
カバー１７の車体１への取付時に、フランジ結合部２０
ｃに係止爪５２を係止することができるので、アンダー
カバー１７の仮止めや、ビード５０のクロスメンバ２０
に対する位置決め等を容易に行うことができるという効
果を奏する。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、部
品点数を増加させることなく簡単な構成でバンパーフェ
ース下部をクロスメンバに取付固定することができ、且
つ、バンパーフェース下部に適切な衝撃吸収機能を持た
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１〜図４は本発明の第１の実施の形態に係わ
り、図１はフロントバンパー近傍の車体要部を示す縦断
面図
【図２】同上、クロスメンバ及びアンダーカバーの要部
を示す分解斜視図
【図３】同上、図１のＩ−Ｉ断面に相当するアンダーカ
バーの要部を示す平面図
【図４】同上、バンパー下部の要部を示す縦断面図
【図５】図５は本発明の第２の実施の形態に係わり、図
５はアンダーカバーの要部を示す平面図
【図６】図６、図７は本発明の第３の実施の形態に係
り、図６はアンダーカバーの要部を示す斜視図
【図７】同上、フロントバンパー近傍の車体要部を示す
縦断面図
【符号の説明】
１ 車体 ２ フロントバンパー（バンパー） ５ バンパーフェース ６ 上部突出部 ７ 下部突出部 １２ 上部衝撃吸収部材 １７ アンダーカバー ２０ クロスメンバ ２０ａ アッパー部材（クロスメンバの構成部材） ２０ｂ ロア部材（クロスメンバの構成部材） ２０ｃ フランジ結合部（係止部） ２５ ブラケット ３０ 下部衝撃吸収部材 ３１ リブ ３２ ビード ４０ 下部衝撃吸収部材 ４１ リブ ４２ ビード ５０ ビード ５１ 切欠部 ５２ 係止爪

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 バンパーフェース内部の下部に車体のク
    ロスメンバとの間で衝撃吸収を行う下部衝撃吸収部材を
    有するバンパー構造において、 車体下部に配設されるアンダーカバーを前方に延設して
    上記バンパーフェース下部を上記クロスメンバに取付固
    定するブラケットとして兼用するとともに、 上記下部衝撃吸収部材を上記アンダーカバーに一体的に
    設けたことを特徴とするバンパー構造。
  2. 【請求項２】 上記下部衝撃吸収部材は、上記バンパー
    フェースの下部縦壁面に対向されたリブと、 上記リブと上記クロスメンバとの間に配設され、上記リ
    ブに伝達された衝撃を上記クロスメンバに伝達可能な複
    数のビードと、を有し、 上記リブ及び上記ビードを上記アンダーカバーに一体形
    成したことを特徴とする請求項１記載のバンパー構造。
  3. 【請求項３】 上記リブを、上記バンパーフェースの下
    部縦壁面に沿って略平行に配設したことを特徴とする請
    求項２に記載のバンパー構造。
  4. 【請求項４】 上記バンパーフェース内部の上部側に車
    体のバンパービームとの間で衝撃吸収を行う上部衝撃吸
    収部材を有し、 上記リブの配設位置を、上記上部衝撃吸収部材による衝
    撃吸収終了位置よりも前方に設定したことを特徴とする
    請求項２または請求項３に記載のバンパー構造。
  5. 【請求項５】 上記リブの長さを上記クロスメンバより
    も長く設定するとともに、 上記ビードを上記リブに沿って扇状に配設したことを特
    徴とする請求項２乃至請求項４の何れかに記載のバンパ
    ー構造。
  6. 【請求項６】 上記ビードは、上記クロスメンバの前方
    に突出形成された係止部に係止可能な係止爪を有するこ
    とを特徴とする請求項２乃至請求項５の何れかに記載の
    バンパー構造。
  7. 【請求項７】 上記係止爪は、上記ビードの後部を切り
    欠いて形成されたことを特徴とする請求項６に記載のバ
    ンパー構造。
  8. 【請求項８】 上記係止部は、上記クロスメンバの構成
    部材同士を一体に結合するフランジ結合部であることを
    特徴とする請求項６または請求項７に記載のバンパー構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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