JP4908239B2 - 車両用歩行者保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用歩行者保護装置に係り、特に、車両の前部の下部部位に設置されて、車両の前面に衝突乃至は接触した歩行者の脚部に接触せしめられることにより、かかる脚部を払って、保護する車両用歩行者保護装置の改良された構造に関するものである。
従来から、自動車等の車両においては、衝突時に生ずる衝撃エネルギーを吸収し、車体や乗員を保護することを主な目的として、車両の前面や後面、或いは側面等に、各種の保護装置が設置されている。また、近年では、車両の前面に歩行者が衝突(接触)した際に、歩行者を保護する装置も、車両前面に設置されるようになってきている。
そして、かかる歩行者保護装置の一種として、車両の前部の下部部位に、車両の前後方向に延びるように配置された状態で固定されるプレート部を有し、このプレート部の前端部において、車両の前面に衝突した歩行者の脚部に接触せしめられることで、歩行者の脚部を払って(すくい上げて)、歩行者を車両側に転倒させ、それにより、歩行者の車両との接触によって生ずる膝の無理な方向への曲げ角度を有利に小さく為して、膝に対する骨折等の傷害の発生を可及的に防止し、以て、歩行者の保護及び安全を図るように構成した、所謂脚払い装置が、知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
かくの如き構造を有する歩行者保護装置(脚払い装置)にあっては、プレート部を含む装置全体が、例えば、合成樹脂材料を用いた金型成形等によって、優れた成形性をもって容易に一体成形され得るといった利点を有している。しかしながら、本発明者等が、そのような特徴を有する歩行者保護装置の更なる改良を行う過程で、その構造について、多面的に検討を加えたところ、かかる従来の歩行者保護装置が、以下の如き欠点を有していることが、明らかとなった。
すなわち、上記せる従来の歩行者保護装置においては、歩行者が車両前面の如何なる部位に接触しても、歩行者に対する保護機能が確実に発揮され得るように、通常、プレート部が、車両の前部の下部部位に対して、その略全面を覆う状態で、車幅方向の全幅に亘って連続して延びるように設置されている。それ故、そのようなプレート部には、それを板厚方向に貫通する排出孔が設けられて、車両(車体)との間に侵入した水や泥、砂利、小石等の侵入物が、かかる排出孔を通じて外部に排出されるようになっている。そして、そのため、車両走行時に、プレート部の上面側を車両前方側から後方側に向かって流れる空気の一部が、排出孔からプレート部の下面側に鉛直下方に向かって勢いよく吹き出されるようになり、それによって、車両の下方を水平に流れる気流が乱されて、車両の空気抵抗が増大するといった問題が惹起されることが判明した。
他方、従来の自動車等の車両には、一般に、エンジンルーム等を下側から覆うアンダーカバーが設置されており、このアンダーカバーには、ラジエータの冷却風としてエンジンルーム内に取り入れた空気を外部に排出するための冷却風排出口が、板厚方向に貫通するように穿設されている。そして、このようなアンダーカバーにあっても、車両への設置状態下での車両の走行時に、冷却風排出口から鉛直下方に吹き出す空気と、車両の下側を車両後方側に向かって流れる空気との互いの干渉による空気抵抗の増大の問題を惹起せしめる。そのため、フロアパネル等とアンダーカバーとの間に、車両後方に向かって開口する大きな隙間を設け、この隙間を通じて、エンジンルーム内の空気を車両後方側に吹き出させるようにすることで、車両の下側の気流を乱さないようにした技術が、提案されている(例えば、下記特許文献2参照)。
そこで、このようなアンダーカバーにおける空気抵抗の低減技術を、上述せる如き問題を内在する従来の車両用歩行者保護装置に適用すること、即ち、排出孔とは別に、プレート部とそれとの対向部材との間に、車両後方に向かって開口する大きな隙間を設けることが、容易に考えられる。ところが、車両用歩行者保護装置は、通常、車両の前部において、ラジエータの配設位置よりも前方側に設置されるため、かかる技術をそのまま適用すると、冷却風が、ラジエータよりも前側に位置する隙間から外部に多量に流出するようになる。その結果、ラジエータに向かって流れる冷却風の通風量が不足して、ラジエータの冷却機能が低下するといった新たな問題を発生させることとなる。
尤も、車両の前部において、プレート部が、ラジエータを跨いで車両前後方向に延びるように設置されて、排出孔が、ラジエータの直下に位置するプレート部分や、ラジエータよりも車両後方側に位置するラジエータ部分に設けられる場合には、ラジエータへの通風量を十分に確保した上で、歩行者保護装置に対する上記提案技術の適用が可能となる。しかしながら、そうすると、今度は、排出孔から下方に吹き出される空気の勢いが増大して、車両下方側の空気抵抗の増大が更に顕著となってしまう恐れがあったのである。
特開2004−203183号公報 特開平8−276867号公報
ここにおいて、本発明は、上述せる如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、車両の前部の下部部位に、車両の前後方向に延びるように設置されたプレート部を有すると共に、かかるプレート部に対して、その上面側に侵入した侵入物を外部に排出するための排出孔を設けてなる車両用歩行者保護装置において、車両の走行時に、車両の下方を水平に流れる気流が、プレート部の排出孔からプレート部の下面側に吹き出される空気によって乱されて、車両の空気抵抗が増大することが可及的に防止乃至は抑制され得るように改良された構造を提供することにある。
そして、本発明にあっては、かかる課題の解決のために、その要旨とするところは、車両の前部の下部部位に、車両の前後方向に延びるように配置された状態で固定されるプレート部を有し、該プレート部の前端部において、車両の前面に衝突した歩行者の脚部に接触せしめられることにより、該脚部を払って、保護するように構成した車両用歩行者保護装置であって、該プレート部の車両への固定状態下で、該プレート部の上面側に侵入した侵入物を外部に排出するための排出孔が、該プレート部に設けられてなるものにおいて、前記プレート部の上面において開口する凹部が、車両後方側に向かって深さが漸増するように傾斜乃至は湾曲して延びる非水平内側底面部と、該非水平内側底面部よりも車両後方側に位置する部分に設けられた、該凹部の内部と外部とを連通する連通孔からなる前記排出孔とを有して、該プレート部に形成されると共に、かかる凹部の該プレート部への形成位置が、該プレート部の車両への固定状態下で、車両の前部に設置されるラジエータよりも車両前方側に位置するように設定されていることを特徴とする車両用歩行者保護装置にある。
なお、このような本発明に従う車両用歩行者保護装置の好ましい態様の一つによれば、前記凹部が、前記非水平内側底面部の車両後方側の端縁から、該非水平内側底面部と一体で、車両後方側に向かって連続して水平に延びる水平内側底面部を更に有すると共に、前記排出孔が、該凹部における該水平内側底面部よりも車両後方側に位置する部分に設けられることとなる。
また、本発明の好ましい別の態様の一つによれば、前記プレート部に、前記凹部の前記水平内側底面部とオーバーラップするオーバーラップ部が形成されて、それら水平内側底面部とオーバーラップ部との間に位置する該凹部の内側空間部分が、車両の前後方向において水平に延びる筒状内周面にて囲繞される。
さらに、本発明の望ましい態様の一つによれば、前記凹部が、前記プレート部の下面に対して、車両の前後方向に直線的に延びる状態で一体的に立設された側壁部を有する。
更にまた、本発明の好適な態様の一つによれば、前記凹部が、上方に向かって開口するコ字状の車幅方向断面形状を有する。
また、本発明の望ましい他の態様の一つによれば、前記プレート部に対して、前記排出孔が複数設けられる。
すなわち、本発明に従う構造を有する車両用歩行者保護装置が前部の下部部位に設置された車両の走行時には、プレート部の上面側を車両前方側から後方側に向かって流れる空気のうち、排出孔からプレート部の下面側に吹き出される空気が、例えば、ラジエータの直下に位置するプレート部分やラジエータよりも車両後方側に位置するラジエータ部分に設けられる排出孔から吹き出される空気に比して、比較的に緩やかな勢いで、非水平内側底面部に案内されつつ、車両後方側に向かって吹き出されるようになる。しかも、ラジエータに向かって流れる冷却風の通風量も十分に確保され得る。
従って、かくの如き本発明に従う車両用歩行者保護装置を用いれば、車両の走行時に、車両の下方を水平に流れる気流が、プレート部の排出孔からプレート部の下面側に吹き出される空気によって乱されて、車両の空気抵抗が増大することが、ラジエータの冷却機能を低下させることなく、可及的に防止乃至は抑制され、以て、車両の空気抵抗の低減化が、極めて有効に図られ得る。そして、その結果として、車両の走行安定性と燃費とが、共に有利に向上され得ることとなるのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の構成について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1乃至図3には、本発明に従う車両用歩行者保護装置の一実施形態としての自動車の前面に設置されたフロントバンパの内側に取り付けられる脚払い装置が、その上面形態と切断方向が互いに異なる二つの縦断面形態とにおいて、それぞれ示されている。それらの図から明らかなように、本実施形態の脚払い装置10は、プレート部としての基板12を有している。
この基板12は、例えば、ポリプロピレンやABS樹脂等の合成樹脂材料からなり、図1における左右方向で、脚払い装置10の自動車への設置状態下において車幅方向、つまり自動車の左右方向に延びる方向(以下からは左右方向と言う)の寸法が、車幅よりも所定寸法だけ短く、且つ図1における上下方向で、自動車の前後方向に延びる方向(以下からは前後方向と言う)の寸法が、左右方向の寸法よりも十分に短くされた、全体として、略横長矩形状を呈する薄肉の平板材にて構成されている。
また、そのような基板12においては、その前側の略半分を占める部分が前側部位14とされている。一方、残りの後側の略半分が後側部位16とされている。そして、かかる基板12の前側部位14の上面には、薄肉平板状を呈する複数(ここでは、14個)の第一補強リブ18が、前側部位14の全長に亘って、その前端から後方に向かって一定の高さで連続して真っ直ぐに延びる状態で、一体的に立設されている。また、それら複数の第一補強リブ18は、左右方向において互いに一定の距離を隔てて対向して、平行に配置されている。
さらに、かかる前側部位14の上面の先端部(前端部)には、第一補強リブ18と同じ厚さ及び高さとそれよりも短い長さの薄肉平板状を呈する複数(ここでは、15個)の第二補強リブ20が、互いに対向配置されている。そして、第一補強リブ18同士の間において、前後方向に連続して真っ直ぐに延びる状態で、一体的に立設されている。また、これら複数の第二補強リブ20は、隣りに位置する第一補強リブ18に対して平行に配置されており、更に、かかる第一補強リブ18を介して互いに隣り合うもの同士も、相互に平行に配置されている。
一方、基板12の後側部位16は、その上面と下面とが、第一及び第二補強リブ18,20等を何等有しない平坦面とされている。そして、この平坦面とされた後側部位16の後側の端部には、基板12(脚払い装置10)を自動車(車体)前部の下部部位、具体的には、かかる下部部位に設けられた、ラジエータを支持するラジエータサポートに固定する(図4参照)ための固定ボルトが挿通可能な挿通孔22が、左右方向に所定間隔をおいて複数(ここでは、5個)穿設されている。
かくして、本実施形態においては、後述する如く、脚払い装置10が、基板12の後側部位16において、自動車の所定個所に、水平に配置された状態で設置され得るようになっている(図4参照)。そして、第一及び第二補強リブ18,20が数多く設けられた基板12の前側部位14が、第一及び第二補強リブ18,20が何等設けられていない後側部位16よりも、曲げ荷重に対する剛性、つまり、自動車への設置状態下で、前後方向に入力される衝撃荷重に対する変形強度において、十分に大きくされている。また、そのような前側部位14のうちでも、第一補強リブ18の前側部分と第二補強リブ20の両方が設けられた先端側部分の剛性が、それ以外の部分よりも更に大きくされている。
そして、このような本実施形態の脚払い装置10にあっては、特に、基板12の前側部位14のうち、互いに隣り合う第一補強リブ18同士の間における第二補強リブ20よりも後側の部分に、排出孔24が、従来装置には見られない特別な構造をもって、設けられている。なお、この排出孔24は、脚払い装置10の自動車前部の下部部位への固定状態下で、基板12の上面側に、基板12とフロントバンパや車体との隙間から侵入した水や泥、砂利、小石等の侵入物を基板12の下面側に排出するための孔である。
すなわち、図1から明らかなように、ここでは、基板12の前側部位14における、複数の第二補強リブ20のうちの一つ置きに位置するものの後側の部分に、凹部26が、基板12の前後方向が長手とされた長手矩形状をもって、基板12の上面において開口する開口部28を有して、それぞれ一つずつ形成されている。換言すれば、複数の凹部26が、基板12の前側部位14の前後方向中間部に、左右方向において互いに間隔を開けて、分散位置するように、設けられている。
また、図1乃至図3に示されるように、基板12の前側部位に設けられた複数の凹部26は、それぞれ、一つの底壁部30と、二つの縦壁部32a,32b及び一つの横壁部34からなる三つの側壁部とを有している。そして、それらのうち、底壁部30は、全体として、基板部12と同一厚さを有する長手の矩形板形態を呈し、凹部26の開口部28における基板12の前後左右にそれぞれ位置する四つの辺縁部のうちの前側の辺縁部から後側に向かって、一体的に延びるように形成されている。
また、この底壁部30においては、長手方向(延出方向)の略中央部よりも前側に位置する部分が、後側に向かって下傾する傾斜部36とされている。そして、その内側面(上面)が、開口部28の前側の辺縁部から一体で、後側に向かって徐々に深さが深くなるように、下傾して延びる傾斜平面からなる、非水平内側底面部としての傾斜内側底面部38とされている。更に、かかる傾斜部36よりも後側に位置する部分は、前後方向に水平に延びる水平部40とされている。そして、その内側面(上面)が、傾斜内側底面部38と一体で、その後端縁から後側に向かって水平に連続して延びる、平坦面からなる水平内側底面部42とされている。
一方、二つの縦壁部32a,32bは、何れも、全体として、底壁部30の傾斜内側底面部38と水平内側底面部42とに沿って延びる脚と底を一つずつ有する、基板12と同一厚さの縦長の台形平板形態を呈している。また、かかる台形板形態を呈する各縦壁部32の上底は、下底よりも長い長さを有し、更に別の一つの脚は、上底や下底に対して垂直に延出している。
そして、このような二つの縦壁部32a,32bが、凹部26の開口部28における四つの辺縁部のうちの左右方向両側に位置する二つの辺縁部から鉛直下方に向かって、それぞれ一体的に延びるように形成されている。換言すれば、二つの縦壁部32a,32bが、左右方向において互いに対向し、且つ底壁部30に沿って前後方向に一直線に延びる状態で、基板12の前側部位14の下面に対して一体的に立設されている。そして、かかる二つの縦壁部32a,32bが、それぞれの下端縁部において、底壁部30の左右の両側端縁部(幅方向両側端縁部)と一体化されている。
かくして、ここでは、複数の凹部26がそれぞれ有する各縦壁部32の、基板12の前側部位14の下面への配設形態が、前記複数の第一補強リブ18や第二補強リブ20の、基板12の前側部位14の上面への配設形態と同様な形態とされている。これによって、各縦壁部32が、基板12の前側部位14の下面に設けられた補強リブとしての機能を発揮し得るようになっている。
しかも、それら各縦壁部32の下端縁部が、底壁部30の幅方向両側端縁部と一体化されている。それによって、基板12の左右方向(脚払い装置10の自動車への設置状態下で車幅方向となる方向)における各凹部26の断面形状が、上方に向かって開口するコ字形状とされている。そうして、各凹部26が、基板12の前後方向に一直線に延びる補強ビードとしての機能を発揮し得るようになっている。そして、それらの結果として、複数の凹部12が設けられた基板12の前側部位14の曲げ荷重に対する剛性がより有利に大きくされて、基板12に対して前後方向に入力される衝撃荷重に対する変形強度の更なる向上が図られているのである。
また、横壁部34は、全体として、基板12と同一厚さを有する横長の矩形板形態を呈している。そして、この横壁部34が、凹部26の開口部28における四つの辺縁部のうちの後側に位置する辺縁部から鉛直下方に向かって一体的に延びるように形成されている。つまり、横壁部34は、二つの縦壁部32a,32bと底壁部30のそれぞれの後端側において、左右方向に延び、且つそれら二つの縦壁部32a,32bと底壁部30とに囲まれて形成される後方側開口部を閉塞する状態で、基板12の前側部位14の下面に対して一体的に立設されている。
そして、そのような横壁部34の中心部に、円形の排出孔24が、形成されている。この排出孔24は、凹部26の内部空間を外部に連通するように、横壁部34を板厚方向に貫通している。そして、横壁部34の内面において、基板12の前方側に向かって開口している一方、横壁部34の外面において、基板12の後方側に向かって開口している。これにより、本実施形態では、排出孔24が、基板12の前側部位14における凹部26の底壁部30の傾斜内側底面部38や水平内側底面部42よりも後方側に、複数の凹部26と同数だけ、左右方向において互いに間隔を開けて分散位置する状態で形成されている。
また、前記せるように、かかる排出孔24を有する複数の凹部26が、基板12のうち、ラジエータサポートに固定される固定ボルトの挿通孔22の基板12への形成部位よりも前側に位置する前側部位14に設けられている。そうして、それら各凹部26、更にはそれに設けられる各排出孔24の基板12への形成位置が、基板12(脚払い装置10)の自動車の前部の下部部位への設置状態下で、ラジエータよりも前方側に位置するように設定されているのである。
而して、かくの如き構造とされた脚払い装置10にあっては、例えば、図4に示されるように、自動車の車体前部の下部部位において、フロントバンパ44の内側から、ラジエータ46が支持されるラジエータサポート48の下側までの間に、基板12が、その前側部位14をフロントバンパ44側として、前後方向に水平に延びるように配置されている。そして、そのような配置状態下で、基板12の後側部位16に設けられる複数の挿通孔22に挿通された固定ボルト50にて、ラジエータサポート48にボルト固定され、以て、車体前部の下部部位に設置されるようになっている。
かくして、本実施形態の脚払い装置10においては、図4に明示されてはいないものの、歩行者が自動車の前面に衝突乃至は接触せしめられた際に、基板12の前端が、フロントバンパ44を介して、歩行者の脚部の下部部位に接触する。それによって、歩行者の脚部が、脚払い装置10にて払われて(すくい上げられて)、歩行者が自動車のボンネット側に転倒せしめられるようになる。以て、歩行者の脚部の下部部位に対するダメージが小さくされて、かかる脚部の下部部位に対する骨折等の傷害の発生が可及的に防止され、その結果として、歩行者の保護及び安全が効果的に図られ得るようになっているのである。
また、かかる脚払い装置10では、基板12の前側部位14に対して、第一補強リブ18や第二補強リブ20、更にはそれらの補強リブと同様な機能を発揮する縦壁部32を有すると共に、全体として補強ビードの機能をも発揮する凹部26が、それぞれ複数設けられて、そのような基板12の前側部位14の変形強度が高められている。そのため、上記の如き自動車の設置状態下で、歩行者の脚部と接触したときに、基板12の前側部位14が容易に屈曲変形するようなことが有利に防止され得る。その結果、荷重特性における衝撃荷重が急激に立ち上げられて、素早く目標値に到達せしめられ、以て、衝撃荷重に対する十分な反力が瞬時に発揮され得るといった極めて優れた衝撃性能が効果的に確保され得ることとなる。
そして、本実施形態の脚払い装置10にあっては、特に、図4に矢印で示されるように、車体の下部部位に設置された自動車の走行時に、基板12の上面側を車体の前方側から後方側に向かって水平に流れる空気の一部が、基板12の前側部位14の下面に設けられた複数の凹部26内に流れ込むようになる。このとき、各凹部26内に流れ込んだ空気は、底壁部32の傾斜内側底面部38とそれに連続する水平内側底面部42とにて案内されて、流れの向きが、各凹部26内に流れ込んだ直後の鉛直下方の向きから、後方側に向かって水平な流れる向きに変更される。そして、そのような流れの向きのままで、横壁部34に設けられた排出孔24を通じて、基板12の下面側に吹き出されるようになる。つまり、ここでは、傾斜内側底面部38と水平内側底面部42とが、基板12の上面側を車体の前方側から後方側に向かって水平に流れる空気の一部を、その流れの向きが、車体(車両)の後方側に向かう流れとなるように変更しつつ、排出孔24に向かって案内する気流案内部として、構成されている。そして、特に、非水平内側底面部としての傾斜内側底面部38が、水平内側底面部42よりも前側に位置する前側気流案内部とされている一方、水平内側底面部42が、傾斜内側底面部38よりも後側に位置する後側気流案内部とされているのである。
しかも、かかる脚払い装置10では、車体の下部部位への設置状態下で、各凹部26に設けられた排出孔24が、ラジエータ46の設置位置よりも前方側に配置される。そのため、例えば、排出孔24が、ラジエータ46の直下に位置する基板12部分や、ラジエータ46よりも後方側に位置する基板12部分に設けられる場合に比して、排出孔24から吹き出される空気の勢いが、有利に小さくされ得る。
また、本実施形態においては、基板12の上面側を流れる空気の吹出口となる複数の排出孔24が、基板12の前側部分14に、左右方向において互いに間隔を開けて分散位置するように設けられている。それ故、例えば、車体の下部部位への設置状態下で、基板12の後側部位16とそれと対向する部位との間に、後方に向かって開口する大きな隙間を設け、この隙間を通じて、基板12の上面側を流れる空気を後方側に吹き出させる場合とは異なって、ラジエータ46よりも前側に位置する複数の排出孔24の一つ一つを、あくまでも小石や砂利等の侵入物を基板12の上面側から外部に排出させ得る程度の比較的に小さな大きさとした上で、それら各排出孔24を通じて、基板12の上面側を流れる空気を後方側に吹き出させることが出来る。そして、それによって、複数の排出孔24が、ラジエータ46よりも前側に位置するように設けられているにも拘わらず、基板12の上面側をラジエータ46に向かって流れる冷却風の通風量が、十分に確保され得る。
従って、かくの如き本実施形態に係る脚払い装置10によれば、車体の前部の下部部位に設置された状態下において、自動車の走行時に、車体の下方を水平に流れる気流が、基板12の排出孔24から基板12の下面側に吹き出される空気によって乱されて、自動車の空気抵抗が増大することが、ラジエータ46の冷却機能を低下させることなく、可及的に防止乃至は抑制され得る。そして、その結果として、車両の走行安定性と燃費の向上が、共に有利に図られ得ることとなるのである。
また、かかる脚払い装置10にあっては、凹部24の底壁部30が、凹部26内に流れ込んだ空気の向きを鉛直下方の向きから後方側に向かう流れに変更する傾斜内側底面部38と、その後端縁から後方に向かって連続して水平に延びる水平内側底面部42とを一体で有している。そのため、例えば、底壁部30が、単に、傾斜内側底面部38のみを有する場合とは異なって、凹部26内に流れ込んだ空気の向きを、後方側に向かう流れで且つ可及的に水平に近い流れに変更することが出来、それによって、各排出孔24から吹き出される空気と車体の下側を後方側に向かって流れる空気との互いの干渉による空気抵抗の増大の問題が、より有利に解消乃至は軽減され得る。
なお、ここで、例えば、底壁部30が、単に、内側面が水平内側底面部42とされた水平部40のみにて構成される場合には、凹部24の開口部28の四つの辺縁部のうちの前側の辺縁部から鉛直下方に延び、且つ後方に向かって露呈する鉛直平面からなる内側面を備えた前側横壁部が形成されるようになる。そうすると、自動車の走行時に、凹部24内に流れ込んだ空気によって渦流(旋回流)が生じ、その結果、凹部24内で大きな空気抵抗が発生すること、或いは基板12の下面側(車体の下方)を流れる空気が鉛直下方に延びる前側横壁部の前面に衝突して、基板12の下面側にも大きな抵抗抵抗が生ずること等が、考えられる。
従って、底壁部30が、傾斜内側底面部38を有する傾斜部36と水平内側底面部42を有する水平部40とからなる本実施形態の脚払い装置10においては、底壁部30が、水平内側底面部42を有する水平部40のみからなる場合に惹起される上記の如き問題の発生が有利に回避され得、それによって、空気抵抗の低減効果が、更に確実に且つ安定的に発揮され得るのである。
以上、本発明の具体的な構成について詳述してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであって、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受けるものではない。
例えば、前記実施形態では、凹部24の底壁部30が、内側面が傾斜内側底面部38とされた傾斜部36と、内側面が水平内側底面部42とされた水平部40にて構成されていたが、図5に示されるように、水平内側底面部42を有する水平部40を省略して、底壁部30の内側底面部の全体を、内側面が傾斜内側底面部38とされた傾斜部36のみにて構成しても良い。これによって、上述せる如き空気抵抗の増大抑制効果を確保しつつ、凹部24の構造、ひいては歩行者保護装置としての脚払い装置10全体の構造の簡略化が、有利に図られ得る。なお、かかる図5に示される実施形態、更に後述する図6に示される実施形態に関しては、図1乃至図4に示された前記実施形態と同様な構造とされた部材及び部位について、図1乃至図4と同一の符号を付すことにより、詳細な説明を省略した。
また、図6に示される如く、基板12の前側部位14における各凹部24の形成部位に対して、凹部24の開口部28の四つの辺縁部のうちの後側の辺縁部から、底壁部30の水平内側底面部42とオーバーラップするように一体的に延び出すオーバーラップ部52を形成する。そうして、凹部24の内側空間のうちのオーバーラップ部52と底壁部30との間に位置する後側部分に、オーバーラップ部52の下面と、底壁部30の水平内側底面部42と、二つの縦壁部32a,32bの互いの対向面(内側面)とからなる、前後方向に水平に延びる角筒状内周面にて囲まれて構成された水平流通路54を形成することも出来る。つまり、凹部24の開口部28における後側の一部分をオーバーラップ部52にて覆蓋することで、排出孔24を通じて後側の外部に連通する水平流通路54を、凹部24内に設けても良いのである。
このような構造を採用すれば、凹部26内に流れ込んだ空気の向きを、後方側に向かう流れで且つ更に一層水平に近い流れに変更することが可能となる。それによって、各排出孔24から吹き出される空気と車体の下側を後方側に向かって流れる空気との互いの干渉による空気抵抗の増大が、より一段と確実に解消乃至は軽減され得る。
さらに、上記せる三つ実施形態では、何れも、車体(車両)の後方側に向かって下傾する傾斜内側底面部38にて、非水平内側底面部が構成されていたが、この非水平内側底面部の一部又は全部を、車体の後方側に向かって、凹部26の深さを漸増させるように湾曲して延びる凸状乃至は凹状の湾曲面にて構成することも出来る。なお、そのような湾曲面や傾斜面にて非水平内側底面部を構成する場合には、それら湾曲面の曲率や傾斜面の傾斜角度は、凹部26の大きさ等によって適宜に決定されるところである。
また、凹部26の左右方向(車幅方向)の断面形状も、例示のコ字形状に、特に限定されるものではなく、例えば、U字形状やV字形状、或いは各種の多角形形状と為すことも、勿論可能である。
さらに、基板26に対する凹部26や排出孔24の形成個数は、それぞれ、一個であっても、複数であっても良い。それらの形成個数は、基板26の大きさや凹部26又は排出孔24の大きさ等によって、適宜に変更されるところである。
さらに、基板26に対する凹部26や排出孔24の形成位置も、基板12の車体への設置状態下で、ラジエータ46よりも前側に位置するように設定されておれば、例示された位置以外の位置、例えば基板12の後側部位16に設定されていても、何等差し支えない。また、凹部26や排出孔24がそれぞれ複数設けられる場合には、それら凹部26と排出孔24とを、基板12の前側部位14と後側部位16の両方に分散して設けることが出来る。
また、一つの凹部26に対して、排出孔24を複数個設けても良い。
さらに、前記実施形態では、排出孔24が、凹部26の開口部28の後側辺縁部から一体で延びる横壁部34に円形形状を有して形成されていたが、排出孔24の形状は、如何なる形状であっても良い。また、横壁部34を省略して、この横壁部34にて覆蓋される凹部26の後方側への開口部の全体を排出孔24とすることも出来る。
更にまた、プレート部としての基板12に設けられる補強リブ18,20の形状や配設位置、配設個数等も、特に限定されるものではない。なお、この補強リブ18,20は、本発明において必須のものではなく、省略することも可能であり、また、かかる補強リブ18,20に代えて、或いはそれに加えて補強ビード等を基板12に設けても良い。
加えて、本発明は、自動車以外の車両の前面に、各種の形態で設置される歩行者保護装置の何れに対しても、有利に適用され得るものであることは、勿論である。
以上、本発明の具体的な構成について詳述してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであって、本発明は、各種の形態において実施され得るものである。従って、当業者の知識に基づいて採用される本発明についての種々なる変更、修正、改良に係る各種の実施の形態が、何れも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、本発明の範疇に属するものであることが、理解されるべきである。
本発明に従う構造を有する歩行者保護装置の一例を示す上面説明図である。 図1におけるII−II断面説明図である。 図2のIII−III断面における部分拡大説明図である。 図1に示される歩行者保護装置を車両に設置した状態を示す説明図である。 本発明に従う構造を有する歩行者保護装置の別の例を示す図2に対応する図である。 本発明に従う構造を有する歩行者保護装置の更に別の例を示す図2に対応する図である。
符号の説明
10 脚払い装置 12 基板
14 前側部位 16 後側部位
18 第一補強リブ 20 第二補強リブ
24 排出孔 26 凹部
30 底壁部 38 傾斜内側底面部
42 水平内側底面部 52 オーバーラップ部
54 水平流通路

Claims (6)

  1. 車両の前部の下部部位に、車両の前後方向に延びるように配置された状態で固定されるプレート部を有し、該プレート部の前端部において、車両の前面に衝突した歩行者の脚部に接触せしめられることにより、該脚部を払って、保護するように構成した車両用歩行者保護装置であって、該プレート部の車両への固定状態下で、該プレート部の上面側に侵入した侵入物を外部に排出するための排出孔が、該プレート部に設けられてなるものにおいて、
    前記プレート部の上面において開口する凹部が、車両後方側に向かって深さが漸増するように傾斜乃至は湾曲して延びる非水平内側底面部と、該非水平内側底面部よりも車両後方側に位置する部分に設けられた、該凹部の内部と外部とを連通する連通孔からなる前記排出孔とを有して、該プレート部に形成されると共に、かかる凹部の該プレート部への形成位置が、該プレート部の車両への固定状態下で、車両の前部に設置されるラジエータよりも車両前方側に位置するように設定されていることを特徴とする車両用歩行者保護装置。
  2. 前記凹部が、前記非水平内側底面部の車両後方側の端縁から、該非水平内側底面部と一体で、車両後方側に向かって連続して水平に延びる水平内側底面部を更に有すると共に、前記排出孔が、該凹部における該水平内側底面部よりも車両後方側に位置する部分に設けられている請求項1に記載の車両用歩行者保護装置。
  3. 前記プレート部に、前記凹部の前記水平内側底面部とオーバーラップするオーバーラップ部が形成されて、それら水平内側底面部とオーバーラップ部との間に位置する該凹部の内側空間部分が、車両の前後方向において水平に延びる筒状内周面にて囲繞されている請求項2に記載の車両用歩行者保護装置。
  4. 前記凹部が、前記プレート部の下面に対して、車両の前後方向に直線的に延びる状態で一体的に立設された側壁部を有している請求項1乃至請求項3のうちの何れか1項に記載の車両用歩行者保護装置。
  5. 前記凹部が、上方に向かって開口するコ字状の車幅方向断面形状を有している請求項4に記載の車両用歩行者保護装置。
  6. 前記プレート部に対して、前記排出孔が複数設けられている請求項1乃至請求項5のうちの何れか1項に記載の車両用歩行者保護装置。
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